DJ SEO's DIARY

2003年04月27日(日) >>4.26.SAT GROOVER

「サーバーぶっ壊れた」って聞いて、ちょっとビビッてましたが
『日記』はどうやらセーフみたいで。


昨晩遊びに来てくださった方、どうもありがとうございました!
いつもよりもちょい多めで嬉しかったです。

今月のパワープレイ・テーマは、
MADCHESTER/SECOND SUMMER OF LOVE
ということで、最近話題の映画「24アワー〜」の流れを組みつつも、
結構他のロック系イヴェントではやらないテクノ・サイドからの歩み・・
FUTURE SOUND OF LONDON、KLF、LFO、
808 STATE、ORBITAL、X―PRESS 2、
PAUL OAKENFOLDなども混ぜながら、お送りしました。

てな訳でかなりかけたい曲がありすぎて、インスパやネッズ〜、
フラワード・アップ、ワンダースタッフ、ファームなどの
マンチェ系のインディーギターをあまり流せなかったのが残念。
あの辺の曲までかけちゃうと、ナツメロ色がかなり濃くなりすぎるのでね。
まあファクトリーっちゅーことで、ノースサイドだけは奇跡的にプレイ。
何年ぶりだろーか(笑)
この曲は未だ腐ってないけどね。


え〜次回は、5月24日(土)です。
半年振りにMIXCDプレゼントあります。
GROOVERのCDは、各方面から常にかなりのご評判を
頂いておりますので、今回も是非手に入れてください。
先着50名様限定になります。

パワープレイはなしの「フリープレイ」です。
前回のマンチェ流れも残しつつの、ちょいフェス予習で
ちょいNWで、んでちょいニルヴァ―ナな(笑)内容になるでしょう。

お楽しみに。



それでは、昨晩のリクエスト結果を軽く集計

●リクエスト(答えれた分)

NEW ORDER / REGRET  今回で一番多かったリクですね。
あのイントロがMIXの中から鳴り出すと、イキそうになりますよね(笑)
DJセオがプレイ。

NEW ORDER / PERFECT KISS 
/ BLUE MONDAY DJサカモトがプレイ。

PLACEBO / THE BITTER END
忘れてたバンドでしたが、新曲はかなり好きです。
サマソニも楽しみ。DJセオがプレイ。

CORAL / SKELTON KEY
DJサカキがプレイ。

THE STONE ROSES / ELEPHANT STONE(12”ver)DJサカモトがプレイ。

YEAH YEAH YEAHS
出たばっかの新曲「DATE WITH THE NIGHT !」をDJヤマシタがプレイ。
今後もかなりプレイされそうな予感。

EMF / UNBELIEVABLE
DJサカキがプレイ

JAMES
も〜こんな時しかウチではかかりません(笑)
大大大名曲「SIT DOWN」をDJセオがプレイ。

CHEMICAL BROTHERS / SUNSHINE UNDERGROUND+STUDIO K
DJセオが久々にプレイ。
もちろんブレンドMIXしての2枚がけ真オリジナル(?)ヴァ―ジョン。
朝方にプレイされるためだけにあるようなトラックですが、
気持ちよくDJしたい朝方に、忙しいプレイしてる僕ってかなり献身的(笑)



2003年04月18日(金) >>二人の『神』

10代まっさかりだったころ、
本気で愛し、尊敬し、憧れた二人の男がいた。

今でこそ声を大にしてまでは言わないようになったのは、
僕が大人になりすぎたからなんであろうか?

約10年前の僕には絶対的な存在―――――
すなわち『神』そのものであった二人。



その二人とは―――――
んまあ、僕の事をちょっとでも知ってくれてる人なら
その内の一人はわかるでしょう(?)

あの未発表曲が発表されてからというものの、
「ちょっとストレートすぎるんじゃねーの?」とか
文句たれつつも、しっかり毎月選曲しちゃうあのバンドのあの男です。

で、もう一人とは誰か?


その男とは、昨日とうとう現役生活を引退したバスケット・ボール界の
スーパースター、マイケル・ジョーダンである。
中学、高校とバスケしていたのもあって、
当時はかなりのNBA通だった。
中学生時代は本当に好きで、実際のところ前者カート・コバーンよりも
自分自身への影響力は強かった。

マイケル・ジョーダンは本当に凄かった。
初めのスリーピートを達成した91〜93シーズンあたりは、
もうマイケルのプレイにくぎ付けで、その時のビデオは今でもある。

マイケルはスリーピート(3連覇)を達成した時にこう言った、
「マジックもバードも成し遂げれなかったことが、俺にはできた」と。

その時、彼は『神』になった。


僕の『神』は絶対的な存在だったが、彼はその年の夏(93年)、
衝撃の引退を発表した。正に全盛期での引退だった。


僕の『神』がいなくなった・・。
当時の僕にとって、カートはまだそこまでの存在には達していなかった。


94年春、カート・コバーンがいなくなった。
自分の中でのカートが急激に大きくなっているのを感じながら、
カートが残したメッセージの中の一節―――――――――
ニール・ヤングの「ヘイへイ、マイマイ」からの引用で
「消え去るよりは、燃えてなくなってしまった方がいいんだ。」
――――を、ずっと考えていた。


