DJ SEO's DIARY

2007年01月10日(水) >>GROOVERブツブツSUNFLOWER

遅くなりましたが5日(金)のGROOVERに遊びに来てくれた皆さん、
どうも有難うございました!


POWER PLAYはFOO FIGHTERSでした!


3年前のパワープレイ時同様に、
何故かフーファイではボチボチの盛り上がりでしたが(汗)
他の曲で盛り上がってもらえたので、良かったですね。

んまぁ、先月のフーファイ@大阪城ホールでライブ自体も
最前ブロックにいるにもかかわらず、
イマイチ過ぎる盛り上がりだった故、
仕方の無いことなんでしょうかね・・・。

確かにここ数年で海外での世間的評価は、
うなぎ上りのフーファイターズですが、
・・・やはり所詮は90年代の音なんやなぁ、と。
ロック・イヴェントっていう、
耳の早いリアルタイムなリスナーを相手にする状況だと、
今現在シーンで流行ってる音とは実際、結構ズレてるワケで。
僕が10代の頃にニューウェーヴなんぞ聴く気にもなれなかったのと、
ある意味、結構近いモンなんかなぁ・・・と。そう思いました。

そう考えると、2000年代もそれなりに進化してるってコトなんだろうな。
たしか約3年前くらいの日記で、
「ニルヴァーナの影響力が格段に落ち始めた」って書いたコトが
あったと思うけど、それがもっと具現化されてきたんだろうな。

クラブ・シーンに言及すると、
およそ7〜10年前くらいには恐ろしい程の人気があった
WEEZERのいた位置は、
ここ2〜3年でリバティーンズにとって変わったモンな。

だから、フーファイというバンド自体が
既にクラシカルな存在になったということか。
それはそれでいい。
だが、シーン全体がPOPに流れているのはやはり解せない。
これは以前にも書いたが。

アメリカという巨大すぎるマーケットの存在のせいで、
本当に良質な音楽は一旦UKを通過しないと、世界に放たれなくなった。
一言で片付けるとそうだ。だから、UKが強いのである。

しかし、当たり前の話、USにはUSなりの良さがある。
ロックのロックたる力・・・すなわち。
ロックンロールのダイナミズムは、やはりアメリカにあるんだよ!

と、今一度書いておこう・・・ブツブツ。




・・おっと、話がそれた。
5(金)の僕のDJは、久々にテンパりましたんですよ。
いやね、ただ曲を選ぶだけじゃないんでね、僕の場合。

とにかくその日は、ピペッツのDVDを探すのに必死で必死で(汗)
さぁ、ピペッツかけようかなと思って、ターンテにレコード乗せて、
さぁ、ピペッツの(映像ネタが入ってる)DVDはどこだ・・
・・あれ?無いな。
あれ?・・・どこだ?どこだ?どこだ?

DVDボックスをスミからスミまで探すもナシ↓困った。
あのピペッツを映像ナシでかけるだなんて、
そ〜んなフロアをがっかりさせるコトはできない。

そこで取りあえず他の曲を数曲かけたりする。
麻雀用語で言うと「回す」感覚に近い。
いつでもピペッツをかけれるくらいの音色にキープしつつ、
ブースではとにかく探す探す探す・・・!

その後、以前作ったV/AのDVDに入れてたことを思い出して、
めでたくプレイできましたが、かなり焦ってた故、
結構ズレてましたな。「曲」と「絵」が。
んまぁ、その後に「絵」を「曲」に合わせる為にピッチを合わせなおす
DVJなんて、マジで僕くらいやと思うけど(笑)

そう、そんな感じの一晩でした。



そして日曜日は神戸でサンフラワーでした。
久々のハコでの開催。
音は最初規制されてたのもあってショボかったけど、
だんだん盛り上がるウチにヴォリュームも↑↑↑
大阪ではあまり無い感じのオシャレ〜な雰囲気の中、
ロッキン・ダンスに楽しめました。

僕のDJは、いつも通りサンフラな感じ。
グルーヴィーが基本です。
ロック聴くヤツはそんな聴かんやろって思ってた、
ディーライトが意外に反響良くてビックリ。

さすが、ウチのスタッフ・リーダーのマヤコに
「一晩中聴いていたい♪」とまで言わしめるだけはある(笑)

