非日記
DiaryINDEXpastwill


2025年01月26日(日) 長年の夢が。

世間では新作の三国無双がちょっぴりネオロマ風って評判だったんですけど、聞くところによると…董卓がかっこいいとか?死ぬときも、董卓、かっこよく死ぬとか?
董卓をかっこよく!董卓をかっこよくして!とぶちぶち言っていた私の夢がいつのまにかかなっていますね。これはさすがにプレステ5買って新作三国無双買うべきか?ちょっと昨年新作のACにもひかれてプレステ5買おうかなってめっちゃ思ってたけど、お金がね、なくてね。
でもいいかげん立て替えた入院費と葬式代を返してもらいたいからな。葬式代返ってきたら投信につっこまずにプレステ買おうかしら。私、ゲーム下手だからな…そこがちょっと迷うところなんだけど。


さて、今年も嫌な時期になっています。
なにって事務仕事がめっちゃ増える時期なんだよね。事務仕事っていうか…あー、うん、いろいろあんのよ世の中には。
私、この時期になるたびに普通にホワイトカラーな職種にはつけないって全力で思う。わが人生ミリも間違ってないってめっちゃ思う。

普通に掃除婦みたいなことしつつ、お客様に話しかけられて世間話とか来歴とか会話してたら「おまえはなんでこんなところにいるんだ」みたいに叱られたことあるけど、だって無理なんだもん。やりたくないことやるの人生をかけて無理なんだもの!短期間で締め切りに間に合わせることだけ考えてだいぶん雑にしあげていいならギリギリ可能って感じ。

毎年この時期には「なんでこんなことしなきゃいけないんだろう」とぶちぶち思いながらやってる。私すぐ自分のことながら「文句があるなら馘にしたら?」って思っちゃうからな。むしろ「組織の方針に従えない人間を雇ってる意味が分からない。組織にとってマイナスにしかならない。貴様は私をクビにすべきだろう」って自分で熱く思っている。でも私もいい年なので、「集団のルールに従えない私は集団を出ていくべきだ!とめるんじゃねえ!私だけ例外にする?そんな不公平が許されるわけあるか!私情で集団の秩序を乱すとか許されると思ってるのか!誰が許しても俺が許さん!」などと熱くなって中高生の頃みたいに粘着にもめなくなっただけ大人になったと感動してほしい。私は人間の成長を感じている。頑張るよ。

てゆうか、これは言うほどじゃないし。昔もめたことについては、多分今だったらやめる理由を言わずに別の理由をつくって「いやー、ちょっとやりたいことあって」とかへらへら言ってやめる。考えてみたが今もたぶんちょっとだめだわ。私はたぶんできん気がする。昔もめた時もなんでいやなのかは頑として言わなかったけど、あれだって私は一応空気全力で読んだんだよ。
たとえるならば、
昔自分には性同一性障害でいじめられて自殺した友達がいて、文化祭で男女入れ替え劇かなんかをコミカルにやろうとみんなが盛り上がって楽しんでいた場合みたいな感じ。理由は言えないけど、私はやらないし、やりたくないし、できないの。でもそれをやめるべきだとは私は言えないねん。だって何かを笑うってことはいつも対象に攻撃的だろう。昔の宗教じゃないんだから、人類は笑うななんて言わないけど、ただ、私はそれを笑えないだけじゃなくて、自分をそちら側に(笑う側に)置きたくない。それは私のただのわがままなのよ。あなた方の心の醜さじゃなく、私の心の醜さなの。だから醜悪でわがままな私をあなた達はけして許すべきじゃない。あなた方は自分たちの社会の秩序を守るべき!情に流されるなど言語道断!…とかなって大激怒して、学校中のみんなで寄ってたかってなだめられ。まことに申し訳ござらん感じ。
申し訳なさ過ぎて忘れられない。でもこればっかりは理由を言いたくないねん。言う相手もいないけどさ。でも本当にまじで悪かったなって思ってる。あれを反省しては今度はちゃんとうまくやるっていつも思ってる。


