sasakiの日記
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2007年05月25日(金) あっという間に落ち葉だらけ

 と言うタイトルでここに書いたのは去年の10月ごろか?
 今、山の景色はめまぐるしく変わっている。つい、3週間前はまだ雪も所々残っていて登るのも少し心もとなかったんだけど、毎日毎日、風景が変わってゆく。先週までは見上げると空の分量がまだ多く、木立の色もまだ茶色が多かった。それが今、もう緑一色に変わり果て、木立から見える空の分量も、大きくなり始めている葉っぱに隠されて少しずつ山本来の姿を出し始めている。
 本当にあっという間だ。
 去年は途中からの参加だったんだけど、こうやって季節の始まりから山道を見ていると、じわじわと老人がしのび寄って来てついでに草花も良く見てはどう?と囁きかける声が聞こえる。僕は昔から花鳥風月を叫びだした瞬間から老境と心に決めているので抵抗するのにもう大変だ。
 本屋に行くと「北海道の山に咲く野生植物」と言うのを手に取りうなる回数が増えてきた。これは多分買うだろう。そして、次はカメラを持ち出してそれらを録りだし、何がしかのファイルを作り各写真の下にその名前を書き込んで喜んでいる姿が見える。そして次第に森の歌や、鳥の歌、花の歌や川のせせらぎなどを歌うようになり、最終的にはうたごえ運動を叫びだすのじゃないかと危惧している。
 それと、大分昇っている人の顔を憶えてきた。
 時間時間で登っているメンバーが違い、それぞれが大体きちんきちんと規則正しく藻岩山を登っていることに気がついた。この170万、180万になんなんとする都会でそんなに頻繁に見た顔に遭遇する機会と言うのは総多くはないはずだと思うんだけど、こっちに登る余裕が出てくると人の顔を識別できるようになり、そして、はたと、そんなに多くの人が登っているのではなく、大体人数は限られているのだと言うことに気がついた。
 僕はこのところ一日が分断されるのが嫌なので大体昼前に上り下りすることにした。僕の家の玄関を出てもう30メートルもするともう上り坂が始まる。通称「が丘下(がおかした、と読む。これは旭が丘下の略で旭ヶ丘上という風には言わないけど何がしかの作為的な区別があるみたい、と思っているのはひがみもあるのだ。)」が僕の住んでいるところでいきなり登山が始まると言ってもそんなに語弊はないと思う。生活している人はこの上り下りを登山とは勘定に入れていないみたいだけど冷静になって考えるとこのあたりの人は大体日常的にハーフ登山ぎゃと呼んでもいいことにしもいいんじゃないかと思う。とにかくいきなり36度73分はありそうな生活道路を70メートルくらい登ることから始まる。冬もこの道は使われるので一応所々ロードヒーティングはしてあるんだけど、一度だけ車で登ったことがありそれ以来は絶対近づかないようにしている、なんたって途中まで登るとあまり勾配がきつくてクルマが180度回転するのではと思わせるような異常な坂道。
 山麓どおりに出ると普段運動しない人はこの段階でもう一杯一杯になる。
 それから比較的大きな神社を横目に見て、慈恵病院の脇にたどり着く。ちょっとこの前まではこの段階で虫の息。
 登山入り口にはごちゃっとした駐車場があり、たいていの人はバスか車でここに集まる。登山入り口には水飲み場があり、案内掲示板がその隣にあって、まあ、適当に登ってくださいという雰囲気があり、この山その程度なんで事由にと言う雰囲気も漂っている。入り口近辺にはそれぞれの木の説明札が丁寧に張られていて、そうかそうかこの木は一応割りばしになったり爪楊枝なったりするんだなどと関心できるようにもなっている。それと35番くらいまである地蔵と言うか仏様と言うかが所々に安置されていて、何か困ったことや相談事、願いや祈り、はたまた過程の鬱憤などがあったら適当にぶちまけて言ってもいいよ、あんまり親身には聞いては上げられないけど、包丁持ち出したりカレー作ったりするよりはましだろうからね、と言ったカンジで所々に建っている。あれを背中に担いで運んで設置して人がいたんだろうなあとつまらないことにばかり感心する。一度だけ真面目に全35体に手を合わせ家内安全、仕事順調、大金襲来、無病息災、精力絶倫、父や母が150歳まで生き、朗らかに昇天する、大願成就、精力絶倫、あ、これは書いたか?まあそんなことをこれでもかとお願いしてきた。
 5年前だっけ?の台風の時の倒木がそのまま放置されていて森の再生を自分の目で確認してみたらどうかなどの看板もあり、確かに去年よりもなぎ倒された木々は少しずつ森や山にどうかし始めていて、むやみやたらに整理整頓しなくてもこれはこれで面白いと言うことになりそうだ。
 それにしても知り合いに会うあ。
 ここは札幌、大都会なんだけど、でも、突然知り合いに会うとうれしいものだ。
 頂上のショップには色々なお土産品、飲み物、レストラン、ファイターズやコンサドーレのグッズ、なんだか分けわかんない取り合わせで混沌としていて、それがある意味お土産やでいい感じなのだ。キティちゃんストラップ、キーホルダーも充実している、そのほかカトチャンもの、色々なキャラクターのストラップが充実。登るたびに記念にキティちゃんと一瞬思った自分がいた。高山病にかもしれない。