確かに僕の中でも、こういったガラージ〜ヒップ・ハウスな感じは
『自分が思い描くサンフラのサウンド』の、
結構中心を行くサウンドだったりするんで、
今後もサンフラを中心にプレイしていきたいですね。
(そういえばアンちゃんもその晩に同ネタのトラックをかけてました)

あとは、今月公開予定のソフィア・コッポラ監督作
『マリー・アントワネット』のテーマ・ソングになると思われる(?)
スージー・アンド・ザ・バンシーズの香港庭園なんかもプレイ。
この曲もようやく、「プレイする理由がキタ!」、感じ。
もちろん元々、大名曲なんですがね。

ただ、この曲を今かけるんなら、やっぱサントラの方がいいんかなぁとか。
先日、試聴してきたらイントロが違うんですよね〜(もちろん音圧も)。
んんん・・・サントラ買うべきかな!?
取りあえず、まずは映画を観に行かなきゃなぁ。



そしてそして、来月のグルーヴァーは7周年記念です!
スペシャル・ゲストにフリーペーパー”HARD TO EXPLAIN”の
プロデューサー沢田太陽さんを東京からお迎えしてお送りします。

00’s以降の”NEW ROCK”本格的にプッシュしまくる
同フリーペーパーと共に活動するイヴェント、
『CLUB HARD TO EXPLAIN』でもDJとして活躍中です。

http://www.hardtoexplain.jp/

是非とも、来月も宜しく!!


2007年01月01日(月) >>これが新年のご挨拶スカ!?

皆様、明けましてオメデトウございます。

そして、大晦日カウントダウン遊びに来てくれた人、どうも有難う。


いやね、でも本当に申し訳なかったよ、グダグダで。
まだ自分的には年明けた気分じゃねーっすわ。マジで。

全くDJもヒドけりゃ、機材もヒドくて、店のサポートも特になし。
全ての方面でパーティ経験が浅いからか、基本的なことがまるでダメ。
やっぱし僕が直接行って話せなアカンかったなぁと・・・↓


まずは、DJ。
正直ね、理解に苦しむんですわ。

まー僕はどんだけ謙遜して言っても
「ロックDJの国内トップ10」には入るくらいの技量
(あくまで人気ではない・笑)は、
持ち合わせてると(勝手に)思ってるワケやし、
あんまし下の子らをダメ出ししすぎるのも良くないな〜
・・・とも思ってるんやけども。

まーそれにしてもヒドイ。
もちろん、これは昨晩に限った話じゃないんだがね。
何かね、やっぱDJもT.P.O.が大事なんやわ。
それがわかってない・・・というか考えてないヤツが多すぎる。

T=TIME(時) プレイする曲が持つ時間。
人気曲を盛り上がってない時に空打ちしてもしゃーないとか。
その曲の人気度を見抜ければ自然とプレイ時間は決まる。
ワン・ナイト・パーティーで「ぼ、僕がこの曲かけたいんですっ!!」
とか言ってるヤツは死んで下さい。
レギュラー・パーティーの方向性として、
コイツにこの曲をかけさせていこうスタンスとはあくまで異なります。
あとは、朝っぽい曲ならできるだけ朝方にとか・・・
逆に朝には聞きたくい感じの曲とか・・・
まぁこれも例外はあると思うが。

P=PLACE(場所) 機材の整備をちゃんとしたり。
マイクや時計はすぐに使える(見える)トコにおいて置いたり。
レコード置きやすいようにブース内整理したり。
もちろん内装とかもそうだけど、やっぱり見た目も音も重要ですよ。

O=OCCASION(場合) その場その場で選曲を対応する臨機応変さ。
君たちはDJしながらお客さんを見てるんか?
この人らはどんな音が好みなのか、
何を待ってるのか考えながらDJしてるか?
それをどのタイミング(=TIME)でプレイすれば
一番良く聴こえるか考えてるか?
いくら前のDJから変わって自分の番だと言っても、
基本的にはその流れを受けつつ自分の流れにもっていかないと。
それにアゲる時はアゲないと。
だって僕らはカウントダウン・パーティでDJしてるんだぜ?
(僕のA.I.は「ガンガンいこうぜ」にしてたのに・・・涙)


・・・だからなぁ、本当にプロ意識のかけらもないっていう感じ。
DJしてるからには、そこに来てくれたお客さんを楽しませるという
絶対的な責務があると思っているんだが・・・。

「おまいらは、お客さんがカウントダウンの夜を僕らに預けてくれた、
という意味をわかっとるかぇ?」
↑この日記で言いたいことを一言に集約するとコレ。


この人気曲の空打ちもそう。
この曲、先に使っておかないと誰かに取られちゃう・・・みたいな(笑)
これはHIT曲しか聴いてない(とか、そんな選曲しかしてない)ような、
引き出しの狭いヤツにDJさすと起こる現象。
要するにDJの引き出しっていうのは、
極端な話、自分にできることしかできないってこと。
急に閃いたようなアドリブとかも含めた上でね。
だって曲知らないのにプレイできないっしょ?

