つらつらきまま


2004年07月31日(土)
「贔屓目か錯覚です」


この間の飲み会の写真が回ってきた。
 当たり前だが、どの写真を見ても酔っ払ってるのが明らかで、手元に置いておきたくないものばかり。
 写真を撮られるのは昔から嫌いだった、そういえば。

カウンターを借りていたところが何の前触れも無くいきなり閉鎖。
 しょうがないので新たに借りたけど、こまめに確認してた訳じゃないから、総Hit数が分からない。
 多分これぐらいだろう、というところから始めたからHit数は多分合っていない。
 というか、別に無ければ無いで良いような気もする。
 寂しいから置いているけど。

チョップリン東京初単独ライブ「BOOK」に行って来た。
 このライブがチョップリンにとって東京初の単独なら、私にとって吉本以外の単独ライブを見るのは、このライブが初めて。
 「SPACE107」という会場名から、スペースゼロの近所かと思ってたら全く違っていた。
 そりゃ、チョップリンも迷うわ。
 東口のアルタに行ってしまうのはどうかと思ったけど(^^;。

1人で行くことに何の躊躇いも迷いも感じない性分なので、開場まで1人でぼけーっとしていた。
 道行く人を観察したり、色んなことを考えたり。
 時間つぶしの方法はいくらでもある。
 と、2人組の会話が耳に入ってきた。
 1人は多分チョップリンをそこそこ見てきている人(以下:Aさん)。もう1人はそこまで見ているわけでは無い感じ(以下:Bさん)。

 B「最近チョップリンも売れてきましたね!」
 A「…えっ?どこがですか?」
 B「えっ…、最近よくテレビとか雑誌とか出てるじゃないですか」
 A「あぁ…でもまだそこそこですよ」
 B「え〜、そうですか〜?結構売れて来てますって!」
 A「(苦笑)多分それは、贔屓目か錯覚です。私達がチョップリンを好きだからそう思えるだけですよ」
 B「そうですかね〜?でも〜…」
 A「世間的にはチョップリンよりも安田の方が有名ですもん」
 B「あぁ〜!それは思います」…

 多分、私はAさんととても話が合うかも…と思った。
 「別に好きでも嫌いでもないけど、存在は知ってる」という位置に来て初めて「売れてきた」になるんじゃないかなと思う。

 会場に入ったら、ジャリズムについて話している人が近くにいた。
 前からジャリズムを見てきたっぽいその人は、この間の単独は不満だったらしい。
 M-1狙いと思われてもしょうがないネタのラインナップや、ぐだぐだ具合など色々。
 そういうものかなぁとも思うし、そういうものかもとも思った。
 M-1についての心情は、何となく分からんでも無い。
 ただ、私はそれほどジャリズムにハマりこんでいないので、M-1に出るなら出るで別に良いし、出ないなら出ないで特にがっかりすることもないけれど。

 「復活漫才マニア」が自分の期待するものと違っていたらどうしよう。
 ハリガネが今年M-1に出るのかどうかよりも気になるのはこのこと。

そんなこんなでチョップリン初東京単独。
 私は昼の部のみの参加で、こちらは約1時間半の公演。
 「CONT LIVE」と銘打っただけあり、13本のコント披露。
 凄いですわ。
 時間が進むに連れて狂った方向に流れていくのが最高(笑)。
 「大阪に北朝鮮からテポドンが発射されるが、それを京産大2浪中の西野がキャッチして救う」
 なんていう設定、どこで生まれるのやら(笑)。
 感動や感激のへったくれもない、トチ狂い世界まっしぐら。
 ニチョやプランのコントワールドとは真逆な世界だが、それだから好きともいえる。
 好きと思えるものは、いろんなところに存在する。

 チョップリンを良いなぁ〜と思った理由が、「言葉のセンスが好き」というものなんだけど、今回もネタに出てきた言葉のチョイスが凄いハマってた。
 ワンパターンではなく、思いもよらないけどぴったりハマる言葉を使うネタを作れる人は本当にカッコ良くて凄いなぁと思う。

 ただ、幕間のブリッジとかもう少し捻っても良かったんじゃないかなぁと思うし、ちょっと物足りないところもあった。
 満足度は2300円よりは2100円(税込)かなぁ。
 でも、やっぱり嫌いじゃないです、チョップリン。
 シアターDで時々やってる「松竹やりますぅライブ」はジャリナイト以外ではあまり足を運びたくないし、お台場も遠いが、それ以外で見る機会があれば、なるべく逃さないようにしたいです、ハイ。

最近、「2丁拳銃 修士」でたどり着く人が多い。
 中には「小堀×修士」と、ちょっとおぞましいものを連想するような検索語も。
 修士さんブームが来てるのか。
 このサイト、そんなに喜んでもらえるような情報は皆無に近いと思うんだけど。

何故か、ペ・ヨンジュンを見ると、丸々と太ったスルメイカを連想してしまう。
 本当に何故?
  



2004年07月30日(金)
淡白


日記に書いてたくせに、あっさり「千原Jr.inいいとも」を忘れて出社。
 「水曜どうでしょう第5夜」の録画セットは抜かりなかったというのに。
 Jr.<大泉洋、ということなのか、私にとっては。
 増刊号ありますしね。
 それもジャリナイトのチケ取りに頭が一杯になって、あっさり忘れそうだが。

ドラマ版「世界の中心で、愛を叫ぶ」を中途半端に見てみた。
 高校生の時、あんなに「好き、好き」と連発してたかな。
 というか、あんなに好かれると、嬉しいというより引くなぁ…。
 必要以上に寄って来られるとうっとうしくて冷めてしまう。

傍若無人な「ハイテンションまつり」が勃発している掲示板に遭遇すると、あぁ、世間は夏休みなんだなぁということを実感する。
 性別を表すアイコンを間違えたとか、他の人達より自分は年上だとか年下だとかって、本人にとっては重大事だろうけど、他人にとっては(少なくとも私にとっては)どうでも良いこと。
 気になるのは、かきこみをしている人の属性よりも、かきこみの内容。
 
 



2004年07月29日(木)
御前様と午前様ではエライ違い

私のくせに忙しい。
 私だから忙しいのか?
 時間の使い方が下手なので。
 何せ、家でちょっと仕事を片付けようと思ったら風に乗って東京音頭が聞こえてきたので、ついつい町内盆踊り大会を見学してしまった。
 何してんだと思いつつ、炭坑節やロック・ソーラン節まで堪能。