 来週の今は打ち上げで間違いなく赤い顔をして、眠気充分だと思う。
 歌うたび泣ける。
 このままだと人前では歌わないほうがいいかもしれない。
 格別に何か痛いことを書いたわけでもないのになあ。
 僕の髪が肩まで伸びてーーーーー。
 このまま行くとデビュー当時の頭になる。
 どうなんだろう?
 

 フォアハンドは来た玉のラケットが直角に当たるように修正して、それを持ち込むように腕を首に巻きつける。と苦しいので適当な力で首に巻く。
    軟式テニスのフォアハンドの正しい打ち方。その一
                 木島 修平  明治36年生まれ

 今のところコンサドーレに言うことは何もない。
 すばらしい。
  
 しまった!
 祈っていなかった。
 今度の登った時は大声で!


2007年05月18日(金) 一匹長屋

 明日は小樽、一匹長屋です。
 久しぶりに深川君とやります。
 深川君はギターを弾くときが一番幸せだそうです。
 僕は深川君ほど幸せな気持ちにはならない。
 腕圧が益々強くなってきたのか、いよいよ腕が攣りまくりです。
 深川君は余りコードを押さえないので腕が攣らないみたいです。
 杉田二郎さんも小室さんも腕攣りに悩まされるようになったそうです。(うーーん、なんか年寄りの発作みたいになってきたなあ?)
 
 さっきから目黒君から電話が来ているんだけど、こっちがかけると、向こうが出ない、向こうから来るとこっちが出られない、とても無駄だ。おーい、目黒君ーーー、電話は明るいうちにかけようね。僕は思いのほか夜は忙しいのだ。
 
 おいしい、日本茶淹れよう。寝る前なんだけど。


2007年05月15日(火) ハロー、ハロー

 すべてがいい調子だ。
 天気もいいし、

 わしゃ、寝ることにする。
 
 藻岩山の麓にわたしは住んでいて、まるで裏山気分じゃ。
 不思議なことに今、山はブームで次から次から人が上り下りをし、途切れる気配がない。頂上でいつも登っているらしいおばさん二人に定山渓温泉饅頭をもらう。冬も登っていると言うするどいおば達だった。僕はいろんなことを根掘り葉掘り聞かれた。このまま行くと友人に発展しそうだ。
 上っている途中で財布を忘れたことに気が付き、そのときから喉が渇き、上に着いたら何か飲みたいなあ、でも金ないしなあ、売店の人に借りようかなあ、近所のよしみと言うことで、でも、多分無理だろうなあ、とぶつぶつ思いながら頂上付近名で行ったら、見たことのある人に遭遇。なんと!姉だった。嘘じゃないって!本当に昔から姉弟だったうちの姉さん。願えば何でも叶うということを今日思い知った。
 こんどからはもっともっと大きなことを願おうと決めた。
 必ず叶うのだ。
 降りる途中でまたベーカーショップブギのギタリスト、東校の同級生はじめに遭遇。今日は少しばてているように見えた。勝った。
 それにしても僕らは几帳面に山を登る。
 ミュージシャンなんだろうか?果たして。まあ、これはこれで新しい形の音楽家のあるべき姿なのかもしれない。ひたすら体力のある年寄りを目指せばいい。

 9月1日旭川、「アーリー・タイムス」7時半スタート。
 「フォーク・ジャンボリー」以外でやるのは初めてかもしれない。

 今週、小樽「一匹長屋」土曜日やるので見に来てください。
 酔仙付き。

 ついに首位。長かった。苦節3年。どうかこのままBY誰だっけ?

