2006年04月15日(土) |
シャル ウィ ダンス? |
プロ野球シーズンが始まると、我が家のテレビはほとんど野球中継になってしまうのですが(笑) そんな中、最近ちょっと見続けている番組があります。 「シャル ウィ ダンス?」、芸能人の方がプロとペアを組んで、社交ダンスに挑戦すると言う番組です。
最初は、そのスペシャル版らしきものを偶然見たわけですが。 ベテランの俳優さんや女優さん、ベテラン歌手や落語家、最近流行のタレントや格闘家まで、かなりバラエティに富んだメンバーでした。
いずれもプロのダンサーの方とのペアで9組。 優雅やワルツや艶っぽいルンバなど、なんとも華やかな世界。 本番のダンスそのものはもちろん、練習中の様子もかなりじっくりと見せてくれます。 初めてのダンス、慣れないステップや姿勢、厳しい指導。 足や腰の痛みをこらえて、汗まみれで練習する姿。 いやあ、人間一生懸命な姿と言うのは、理屈ぬきで感動を誘うものだとしみじみ思いました。 練習の様子だけ見ていると、これではたして本番大丈夫なのか、と心配になるものの、さすがにみなさん本番は見事に踊ってみせてくれます。
スペシャルが間をおいて2回あり、その中で9組のうち6組が次の回に進める、3組はそこで敗退と言うわけです。 でもねえ、これ見ていると、ホントみなさん先に進ませてあげたいと思ってしまうんですよ(^^; どのペアも必死で、ペアを組むプロのダンサーの方との信頼関係なども、見ていてほのぼのしてしまう。 残念ながら敗退してしまった3組の方たちにも、心から拍手を送りたくなりました。
そして、今日はさらに6組から5組に・・・1組だけ落ちると言うのは、かなり残酷かも。 しかも、今回は前回とはまったく違うダンスを踊らなくてはならない。 短い日数の中で新しいダンス、それでもどのペアもステキでした。 前回はルンバやタンゴと言った、ドラマチックなものが多かったのですが、今回多かったのはクイックステップ。 文字通り、早いステップでとても楽しげなダンスです。 それにしても・・・社交ダンスって、こんなにたくさん種類があったのかと、あらためて驚きました(^^;
評価は、プロのベテランダンサーの方たちと会場の観衆、それに電話での投票の総合なのですが。 前回いい順位だったとしても、今回はわからないと言うところが怖い。 逆に、今回ものすごく上達したと思えるペアもあったりして・・・ これは、最後の結果が出るまで見ちゃうだろうなあ、とひそかに楽しみになっていたりします(笑)
2006年04月12日(水) |
クリスティもののドラマ |
私は平日がお休みなので、って今日なのですけど(笑)、一番ゆったりした気分になれるのは火曜日の夜だったりします。 で、夕べはのんびりとテレビでも、と思っていたら、なんとタイミングよく、私の大好きなアガサ・クリスティの原作をもとにした2時間ドラマと言うのをやっていました。
原作は「パディントン発4時50分」、ミス・マーブルと言うおばあちゃま探偵が活躍するお話です。 物語は、ミス・マープルのお友達である老婦人が、パディントン発の列車に乗ったことから始まります。 列車の窓から外を眺めていた老婦人は、たまたま隣を並走していた列車の窓越しに、女性の首をしめている男の後姿を見てしまいます。 この後姿だけを見た、と言う点が後にポイントとなるのですけど(^^;
びっくりした彼女は、さっそく列車の係員に告げ、隣を走っていたはずの列車を調べてもらいます。 けれど、結局あやしい人物も死体もみつからない。 錯覚だったのだろうと決め付けられ憤慨した老婦人は、友達であるミス・マープルに相談します。 すぐに興味を示したミス・マープルは、翌日実際にその列車に乗ってみて、ことの真相を推理し始めます。 友達は嘘や錯覚にとらわれるタイプではない。実際に殺人はあった、そして友達は窓越しにそれを目撃したと信じていいだろう。 けれど死体はなかった。列車から消えた? おそらく、途中列車から投げ捨てたのではないか、と。 そして、線路際にある広大な敷地に立つ屋敷に目をつけるのです。
そこで登場するのが、ミス・マープルの知り合いの優秀なる家政婦さん。 彼女は、ミス・マープルの要請に答え、その屋敷に家政婦として乗り込み、敷地内を探索します。 そして、ついに死体発見・・・さて、はたして犯人は? ・・・と、こういったお話なのですが(笑)
クリスティの原作を、日本に置き換えてのドラマ化と言うのは、どんなものだろう、と少々不安はありました。 第一、ミス・マープルは真っ白い髪で小柄な、一見おとなしそうなごく普通のおばあちゃん、と言う設定です。 でも、ドラマでは岸恵子さんが演じるとか。あんなハイカラな(古い!)女優さんがマープルを?(^^; 確かに、とってもモダンな探偵さん、しかも殺人現場を目撃するお友達役も木の実ナナさんと言うあでやかさ。 原作のごく普通の老婦人ふたりが、なんとも華やかなセレブ熟女となっていたところは、まあご愛嬌かな(笑)
でも、探偵役の岸さんのお住まいのアンティークな雰囲気は、原作の昔ながらのイギリスのゆったりしたお部屋のイメージをかもし出していましたし、全体には原作をうまく日本に当てはめていたと思えました。 家政婦さん役の、はしのえみさんもとってもかわいい。 原作では、もっときりっとしたイメージではありますが、でもこんなかわいくて優秀な家政婦さん、いいかもって(笑)
お屋敷のいかめしい主人やら、一癖ありそうな息子たちやら、その周辺の人物やらも、それぞれあやしげで、なかなかよかったです。 しかも、ほぼ原作に忠実に作られていました。実は最後にもうひとつだけ秘密が隠されていて、残念ながらそれは省かれていましたが(^^;
クリスティものは、かなりの数が映画や海外ドラマになっていて、BSなどで時々見ることができました。 以前、この「パディントン発〜」もその海外ドラマで見たのですが、それよりも今回の日本版の方が楽しめたかも。 なかなかやりますねえ(笑)
なんと、思いがけないプレゼントを頂きました。 いつもサイトを行き来させて頂いています凪さんとinaさんが、当サイトのバナーを作って下さったのです。
思えば、このサイトを開いた時、バナーどうしようと悩んだものでした(^^; とてもステキなオリジナルのバナーを持っていらっしゃるサイトさんが多いし、でも私はとても自分でオリジナル作るなんて・・・ とりあえず、と言う感じで素材屋さんからバナープレートを頂いてきて、なんとか文字を載せたもので間に合わせました。
ですから、今回このような形でオリジナルのバナーを持つことができるなんて、とっても感激なのです。 上二つは本館用のバナー、下は本館用ミニバナーと別館「翠蓮茶寮」用のバナーです。 どれも、とってもかわいいでしょ(*^^*) 凪さん、inaさん、本当にありがとうございましたm(__)m
昨日今日と、見事に天気予報が当たりましたね(^^; 昨日はともかく、今日は当たってあまり嬉しくない・・・と桜たちは思っているのではないでしょうか。
「花散らしの雨になるでしょう」と、予報では風情ある言い方をしていましたが、雨だけでなくものすごい風(-"-;) いっきに花がなくなってしまうのでは、とお花見に行けなかった私としては口惜しいばかりです。
自然は時に無情だ、いや、無慈悲だ、とちょっとむっとしていました。 いえ、別に仕事帰りに強風にあおられて、傘のほねが折れたからではありませんけど(笑)
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