おにぎりを買おうと思っていた店を見つけきれなかったり、ぼーっとしていたのか途中でチケットを落としたり(拾ってくれた方が駅員さんに届けてくれたので事なきを得たが)と、小さな波乱はありつつもなんとか8時26分発のこだまで名古屋へ。
「ぷらっとこだまエコノミープラン」利用者が乗ると思われる11号車は7〜8割の乗車率。
私は通路側だったが、窓際の席は終点の名古屋まで入れ替わり立ち替わり乗ってきて空くことはなかった。
11時15分ごろに名古屋に着いたので、味噌煮込みうどんの山本屋総本家へ行く。
友達は新幹線を降りてすぐのところにある支店は漬物が食べ放題だからおすすめだよと言っていたから探したものの結局わからず。
タカシマヤの13階にも入っていたのでそこに行きかしわ入りを注文。
九州のやわやわのどごしうどんで育ったので、しっかりしたコシのあるうどんに驚いた。
汁はもう少し甘みがある方が好みだが、最後まで冷めたり伸びたりすることなく美味しく頂いた。
うどんを食べていたら隣のテーブルに50代ぐらいの女性二人がやってきてぺちゃくちゃ喋り出したので、いやでも会話が耳に入ってきたが
“ネットワークビジネス”、“先見性”、“○○が開発した最新のサプリと化粧品を3人に紹介すれば...”など、どう考えてもマ○チ商法の勧誘としか思えないセリフが飛び交い、いささかげんなりした。
月曜日は休館日の公共施設が多く、名古屋城は開いているとのことだったから行ってみたら、名古屋城本丸御殿の着工イベントがあるとかで、無料開放日だった。
ゆるキャラの
はち丸くんがいたから思わず写真を撮った。
そんなにゆるキャラに萌えるタイプではないが、いざ目の前に現れたらやっぱり撮りたくなる。
天守閣から名古屋市内を見たが、町並みがきっちりと区分けされていて壮観。
いまいち土地勘がないので、名古屋城を見たら行くところがなくなってしまい、せっかく買った地下鉄一日乗車券を無駄にしたくもないから、東山線内を無駄にうろうろ。
好きな作家の堀田あけみさんが、名古屋を舞台に小説をよく書いていたので、(あぁ、ここが覚王山か)とか(玉音堂がこれか)とか、(おっ、名古屋大学発見)と、いつの間にか堀田あけみゆかりの地を探す旅に。
栄に着いたあと、大須観音に行こうかと思ったが天気も曇りがちになってきたので、たまたま見つけたコメダ珈琲でシロノワールとブレンドを頼み、まったり。
メニューを見ていたらウェイトレスさんがいつまでも待っているので少しびっくり。
決まったら呼びますので、といい離れてもらったが、ここの店の客は何を注文するか決めてから来るのだろうか。
ブレンドと一緒に何かの小袋がついてきたので、角砂糖かと思って開けたら豆菓子だった。
何かついてくるのはモーニングコーヒーだけかと思っていたので、プチ名古屋を感じたが、思い込んだままコーヒーに投入しなくて良かった。
シロノワール、私は好きだった。
デニッシュがべちゃっとならないところが良かった。
17時56分発のこだま(こだまとはいえ、帰りはグリーン車)で帰るので、タカシマヤの地下でお弁当を買い、本屋をうろうろしていたら、愛知県にいる大学の同期が名古屋でたまたま仕事だったから、とわざわざ来てくれた。
この同期とは昨日東京で会ったばかり。
その時「何で名古屋にわざわざ?」と聞かれたがたいした理由はなくただの思いつきだったので、「ん〜、味噌煮込みうどんとかひつまぶしとか食べたいな〜と思って」とか答えたら、「何、そのバブル期みたいな発想」と半ば呆れられた。
次はおいしいウニ食べに北斗星に乗って函館に行ってやろうかしら。
そうすると日本五大都市制覇だし、仙台にも行けば日本七大都市制覇。