日々日記
いちらんふるいあたらしい


2004年03月24日(水) 考える(現在・過去・未来と春)

自分はこれまで、人生でちゃんと「あたって砕けろ精神」でトライしたことが
あったか考えてみた。

おや…?…ないわ。

あれー?


当って砕けたのって、告白して玉砕したくらいしかないー。
(もちろん大事な思い出だけどさ)

そんなもんなのかよ、と少しがっかりする。

うーん。当って砕けろ。じゃぁこの夏はその精神で。


さいきん、ウグイスが上手に鳴くようになった。
ケキョ。ケキョ。ホーホケキョ。

アカゲラも良いリズムで木をつつけるようになってきた。
コンコン。コンコン。

最近また恵那山は雪をかぶってしまったけど、確実に春が近づいてきている。
待ち望んだ季節。
梅は咲いた。桜はまだかいな。


一雨ごとに、黄色く枯れた田んぼの土手に、鮮やかな緑色の部分が出現する。
その若々しくみずみずしいことったら!

風雪を耐えてこそなのだとしたら、わたしもいつかは
その緑色になりたい。
できれば、そう遠くない未来に。必ず。


2004年03月21日(日) 元気そうでなにより

とある人の近況を知って、なんだかほっとする。
「とにかく元気で、やりたいことに邁進しててください。」
その人のことを思い出すと、いつもそう願う。


この週末は妹が帰って来ていた。
それで、わたしの仕事が半日休みのときに、ふたりで近所の雑貨屋に行ったら、
かわいいTシャツがたくさんあって、2人でキャッキャと見たて合いっこした。

そうしたら妹が「そんなに気に入ったんなら」
と、わたしの分のTシャツも一緒に買ってくれた。
同じデザインの色違いだから、ペアですじゃ。キャ。
妹は白。
わたしは緑。

真ん中にクマがいるデザイン。
でもファンシーじゃなくて北欧な気配なの。


さて、最近溢れかえる自分の持ち物を減らしはじめた。

本当に必要なもの、この先もずっと所有したいものはなにかを
見定める必要があると判断したため。

とりあえずは、雑誌の分別だな…

それにしてもわたしの部屋って、
よく燃えそうなものばかり。(紙だの枯草だの…)



あ、昨日の20日は、友人の結婚式だった。
おめでとう!
仲睦まじく、末永くお幸せに!


2004年03月14日(日)

なぜか、この日記を借りているエンピツのトップページが見れない。
「サーバーが見つかりません」になっちゃう。
なぜかしら。


父の講読誌に安藤忠雄インタビューが載っていた。
ほう。やっぱりこのおじさん好きだなぁ。
講演会もすっごく良かったのよ。
加子母村にある「ふれあいの館」は、安藤さんはじめての
木造の公共施設だそうで。

そしてわたしはそんなこととはつゆ知らず、
「あー。なんかよくあるつまんない公共施設と違って、
ちょっとおしゃれで、でもあったかでワクワク感がある…!」と、
漠然と、ほんわかと、そう思いながら、
先日のクリスマスマーケットでそこ使用してたわけです。

オホホ。面白〜い。


話はかわって、
アランジアロンゾのぬいぐるみの作れる本を買ってしまった。
衝動買いですよ。
でも、すごーくかわいくって作りたくってウズウズしてるのに、
作る時間が全然ないでやんの。
くぅ〜!!

縫い物がしたい病、発病。それはぬいぐるみ…。スカート…。

どこかにドライブしたい病もぼちぼち発病。そこは下呂…。昼神…。

焼肉たべたい病もそろそろ発病。あぁ…タン…。ホルモ〜ン…。

ほかにも、自分でかわいいかばんが作れる本や、
自分で本の装丁ができる本とかあるけど、あんまり活用できてない。
いつ作れるのかしら…。

まぁ、ぼちぼちといきましょう。

あー。
また話かわって。
アラーキーの写真集「色情花」良さそうだなぁ!!
雑誌で見たんだけど、
リキテックスを塗った椿がとってもエロティックで素敵だった。

彼の、枯れた花の写真が昔から大好きで、
とくに初めて見たときは
枯れた花のもつエロティックさに何故か深く共感を覚えたものです。
「いやらしい」でも「清廉さ」もある。
「円熟」でも「未成熟」でもある。

