つらつらきまま


2008年04月30日(水)
平日昼間鶴瓶落語=至福

ガソリン税暫定税率再可決。
 ニュースでは早速駆け込み給油で長蛇の列が出来ているGSが映っていたので、(そういえば実家の父もこんなことやってるのかしら)と思いメールしたら

>考えてみたら、この1ヶ月間給油してないYO

なんていう余裕たっぷりな返信が来て、なんだか笑った。
 うちの父はたとえ世界が滅亡するような危機に陥っても、なんとなく飄々と生き抜くような気がする。
 高田純次がうっかり間違えてサラリーマンになったら、多分こんな感じだったと思う。

今日は4月30日水曜日。
 がっつり平日。
 しかし私は、20日の在宅勤務分を代休で振り替えて良いと言われたので、代休を取得し、ウキウキ気分で下北沢へ出かけた。
 何故に下北沢かというと、「つるべ、らくごのお稽古 IN 下北沢 VOL.4」を見るため。
 平日昼間とは信じられないほどの大入り。
 手を伸ばせばすぐ届くような至近距離で鶴瓶さんの「たちぎれ線香」を聞けて、至福の昼を過ごせた。

 落語をやっている鶴瓶さんを見ると、テレビやラジオのイメージと本当に違うなぁ、と思う。
 “狂気”を感じる。
 病的なものによるものではなくて、人間が元々持っている本性に近いような感覚。
 去年の秋から絶賛している「鶴瓶版死神」のサゲの時の表情は、何度思い出してもぞくっとする。
 今年の大銀座で見たいなぁ。 



2008年04月25日(金)
ばっさり


会社帰りに髪を切った。
 肩につくかつかないかだけど一つ結びは出来るぐらいの長さだったのを、堀北真希や宇多田ヒカルの髪型ぐらいにばっさり。
 どうせ切るなら、誰が見ても明らかに分かるぐらいに変わらないと切った甲斐が無いと思うので、出来上がりはかなり満足。
 これで「あれ?もしかして髪切った?」とかいうトンチキ野郎に遭遇したらどうしてくれようか。

昨日は会社関係の飲み会に行ったが、いない人の悪口と“自分は凄い”アピール満載でうんざり。
 お蔭で酒が進むこと、進むこと。
 しかしそのうんざり大会の主要メンバーが40代〜50代男性とはこれいかに。
 「男は突き詰めると女になりますね」という、いつぞやのチハラトークのゲストに出たハチミツ二郎さんが淡々と語っていたセリフが非常に胸に染みた。
 コンビニで愛は売ってないし、湿った肉をそぎ落として乾いた骨でカッコつけたくてもなかなかうまくはいかない。
 そういう世の中といってしまえばそれまでだが、もう少しうつくしい世界を夢見たいものだ。

明日はますだおかだの単独ライブ。
 漫才を聞くのも久々なら、若手(under40)ライブに行くのも随分と久しぶり。
 割と色んなライブに行ってきたのに、ますだおかだは今まで見た回数は5本の指で足りるぐらいに不思議と縁が薄い。
 気楽に楽しもう。
 過剰に入れ込んでいる訳ではない人のライブの何が良いかといえば、何も考えないで無責任に楽しめるということに尽きると思う。

最近、美味しいハンバーグのお店を色々探索中。
 ハンバーグが今のマイブーム。



2008年04月22日(火)
一山越えた?


今月に入って怒涛のように忙しかった。
 仕事が終わらず、日曜の鶴瓶噺も月曜のチハラトークにも行けなかった。
 どう頑張っても鶴瓶噺に行くのは無理だと悟った時、家で仕事しながら若干泣いた。
 三十路まであと3ヶ月という年齢にもなって鶴瓶噺に行けないことぐらいで泣くのはさすがに自分でもどうだろうと思うが、悔しいものは悔しいし、腹立つものは腹立つのだ。
 救いは、代わりにいってもらう人が見つかったので、チケットが無駄にならなかったこと。
 結局、自分で取った3日分のうち行けたのは19日だけだったが、今まで行ったことが無い人に譲ることが出来たので、結果的にはOKだった。

