The Green Hills of Earth

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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2010年02月28日(日) 雨の外出

 今日は東京マラソンの日ですね。

 そんな日なのに朝から雨、ランナーの皆さんは大変そうです。そして私も今日は朝から渋谷に行く用事があり、雨の中、傘をさして出かけるのは久しぶりと思いつつ出かけてきました。

 久しぶりに乗った山手線では、すんなり座れたのですが、途中から隣に座ってきたお兄さんと言うかおっちゃん…微妙な年齢の男性ですが、まぁ雨の中ですからある意味しかたのないことかもしれませんが、服についた雨滴を全く意に介さず座ってきます。私も結構な体格ですが、その男性もそれなりに良い体格をしているので、腕の辺りは押し競饅頭状態になり、その男性が服にためてきた雨滴はわたしを攻撃してくる訳です。私といえば暑がりなものですから、Tシャツの上は綿のワークシャツ1枚と言ういでたちなので、その雨滴はすぐ綿のシャツに吸い込まれ冷たい思いをするのです。余程「座る前に雨滴を払うくらいの努力はしろ」と言ってやりたかったのですが、小心者ですから心の中で叫ぶにとどめましたけれどね。やっぱり雨の日は苦手です。

 昼で終わる予定だった用事も、その後盛り上がって、結局解散したのが16時半を過ぎ、帰宅は18時近くとなってしまいました。1日が終わってしまった感じです。

 今日は、雨に加えて、昨日南米で発生したM8.6の大地震の影響で日本各地に津波警報が出て、実際に高波が観測されたようですね。となると、大規模災害時の避難訓練の演習をかねて、東京マラソンの観客を無料で運搬すると言う屋形船東京都協同組合の屋形船は、津波警報の中で運行できたのでしょうか・・・

2010年02月27日(土) ソファとIKEA

 昨日、楽しいドライブから現実に引き戻された元凶…IKEAに行ってきました。

 目的はソファを探す事。家を新築してから何度か家具屋さんなどにソファを探しに行っているのですが、今のところ良いものが見つからず、泣く泣く床に座る生活をしています。

 問題は部屋の狭さでしょうか。本来は14畳位あるらしいのですが、エレベータの前に通路1本分の隙間を空けて本棚を仕切りに置いているので、その分生活空間が狭くなっています。まだ、捨てるべきゴミも箱詰めしたまま置いてあると言う事も問題ですが、そういう現実を直視してみると、普通の2人掛け、3人掛けのソファを置くと、ソファの前に行くには背もたれをまたがなければならなくなると言う現実が目の前に。更にソファを置いてしまうと、WiiFitをする空間も無くなってしまいそうです。いや、部屋の広さから言えばソファとWiiFitは両立するのですけれど、うちはサラウンドシステムのスピーカを天井に埋め込んでいるので、ソファに座ってサラウンドの恩恵を享受しようと思うと、ソファの設置位置はほぼ部屋の真ん中程になってしまうため、WiiFitを置く場所、テレビとソファを置く予定の場所との間が結構狭くなってしまうと言う次第。そう、ソファを入れると部屋が前後に分断されてしまいます。そんな物を入れるのは正しい選択なのかと言う疑問が湧いてきますが、腰の悪い私は、床に座ったり起きたりする事がかなり辛い作業なので、出来るならソファを置きたいと思うのです。

 以前IKEAに行った時、「STOCKHOLM」というソファを見つけました。座り心地も、座面の高さ、アームレストの高さも申し分なしですが値段が9万円超という破格(?)の値段で「買えねー」と諦めたのです。その後、無印良品でも「スリムアーム 1.5シーター・ウレタンクッション」というソファをみつけました。ワクワクして現品を見に行ったのですが、座り心地が悪く、「いくら安くても…」という感じでした。ネットで「1.5人掛けソファ」と検索をすれば、いくつものソファを見つける事は出来るのですが、試しに座ってみる事が出来なければ買う気になれませんし、あまり値段が高くても買えません。

 そんな状況でどうしようと考えて居る内に既に引っ越して来てから半年が経とうとしている次第。そこでもう一度IKEAのソファを見に行こうと言う事になったのです。

 関東にあるIKEAは船橋と横浜と新三郷の3店舗。地図で見てみると、うちはその3店舗で構成される三角形のほぼ真ん中に位置します。どの店に行くにも遠いと言う事ですね。初めて行ったのは船橋のお店でした。そして先日は友人宅にお邪魔したついでに横浜のお店に行ったので、今回は新三郷のお店に、途中で新東京タワーを遠くから眺め、渋滞に巻き込まれながら行ってきました。

 今回はアームレストのない1人掛けソファモジュール「RÖRBERG」も検討しました。でも、やはりアームレストがないと落ち着けないですよね。

 前回STOCKHOLMを見た時は「高くて買えねー」でしたが、長期保証もついているようですし、10年使うとすればそんなに高い値段でもないのかなと思えるようになってきました…でも、貧乏人にはその初期投資も苦しい値段なんですけれどね。兎に角、もう少し探して検討して見るしかなさそうです。

 関東地区のIKEA3店舗全てに行ってみましたが、個人的には船橋が良かったです。多分一番売り場面積が広いんじゃないでしょうか。少なくとも私が欲するジャンルの商品が豊富に置いてあり、選択の余地があったのが良いです。あと、出口にあるホットドッグが一番おいしかったというのも大事な理由の1つ…

2010年02月26日(金) 実家へそして帰宅…

 デジカメを買って、田舎へ向かいました。

 今日は平日ですので、高速道路を使うなんてセレブのようなことはできません。一生懸命一般道をトコトコ走るのです。

 東京を出て、17号線をひたすら真っ直ぐ群馬方面へ向かいます。今日はできるだけ速度を抑えて走りました。一般道ですから、最高速度が時速60キロを超えない程度です。大体時速50キロ前後で走っていました。そしたら燃費が伸びる伸びる…前橋まで27km/lという記録が出ましたよ。

 そこからは大きな山を越えて日本海側に出るので、上り区間で燃費はどんどん悪くなり、日本海側に出てくだりになった後もそれは回復しきれないというのが今までの状況だったのですが、今回はそれが違ったんですよ。真夜中になり高速道路も半額の時間帯となりましたので、山越えは高速道路に乗り、そこは2車線あるんだからと兎に角ゆっくり走りました。文句があるやつは追い越して行ってねと言うことで。その結果、小出辺りに到着した時点で燃費はまた27km/lにもどりました。

 この車は、やはり排気量が小さいこともあって、高速道路は無理して走っているという感じなんですね。一般道の方が燃費を伸ばしやすいようです。遠くに行くには葛藤しますね。燃費を取るか、それとも時間を取るか…ま、イライラを抑え必死に燃費走行しても、2km/l程度しか変わらないので、タンク1回分を30リットルとして、60キロ多く走れるかどうか程度、値段にして2〜300円分の節約にしかならないんですよね。だったら時間を金で買う方が良いと頭ではわかるんですけれど、どうしても燃費にこだわってしまうのが私の悪いところだなぁ…

 さて、父親にデジカメを渡しました。父親には「ちょっと小さすぎるな」といわれましたが、まぁ満足した様子。今まで使っていたデジカメは記録媒体がCFカードで、今時のパソコンでは専用のカードリーダを使わないと読み込めなかったのですが、今度はUSBケーブルで接続するか、SDカードをパソコン本体のスロットに入れて読み込めます。この辺りはどう克服するかと心配だったのですが、USB接続なら途中から今までと同じ画面になるので、覚えることが簡単といわれ一安心。

 渡してから知ったのですが、例えば撮影モードを動画モードにしておきます。そうすると電源を入れると、カメラはビデオ撮影ができる状態で待機してます。その時、写真を撮りたいと思ったら「グリーンボタン」を押すのです。そうすると一瞬でカメラは画像撮影モードに戻るのです。撮影し終わって再度グリーンボタンを押せば、カメラはまた動画モードに戻る訳。これが動画モードではなく、花をきれいに撮るモードでも何でもいいのです。ちょっと凝った撮影に使うであろうモードを選んでおいて、普段は一般的な状態で撮影をするけど、ここぞと言うときに一発でそのモードへ変更することができるって便利ですよね。一応その旨を説明して、「それは凄いな」と喜ばれましたが、果たしてどこまでそれを使いこなせるかは考えないことにします。

 パソコンでわからないことも、一瞬で解決して用事がなくなったので帰ることにしました。今回は家に帰るのは土曜の夜までで構わないので、ちょっと1人のんびりドライブをして帰ろうと思っていました。カメラ機材も一式詰め込んできたのですが、今日も、そして多分明日も雨のようですね。まあ、撮影はしなくても、のんびりドライブするのも良いじゃないかと思って、今回は北陸方面へ行ってみることにしたのです。それなら糸魚川の辺りから高崎に抜ける道、富山から安房トンネルを通って帰る道、諏訪に抜けて中央道で帰る道、米原から東名高速で帰る道などさまざまなルートが描けますので、時間と気分で進められるだろうと思っていたのですが、車が長岡に差し掛かった頃、家から「明日、IKEAに行きたいから帰ってきてね」とそっけない連絡が入りました。はい、これでささやかな楽しみであったドライブは終了です。

 そこからしっかり進路を家に向けて帰宅し始めた次第です。安全運転第一、ゴーアヘッド。両舷全速!です。
 
 

2010年02月25日(木) デジカメ

 デジカメを買うことになりました。

 私個人のものとしては、一眼レフのNikon D300の他、コンパクトタイプでRICOHのGX100、SIGMA DP1、そしてCASIOのEXILIM EX-S200を所有していますので、それでもまだ欲しいカメラはあるにはあるのですが、今買う必要は感じていません…ええ、食指は動くんですけれどね。

 買うのは私の父親用なのです。これは悩みますよ。自分用だったらあまり悩まないんです。自分がそのカメラに魅力を感じているかは、誰よりも良くわかりますし、自分が気に入ったら、後はそれを買う予算があるか、買って怒る人はいないかなど、さまざまなパラメータを的確に判断することができます。しかし、父親とはいえ、自分以外のものとなると、果たしてその人は何を求めているのか、操作性は良いか…わからないことだらけです。

 相手は老人ですから、条件として考えたのは「多機能はいらない。シンプルな操作で扱えること」「ボタンが小さすぎないこと」「画像の転送が簡単にできること」ですかね。

 私は今でもEXILIM EX-S200と言う200満画素のデジカメを愛用しています。そして大きく伸ばして印刷するのでなければ200万画素もあれば十分だという持論は未だ捨てていません。ですから、今時のデジカメなら、どれを買ってもそれ以上の性能になることは間違いありませんから、基本的な性能はどのカメラでも心配は要らないと信じています。その上で、多少ボケも入っているし、思うように体も動かなくなってきている老人が使いやすいカメラと考えると、まずは「電源を入れたら、後はズームしてシャッターを押すと撮れること」「そのとき操作するボタンが小さくなく、押しやすいこと」が大事です。更には撮る事は撮ったけど、「パソコンに転送するのが難しくてわからない」と言われないよう、その辺りもわかりやすい事が大切です。

 そんな中で候補に残ったのが、RICOHの「CX1」Nikonの「S570とPENTAXの「Optio P70」そしての3機種でした。

 CX1は、多分この中で一番の高性能です。ここで詳細な説明はしませんが、きれいな画像を撮るための工夫があちこちになされています。操作性も良いです。ただ値段は2万円前後。

 S570は、まず電源ボタンもコンパクトで、そのボタンの周囲を囲むように電源ランプがついていて、操作も確認もしやすい。背面のボタンも操作しやすいです。でも値段は1.5万円前後。

 P70は、電源ボタンが押しにくいのが難点ですが、その他の操作性は他に見劣りはしません。値段は1万円程度。

 私が自分のために買うなら、迷わずCX1を…いや、その最新機種である「CX3」を買うでしょう。でも、これは老人には明らかに過剰装備です…と言いつつ、先月、鎌倉の老人にはこれを勧めて買わせちゃいましたけれどね。