プアゾンもプチサンボンも一緒に漂ってくるような。
「こういう風に年をとりたいんだわたしも!!」みたいな気持ちがした。

アラーキーがなんかの雑誌で言ってたけど、
あたしも、いつでも欲情していたいと思う。
欲情とは「なんにでも情を涌かす」という意味であって、
肉欲のみを指すんじゃないんだよ(もちろんそれも含まれてるけど)。

…また話がかわって。
↑の「欲情」に絡んでると思うけど、
いま自分が誰かを愛したら、どんな風に相手に触れるかなって思うことがある。

そんなことを考えるくらい、
この頃、いろんなことが自分の内側で変質したり、増えたり減ったりした。

目指すものや、筋道は変わってないと思うけど、そのほかの部分は
常に変化し続けている。
そしてこれは退化ではなく進化だと思うんだ。
そんなことを感じる3月の夜。


2004年03月10日(水) 携帯電話と電気とわたし

携帯のバッテリーがダメになっちゃって、
どこか押すとすぐ「ピー」といって電池切れになっちゃうようになった。
ムキー!!
大事な電話を取ってもピー!
メールが来てもピー!

なので、機種変更。トホホ。

予定外の出費だよぅ。

で、今回は直接ドコモショップに行かずに
母の職場に出入りしている業者さんに頼んだため、
手元に届くのと、使える携帯の新旧が入れ替わるのとの間にタイムラグが生じ、
20時間ほど携帯が使えない状態になった。

そんな時に限って、
わたしと連絡をとらなきゃならない人がぽこぽこ出てくる。
いやはや。
ご迷惑をおかけしました。


新しい携帯にはカメラがついていた。
(メールできればいいから一番安いのを今すぐ売ってと頼んだ結果)
わーい。デジカメ買わなくていいやー。

ぼちぼち、日常の様子やわたしの部屋の面白いものコレクションを
サイトでアップしたいと思います。
そして、美しい山口村の景色も。


あー。
すっごい昔にここに書いたんだけど、
近所にあるすごく美しい渓谷(阿寺渓谷という)の上流に
日本最大のダムと発電所を作る計画は、なんとなくなりました!

地元はがっかりのようです。
入ってくる予定のお金が入らなくなったし、
ダムの建設のために予算をつけて道や橋をちょびっと作っちゃったので。

inu-chanはウッキウキです。
あんな美しい場所、なくさないほうがいいに決まってる。
あの美しい水も景色も、死なずに済んだ。

そして長い目で見れば、利便性の追求で変えた環境から生じたひずみは
めぐりめぐっていつか人にかえってくるので、
そのしっぺ返しをひとつくらわずに済んだのだとおいらは思うなり。

流域に人が住んでるわけでない、
氾濫して困るわけでない、
こういう川は、ダムにしないでいこうよ。

そこにあるだけでいい。
そこにそのままあることが大事。


水はエーゲ海のように青く澄み、真夏でも冷たく、
青も緑もとにかく美しい渓谷です。
もし長野県木曽郡に来ることがあったら、ぜひ行くことをおすすめします。
クマが出るので、鳴り物を持っていくとよいと思います。


しかしながら、一方で電気の問題も重要な課題。
電気がなかったら、1秒だってまわらない現代だから。

『パンドラの箱』原子力に頼らずに、個々の家々で発電できる仕組みが
早く一般化しないかなと思っています。
ガスメーカーがんばって。

こんなニュースがありました。
「国際熱核融合実験炉の建設地交渉が難航」
未来のエネルギーを国際協力で開発する計画らしいですが。
…どうなんだろう。
太陽の燃えてるのと同じことを地上でやろうというものすっごい計画。

そのエネルギーを、ちゃんと制御できるんか。
今の人類に果たしてちゃんと扱えるのか?
制御して、使う、そのための計画なんだろうけど。
心配。

第五福竜丸が被爆する原因になった、
太平洋ビキニ環礁でアメリカが行なった水爆実験。
あれって、計算間違いで想定してたよりも規模がおおきくなちゃったと、
信濃毎日新聞の短期連載で知りました。
なんていうことかしらね…。

核融合炉だって、もし計算違いで地球がふっとんじゃったら、どうすんのよ?