カート・コバーンは、自分の能力が衰えてしまったあげく、
「過去の産物」として、消え去ってしまうのを・・・恐れていた。
パンク・ロックから多大な影響を受けていたカートにとっては
自分の人生もアートであり、クールでなければならなかった。

「偶像化を拒否する」と生前言っていたカート・コバーンは、
なぜか自ら死に、そして『神』になった。


その1年半後、なんとマイケル・ジョーダンがコートに戻ってきた。
世間は「神がコートに帰ってきた」と騒いだ。
実際動きはそうとう鈍っていたが、それでも彼は再びスリーピート(3連覇)
を達成し、まだまだ実力は健在なのを充分にアピールした。

そして、また引退を表明した。
『神』は一時人界まで降りたものの、また天に上った。



人間誰でも、もちろんカート・コバーンでなくとも、
全盛期を過ぎてしまった引き際を知らない人間ほど、
無様なものはないと思うだろう。


やっぱかっこ悪いよな、そんなの。


だが、『本当の神』はどうなんだろう?
自分は絶対無二な存在で、絶対無敵の力を持ちながらも
実際はすごい孤独なんじゃないのか?


マイケルは再再度、40歳近くになりながらもコートに復帰した。
もう彼には以前のキレはなく、シュート率も低下。
決定的な場面では、必ずと言っていいほどシュートを決める
あの勝負強さも、もうそこにはなかった・・・。


しかし、彼は、あえて、降りてきた。

彼は『神』から『人間』になったのだ。


年齢のハンデがもちろんあるにしろ、
彼は目線を他の選手と同等に合わせることで
勝負のスリルや敗北の屈辱を味わい、
そして仲間に自分のバスケットに対する情熱を伝えた。


彼は『バスケット・ボールの神様』である前に、
一人のバスケ好きだったのだ。


だが、結局マイケル・ジョーダンの最後のシーズンは
プレイオフにも出場できずに終わった。

こんな終わり方は、ファンとしてはやっぱり寂しいのが本音だ。
あんなに上手かった人が、ここまで衰えを見せるなんて
10年前は誰も思っていなかっただろうから。



・・・でも、とても人間らしかった。
最後には何も飾らなかったんだから・・・。


マイケル・ジョーダンは、アスリートの”頂点”と”限界”を
かつてないほど明確に世間に見せてくれた。



「偶像化を拒否する」とカートは言った。
「俺はシアトルに住む、その辺の兄ちゃんと変わりない」とも言った。

・・・が、カート・コバーンは結局のところ
自分の一番人間らしい部分である”限界”は見せなかった。
・・・いや、見せたくなかったと言う方が正しい。


カートは結局死んだんだから、やっぱりそこまでの男だったんだろう。


だけど、それで死んじゃうカートのしょぼさは
とても人間らしいとも思う。グズなんだから。




「消え去る」と「燃え尽きる」


僕の中での答えは未だでていないが、
僕の中で偶像化された二人の『神』は、その10年の後に
僕対してそれぞれの答えを返してくれたと思う。


ありがとう。


2003年04月14日(月) >>月曜早々着いてないなぁ・・。

日曜日は遂に自転車を買い換えました♪
今っぽいヤツです。

んだから、今日からの通勤はさぞ楽しいことかと思いきや、
朝にはしっかり空気抜かれてました・・・。
ただ空気穴抜かれてるだけなら良かったんだけど、
なんと栓までパクられてるではないか。
そのおかげで今日は電車で出勤・・・。
悔しい・・・昨日から楽しみにしてたのに。

先週末も買い物しまくりました。
土曜は毎度のレコ屋めぐりだったんですが、

日曜にもミナミへ。何か異様に服が欲しくなりまして・・・。
んで自転車も買い換えたんで、結局3万近くの出費。
う〜ん・・・もたないなぁ。

土曜の晩はノリでパブリック・カフェへ。
面白すぎてビックリしました。ヤバイです。
焦りました、正直。やっぱりあの御二方は違うねぇ・・。
もう昔みたいなワヤなイメージは、ほとんどないです。
かなりニューウェーヴしてたし。

DJ的な視点から見ると、選曲のフットワークが本当に軽いのも
すごい勉強になりました。
しっかりギャング・オブ・フォーかけてたし。
んまあ、踊ってるのは僕らだけだったけど・・・。


細かいこと全部抜きにして、とにかくリスペクトやな。


パーティの雰囲気もいいしね。
グルーヴァ―みたいに”マジな音楽好き”ばーっかじゃなくて、
なんて言うか”遊び”なカンジがね。いいね、自由で。

・・・って言っても、僕はグルーヴァ―のお客さんのことは
本当に大好きだし、誇りにも思ってますよ!