昨日は会社の人と飲み会。
 旧部署の人達が多かったので、自然と話題は、とんちき野郎の元上司のことへ。
 いやぁ凄かった。
 1人で5人の精神状態を狂わせたなんて並の人間には出来ないことだわ。
 我々の大ボスも来てたので、今まで黙っていた元上司の行状をみなぶちまけたが、大ボスは管理職としての本能なのか、
 「いない人のことを悪く言うのは良くない」「皆それぞれいいところも悪いところもあるから人間なんだ」
 と、今時「中学生日記」でも使わないようなセリフで納め始めた。

普段私はへらへらと「平和上等」をモットーに生きているが、あそこまで私を追い詰めた元上司の行動や言動の数々をただの“悪口”“愚痴”と取られるのは納得がいかず、
 
 「精神論なんか求めちゃいないんです!さっきからアンタ何言ってんですか!話が全然進まん!」
 と、微妙にタメ口で楯突いてしまった。

もっとも、ミカコさん、シロタさん、ヤマダさんの大ボスに対する“口撃”は私の比ではなく、私が言いたいことを私の何倍も説得力がある口調と論法でやってのけるので、そのうち私は
 「そやそや〜」
 と、お祭りのお囃子ぐらいなことしか言うことがなくなってしまったので、生中をがぱがぱ飲む。

 荒れるであろう酒席を予想した大ボスが「場の清涼剤」として強制的に呼んだフクモトさんから
 「こわいよ〜、せりさん、目が据わってるよ〜」
 と言われたので、生中をやめてカクテルへ。
 「モスコミュール?地味にアルコールあるよ」というフクモトさんに
 「それはシャレ?」とつっこむ余裕はあったから大丈夫だろうと。
 
 アルコールが入ると笑い上戸になる私だったが、かなり昨日は皆さん大般若だった。
 今まで二次会なんて行ったことがない私が当然のように大ボスを抜きにした二次会に足を運んだぐらい。
 おかげで、昨日は生まれて初めて午前様。
 終電では無いとはいえ、親にはおおっぴらにはいえないな、と酔っ払いと居眠りであふれる電車内でちょいと反省。

あれだけ飲んで夜遅かったのに、アルコールなしで睡眠時間も6〜7時間は取っていた前日までよりも体調が良いのはどういうことだ?

前々から興味があった「休足時間」を買ってみた。
 思ってたよりひんやりしていて気持ちが良い。

演歌系のCD・カセットテープの仕入れに定評がある近所のレコード店を覗いたら案の定、去年出たKICK THE CAN CREWの初回ベスト盤が売れ残っていたので購入して聞いている。
 結構KICK〜は好き。
 Yahoo!ショッピングのCDレビュー欄ではエライ評判悪かったけど。
 何かしたのか?

所管が移ってから不満続出の千原兄弟公式HP。
 あんなに改善を望む声が多いのにまるっきり無視だし。
 明日の「Jr.いいとも出演」について臨時メルマガがFandango!から届いた。
 Fandango!に戻っちゃダメなの?

メルマガといえば2丁拳銃公式。
 あれって確かファンクラブ限定だったのに、登録の仕方をBBSに書いていいものなんだろうか。
 まっ、別に良いですけど〜。

明日は「曲者」FC先行予約日。
 お昼から掛けてみますか。

祝・KBC(九州朝日放送)で「水曜どうでしょう」最新作放送決定!!
 しかも東京に比べたら格段に早い時間ではないか。
 そうこなくっちゃ、KBC!

今日はテレ朝で最新作放送日。
 「水どう」とか「どう」っていう表示止めません?
 いくら字数制限があるといえども。



2004年07月27日(火)
あの頃は全力で無理矢理楽しんでいた

中島らもが亡くなった。
 びっくりした。
 階段から落ちたことは知ってたが、何もそのまま死ななくても良いじゃないか。
 もっともっと呆れたかったよ。
 呆れながらも、(何だかもう、しゃーないなぁ)と流したかったよ。
 死んだら終わりじゃん。もうそんなの出来無いじゃん。
 呆気なく去っていかないでよ。
 呆気なさ過ぎるよ、アンタ。

+++++++++
ニュースの森で勉強漬けの子供達を特集していた。
 ひぇ〜と思ったが、よくよく考えたら私もあぁいう日々を年がら年中過ごしていたことを思い出した。
 
 その状況が“悲惨”といわれるようなものであればあるほど、私の仲間達は、“そんな状況を楽しんじゃえ!”とばかりに、些細なことに楽しみや面白みを見出していた。
 今はどうか知らないが、当時、九州の片田舎の中学は、塾通いする生徒を快く思わない教師が多かった。
 私は2、3年と担任が同じだった。
 悪い人ではなかったが、「子供は明るくたくましく元気良く」が信条なのが玉に瑕だった。
 なので、私は
 「せっかくの休みに夜遅くまで塾通いさせられて大変だな!かわいそうに」とよくいわれていた。
 私はそういわれるたびに曖昧な顔をしながらも、心の奥では舌を出しながら

 (そう簡単に可哀相がられてたまるか、バカタレ)

 などと思っていた覚えがある。
 今もそうだが、当時は15歳と今より世間知らずだったので、
 “何も知らないくせに、分かったような顔で分かったようなことを言う人”
 が世界の何よりも嫌いだった。
 
 “可哀相”、“悲惨”と思われれば思われるほど、この人達よりも楽しくいられるように、この状況を笑えるぐらいに楽しんでやる、と思っていた。

つまらないことでもツッコミどころを見つけて楽しむ気質はこの頃からあったのかもしれない。
 今では、笑ってもらえるなら身内や自分の恥をさらすことすらいとわない。
 笑ってもらったら、それでオーケー。


素敵さんから、Wa Cha Cha LIVEのビデオを頂いた。
 96年頃のもの。
 “懐かしい”を通り越して、“過ぎ去った遠い過去”だった。  
 8年前のものだから当たり前といえば当たり前か。
 久馬さんがシェイクで、灘儀さんがスミスで、堂土さんが痩せていて、サバンナの高橋さんが坊主だった。
 松口さんも随分落ち着いて仕事をしていたような。

笑金で何か投票をやっているらしい。
 興味は薄い。
 ファンが投票するのは当たり前だろうし。
 ファン以外の人の反応を知りたい。
 世の中はファン以外の人の方が多いんだし。

いっぺんぐらいはナベツネに生まれ変わりたい。
 いっぺんだけというか、一瞬だけでいい。
 「無礼だ!」なんてセリフ、現代ではヤツしか吐けまい。
 



2004年07月26日(月)
「正直」は美か?


