ひよ日和♪
ワーホリから帰国。再び日本で、あたしが思うコト。

2004年08月30日(月) 結果的には大満足。

あたしは今、ホームステイをしています。

とゆーことは、つまり朝食と夕食が込みとゆーわけです。




ホストファーザーは80歳。

もう定年退職しています。

とゆーわけで、まだ現役で働いているホストマザーに代わって、

定年退職後は代わりに夕食を作っているという、

世の男性全てに見習え!と言いたいくらいの

理想的な男性であるわけです。





そんなホストファーザー、ハルバートに、

夕食が要らないときは前もって伝達しなければなりません。

その手段は緊急の場合は電話。

でも前もって決まっていることならば

キッチンに置き手紙をして

夕食は要らないという旨を伝えます。





夕食は要らないけど、次の日に食べたいな・・・。

という時は、



『お昼ご飯にするから夕食取っておいてね。』




という感じで置き手紙することもできます。

あたしは今まで夕食を取っておいてもらったことは無かったのですが、

土曜日に初めてチャレンジすることに!






夕食を取っておいてね。

と置き手紙を残してその日は出かけ、

そして次の日の朝、ウキウキしながら

台所に向かうと・・・・・・・







ないっ!!







あるハズのあたしの夕食がどこにもなーい!!






なぜっ?なぜっ?

とパニくりながら、






『あたし、昨日メモ残したんだけど夕食どこ?』





とホストマザーとホストファーザーに尋ねると

そんなものは見ていないというではありませんか!

そんなばかなー!

あたし確かに昨日書いたんだってば!





