DJ SEO's DIARY

2007年06月21日(木) >>僕はアイスミルク。

今日は、久しぶりにアイスクリームを食べた。
ウマウマと食べつつも、パッケージの裏に目をやると、
「種類別:アイスミルク」と書かれている・・・。


・・・なんか、僕は「アイスミルク」って好きなんだよな。
味はともかくとして、その存在意義がね。
だって、なんだか他人のような気がしないんだもん。


・・・この「アイスミルク」という
「可」でも「不可」でもない中途半端な存在は、
なんだか自分自身を見ているような気さえしてくる。


・・・なんでだろうか?
僕があえて言うまでもなく、皆さんも既にご存知だと思うけど、
「アイスクリーム」には、1.アイスクリーム(15%)、
2.アイスミルク(10%)、3.ラクトアイス(3%)、
というランク付けが存在してて、乳固形分や乳脂肪分の比率によって、
その優劣を分類している。


しかし、気になるのは、「アイスミルク」だろうが、
「ラクトアイス」だろうが、
一般的にはコイツらも全てひっくるめて、
「アイスクリーム」と呼ばれているいうこと。

これは、「アイスクリーム」にとっては
ウザイ以外の何者でもないだろう。

要するに「ラクト」や「ミルク」(めんどくさいから省略する)は、
「アイスクリーム」の価値などないクセに、
世間一般からは「アイスクリーム」と認識されて
(少なくとも呼ばれては)いるワケなのだから。


もちろん、「アイスクリーム」は、
「アイスクリーム」であることに誇りを持っている。
だから、実際は「ミルク」や「ラクト」に
その地位を脅かされるなどとは到底思っちゃいないかも知れないし、
全くムカついてもいないのかも知れない。

そんなケチくさい分類は、「アイスクリーム」的にはぶっちゃけ、
どうでも良いことなのかも。
「ミルク」や「ラクト」に腹を立ててるんじゃないか?って思うのは、
「それは外から見るヤツの言うことス」(アイスクリーム談)

おそらく「アイスクリーム」は、「俺、イイもん。ちゃんと濃いし♪」
くらいにしか思ってないし、スーパーのアイスコーナーは、
(本物である)自分たちがいるからこそ、
「ミルク」や「ラクト」もそこで売ってもらえてる、
とさえ思っているだろう。

だから、「ミルク」や「ラクト」はそういう意味で
「アイスクリーム」には頭が上がらないのだ。

「ラクト」に限っては「アイスクリーム」から見ればザコ同然だが、
安価で消費者のニーズに答えるために、
わざわざ「アイスクリーム」自らが出向いて食われる手間も省けるので、
お互いにとって都合も良いのである。

逆に「ミルク」は野心的で、
いくら「アイスクリーム」が強大であるとはいっても、
あまりに油断しすぎると足元をすくわれるかも知れない。
なにせ、ネーミングに格付けの生命線である乳文字、
「ミルク」を冠しているのだから。

仮に「アイスクリーム」という名前が持つ、
既存の価値観を全て封印したとき、
この世に新たに誕生した「アイスクリーム」という食べ物の名称を
名づけるのに、最も適した呼び方は、
「アイスクリーム」より、むしろ「アイスミルク」である、
とも考えられるからだ。

あえて言えば、「アイスクリーム」という名称が生まれた際も
些細な運命のいたずらで「アイスミルク」になっていたかも
知れないくらい、微妙なラインであっただろう。


もしかすると、「ミルク」は100年以上の歳月をかけて、
この価値観を逆転させようと企んでいるのかもしれない。


そして、やはりと言うべきか、「ミルク」も、
「ラクト」をザコ扱いしている。

同じ「アイスクリーム」の配下なのに・・・と思うかも知れないが、
これは、最初に載せた乳脂肪分を見て欲しい。

「アイスクリーム」(15%)
「アイスミルク」(10%)
「ラクトアイス」(3%)

である。・・・この7%の差は、やはり大きいだろう。
これからもわかるように、
「ミルク」は確かに「アイスクリーム」側(より)なのだ。

ただ、こんな「ラクト」だって味付け次第では、
「アイスクリーム」や「ミルク」を
超えることだってあるんだから、
「ラクト」にもまだまだ頑張って欲しいと思う。


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さぁて、ここまでワケわかんないアイスクリン話ばっか(笑)

SEOのキチガイっぷりもここまで来たか、
と思う人もちょっとはいるだっしょ?


なんで、こんな話になったかっていうと・・・・


僕はこの「アイスクリーム」の関係に、
DJとの共通点をとても多く感じるねんなー(バカやなー)。
特に「ミルク」や「ラクト」でも、
「アイスクリーム(=DJ)」と呼んでもらえるところに!!




この仮定を踏まえて、今ままでの文章を読み返すと・・・・・




・・・・やはり僕は「アイスミルク」になるんだな。
アガルにアガレナイ。↑。う〜ん。↑。う〜ん。↑。↑。
冷静に考えると、この認識は当然なんス。

もちろん、「アイスクリーム」にだって、100円カップから、
ハーゲンダッツ、「フルリレロ〜♪」、デパ地下系、
シェフ創作〜など、ピンきりだし、
頂上なんて到底見えませんが。


だけども、この季節。
やっぱり皆、アイスクリーム好きなんだなぁ〜と。


この前なんか、銘菓"DIGITALISM"を買うために、
ライターの火も点かないくらいの酸欠状態になってまで、
地下に何百人も(入れないのに!)押し寄せたらしーし。
つーか、アイス溶けるぢゃないか(爆)


とにかく、僕はもっと牛乳を飲もう。
・・・背はもう伸びませんが。


「アイスクリーム」に近づけるよう、
よりまろやかに頑張りマス。。。


2007年06月18日(月) >>ヘコんでアガッて。

6/15(fri) [BRITISH PAVILION]