23日の夕方〜26日のお昼までちょっくら福岡へ。
 25日の「ザ・2丁拳銃」を見るため。
 24日は父と一緒に福岡ドームでダイエー×ロッテ戦を観戦。
 「松中弁当」を買ってまで松中を応援したのに、記録達成もならなければ試合も負け。
 ぶーぶーぶー。

近所のスーパーにフリーペーパーがあったので、暇つぶしに読んでたら、読者欄が非常に切なかった。
 それは「友達募集欄」。

20代だと

 「スポーツが好きな20代女性です。周りからは、明るくて元気とよく言われます。一緒にスポーツをしてくれる友達を募集しています」

 とか

 「26歳・会社員です。自分は真面目な性格と思っていますが、周りからはちょっと天然が入ってると言われます。バイクが趣味なので、一緒にツーリング出来る活動的な女性を探してます」
 など、

 ・明るさ、爽やかさをアピール
 ・友達、恋人の募集条件は趣味が合う人

 と、とりあえず無難なところを攻めていた。


しかし、これが40代、50代になると話はがらりと変わる。

 「47歳女性です。結婚相手を募集しています。お医者さんなら嬉しいです。連絡待ってます」
 と、ストレートに要求したり

 「50歳女性です。母のお友達になってくれる方を募集します。50代以上で、お医者さんや弁護士さんの方なら嬉しいです」
 と、母にかこつけて己の相手を探しているのでは?と疑わざるを得ないものあり。

 それにしても、そないに医者や弁護士って魅力的かね。

25日の「ザ・2丁拳銃」。
 伸び伸び漫才してたなぁと思う。
 はちゃめちゃ具合は1月の方が断然凄かったけど。
 今更ながら、(修士さんのツッコミって聞きやすいなぁ)ということを思った。
 印税の関係で今度のミニアルバムは、6曲中1曲しか自分が作った歌が採用されなかったことへの修士さんの感想が、「“ぎゃふん”て言うた」だったのがのんびりしていて良いわ〜、と思った。
 「スカイマークに芸能人が乗ってたら何かいややわ〜」と友達や家族と常々言っていたけど、まさか緊急事態とはいえ小堀さんがそうなるとは。

福岡帰りで26日の7じ9じへ。
 お目当てのプランは5人漫才。
 Jr.は「ジム・バーキン」。
 相変わらず笑いで客をねじ伏せる。
 ハリガネは、銀行泥棒のネタを最後に持ってきたが、客の反応はいまいち。
 「復活漫才マニア」のチケットを買ったが、このイベントでも気持ちが乗り切れなかったら、もうどうにもならないかも。

 ニチョライブの終了後、素敵さんと「どうしたどうなるハリガネロック」をテーマに福岡のモスでお喋りした。
 2人で言ったのは、「いつからこうなった?」ということ。
 見てるこちらの気持ちも変わったんだろうけど。
 ぐいぐい客の関心を引っ張る力が強いのがハリガネの漫才の印象だったのに、最近はあまり感じない。
 それがいつ頃からだろう?と。

 私はハリガネロックの漫才が好きで、漫才で彼らが輝いていなかったら、なんだか困る。
 理由は無いけど、とにかく困る。



2004年07月22日(木)
「とりあえず3ヶ月だけ生きてみなさい」


前の部署の先輩から、色んな人を交えて飲むから来ない?というお誘いメールを貰った。
 確かに色んな人が入ってるが、誘いを受けていても不思議は無い元上司の名前だけ無い微妙な状況に笑う。
 出席の返事を送ると

 「久しぶりにせりちゃんと一緒に飲めて嬉しいな♪
  …今頃言っても遅いと思うけど、あの頃せりちゃんにきつく当たってごめんね。
  あんなに追い詰めてしまったんだから、いくら謝っても取り返しがつかないし遅いと分かってるけど、ごめんね」

 という内容が返って来た。

確かに辛かった。
 その先輩は前の部署の中で一番頼りにしていたから、この先輩からも突き放された時、(もうここにはいられない)と思った。

 だけど、あんなに優しくて温かかった人から掌を返すようなことをされてしまう私が悪いんだとずっと思っていた。
 心当たりは無かったけど、私が無意識的にやってるから自分で思い当たることがないんだと思っていた。
 どんなに周りの人が、「それは違うよ」と言ってくれても、それは私のことをかばっているだけで、客観的に見たらあちら側の方が正しいんだと思っていた。

でも、このメールを貰って
 (あぁ、違ったんだ)
 と少し思えるようになった。
 少なくとも100%私が悪いんだ、という自責感は少し薄れた。

そして、あの頃のことを認めてくれたことが嬉しかった。
 確かに今頃謝られても、絶望感や自責感でいっぱいだったあの頃の私を救うことは出来ない。
 だけど、今謝ってもらえたおかげで、これからの私は少し救われる。
 
 元上司は、廊下ですれ違って私が挨拶しても横をすり抜ける。
 明らかに目線が合った後にすーっと視線を流す。
 だが、別にこのことについては(何だよっ!)とは思っても、そんなに悲しくはならない。
 それは、私は元上司と信頼関係が結べなかったから。
 私がいなくなった後は、あんなに可愛がっていた別の人をターゲットにいびり出したということを知った時、完全に切れた。
 
 先輩とは切れたくなかった。
 辛かったけど、豹変した裏には何か事情がある筈だと思いたかった。
 「許さない」と切ってしまうのは簡単だけど、簡単に終わらせたくない関係には、意地を張る必要は無い。

 「私は、またこうして先輩と一緒に飲み食いに行ける今があれば、それだけで充分です(^^)」
 と打って返信すると、すぐ返事が来て
 「良かった…」
 と書いてあった。

 私が辛かったのと同じ分だけ、あちらも後悔していた。
 それが分かれば、それだけで良い。

3ヶ月前、自分で命を落とすような真似はする気は無かったけど、不可抗力(事故や災害など)で命を落としてもそれはそれで良いかも…というおかしなことを思ったことがあった。
 辛さから開放されるのなら、それで良いと。
 何を見ても聞いても心を動かされることは無かった。

 ゆらゆら帝国の「昆虫ロック」の歌詞にある
 >頭振っても楽しくない 腰を振ってものれない
 >ぼく本当はいろんなこと いつも考えてたのに
 という部分を思い出しては、(どうして?そしていつからこうなっちゃったんだろう…)と部屋で泣いていた。

 そんな折、好きな作家の日記エッセイを読み返していたらこんな節があった。

 >今、すごく悲しいことがあって立ち直れないかも知れないと思っている人へ、私は、三ヶ月だけガマンしなさいと言いたい。もうこれから先に楽しいことはないだろうと思ってる人へ、三ヶ月、とりあえず三ヶ月だけ生きてみなさいと。

 >三ヶ月後のカレンダーの日付にまるをつけて、そこを目標に。それだけを考えて生きていくと、いざ三ヶ月たって、まるの日になった時、いつのまにかまた笑ったり、夢を持ったりしている自分に気づくと思う。

 >三ヶ月のガマンだ。(銀色夏生「つれづれノート6 バラ色の雲」P301)