さらにパニくってるあたしは

たかが夕食ごときで半泣きです。

もともと涙もろいおかげで

夕食1つで大騒ぎできる、お騒がせな女です。





そんなあたしの落胆もようを察したホストマザーは





『きっとメモは何かと混ざって捨てられちゃったのね。

用意できなくてごめんなさいね。

代わりにオムレツ作るから。』





と、慌てているもよう。

それでもあたしのショックは続く。

夕食が無かったことよりも、

メモが無くなっていたことによって、

あたしが昨日の夕食を無断欠席していたという事実に

きっとあたしはショックを受けていたのだと思われます。

何気に優等生なあたし。




でも、他のフラットメイトに尋ねて

あたしが置き手紙をしたという事実が

嘘でないことを証明できたあたしは

機嫌が良くなる、良くなる。






そのころ、ホストマザー、ファーザーは

2人がかりで、オムレツ作ったり

ジャガイモにチーズかけて暖めてくれたり

あたしの夕食の代わりを作るのに大忙し。

いやー、ここまで2人がやってくれると思わなかったから大感動。

とゆーか、よっぽどあたしに悲壮感漂っていたんだろうけどね。

そこまでショックを受けれた、あたし自身が素敵。





てなワケで、今回ホームステイしていて初めて

あたしだけのために料理を用意してもらえたワケです。

大勢で暮らしているからホームステイって感じがしなかったけれど、

この時は初めて自分がホームステイしているように感じられて

大満足。






予期しなかったハプニングが

むしろ素敵な出来事を生み出してくれまして。

ホストマザーとファーザーの優しさを

改めて知ることとなりました。

あぁ、でもお騒がせして申し訳なかったです☆



2004年08月27日(金) ワーストワン。

もう1つの日記で今の学校の担任が

気に入らないと書いたあたし。




とは言え、前の先生も最初の頃は気に入らなかった。

どうやら、あたしは自分が学校に慣れてくると

先生への評価が厳しくなってくるタイプらしい。

最初はそんなこと無かったのにさ。




しかし前の先生、ベンは結果的に良かった。

いつもいつも





『Life is beautiful!』





と言いまくっていた、うさんくささがたまらなく良かった。

なんちゃって金八先生みたいで。

現に彼はユーモアもあって楽しかった。

毎日、彼の発言の何かで絶対笑わせてもらっていた。





ロックが大好きで、クラスでもリスニングの授業と称しながら

自分が歌いたいがために生徒にも歌わせるという

自分勝手さも今となってはいとおしい。





そんなベンは別の語学学校で昇進すべく、

あたしのいる学校を2ヶ月弱で去ってしまった。

結局臨時教師だったのねー。






だが今の先生はユーモアは皆無。

40代半ばから50代くらいの中年男性教師で

授業の仕方も典型的。

全く面白くない。むしろ、たまに自分勝手で苦痛。






彼の評価は第1日目に決まった。







あたし達のクラスに登場したその先生の名前はジョン。

彼は教室に来るなり、

『この教室狭くないか』

とクレーム。




別にあたし達はそのクラスで全然良かったのに

強制的に屋根裏にある教室に。

別名『フラットルーム』。

3階にあるもんだから、登るのも面倒。





そして確かに前の教室よりは広いけど

ライトが1つしかなくて天気が悪いと

教室全体が暗くて仕方ない。

しかも寒い。





そういうことを全てジョンに言ったのだけれど




『運動になるから。』

『こっちの部屋のほうが広いから。』





とか言って断固として譲ろうとしない。

これだから典型的なオールドタイプの先生は・・・。

頭が固くて自分の意見を曲げようとしないのが最悪。

クラスに生徒6人しかいないのに、

広いクラスに変える意味全くないじゃん。




彼は午後の授業でも、フラットルームを使っていて

ただ単に彼がそこのフロアを気に入ってるだけ。

そんな彼の好みを押し付けられたらたまらん。







教師歴が長いからといいって

必ずしも良い先生とは限らない。

現に彼の授業は、何の変哲もなく

本当に味気ない。






本当につまらなくて仕方ないんだけど

幸運なことは、彼の授業は残り2週間しかないということ。

ウチの学校は6週間ごとに先生が変わっていて、

ジョンはあたし達の前担任ベンが辞めてしまったため

たんなるピンチヒッター。





とゆーわけで、2週間頑張って耐えますよー。

でもこれで先生が再びジョンになったらヤバすぎる。

そうなったら学校休みまくってしまいそうな自分が怖いです。



2004年08月20日(金) Singin'In The Rain(雨に唄えば)。

最近、あたし中だるみ中。

ミュージカル見に行く元気はあっても

英語を勉強しに学校行く元気がございせん。





ミュージカルに関しては絶好調!

かの有名なミュージカル映画

『Singin'In The Rain(雨に唄えば)』

の舞台版を見に行ったくらいだし。

週2回もミュージカルを見に行ったのはこっち来て初めて。




日本でも有名なバレエダンサー、

アダム・クーパーが主演ということで、

それまでその人の存在すら知らなかったくせに

『有名人だっ』と浮かれて行ったはいいものの、

ちーーーーーーーっとも面白くなかった。

お金の無駄だった。ちっ。

評判の高い、映画の方をぜひ見てみようと思います。

きっともっと素晴らしいに違いない。

こんなことなら『マンマ・ミーア』をもう1回見たいぞ。

こっちのほうが数倍楽しめたし。







英語は、なぜ中だるみしているのか・・・。

まずは、授業に慣れてしまったことと、

仲良くしている子達が

どんどん学校を終了してしまったからだと思う。






今のあたしは


英語をもっと勉強しなくちゃ!


という思いと、


学校できれば休みたい!


というフラストレーションが起こっております。

うーむ。どうしたらいいものやら。






まぁ、なるようにしかならないだろうな。

あたしは学生ビザでは無いから

学校をいくら休もうが、本来なら関係なしという身の上。

つまりすべては自分のやる気にかかっている。





英語はもっと勉強したいし、

それを励みにこれからの残り2ヶ月も頑張ります。

ほどほどに休息しながら勉強しよう。

あまり無理はしないようにしよう。





まぁ、1番のだるみの原因は

他にも学校行ってたりで詰め込みすぎてるんだろうけどね。

いくら6ヶ月しかこっちにいられないからといって、

学校のかけもちはやっぱりツライっす。

しかも他の学校は午前中の学校と違って

1回の休みが命取り。

絶対出席しなきゃいけないから、

その分、影響が午前中の学校に出ちゃってるんだと思う。





1回始めた以上、最後まで頑張るけれど

精神的にも肉体的にも、

負担にならない程度にこなしていくつもりです。



2004年08月17日(火) マンマ・ミーア!

昨夜、日本人の友達、みかと一緒に

ロンドンでロングランヒットとなっているミュージカル

『マンマ・ミーア!』

を見に行ってきました。





これ、今、劇団四季によって

日本(東京)でも上演されてるんですよね?

