How to improve my English?
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2002年10月30日(水) Reading

さて、今日のトピックはReadingです。
辞書をひけばReadingは結構得意ですと言う日本人が多いようですが、これは本当でしょうか?実際、辞書をひいて単語をそれらしくつなぎ合わせて読んでいるという方法を行っていると、意味の取り違え(特にビジネスにおけるE-Mailでは大問題!)があったり、自分の英文法の力も延びません。

詳しくは以前書いたコラムで取り上げた本に詳細が書かれていますが、実際英語の文章というのはいわゆる5文型できれいに並んでいるわけではありません。5文型の中に色々なおまけも含まれていて特にそのあたりをどのように位置付けるかで解釈が大幅に変わってきます。
Readingもやっぱり最後は文法なのです。

さて、よくReadingのススメのような本には「文章を読む際、できるだけ辞書を引かないで読むこと」とか、(そのため)「読むレベルを自分の英語レベルより少し低いものにすること」・・・と書かれていますが、小説を読むのであればそれも可能でしょが、仕事や学校の勉強に必要ということであればそんなことばかりも言ってられません。
その際にこの「辞書をひく」というのをどうするか?

辞書をずーっと引いていると読むのが面倒になって英語のReadingが嫌いになることが多いため、「文章を読む際、できるだけ辞書を引かないで読むこと」と言っているケースも多く、また読んでいるうちに自然にKeywordとなる単語の意味は見えてくる・・・、また頻繁に出ていない語は読み飛ばしてもかまわない・・・・(辞書をひくのが面倒で読むのを止めるぐらいなら・・・)というようなことがよく本では述べられています。

本をずーっと読み進むうちにキーワードの単語の意味がわかるのは、もともとの知識と読みなれの勘みたいなものが必要じゃないかと私は思います。
これは各人の性格によると思うのですが、ずーっと意味の全然わからない本を読みつづけるほうが辞書をひくより苦痛だと個人的には思います。

私のオススメのReadingと辞書の引き方は下記の2ポイント

1) 辞書を引くのを最小限にしたいなら、「動詞」及び「ひんぱんに出てきて意味のわからない単語」だけ辞書を引きます。
動詞が分かるとけ形容詞、副詞、名詞がわかるよりもずっと文章が分かります。そしてそこから、形容詞、副詞、名詞等が推測できることがあります。

2) 電子辞書を活用する。
通常の辞書は大抵は厚くて重い(軽くて薄いものは単語が足りない)上に、字が小さい。これは非常に疲れます。若干でも投資して電子辞書を使うとかなり辞書を引くのが苦ではなくなります。

電子辞書は、海外出張や旅行でも便利ですし、製品によってはそれ一つで英和辞典、和英辞典、英英辞典等も含み重宝します。
これから英語を勉強しよう!と心から思う人にはとてもオススメできるアイテムです。


2002年10月29日(火) Instant Messenger

仕事のちょこちょことしたやり取りに、AOLのInstant Messenger(以下IM)を使用しています。
日本国内でも使用していますが、便利なのはU.S.のカウンターパートとのやり取りです。
ちょっとした確認でもMailだと、Helloから始まり、最後の挨拶までちゃんとした流れとそれなりの文章が必要ですが、IMならば、「あのファイルもう送った?」とか「来週本社行くよ。会える?」なんて簡単なやり取りがすぐできてとても気軽。

問題点としては、彼らはとても使いなれているので、略語がとても多いし、例えば自分をあらわす「I」をスピードアップのためか、「i」と小文字のまま打ってきたりするので、一瞬何のことかわからない。
顔文字も洋風は横向きですし
(^^)が和風なら、洋風は:-)です。

このあたりのことがわかるとそれはそれで、ネイティブっぽくて格好良いかも(本当か?)