その仕事も一応今日で一区切り。
 家に帰ってもずっと仕事の日々だったので、今日ぐらいは仕事以外のことに触れたいと思い、立川談春さんの「赤めだか」を買って読んだ。
 立ち読みで読んだものの、家でじっくり読みたくなったので。
 278Pは何度読んでもぞくっとし、そしてどこか切なくなる。

6月のルミネのスケジュールにポン太&小藪座長&COWCOWのイベントがあって、このメンツを凄いと思った自分にちょっとびっくりした。
 もう小藪さんもビリジアンのイメージは薄い。
 他もちょこちょこ面白いと思うものはあったけれど、チケットを取ろうという気にはならず。
 D関のチケ取りに必死だった頃もあったのに。



2008年04月17日(木)
何が何でも鶴瓶噺

所用のため定時30分前に出ます、と言っていたものの仕事のキリが中々つかず、出れたのは定時10分前。
 青山円形劇場に比べたら個人的に交通の便が若干悪い世田谷パブリックシアターを目指して小雨の中を進む。

私の今年の鶴瓶噺のチケット運は最強で、5日中4日分手に入ったが、今日のチケットは落語を通じて知り合った方の好意で譲ってもらったもの。
 私が東京にいなかった昨年の生つるべの先行で取れたとのことで、見えやすい席だった。
 ご近所さんでもあるので、今日は終演後に食事も出来た。
 時間通りに始まって時間通りに終わる鶴瓶さんの公演だから出来ること。
 終演後の食事の場所探しを通り越して、終電に間に合うかどうかを心配しないといけないさんまさんのライブとはここが違うところだ。
 (私信:終演後の食事&飲み会も超楽しかったです。次回が今から楽しみです)。

落語会でもそうだが、鶴瓶さんは若干猫背気味のぬ〜っとした感じで舞台に現れる。
 声もあまり張らない。
 それが徐々に加速していき、スイッチが入り出すと後は留まるところをしらない。
 ノンストップの一人噺が終わると、“どやっ!顔”でハケて行く。
 始まりと終わりの印象のギャップが個人的には何ともたまらない。
 特に今日は歌舞伎座のらくだ千秋楽以来の東京で見る鶴瓶さんだったので、私のテンションもかなり高かった。
 うっとりしながら見ていた、と言ってもあながち嘘ではない。
 
グループコントをやるさんまさんと比べたら、鶴瓶さんの笑いは“一人”の印象が強い。
 それはlonelyではなく、onlyに近い意味合いの“ひとり”。
 一人で出てきて一人で喋って一人で笑わせて一人で帰っていく鶴瓶さんを見ると、(あぁ、凄いなぁ。次も見に行けるかなぁ。見に行けてたらいいなぁ)と毎回思う。
 鶴瓶さんに関しては間に合わなかった期間が長かったことへの焦りが大きい。
 2丁拳銃は、“間に合わなかった期間”を“(若干離れたりしながらも)間に合った期間”が上回った。
 でも、鶴瓶さんに関しては“間に合わなかった期間”を“間に合った期間”を上回ることは恐らく難しい。
 第一線の鶴瓶さんをいつまで見ることが出来るかを考えると、ぼやぼやしてられないと思ってしまうのだ。
 世の中のことは全ていつか終わってしまう。
 鶴瓶噺も落語会も然り。
 だからこそ、一つでも多く見ておきたいし、少しでも多く覚えておきたい。
 手元にある今まで行った鶴瓶さんの公演のチケット半券を数えたら今日でちょうど20枚だった。
 06年8月〜08年4月の20ヶ月で20枚。
 平均すると月1回は見ていることになるが、もっともっと見に行きたい。
 欲望は果てしない。

さんまさんに関しては、あまりたくさんライブを見たいとは思わない。 
 1回見に行ったらオールナイトライブ4日連続参加と匹敵するぐらいのエネルギーを消耗するからだろう。
 さんまさんのライブを3日連続見に行くことが出来る人は、フルマラソンは余裕で完走できると思う。