ロックDJの場合の引き出し・・・ってのは、曲のBPMであったり、
ジャンルや音色、ドラムパターン、曲の終始などの記憶。
これをいかに多く把握してるかはとても重要なことで、
これをわかって選曲してるヤツと、
ただ単におみくじ感覚で選曲してるヤツとでは、
作り出すグルーヴは雲泥の差なんだよ。
もうなんべんこの日記で書いたかわからんくらいやけど(涙)、
「点」が「線」になってないんやわ。
これもわからんヤツにゃ一生わからん話やが。
でもなぁ、踊れねーんだよ。それじゃあないとな。

だから、僕の場合は大抵7〜8割は必ずその(前後の)選曲には理由がある。
それまでの数曲の流れを切って、新しい流れに移る時の切断や、
現場でもらうリクエスト曲も「理由」として加えられるとすれば
その割合はおそらく9割近くなるんじゃないかな・・・
ブリパビ難波HUBなんかは、所持してくるレコ量の関係上少し落ちるが。

僕のDJができすぎてるからか(自画自賛・笑)、
たまに「曲決めてきてるんですか?」とか聞かれますが
そんな事は全くないんですよ、マジで。
グルーバーのパワープレイ・バンドに関しては、
絶対にプレイしそこねちゃアカン曲が出てくるので事前にある程度、
打ち合わせはしますが。
基本的には僕の引き出しが人よりも多いからやろか。
いつも増やす努力してんもんな。

その引き出しを増やすのなんて、
本当にあきれるくらい地味な作業で(笑)
正にDJ歴8年の歴史の賜物なんですよ。

だからな、みんなもっと頑張ろうや。コツコツとでもいいから。
「ただ、DJがしたいんです!」、とかじゃあなくてさ。
んまぁ、「やりたい!」っていう意思は尊重したいんだが。

ここ数年のロック・イベント不景気
(んまー入るトコにゃあ入っとるらしーですが・汗)の一端を、
そんな素人DJが握ってると言っても過言じゃないんでね。

つーかまぁ、牽引する側の僕らがもっと頑張りゃええだけなんやが・・・
他人のせいにせんとな(笑)



えとまぁ、そんなワケで
とっても幸先悪いスタートとなった2007年ですが、
1/5(金)はGROOVER@ROCKETS、
1/7(日)はSUNFLOWER@GASTRO PUB SPARKです。
グルーバーはオルタナ+00’s以降+ダンスに、
サンフラはグルーバー以上にグルーヴィーにプレイできればいいかなと。


あとは、1/19(金)のブリパビ@京都HUBを経て、

1/22(月)は鰻谷SUNSUIにてELELEL+GROOVER+ROCKIN'FLAVORで、
DAMN ARMSのジャパン・ツアーをサポートします。
前売りチケット(2000YEN)も取り扱ってます。

昨日の大晦日コベントでの朝方に出てたELELELのYUJI君のDJは、
かなり良かったです。
去年一度観たときも、結構僕は気に入ってたんですが、
そのときよりも、かなり上達してて凄いなぁと思いました。
僕は既にシンドくてダウンしてましたが、
今度のSUNSUIのプレイを期待します。
ちなみに僕のポストパンク寄りなプレイも宜しくです。
結構デカいパーティーになりそうなんで楽しみ☆

1/23(火)はブリパビ@なんばHUBです。
こちらは京都に比べて踊らせないで良いだけに、自由にプレイしてます。

そして、2/3(土)はGROOVER7周年!!スペシャル・ゲストDJに
東京から沢田太陽(HARD TO EXPLAIN)さんを迎えてお送りします。



でわでわ、そんな感じで今年も一年宜しくお願い致します。


SEO 



 << BACK