参考としては、洋風顔文字と省略語がよくまとまっていてお奨めです。
ちなみに今回このコラムのために見つけたのですが、このページのホームにあたるABCが苦手でも作ろう英語サイトもコンテンツが充実していてお奨めですね。

さて、IMに戻りますが後の問題は、時差がありすれ違いが多いってことですね。朝寝ぼけ頭でIMにサインオンしちゃったら、相手から質問がわーっと英語で来て困ったことがあります。そんなときは電話会議中だから、今は駄目よって断ったりしています(大嘘)


2002年10月15日(火) 英語での打ち合わせ

初めての英語での打ち合わせ。電話会議じゃなくて、直接Face to Faceで行われる打ち合わせはやっぱり前日とても緊張しました。
でも、実を言うと電話会議であたふたするよりも、直接相手と打合せをするほうが表情を見ながらなので、何となく相手の言っていることがわかり(わかるような気がして?)個人的にはずっとこのほうが好きです。

私のように外資系企業に勤めている場合何と言っても多いのは、同僚のアメリカ人との打合せ。
やっぱり顔を見せたコミュニケーションを一度してあるだけで、その後の電話会議やMailのやり取りも何となくスムーズに感じられます。

さて、初回の会議事前にどんなことに気をつければいいかを簡単にまとめてみました。

1) 事前にある資料はできるだけ読み込んでおく。また会議の背景と今回のかぎの目的をきちんと理解しておく

2) できるだけAgendaを事前に用意しておく(会議の相手によっては、事前に先方に送る必要はありませんが)自分としてこういう流れで話を進行させるという手順をまとめておくこと

3) 自分の確認すべきこと、質問内容のポイントを箇条書きでまとめておく。
この時特に自信のないもの以外はポイントだけ書き出しておくこと。事前に質問の文章等まで考えるとそれらを暗記しなちゃという気分になり、会議は億劫になるし、会議中もその文章をいつ言おうと気を取られて相手のいうことがよく聞きとれないこともしばしば・・・。

どれも当たり前のことですが、(1)〜(3)をきちんとやっておけば、自分がそのプロジェクトなり会議なりの担当者であればある程度相手の言っていることはおおよそ理解できるはずです。
自信を持って相手の話をよく聞きましょう。自分の伝えたいことがうまく伝わらないときは、ホワイトボードやメモを駆使して最後は筆談と絵を使って進めれば単語だけでも何とかなります(笑)

それからMeeting終了後は、必ず議事録を関係者に送ること。特に誰かが何をする(Action Item)が決まった時には「誰が、いつまでに、何をやるのか?」というのを必ずいれます。必要なら各自の上司にもCCを入れておくと安心でしょう。
言った言わないで揉めるのは、日本語でも英語でも同じこと。
これは必ず実行することをお奨めします。

それから、会議の際に自分のうまく言えなかったことやわからなかった単語は後で必ず確認しておきます
これは、印象が強いだけによく記憶することができて、とてもお奨めで実践的な勉強方法です。余裕があれば、先方の使ったちょっと垢抜けた言い回しをメモしておくと後で自分も使えて何かと便利です。

いかに落ち着いて自信を持って出られるかがポイント。その自信は事前準備の質に比例します。後は相手の話をいかに集中力を持って聞くか・・・ですね。


2002年10月05日(土) 私の最強の英文法本はこれ!

さて、何点か英文法の本をご紹介させていただきましたが、これがこのテーマの最終回わたしにとっての最も役に立っているのがこの「超・英文解釈マニュアル―学校で絶対教えてくれない」に始まるかんべやすひろ氏の一連の文法本です。

SVO、SVOC等の学校で習った文型にあてはめて、色んな文章を読んでもそんなにきれいな文型なっている文章ばかりじゃない・・・。そんなことは学校で教えてくれない。だから、どうやって読むのか(解釈するのか)わかんないー。
その部分を的確に説明して、どうやって文型にあてはめ、日本語の「てにをは」にあたるものが英語の語順ではどのように並ぶかを丁寧にわかりやすく説明してくれて、なんだ「設計図」がわかればそんなに難しくないのかってことがよくわかります。
また設計図がわかることによって、それを使った文章がきちんと書けるようになります。