2008年04月12日(土)
無か五男とわたくし


腹立つほどに仕事が忙しい。
 どれぐらいかというと、鶴瓶噺に行けるかどうかが凄く微妙なほどに。
 まぁ、私のことだから行くだろう。
 どんな手を使ってでも。
 そんな人間だ。
 自慢にならないけれども、卑下したりもしないようにしている。
 いいじゃないか、人間だもの((C)みつを)。

 いらいらしていると単純ミスも多くなる。
 私が今やっていることはアンケート調査の集計作業だが、最初作っていた「無回答」のカテゴリがいつの間にやら消滅してしまったため、元データと照合して復活させているのだが、変数名に「無回答(むかいとう)」と入力したつもりが「無か五男(むかいつお)」と入力していることがあり、モニターチェックをして、脱力する。
 誰だよ、無か五男って。

昨日、NHKハイビジョンでキャロルの特集をやると載ってあったので、(へぇ〜、矢沢永吉頑張ってるなぁ)と思いながらテレビを点けたら、外国人女性が延々と歌い客席でYAZAWAタオル振られる気配が無いので、なんか変だなと思いよくよく見たら、キャロルはキャロルでも“キャロル・キング”だった。
 なんとなく「♪止まらない〜、Ah〜Ha〜」モードだったので、切り替えに困った。

小堀ブログに今年も100分を下さい告知。
 今まで2丁拳銃に時間を費やした時間ってどれぐらいかなぁ、とふと思った。
 かなりの数のカップラーメンを作れる時間であったことは間違いないけど。
 FCは無くなったし、Fandango!有料会員でもなくなったので、今年のチケットは一般発売で買うしかないが、百式のハケ具合はどんなものだったろうか。
 絶対手に入れるために午前休取って店頭で買う!とかいう悲愴感からはとっくに卒業したものの、取り逃がしたら悲しくはないけれどもなんとなく口惜しくはある。
 
文庫本発売一覧をチェックしたら、5月は荻原浩、平安寿子、笑酔亭梅寿シリーズ第二弾が出ることが判明し、個人的に当たり月。
 わくわくしながら発売日を待とう。
 大倉崇裕氏の「七度狐」もそろそろ文庫化されても良いと思うのだけど。



2008年04月07日(月)
ご無沙汰


超やる気が失せる人事異動が発令されるも、(こんな会社辞めたらぁ!)と啖呵を切って飛び出すようなことは出来ない自分への嫌気と、(いつになったら報われるんじゃーっ)というやるせなさとで悶々中。

そんな中でも、2月ぐらいから予定にいれていた文珍さんの独演会(鶴瓶さんがゲスト出演)を見に金、土、日と大阪・奈良に行ってきた。
 ワッハ上方存続のお願い署名もやってきた。
 ワッハのライブラリーで「らくごのご」も見てきた。

当初、鶴瓶さんがやると思っていた「らくだ」は文珍さんがやる二席のうちの一席で、鶴瓶さんは「青木先生」だった。
 青木先生は、おじいちゃんっぷりに磨きが掛かっていた。
 文珍さんの「らくだ」は火屋まで行かず、酒を飲んだ紙屑屋が豹変するところでサゲだった。
 ちなみに文珍さんがやる酔っ払った紙屑屋のモデルは故横山やすし氏らしい。
 巷に残っている伝説は真実では無かろうかと思うほど、恐ろしい酔い散らし方だったことが伺われた。

落語会が21時半近くまであったので、NGK近くのお店で遅めの夕食をとっていたが、baseよしもとの周囲には出待ちの女の子達がそこかしこに。
 5年ぐらい前なら、芸歴が1、2年の芸人であっても名前ぐらいは聞いたことがある場合が殆どであったので、冷やかしも込めてサインやら写真やらをお願いしている横を通り過ぎたりしていたが、もう今はそんな気すら起きず。
 うめだ花月も自信ない。

ラ・テ欄を見たら、世界のナベアツの番組が始まる模様。
 世界のナベアツといえば、映画のキャンペーンで新ギャグみたいなものを披露した、というVがワイドショーで流れていたが、それを見たコメンテーターが「ナベアツさんも一発屋で終わらなければいいですけどね〜」とか言っていたのでコケそうになった。
 渡辺鐘を知っていたらとても出てくるセリフではないわ。



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