 一番安心できるのはNikonだと思います。頑丈さなどを加味して考えて、多分一番安心して使っていられるでしょう。しかし、PENTAXのこの値段で顔認識、手ブレ補正がついて、更に動画まで撮れるという事と、更にはグリーンボタンと言うのがあり、カメラがどんなモードになっていても、これを押せばデジカメの一番標準的なカメラモードに切り替わるというもの。これがあれば、「使い方がわからない」「なんか知らないけど、変になった」と言われた時は「とりあえず、そのボタンを押しておけ」で説明がつくのは楽だなと思え、P80を買うことにしました。ええ、決して「一番安いから」ではありません。信じるものは救われます。

 さて、このカメラを持って、実家に帰ってきます。果たして喜んでもらえるでしょうかね。

 あ、余談ですが、以前テレビで「家電製品を安く買うコツ」と言う話をしていました。そこで話されたのは、「今、池袋が暑い」ということ。ビックカメラとヤマダ電機がしのぎを削り、一番ホットな値引き合戦が繰り返されているとの事。ですから、地方で買い物をするときも「池袋価格でお願いします」というと、「こいつは事情を知っているな」と思われ、更なる値引きが期待できるということらしいです。しかし、そう言っても、実際の価格を知らなかったら「はいはい」とあしらわれるだけの様な気がします。つまり眉唾物って事ですね。

 私が買い物に行ったのは、池袋のヤマダ電機日本総本店と言うところ。そこで折角ですから、私の相手をしてくれた人に「イケブクロカカクでお願いしますよ」と言ってみました。冷ややかな目で見られるかと思いましたが、店員は「わかりました。3分待ってください」ときわめて冷静に答え、実際に値引きしてくれましたよ。恐るべし「イケブクロカカク」…

2010年02月24日(水) 証言台に立ったのは… / R-1グランプリ

 トヨタのリコールについて、アメリカで公聴会があり、そこで実際に制御不能に陥った経験をした女性が証言台に立ったそうです(link)

 どうもこの話は胡散臭いですね。要約すると「高速道路に合流したら制御不能になり、車は時速70マイル(113キロ)から100マイル(160キロ)まで加速し制御不能になった。サイドブレーキを引いても、ギアをバックに入れても速度は下がらなかった。死を覚悟して夫に電話をかけたら、神の力が介在し車が減速していった」ということです。

 この女性、ブレーキは踏まなかったのでしょうか。もしかして、ブレーキとアクセルを踏み間違えていたのではないかと思えます。ヒステリーを起こして硬直していたとかね。

 この女性の証言で信じられないのは、「サイドブレーキを引いた」「ギアをバックに入れた」というところです。サイドブレーキは思い切り引いたらスピンの原因になります(まぁ、ゆっくり引けば問題ないかもしれませんが)し、これでも原則すらしなかったというのはちょっとどうでしょう。更に、ギアをバックに入れたけど減速しなかったって…昔トヨタのスープラと言う車でそれほどスピードが出ていない時に間違えてギアをバックに入れたことがありますが、そんな速度でもエンジンは停止してしまいましたよ。今の車もそうなのかはわかりませんが、時速160キロで走る車の駆動輪に突然逆方向の回転を与えたら、車がまともにまっすぐ走るとは思えません。更にそんなときに電話をする余裕があるなんて…

 もともと、純正ではない厚いマットを敷くと、それがアクセルペダルに引っかかり、アクセルが戻らなくなるということでリコールがあった訳ですが、もしかしてそれが加速をした原因なのかもしれません。それは、考えられることですが、その対応がこんな嘘っぽい話ですから、トヨタも米運輸省道路交通安全局も相手にしなかったというのは十分考えられることだと思うのですよ。

 今回トヨタが言っているのは、急加速については、アクセルペダルの構造上の問題などがあったこと、ブレーキを踏んだときアクセル操作がキャンセル装置がついていなかったことについては非を認めるけれど、それは電子制御などの欠陥ではなかったということです。

 しかし、証言台に立ったのは、まるで「取扱説明書に書いてなかったから、ぬれた猫を乾かそうとして電子レンジに入れたのに死んじゃったじゃないの!」といわんばかりの女性です。そこにトヨタ叩き、トヨタを蹴落として、少しでも国内メーカーの需要を喚起しようと言う姑息さを感じます。果たして真意はどこにあるのでしょう。


R-1グランプリ

 R-1グランプリを見ました。

 週末に、敗者復活戦というのもやっていたのですが、それを見た時に「レベル低くないか?」と思いました。まぁ敗者復活戦ですから、先に決勝進出を決めた人はもっと面白いはずと思っていたのですが、その番組の最後で決勝戦に残ったメンバーを見て「え?これが結晶メンバーなの?」と思ってしまったのでした。

 実は、お笑い番組がすきなのは、私ではなく家族なんです。私もお笑い番組は好きですが、ここでも幾度か書いていますけれど、もう年なのか、私のツボと世間のツボが違っている感じがするのです。

 道具を使ったりして笑いをとる事は芸人として正道か邪道か…まぁ、客が笑えばなんでもありと言うのも答えかもしれませんが、私はどちらかと言うと「芸人ならしゃべって笑いを取れ」と思うのです。あ、ついでに言うと、人をバカにして取る笑いは三流だとも思っております。

 そういう意味で今回のR-1は、私が好きか嫌いかではなくて、優勝にふさわしい人は1人しかいなかったんですよね。それも何かさびしいものですが、それしかいないでしょという人が優勝して、私はまだ世間とずれ切ってはいないんだなと妙な安心感が生まれた次第です。ちょっとうれしい。

2010年02月23日(火) 保温した御飯は…

 新しい炊飯器で反日保温した御飯を食べてみました。

 結論から言えば、「ここには進歩の跡がある」と感じました。

 昨日の18時に炊きあがった(はず)の御飯を今朝7時に食べてみたのですが、昨日私が食べた、炊きあがりから4時間半程度経過した時点の御飯とほとんど変わらない味、食感の御飯を食べることができました。流石に、古い炊飯器にはできない芸当ですね。

 でも、やはり昨日気になった「1粒1粒の粒立ち」が今日も気になりました。御飯1粒1粒の主張が激しすぎて、噛む度に「疲れた」感が漂うのです。今までも仕事柄、全国様々なところで食べてきましたけど、こんな食感の御飯はお目にかかったことがなかったなぁ…それとも「なんじゃこりゃ。米の炊き方がわかってないな。」と思って記憶の外に追い出していただけなんでしょうか。

 兎にも角にも、以前の炊飯器で半日も保温すると、かなり乾燥した状態が気になったものでしたが、この炊飯器ではそういうこともなく、「炊飯器としては平凡だけど、保温ジャーとしては秀逸」と言う結果を得ることができたという次第。

 ほかの炊飯器もそうなのかはわかりませんからね。

2010年02月22日(月) 新しい炊飯器で炊いた御飯を食べてみた

 当たり前ですが、昨日届いた炊飯器で早速御飯を炊いてみました。

 結論から言うと、「圧力」などの能書きは意味がないに一票。でした。

 この炊飯器しか試していませんし、この炊飯器は人気機種と言うことでもないでしょうから、この炊飯器1つで全てを理解したようなことを言うのは間違っていると重々理解していますが、この炊飯器も「真空圧力炊き」をうたっています。曰く、「プロでも難しいと言われる、炊飯前の「浸し」を真空技術で解決」「バランスよく圧力を調整することで、表面を傷つけることなく炊き上げる」だそうです。そんな能書きを持った炊飯器の御飯は、能書きを持たない14年前の炊飯器の炊いた御飯と比べてどうだったでしょうか。

 昨日16時に米を研ぎ、18時に炊飯完了するようタイマーをセットし、私が食べたのは22時30分頃と言う状態でした。食べてみての感想は「これって今までの御飯と何が違うん?もしかして、前よりおいしくないんじゃない?」と言う感じでした。

 テレビなどで料理の紹介をするとき、御飯について「御飯がつやつやしています」とか「モチモチしています」とか「御飯の粒が立っています」とか言うのを耳にします。けれど、御飯は炊けば古々米でも艶はでますし、モチモチって御飯なら当たり前じゃないんですかね。ここまでは全く意味のない言葉を羅列しているだけですね。で、「粒が立つ」ですが、これがどんな事を指すのか良く分からない言葉なのですが、おかゆのようなベチャベチャした物じゃなく、一粒ごとに弾力のある形のしっかりした物として炊き上げますよと言うことなのでしょうか。

 古い米を使っていたり、まずい水を使っているとしたら、米の炊きあがりに臭いが出ることもありますし、米が割れてしまうこともあるでしょう。しかし、うちの場合は幸いなことにいつもコシヒカリの特A新米を浄水器を通した水(本当は天然水が良いのでしょうけれ)で炊いていますので、元々の条件が悪くはないのです。それが原因で、14年前買ったIH炊飯器と「真空圧力IH保温釜」で、さほど差を感じられなかったのかもしれませんが、唯一、両者の間にちょっと違いがあるなと感じたのが、この1粒のしっかり加減。新しい炊飯器の方が、1粒1粒の主張が激しいというか、強い弾力があるんですね。ですが、それは「旨み」なんですかね。私はどちらかというと不快感に近いものを感じました。単に食べ慣れないと言うことかもしれませんが、1粒をかみしめるなら、主張があって美味しいと感じるかもしれませんが、「ごはん」として食べると、その塊が固く感じられておいしさに通じないんです。世間様ではこれが「旨さ」の1条件なんでしょうか。

 今回は「やわらかめ」を選択して炊いてみたのですが、これから普通とかつやつやとかしゃっきりと言うモードを選択して、おいしさを試してみたいと思う次第です。でも、結局は最初に書きましたように、5万円前後の炊飯器なら、あまり能書きは気にする必要はないと言うか、能書きのない炊飯器との差をあまり感じられないので、炊飯に関して言えば、もっと安い単なるIH炊飯器でも良いんじゃないのかと思えました。これがこれから炊飯器を買おうとする方の一助になれば幸いです。

 あ、後は保温で古い炊飯器と違いが出るかもしれないので、それはそれで別途調べてみるつもりです。

2010年02月21日(日) 炊飯器選び

 昨日は、炊飯器を買うつもりで池袋に行ってきました。

 前日に同居人がカタログを集めてきて目星はつけていたのですが、実際に触ってみないと分からないよねと言う事で…

 うちの炊飯器などを置く棚は、特注などすることなく、標準的なサイズの物をカタログから選んで設置しました。棚自体の奥行きは40cm。炊飯器を置くようにとされる棚はスライド式で、上に換気扇というか蒸気抜きのファンとコンセントがついています。スライドする棚の奥行きは37cmとなります。

 最近の炊飯器は多機能で、昔のような丸や正方形の炊飯器というのは少なく、多くの炊飯器は奥行きが長い長方形をしているようです。そして各社が推している炊飯器の奥行きは40cm近くあるのです。

 ファングルなどの組み立て式の棚には奥行き40cmの棚板と45cmの棚板があったりします。もしかしたら、うちは注文すべきサイズを間違ったのでしょうか。だとしたら「仕方ない」とあきらめもつくのですが…人気のある商品のサイズが一般的ではないとは考えにくいですものねぇ。

 カタログを見ると、いくつかのメーカーではぎりぎり入るサイズの物も売っています。しかし、同居人は「ぎりぎり入ったって仕方がない」と言います。本当にそうなのでしょうか。炊飯器からご飯を盛る時は炊飯器が載った棚をスライドさせて前に出しますので、その分の空間は確保されている訳ですし、例え1cmや2cmくらいなら常時スライド棚がはみ出ていても問題はないように思うのですよ。もし、そういう我慢がよりおいしいご飯に繋がるならですけれどね。

 そこで炊飯器の性能の話になるのですが、釜の材質は純銅や鉄、プラチナやダイヤを混ぜたりしている物もあるようです。更には圧力をかけたり、スチームを循環させる事でふっくら炊いたり、湿度を保ったまま保温するなんて機能もついているんですね。