3ヶ月経った。
 ジャリズムに夢中になりそうで、ゆらゆら帝国のベスト盤の選曲を楽しみにしていて、後先考えずに福岡まで2丁拳銃を見に行ったり、徹夜明けで大阪までプランの本公演を見に行く自分がいる。
 26歳の行動とは思えないが、誰もが納得する私らしい行動パターン。

 3ヶ月経った。
 毎日笑っている。

そうそう、プラン本公演観劇ツアー。
 新幹線の差額代をケチったがため、大阪に9時半に着きます。
 チェックインは11時とやや早めだが、1時間半も私はどこで何をすればいいのやら。
 公園で放浪人に交じって寝るのだけは避けたい。



2004年07月21日(水)
暑いよぅ


あまりの暑さに毎朝5時に汗だくで目が覚めます。
 くたばれフェーン現象。

昨日のゆら帝ワンマンで久しぶりに「昆虫ロック」をやったそう。
 あぁ、私が生で聞けるのはいつの日か。

チハラトークHPがリニューアル。
 なんていうか…見にくい。
 全体的に重い。
 Fandango!の管轄じゃなくなったから、メルマガも公演後のトークも「casty.jp」ではやれないのかな。
 いっそのこと、ニチョ公式のように独自ドメインを取ればよかったのに。
 千原公式ならさぞ素晴らしく進行出来る筈。

ニチョFCのメルマガ登録したら、エラーってどういうこと?



2004年07月20日(火)
リアル


最近、急速に色んなものが“リアル”に思えるようになった。
 たとえば、郵便受けに偶に入ってくるマンション購入のチラシ。
 今までは遠い世界のものだったから、速攻共用玄関に置いてあるごみ箱に捨てていたが、最近は
 (1LDKで、この広さか。少し広めの部屋だと、月払いはこれで、最終的に払い終わるのは…)
 と、買う力は無いと分かっていながら、一応シミュレーションを立てている自分がいる。
 最近では、墓地の分譲広告も何か真剣に見入り、(うちは○○宗だから、戒名のタイプはこれか…)と考える始末だ。
 父が建てる予定の母の墓(土地はあるが石がまだ出来ていない)は、私が相続することになっているので、ついつい。

 それにしても、一人用のマンションといい、墓地といい、その間にあるやもしれぬ人生の大イベントの上を物凄く飛び越してしまっているような気が。

会社でYahoo!を見たとき、東京の最高気温は39.5度というトピがあったけど、Jr.曰く銀座は40度越してたそう。
 そんな銀座まで「チハラトーク」を見に行って来た。
 小堀さんの話題が2度も出た。
 Jリーグのレギュラーはまだ無理としても、補欠ぐらいには名前を連ねることは許されるのかどうなのか。
 Jr.といえば修士さんだったのに、小堀さんの食らいつきようは凄い。
 あれだけ「死ねーっ!」とか「死んだらエエねん!」と言われ続けてたのに。

今日のチハラトークは、本当にリアルだった。
 何せ、Jr.の身体に3年間入っていたあのプレートを触ってしまった。
 Jr.が記念だから、と客に回覧させたので。
 Jr.自身も言っていたが、ジップロックに入ってるのは、本当にただのプレートと数本のネジ。
 何の前フリもなくこれを見せられたら、ホームセンターに売ってある棚か何か作るための部品の一部と思うだろう。
 でもこれがJr.の膝に3年間入っていたあのプレートだと思うと、あらためて事故の凄まじさを実感する。
 事故の詳細が分かった時、Jr.はもうダメかもしれないと思った。
 過去形でしか語られることが無い存在になってしまうのではないか、と覚悟した。
 
 あれから3年。
 目の前にいるのは千原兄弟。
 コーナーで出されたフリップに書かれているのは「鼻油千衛門時貞(後の)」でも「“元”ジャリズム」でもなく、「ジャリズム・山下」。
 現在進行形で千原兄弟とジャリズムを見ている自分が信じられない。
 凄すぎる現実。



2004年07月19日(月)
26歳初日

御蔭さまで誕生日でした。

26歳になって初めて食べた食べ物
 →父親が送ってきた「みろくやちゃんぽん」。

 朝からカレーもイケる胃袋を持ってます。
 許容量は少ないけど。

26歳になって初めて行ったイベント&初めて見た芸人
 →家城啓之誕生祭「新・花まつり」&全身網タイツにブラ&ショーツ&男性用保護道具&渋谷を通る時に捕獲した「どーも君」を着けた家城さん…。

 家城さんも今日が誕生日。
 自分の2年前に関東ではこの人が生まれてたんだなぁと思うと妙な感じ。

 家城さんを見るのは舞台、テレビ含めて随分と久しぶり。
 相変わらず独特な感覚満載。
 キシモトマイちゃんが可愛らしかった。

友達から
 「お誕生日おめでとう。今年もお笑い一筋で突っ走れ!!」
 なんていう恐ろしい文面のメールを貰う。
 “お笑い一筋で突っ走る”気なんて毛頭無い。
 そんな26歳、嫌だ。

と思ってたのに。

 4じ6じに出てたビッキーズのツカミ。

 
 「行きますよ〜っ。ビキビキ!ビッキーズ!」


 のポーズを左右間違えずに完璧にやりこなしている自分に気づき、がっくり。
 あのフリを聞くと身体が反射的に動いてしまう…。


26歳になって初めて買ったCD
 →「ロコモーション」by ORANGE RANGE。
 早速聞いてるけど、2曲目が「MONKEY MAGIC」で、反射的に(あぁ、ライセンス…)というところに反応してしまう。
 しばらくはこのまま進むんだろう。

26歳の初びっくり
 →うちのサイトのことを話してる現場に居合わせたこと。
 色んな人が見てるんだなぁ…と当たり前のことをいまさらながらに思う。

26歳になって初めて、(おぉ〜…)と思った一言。
 「笑いって結局、趣味の問題です。」(ジャリズム・渡辺さん)




2004年07月18日(日)
25歳最後の日


プレバースデー。
 いくらかつ丼を食べたかったからといって、富士そばに行くのは止めた方が良かった。
 演歌は流れてるわ、客のオッサンは「走れなくなった競走馬は馬肉にして蹄鉄で焼いて食べるのが通ってもんさ」と訳分からんことを言ってるわで。
 競走馬といえば、昨日ハリガネが「明日のG」という競馬の番組で、ハリガネ含めた若手4組がネタバトルに出ていた。
 競り勝ったハリガネは賞品として、競馬観戦ツアーみたいなのを当てていた。
 (出るやろ〜な〜)と思いながら見ていた。
 裕子ちゃんの妊娠編はカブセがいささかしつこかった。
 そんなユウキロック公式流れ文字の「フルーツ大統領(東京)」に思わず笑ってしまった。
 これを出されて分かる人って少なくなってるだろうに。
 大阪組は見事に解散しちゃったもんね。
 EVENT4のゲストは、おはブラCOW。
 <12期>ということしか見ていなかったから、(あれ、もう1組の12期は?)と思ったもの。

