日々日記
いちらんふるいあたらしい


2009年12月21日(月) おおいに愚痴る

はじめに:愚痴しか書いてないから、読まないことをおすすめします。



修士課程はどこか(というか、人によってはほぼ)モラトリアム期間なわけだけど、

それにしたって、行方をくらますというのはフェアじゃないだろうよ、おじょうちゃんよ。
と思って、今怒っている。

死んだかと思ってどんだけ心配したか。
ぷんぷんプリプリ。


彼女にも事情があろう。

わたしにも事情があるんだよ。暇じゃないんだよ。君の仕事まで引き受けてくと
こっちが疲弊しちゃうんだよ。

できないならできないと表明せよ。

大学院に今通えないなら休学したらどうだい。

お金がないはずなのに、休学もせず、かといって修学期間を最短にするための努力もせず、
もはや君の所行はわたしの理解の範疇を超えた。

大事な友人なので、彼女の気持を理解したいし、意思を尊重したいが、
今のいい加減な振る舞いに対して私が被ったことについてだけは「バカ」と言ってやりたい。

本人に言えるときが来たら言ってみたいが、
ボスに怒られるかしら。


わたしはたしかに彼女より年上だが、院生としての立場はあくまで同じ。
その原則については彼女もそう捉えていると日々の言動から思う…んだけどな。


嫌な場所には行かないまま過ごせればいいね。そのまま一生モラトリアム期間だったら嬉しいね。


でもでも、そろそろ、どっかで落としどころを見つけてくれい。
私はもう疲れたよ…。



2009年12月16日(水) JOYで生きる

テソーミルームに行ってきた!

言ってもらったことを忘れないように、メモメモ。


両手のひらを観てすぐ、日笠さんが大喜びでわたしの「たましい年齢」を教えてくれた。

なんと16歳だって!
高校1年生になりたての、どちらかというと15歳に近いほうの16歳。

ティーンエイジャーだよー。ひゃぁ。

日笠さんは17歳。ふたりして、永遠の16歳と17歳ww


その次にはいきなり「みえちゃったから言ってもいい?」ときかれ
「どうぞ」って言ったら

「幸せな結婚をしますよ。37歳くらいで」って言われた。
38歳でもいいなぁ。とも。

きこうと思ってたけど先にいきなり言われて「ふぉぉぉおお!」と面食らったー。

でも嬉しい!たかが占い、されど占い!
嬉しいんだよ!そして人は喜びたいんだよやっぱし!

結婚はね、「しなきゃいけないんだろな」とは思っても、「したいな」とは
思えなかったからほんと心が軽くなったわ。先行き不透明過ぎたもん。

しかも嬉しいことに、16歳のわたしをそのまま受け入れて、大事にして、
生涯私生活はもちろん、仕事の面においてもよきパートナーとして一緒にいられるって。
泣けるね。

とりあえず、来年は良い年。
誕生日前にすごくいいこと(出会いかな?)があるみたい。


仕事は、中身が16歳なので、大人として振る舞ったり判断したりしなきゃなんない仕事は
向いてないと言われた。

その通りです!!向いてないんです!シューカツとかありえないもん。

文章を書いたり、エッセイとか、指南本を出したりするのに向いてるよと言われた。
あと学者向いてるって。
ユニークな人がなるといい仕事だよ。向いてるよ、と。

わたしの言葉で言い換えれば、外界にあふれる情報を私という「知能」にインプットし、
他人では思いつかないような形や手法でアウトプットすることだと理解。

得意だ、そういうの。でもそれで食べて行こうとは露程も思ってなかった。

そういうのが得意な人にはお指図線があるんだって。
わたしの右手の人差し指の下にその線が「いっぱい」あるそうです。へぇー。


左右の運命線も「いっぱい」あるんだってさ!無いと思ってたら。

左手は生命線が2本あって、そのうち中指に向かってるほうは運命線でもあるとのこと。

恋愛と結婚について観ると
26歳までの運命線と、26歳から34歳までの線、そして35歳(来年)から始まる線は
それぞれわかれていて、もうすぐ34歳までの線が終わるんだそうな。

右手の運命線も、ちゃんとありますよー。と言われた。
来年になると方向性が決まってきてもっと濃くなってくるよ。とも。

あ、それと複数の名前を持って、たてわけるのもいいよ。って。
香山リカさんみたいに、本職とメディアに出る時とわけてもいいし、
夫婦別姓制度もできあがってくるから、そうするのもいいって。ふむふむ。

あとは、争いごとや競争に弱いから、争いには近寄らないこと。
自分が疲れるし、負けるとのアドバイスをいただいた。

うはは!それもその通りだと思う。
争いごとや競争は向かないな、死にかねないな、というのは薄々思ってたし。
やっぱりなという感じ。

独自路線でいいじゃない!とも言われた。うん、そう思う。

どんなに頑張っても、自分以外の存在にはなれない。
この心と体しかない。だったら独自路線でいくのが理にかなってる。

楽しく、幸せに生きていくなら独自路線。ラジャ!