 では、どの機能の炊飯器がおいしいのでしょうか。お店の人に聞くと、スチームが無くてもおいしく保温は出来るし、圧力は各社で様々な気圧を設定しているようですが、そこにそんなに大差はなさそうです。つまり、結局は「どれも一緒」と言う事のようです。

 そう、カタログを見ると、各社とももの凄い機能がついて居るようにうたって、これを使えばとてもおいしく米が炊けると言っています。が、では、これを使わなかったらそんなにまずい飯になってしまうのでしょうか。多分そんな事はないでしょうと言うのが今回の答えとなりました。

 そんな訳で「圧力やスチームはついているのが良いのか悪いのか」という論点は二の次になり、「蓋などが清掃しやすくて、棚に収まるサイズの物はどれか?」が一番重要な検討事項となりました。そこで残ったのがPanasonicのSR-SW104か東芝のRC-10VXCの2機種で、蒸気口は一見Panasonicの方が簡単に分解出来て洗いやすそうでしたが、手に取ってみると掃除のしやすいのは東芝の方かなと言う事で、東芝の炊飯器を買う事にしました。

 ただ、値段についてはヤマダ電機よりamazonの方が安かったので、最初は熱心に勧めていた店員も途中でいなくなってしまったのを幸いとして買わずに帰宅し、家でamazonに注文した次第。明日には届くと思いますが、果たしてそんなにおいしいご飯になるのか注目です。

2010年02月20日(土) 音羽御殿付近 / プレミアメンバー

 朝から、10時に発売される岡田斗司夫さんのひとり夜話7のチケットを購入する為にローソンへ。

 ローソンでチケットを購入した後は、まぁ宣伝に乗せられているなぁと思いつつ10時半からマクドナルドで販売されるハワイアンバーガーを食べようと画策。まだ時間には早いので、時間を潰すために、そしてお腹を少しでも減らすために散歩。前回は神田川の周辺を歩いたので、今回は音羽通りに出て、まずは鳩山御殿を観光する人を見物して、音羽警察の手前辺りから裏の山(岡)を上り、椿山荘方面へ降りて行きます。音羽通りは昔から良く通る道でしたが、この裏手は初めてで、斜面を削って家を建てているので、2階建ての屋根の上に道路があったり、まぁ山間部などでは珍しい風景ではありませんが、平野育ちの私には「おぉ!」といつも新鮮に驚ける風景を満喫したのでした。

 そこにはイチヂクの木があって若芽がでていたり(昔、実家にもイチジクの木があったので懐かしかったのです)、寺があったり(広島には、境内に列車が通る寺があるそうですが、ここにも、もともと寺の敷地だったところが分断され、上に首都高速が通ったと思われる場所がありました。


大きな地図で見る
地図正面は、駐車場の先に寺の門と見られる石があります。180度後ろを見ると、上に首都高速、正面に寺への階段があります。

 そんなところを見学しつつ、この辺りでは昔から馴染みらしいパン屋さんを窓の外から眺め(ダイエット中なので)、お約束通り「ふん、あのパン屋のパンはスッパイに違いない!」と心のなかで悪態をつきつつ、マクドナルドへ行ってハワイアンバーガーを食べてきました。

 ハワイアンバーガーになっても包み紙はダラスカウボーイズのままなんですね。で、中身も前回のニューヨークバーガーとソース以外は何が違うのか私には良くわかりませんでした。そのソースも個人的には好みじゃなかったのでちょっと残念。


プレミアメンバー

 夕方から、本来は家族を連れて「おとうと」を見に行くつもりだったのですが、上映されるスクリーンが小さいので、急遽別の映画をと言うことで「バレンタインデー」を見てきました。評価は近々映画評にアップします。

 先日、ユナイテッド・シネマ豊洲のプレミア会員になった訳ですが、会員になった特典として映画の鑑賞券がもらえます。鑑賞券は普通席の券を10枚または、普通席2枚とプレミアシート(2名分)を2枚のどちらかと言うことでしたが、その券はオンライン予約はできず、映画館で並ばなければならないと言うことですし、こういう機会でもなければ絶対に買うことはないと思いましたので、プレミアシート2枚と普通席2枚を貰ったのです。そして、今回の映画はそのプレミアシートを使って鑑賞してみました。

 通常の映画を当日券で買うと1人1800円、2人で3600円ですが、プレミアシートは平日2人で5000円、土日だと6000円だそうです。すごい値段差ですね。「アホらしい」と思っていたのですが、使ってみたらちょっと考え方が変わりました。すごく居心地が良いんですよ。まぁ当たり前といえば当たり前で、すごくシートが広く、座り心地が良いです。なによりも足を投げ出しても前の壁にあたりませんし、よほど気合の入ったモヒカンやアフロの人が最後列に座らない限り自分たちの映画鑑賞を邪魔するものはないでしょう。更に隣とも十分間隔がありますので、連れ合いと小声で話をしながら映画を楽しむことができます。専用の荷物置き場もあれば、小さなテーブルもあると至れ尽くせりです。更にいうと、プレミアシートを利用する人はラウンジでもプレミアムスペースを利用でき、更にドリンクがサービスに成ります。更にそこでも駐車券がもらえるので(プレミアメンバーは計9時間駐車がただと言うことになるので、1日遊んでいられると言う次第。

 もし金が有り余っているなら、またはなにか特別な日なら、これは十分に利用する価値がありますね。

 プレミアメンバーになってまだ日は浅いですが、映画を見るごとにドリンクはタダで飲めるし、ラウンジでのんびり時間を潰せるし、結構気に入っています。そう、映画の券も早めに此処へ来て購入した後ラウンジでのんびり時間を潰すなどしたら良いのかもしれません。

 って、のんびりしていたら、アメリカンアイドルの時間に帰宅できなかったよー!

2010年02月19日(金) 藤田誠さん逝去

 藤田まことさんが逝去されたそうです。

 本来なら、私は藤田まことさん世代らしいです…「てなもんや三度笠」「必殺仕事人」「はぐれ刑事」…何十年にもわたって、どれも代表作といわれるシリーズを持っていらっしゃいます。

 でも、正直に申し上げて、私はそのどれも、本放送で見た記憶がありません。

 「てなもんや三度笠」は年齢的なものまたは、当時私の田舎は民放は1局しか映らなかったので、放送していなかった可能性も大。でも「あたり前田のクラッカー」も「ひじょーにきびしー!」も記憶にあるんですよね。ですから、その番組とは知らず見ていたのでしょう。

 必殺シリーズは、多分私が一番テレビを見なかった時期に放送されたもの。「江戸時代になんでこんなものがあるんだよ」と反抗しまくりというか、こういう如何にも作り物のドラマが嫌いだった時期。あ、バイトに明け暮れていた時期でもありますね。

 はぐれ刑事…1988年〜2005年 毎週水曜21時から放送って、この時代は、「社会人は23時より前に家に帰ることはない」「月9ドラマとか、みんなそんな時間は仕事しているのに、いったい誰が見るの?」と信じて仕事をしていた時代です。見ることができるはずがありません。

 最近になって、昼間に再放送されるはぐれ刑事を見て、良いドラマだなぁと思いますし、これらのシリーズ以外のドラマなどを拝見することもあり、本当に良いキャラクタをもっていると思っておりました。亡くなったと聞くと本当に悔やまれます。

 謹んでご冥福を…合掌

2010年02月18日(木) 国母さんへのバッシングについて

 スノーボードの代表選手である国母さんが、日の丸をつけたジャケットを着崩していたこと、そしてその謝罪会見でふてくされた態度だったと言うことが、マスコミの格好の祭りの餌にされています。

 私個人としても、私たちの言う常識持っておらず、普通に着こなす格好が「ダサい」と思っていたとしても、国を代表して居るのだから、その間だけ「ダサい」格好を我慢しろと思いますし、そうする事が常識だと、その時までに教えておきなよと思ってしまいます。でも、ここまでバッシングすることなのかなとも思えてしまうのです。

 普段からこんな格好に違和感を感じる私たちは、これが「異質の」「若者の流行」と受け取るかもしれませんが、こういう格好が「普通」の若者には、「良識ある服装」「常識的ドレスコード」の明確な定義があったのでしょうか。これって、高校野球で「高校生らしい」と坊主頭を強要するような話と似て、大人が自分の常識を押し付けているだけなんじゃないでしょうかね。ドレッドヘア、ピアス、刺青…少なくとも私には理解できないファッションが様々ありますが、そのどれが許容範囲内で、どれが「許されざる」格好なのでしょう。そしてそれを決めるのは誰で、どのような基準をもって決めるのでしょう。

 その後の謝罪会見で態度が悪かったと言う事ですが、果たして彼は「自分が悪いことをした」と言う自覚があったか疑問です。いつも通り、自分なりに格好良い(または普通の)「着こなし」をしていただけで、なんで文句を言われなきゃいけないのと言うのが彼の気持ちじゃnないでしょうか。それなのに突然周りから「あの服装について謝罪会見をするから、謝っておけ」と言われ記者会見に出たら、訳の分からない集団がごちゃごちゃいうから「うっせーな」と思ったと言うところじゃないでしょうかね。

 名選手名監督にあらずと言う言葉がありますが、同様に、選手が皆饒舌とは限りません。競技でどんなに注目される選手でも、インタビューで的確に自分の思いを伝えられるか、好感を持てる話が出来るかは別の問題です。マスコミは、本来ならそういう選手の失敗を上手くフォローして彼らの気持ちを察して代弁するくらいの心構えが欲しいところですが、彼らにそんな技術をのぞむのはムリなんですね。

 4年に一度のオリンピックですから、選手のこれにかける気持ちは強いと思います。折角出場したのに失格になってしまう選手なども居ます。そういう選手の悔しさは並大抵のことではないでしょう。競技の前は競技に集中させてあげようと言う配慮はないのかなと、そんなことで大騒ぎを無神経にするゴシップ屋さんに抵抗を感じる次第。

 朝青龍が引退してしまった今、視聴率を確保するための新たなスケープゴート(生贄)と言うことでしょうか。誰かの悪口で視聴率を稼ぐって言うのは本当に浅ましいです。バッシングするなら競技が終わってからやりなよと思わざるを得ません。



 と書いたのは昨日の未明でした。なんとなく気乗りしなくてアップせずにいたのですが、今日になって、興味深い記事を見付けましたので一緒にアップしておきます。(link)

 スノーボードコーチだった人の話のようで、すでに大元の記事は削除されてしまっています。あまりに反響が大きく、コメントを管理しきれないから削除しましたとの事。(link)

2010年02月17日(水) リコールは必要だったか?

