今日は関東地方は雨。どうやら今日の雨は関東だけらしいのですが。 それなら、すぐに止むのかなと思っていたら、これが結構降り続いています。しかも寒いし・・・(^^; 今頃の時期に雨と言うとつい「え、もう梅雨に入っちゃうのかな」と少々憂鬱になってしまいます。 沖縄はすでに、なのでしょうけどね。 できるだけ、ゆっくりしてほしいなあ、なんて(^^;
そう言えば、最近鉢植えの紫陽花をよく見かけるようになりました。 紫陽花は地面に植わっているもの、と言う印象がありまして。 確か、かなりしっかり根を張ってくれるらしいと聞いたような。 そのせいか、鉢植えのを見ると「こんな小さな鉢で、大丈夫かな」と心配になってしまうのですが。やっぱりきれいなんですね、これが(*^^*) 紫陽花って意外と種類も多いし、鉢植えでも色とりどりのを置いているお店もあります。 そうなるとつい、欲しいなあ、買ってみようかなと思ってしまう(笑)
でも、うちに来ればまず間違いなく鉢のまま。金輪際、大地に根を張って大きな株になると言う可能性はない。 ちゃんとしたお庭を持っている人に買ってもらえたなら、地面に移し変えてもらえるかもしれないし。 それに、もうひとつ心配が・・・ 買った鉢植えは、いつも大きめの鉢に移し変えるのですが、紫陽花の場合、土の成分によって花の色が決まるので、もし植え替えの時に足した土の成分が違ってしまうと、それまで咲いていた色が変わってしまうことがあるのだそうです。 せっかくきれいに咲いていた花の色が、もしかしたらくすんだり濁ったりしてしまったとしたら、それもなんだかかわいそうですねえ。
そんなわけで、きれいな紫陽花の鉢植えを横目で眺めつつ、今いち買う勇気を持てずにいる今日この頃なのでした(笑)
最近、お天気のいい日に、どこからともなくよく聞こえるんです。 ホ〜ホケキョ、ホ〜ホケキョ・・・ 青空に響くきれいな鳴き声。ん? これって、やっぱり鶯?
そう言えば、毎年今頃になると聞こえてくるような気がします。 でも、確か鶯と言えば、春告げ鳥の呼び名があったなあ(^^; 「梅に鶯」と言うのも聞きますし。 もっともこれに関しては、実際には鶯は藪の中にいるのを好み、あまり姿を見せないので、よく梅に止まる目白と混同されてしまったようだと、ある本で読みましたけど。
それにしても、なぜ今頃鳴くんだろう・・・と、たぶんこれ毎年考えているんですね、私(笑) すでに季節は初夏に向かっているはずなのだけど、春告げ鳥と呼ばれる鶯が鳴いている。これじゃ、むしろ夏告げ鳥と呼んだほうがいいかも(^^; 不思議だけど、きっとこういうこともあるんでしょうねえ。 5月とは言え、意外にも寒い日もあったりしたし。最近はだいぶ気温も上がってきて、もしかしたら鶯もまた春が戻ってきたと勘違いしたのかな(笑) 何にしても、晴れた空に鳥の鳴き声が響き渡るのは、すばらしい自然の音楽に他ならないですね。
去年の夏の初めに買ったアメリカンブルーの鉢植え、夏から秋まで次々と花を咲かせてくれたものでした。 あまりにもよく咲いてくれたもので、花が終わっても捨てがたい。 確かアメリカンブルーは多年草、なんとか冬越しさせられないものかと思い・・・ 寒さに弱いらしいので、小さな簡易ビニールハウスを置き、その中で冬越しさせることにしました。
ところが、その後鉢植えに関する本を買い調べたところ(遅いって!)、アメリカンブルーの冬越しは、挿し木。茎の先端を切って水につけて発根させ、それをあらたに植えると言うもの。 えっ、それじゃ鉢のままハウスに入れておいてもだめなの?(^^; あ〜、もっと早く調べるんだった\(__ ) でも、ハウスの中のアメリカンブルーは、がんばって枯れずに葉をつけてくれている。もしかしたら、なんて虫のいい希望も持ってしまったりして(笑) とりあえず、このまま様子を見ようか、と。
