つらつらきまま


2023年07月31日(月)
しずる・さらばの幕張でやるべきライブ Vol.67

このライブがなければ、平日のこんな時間に幕張にいるわけがないなぁ。
 ということで私にとって10年以上ぶりの吉本の劇場ライブ。
 新参者なので、他事務所芸人であるラブレターズは分かるとして、吉本所属のバイクさんが永久ゲスト枠なのは不思議だったが、元々しずるとさらばがお客さんが10人ぐらいの頃から幕張でやっていたライブの発展形なので、たとえバイクさんであろうともレギュラーにはなれないらしい。
 バイクさんは「しずるさらばラブレBKBでええやん!」と懇願していたが。

オープニングは20分ほどフリートークだったが、(このメンツで何故1,500円?)と不思議だったチケ代について演者側もやっと気づいたようで適正値段とは?とディスカッションになったのが面白かった。
 個人的にはこのメンツだったら6,000円でも高くはないと思う。
 森田さんが提案してた8,000円はちょっとひるむが、2,000円×4組と思うと無くはないのか。

オープニング後は各組のネタに。
 さらば以外はネタの正式名称が分からないので設定だけ。

 ラブレターズ:結婚を申し込みに来た彼氏と、隣人と闘争勃発中の彼女の母親

 バイク川崎バイク:彼氏にドッキリを仕掛けられた彼女

 しずる:特別扱いを嫌う客と、彼を接客する羽目になったウェイターの攻防

 さらば青春の光:「イエスマン」
→単独ライブ終了直後は、単独ライブでやったネタをかけているようなのでどれが見れるかなぁと楽しみだった。
 「すご六」は 配信終了まで何度か見返したけど、その時やっていたネタをライブで見れるのはいいなあ。
 さすがにリュウジさんの新曲「メモリー」は掛からなかったが。

ゲームコーナーは、今日がGLAYが幕張20万人ライブを実施した日であることにちなみ、「GLAY EXPO'23」。
 司会は村上さん。
 KAZMA、東ブクロ、塚本の「KAZMAチーム」と、森田、BKB、溜口の「森田チーム」で対決。

 予定していた4ゲーム全て面白かったが、最後の「Winter,again」ゲームは本当に爆笑した。
 <Winter, againのイントロ中に舞台と喫煙所を往復して、歌詞に合わせて白い息を吐き、お客さんがハマったほうが勝ち>がルール。
 先攻の森田チームは、適任者の森田さんが挑み、煙を吐き出す時に少し倒れかかったもののベストタイミングで、演者も客席も拍手喝采。
 一方、KAZMAチームはブクロさんが挑戦。
 結構いいタイミングで戻ってきたブクロさん。
 いい雰囲気で自信満々に口を開けるも…煙どこ!?

 さらばのYouTubeで幾度となく出てくるものの、動画を見てるときはあまりピンと来なかったフレーズが嫌でも浮かんで来た。

 (これが…あの”ふかしブクロ“!まさか生で見ることがあるとは!)

 演者も観客も大爆笑のなか、ここで終わるわけには…と再挑戦が許されたものの、ヘビースモーカーの森田さんすら煙を溜め込んで戻ってくるのは難しかったので、ブクロさんが出来るわけもなく。
 ふかしブクロおかわり、ふかしブクロ真骨頂という、素晴らしいオチでそのままエンディング。
 しずる単独の売れ行きがやばいということで観客に協力をお願いするしずるだが、チケ代4,000円問題が新たに勃発(笑)
 
やっぱりこのメンツとこの面白さで1,500円て、バグがひどすぎだわ。
 今後、このライブのチケ代が小刻みに上がっていったら、にやりとするなあ。



2023年07月24日(月)
本格的なさらばデビューはステゴロツアー

2023年の単独ライブ「すご六」が終了したので、しばらくはさらばの大掛かりなライブツアーはないだろうと思っていたら、9月は沖縄、11月は岩手、秋田、広島、香川で「ステゴロツアー」を行うという。

ちなみに「ステゴロツアー」とは、
 >大掛かりなセットや小道具を持ち込まず、ほぼ素舞台の状態でさらばがコントを展開。
 >ネタとネタの間はステージで生着替えをしながらトークする
 (お笑いナタリー「さらば青春の光が山口、熊本、福井、石川を巡る「ステゴロショートツアー」開催」 2022/7/22より)
 という形式のもの。