わたし、かわった手相なんだって。わーい。
やっぱ一般的じゃなかった!もう居直ったよ完璧に!!このまま生きるー。

全体を通して思ったのは、わたしが生きていくキーワードは「JOY」だということ。

だから、
わたしのまんまで世界を存分に楽しみながら生きていく!

日笠さん良い人だった。宗教社会学やってることとか、自分の所属コミュニティのことを話したら
「わたし2万人くらいの人をみてきたけど、あなた初めてここにいらっしゃった方ですよ」と
言われた。

なんかこの言葉だけでもいろいろ見えてくる。

あと「結婚問題に悩む人がよく見えます。宗教が違う同志で結婚しようとしたら
親兄弟親族まで絡んで「ロミオとジュリエット」状態になってしまった人とか」とも。

あー。もうそれは本当に不幸というよりもはや「悲劇」なんです。知ってます。

それとやっぱり、外から一般の人が見て感じるであろうごく普通で的確なご指摘もいただいた。
返す言葉がない。ほんと申し訳ない。…なんとかしてかなきゃなぁ。


このように、日笠さんならではの視点からいろんなことを教えてくれた。
嬉しかった。

というわけで、いま心がすごくあったかいのです。
部屋は寒いけどー。ぶるぶる。


2009年12月09日(水) 信じられぬほどすばらしいこと

きょう最も響いた詩。


谷川俊太郎 「あかんぼがいる」(初出『真っ白でいるよりも』)より抜粋。

「あかんぼよ
お前さんは何になるのか
妖女になるのか貞女になるのか
それとも烈女になるのか天女になるのか
どれも今ははやらない

だがおまえさんもいつかはばあさんになる
それは信じられぬほどすばらしいこと

うそだと思ったら
ずうっと生きてってごらん
うろたえたり居直ったり
げらげら笑ったりめそめそ泣いたり
ぼんやりしたりしゃかりきになったり

そのちっちゃなおっぱいがふくらんで
まぁるくなってぴちぴちになって
やがてゆっくりしぼむまで」



ばあさんになることが、しんじられぬほどすばらしいことだって、
力説せず、自然体で、圧倒的な肯定でもって断言してくれた谷川俊太郎さんがだいすきだ。

わたしは自分が好きよ。
いつだって今の自分が一番好き。
年をとってもきっとそう。でもその喜びをなかなか他人と共有できない。

誰かと共有しようとすると、
どうしても「年取るのってやぁねぇ」って文脈になってしまう。

この口がついつい、大変なこととか、心配なこととかを挙げていってしまう。


「年取るのって最高だよねぇ」っていう会話を多数の同世代の人々とできたらどんなに素敵か。


わたしももう身体の成長の頃は過ぎて、ゆっくりといろいろが衰える頃に入った。
ぴちぴち、とはもはや言えないね。

でも、年を取るのは素晴らしいことだと思うよ。
そう言ってはばからないばあさんになるよあたしゃ。


2009年12月08日(火) ちゃむのこころ

父親似で背高のっぽの三女は、その身体に似合わない繊細なこころを持っている。

さっき電話があった。「姉ちゃま助けて」と。


何事かと思って聞いてみたらもうだいぶ長いこと片思いしてるアーティストさんとの
「妄想上の関係」に亀裂が入ったらしく「大変なの!」とのこと。

(三女とそのアーティストさんは会話もろくにしたことがない。おそらく深読みの深読み
が行われて、何か三女のマインドの中に問題が発生してしまった模様)