劇団乙女少年団第4回公演「ガーベラ」に行って来た。
 家城さんが作るお芝居もののライブレポートは世界が複雑すぎて、無理矢理作っても下手な解釈や分かったような分析しか出来ず、作品の邪魔になりかねないから、レポートは作らないことにしている。
 ある意味、頭を空っぽにして見ることが出来る数少ない舞台ともいえる。

 まだ明日の公演が残ってるし、クラブハイツ公演もあるから、詳しくは言わない。
 ただ、「ガーベラ」と「家城さん」から、あの曲への連想が働かなかった自分がちょっと悔しい。
 去年はすぐピンと来たのに。
 「三日月ロック」を聴きなおすとするか。
 
 目的のひとつでもあったゴエさん。
 あの一筋縄ではいかなさそうな面々が揃っているオトメメンにどう絡んでいくのだろうと思ったけど、ゴエさんがあの役をやっているのは“しっくり”来た。
 クラブハイツバージョンでは、公開ゲネでやった人がやるのかな。
 興味は尽きない。

明日はいよいよ誕生日。
 家城さんも誕生日。
 長年、7/19生まれの芸能人は、近藤真彦、杉本彩、三波春夫、安岡力也など、
 (凄いんだけどあまり自慢にならない人達)
 が揃っていたが、ここに来てクドカンが登場。
 お笑いに詳しい人には、「家城さんも同じ誕生日」というが、それ以外の人には「クドカンと同じ誕生日」と、どうでもいいトリビアをつける。
 もっとも、私の予定日は7/13で、このとおりに生まれていると、中森明菜と同じ誕生日だった。
 80年代に物心がついていた人にこの話をすると、結構乗ってくれる。
 だんだん過去の話題になっていっているが。



2004年07月17日(土)
直感ピーン


毎日暑いです。
 冷凍バナナを食べるにはぴったりの暑さです。
 コンビニで見つけた「チョコバナナドリンク」はノーサンキューです。

「新・ジャリズムまつり」に行ってきた。
 オープニングのネタを見ているとき、不意に
 (あっ、このライブ好き)
 という直感が来た。
 その直感は外れることなく、2時間半ずっとハマリっぱなし。
 電源を切ってた携帯をONにした時の「21:25」という表示を見てびっくりしたぐらい。

 私は第一期ジャリズムのネタは殆ど見たことが無い。
 ジャリズムの2人のことも、名前と役割(ボケ・ツッコミ)以外のことを新しく知ろうとする気は、今のところは無い。
 これからもそういう気持ちは湧かないだろう。

 だけど、ライブは足を運びたい。
 7じ9じ枠はプランを見に行っているのでこれ以上増やすのはきついから、せめて「ジャリズム☆ナイト」は7月以外は欠かさずに見に行きたい。

 初めてじっくり見ることが出来たジャリズムの世界は、「笑い」以外は何も無いものだった。
 メッセージ性とか毒とかいったもんは、感じ取れなかった。
 「明るい狂気」は随所随所で拝めたけど。

 今まで見たどのライブのカテゴリにも属さなかったのは明らかで、自分が「好き」と思うものをまた新しく見つけることが出来た。
 第一期ジャリズムには間に合わなかったけど、仮に間に合ったところで、あの頃の私にジャリズムの世界が理解出来たかどうかは怪しい。
 良いと思うものは、一番良いタイミングで出会うものだろうと私は思う。
 ジャリズムが再結成したこの時期が、私がジャリズムの世界を分かるのに一番良いタイミングなんだろう。 
 間に合ってよかった。

ジャリズムのお客さんの雰囲気も好きだった。
 「ワーキャー騒がない」という面は、千原や一頃のカリカ、ハリガネのファンに通ずるものがあるが、やっぱりどこか独特だった。
 個人的に面白かったのが、漫才を続けて2本やった後にコントが来た時、客の大半が座りなおして幾分身体を前の方に突き出していたこと。
 コントは下の方が見えにくいから、無意識的に私も突き出したけど、他の方も同じなんだなぁ、と思った。



2004年07月15日(木)
木曜でも“どうでしょう”やっちゃいます

仲間由紀恵が出ている「アミノサプリ」のCM。
 終わり頃にギターが流れるけど、どう聞いても「銃歌」のOPで“おっさん”が弾いてた「イナゴの歌」にそっくり。
 おかげで、あれを見るたびに「いなごといなごがごっちんこ〜」が、どこからか聞こえてくる感じ。

おっさん、もとい小堀さんが文章を書き、修士さんが小堀さんの文章とは何の関係も無いイラストを描いている、「2丁拳銃の威嚇射撃をいたします」(←これになってから買ってないのでタイトルは自信なし)が連載されている「BREaTH」。
 今回、小堀さんはいろんなことに怒っていたが、「〜の店員さん」と自分に失礼なことをした相手に“さん付け”をしてしまうところが、小堀さんの弱点というか良いところだと思う。

昨日というか今日、Pooh!で「今年上半期ブレイクした曲」ということで、大泉洋withスターダストレビューの「本日のスープ」が流れた。
 即座に反応。

 そして、夕食後、新聞を見てたら「うたばん」のラ・テ欄には
 「北海道で大泉洋絶叫」
 とあるではないか。

 おぉ〜っ!と思い、急いで食器を洗ってお風呂へ。
 風呂の壁の気になる汚れを洗ってたらつい夢中になり、気づけば20時2分前。
 やばっ!とそれまで綺麗にみがいていた壁をじゃばじゃば〜っとシャワーで洗い流し、テレビをつける。

 何とか間に合いほっとしたが、それと同時に
 (…何を大泉洋に踊らされてんだ、オレ?)
 と、冷静になってしまい、ちょっと恥ずかしくなる。
 それでも「うたばん」は面白かった。

 そういえば、菅さんが今四国八十八ヶ所を回っているとか。
 このニュース見たとき
 (アンタは大泉洋か)
 と思った。
 結局何もかもが大泉洋に関連づいていたような1日。

「やりにげコージー」は、例の山下逮捕スペシャル。
 舞台でも堂々と非は無いと言っていたぐらいだから、テレビカメラの前でもそれは変わらず。
 そりゃ渡辺さんも怒るわ。
 でも、あまりのサイテーっぷりに45分間大爆笑。
 某オークション芸人も笑えるシチュエーションに仕立て上げられてたら、後々こんなに引きずられなかったのだろうか。
 今では、見るたびに
 (この人って一点ものやファンレターに入ってた切手をオクったんだよな)
 と思ってしまい、まともに見ることが出来なくなった。