 本当に寝る。
 
 


2007年05月11日(金) こんばんわ

 札幌は今日も一日じゅう快晴で、ここ円山界隈は穏やかな春が屯(たむろ)しているといった状況です。ここかしこ、シャッターーの上がる音、下がる音、豪華な家では一日じゅう細かい犬3匹がほえ同士で隣近所はさぞ堪忍袋がパンパン、音が聞こえそうです。
 コンバンワ、佐々木幸男です。
 今日の1曲目は、先週予告したようにアツーイ、あつーいデュエット特集です。
 エルトン・ジョンとキキ・ディーで「恋のデュエット、DON’T BREAKING MY HEART」1976年、そのまんまの曲です。

 恋と言うものは錯覚なのだなあ、と言うことがこの年になって改めて知るわけなんですが、昔、マジソン郡の橋というとんでもない話が一時期大ブームになって映画にもなりました。その当時から映画だからある程度許容範囲も広く、好意的に見ればまあ、という評価に落ち着きましたが、やっぱりいい年をした人たちが錯覚、不倫言う爆弾も入っているのだからどうなんだろう?というかんじです。昔、一杯の掛けそばと言うのも流行りましたが、あれはあれでみんな無責任に忘却というところに落ち着きめだしめでたしでした。
 そう、錯覚なんだけど、何かが脳みそを追い越していき、自律神経や交感神経、ホルモンや血液、体液が激しく流動するともうどうにもこうにもならもならないことになるのです。それにしても「恋のデュエット」というのも無茶なタイトルじゃありませんか。昔から日本と言う国は結構C調な国なんですなあ。
 そうそう、ぼくも一度デュエットみたいな曲を出したことがあるんです。
 事務所やめようかなあ、思っていた頃にディレクターに頼まれて「女の子と一緒にうたってみない?」、「いや、いいです。」「そういわないで、結構感じのいい曲だから、佐々木君にぴったりの。」、といわれて結局レコーディングしてしまった。去年小山さんにそのシングル版をいただいた。「ヒッ、ヤー」といったもので、なんでも安受けあいしたら遺憾ということ僕はこの歳で憶えました。
 話を錯覚のところに戻しますと、まあ、このことをみんなが実感していてそこに陥ると言うのであれば、それはそれで成立していい大人になるのではないでしょうか。と言うようなことを書き言葉で書く他愛のない、いいバカおやじの発言に見えてくるから不思議なのだ。
 
 気分を変えて1曲、デュエット特集、2曲目は
 「YOU ARE EVERYTHING」、ダイアナ・ロスとマーヴィン・ゲィのお二人です。漫才師か?
 
 昨日、シュープリムスのベスト盤を買ってみました。
 ダイナア・ロスって改めて歌がムチャクチャすごいと言うことが分かりました。
 今、ケーブルで「AMERICAN IDOL」という、アイドルになるための勝ち抜け歌合戦みたいなのをやっていて、去年の暮れあたりからはまり始めて今日に至ってるんですが、これがとても面白い。特に地方大会が抜群で、大体が勘違い野郎大会で審査員3人も言いたい放題、出てくる奴らは言われ放題で、もう放送禁止用語の嵐で落ちた奴らは喚き散らして帰ってゆく。
 今は6人くらいまでに絞り込まれていてみんなそれなりに疑うまいし、パフォー、マンすもまあまあなんだけど、地方大会ほどは面白くない。ただ歌がうまいと言うのは人をひきつける積極的な材料にはないのですよ。
 唯一贔屓はサンジャヤというインド系の可愛い男の子で見ようによってはゲイにも見えるんだけど、先週の「ベサメ・ムーチョ」は最高だった。男のわたしでさも最後のカメラ目線にはドッキリしたくらいです。何でもアメリカではこのサンジャヤが社会現象になってるらしいと言うことを聞いたばかりで、よかったら見てください。これからは決勝大会になるんだけどたぶんそんなには面白くはならないと思うんだけど。次のシリーズからでもいいから見てね。FOXテレビです。そのサンジャヤなんだけど、どうも次の回あたりで落ちるらしい。僕の予想は最後の二人までは残ってそして落ちると言うのだったけど、どうもそういう作りこみは流石にしていないみたいだ。アメリカのテレビだからもしかしたらそこまでは絶対にやるはずだと思っていたら次の回で落ちるらしい。聞いた情報によると何かしら決定的なミスをサンジャヤは起こしてしまい、残すに残せなくなってしまったという話も聞こえてきたのです。なんか、アメリカのゴシップ雑誌みたいになってしまいましたが。
 3曲目です。
 「YOU’RE REALLY GOT ’A HOLD ON ME」
 GREGG ALMAN & CHERです

 というところまで来ました、時間のようです。もう1時間経ってしまいました。話すと10分くらいの番組に見えるでしょうが、こうやって考えながら、打ちながらというのは思いのほか時間がかかるのです。
 提供は佐々木電気店でした。
 久しぶりにやってみるとこれはこれで面白い。
 

 


