DJ SEO's DIARY

2009年11月16日(月) >>2009.11.6.groover present cd

DJ SEO
1.THE MAGIC KIDS / HEY BOY
60’sサーフ・ポップと現代Lo-Fiが見事に合わさった
大注目新人デビュー・シングル!

2.THE DRUMS / LET'S GO SURFING
同じく新人デビュー!こっちは口笛ソングで軽快なグルーヴ!

3.THE VERY BEST / WARM HEART OF AFRICA (feat.EZRA KOENIG)
VAMPIRE WEEKENDのVoをfeat.した2NDシングル。
トロピカル/アフロの波はまだまだ続きそうです。

4.THE HOLLOWAYS / JUKEBOX SUNSHINE
ご無沙汰!トロピカル度を増して大正解の2ND。

5.THE RAVEONETTES / BANG !
近作は個人的には可も不可もなかったけど、
これは1stの音にカムバックして、久々に僕の心をBANG!

6.MIKA / RAIN
"Grace Kelly"が"we are golden"なら、"love today"がこの曲か・・・
とか考えちゃうくらい、抜かりない新作2NDから!

7.GIRLS / LUST FOR LIFE
(東京オンリーですが)来日も決定して、
日本でもブレイクの予感が漂う、
サンフランシスコ出身のレイジーなギター・バンドの大名曲。

8.MY VITRIOL / ALWAYS:YOUR WAY <2001>
まさかの再来日(ですがTKオンリー・涙)で、
マイ・ヴィト再評価ブーム捏造委員会が設立!?
まだ知らない人は是非聴いて!

9.FINCH / LETTERS TO YOU <2002>
こちらもまさかの再結成!
(他で流行ってたから)あんまりプレイしていないんだけど、
問答無用に名曲!

10.COSMIC ROUGH RIDERS / BABY,YOU'RE SO FREE <2000>
00’s最高のギターポップ・バンドと名言。
私的にはティーネイジ越え。再結成してよぉ・・・

11.MR.SCRUFF / SWEETSMOKE <2002>
ニンジャ・チューンからの少し異色なハッピーで
カラフルなブレイクビーツが最高。

12.DJ ROLANDO / JAGUAR <2000>
URを代表するデトロイト・テクノ・大クラシック!
グルバでも00’s前半はプレイされていました。

13.ULRICH SCHNAUSS / ON MY OWN <2003>
シューゲイザーをエレクトロニカと交わせてシーンに復活させた
立役者バンドの一つ。
当時はグルバでもよくプレイされていた大名曲!

DJ KOUNO
14.THE CRIBS / CHEAT ON ME
ジョニー・マーが加入して音が変わりましたね。
これはこれでかなり好き。

15.CROCODILES / I WANNA KILL
そういえば収録してなかったなと。
ロックンロールの救世主とかルーリードの再来とか。

16.GOSSIP / LOVE LONG DISTANCE
さすがの仕上がりです、心地良い。最新アルバムから。

17.QUIERO CLUB / THE FLOW
まぁCSSフォロワーと言ってしまえばそうなんですが、
よりアフロなイメージ。

18.PREFUSE73 / THE END OF BITTER-INTERNATIONAL<2003>
スコット・ヘレンの一人ユニット。
彼のおかげでロックへの認識が少し変わりました。
1分18秒しかないのでミックスが大変です 笑

19.DIONYSOS / SONG FOR JEDI<2002>
この曲しかヒットには恵まれなかったが他の曲もクオリティ高いです。
PVとライブはちょっとおかしい。

20.SIMIAN / NEVER BE ALONE<2002>
WE ARE YOUR FRIENDS@JUSTIS vs SIMIANの原曲としてあまりにも有名。

21.THE POSTAL SERVICE / WE WILL BECOME SILHOUETTES<2004>
超名盤1stアルバムから。
このアルバムを聞かずに死ぬのはもったいない。


2009年11月12日(木) >>さぁて来月は・・・(2)

ここからは余談ということで・・・


今回、この3部作のフライヤーにはグルバとしては珍しく、
ジャンルが記載されているのだが、
それはもちろんその時代に応じてムーブメントが発生し、
その名称がつけられ、そして後にまた変化する。

そんな10年ごとに移り代わるフライヤーのジャンル表記にも
グルーバーとしてのロック・イヴェント30年間を総括しているので、
是非、一度は注目してみて欲しい。


80'sではNEW WAVE/ALTENATIVE、90'sではBRIT POP/ALTERNATIVE、
00'sではWorld Wide Indie Pop&Rockという表記の移り変わりは、
かつてUK/USが中心だったロックも、
今や全世界的に広がっていて、世界のどこからでも凄いバンドが
登場する可能性があることを表している。

CROSSOVER*HR/HM<80's>
→MELO/SKA/EMO*MIXTURE*HEAVY ROCK<90's>
→LOUD ROCK<00's>
という表記も、グルバの視点からではあるが、
シーンの変革を如実に表している。

