梅雨らしいしとしと雨の日と、もう夏かと思われる晴天の日とが、天の気紛れのように交互に来ます。 もちろん、晴れた日は気持ちいいのですが、なぜか最近しとしと雨がけっこう好きになってきたような気がしているところ。
雨でも、空が少し明るくて、細かい雨が傘がなくてもいいかなと思う程度に降っていたりすると、これはなかなかの風情です。 昨日も、そんな雨の中の仕事帰り、ふと目に留まったのが道端の緑。
雨粒が葉の上で、まるで宝石みたいなんですね。 ちょうどいい具合に、流されない程度に葉っぱに残っているんです。 これが本当にきれい。思わず立ち止まって・・・ちょっと周りを気にしつつ(笑)、携帯を取り出しました。 あまり写りがよくないのはわかっていたのですが、なんとか撮れないかなと思って。 自然が生み出す造形美に、しばし見とれたひとときでした。
家の近くの小道を歩いていて、ふと目に留まったのがホタルブクロ。 雨の中、ひっそりとうつむいているように咲いています。
ホタルブクロ、学名ではCampanula punctata。Campanulaと言うのは「小さな鐘」と言う意味だそうです。 なるほど、この形は鐘にも見えますよね。 ホタルブクロと言う和名は、昔チョウチンのことを「火垂(ホタル)」と言ったからとも、この花の中に蛍を入れて遊んだからとも。 確かにチョウチンの形にも似ているし、この花に蛍を入れたら、小さな光が透けて見えてきれいでしょうね。
実際には蛍が入っているところは見たことがないのですが、なんとも風情のある名前だなあと感心してしまいます。 白い花がいくつも釣り下がって咲いている様は、緑の中では意外なほど目立ちます。 もし薄闇の中、蛍が飛んできたら、この白い花の中で一休みしたくなっても不思議はないな、なんてね(笑)
2006年06月21日(水) |
映画「ダ・ヴィンチ・コード」 |
ようやく観にいくことができました、「ダ・ヴィンチ・コード」。 いつも行く映画館は、水曜日はレディースデーと言うことで、女性は千円。これってやっぱり嬉しい(笑)
原作は文庫本でも上・中・下の3巻。その中で、次々と展開される事件、逃走、謎解き・・・かなりのボリュームです。 これを果たして映画でどこまで表現できるのか、また実際にルーブル美術館やその他の歴史的建造物を映像で見られると言う興味もありました。 でも上映時間150分はけっこう長い?(^^; 中だるみとかで眠くなっちゃったらどうしようかなあ、とも・・・いえ、寝ませんでしたけど(笑)
全体に展開がとても早い。それは仕方ないかな。 登場人物の人間関係やら過去やらにしても、原作を読んでいなかったら、はたして私には掴みきれたかどうか(^^; 物語全体を通してのキリスト教の大いなる謎についても、映画では会話の中でどんどん語られて行ってしまい、じっくりとかみ締めるひまはないように思えました。
とは言え、場面はスピーディに変わり、主要人物の二人はあっと言う間に次の場所へと移動している。追跡者も迫ってくる。 危険に陥ったかと思うと、あやうく切り抜ける・・・スリルは満点、しかも背景はどこもすばらしい。 目が離せないと言うのも確かでした。 結末がわかってはいても、最後に現れる真実には胸打たれます。
人は誰もが大切な何かを守りながら生きている。 それは時には真実であったり、信仰であったり、研究心であったり、家族であったり・・・ 人それぞれ対象は違っても、大切なものを正しいやり方で守ろうとした時に、見えてくる何かがあるのかもしれない。 そんなことを思ったりもしました。
う〜〜む、またもや何と言うか・・・ ドロー、負けなかったのだと取るべきか、勝てなかったと残念がるか。 やっぱり、残念です(^^;
オーストラリア戦もそうでしたが、どうしても相手チームのコーナーキックが多いですよね。 それだけ攻め込まれているのだから仕方ないのでしょうけれど、相手チームの選手の身長が高いだけに、ホントにひやひやです(^^; 一番心臓に悪かったのは、やはりクロアチアのPK。 あの近さですから、これはもう取られる、と覚悟しちゃったりして。 でも、見事でしたね、川口選手。感動してしまいました。
ディフェンス陣を見れば、相手に点を取られなかったわけですから、十分にがんばったと言えます。 後は得点、難しいですねえ、なかなかヽ(´・`)ノ これで日本が勝ち残るには、ブラジルに2点差以上で勝たなくてはならないとか。 ブラジルはすでに決勝トーナメント進出が決定しているので、日本戦には控えの選手を出すかも、と言う声もあるようですが。 せっかく王者ブラジルと戦えるのです、できればベストメンバーで、と思ってしまう。 だって・・・見たいじゃないですか、ロナウドやロナウジーニョ、カカ、アドリアーノと言った面々と必死に戦うサムライ日本の姿(*^^*) 全力でぶつかってほしいです。 悔いの残らないように・・・と言っても、負けたらどうしても悔いが残っちゃうのかな(^^;