 ダイヤモンド onlineで、「プリウスのリコールは本来不要だった」という記事が掲載されています。

 詳しくはリンク先の記事を読んでいただくとして、果たしてどういう物なんだろうなぁと考えてしまいます。と言うのは、プリウスのような人気車種、トヨタのような大企業は、不具合に対して敏感であるべきであり、また対応も素早く行われるべきだと思う訳で、そういう意味では、今回のリコールは、「対応が遅かった」と言われても仕方のない後手加減だったと思う次第。

 しかし、それが本当に不具合なのかと問われると…例えば私が昔乗っていたスズキのジムニーは多分初代プリウスをも凌ぐ「カックンブレーキ」…ちょっと踏むとガクっと利いてしまうブレーキでしたし、ロールスロイスなどはその乗り心地を満たすため、踏んでから間をおいてブレーキが利くシステムをわざわざ採用しているようです。そういう車に乗り慣れた人からみれば、「多少の感覚のズレくらい慣れりゃいいだろ。慣れりゃ」と言う事になるでしょうし、確かに、これが本来リコールすべき設計上の欠陥にあたるかと言うと疑問も生じます。

 その辺りは賛否両論あると思うのですが、一個人、消費者としては「せめて国産車くらい安心の上で乗りたい」と思うのが本音です。発火の危険がある車、ブレーキが利かなくなる可能性のある車、タイヤが外れてしまう可能性のある車が横を走っていると思うと気が気じゃありませんよね。そして、もし、何かしら危険がある車と分かったのなら、素早く対処して欲しいし、逆にリコールの必要は無いという判断だったのなら、「それは他の件とは無関係でリコールの対象とはしない」と力強く言い切ってくれたら良かったのだと思います。それが出来なかった以上、本当の理由はどうあれ、リコールとしたのは正解だったと思うし、その対応が遅かったと批判されるのも仕方のない事じゃないでしょうかね。

 身の回りでも似たような話があって、最近は本当に強く思うのですが、自分が正しいと思った道は、それを曲げて我慢が出来ないなら絶対に曲げちゃ駄目ですね。何があろうと主張を強くしなければ後で待っているのは後悔か失敗です。トヨタが早く立ち直る事を望みます。

2010年02月16日(火) オリンピック

 オリンピックと言うと、私は札幌オリンピックが一番記憶に残っているでしょうか。

 ジャネット・リンさんが妖精と騒がれ、日本がジャンプで日の丸を3本揚げ、アイスホッケーでグループCの日本がグループBの西ドイツを破り…そんな事が記憶に残っていますね。

 それ以外に、子供心にルールも良く分からないけどひきつけられたのが、バイアスロンとボブスレーでした。

 バイアスロンは、クロスカントリースキーと射撃を合わせた競技、ボブスレーは4人乗り橇。全く系統は違うのですけれど、食い入るように見ていたのを覚えています。それからもオリンピックというと、この2種の競技を見守っていますが、見飽きることなく見ていますねぇ。

 バイアスロンは、元々は冬の狩猟を競技にしたものらしいですね(私は軍隊の狙撃が元かと思っていました)。どうせなら、競技期間を1週間位にして、いつ現れるか分からない獲物を確実に仕留める技を競うようにすれば、日本のマタギにも出場のチャンスがあるんじゃないかと思ったりします。目立たない場所に実を隠して、気配を消して、遠く離れた標的を確実に射止める…物騒ですが競技になると興奮もします。

 最近はスケルトンと言う競技があることを知りました。ボブスレーやリュージュより更に氷に近く、その恐怖感、スピード感は圧倒的で、興味を奪われてしまいそうですが、やはり4人で力をあわせて滑り降りるボブスレーの魅力も褪せません。

 フィギュアスケートも昔は好きだったのですが、柔道と一緒で、欧米の基準に合わせて、採点の基準を明確化したとたん、祭典はしやすくなったかもしれませんが、芸術性が失われたようなきがして、興味が薄れてしまいました。

 さて、今回のオリンピックはどんな大会になるのでしょうね。


 

2010年02月15日(月) モーグル / ブーイング

 ついにオリンピックが始まりましたね。

 モーグル競技が行われ、上村さんは4位に入賞したそうです。長野の7位から1大会ごとに1つずつ順位を上げての4位…頑張った結果なのか、実力を出しきれたのか、悔しかったのか、満足できたのか様々な思いが浮かびますが、見ているだけしかない私には「おめでとうございます」と言う言葉しか出てこないですね。

 サッカーのように「もっと努力代があるだろ?」と思えるものと違って、上村さんのモーグルについて、「ああすれば良かった、こうすれば…」と言えるのはご本人だけでしょう。こういう競技(者)にはねぎらいの言葉が素直に出て来るものですね。


ブーイング

 サッカーの日韓戦が終わってから、また「岡田監督失格」とか批判行動が相次いでいるようです。

 情けないサポーターたちですねぇ…と思わざるを得ません。一体、彼らは何をしたいのでしょう。今の日本蹴鞠軍団に、ワールドカップの予選を突破しろと言いたいのでしょうか。言えばどうにかなると思っているのでしょうか。

 今、サポータに必要なのは、日本のサッカーのレベルを正確に見極めて、それが世界に通用するようになるまでには、一体どれくらいの時間が必要なのか、それを最短の時間で実現するためには何が必要なのかを理解することだと思います。そうすれば、今すぐ何をどうしろ等と言う戯言を言う人はいなくなるでしょう。

 今年のワールドカップは出場できるだけでいいじゃないですか。大変申し訳ない言い方ですが、サルダンス…いやカズダンスが得意な三浦さんなど、戦略など皆無だった時代の選手でも、それを見て、憧れて育った選手はいました。今は、その第2世代の選手を見て育った選手が若手となって台頭してきているのです。あと10年もすればもう少しまともな選手が育つ土壌はあります。ただ、そこでどんな状況でも球を思った通りにコントロールできる基礎技術を欠かさず身につけさせることが大切です。

 そう、自転車やバイクのトライアル等では、基本中の基本としてスタンディングスティルと言う技があります。手足を地面や壁につかず、静止してバランスを保つだけ。言うのは簡単ですし、センスのある人が多少練習をすれば平地ではすぐに出来るようになりますが、例えば壁に前輪を立てかけた状態で、逆に後輪を立てかけた状態で、地上10mのドラム缶の上で等々、どんな状況でも同じようにできるようになるには並大抵の努力ではできません。

 多分、日本のサッカー選手は、平地でスタンディングスティルができるようになったところで「俺は天才」って思っちゃったか、「大丈夫どこでもできるもんね」と思ってしまったのでしょう。実戦ともなれば、ただでさえきつい体勢の中での技を求められるのに、敵は黙って技を出すのを待っていてくれるわけじゃなく、邪魔をしようと努力するのです。そんな邪魔を物ともせず技を繰り出せなければならない…でも、その時は「自分は一生懸命やった」と言う思いが一杯で、努力を怠っていたとは認めないのではないでしょうか。

 今の日本サッカーは、折角出場するワールドカップですから、どうか頑張って上位を目指して欲しいです。しかし、今からでも遅くはないので、もっと基礎に重点をおいた練習をやって欲しい。戦術、戦略はそれからの話でしょ…

 岡田さんにしても、トルシエさんにしても、ジーコさんにしても、ものすごい短いスパンで結果だけを求められるから、呆れてしまうんじゃないでしょうか。選手のレベルがこれだけ低いところで、今の状況で勝てる戦略と、長期のスパンでこれから変わっていくべき日本の姿を思い描いて、捨てるべきところは捨てようと思っても、捨てることは許さんとサポーターと称するキチガイ集団が騒ぐから監督が長続きしないんじゃないかな。

 岡田さんは、過去にも一度、大変なブーイングを浴びせられ途中交代させられています。それでもまた今回引き受けてくれたのに、サポータと言う阿呆どもが進化しない限り、日本のサッカーが蹴鞠から進化することはないんじゃないかと思うこの頃です。

 すぐに結果が欲しい気持ちはわかるけど、まずは冷静に戦力を理解して、出来ることとできないことの区別くらいつけましょうよ。そして、長いスパンで強い日本チームをつくることに楽しみを見出しませんかね。

2010年02月14日(日) ミルクヨーカンでした… / 帰宅

 昨日「ミルクプリン」と書いたのは、「ミルクヨーカン」の間違いでした。

 某番組で製造元が「あまりにも簡単に作ることができるので、製法は企業秘密」と言っていたのですが、確かにこれは牛乳と寒天さえあれば、少なくとも似たようなものは誰にでも出来そうです。でも、そんなに高いものでもないので、手に入れられるなら、買った方が手っ取り早いと思えるし、砂糖で甘くした牛乳そのものの味で、安心して食べられるって言うのはいいですね。

 多分、もうこれのためだけに寄り道をすると言うことはないと思いますが、果たしていつか「また食べたくなった」と言わしめる魅力を見せるでしょうか…


帰宅

 本当は今日も実家に泊まって、明日ゆっくり帰ろうと思っていたのですが、自宅にいても暇を持て余しますし、今回はいろいろ生物を以て帰らなければならないと言うこともあります。それなら高速道路が割引で手っ取り早く帰ることができる今日のうちに帰っちゃえと、帰ることにしました。

 七回忌の食事会で出た食事の残りを詰めた折詰や、まんじゅう等の菓子類、赤飯など、結構な荷物が増えていました。それを車に詰め込み、更にお世話になった方へのお土産などを買って出発。

 今回は直前まで「大雪」と脅されていたのですが、いざ蓋を開けてみると、確かに豪雪地帯では結構雪がふった跡がありましたが、道路は積雪のない状況でしたし、降雪もパラパラ程度と完全に肩透かし状態でした。

 おかげで、全く苦労することなく無事家に帰り着くことができました。まぁ、途中で事故渋滞も含め、多少の渋滞があったようですが、巻き込まれる前にSA等によって食事をしたり、のんびり休んだりして渋滞には巻き込まれず、ストレスを感じることなく帰宅。ただ、帰宅して車を見たら、凍結防止用に巻かれたのであろう塩が付着して、車が真っ白になっていました。車庫に入れる前に水をたっぷりかけて塩分を流して入庫。真夜中でしたので気が引けましたが、ま、水を流すくらいでは迷惑になりませんよね。

2010年02月13日(土) ミルクプリン / 除雪機

 前橋で休憩をとって、それから一気に高速を使って実家へ…と言いたかったのですが、途中でちょっと寄り道をしていました。

 長岡のちょっと先にある見附市というところで売られている「ミルクプリン」、昨秋某テレビで紹介されていたのを見て、一度食べてみたいと思っていたのです。以前立ち寄った時は、どこに売っているかもわかりませんでしたし、なにより行った時間が遅かったので見つけることができませんでした。

 そこで、今回は多少は下調べをして、さらに店の開店時間に合わせて行けば何とか入手できるだろうと考えた訳です。まぁ、結果は上々。9時回転のところ、降雪での渋滞などを心配して前倒しに進んできたら、全く雪の弊害などなくて2時間も早く着いてしまったことや、開店直後にはミルクプリン自体が納品されておらず、広い店内を1時間ほど見学していたことなど、多少予定外のことはありましたが、無事ミルクプリンを買う事が出来ました。

 ええ、本当においしいおやつですね。また、機会があれば買ってみたい…いや、これは自宅で作った方が早いかも。

 待っている時間に、クジラ肉や馬肉の缶詰だとかなぜか松山麩だとか、普段は買えない食材があったので、喜んで買い求めておりました。そういう意味では楽しい時間を過ごせたという事ですね。ミルクプリンに感謝です。


除雪機

 私自身、雪国育ちではあるのですが、既に上京してから四半世紀以上が経過していますので、「雪国事情に詳しいか?」と問われると、「はい」とは答えにくい状況もあることは否めません。「昔はこうだった」程度にしか答えらえれないんですよね。

 私が子どもだったころは、車道は除雪車が雪をのけていきますが、その雪は歩道にうず高く堆積し、小学生だった私たちが、その山の上を登山しつつ、遭難の恐れを楽しみながら登校していたのです。遭難と言うと大げさですが、小学生の背丈以上もある山に乗って歩くのは楽しいですが、一歩間違えると転落したり、大きな穴にはまったりするのは恐怖でもありました。

 最近は降雪が少なくなったという話を聞いていて、そういう苦労をする小学生もいなくなったのかなと思っていたのですが…

 今日、見附で買い物をした後は、時間もたっぷりあることですから一般道をのんびり移動することにしました。そして、そこで見たものは「小型除雪機」と言うものでした。写真を撮ることが出来なくて残念だったのですが、狭い歩道にも乗る、小型の除雪機が稼働していたのです。

 車道は通常の除雪車が除雪し、それが積み上げた雪などを小型除雪機が処理をするという連携なのでしょうか。とにかく、その機械は歩道の上をも走れるし、車道の隅で作業をしていても、ほとんど往来を妨害する事がありません。これはすごいヒットですね。

 この機械がいつ頃から稼働しているのか私にはわかりません。もしかしたら昔からあるものなのかもしれません。機構自体ははるか昔からあるものの小型版ですから。ええ、今頃になって「すげー」と興奮しているイナカモノ丸出しなのかもしれませんが、本当すごいものが出来たんだなぁと素直に感動してしまいます。良いものを拝めました。