そんで、こころが張り裂けそうなくらい悩んでいた。


これだけ聞くと「病気だね」って言って肩に手を置いて一緒に病院にでも行けばいいんだけど、
どうもそういう対処は適切でない気がするんだよね。

彼女は非常に繊細で感じやすい人だ。

なので、言いたいことが言えなくなったり、傷つけたりせぬよう気をつけながら、
よくよく話を聞く。一体何があって、そして何に困っているのか。

…べつに精神疾患ぽくはないんだよな。週5日フルタイムのパート勤務もできるし、
今も学校通いながらバイトしてるし。うーん、ギリギリの人なのかもな…


見ていて、いつも非常に生き辛そうではある。


そうそう、とにかく三女の話を聞くの。わけわかんなくてもひととおりwww。

なにしろ、妄想だけど本気で心を痛めているので。
十中八九妄想だろうけど、彼女のこころは実際に痛い。ここが大事。

こういうことを言っているのが変だという自覚があるらしく、
不安定な自分のこころを揶揄して「ちゃむは病気だからさ」って何回も言う。

笑って言ってるけど、このことばのうしろに「人に理解されない哀しみ」があるのを感じる。

それを感じると、
どうにも三女のことがいとおしくていとおしくて、涙がでる。

よしよし、姉ちゃまはちゃむの味方だよ。
言わないけど、そういう思いで電話を続ける。




常々、長女(わたし)と次女の間で、この三女について思っていることがある。

この子は繊細すぎて、何かを自分のせいだと思いすぎて、大変だと思いすぎて、
いつか、私たちが「え、こんな理由で?」って思うことで死ぬんじゃないかと。

生き辛い世の中で、辛い思いをして生き続けるよりも、
彼女がそのほうがいいと思えば私はそれもありじゃないかと思う。

でも、三女が「姉ちゃま助けて」と言って電話してきたり、
長女と次女の年末年始の帰省の予定を聞いて、「ちゃむも姉ちゃまたちと一緒に帰りたいよ」
と言うのを聞いてると、

ほんとはもっと楽に生きたいよ。っていうメッセージが伝わってくる。


だから、電話をくれたり、相談してきたりするってことはつまり、彼女は「生きたい」ので、
いくら???なことを言われても、うんうん、って聞く。

そして一緒に解決策を考える。


三女は用が済めば自分からとっとと電話を切る人なので、
さっきもいそいそと「そいじゃ」などの言葉を口にし始めた。

でも今日はそれらの言葉がだんだん涙声になっていって、最後に泣いた。

姉も泣いてしまうところだったが、私まで泣いてしまったらこの子はほんとに
救われなくなってしまうので、「泣かんでいいから」と言って、泣かないで相手をした。

そして電話を切ってから、三女が不憫でやっぱり私は泣きそうになったので
次女に電話して少し共有してもらった。へんな姉妹www。


というわけで、こんど三女と一緒に問題を解決しに行ってくるwwww。


2009年12月06日(日) 日曜日のうた

いい天気だなー。

洗濯機稼働中。できあがり待ち。

これからドライパイナップル入りのスコーンを焼く。

生きてるなー。楽しいなー。


時間がゆっくり流れていく。
このアパートから見える空は建物に囲まれてて狭いけれど、ちゃんと澄んでいるし、青い。

わたしはここにいますよー。
それなりに壁もあるし、ハプニングもあるし、気のいい仲間がいるし、毎日楽しいですよー。


誰かに向かってそう言ってみたいのだけど
たぶん尋常じゃないと思われちゃうのでやめとこう。


あれこれ足りないと思うことよりも、なぜか断然足りている気持ちの方が勝っている。

夫も子供も職もないことに苛まれる日もあるけれど、一体全体、それがどうした。

今のわたしは、それなりに大変に幸せだと思っている。


2009年12月02日(水) 無題

信じてきたもの。
自分自身を形成するのに大きな影響を与えた体系。


ある時期までは私の思想体系のほぼ100%を担ってたといっていいくらい。

その頃それは「わたし」であり、そして「世界」だった。


その信じてやまなかった世界が、実は私を裏切っていたことを知る。


実は、
わたしが信じてきた世界はそれほど美しくもないし、立派でもなかった。



きっと、予感はあったのだ。
何かがおかしい。変だ。そう思ったから、ここに来たのだ。
自分の五感で真実を感じ、手に入れるために。


さて、わたしが信じることをやめた「世界」は、今も存在している。
今も多くの人々がその「世界」を信じて日々を送っている。

「世界」を形成するロジックはまるで要塞のようで、全く隙がないようである。

だから私も何も言えないで苦しむ期間が長かったし、
私のように「振り切る」ことが出来ない人が心を病んだ。

でも、おかしいことはおかしいのだ。


裁かれなければならない時は来る、のかなぁ。
それは分からないけど、来て欲しい。私はそう思っている。



自分の中にある違和感を大事にしなければ。


今回「事実」を知ったのが今週の火曜日だった。
その日はびっくりしてがっかりして、足場がなくなったような心細い気がした。

でも一日たったら怒りに変わった。

何らかの問題が明るみに出た時、せめてわたしは落ち着いていて、
困惑する多くの人と「まともなこと」を話せる人間でいようと思う。

なんだかとりとめないけど、今はそんな感じだ。


inu-chan