80'sではメインストリームだったHR/HMは、
90'sオルタナ/グランジの登場でひっくり返るのだが、
元々シーンとしてのパワーがあった
(それだけでビジネスとして機能する)HR/HMは、
専門誌等のサポートを受けて、独自の道を歩みだした。
これは後の90'sHEAVY ROCKにも同じことが言える。

90'sHEAVY ROCKは、00's前半にはメインストリームの音としては、
ほぼ終焉を迎えたが、(音的な)ニーズ自体は高いので、
アンダーグラウンドに独自の道で歩み続けている。
これも専門誌やそれに特化したイヴェントの影響が大きい。

00'sラウド・ロックを牽引したのは、
グリーン・ディやマリマンの他は、スクリーモ勢が奮闘していたが、
90'sからの流れを汲むグルーバーとしては、
あまり取り入れてはいないが、シーンが成熟するにしたがって、
どのバンドもポップ化してきている為、
パラモア(新作なかなか良い)のような橋渡しをするバンドが
今後多く出てくるのかも知れない。


要するにLast Decade<2000-2009>のジャンル表記は、
グルーバーの10年間であるのはもちろんだが、
今のメイン・ストリーム(主軸)にある、
(ポップとしても通用する)ロックを聴く人に向けているから、
かつて枝分かれしていた激しい音が、
Loud Rockの一言でまとめられてしまうのも、必然の結果かも知れない。

ジャンルはある一定以上のパワーがつくと、
専門誌やシーンのサポートを受けて独立してしまうからだ。
同時にその音を好むお客さんは、シーンに囲いこまれる。

その狭いジャンルだけで自分の周りの世界が覆われてしまって、
外のジャンルを知る情報を得にくくなるからだ。
仮に得られたとしても、その世界に属している限り、
優先的に聴くことや、ジャンルに対してフラットな姿勢を保つことは、
非常に困難だろう。


現在のロック・イヴェント・シーンで言うと、
今後はエレクトロがそういった道をたどる可能性が非常に高い。

00's中盤まではロック・イヴェントのメインだった音が、
エレクトロ・イヴェントの台頭により、
「これはロック・イヴェントの音だ」と、
胸を張っていえる状況では無くなっているからだ。

グルーバーは、やはりロック・イヴェントと銘打つ以上、
ロック(インディー)が根底であるべきで。
でも、そこからオール・ジャンル・イヴェントとして、
どこまで外の世界を見せるか。

ジャンルに囚われた聴き方じゃあ、
人生がもったいないことをお客さんに伝えることも、
僕らDJの使命だと、勝手に思っている。


そうやって、自分の周りの音楽ライフの向上を思い続けて10年。

来年2月で遂に10周年を迎えるわけだけど、
12月のLast Decade<2000-2009>は、
カルチャーとしてグルーバーが発信してきたリアルな10年間、
という内容ゆえに、自由なプレイが予想される10周年パーティよりも、
より(音楽カルチャーとして)総決算的なモノになると思います。


それを一挙総括して、グルーバーの新たなる10年へ踏み出しましょう。
是非遊びに来てください。どうぞ宜しく。


2009年11月10日(火) >>さぁて来月は・・・(1)

さぁて、来月のパワープレイは、
第三弾"Last Decade<2000-2009>"ということで、
この10年の流れをグルーバー目線でさらっと振り返ってみよう。

この10年間のロック・シーンは、
大きく分けると05’辺りのアクモンの登場を境にガラっと変わったなぁ。
それから半年もしないウチに、
それまで”音の核”となっていたバンドは、
過去のバンドへと追いやられしまった。

そこで言う過去のバンド、
すなわち、90'sの余韻が続いた
00’s前半の”音の核”となっていたバンドは、
プライマル、ウィーザー、ケミカル、ラプチャー、マリマン
に代表される5タイプの音。
00’s前半のグルーバーの音は大体この辺りから形成されてたと思う。

でも00’s中盤、アクモンの登場〜SNSの発達によってシーンは一変。
ストロークスやフランツやキラーズの蒔いた種がゾクゾクと芽を生やして、
解散したリバは神格化し、クラブでも新世代系のプレイされる割合が
高まってくる。ロックとはノイズでサイケであるべきだった
ギターバンド・シーンの頂点には、
長らくプライマルが君臨していたが、
懐古したカントリー・ガール辺りで影響力を弱め、ひっくり返る。

EMOはパワーポップの流れを汲まないスクリーモやゴスの要素が高まる。
グルーバーではFORMATの奇跡的な1曲でフロアを大いに沸かせるが、
シーンには不遇であった為、結局はジミーの孤軍奮闘状態。

新作を出せば出すほど影響力を失うウィーザーのポジションは、
同時期からコンスタントにクオリティ高い作品を出し続けてきた
FOWに奪われる。

そのFOWを含むUS indie popはメインの流れとは別で、
90sからの流れをマイペースに継承中だが、
00's終盤になって突如異変が現在進行形で発生中。
キーワードとなるのはTropical、Lazy、Disco。

