戯言
目次過去未来


2001年07月29日(日) 思い

あの頃君が好きだった

アーティストのCDを買ったんだ


それを聴くと君を思い出して

切なくなる事は分かってたけど


でももし

今君が同じ時に

この曲を聴いてたらいいななんて

そんな事を考えて幸せになれる


その隣に

可愛らしい女の子がいて

君がとても幸せを感じていて


それはそれで

あたしにも幸せな事に思えるよ


あたしを幸せにできるのは

今はやっぱり君だけで

君が幸せなら

きっとあたしも幸せで


ほんとに好きなら

相手の幸せなど

構っていられないはずだ


とか


相手が幸せなら

自分も幸せはなんていうのは

ただのきれいごとだ


なんて言われて

もしそれが真実だったとしても


こういう形の恋愛もあることを

あたしは信じているし

君の幸せを思う事を

正しい事だと信じている



だから君は

君が幸せにしたいと思う子を

幸せにしてあげてね


そして

絶対君も

その子に幸せにしてもらってね


そうすれば

あたしもきっと幸せだから


いつかあたしの事を

幸せにしてやりたい

なんて思う人に

あたしも幸せにしてもらうから


2001年07月27日(金)

例えば

あたしがとても幸せだったとして

君がとても不幸だったとしたら

あたしの幸せは意味を持たない


例えば

あたしが笑顔だったとして

君が泣いていたとしたら

あたしの笑顔は意味を持たない


あたしと君は

いつも一緒だった


いつも同じで

笑って幸せで

泣いて不幸で


一緒だから価値がある

別々ならば意味がない



それでも

ずっと一緒ではいられない


別れがくる事も知ってた

出会いがあったから

必ず別れも訪れる



だけどあたしと君は

どこかで繋がっていると

それを信じてもいいよね?



今でもまだ

あたしは君を

大切に思ってるし


今でもまだ

あたしは君と

同じ事を感じてると

信じてる


同じ物を見て

同じ笑みをこぼし


同じ物を見て

同じ涙を流した


それは遠く離れても

きっと何も変わらない


空を見上げて

あたしが君を思い出すように


君も

空を見上げて

あたしを思い出してね


あたしより

大切な人が君にできたとして


君より

大切な人があたしにできたとしても



それでも

あの日々は決して消えないから


だからあたしと君は

ずっと繋がっていられる


2001年07月26日(木)

あたし

何も何も間違ってない


あたしは

あなたに

ただ抱きしめて欲しかっただけ


それを叶えるために

いっぱい努力をしたの


それでもそれは

叶う事はなかった


だってあなたには

あの子がいたから



だからあたしは

人を傷付けた



仕方なかった


わがままだと

自分勝手だと

誰に罵られても構わない


あなたが今ここで

ギュッて

してくれてるから


それが今ある現実だから


あたしは後悔しない


それほど君に

ただ抱きしめて欲しかったから


あたし、幸せだよ?


君にこうやってしてもらって

今までになかった

至福の瞬間を過ごしてる



あの子が今泣いていたとしても

カッターを手にしていたとしても



あたしは幸せ


あなたがここにいてくれる


2001年07月22日(日) ただ

恋とか

愛とか


そんなのは何も関係ない


ただあたしにあったのは


あなたを大切に思う気持ちだけだった


恋愛かどうかなんて

そんなのは問題じゃなかった


ただあなたが

大切で仕方なくて


だけどあなたは

いつも消えてしまいそうで


そこには

はっきりしたものが何もなくて


いつもあなたは

何かを見て


だからいつ


ふと

いなくなるか

分からなかった


あたしはただ


あなたが消えるのが

不安だっただけで


あなたが

大切だっただけで



恋と呼べるのかも


愛と呼べるのかも


無知なあたしには

何もわからなかった




それは今でもわからないけど


たったひとつ

あなたが消えてわかった



あたしにはただ


あなたが必要だった


恋でも愛でもなかったとしても


あなたにここに

いて欲しかった


2001年07月19日(木) 不感症

君はここにいて

ずっとここにいてね


君は変わらないで


あたしを置いていかないで


ずっと

あたしと一緒にいようね


君に置いてかれないように

あたしどうすればいいのかな



君は

どうしてもう

こっちを見ないのかな



どうして

そんな目で

あたしを見るのかな


あたしが怖いの?

あたしからもう逃げたいの?



あたしは離れたくないのに?