んまあオーガナイズしてるのが”僕”っちゅーこともあって、
グルーヴァ―はやっぱこういうテイストなんかな。
音楽への愛情に満ち溢れてるからね、照れるぜよ(笑)


2003年04月05日(土) >>くそ・・・手いてぇ。

今日もミナミに出てレコ買ってました。

今の仕事でかなり靴がやられるんで、
靴を買おうと思ってたんだけど、
結局1時から8時までずっとレコード見てましたんで
レコ以外は何も買えませんでした・・。

レコも今日だけで15枚近く購入・・・。
ん、まあ今日はキンコンが紫タグ半額にしてたから
いっぱい買えたってのはあるんだけど・・・
それにしても結構買った。だって、手いてぇもん。


持って買えるのが苦痛なくらい買ったのは、久しぶりだ。


以前は毎日ミナミにいたから、
毎日1〜2枚買うってカンジだったんだけど
今は週末しか出られないから、一週間分一気に買うわけよ。

だからこんなに重いし、家着いた後どれから聴いていこうか
考えるだけで、頭痛くなるんだよな。


けど、それにしても多い・・・。
大抵、僕の場合は月30枚くらい買うんだけど
今月はもうその半数を超してしまった・・・(汗)
別に普通の仕事始めたっていったって、
給料は前とあんまし変わらないのに。ヤバイ、ヤバイ。

今日買った掘り出し物を少しバラすと・・・
フライング・ソーサー・アタックのLPが半額で600円でした。
いいアルバム。もっと早く買っておくべきだった。


2003年04月01日(火) >>くそ・・・腹いてぇ。

今日は奇跡的に仕事が7時40分に終わった。
今日はシフトレコーズの入荷日だし、少しでも長い間レコ見ようと
長田の駅まで10分くらい全力疾走した・・はあはあ。

おかげで腹痛い。

何とか45分くらいシフトでレコ見れた。

色々店員さんに試聴をせがんで、かなりうっとがられたような気が
して恐かったけど、僕もレコ屋にいる時はかなりうっとおしそうなフリを
してたから、自業自得なんだろう・・・。

結局試聴した2枚とも買わずで、つらかった・・(汗)。


見事、購入されたレコは”マシュ−・スウィート”の新作と、
A.P.E.WEAPONの新作1STアルバム。
店で聴いて痺れた”MAE”っちゅーエモいやつは、
かなりツボだったけど、レーベルが
TOOTH&NAILだったので、アナログ出そうだから今日はパス。

なんかレコ見るのに時間制限あるってのは、疲れる。

結局、ミナミまで出てもキンコンもA−1もシスコも行けんかった・・。

キツ過ぎるぞ、この生活・・。


でもマシュ−の新作に今、かなり癒されながらこの日記を書いてます。
こりゃいい。良い。最高だ!
遂に『ガール・フレンド』を越えるアルバムになるかも。
さすが『日本人向けアルバム』だけはあるぞ。

前回かけたティーネイジが思ってた以上に受けてたんで、
久しぶりにこの流れも混ぜようかと思ってます。
ちゅーか、この勢いでポージーズまでかけてもいいっすか?大丈夫?

いや・・あえて聞くようなマイナーバンドじゃ決してないねんけどね。

う〜ん・・でも実際の僕のDJは好きなのかけてるようで結構消極的かも。

しか――――し!!!その心は・・
「このバンドはあんましみんな知らんからなぁ〜・・」
っていうことで、大変悪い言い方をすると”ナメてる”っちゅーことなんで
『ナメんじゃねーぞ!DJ!シュガーかけろコラァ!』
とかいう熱いリクも密かに期待してまっせー。

ま、けどこんなリクは予想もしてないんで
レコさえ持って行きませんが・・・アハアハ。


常にオルタナびいきが基本姿勢の僕ですが、
今はどっちかって言えばオルタナよかニューウェーヴだしな、時代が。
つってもオルタナ掘ったらニューウェーヴにぶつかるから同じか・・。
「そろそろギャング・オブ・フォーとか、コントーションズ、
モダン・イングリッシュとかかけださないとなあ・・・」って
言い始めてからも結構過ぎてしまった・・・う〜ん、困った。

いっつもかけたい曲が多すぎて困るんで、
ブルーを”精神と時の部屋”にしたいです。




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