いや、その前に早朝4時と言う時間帯に、はたして私はテレビの前にいることができるのか(゜゜☆\(--メ) 夜更かしは得意でも、早起きはちょっとねえ・・・``r(^^;)ポリポリ いささか不安になってます(笑)
2006年06月13日(火) |
W杯初戦・・・(:_;) |
あ〜〜〜、負けてしまいましたねえ(:_;) 眠いのを我慢して、必死に見ていたのですが。 どうも全体を通して、相手に押され気味と言うか、やたら相手の攻撃が長かった。
それにしても、勝ち越している間の時間の経つのの遅いこと。 リードしているまま、なんとか前半終わってほっとしたのに、後半あと10分がんばれば、と思っている間に、同点、さらにもう一点、おまけに・・・ うむむ、泣けます。・°°・(>_<)・°°・。
途中まで、ディフェンス陣もすごくがんばっていただけに、なし崩しのように得点されてしまったのが残念でした。 気温も高かったようですし、体力の差とかもあるのかなあ。 でもでも、まだあきらめてしまってはだめですよね。 次の試合に期待します。
去年のこと、たまたま立ち寄ったお花の売り場で、あまりにもきれいな色合いに惹かれて買ってしまったのが、カラーの鉢植えでした。 カラーって、どちらかと言うと鉢植えのイメージではなくて・・・(^^; はたして、ちゃんと咲いてくれるのかなあ、と。 もっとも、買った時すでに咲いていたのですけどね(笑) それだけに、その後はあっと言う間に花が終わってしまい、だんだん枯れてくるだけで、「これってもうおしまい(^^;」とがっかりしたものでした。
普通なら、園芸音痴の私のこと、次の花の植え替えのために鉢をひっくり返して洗ってしまうところですが、はたと気づいた。 園芸用の本によると、カラーは球根(これって常識、でしょうか)。 となると、もしかしてこのまま保存しておいたら、来年も?とはかない期待をして、そのままに。
秋から冬・・・葉も茎もなくなり、すっかり土だけになった鉢。 それでも時々思い出したように水だけはやっていたような・・・ 春になっても変化なし。でも、やっぱり捨てがたい。 まあ、いいや、しばらくこのままで様子を見よう(^^;
そして、先月、あれっと気づいたら、なんと芽が出ているw(゜o゜)w え、もしやこれは・・・(*^^*) 芽はどんどん大きくなり、葉となり茎となり、ついにつぼみらしきものも。 わぁ、捨てなくてよかった(笑)
そしてそして、咲きました。 去年のままの赤紫のカラー。よくぞ咲いてくれました、と感謝の気分。 花っていいですねえ。
そう言えば、なぜかお香と言うのは秋から冬に焚きたくなる私(^^; このところ少し遠ざかっていたなあと思い、久々に伽羅とか白檀を焚いてみたのですが・・・ う〜ん、なんとなく今はいにしえ気分と遠いみたい。 もうちょっと違う香りも試してみたいなあ(笑)
そこで、よく利用させて頂いているお香専門のネットショップにアクセス。 今までは、伝統的な香りのお香のコーナーばかり見ていたのですが、今回は現代的な香水系の香り、と言うところも見てみました。
目をとめたのは、「NKシリーズ」、パッケージもしゃれていて、一見香水か何かの箱かと思ってしまう。 名前にもそそられます(笑) エキゾチックな「サハラムーン」「アラビアンドリーム」、楽園ムードの「カリビアンブルー」「シエスタシエスタ」、大地のイメージ「レインフォレスト」「マウンテンブレス」などなど・・・ どれも試してみたくて、迷ってしまいます(^^;
結局今回買ったのは「レインフォレスト」、「グリーンオアシス」、「モーニングロータス」。 それにやっぱりつい古典的なのも、と思い白檀のをひとつ。
「レインフォレスト」は、まさに雨の森のようなしっとりした緑を感じさせる香り。ほのかに苔っぽい香りも混じっているかな。 「グリーンオアシス」はふわっと甘やかな香り。 「モーニングロータス」は・・・ちょっと表現するのが難しい(^^; エキゾチックだけど、それほどきつくはない。 不思議な香りです(^^; 蓮の花って、こんな香りがするのかなあ。
なんとなく、現代的な香水系の香りと言うのはきついのかなと言うイメージがあったのですが、思ったよりやわらかい。 これなら、その日の気分で気軽にあれこれ試してみてもいいな、なんて(笑) いにしえ気分になりたい時は古典系で、もうちょっとライトな気分の時は香水系で。 そうそう、はたと気づいたら「NKシリーズ」は日本香堂さんのお香なんです。 日本香堂って言ったら、かの有名なお線香(青雲)がありますよね(^^; なるほど、幅広い・・・と感心してしまいました(笑)
それにしても・・・お香って、あの細く立ち上る白い煙を見ているのも、またいいものなのですよね(*^^*)
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