過去のツアーの裏側に密着した動画を裏さらばで見ていて興味を持っていたので、俄然行きたくなった。
 沖縄と香川はちょっとハードル高いが、新幹線で行ける岩手、秋田、広島は問題ない。
 オンラインバーの「さらばBar」の先行なら、稀有なアクシデントに遭遇しない限り、チケットが取れるらしい。
 月会費3,000円が今までネックだったが、ええい、ままよと入会を決め、先行にエントリー。

そして今日。
 クレジットカードの引き落としのお知らせがきっかりチケット代だったので、発表前に当選を知る。
 第1希望の広島公演、無事当選!
 このライブに行かなかったら、廿日市市の劇場に行くことはまず無いだろう。
 「鶴瓶さんが出る」という理由だけで、府民でも市民でもないのにのこのこ出向いた高石市の市民寄席の会場は、あの後一度も足を踏み入れてないし。

さらば青春の光にハマり出した時、忙しく色んな仕事をしているから、年に一回の単独ライブはやるだろうけど、舞台に立つのはそれぐらいだろうと思っていた。
 10年前までのような、都内はおろか国内の劇場を色々巡る日々にはならないだろうなと思っていたのだが、なんだか目論見が外れた予感がひしひし。



2023年07月07日(金)
さらば青春の光単独LIVE「すご六 東京凱旋」(配信視聴)

オープニングコント「すご六」
「イエスマン」
「それでもボクはやっていない」
「ガンジスのしらべ」
「パリヴィ」
「野球人生」
「タネ飛ばし」
エンディングトーク

・オープニングコントは、コロナ禍の近年をボードゲームで振り返るもの。
 単独ライブ全公演中止や、凱旋公演最終日がブクロさんのコロナ陽性により一旦中止になったりと、さらばも色々振り回された3年半だったな、とあらためて思ったり

・「イエスマン」のモデルは、25年ぐらい前に話題になった大物ミュージシャンの騒動だと思うが、自分の身体の不調について、医者でもない整体師の言うことを容易く信じるブクロさんからも着想してそう

・「それでも〜」 は同名の映画があるが、認知の歪みにより、容疑者が本当にそう思っているところが実にシニカル

・「ガンジス〜」は、悠久の地に漂う作られたイメージと商業主義の胡散臭さのコントラストが面白かった

・ヴィ◯◯◯の集まりがあると知り参加したら、イメージとは真逆のやたらパリピなモモタ(森田)しかおらず、困惑するハスヌマ(東ブクロ)のコント。真逆な単語を繋げて生まれる化学反応が凄くて、今回のコントの中で一番好きな着想だった。
 ハスヌマの職業や勤務地は各単独の場所で変えてたらしい

・「野球人生」は単独後、テレビでもやったネタ。「高校球児=純粋」「声の大きさ=やる気アピール、味方を鼓舞」という無邪気な思い込みを覆すさらばならではの視点

・「タネ飛ばし」はそのまま。「アオハル」に異常な執着を燃やし、文字通り自分の命を投じてこのゲームを始める資産家役のブクロさんの狂気がハマっていた

・エンディングトークでは2人とも物販のシャツを着て登場。
 物販販促担当らしいブクロさんがグッズを紹介するが、結構取り扱いが雑なので、森田さんが注意したり。

 これで終わりなので、ネタについて呟いていいとのこと。
 ネタバレ禁止期間中は感想をつぶやくのも憚られるとファンが自主判断した結果、すご六のハッシュタグで呟かれることの大半が、自分の頭頂部についてだったのが我慢ならない様子の森田さん。
 実際、今日の配信でも映ったら(社長…随分とご苦労を…)と思ったもんなあ。
 単独を見に来たニューヨークの嶋佐さんはその後のニューヨークの生配信で「森田さん、やばい!相当来てた!」と連呼してたので大笑いしたが。

チケットが取れなかったら、円盤になるまで我慢するしかなかった頃に比べたら、有料配信チケット購入という形で売上に貢献でき、ライブを見ることも出来るこのシステムは本当に有り難い。
 色々なものを奪ったコロナ禍での数少ない恩恵である。



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