君は離れたいんだね



分からないわけない


でも分からないふりをしよう


気付かないふりをして


君はいつまで一緒にいてくれるかな



それとも


気付かないふりをするあたしに

同情して一緒にいてくれるのかな



なぜだか


君がいなくなる事が

怖くない



きっと

それを拒絶する自分がいて


それを認めようとしない

自分がいるからだね



そんなことしても

なんの意味もないのに


君はもう

あたしを見ないのに



あたしの


夢かな


全部夢だったのかな



そうだね


だからこんなに


平気なんだ



笑えるんだ


こんなに


真っ赤なのに



あたし


何も痛くない


なにも怖くない


だって


君を失うことのほうが


ずっと痛くて


ずっと怖いから



今は何も


何も何も

感じない


あたしには何も

届かない


傷みも

恐怖も


叫びも


君の言葉さえも


2001年07月15日(日) 苦痛

あたしには

何もできることがなくて


君が苦しんでいる時

あたしは何もしてあげられなかった


ただ苦しむ君を見て

あたしも苦しいだけで


君はそんなあたしを見て

「ありがとう」なんて言ったけど


そんな言葉は

いらなかった


あたしはただ

君が本当に笑った顔を

見たかった


君はいつも

悲しい顔をして


笑った顔も

悲しい顔で


あたしもつられて

悲しい顔になると


君はまた悲しい顔に笑顔を浮かべて

「ありがとう」って言った



結局最後まで

あたしは君の笑顔を見ることはできず


君は悲しい顔のまま

消えてしまったね


だけど最後の

君の顔は

悲しい顔だったけど

とてもきれいだったよ


きっと

今から自由になることが

とても嬉しかったんだね


あたしは

そんな君を

今でも

うらやましく思う



君にはもう

伝わらないけれど


2001年07月12日(木) 無力

ふと気が付けば

君がいなきゃ

ダメになってた


君がいなきゃ

何もできなくなってた


笑う事も

話す事も

動く事も


何もかもができなくなってたよ


君がいたから

全部できてたこと



君がいるのが当たり前過ぎて

それを失った時のこと

考えた事がなかった



あたしはこれから

生きていけるのかな


君を失ったあたしが

また君と出会う前のあたしに

戻れるのかな


君が戻ってくる事が

絶対無いように


前のあたしに戻る事も

絶対無い


あたし

もっと準備しておけばよかった


君がいなくなっても

平気なように



こんな風に

いつからなってたのかな

なんで気付かなかったのかな


失ってから

気付いても

それはもう手遅れだというのに


君が

もういないこと

それを理解するのが

あたしの精一杯だよ


これ以上

あたしに何も望まないで


誰もあたしを見ないで


2001年07月09日(月) 破壊

少しずつ

何かが変わってゆく


今はただ

毎日少しずつ

気持ちが膨らんでゆく


きっとそれには

終わりがあるんだろうけど


だけど今は

終わりがある事など

あたしに想像できない


きっとそれが幸せだから

誰にもそれを壊す権利なんてないから


好きなんて

言いたくない


きっとそれは幸せを壊してしまうから

今は

日々想いを募らせるだけでいい


いつか

いつかそれは伝えられたらいい


その時幸せを壊すのは

きっとあなたでありますように


あたしの幸せを

創るのも壊すのも


ただあなただけであって欲しい


2001年07月06日(金) 偽り

認めたくなかったけど

きっと認めてしまうと

今よりもっと苦しくなる事が分かってたから


だけど

これ以上もう嘘は付けない


あたし

あなたを

とても好きになってた


いつも自分を欺いて

知らないふりをし続けた


叶わない想いを抱くと

苦しい気持ちでいっぱいになるから


何も出来ず

ただもがくだけになる事になるから


だけど

もう限界だった


これ以上

騙しつづける事はもう

できなかった


それが苦しい事だった


きっとあたしはこれから

苦しむ事になって

もがくことになる


それでも

認めてしまった気持ちを

簡単には捨てる事はできないから


これほどあなたを

好きになれたことに

ただ感謝しようと思う


「ありがとう」と


2001年07月05日(木)

君はいつもそこに居たね

それにただあたしが気付かなかっただけで


君はいつもそこに居てくれた

あたしは何も気付かず

ただ君を傷付け続けたね


それでもそんなあたしを

見捨てる事もなく

君はずっとそこに居てくれた



今そんなことに気付いた

今ではただ

吐き気がするほどの嫌悪感に

襲われつづけている


涙が零れ

何をする気力もなくなった


気付くのが遅過ぎた

失ってから

そんな簡単な事に気付くなんて


消えてしまえ

あたし


2001年07月03日(火)

あたしには君がとても大切で

だけど君以外は何も要らないなんて

そんな事はまだ到底言えそうにない


君がもしあたしにそう言ったとしたら

あたしはこの上ない幸せを感じるけど


でもあたしはその言葉を信じる事はできない

君の裏切りを考えた時

この上ない不幸があたしを襲うから


あたしは君を裏切らない

絶対 絶対に


だけど君を信じる事ができないのは

君へのあたしの愛が大き過ぎるからなんだよ


君がどれだけあたしを愛したとしても

きっとあたしには勝てない


だから

あたしはあたしが思うより

君に愛されてないから

君を信じる事ができない


じゃあ君はどうすればいいのかなんて

あたしに聞かないでね



あたしは

君を愛することで

もう精一杯だから


藍音 |MAIL

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