で、11月くらいに確か千秋楽で、

今度は大阪で上演されるハズ。






このミュージカル、アバというグループの曲を

もとにミュージカルが構成されているのです。

アバの曲は有名なのが多いから

知ってる人かーなりいるんじゃないかと思われます。

『ダンシング・クイーン』とか、かなり有名よね。







こっちではかなり大人気で、

どれどれって感じで興味本位で見に行ったんだけど、






良かった!




思っていた以上にすっごく良かった!







もしかして今まで見たミュージカルの中で

あたし1番楽しんだかもしれないわ。

それぞれのミュージカルにそれぞれの良さがあるから

一概に比べられないんだけど、

マンマ・ミーアは心から笑って楽しめる、

そんな面白おかしいミュージカル。





出演者もすごくいいし!

脇役のキャラが光り過ぎていて

きっと彼らも主役なんだろうってくらい

素晴らしい演技に素晴らしい歌唱力!

笑いの取り方も絶妙!





舞台の演出も観客が笑えるよう

うまく構成されてる!

アバの曲の使い方も見事!!





だてにロングランヒットしてないな。

って心の底から感じさせる素敵なミュージカルでした。

機会があったらもう1回見にいきたーい!






とゆーわけで、見事にアバの曲にもはまっちゃったしね。

機会があったらぜひこっちで購入したい!

ミュージカルの思うつぼって感じで悔しいけど、仕方ない。

ホントに良かったです。オススメ!



2004年08月12日(木) イギリス人の悲劇。

こっちの日記には昨日の『メトロ』

(ロンドンの無料ニュースペーパー)から。





月曜日に1人のイギリス人兵士がイラクにて、

胸を撃たれて亡くなってしまったらしい。

彼はまだ20歳という若者。




今週の水曜日にはイギリスへ帰国する予定だった彼が、

帰国までほんの数日だったにも関わらず

殺されてしまったのです。






彼の家族は、もともとイギリス軍のイラクへの派兵に否定的。

今回の悲惨な出来事を受け

ブレア首相を痛烈に批判。






『なんでイギリス人がイラクに行って

その尊い命を失わなければならないのか。

ブレア首相は他の若者が命を落とす前に

即刻イラクを立ち去るべきだ。

このような犠牲は我が子で最後にしなければならない。』







イラクでは全体を通して、

今回で63人のイギリス人兵士が命を落としている。

そしてイラクでの戦争が『終わっている』にも関わらず

亡くなってしまったのは、彼で14人目。






もうホントありえないですね。

なぜ、こんなにたくさんの人々が

命を落とさなければいけないのか。

命を奪う権利は誰にも無いというのに。






ぐちゃぐちゃとお金とか欲とか絡んで

さらにそれを政治に繋げて

上で命令するだけの政治家ってほんと勝手だと思う。

そんなに戦いたいのだったら

自分達が先頭立って体張って戦えっていうの。




まぁ、簡単に言うとブレアもブッシュも

ましてや小泉さんも、みーんな支持できないということです。

中国の反日教育だって国民が悪いわけではない。

政治家が悪い。







平和な世の中を心から願います。



2004年08月07日(土) キング・アーサー&アイ、ロボット。

昨日はめずらしい日となりました。

1日に2回も映画館に行ってしまいました。





1つは『アイ、ロボット』

日本では多分9月に公開だったハズ。

ウィル・スミス主演のロボットがゾロゾロ出てくる

SFアクション映画でございます。





何だか予告を見たら面白そうだったし、

イギリスプレミアも大々的に取り上げられたので

興味津々になり学校後に見に行ったのはいいのですが、

ほんっとに近未来映画です。

ありえそうでありえない世界が広がっておりました。





しかもあたしは予告編で小さな男の子が





『サニー(主要ロボット)は人を傷つけないよ。』







とか何とか言ってるのを見て、

すっかりヒューマンものでもあるんだと

洗脳されて見に行ったのものの、

そんな男の子はどこにもいなくて

出てくるのはウィル・スミスと可愛げの無い

ロボットばかりで、すっかり騙された感じです。





あたしが予告で見たのはナニ?