2007年05月08日(火) 1本目

 登れない。
 何にもしないと筋肉はこんなにだれているものなのだ。
 去年は自転車を出した1日目に500メートル走って乗れないことを思い知り、一体全体どうなるんだろう?と暗澹たる気持ちになったのは良く憶えていて、今年は藻岩山に思い知らされた。
 とりあえず、円山が下に見えたら今日はもうよそう(藻岩山と円山は大体隣り合っているので上に登るに連れて円山が下になるのです)、もうこれ以上登れる気がしない。息は上がってしまい、目の前が暗くなる。大袈裟に言いてるわけじゃない、しみじみと年齢を山道で考える。前から降りてくるおじさんが「昔は1時間で登りきったのに。今は2時間以上かかるもなあ?」去年は登るのに1時間切るところまでいったのに、果たして体力は戻るのだろうか?と言ってる暇があったら冬の間も鍛えればいいんだけど掛け声ばかりで今年の冬は本当に何もしなかった。歩くことも、雪かきさえもしなかった。
 
 金沢にピッチャーが変わった。
 どうも試合経過はあまり芳しくないみたいだ。あと2勝すれば借金がなくなる。そうしたらしばらくそのあたりをうねうねしていればなんとか秋の3位には残る目がある。今年はこの線で行って欲しい。
 
 1時間35分かけて結局は頂上に到達。
 いろんな人に抜かれた。
 とても悔しい、けど、今の自分はこれで一杯一杯。
 たかだか500メートルの山に。
 本当に寂しい。
 怪しいおばさんにも抜かれた。
 怪しいおばさんは顔中を手ぬぐいで隠し、目には男用のサングラスを深くかけ、ジャージに長靴だった、手には何も持っていない。僕はと言えば最新式のトレッキングシューズに、大谷君からいただいた登山用ステッキ、リュックには寒さ要の厚手のシャツ、汗を拭くためのタオル、飲料水、遭難した時のためにジャムパン1個、旭山動物園のプリントされたアンパン、ほぼ重装備である。この山にこれは大袈裟なのだが、何せ今年1本目なので。
 降りて来る時に足のふくらはぎ、腿、すね、膝、いろんなところが疲労していて、尻の上の今まで存在に気づかなかった筋肉が悲鳴をあげ倒れそうになって、休んでいると吉田肇、ベーカーショップのギターリスト56歳、東校同級生が登場。いくら道が悪いからと言って長靴で登場。こっちはフル装備。あいつは一日に2往復できると言う男でとてもうらやましい。
 山を降り、信号待ちしてたらひとみちゃんの車と遭遇、娘と犬を乗せていて、なんでも尻を噛まれたので病院に行ってきたと言うことだった。久しぶりのひとみちゃん。相変わらずお蝶婦人みたいでゴージャスだった。

 1万5,6千は入っているんじゃないかと思えるくらいたくさんの人が厚別に来ていた、えっちゃん、とあいちゃんに競技場で会う。調子がいいとみんなハッピーそうだ。
 去年と今年の違いは、なんか点を入れられそうだなあと思うと去年は9分9厘失点してしまったんだけど、今年はそういう場面があってもきちんとしのぎきる。えらいものだ。監督というのはそんなにゲームを作れるものなのかと感心する。それにしても前節、草津に負けるんだもんなあ、もったいないなあ。今現在、理想的な位置なのだ。

 ありがとうのけんさんから電話。
 9月9日「ありがとう」決めた。スタートは7時。
 
 小樽のメニュウと東京のメニュウを決めないといかん。桧山君から電話

 5キロかあ、なんか太りそうな気がするなあ。5キロが分水嶺なんだよね。でも獣医が上手く育ててると言うんだからそうなんだろうな。そうか、1歳か、可愛い盛りだよね。
 スポ太郎の歌ようやく出来たよ。
 いろんなものをもらったんだってつくづく思うよ。
 山のスポ太郎の墓の上で狐がウンコしていて、この間行ったらその狐が小屋の下の道を無心に走り抜けていった。体の長い狐で、さては狐に生まれ変わったかと思うくらい長かった。
 僕の小屋の土台の柱に伴が水平を取ってくれていて、のこぎりの目までつけてくれていた。ノンビリしていると伴の下働くと言うことにもなりかねない。どっちにしてもまずは、ウッドデッキを。
 みんなは冗談だと思ってるみたいだけど5カ年計画のなのね。
 どうなんだろう?

 腹減った。ワンアウトランナー2塁一塁、そしてバッターはクリーンアップ、稲葉初球、ボール。7対0、あっという間にダブルプレーでチェンジ。
 なんだよ。ランナー二人残塁。今日は負けゲームだな?
 それにしてもきちんきちんと腹が減る。
 札幌ドームはやっぱり色を変えて欲しい。黒はやっぱり重たい。
 
 まずは1本目。
 
 
 
 


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