もう少し、わたしはいろいろ知っていかなくてはならないなぁ。

それと、イラクで落とされている爆弾、日本の核のゴミを原料にしている
ものがあると知りました。
わたしたちが電気を使うと、知らないうちに戦争に加担しているのだと知って、
すごくショック。

人間はどこへ行くつもりなのかなぁ。
居場所はここしかないのに。


2004年03月08日(月) というわけなのだ。

浅田農産の会長夫婦が自殺してしまった。

人間は、なんと困難や辛いことに弱いのだろう。

しかし死んで本当にその苦しみから逃れられたのだろうか。
聞いてみたいんだけど、誰にも聞けない。

わたしたちはみな人間だから、
時には判断を誤ることも、間違いをおかすこともあるんだ。
それに、適切な判断をしていたって、思わぬ災いは降りかかる。

だから、なにも問題が起こらない人生なんか、
ありえないんだと思うことにしている。

と、思っていても、
いや〜、ははは。
またガツンと問題が起こってものすごくへこんじゃったのだ。


結局のところ、解決への道は
たとえどんづまりに来ちゃっても、大丈夫、と信じて
自分がまた明日もがんばろうと思えるかどうか、なのだと思う。

それと、支えてくれる人の存在も大きいと思った。

自分たちも大変なのに、「大丈夫だよ」と言ってくれる母がいる。
「心配するな」と言ってくれる父がいる。
ありがたいと思う。

最近の自分は、簡単なことをやるのにも、ものすごい勇気がいる。

人に会いたいと思う反面、誰にも会いたくなくなったりする。

でもそれがわたしの弱さだと思うから、毎日少しずつでも挑戦して克服したい。
なのでまた明日もがんばろうと思う。

たった一歩でも前進できたら、それはまさしく進歩であり成長なのだ。きっと。


2004年03月07日(日) 日常は続く

6日の夜は、恒例の満月団にいってきたよ。

団長がいなかったけど、とっても楽しかったよ。
楽しかったよ!!!ね〜。

くやしいか、団長。フハハハハハ。


さて、消防団に引き続き、こんどは有害鳥獣駆除の仲間になることになったよ。

地域には、なんといろいろな集まりがあるのでせう。
そして、これが『人間、すなわち人の間で生きる』生活なのでせう。

4月になったら、入退団式や講習会で忙しいのだ。
なんか、ポンプ送法(こんな漢字でよろしいでしょうか)の大会があるそうで、
その練習も入るらしいよ。
スゲー。いきなり大イベントだよ。


今日、無性に悲しくなってしまって、
いちごのパック詰めしながらえぐえぐと泣いていたら、
隣りの部屋からも鼻をすする音が聞こえてきた。

祖母が、大地の子を読みながら泣いているのだった。
ハハハ。
なんか笑えてしまったよ。


2004年03月04日(木) とりあえず近況

最近すっごく忙しくなって、全然更新できません。
覗いてくださる方々、ほんとうにごめんなさいです。

この頃の出来事で書きたいことはいくつもあるんですが、
書く時間がないのー。


■住民意向調査「合併」選択について

■素敵な結婚式と3個目のブーケについて

■安藤忠雄講演会について

うぅ。もっと時間が欲しいよう。


先日、ため池の泥掃除をしました。

味噌樽みたいな形の、船を作る素材でできた容器(直径1m深さ1.4mくらい)
の水を抜いて、本来肥えをすくうためのでっかい「ひしゃく」で
ふんっ…っぬ!!と言いながらすくいあげました。

その泥の中に、すごく気持ちの悪いイモムシが入ってて、
すくうとそいつも一緒に入ってくるから、ものすっごく苦痛だった。

青ざめたような色をしてて、尻に毛(というか、イソギンチャクの触手風)が
3本生えてて、それを伸ばしたり縮めたりしながら泳ぐんだよ〜こいつ〜。

イヤー!!キモ〜イ!!!

途中で、黒ラブとコーギーともう1頭、計3頭の犬を連れたおじちゃんが
通りかかり、「こんにちは〜」と声をかけたら、おじちゃんビクっとした。
なぜー?

この泥すくい、かがみ込まないと底には届かない深さなので、無理な姿勢で、
しかしモリモリと作業してたら、
次の日の明け方寝てたら首がつって、肩はバリバリ筋肉痛…。痛いよう。

そんなこんなでやっております。
またぼちぼち更新しますので、気長にお付き合いくださいませ★


inu-chan