夢でも見ていたとでも言うのか。






ロボット好きにはきっとたまらない映画だと思います。

アクション好きの人にも。

ウィル・スミス好きの人にも。





でもあたしには何だか満足感は広がりませんでした。

ウィル・スミス、人間離れし過ぎ。強すぎ。たくましすぎ。

ウィル・スミスこそロボットなのかと思ったよ。







そして、その後家で夕食を食べた後、

フラットメイトのロシア人、ダーシャと見に行ったのが

『キング・アーサー』。

これは日本でも公開中ですね。





日ごろからYahooレビューを見ているあたしは

あまり評価が良くないために

期待しないで見に行ったのですが、

なかなか楽しめました。

これも日ごろからイギリスの歴史を

頭に蓄えつつあるおかげか?







主人公であるアーサーや円卓の騎士達の、

戦いたくなくても戦わなければいけない苦しみが

節々に表れていて、すごく人間くさくて良かったです。

やっぱり戦うの、辛いよね。

命かかってるんだもんね。

なんだか戦いたくないのに戦って

命を落としていくのが、とても切なかったです。





他に良かったのが戦闘シーン。

今まであったようで無かった

頭脳プレーのような戦いかたが素敵。

しかもそのシーンが、かなり壮観。





あともう1つ、あたしのお気に入りになってしまったのが

ヒロイン役のキーラ・ナイトレイ。

恐ろしく美しい。日本人ウケする顔なんじゃないかと思う。






どこかで見たことあるなぁーと思っていたら

なんと『ラブ・アクチュアリー』でも

旦那の友達に惚れられちゃう役で出ていた

彼女ではありませんか!

その時から、この人綺麗すぎ!!

って惚れ惚れしてたんだよねー。




他にも『パイレーツ・オブ・カリビアン』に出ていたようです。

これはぜひともチェックしなければ!






てなワケで今回2本の映画を見に行ったことで

あたしはロボットよりも人間もののほうが好きだということを

改めて思い知ったのでした。

ロボットでもヒューマンものだったらいいんだけどなぁ。

『アイ、ロボット』はロボロボしすぎだっ。






そんな映画三昧に懲りずに

来週はハル・ベリー主演の『キャットウーマン』を

見に行く予定。

これは日本では10月くらいに公開なのかな。






『スパイダーマン』の女版ぽくて面白そう!

って感覚だったのですが、

今日ラジオつけてたら、そこの番組で

けちょんけちょんにけなしておりました。

おいおい・・・。





でも負けずに見に行ってやろうと思います。

酷評を自分で確認する覚悟です!



2004年08月02日(月) 4時間の語らい。

昨日は日曜日。




その日曜日に、湖水地方への旅のツアーで知り合った

E子さんと会ってきました。

E子さんはそのツアーで、ドライバーガイドのギャリーの英語を

日本語に訳すために雇われた人。

とは言っても、そのツアーのもう1組の客は

英語に堪能だったため、E子さんの出番

ほとんど無かったんだけどね。

強いて言えば、あたしだけに必要だったくらいだ。





そんなE子さんと家の近くで待ち合わせ。

4時間くらい一緒に過ごしてきました。





彼女はこっちで学生し始めて

もう5年目になるんだそう。

大学も卒業してるんだけど

絵の勉強とお仕事をするべく、こっちに残っています。

彼女のイラストは味があってとても可愛い。

センスを感じます。





でも、そんなE子さんは

同じO型とは思えないくらい強烈な個性の持ち主。

考え方とか全くあたしと違う。

でも違いすぎて面白い。

こういう人、周りにいると新鮮すぎ。





なんかね。趣味や個性が違うからって

その人との繋がりを無くすということはしたくないのね。




むしろ、そういう違った考え方を聞くと

本当に自分の中に新しい風が吹くような気がします。






『うわぁ、こんな考え方の人いるんだ。

今まで出会ったこと無かったよ。』





って新鮮な驚きにもつながるし。






もちろんE子さんは、

イラストやデザインという、あたしの全く関わったことのない、

さらにこれからも関わることのない才能もあるのも

とっても素敵。

E子さんと知り合えて良かったわ。






でもE子さんはしばらく忙しいみたいなので

なかなか会えなさそう。

残念だー。




また来月会おうと約束したので

それを楽しみにしようと思っております。


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