 今日は良い1日になった気がします。

2010年02月12日(金) 蹴鞠について / 実家へ / カーリング

 幹事クリタのコーカイ日誌「2月12日 ● サッカー代表にもっとリスペクトを。」を拝見しました。

 私は、日本のサッカーを「蹴鞠」呼ばわりしている張本人ですから、私なりの意見を書いてみたいと思います。

 クリタさんが言わんとすることは、「選手を尊敬すれば、そんな厳しいコメントはできないはず」と言うことでしょうか? つまり世界のトップレベルを日本の選手に求めるのではなく、日本チームのレベルで世界を見上げるべきだと…それは一理あるんだろうなぁと思います。選手と同じレベルの目線で世界を目指して、選手と同じレベルの目線で応援することは楽しいし、一体感も生まれるでしょうし、何よりもそれが一番良い選手とファンのあり方だなと強く思います。

 でも、ファンの形はそういうものばかりではありません。私が「蹴鞠」だと揶揄するのは、その尊敬すべき選手の基礎が疎かになっていることへの不満からなのです。確かに選手の技術はすごいものだと思います。しかし、それが国際試合となると情けない試合をするのはなぜか…

 日本の試合を見ていて、いつも目につくこと。1つは闘志が見えない。1つは体力がない。そして1つはボールコントロールがまともにできないと言うこと。

 闘志が云々と言うのは、技術の未熟さに闘志が空回りしていると言う部分もあるので、ここではあまり重要ではありません。体力がないのは、日本人なら宿命というものでしょう。しかし、ボールコントロールのヘタさと言うのは、単に努力を怠った結果でしかありません。

 ここ一番の勝負どころと言うところで勝敗を分けるのは、努力に裏打ちされた実力でしょう。練習の成果があるから、自信を持って出来ることをした結果が勝負に現れるのではないでしょうか。

 しかし、サッカーの試合では、多くの選手がかなり多くのボールコントロールミスをしています。それをミスと言うのは酷かもしれませんが、自分の足元に落とせておらず、トラップした球を相手にとられたり、シュートチャンスを逸したり、パスのタイミングを逃したり…

 なぜ、欧州や南米のサッカーを見ていてワクワクするのか。それはそういう基本がしっかりした上で繰り出される技を見ることができるからです。そしてなぜ日本のサッカーがサッカー以前の蹴鞠でしかないと言うのか、それは技術的裏打ちがない、ちょっとしたことでボールのコントロールさえ覚束ない程度の技術の上で小手先の技を披露して、結果サッカーの醍醐味である試合の組み立て、戦略がなく、単なるボールを蹴って回しているだけのお遊戯になって面白みに欠けるからです。

 Jリーグが発足した当時は、日本のサッカーと言うのは、ここでも何度か書いていますが、「兎に角ボールを前に蹴り出せ。運が良ければゴールに入る」と言うような感じでした。おしくらまんじゅうにボールを入れたようなもの、猫じゃらしに戯れる子猫集団のようなものでしょう。その当時から「日本がサッカーをするようになるにはあと3世代位かかる」と私は思っていました。すでに世代は1つ代わり、おしくらまんじゅうから蹴鞠…少なくともボールに関係ない遊びからボールを蹴る遊びに進化しているのです。しかし、まだまだサッカーと言う競技には程遠いと言う事なのです。

 選手を尊敬して、選手と同じ目線で世界の中で応援する…これも応援するものとしての醍醐味だと思います。しかし、そういう選手と一体になって応援することが苦手で、家の中で一人評論家気分で応援することが好きな私のようなタイプには、どうしても「世界との差」が気になってしまうのですね。それもU-16など少年時のサッカーでは世界を相手に堂々と渡り合える日本のサッカーが、なぜ大人になると通用しなくなるのか…それは、その間に基礎力に大きな違いができるからではないでしょうか。折角ある小手先の技術も、それがどんな体勢でも、どんな状況でも安定して繰り出せなければ意味がありません。偶然が重なった結果発揮できる技は実力とは言わないでしょう。そこが歯がゆくて、応援した気持ちはあるけれど素直に応援し切れないんだと言うことですね。

 そう、世界でボルグとマッケンローが壮絶な試合をしていた頃、日本のプロテニス界を背負っていた神和住さんや福井さんを近くで見た事があります。確かに日本を代表するプロ選手で、すごい選手だとは思いますが、でも、この方がウィンブルドンのセンターコートに立つ姿はやはり想像できなかったなぁ…ロッドレーバーさんやキングさんの試合に興奮はしたし、そのキングさんのパワーテニスに立ち向かうエバートさんの妖精のようなテニスにうっとりしたけれど、それと同じレベルで日本のテニスを見る気にはなれなかった。そういう意味では、私は昔から「選手と一緒に」タイプの応援団としては失格なんでしょうね。

 選手が頑張っているのに、勝っても叩かれるのはかわいそう…私も、いわゆるサポーターと言う一部の狂気集団の行う抗議行動とかバッシングメッセージには滅入るものがあります。例えば日本代表の監督が決まって、短いスパンですぐに結果を出せと騒ぐのは無責任にもほどがあると思います。「頭が変わっても兵隊は同じなんだよ」とか、「頭に合わせて兵隊も動きが変わるんだから、そんなにすぐ結果がでるか!」と叫びたくなります。

 そう、私はそれら狂気集団とは一線を画しているつもりでいます。彼らはその場その場の要求を無責任に野次としているだけ。私が勝っても褒めず、一貫して否定口調なのは、基礎技術向上が感じられないと言う事で、長いスパンに基づいた応援の経過なのです。

 端から見れば五十歩百歩で同じセクトとみなされるかもしれませんけれど、そこにはマリアナ海溝より深い溝が存在しているつもりです。

 結論を一言でまとめると、「一部ひどい応援もありますが、応援の仕方には色いろあるんですよ」と言うことになりますでしょうか…ただ、選手はバッシングをも前進する力に変えなければならないと強く思うことも事実ですがね。

 余談中の余談ですが、クリタさんとは似通った年齢かなと思っているのですが、「リスペクト」と言う言葉を普通に使われているのに、ちょっと衝撃を受けました。

 私は物覚えが悪いのか、自分の中でしっくりこないのか、「リスペクト」と言う言葉を見聞きする度に、それをネットで検索して意味を確認してしまいます。今回も「選手をリスペクト…ん? ああ、選手を尊敬しろと言うことか」と確認をしてしまいました。そしてついついこころの中で「だったら、選手を尊敬しようよと書けばすぐにわかるのに、なんでいちいちカタカナ語にするんだよ」と毒づいてしまいます。いや、それは本人の表現方法ですから批判するつもりは毛頭ありませんよ。「リスペクト」等のカタカナ言葉は若い人には一般的でも、私の年代では一般的じゃないよねと思っていたのに、その牙城が崩れた瞬間だったと言うことです。

 今回の雑文を書いていて、「やっぱり私は頭が固いんだな」と痛感せずにはいられませんでした。要改善ですかね。

 


実家へ

 早いもので、母親の七回忌だそうです。

 そんなに前でしたっけねぇ…三回忌の時に、雪で滑ってMPVを大破させたんだよねぇ。それが4年前? いやはやすごい速度で世の中が廻っていると感じます。

 電話で確認したら、雪の少ない実家の辺りでも数日で1m近い積雪があったとか。久しぶりに大雪を堪能してくるつもり…無事辿りつければの話ですけれどね。

 兎に角、安全運転で行ってきます。


カーリング

 出かける前の準備もすんで、WiiFitもやって、後は出かけるだけなんですが、どうしても喉に引っかかるものがあるのです。

 4年前のオリンピックでカーリングが注目を浴び、カーリングの講習会(?)が半年先まで予約一杯なんてニュースがありましたね。

 で、その半年先に予約された方は、本当にその予約をキャンセルせずに受講したのでしょうか。

 オリンピックのお祭り騒ぎに煽られ、勢いで予約して、熱が冷めたらさよなら…カーリングはそれ以外にも選手の引退などがあって一気に熱を冷ました人が多かったような気がします。

 今、CS放送のFOXでは毎週土日にアメリカンアイドルと言う番組を放送しています。いまさら説明をする必要もない番組かと思いますが、アメリカでの素人歌手発掘番組ですわね。

 で、これが日本なら「美男美女」が絶対条件で、歌唱力は「二の次」なんです。まずは客に注目してもらわなければならないから第一条件が顔のよさで、歌がうますぎると敬遠されるという異常な現象が「アイドル」にはあったようです。今は日本でも「アイドル」と言う言葉は廃れてきているので、歌唱力の条件は廃れているかもしれませんが、それでも美男美女でなければ歌唱力さえも軽視される文化はなくなっていないように思います。美男美女でない人は、なにか大ブレークする歌をつくって初めて存在を許される…なかなか面白い世界ですね。

 しかし、アメリカンアイドルでは、容姿はどうでもいい。まずは歌唱力…あったりまえの話ですわね。この辺りが日本とアメリカなどの層の厚さの違いなんじゃないかと思うのです。

 だってさ、料理人も理髪屋も何でもかんでも、「イケメン」を何とかつけようとするって異常じゃないですか。職人なら職人の技が注目されたらそれで良いんじゃないのかな。まぁ、接客業ならイケメンで癒されるということもありますし、職人の技だけじゃなく、接客技術も含まれますからまだ理解はできるんですけれどね。

 カーリングにしろサッカーにしろ、まぁミーハーなファンが美男美女に群がるのは仕方ないにしても、もっとスポーツそのものを根付かせる土壌が必要なんじゃないでしょうかねぇ。

 どうやったらカーリングを日本に根付かせることができるか…一概に言えない難しい問題ではありますが、少なくとも選手の美醜に頼っているようじゃダメだよなぁ…

 って事で、そろそろ行って来ます。

2010年02月11日(木) 長崎県知事候補… / 横綱の功労金

 長崎県知事選に大仁田厚さんが立候補したそうです。

 毎日で行った知事候補者へのアンケートの答えを見ると、観光への取り組みについて、大仁田さんは「知事が広告塔となる」旨の回答をしています。多分、東国原宮崎県知事の表面を見て、「あれなら俺にもできる」と思われたのかもしれません。他の方の回答を見ても「それで?」と言いたくなる月並みな案も多いのですけれど、それはちょっと安易じゃないの?と思ってしまいます。

 参院議員は、用心棒ができて名前が売れていれば誰でも良かったかもしれませんが、県知事はそうは行かないんじゃないでしょうか…いや、逆に「トップはああしろ、こうしろと指示を出すだけで、後は部下が全てをやるもの」であるなら、誰でもやれることになりますね。まぁ、そうなってしまうと、「知事なんて職は不要でしょ」となってしまいますけれどね。

 全くもってプロレスファンじゃない、いや、どちらかと言うと毛嫌いしている私にとって、大仁田さんは、申し訳ないけど「元気があるだけ」のイメージしかありません。果たして県知事にふさわしいのでしょうか…それを決めるのは残念ながら私ではなく長崎県民の方なので、私はその結果を楽しみに待ちたいと思います。

 まぁ、当選されたとしても、4年くらいは長い歴史の中で見たら遠回りではないのかもしれません←否定的な目線。


横綱の功労金

 朝青龍関の引退で、日本相撲協会は臨時理事会を開いて功労金を支払うことを決めました。しかし、その金額については明らかにしないことを決めたそうです。

 誰が幾らもらおうが、それは公表するものでもないでしょうと言いつつ、他の力士では明らかにしているのなら、朝青龍関に対しても公表するのが筋でしょう。そういう所を曖昧にするから、相撲協会って言うのものの価値が下がるんじゃないでしょうかね。

 なんて思っていたら案の定、今日になって、どこからかリークされ、朝青龍関の功労金は貴乃花さんより1000万円安い1億2千万円だと言う話が話題にでました。そして、街行く人にアンケートをとったら、「高すぎる」が35人、「妥当」が1人、「安すぎる」が14人だったそうです(フジテレビ)

 私は「安すぎる」に1票です。確かに貴乃花さんも大相撲を盛り上げた功労者の1人です。が、横綱としての功績は朝青龍さんの方が遥かに上でしょう。朝昇龍さんほどではないにしても、貴乃花さんも場所後に土俵を蹴ったり、かなり素行の悪い態度もしていたはずです。外国人だから日本人としての精神論が分からないと言う言い訳は、貴乃花さんには通用しませんよね。