相方の田中亮太君がメトロでのクラスヌ出演の為、
代役の横地を立てて応戦。
ロック好きなお客さんはいつもよりチョイ少なめだったけど、
酔いどれ外国人相手に、
横地が80’s強めの選曲で盛り上げてました。

僕はというと、、、ダダスベリ(笑)
正直、自分は一般層相手のDJは無理だと痛感しました。
ある程度”わかってる”人の前でないと、完全に無力なんス↓
しかも、”ウケない”とわかってても強引にかけてしまうし。
というワケでかなり横地に救われました。


6/16(sat)[aurora]
神戸の新鋭ロック・イヴェントも気づけば祝・4周年!!
逆にこっちはDJしやすいねー(笑)

12:30からの出演で、アークティックからヘイ!エラスティカ、
ジャスティスからザ・ジャムのカーティスMOVE ON UPカバーまで、
新旧織り交ぜてポンポンつないで、
僕の”いわゆるグルバ以外のセット”的なDJをしました。

まぁどっちにせよ、知らない曲はウケにくいんだけども、
それでも”知ってる範囲”が広ければ広いほど、
やりやすいっていうか、、、実力を発揮できました。

あとは、オーロラDJがイイ感じのBPMで
朝方気持ちよく踊らせてくれたり、
一緒にゲスト出演してたヒロックさんと色々喋ったりで、
楽しく過ごせました。


2007年06月04日(月) >>ビョーク特集。

土曜日のグルーバーに遊びに来てくれた皆さん、
どうも有難うございました!

予想してたよりも結構お客さんも多くて、
蓋を開けてみれば、今年2番目の動員数(んまぁ、1番との差は大きいが)
で、フリープレイ・タイムも個人的なミスはあれど(汗)
いい感じに盛り上がりました。

DJサカモトのエレクトロ・タイムも、
本当に今年でガラっと雰囲気が変わったというか、
クラクソンズ以降のニュー・レイヴの影響や
一般リスナーにも受け入れられるキラー・トラックがリリースされたりで、
今後もっと盛り上がっていきそうな予感。
JUSTICEとPOGOは当分プレイされることでしょう。

ゲストとして出演した、
元レジデントDJのヤマシタの一夜限りの復活DJも
相変わらずな感じで◎。
COLDPLAYがかかった時、昔のグルーバーが脳裏に。


そして、ビョーク特集。
ブースの前に置かれたテレビ・モニターの数々が煌き、
ビョークのサウンドがフロアをドープに。
予想よりも歓迎ムードで良かった☆
僕もブースで踊るよりもフロアで踊りたくなって、
最後は"It's So Quiet"で〆。エガッタ。エガッタ。

その後のKOUNOのDJも新旧織り交ぜたプレイで、
最後の自分DJも、すでに大人気の元気ロケッツを中心に
なかなか楽しく終了しました。


それにしても元気ロケッツ、ほんと大ブレイク秒読みですね。
ようやくCDリリースも決まって、LIVE EARTHにも出るし。
THE FORMAT以来の久々の、
グルーバー・アンセムになりそうな気配も漂いつつありますねー。

思えば、初代グルバ・アンセムの"JIMMY EAT WORLD/SWEETNESS"は
2001年1月にプレイ開始。時代は正にパワーポップ/エモでした。
まぁ、この曲はわりと早い段階で他イヴェントでも盛り上がってたケド、
2002年あたりのグルバでの盛り上がりは異常でした。

そして、2代目となる"THE FORMAT/THE FIRST SINGLE"
をプレイしだしたのが、2004年2月。
実はこの時期、完全に飽和状態のエモい音に飽き飽きしてまして、
これはリリース時期より若干遅いプレイ初め。
なぜなら、僕がこのCDを買ったのは、
某レコード屋の半額セールでしたから(笑)

でもプレイし出したらすぐに話題になって、
自分ダンスの効果もあり(?)
その年5月のRADIOHEAD特集のときには既に大フィーバーでした。
そっから2005〜2007にかけてのアンセムっぷりは記憶に新しいところ。
見事にバトンは手渡されたワケです。

この曲が他イヴェントでもヒット・ソングとしてウケだしたのは、
おそらく結構後のほうで2006年くらいちゃうかな〜?
「びっくりするくらいTHE FORMATで盛り上がってなかった〜」
みたいな話はよく聞いてたし、実際僕も名古屋でDJしたときは
”ややウケ”やったしね(汗)

こうして時代はまた節目に。
2007年、このバトンは3代目、
"元気ロケッツ/HEAVENLY STAR"にしっかりと手渡されるのかっ!?。

取りあえず本当にイイ曲で、今のところ飽きる気配全くナシ!
初めて聴いた瞬間のあの気持ちは、まだ残ってます☆

おそらく他イヴェントでプレイされなきゃ、
グルバで一生盛り上がりそうなくらい(笑)
素晴らしい曲です!完璧!!

んまぁ、後は”大どんでん返し”的な何か
例えば・・・Voの女の子が全く可愛くないとか(笑)
呆れるくらいヘタだったとか、実は30才過ぎてたりとか、
ガングロだったりとか、人気に便乗して2ndシングルだしたら
クソだったりとか、いきなりハロー・プロジェクト入り(つんく系)
したりとか、もともとヨゴレ的ゆえ、楽曲の完成度が落ちたら何も
残らないとか、そういった不測の事態を巻き起こして、
ファン及び僕にも見限られる・・とか、
。。。。色々不安はつきません(笑)

まー期待が大きけりゃ大きいほど、
そーゆー色んなトラップは付き物ってコトで、
皆さん、取りあえず今年は元気ロケッツで遊びましょう☆



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