バンプの曲を聴くたびに、私は藤原さんの声が本当に好きだなあと思う。
 詞も好きだけど、声にひきつけられる。

 そーいえば前、芸人のファンサイトにあった日記で
 「顔ファンは嫌いだ。顔ファンって何であんなにミーハーなん?」
 と主張していらして、まぁそりゃ分からなくもないけど、と思いつつ読み進めたら


 「ウチは声ファンです!〜さんカッコイイとか言ってる顔ファンとは違うんです!」

 と得意げな自慢が書いてあり、思わず
 
 「いっしょや〜ん〜。あんま変わらんや〜ん」
 と力が抜けたツッコミを入れてしまった。
 “自分は他の人とは違う”ということを主張したがる人ほど、自分が周りと大して変わらないということに強烈なコンプレックスを持っているような気がする。

久しぶりにゆら帝公式を見たら、9月16日に2枚組ベスト盤発売決定!
 2枚組なのに3150円というのが泣かせる。
 普通のベスト盤ぽい1枚目には私が大好きなあの曲は無し。
 2枚目の曲目発表が待ち遠しい。

 そして、8月28日から心斎橋で坂本さんの個展だかなんだかが開かれるとか。
 翌日は友達となんばに行くので、ついでに心斎橋にちょっと寄りたいと話そう。
 梅田、なんば、心斎橋。
 あぁ、早く行きたい…。
 疲れるまで遊んでやるっ!



2004年07月14日(水)
そういえば!


河本さんと高橋さんが東京でトークライブをするという情報を見つけ、
 (あぁ行こうかなぁ)
 と思っていたことを今頃思い出した。
 確か先月の話。
 今頃思い出してもねぇ。

プランの発券&チハラトーク7月分を購入にファミマへ。
 ホームページで見ると、チハラトークは一番後ろ。
 ということは、そろそろ完売か。

偶々ハリガネサイトが検索で引っかかったんで見てみる。
 私が乗れなかったイベントも、人によっては今までで一番面白かった!と大好評だったりするんで、迂闊なことはいえない、なんて思う。
 “弱気なところもロックです!”というのは、違うと思う。

考えてることや思ってることがいっぱいあるのに、それをうまく言葉で表せないので、少しもやもや。




2004年07月13日(火)
そっちかーいっ


スポーツ報知のWebニュースに
 「田丸熱愛否定『陣内はメル友』」
 なるトピが。

この見出しを見た時、私が予想したのは
 (田丸美寿々が陣内孝則と不倫発覚。話がややこしくなるのを避けるため、早いうちに田丸が交際を否定)
 という内容だと思った。

ところがどっこい。
 陣内までは当たってたが、孝則じゃなく智則の方だった。
 田丸麻紀さんというタレントが、陣さんと熱愛発覚と言われちゃってるけど、陣はただのメル友だよ〜ん、と否定したという他愛も無いもんだった。
 そういえばそういうニュース見たことあるわ。
 どちらにしろ陣さん、面目丸つぶれ。

フットマッサージに行ってきた。
 今日の担当さんは最高級に上手かった。
 何だ、あのワザは。
 指先マジシャンだわ。

 マッサージを受けながらうとうとしてたら夢を見た。
 後藤さんの単独に行く夢。
 それはいいとして、何故か炎天下の坂の上が単独の会場。
 後藤さんは「イノセントワールド」を大熱唱しながら、急な坂を折り畳みチャリで必死に上ってきており、私たちはそれを手拍子しながら待ち構えている、というあまりに訳分からない状況。
 あまりの意味の分からなさに自分の方が可笑しくなってしまい、そこで目が覚めた。
 残念。



2004年07月12日(月)
目黒の真ん中(多分)で色々考えた

朝からびっくりするほどに足がパンパンにむくんでいる。
 何もしてないのに何故?と思うが、何もしてないからむくんでるのかもしれない。
 歩くのは好きなので、暇さえあれば自分の限界に挑戦しているが(徒歩でどこまでいけるんかなぁ、と。我が家からルミネまでは無理矢理徒歩圏内に出来ないことはないことが分かった)、「健康のため」とか「ダイエット」とか、そういう目的意識を持って身体を動かすことは嫌い。
 誕生日間近にマッサージに行こうかと思ってたけど予定変更。
 明日は絶対フットマッサージに行こう。

足もむくみつつ、小雨の降り始めに遭遇しつつ、とコンディション最悪ななか、仕事終わりで中目黒へ。
 そう、例の「ユウキロックGIG」。
 チケットを譲ってくださったナオさんは急遽いけることになったので当日券で入るとメールが来た。
 悪いことしたなぁ。

初めての中目黒。
 初めての松口ソロ。
 初めてづくしのイベントは、「ウッディーシアター中目黒の場所が分からない」という最悪のスタート。
 中目黒駅に着いた時点で迷わなかったらギリで開場に間に合うかなぁ、という時間だったが、迷ったことでアウト。

 そうなると
 (開演に間に合えば良いや)
 と、派出所のおまわりさんに親切に教えてもらったとおりの道筋をたらたらと歩きながら、盆踊りだかソーラン節だか阿波踊りだかの準備にわいている中目黒商店街を観察。
 良い感じの町並みだった。

紆余曲折を経てウッディーシアター中目黒到着。
 奥の方に空席を見つけたので、すいません、すいませんと言ってかきわけながら着席。 
 偶然、一人置いた横にナオさんが座っていた。
 入り口で配られたフライヤーやアンケートに目を通す。

 アンケートの設問は1問だけ、といたってシンプル。
 その内容は
 「ユウキロックは心に足跡を残したかい?」。

 残してくれたらいいね〜。
 でも、どうせ足跡を着けられるのなら、心よりも中目黒駅〜ウッディーシアター中目黒までの経路につけて欲しかったよ、松口さん。

 まさかとは思うけど、この「GIG」のアンケートは毎回こんな調子?
 「ユウキロックは心に誕生したかい?」とか
 「ユウキロックは心に稲妻を起こしたかい?」とか。
 
ライブは、オープニングコント(色んな人や出来事にヒールなツッコミを入れる)→カレンダートーク(前回から今回までの間に起きた出来事について)→ゲストトーク→ゲストネタ→エンディング(松口さんが最近買った「マツケンサンバ2」のおかしな特典DVD映像を実写で再現)で、約2時間。

ライブを見ながら分かったことがあった。
 それは、
 (素が見えそうなライブはしばらく離れた方がよさそうだ)ということ。
 自分の気持ちなのに“分かった”というのも変な気はするが。 
 以前だったら面白いと思っていたことが、最近はそう思えないことが増えた。
 私自身の受け取り方が変わってしまった。

