どこかのホテルの部屋。 明日の朝8時に大地震が来る事になっていて、人々は非難。 何人かのグループになって、ホテルに泊まる。 私が泊まる部屋には、男の人(35歳くらい)外国人の女の子(18歳くらい)それから、治朗君と私の4人。 地震の時間まで、もうそんなになく、4人で、ひとかたまりになって、そのときを待った。 でも、8時になっても地震はこなくて、「あれれ?」などと思っていたら、8時6分に、ぐらぐらと、揺れはじめて、その揺れは、遠くから何か、波のような物が近づいてくるようで、いずれそれが、自分のところまで来て、大変な地震になるのだろうと思った。 でも、結局、その地震もたいしたことはなく、そのままおさまってしまった。 私は、ほっとしつつも、この騒ぎはいったいなんだったんだろうと呆然とする。 地震が来るまでの時間は、あんまりにも怖いのと不安な気持ちで、治朗君にくっついていた。
私は夢の中にいて、雲で出来た、お布団のような物に乗って、地上1メートルほどのところに浮かんでいる。 私の下には、シロタ君がいて、彼は普通のお布団に横になっていた。 ただ、顔色がとても悪いし、口から泡まで吐いている。 私は、これは夢だとわかっていて、シロタ君に「やばいよ、起きたら死んじゃってるかもねぇ」などと能天気に言う。 シロタ君は苦しそうに、おっくうそうに、近くにおいてあるパソコンを起こして、天気予報を調べている。 今日の天気は晴れで、暖かくなるらしい。
場面変わって、今度は起きていて、夢の中ではない。 私は、夢の中のことを思い出して、シロタ君の家(昔通った小学校のそばに、シロタ君の家はあった。あくまでもこの夢の中では)に行ってみると、玄関のところに、たくさんの花が置いてあるのが見えて、私は「本当に死んでしまったのだ」と少しだけ驚いて、でも、妙に納得もして、家の中に入る。 なかでは、案の定お葬式をしていて、私は、喪服姿のユミさんに、「さっき夢でシロタ君が苦しそうだった」と言おうかと迷ったけれど、結局言わなかった。
母が爪を切っている。 母の巻き爪は、とってもひどくて切れた物ではないのに、その時は、綺麗に切ってあった。 もう切る必要もないのに、母は用心にと、カッターでまた切ろうとした。 でも、誤って、するすると爪をはいでしまう。 それをじっと見ていてしまった私は、背中に冷や汗をかいて驚いたけれど、慌てて手当てをする。 はがれたのは、親指の爪の半分だけ。
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