 貴乃花さんが1億3千万円だったのなら、朝昇龍さんは2億でも妥当だったのかもしれません。少なくとも貴乃花さんが引退した後のだらけた大相撲を引っ張ってきたのは朝昇龍さん以外に誰が居ると言うのでしょうか。そして、例え素行が悪くても、それはその時点で懲罰が終わっており、解雇ではなく引退で終わったのですから、マイナス査定があるのはおかしいのではないでしょうか。

 私には、朝昇龍さんの功労金を「高すぎる」と言う人の意見は、単なる妬み嫉み島国根性にしか見えません。

2010年02月10日(水) 1日寝てました。

 風邪で寝込んでいます。

 まぁ、寝込んでいると言っても、テレビを見つつ、ノートパソコンを広げつつ横になっている程度ですが…それでも、WiiFit+で体を動かそうとするとちょっと目眩がする程度には具合が悪いと言うところです。

 昨日の夕飯は食べましたが、普段の量の半分。それから口にしたのは、ヨーグルトと水、牛乳だけ。夜になって、少しだけパンを齧りましたけれど、まぁカロリーにしたら500kcalあるかないか…お陰さまで、体重は昨日に比べて1.2kg減。食べないとあからさまに経るのが、この重量でのいいところ。ま、逆にちょっと食べると見事に跳ね上がるんですけれどね。

 立ち上がるのが辛い状態なので、横になってとりためたテレビ番組を眺めつつ一日を過ごしました…普段とあんまり変わっていないような気もしますが、まぁ病床についていると言うことで。

 明日には回復するでしょう。

2010年02月09日(火) 合併は難しい / 風邪

 サントリーとキリンの合併話が決裂したそうで…

 キリンは通常の上場会社、サントリーは非上場の同族会社。そして、サントリーの売上はキリンの0.6倍程度…キリンはこの比率を持って、株式の交換をしたいと思っていたのだけれど、サントリーは1対1でとの思惑があったような事が言われています。

 何にせよ、キリンの株は上場会社ですから、多くの株主が存在しているのですけれど、サントリーは非上場で創業者一族が90%以上の株を保有しており、単純に半々の株式交換だと全株式の半分が一族のもとに…と言うことは、ある意味キリンを飲み込むというか乗っ取ると言う感じになってしまうのですね。逆に、キリンの思惑通りだと、サントリーの株は全体の1/4程度となり、権力が弱まってしまうと言うことです。

 非上場会社の業績を評価するのは難しいし、合併は更に難しいと言うことですね。


風邪

 土曜日、牡蠣鍋をする予定だったのに佐川急便の怠慢で牡蠣が予定通り届かず、仕方なく鶏団子鍋をしようと鶏挽肉を買っていたのですが、遅くなって牡蠣が届いたため、鶏肉が余ってしまいました。

 その鶏肉と豆腐を使ってハンバーグもどきを作って夕食にしたのですが、それを食べ終わった直後から体調不良。もしかして食あたりかと思ったのですが、どうも風邪のようです。

 風邪って、いつ罹るのかよくわからないのですが、でも時々「あ、来た」っていうときってありませんか? 今回は正にそんな感じでした。風邪が少しずつ足元から腹の中に入り込んで居座る感じがはっきり感じられました。

 それからはずっと横になっているのですが、ベッドでねていると頭が苦しく、床で横になると腰が苦しい。どこで寝ても長く寝ていられません。ま、病気の時ってそんな感じですね。

 これからしばらくは主食をヨーグルトに切り替え、できればこのままダイエットに持って行こうと画策中。以前、ぎっくり腰ダイエットしたときは1週間で13kg位落とすことができましたので、それに近い数値を期待しているのですが、週末は法事があるので、底まで落とすのはムリだろうなぁ…

 料理の教訓…この時期、豆腐を手で握りつぶすような料理をするなら、冷蔵庫から出してすぐのものを使うのは阿呆です。手が凍るかと思いました。

2010年02月08日(月) スーパーボウル / お掃除宣言 / いつもながら蹴鞠だねぇ

 朝からテレビにかじりつき…今日は1年に1回のお楽しみ、スーパーボウルの日でございます。

 自分の住む地区のチームを応援する…そんな醍醐味が味わえれば良いのですが、残念ながらアメリカに住んでいるわけではありませんので、普段はマイアミ・ドルフィンズを「どうせ、今年も駄目だろうな」と応援しています。

 本当はチームが好きなのではなく、単にその昔ドルフィンズで活躍したQBのダン・マリーノの印象があまりにも鮮烈だったので、そのままファンで居ると言う程度なのです。でも、逆に特定のチームを贔屓しているわけじゃないので、どのチームの対戦でも楽しんでみていますけれどね。

 今回はセインツ対コルツ。どちらも好きとか嫌いと言う感情はありませんが、攻守ともバランスのとれたチームですし(まぁ、そうじゃなければ優勝なんてできませんね)、中でも秀でた選手が見せるプレーは見ていてスカッとします。今回の試合も、最後の最後、試合終了の直前まで手に汗握る攻防があり、楽しませてもらいました。ハーフタイムショーの"The Who"も楽しかった。

 また、これで次のお楽しみは365日後…それを生きがいに楽しんで生きましょうかね。


お掃除宣言

 明日こそ、リビングに散らかったままのゴミをまとめる。

 散乱しているわけじゃありませんが、すてようとしているものが箱に入って積重っておかれたまま…これは部屋を狭くしているだけで何のメリットもないですよね。

 どんどんゴミに出すようにしていかないとこのままで固定化してしまいそうで怖いです。

 そんな訳で、ここに書いて自分の尻を引っ叩きたいと思います。


いつもながら蹴鞠だねぇ

 日本代表のサッカーと商するものを見る度、落胆して「あれはサッカーじゃない、蹴鞠だ」と揶揄しているのですけれど…

 格下相手のチームに、続けてノーゴール。チャンスも作れず、単に玉を蹴って回しているだけって、それじゃ本当に蹴鞠ですわね。

 試合勘がどうしたとか、海外組がいないとか、そんなんじゃない。基礎体力もないし、自分の足元に玉を落とすこともできない。ロングフィードは「どこかに飛んでいけ」と言わんばかりのノーコン…これがサッカーなんでしょうかねぇ。

 さてさて、日本がサッカーをできるのはいつになるんでしょう。見ていて悲しくなってきます。

2010年02月07日(日) 非常識な母親…チケット・ぴあもユナイテッド・シネマ豊洲もね

 R15指定の映画って何歳から15歳までが制限されるものなの? 幼児は見ても問題なし?

 今日は、ユナイテッド・シネマ豊洲で、サヨナライツカを見てきました。18時からで、中山美穂さんの舞台挨拶がセットになっていました。

 中山美穂さんって、先日も書きましたけれど、私は正直あんまり知らないんです。芸能活動をしていた頃は、仕事が忙しくてあまりテレビを見られない時期でしたし、あまり興味もなかったし…でも、それなりにファンも多い大スターだと言う認識はありました。

 そんな大スターが結婚されてフランスに渡っていたのが、この映画で主演として久しぶりに登場し、更に舞台挨拶で目の前に来るとあっては、ファンの人なら万難を排して行きたいと思う気持ちはわかる気がします。

 しかし、それにも限度があるでしょう。人に迷惑を掛けるのは如何なものでしょう。

 今回私が遭遇したのは、一人のお母さんです。多分熱心なファンなんでしょう。なんとこの映画はR15指定(それなりの性描写がある映画)なのに、幼児を連れてきていたのです。幼児は最初の数分くらいは静かでしたが、当然ながらすぐに飽きて大きな声で叫びながら、暴れまわります。

 その阿呆が隣の席にいたら「いい加減、他の人の迷惑を考えろ」といったでしょうけれど、残念なことに少し離れた席にいたものですから、躊躇していました。その間にどんどん幼児の退屈は蓄積し激しく騒ぎ始めました。たまらず母親は席を外しました。「やっと外へ出てくれるのか」と思ったら、なんとその母親は出口とは逆に一番後ろの方へ行くではありませんか。そして上段の空席がある辺りに陣取っているのです。そこにいれば幼児の叫び声が周りに届かないかのように。

 結局、そのうるささに閉口した人が苦情を申し立て、映画館の人が親子を外に連れていきました。しかし、その時点で映画は半分ほどを終えており、今日はじめてその映画を見た人は、楽しさが半減どころではなかったでしょう。

  その親の気持ち、わからなくもありません。ファンだからどうあっても見たかった、この場に居たかったと言うのでしょう。しかし、子供を連れてくれば迷惑になると明らかな場に、他の人への迷惑を顧みず連れてくることは正しいことなのでしょうか。

 また、このような映画を子供連れ禁止としなかったはなぜなのでしょう。チケットぴあがそうしなかったのは明らかに落ち度ですし、更に映画館も、入場口で断固として入場を拒否すべきだったのではないでしょうか。そうでなければなんのためのR15指定なのでしょう。これは、車に子供を残したままパチンコに行くのと同じくらい非常識なことなのではないでしょうか。

 更にいえば、どうもこの親子は連れ出された後、子供はあずけられて、親は前のほうの席で堪能したようです。映画が終わって、その親子が座っていた跡は、食べ散らかされ、子どもが放り投げたポップコーンがその両隣の人の上にまで散らばっていました。そんなふうに迷惑をかけた人が最終的に得をするなら、私も今度からできるだけ人に迷惑をかける方が得だと考えるようにしたらいいのでしょうか。それはあってはならないことだと思います。例えチケットを買ったのだとしても、非常識な態度には断固とした態度でのぞむ事が必要でしょう。

 舞台挨拶が終わって、外に出たら、そのバカ親子がすがすがしい顔をして立っていました。子供を預かってもらって、続きを見ることができて、その御礼をしているようでした。その顔につばをひっかけてやりたい、罵声を浴びせてやりたいと言う欲求を抑え、その隣に居る映画館の係員にその旨の苦情をいいました。そして、ネットのホームページでの謝罪やチケットぴあと協力して、K31の近くにいた人にはお詫び状を出すべきだと意見を言ってみました。果たしてどれか実行されるものがあるんでしょうかねぇ…いや、自分の言っていることが正しいのかすら確証は持てませんけれど、でも、あの親子に大迷惑をこうむったのは事実なんですよねぇ…腹立たしいのは、あの親子はそんなことどこ吹く風なんだろうなぁということです。

2010年02月06日(土) N.Y.バーガー / また佐川だよ

 全く予定のない土曜日…と言いつつ、マクドナルドでニューヨークバーガーが発売されたというので、ちょっとだけ野次馬根性を出して散歩のついでに食べてきました。

 行ったのは昼少し前だったのですが、結構な人がいて、その多くが同じ目的出来ていたようです。まぁそれでもそんなに大都会というか人が多く訪れるような場所でもないので、中はほぼ満席ではありましたが、無事座って食べることができました。

 で、肝心のニューヨークバーガーですが、私には味が濃いなぁ…クォーターパウンダーよりは多少ましですけれど、それでも「もういいです。ごちそうさま」と言いたくなる味の濃さ。最近の若い人向けの味付け? いや、自分が年寄りになって、濃い味についていけなくなったと言うことでしょうかね。

 そういえば、どこかで「包み紙が…」と言う話があったのですが、確かに、ニューヨークバーガーと言う名前なのに、包み紙はダラス・カウボーイズと見紛う星のマーク。ニューヨークをうたうなら、"JETS"(NewYork JETS)とか"NY"(NewYork Giants)のロゴを入れて欲しいものです。


また佐川だよ

 先日、通販で食料品を頼みました。

 配送会社は複数とあったので、備考欄に「最近はトラブルが多発しているので、佐川以外でお願いします」と明記して注文しました。

 しかし、実際に配送は佐川に託され、結論を言えば、午前中指定があったにも関わらず、「見落としていました」と午後も遅くになってから持ってきたのです。

 こちらは前日のうちに「明日は牡蠣鍋を作ります」と宣言をしていたのですが、別の店に注文したものはヤマト便で午前中に届いたのに、肝心の牡蠣が届きませんでしたので、仕方なく、ニューヨークバーガーを食べたついでに別の食材を買出してきたのです。