 2丁拳銃の「花火」というネタにある小堀さんの「夢を売るのだ!」というセリフが私はとても好きだ。
 このせりふをいう時の小堀さんの口調も好きだが、私がライブに足を運ぶ理由を一言で言うとしたら「夢を貰いに行く」という部分も大きいから。
 日常生活のもやもやが吹っ飛ぶような爽快な夢。
 ライブの2時間は現実的なことは見たく無いし知りたくない。

 松口さんが相当な倹約家だということは本人も自認している。
 仰天するような節約術も聞いたことがある。
 現実的な接点が無い以上、呆れることはあっても、それ以外は何も思うことはなかったが、ライブ中に松口さんが咳き込み、お茶を持ってきてもらった時のこと。
 普通の500mlペットボトル。
 しかし、その中身を
 「自分の家で沸かしたお茶を入れている」
 と松口さんが明かしたとき、
 (あっ、これ以上は私はダメだ)
 と思った。
 
 多少の下ネタは苦笑いで流せる余裕があっても、空ペットボトルに沸かしたお茶を入れて持ってくる姿は、あまりに現実感があり過ぎて笑えなかった。
 がんがんつっこんでいく舞台をしていても
 (でも、この人ペットボトルに自分の家で沸かしたお茶入れて持ってきてるんだよなぁ)
 と思うと、それまでのテンションが一気にしぼむというか萎えてしまうというか。

 ルミネの通常公演枠に出るハリガネを見に行くことはあっても、ネタ以外のコーナーがあるライブからはしばらく離れよう。
 ネタ以外の情報は邪魔になる。
 ハリガネロックは、ネタの部分では今のところ夢を見させてもらった割合の方が多いし。
  
仕事について愚痴をライブでこぼす芸人が偶にいるけど、私はそういう場面が非常に苦手。
 その愚痴が上手いこと笑いでコーティングしてあったら良い。
 全然コーティングされていない直球愚痴を赤の他人に吐かれても。
 頼んでも無い裏事情を明かされる側としては困惑するしかないし、もしその芸人が自分の好きな芸人だった場合、ネガなことを笑い飛ばせるポジなものに変えて客に投げる余裕も無いのかと、こっちの方がへこんでしまう。

ウッディーでビデオを回してるお客さんがいた。
 そういうことをやってもOKな劇場なんだろうか。
 たとえOKでもやらんな、どのライブでも。
 

ニチョケン公式で「お笑いポポロ」が大好評。
 ある意味お祭り状態。
 あそこまではしゃげるって凄いわ。

そういえば選挙。
 “神様”は最下位とはいえ、予想以上の獲得票数だった。
 これから3年間どうするんだろう。
 恐らく、3年後は首相の名前だけが変わっただけで相変わらず過激な選挙公約が掲げられたポスターをあちこちで見るのだろう。

 
  
 



2004年07月11日(日)
プランを練ろうっと♪

一応9時半に目覚ましを掛けていたが、東京は連日朝から猛暑が続いており、9時半まで暢気に寝ていられるほどの涼しさは無い。
 7時10分には目が覚めた。
 それでも布団の中でごろごろし、8時には本格的に起床。
 9時50分までに洗濯やら掃除やらを済ませてからネットに接続。
 「じゃんじゃんネット」とやらの手続きを済ませ、携帯も通話ボタンを押すだけにするなど、準備万端。
 仕事もこんな風に手際よく進められないものだろうかね、私よ。

ぴあの電話はなかなか繋がらず、じゃんじゃんネットもじゃんじゃんページ表示不可になってくれるんで、@ぴあ一本に絞る。
 取りづらさを覚悟していたが、思ってたよりはさくさくと進み、5分ほどで8月28日にうめだ花月である
 「ザ・プラン9 14th 『THE Ten-Show』」
 の昼の部指定席が取れた。
 嬉しい。
 プランの本公演を自力で取れたことに。

 チケ取り後は、ビデオに撮っていた「水曜どうでしょう」の新作を見ながら食事。
 大泉さんは最近の姿を見る機会が多かったから、現在放送中の「どうでしょうリターンズ」と比べてもあまり見た目に違和感は無かったが、ミスターはちょっと横に広がり、ちょっと微妙なパーマを掛けているように思えた。
 ミスター…。
 「どうでしょう」の公式を見ているので、この後の展開は大体分かってるけど、予想以上の「どうでしょうっぷり」が拝めると思うと楽しみだ。
 食後は投票へ。
 この日記は選挙速報を見ながら打っている。
 丁度竹中さんが当確ということで、後援会の人が物凄く嬉しそうに万歳しているシーンが映った。
 「みんなで力を合わせ、汗を流して活動する」ということからは、今までもそうだったがこれから先の人生も、出来るだけ避けて通りたいなぁと思った。

友達から
 「遅くなったけど、金曜日ニチョケン見たよー」
 というメールがぽつぽつ届く。
 「惜しかったねー」と書いてあったんで
 「いや、そないに惜しくなかったでしょ。順位も点数も」
 と返信したら
 「ファンとは思えん発言(笑)」
 なんて返事が来た。
 やー、どう考えても惜しくないって。

EVENT3でご一緒したナオさん(仮名)がいけなくなった、ということで
 「多分、絶対行かない」
 とかねがね言っていた
 「ユウキロックGIG〜足跡(?)」
 にひょっこり行くことになった。
 忘れないようにしないと。

 そういえば7月はアホアホオッカケツアーリターンズをするのでいけない「EVENT4」。
 8月はプラン単独参加を決めたので、また行かないか。
 「EVENT」シリーズは新作漫才を卸すのでそれは見たいけど、それ以外の楽しみが薄いというか、無いというか。
 トークコーナーも途中で飽きてくるし。
 3年前はオープニングトークだけで80分も使ってしまうようなハリガネトークイベントも平気だったのに。
 ハリガネは、漫才にしか気持ちが動かないのかもしれない。
 目が覚めるような鮮やかな切り口とテンポの漫才。
 見てるようで見てないなぁ、最近。
 ひねくれた心がねじ伏せられてしまうハリガネ漫才を見たいよ。



2004年07月09日(金)
どんな秘話かと思いきや


曽我さんの家族再会ニュースでもしかしたら飛ばされるかもなぁと思いながらテレ朝をつけた。
 2丁拳銃ってなんかついてないこと多いんで。
 オンバトに久しぶり出た時は、ありえないほど野球が延長してとんでもない時間だったり、久しぶりに出た漫才番組が野球が中止だった場合の繋ぎ番組だったので、かなり見逃した人が多かったりとか。
 今回はそういうことはなく、何とか流れた。

朝日新聞の番組紹介欄に
 >彼らの触れられたくない過去が明かされる
 なんてあったんで、一体どれのことやらと思いつつ見てたら、「青色」が出た時のイキリトレカだった。

 “触れられたくない過去”
 “触れられたくない過去”
 “触れられたくない過去”...