ところで世の中の二人称で、現実でも創作でも「おまえ」がダメな人が結構いて、不思議に感じてるねん。人様のレビューとか感想を見てると、この二人称がだめで、この二人称を使うキャラがダメな人が結構いるんだよね。
私はどっちかというと自分が言われるなら「キミ」のほうがちょっと嫌な感じがするし、自分が相手を蔑んで呼ぶならたぶん「あんた」って言うんじゃないかな。てゆうか、たぶん嫌いな相手に対して私二人称なんて使わない。「このくそ野郎が」とか思ってる。あと「この下郎」とかたまに口走る。嫌いな相手の二人称は基本的に「クソ」ですよね。「どうしました、クソ?」って聞き返しますよね。「大変!大丈夫ですか、クソ?」って心配しますよね。
だから「おまえ」だめなんかーと不思議な感じ。「おまえ」は、うーん、あきれてたり、いら立ってたり、場合によっては腹立ってるけど、根本的には嫌いじゃないって感じか。もしくは相手を好きな自分に呆れている。少なくとも、「あなた」とか「きみ」よりも自分に近い感じ。自分に近いから雑になってる。
あー、これは「身内だから大事にする」タイプと、「身内だから雑に扱ってしまう」タイプの違いかもしれない。
ああ、まあそうね、そういうことなら、そういうのはしょうがないね。

私はね、家族こそ一番大事にすべきだと思いますよ?私は大事にしませんけど。

こないだン十年来のお友達と十年ぶりぐらいに直接あって話してたわけです。相手は子供もいますから、現代の子供たちとか、交友関係とか、SNSとかそういう話もしていたわけよ。六時間ぐらい。
で、
私「でもさ、誰が友達だとかそういうカテゴライズするのが、そもそもなんか違うって感じじゃん?友達だと思う前に、先に何らかの関係があるわけじゃない?」
友「あー、そうね、確かにそうかも。一緒に遊んでるのが友達っていうか」
私「そう。遊んだりとか、しゃべったりとか、これぐらいの頻度で会ってるとかがあって、だから友達かなみたいな。お見合いみたいに対面して、それじゃあ今日から私たち友達になりましょうで友達にならないだろ、普通」
友「そうね。ならないよね、そんな風には。友達だとか言い合わないよ」
私「まあそういいつつ、私とあなたは『今日から友達になろう』って口頭の約束で友達になったから、アレなんだけどね」
友「え、そうだっけ?まじで?(笑)全然覚えてないよ!よく覚えてるね!?」
私「まじかよ?(笑)私はちゃーんと覚えてるよ。友さんは約束を破った時の代価を命と引き換えに私と友達になったんだよ。私はあなたの望み通りちゃーんと約束を守ってきたんだよ」
友「なにそれ!やばっ」
私「なんたって中学生ですから。なんだって生きるの死ぬの大騒ぎの年代だよ」
友「確かにー」

私「そうしたら、その時友さんは『私はどうなってもいい。家族には手を出さないで』って言ったねん。だから私もしょうがないなあって思って」
友「私すごっ!そんなこと言ったんだ!(笑)」
私「うん、言ってたね。友さんは昔も家族を守ろうとしていた。私から(笑)」
友「(笑)」
私「そうなの。あなたは命をかけて家族を守ろうとしていたの。そういうのは私は好きよ。それで私は命と引き換えに生涯の友達であることを約束した」
友「(笑)」
私「そうしたら友さんは自分の方は命をかけてるからって調子に乗って私への要求が事細かく多かったね」
友「まじで」
私「うん。ここぞとばかりにめっちゃいろいろ追加されたよ。でも私もこっちは命をもらうからには明らかに取り分が多いからさ、そこはしょうがないかなと思ってさ。友さんは、これこれこういう友達付き合いがしたい。こうこうこういう友達がいいって言ってたわけ。あとこうも言ってたし、こうも言ってたな」
友「ああ!確かにそう思ってるよ!確かにそう!」
私「ね、だろ?だから私は友さんの、こうであってほしいっていう、そういう友達になったの。約束だからね。ほら、だから今そうなってるでしょ?」
友「本当だ。そうだったんだ…!」
私「そうなのよ。私は約束を守るねん(ドヤッ)」
私は命を取らずに済むようにって折に触れて色々画策したんだから、たまには思い出してもらわないと、人間の心をもたないとまで言われた私が報われませんよ。彼女は今も家族を大事にしていますし、私は家族を一番大事にするように期待します。

古い知り合いに会うと古い思い出がよみがえるよ。


やぐちまさき |MAIL