難点としては、調べたい文法事項のことをぱっと調べるのが難しい。
(索引等の工夫は認めますが・・・)
あとは、練習問題がもっと多いとうれしいかな・・・。

一度読むだけで、理解できるのですがやっぱり忘れちゃうことも多いので、通勤電車の中で何度か繰り返し4冊のこのシリーズをまわし読みしています。
その日一日一番記憶に残った部分を使って、その日の英文Mailに入れるようにしたりして、なるべく記憶に残るよう努力しています。
・・・が、すぐ忘れちゃう。
恐らくクタクタになるまで読まれる本となることは間違いないでしょう。ちなみに今はこれを読んでいます。

例文、練習問題が大学入試レベルのものが多いので、まったくの初心者の方にはちょっとお奨めできません。
なんとなく英文の文章読めるんだけど、単語をつなぎ合わせて読んじゃっていて、本当にこの解釈であっているのかなぁ?と日頃不安を持たれている方にはとてもお奨めです。


2002年10月02日(水) もっと易しい英文法の本は?

さて、先日「English Grammar in Use」を書いたのですが、もっと易しい英文法のテキストで本当に最初から、勉強したいのですが・・というMailをいただいたので、これはどうでしょう?というのを今日は取り上げてみたいと思います。

その名も「たのしい英文法」
中学校で学ぶ英語の基礎をマスターする独習書ということで、表現もとても易しいし、何とフリガナまでふられています。
自分が中学で最初に英語を勉強したときのことを思い出します(笑)

とにかく易しいので勉強のペースに弾みがついてきます。一度これでさーっと基礎を思い出して自信を持って次のペースへ・・・というのは如何でしょうか?

大体の英文法はわかるんだけど、例えば仮定法とか、不定詞とか特定の一部苦手なところがあるという人はそれだけを扱った本を読むというのもお奨めです。実際私は文章がやたらに細切れのセンテンスになり、どうにも格好悪い稚拙なMailになりがちだったので、これを何とか改善したいと思いました。色々と考えた末に細切れ文章になるのは、関係代名詞がうまく使えないためだと気づき、「関係代名詞を使った英会話―あなたの英会話は関係代名詞で見違える!」という本を読んでなんとなく関係代名詞のの苦手意識がなくなり、今ではそれなりに使えるようにもなりました。(でも、まだまだですけどね)

この手の本の良いところは、扱っているトピックが一つだけなので何と言っても量が少なく薄い本であるため、あっという間に読み終えることができるのでとっかかりやすいです。

英語に限らずすぐに学習の効果が感じられる教材や勉強方法を見つけることが、学習の継続のキーポイントだと思います。


2002年10月01日(火) English Grammar in Use With Answers

最近、自宅で文法の学習をするのにもっぱら使っているのが、「English Grammar in Use With Answers」です。
日本語は一切掲載されていないので、本当に初心者の方にはお奨めできる教材ではありませんが、一通りうろ覚えながらも文法の基本事項(時制表現、受動態、仮定法、関係代名詞)なんかを覚えている方にはお奨めです。
左ページが解説、右側が練習問題ですが、英文の解説とはいえ、とても解説がわかりやすいです。今まで聞いたことなかった解説が結構出ていて、目からウロコが落ちることもしばしばです。

私は毎日夕食の後、洗い物が終わってから、娘が宿題をやっている隣で、一日1ページやることにしていますが、なかなかタイミングが合わなかったりして、それほどきちんきんとは進んでいません。
私が机で英語を勉強する唯一の時間であり、テキストであるのがこの本です。

知らなかったのですが、このテキストにはイギリス英語版とアメリカ英語版があるそうです。(ちなみに私がここで挙げたのは、イギリス版のようです)
どうやって選ぶのかを詳細に書いたレビューはこちらに出ていますので、興味ある方はぜひご一読ください。


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