詩のような 世界

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2004年03月16日(火) melody


とにかく必死な
稲妻のような歌を聴く
体の中に埋まっているボリュームを
上げたくて
頭をゆらゆらさせた

確かに底に音はあった
呼び覚ますための振動
唸りはずるずると這いながら
眉間にしわを寄せている
本当は昇天したいんだろう?

僕にどんな曲がつくれるのか
誰に贈るものでもない
曲を生み出したいんだ
勝手に羽を生やして飛んでいってしまう
そんなメロディーを

泥が頬についてるよ
と指摘されなくてもとっくに気がついてる
地の匂いにはもう慣れすぎた
僕の音符は不出来なおたまじゃくしだ
しっかり、つかむ

歌え
歌い尽くせ
もっと
もっともっと
声がかすれるまで


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