 そして帰宅してしばらくしてからの配達です。それもなにか立派な理由があるなら兎も角、単に、見落としていました。そして忙しかったんですって…少なくとも遅れるなら連絡すれば良いんじゃない? おかげで余計な出費しちゃったし。

 佐川がヤクザだと思うのは、何を考えているのか、苦情の電話は「お客様対応係」と言うような部署が対応することになっている事です。しかし、この部署の人間は、単に「すみませんでした。今後気をつけます」と言うことができるだけで、前回のクレームの時は謝り方すら知らない阿呆でしたし、今回は流石にそこまでひどくはありませんでしたが、それでも、現場の状況も分からないし、調べる積極性もなく、本当ただ「すみません」といえば済む仕事と思っているのは明白でした。「そういう阿呆には用がないから、現場の人を出してください」とお願いをして、まつ事3時間(その間連絡なし…困ったものです)。こんな部署に相手をさせて、物事が解決することはないし、また現場に問題がフィードバックされるとも思えません。こういう係が電話を受ける限り、佐川が信用に足る会社だとは私には思えません。

 現場の人間から状況を聞いて、もし、同じような怠慢が発生したら、次回は文書を貰う事にしますよと宣言をしました。いや、それより、もう佐川とは関わりたくないと言うのが本音なんですけれどねぇ…

2010年02月05日(金) コーヒー / 一番欲しいもの

 インスタントコーヒーが遭難しています…

 昨年買ったネスレの限定ブレンドコーヒー、2瓶は消費したのですけれど、後の4瓶が引越しの時に何処かに紛れて行方不明。残念ながらE-PIRB(いーぱぶ)を実装していませんので、どこにあるか不明状態。

 そこに在庫があることがわかっているので、新たに買うのも勿体無いし、じゃあ豆をひいて飲めばと思うんですがそれもめんどくさい。ってか、紙フィルタも行方不明なんですよね。

 飲みたいのに飲めない…先日は映画の合間に3杯も店で飲んじゃいましたよ。まぁ、飲みたくなったら店で飲むって言うのも正解だと思うのですが、例えばドトールに行って頼むとすると、渡しの場合は「エスプレッソ」とついつい頼んでしまうのですよ。で、クィ!っと一口で飲み干しておしまい。これじゃ幾ら金があっても足りませんって。やっぱりエスプレッソ好きは、自宅で抽出しないとね

 ってここまで書いて、私は文字通り「はっ」としましたよ。うちには、ネスレのDolce Gustoがあるじゃありませんか…まだ箱に入ったままですけれど。兎に角、探してみましょう。

 はやく、おいしいコーヒーを気ままに飲めるようになりたい(したい)ものです。


一番欲しいもの

 今一番の見たいもの…おこっぺ牛乳
 一番行きたいところ…北海道(斜里岳をみたい。清里や斜里の辺りに行きたい)
 一番欲しいもの…金のある暇、または余裕のある仕事

2010年02月04日(木) 引退 / 諫早湾干拓と荒瀬ダム / 欠陥とは

 朝青龍さんが、「自ら」引退を決めたそうです。

 それは本当に「自ら決めたこと」なんでしょうか。そして、それは正しいことだったんでしょうか。

 妖怪のような風貌のおばちゃんが、「朝青龍は横綱の風格がない」とか騒いでいましたが、もともと日本人じゃない力士を受け入れた時点で、日本の風習を理解しない力士が横綱になる危険性は十分考えられたわけですし、日本で育った人でも、若乃花さんのように土俵を蹴ったりする人もいた訳で、多少日本人より表現が豊かで、酒を飲んで暴れるなんて、外国人なら別に驚くようなことでもないでしょ。

 朝昇龍さんは、場所前にあちこちのテレビ番組に出て、「今年は4場所優勝する」と公言し、少なくとも初場所は、その公約を果たすために優勝しました。日本人の精神論として、土俵上だけではなく、公私の私の部分も大切だと言うのかもしれないですが、その辺りはどうなんでしょう。

国際化に門戸を開いたのなら、力士に日本人を求めるのではなく、その辺りも受け入れる度量が必要なんじゃないのでしょうかね。

 朝昇龍さんが自ら引退を決めたと言う話も、本当にそうなんでしょうか。結果的に、そのような形で発表をしたと言うことかもしれませんが、その裏で、先の理事会戦での「無記名投票の結果の犯人探し」のような常識の通じない、ネチネチした取引が行われたのではないでしょうか。

 で、理事会はどのような反応をするのでしょうね。「本人が引退すると行っているんだから」と言うのでは、理事会の存在意義を疑ってしまいます。朝青龍関の素行について処分を行うと言うのなら、理事会主導で行うべきですわね。果たして、どう動くのか、これからちょっと注目です。


諫早湾干拓と荒瀬ダム

 諫早湾干拓事業をめぐって、長崎県雲仙市の瑞穂漁協は、開門調査の実施に向けて国や県に要請行動をとることを決めたそうです。

 瑞穂漁協は、今まで開門に反対してきた3漁協の内の1つであり、開門に絶対反対の立場をとる長崎県にも影響を与えそう人のことです。

 で、私には、どうにも良くわからないのが、諫早湾を干拓して、誰にどんなメリットがあると言うのでしょうか。私に考えられるメリットと言うのは、役人が地元に土木工事の仕事を持ってきた事。それによりお金も入ってくること。ただし、土木の仕事は未来永劫続くものではなく、お金が入ってくると言っても、それは基本的に役人や議員の袖の下になるようなお金と、それ以外に鼻をくすぐるための見せ金みたいなものですね。逆にデメリットと言うのは、まずは諫早湾が死ぬ事ですね。今まで培ってきたその膿での営みが失われ、観光資源も失われるのです。そしてその失われた物は、失わなければ未来永劫利用出来ていたものであり、失ってしまったあとに気付いてもとに戻そうとしても、大抵はもとには戻せなくなる非可逆性の物なのです。

 そして、この手の事業が行われるとき、何よりも大切にされるのが、「如何に国民、県民のためになるか」ではなく、「如何に自慢出来そうな看板を掲げられるか」「如何に自分の懐に金を納めるか」「如何に自分の体面を保つか」なのです。

 ですから、何十年も前に立案された事業計画で、すでにその必要性がなくなったものであっても、それが「誰かに反対された『ごとき』で」やめるわけには行きませんし、はたまた、最初から全く利用価値など思いつかないようなものであっても、自分の懐にカネや名声が入ってくるものなら、目的をこじつけてでも事業を作ってしまい、自然破壊などはお構いなしに、更に御用学者を雇入れ、全く根拠ない嘘八百を並べ立てた「建設後の自然環境は全く心配ない」と言う嘘資料を並べて騙して、最後には「これは国のため、人の為」と大義名分を振りかざして、自分の懐に金を入れる事業に邁進していたのです。

 その証拠に、ダム年鑑と言う本をみれば、如何に日本にはダムの建設予定が多く、また、その多くが如何に無目的に作られているかが分かります。また、もっとよく調べると、適当に作ったダムが、すぐにダム湖に砂がたまりダメになり、その上流に新しいダムをつくると言う愚行を繰り返している物も見つけることができます。

 和田慎二さんの「超少女明日香」と言う漫画の中で、自然を破壊して金儲けを目論む悪役が、「もし災害が起これば、それでまた設けることができる」と言うシーンが有りますが、正にお役人や土建屋議員が目論んでいるのはそういうことです。

 さて、諫早湾干拓はダム工事ではありませんが、果たしてどんなメリットがあると言うのでしょうか。その工事またはその工事の結果にではなく、それに伴って国から助成金と言う形でかネが入ってくると言う事があるとしたら、メリットはそれだけではないでしょうか。

 漁協と言うのは、たしかに自分たちの生活を守らねばなりませんが、全国各地のダム建設における漁協の対応を見る限り、漁協には自分たちの生活を目先のカネで奪われる「ちょーイナカモノ集団」にしか見えません。まぁ、どんなに抗ったところで、先に書きましたように、最後は「お国のため」と強制的にやられてしまうのですから、どこかで手を打たなければならなくて、それが「ちょーイナカモノ」の態度に見えると言うことも十分考えられますけれどね。

 兎にも角にも、ダムや干拓事業などでは、お国の事業でまともな物は殆どないと言って過言ではないでしょう。諫早湾も、早くに開門調査を実施して、少しでも昔の状態に戻す努力を早く始めた方がいいと思いますが、如何なものでしょうね。

 また、熊本県では球磨川流域の荒瀬ダムを撤去する方向に向かったようです。ただ、残念ながら、政権交代で期待していた「撤去のための費用補助」を国からもらうことができず、すぐに撤去作業実施ではなく、2年間は発電を継続して、その後撤去作業と言う方針だそうですが、2年後には知事選があるため、2年後に必ず撤去を行うかどうか不透明と言う不安も出ています。

 こちらも無駄な物は早く撤去して球磨川流域の自然を取り戻す整備をきちんとやって欲しいものです。


欠陥とは

 トヨタの新型プリウスは、8ヶ月連続で販売台数のトップになりました。しかし、その裏では、ブレーキに対する苦情が日米で190件近く発生しており、更には、日本では「不具合はない」と発表しつつも、苦情を申し立てた客のプリウスに対しては、修理対応をしていたと言うことのようです。

 トヨタの会見では「実際のブレーキの掛かり具合と、客の感覚にズレがあると認識している」との事で、これは不具合ではないと言うスタンスです。ただ、もし事が大事になっていけば、リコールも対象として考えていると言うようです。

 このプリウスには回生ブレーキシステム(原則エネルギーを電気として溜め込む)と通常ブレーキシステムがあり、そのブレーキの切替時に空走区間があるのではないかと言う憶測が別の番組でなされていました。

 私にとって理屈はどうでもいいのです。普通の車で考えてみましょう。「ある普通の乗用車に乗りました。運転をしていて、前の信号が赤になっているので、ブレーキを踏んだのですが、車は減速せず、そのまましばらく走ってから減速を始めました。自分が思ったところよりかなり遅く減速が始まったので、感覚が合わず前の車にぶつかってしまいました。」…こんな状況が日常的に発生する自動車は「それは感覚のズレの問題」で済むでしょうか。

 確かに昔の自動車には、バイクのようにブレーキをワイヤーで操作している自動車もありますし、油圧装置の問題で、ブレーキの踏み代が微妙に各社で違って居ることもあります。それをも「感覚のズレ」と言うなら確かにそうかも知れませんが、多くの人はプリウス以外の「感覚のズレ」はきちんと対応しているからこそ今まで問題にはなっていなかったのです。そして、今回それが問題になったとしたら、それは「感覚の違い」で済む問題ではなく立派な「不具合」だと私は思います。

 トヨタは(穿った考え方をすれば、かもしれませんが)、数年前からの今の経営悪化については予想が出来ていて、更にアメリカでのリコールの発覚はF1からの乱暴(一方的)な撤退すら余儀なくされる位、大きな問題になっていたのでしょう。更にこれからのトヨタのイメージを背負って立つ意味でのフラグシップであるプリウスですから、それに欠陥があったと言うマイナスイメージも避けたいし、これ以上の余計な出費は抑えたいのでしょうけれど、これは下手に逃げ回っているなら、何年か前の三菱自動車のリコール隠しと同じく、甚だしく信用を失墜させることになります。

 元々、私はトヨタの車は嫌いです。ここで大きくイメージを崩して倒産寸前位になってくれた方が嬉しいかなと言う気持ちはあります。しかし、トヨタのイメージが失墜することは、日本車のイメージにも少なからず悪影響を及ぼす訳ですから、どうか(資本だけは)日本を代表する大企業である事を念頭に、他社の邪魔だけはして欲しくはないと強く願う次第です。