そして・・・咲きました! 去年ほどの勢いはないし、葉の色もいまいちさえないけど、それでもあの青い花をぽつぽつとつけてくれました。 それだけでも嬉しい。ありがとうと言いたいです。 花はいつもひたむきに咲いて、心を和ませてくれます。 考えてみれば、このアメリカンブルーから始まって、今では次々と鉢植えが増えています(^^;
そろそろ終わる頃かなと思えるビオラも、ありがたいことに、まだけなげにがんばってくれているし。 毎朝、仕事に行く前に玄関前に並んでいる花たちを見て、ほんの少し心に元気をもらって行きます。
新聞の広告欄に載っている本の宣伝を見て、「あ、これ読みたいな」と思うことがわりとあります。 今回買った『美人の日本語』と言う本もそうでした。
「お洒落」「茶目っ気」「大丈夫」「遠慮」など、日常なにげなく使っている言葉。 「真帆片帆(まほかたほ)」「詞華」など初めて耳にする言葉。 「山笑う」「南風(はえ)」「釣瓶落とし」「鬼遣(おにやらい)」など、季節感のある言葉。 「比翼連理」「玉章(たまずさ)」「埋み火」など、聞いたことのある風流な言葉。
様々な美しい日本語たちを365日にそれぞれ当てはめて、その言葉の由来やら著者の解説などを載せています。 もともとの意味から変わってきてしまった言葉もあれば、思いがけない背景を待った言葉もあって、感心したり感激したり。 また著者の方の解説が、とても感性溢れるやさしさのある文章で、これまたとても素敵なのです。
自分の誕生日に当たる日に、どんな言葉が載っているのかと言うのも興味あるところ(笑) ちなみに、私の誕生日に書かれていた言葉は「春告草(はるつげぐさ)」。 これは梅のことだそうです。 梅はとても好きな花なので、その意味からもちょっと嬉しかったりして(笑)
言霊と言うものについて、最近ちょっと思うところがあって・・・ 口にした言葉は、何かしらの力を持つと言うと、なんだか小説「陰陽師」の世界になっちゃいそうですけど(^^; 昔の人は、きっとそう信じていたのだろうなあ。 今だって、もしかしたらそういうのあるのかも・・・ 言葉って、いつもあまり考えずに使っているけれど、もしかしたら自分の発した言葉が何かの影響を生むこともあるのかもしれないんですよね。
たとえば誰かをののしる言葉は、ののしられた本人はもちろん、近くで聞いている人にも気持ちのいい響きではないでしょう。 耳障りな言葉が音となって流れた瞬間、そこには「いやな空気」が発生してしまう。 それはある意味、悪しき力(おおげさ?)と言えるのではないでしょうか(^^; 反対に、誰かを思いやる気持ちのこもった言葉を耳にしたら、ふわっと空気が暖かくなる。それもまた力・・・暖かな力。
言葉は確かに一瞬で消えて行くものだけど、その時発生した空気のイメージと言うのは、もしかしたら人の潜在意識に残って行くのかもしれません。 そう思うと、やはり言葉には気をつけないと、と思ってしまいます。 荒れた言葉ばかりを使っていると、気持ちまで殺伐としてしまいそう。 落ち込んだ時には、前向きな言葉を思い浮かべて、自分に言い聞かせてあげるのがいいのでしょうね。 実際に、日常生活の中で、美しい言葉ばかりを口にするのも不自然だったりはするけれど。 でも、こんな素敵な言葉もあるんだと、ふと思い出して心をやわらげるようなゆとりが持てたらいいなあ。 そのためにも、素敵な言葉たちをこころに貯金しておくのは悪くないですよね。
そんなことを思わせてくれたこの本・・・大切にして、時に触れ読み返したいものだと思います。
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