スターギター以降、決定的アンセムが出ないケミカルは、
エレクトロ・クラッシュ時代は善戦してたが、
ジャスティスの登場でひっくり返る。

現在のエレクトロは、パンクと同義として通用する点が大きな違いで、
ケミカルらとは畑違いとも言えるが、
シミアン辺りが橋渡しの役割もしている。

同じくジェラバ以降のアンセムが無いラプチャーも
シーンの期待以上に伸びが無く、
LCDは孤高化し、00’sポスト・パンク自体は、
本当にただのリヴァイヴァルというか、
DJがオリジナルを掘るきっかけになっただけで、
リアルタイムのシーンは、
今ひとつパワーに欠けてしまっていた感は否めない。

だが、!!!だけは独自に進化し、
バトルスらと渡り合えるエクスペリメンタルなライブ・バンドとして、
現在も存在感があるといえる。

00’s前半のラウド・シーンを支えたのはマリマンだろう。
レイジ解散、リンプ崩壊でへヴィ・ロックが終焉してからも、
オフスプなどと共にグルーバーのメインタイムを盛り上げてくれた。
でもそれも、Mobsceneが最後。
NINと共に終焉の日も近いのかも知れない。

そんなこんなで、
00’s中盤でのシーンの変わりようは本当に劇的だった。
勢いのあるバンドが同時に3〜4つ出ただけで、
こうもあっさり変わるのかと。


最近のグルーバーの”音の中心”は、
そのアクモン以降の音をメインに置いて、
ELECTRO/NEW RAVE/DISCO、LAZY/TROPICALな
インディをフォローしながら、
80s〜00s前半までの音を20〜30%取り入れるくらいのバランスで、
一晩を創るように心がけている。
もちろんグルーバーは特集も多いし、あくまでも目安としてだけど。

来月の三部作ラストとなるLast Decade<2000-2009>では、
この10年間をまとめるからには、
'00-'04 '05-'09、が半分半分でプレイできれば、と思っています。

90sの余韻が感じられる00s前半と、
これぞ00sロックといえる、後半に出てきた名曲たち。


それを、まとめて楽しんで頂ければ、と。




おっと、この話、まだ余談があるので、それは明日にでも。


2009年11月08日(日) >>Youth Decade<1990-1999>

Youth Decade<1990-1999>にご来場された方々、
どうも有難うございました!


我らの青春である90年代特集ってことで、楽しかったですね。
先月と違って、今月はオープン-ラストでずっと90’s縛りだったから、
DJも大変でした。でもお客さんは脳内90sな人ばっかで、
どの曲もウケが良くて、一晩通して良い雰囲気でした。

でも最近のDJでは滅多にかけない曲ばかりだから、
流れのひらめきがいつもより困難なのに加えて、
かけなきゃいけない曲は多いという・・・(汗

もちろん、プレイ残しは多分にありますが、
全体的には上手くセレクトできたんじゃないでしょうか?

ダンス系の受けが少し悪かったので、尺も長いってのもあって、
PRODIGY-DAFT PUNK-FATBOY辺り無かったなぁ、仕方ないけど。

ラウド系の受けも相変わらず良くないけど、
そういう人は人生損してるな(笑)ってことで、
ある程度はプレイできたから楽しかったなぁ。

今回も先月同様、インディが強かったね。
やはりグルーバーにはソコを求めてんだな、と。

もちろん、大好きなPosiesとかPavementとか最高だし、
買ったばかりのNirvana@Readingは、今までのライブの中でも
一番クラブ映えする音質だし、アガッたなぁ。

コウノも上手いこと僕とかぶらずに、
バランス良くプレイできてたと思う。
KULA SHAKERの3曲は、ちょっと多かったけど。
僕もOFFSPRINGを2曲するくらいだったら、
エイジアン無かったなぁとか。


まぁ、そこまで言い出したらキリ無いけど、ね。


セレクトは、お互いどっちが先にドボン(90’s以外をかける)
するかなぁ?って思ってて、コウノがアリソンをかけたときに、
「はいドボン!」とか思ったんだけど、
実際はボサノヴァは90年ということで・・・セーフだったんですね。

で、僕がリクエストに答えてリーガル・マンをプレイしたんだけど、
これが2000年だったんですね(笑)逆にヤラレました。
もちろん、リクなんで全然いいんですけどね。
気づかなかったのが、悔しいだけで。

終盤はかけなアカン曲多すぎて、早巻きプレイ。
こういう自己中カットイン(笑)がもっと上手くなればなぁとか。


それにしても、凄い一晩だったね。
来れなかった人は一生後悔すべき(?)な、90sラヴが結集した祭典。
皆の熱い魂を感じました。

特に最前で踊りまくってたケンジ&ユキオにリスペクト。
グルーバー第1回から知る元DJヤマシタ(ケンジ)と、
その第2回から、9割以上の来場率を誇る最強の常連ユキオの二人は、
だてに僕と10年付き合ってるワケじゃないっていうか、
もはや音楽同志といっても過言じゃないくらい。

そうやってグルバ青春時代を共にした連中と、
90sナンバー全開で振り返れたことは、本当に嬉しいね。


次回、ラストとなる第三弾、
"Last Decade<2000-2009>"については、明日にでも。



 << BACK