 カネカネカネと言う亡者は哀れなものです…

2010年02月03日(水) 自殺願望? / 素朴な疑問…貴乃花への対応 / フリック入力

 ちょっと用事があって、車で外出をしました。

 うちから山を登って小石川に出て、そこから春日通りを池袋方面に向かっていきました。不忍通との交差点で信号待ちをし、信号が青になったので、安全を確認して車を発進させました。

 交差点を渡りきろうとしたとき、私は自分の目を疑いました。中学生くらいの女の子が、自転車に乗って飛び出してきたのです。

 幸いなことに、私の車はインサイトで、燃費重視の走りをしていたために、さほどスピードは出ていませんでしたが、それでも結構な急ブレーキになりました。また、となりの車線を走っていたトラックも、運転席が高い分、私の車を通して先を見通せたらしく、私と同じように急ブレーキを踏んでいました。

 その自転車は、道を渡ると言うより、バランスを崩して止まっていられず、ついつい前に出てしまったような感じにも見受けられました。が、ヨロヨロと飛び出てきて、車が急ブレーキをかけて止まったのを目の当たりにしても、ヘラヘラ苦笑いをして元の位置に止まっていた友達のところに戻っていきました。

 まぁ、子供ですから、こういう時にごめんなさいと言う態度をとるほどの余裕はないのでしょう。でもねぇ…自分のやったことがどれだけ迷惑なことかわかっているのかなぁ…わかってないとしたら問題です。けれど、たぶん年をとれば分かっていくんでしょうけれどね。

 事故にならず、無事止まることができてよかった。そして、その女の子に対して、怒鳴ったり、ホーンを鳴らしたりすることなく終わることが出来てよかった。うん、そう思うことにしておきましょう。


素朴な疑問…貴乃花への対応

 フジテレビ系で放送されている夕方のニュース番組を見ていました。

 そこでは、貴乃花親方が理事会戦に勝った事に対するニュースをやっていたのですが、その本来入るはずのない3票の内の1票を入れた親方が、昨夜名乗り出て、その株を貸した親方が怒ったため親方をやめ廃業すると言う話をしており、更に、その親方が貴乃花に投票したのがさも悪い事でもしたかのように報道していました。また、それに対して貴乃花親方に「どう思われますか?」とムチャ振りインタビューをするアナウンサー(?)も、貴乃花親方が一言言う度に「ふーん」と言う人を小馬鹿にしたような生返事をしていました。

 私は、相撲は国技だからこそ、「近代化」等とは無縁でいいと思っています。当然ながら「不浄な女性は土俵に上がるべきじゃない」し、力士をしごくのに、竹刀でぶっ叩くのも当然、今の「民主的」な話が一切通じない黒世界でも全く問題ないと思っているのです。

 でも、だからと言って、今回の選挙は「貴乃花に味方した人が悪い」とは言えないと思うのです。ええ、昔ながらの考えで、年功序列が大切だから、理事は選挙ではなく、年寄りが指名制で選ぶとかそんな風にしていれば難の問題もないのです。しかし、例え形だけにしても、民主的等と言う物を取り入れてしまったのであれば、それをきちんと守るべきなのです。

 貴乃花に投票した親方の親のところにまでわざわざ出向いて、あたかも息子は悪人ですと言う画像をとると言うのは、果たして報道番組のやることなのかも甚だ疑問です。

 一体、この国の報道って、どんなモラルの上で動いているものなのでしょうねぇ…情けない。


フリック入力

 先日、ネットを徘徊していたら、ある動画にたどり着きました。

 それは、ある人がiPhoneの文字入力方法の一つであるフリック方式をとてつもなく早くやって、周りの人から感嘆の声を上げられると言う物でした。

 フリック入力って言うのは、iPhone独特の入力方式で、液晶画面上に表示された携帯電話風のソフトキーで、ボタンを押すと、そのボタンの上下左右にボタンが展開されると言うものです。例えば「か」のボタンを押すと、左から右回りに「き」「く」「け」「こ」と表示され、携帯電話の入力方式よりはキーを打つ回数が少なく入力できると言うものなのです。、

 私もiPhoneを買った時、このフリック入力を試してみたのですが、「か」を押してから展開されるまで時間がコンマ何秒かでもかかるため、そんなに早い入力はできないと切り捨てていたのです。

 しかし、今回見たビデオでは、先の例で言えば「か」を押して展開されるのを待たずに指を左にスライドさせれば「き」が、右にスライドさせれば「け」が入力できることを示していました。

 正に目から鱗です。そんな訳で、最近はフリック入力を積極的に試しています。「あ」〜「ら」まではすべて同じ規則ですからちょっと入力を繰り返せばすぐに速度が出ると思えます。また、フリック入力をしない時には不思議だったのですが、iPhoneの辞書は、例えば「チェック」と言う言葉も「ちえつく」と入力すれば変換できます。「パズル」も「はする」と入れたら変換できちゃいます。なんでこんな変換を許しているのかと疑問だったのですが、フリック入力でならこういう変換ができると入力がかなり早くできるんですよね。

 今まで、このiPhoneで文字入力をするのがとても面倒だし、誤入力が多くて実用に耐えないと思っていたのですが、これで少しは光がみえてきたように思います。無理をしてmoperaを買ったりしなくてよかった…ま、moperaはiPhoneでバーコードに変換された情報をメモ帳などに展開出来る機能がなければ、最初から使いものにならないのですけれどね。

2010年02月02日(火) 今日は料理の日でした

 今日は、平成22年2月2日、2がいっぱい並ぶ日ですね。

 ま、そんなことは私には一切関係ないのですけれど、多分、あちこちで「記念切符発売」とかイベントをやっているんでしょうね。

 今はそんなお祭り騒ぎに便乗する元気はないので、今日は、昨日録画したスーパーボウルをゆっくりみて、午後は先日帰郷したときに親戚からもらってきた野菜と、正月の売れ残りで安くなっているのを買っておいたベーコンブロックを使って野菜とベーコンのトマト煮をつくりました。

 この料理、じゃがいもを好きなだけ(たっぷり)と玉ねぎ、大豆、ベーコンくらいあれば簡単に作ることができるので、結構重宝しています。

 作り方は本当に簡単で、ベーコンを弱火でじっくり炒めて油を出し、その油で玉ねぎを炒めて、材料を全部入れた鍋に水を入れ炊いて、煮たった頃にトマトの缶詰(実は叩いて微塵に)を入れて10分ほど煮込むだけ。芋が柔らかくなったら、あとは火を止めて味が染み込むのを待つのです。

 塩味はベーコンから十分に出ますので、私はほとんど調味料は使いません。味見をして物足りなければ少量のブラックペッパーやにんにく、チリペッパー等を気分で入れます。今回は何も入れる必要がないくらいうまくできましたよ。写真がないのが残念です。

 この料理、スパやうどんのスープとしても使えるし、リゾットにしてもいいし、ゆで卵やキャベツまたは白菜等を入れて鍋料理にしても食べられるし、兎に角結構応用が効くので好きなんですよ。あと溶けるチーズをのせても美味しいんですよ。

2010年02月01日(月) 日航 / 邦画3本 / 雪

 日航の再建が始まりました。ニュースや新聞などを見ていると、「国が金を出して再建させるんだから、民間と不公平にならないように配慮しなければ」という政府のコメントがあるようです。

 でも、日航って元々が半官半民というか、日本と言う国の事業としての一翼を担ってきた企業で、だからこそ、静岡や茨城、福島など「どう考えても採算が取れる訳がない」空港にも泣く泣く路線を提供させられてきたからこそ赤字が増大していたんじゃないでしょうかね。

 もし、その空港に路線を設置する自由が日航にあったなら、福島や静岡や茨城等に定期便を飛ばすなんて暴挙は決して行わなかったでしょう。また、そうであれば、茨城や静岡が出来るずっと以前に、「定期路線が出来ない空港」は問題視され、「議員の私腹を肥やすためだけ」の空港建設事業は、もっと以前に中止され、税金の無駄遣いは抑止されていたはずです。

 国鉄などの例を見れば、官が経営する企業が、それが単に潰れる心配がないと言う緊張感の不足か、民では出来ない不採算部門の強制運営か様々な理由は考えられますが、その企業は赤字になるのが当たり前です。

 持論で言うなら、官の経営する企業は全てが赤字にならなければ、税金で運用する意味がないのです。黒字になるなら民間でやればいいのですから。

 日航は、表向きは民間企業ですが、実質は官制企業として自由に動けない場面が多々あった訳ですから、それを無視して、単に結果だけを評価するのは間違いじゃないでしょうかね。

 何はともあれ、再建をするのであれば、政治の都合で採算を無視した企業経営を強制することなくやって欲しいものです。そして政府や地方自治体は、無駄な空港を作った責任を明らかにして欲しいものですね。


邦画3本

 今日は映画の日。

 いつも期待しては裏切られている邦画ですが、「また騙されるかもしれないけど、見てみたい邦画」が3本も重なってしまったので、そして騙されるかもしれない映画にまともな金を払うのは怖いと言う気持ちから、今日、映画の日が1本1,000円で見られるので、まとめてみる事にしてみたのです。

 見たのは「>今度は愛妻家」「おとうと」「サヨナライツカ」です。

 結論から言って、3本とも面白かったです。ええ、普通にお金を出してみても良かったと思えます。例によって例の如く、評価は映画評に書きましたので、ご笑覧いただければ幸いです。



 東京も雪が降りました。2年ぶりの積雪だそうです。

 映画は、埼玉県のユナイテッドシネマ ウニクス南古谷へ観に行ったのですが、映画を3本見終わった頃はまだ雨模様だったのですけれど、ちょっとのんびりしている内に見事雪が降ってきましたよ。

 幸いな事に私の車は先日スタッドレスに履き替えたばかりなので、東京で降る程度の雪に困りはしません。それより、雪国なら、この季節に走る車は全てスタッドレスタイヤを装着していると言って過言ではありませんが、南関東など雪が降る事自体珍しい地域では、その大半はスタッドレスなんてつけていませんし、何より降雪があっても、その雪道非対応のタイヤで走ろうとする事が怖いんですよね。

 雪って、道が真っ白にならない内は滑らないと思っている人も多いようですが、ほんの少し雪の層が出来た程度でも十分滑ります。例え時速10キロ程度で走っていたとしても、1度滑り始めたら、雪道用タイヤをつけていなければ、その制御は殆ど出来ないでしょう。でも、そんな怖さを知らないドライバーが多いのが怖いところです。

 映画が終わってからも少し用事がありましたので、帰途についたのは21時過ぎでした。そしてこの時間では、結構吹雪いていると言える振り方でした。先にも書きましたように私の車はスタッドレスタイヤ装着車なので、雪が降っていない道と同じ程度の速度で走る事が出来ます。当然アクセルもブレーキもそれなりの踏み方をしますが、この程度の雪ならそれで十分グリップしてくれます。しかし、先にも書いたような、この降雪の中をスタッドレスも履かずにノロノロ走る阿呆が結構居るんですよ。どうして彼らは「車を置いて帰る」という選択肢を考える頭を持たないのでしょうか。多分、彼らにタマネギを持たせたら、全部剥いてしまうんでしょうねぇ…

 途中までは一車線道路ですので、前が詰まったら我慢をするしかありません。その後国道254号線が2車線となってからは、安全を確認しつつ車線を変え、一気に抜き去ると言う事の繰り返しです。スタッドレスタイヤをつけていない車は大体時速20キロ程度、そしてこちらは時速60キロ前後で走りますので、結構面白い経験になりました。普段ならもっと混雑している道ですが、1つのノロノロ運転の集団を追い越すと、次の集団までは「道を走っているのは自分だけ?」的な、前にも後ろにも車が見えない風景があちこちにあったのです。

 ノロノロ運転の車につかまったら、果たして家に着くまで何時間かかるんだろうと心配をしていたのですが、どちらかというと、普段より早く帰宅できてしました。いや、こんな事ならもっと雪よ降り続いてくださいと祈ったのは言うまでもありません。


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