それを持ってるオレって…_| ̄|○


しかもサインつきで持ってるオレって…_| ̄|○  


それ欲しさに、既に持ってる「青色」を新たに購入までしたオレって…_| ̄|○ 


“若気の至り”ってつくづく便利な言葉だこと。

漫才夫婦のネタ、結構好きなんだけどなー。
 客の好みには合わなかったか。
 私は三拍子を見るのが実は今日が初めてだったけど、面白みがよく分からなかったし。
 人それぞれということやわー。
 2丁拳銃の漫才で一番好きなのは「花火」のネタ。
 ビデオでしか見たこと無いが、「夢を売るのだ!」というこの時の小堀さんの口調は本当に好き。
 時期的にもぴったりだから、いつかは見たいものだ。
 さし当たっては19日の4じ6じで(^^ゞ。

 愛しのヒロシがBブロックだったんでそのまま見てたらビキが出てたんでラッキー。
 良い戦いだった。
 
今日からtvkで「どうでしょうリターンズ」再開!
 明日からはテレ朝で新作!
 「週3回はどうでしょうします!」と勢い込み、わくわくしてtvkに変える。


 ブラウン管に映ったもの。


 それは


 「試験に出るどうでしょう第3夜」…。


 テレビ埼玉で月曜に見たよ、それ…。
 休止期間があったから一緒のスケジュールになっちゃったのか。
 そりゃないだろ。
 リターンズのリターンズだよ、これじゃぁ…。
 ある意味先取り「どうでしょうクラシック」。
 



2004年07月08日(木)
娘心


曽我ひとみさんが1年9ヶ月ぶりに家族に会える。
 今度こそ離れ離れになることが無いよう、願わずにはいられない。

 ニュースを見ながら
 (生きていればいつかまた逢える日が来るんだなぁ)
 と思った。
 それと同時に
 (生きていなかったら同じ人とはもう二度と逢えないんだなぁ)
 とも思い、いたたまれなくなった。
 そのどちらも分からないというむごさを。
 いつ逢えるのか分からない夫、娘、母という大事な大事な家族に逢える日を信じてずっと待ち続けている曽我さんの1年9ヶ月は本当に苦しかっただろう。
 早く、日が昇りますように。

曽我さんのニュースを見ながら、確実にこの世ではもう二度と逢えない私の母のことをぼんやりと思い出す。
 そんなノスタルジックな時に「音楽のある風景」を見てしまったからいけない。

 小1の冬頃、8時25分になったら学校で流れる予鈴替わりの音楽がとても綺麗な曲になった。
 私はそれを好きになったがそれが何という曲なのか分からなかった。
 そこで母親に「今、この曲がとてもすきなの」といって、つたない鼻歌を聞かせると
 「多分、これよ!」
 と目を輝かせながらレコードを聞かせてくれた。
 それは「白い恋人達」だった。
 好きな曲がうちにあったのと、母親が自分の好きな曲を分かってくれた両方の嬉しさから、母親と同じように目を輝かせながら聞き入る私に
 「こういうのを好きになるくらい大きくなったとねぇ」
 と、母は嬉しそうだった。
 私と母親は音楽の好みが割と似通っていたのでお互い、お金を出し合ってサザンの15周年記念ボックスなんかを買っては一緒に聞いていた。 
 
 私が見た回の「音楽がある風景」は、60年代の洋楽を特集していた回で、うちの母がよく私に聞かせてくれた音楽ばかり流れた。
 番組の最後は「Mr. Lonely」。
 まだまだ泣かずに聞くことは出来ない。

 12月で、母が亡くなって4年になる。
 (もう4年も経つのか!)と思うときもあれば、
 (まだ4年しか経ってないのか!)と思うときもある。
 どちらにしても、母がこの世からいなくなって流れた時間数に愕然とする。


朝、会社に行く時に元部長に会った。
 おはようございます、と挨拶すると
 「おはよう!今からどこ行くの?」
 と、(えぇ〜っ!)な答えが返ってきて、朝からびつくり。

帰り、本屋に寄って「お笑いポポロ」を見た。
 なるほど、確かにやたら2丁拳銃が載っていた。
 あまりにも沢山載ってたんで、立ち読みで充分満喫してしまい、買わずに出る(^^ゞ。
 そんなもん。
 ポスターだかカレンダーだかついてたけど、貼りようが無いし。
 2人ともかなりどかーんとドアップで写ってた。
 私の周りの屈折したコホラーが見たらさぞ話が弾むな、と思うほど。

やりにげコージーの次回予告「次週、泥棒登場」というテロップを見た瞬間、「山下だーっ!」と声に出してしまった。
 ジャリが復活しなかったら絶対こんなに反応が良くならなかっただろう。

 



2004年07月06日(火)
“まつり”ごとだしね


参院選まで後5日間ほどいうこともあってか、近所に有名人候補が続々演説に来ている。
 選挙特番のCMを見てても思うけど、「選挙」自体が物語の1つの舞台設定という気がする。
 誰が一番自分の考えと合うのか見極めたいものだ。

私の選挙区は東京1区というところだが、ここは<神様>も立候補している。
 ちなみに3年前の参院選でも彼は立候補し、ダントツの低得票で散った。
 東京に遊びに行ったとき、偶々彼の選挙ポスターを見たが、かなりぶっ飛んだ公約を堂々と掲げたその姿に唖然としたものだ。


 3年後。

 
 前回とどこをどう変えたのかさっぱり分からん公約とレイアウトが素敵な選挙ポスターを見て呆然。
 

 固有名称を変えたバージョン違いのポスターで7年前から政界進出を目論んでいたというトリビアを知った日には脱帽。

 そんな彼の政見放送が7日の午前5時という爽やかな時間帯に流れるらしい。
 目覚ましを掛けるには至らないがあの公約の真意を生声で聞いてみたいもんだ。

神様の政見放送にアラームは掛けないが、昨日のアメトークはアラームセット。
 アメジャリチハラが1夜だけ復活したから。
 「日曜の昼」という時間帯さえ間違っていなかったら、正統派の伝説番組になりえただろうに。




2004年07月05日(月)
「ありがとう」のために仕事をしよう


今の上司。
 グラフ作成やちょっとした翻訳など、些細な頼まれ仕事を私が済ませて持っていくと必ず
 「せりさん、ありがとう!助かりました!」とか「せりさん、ありがとう!お疲れ様でした!」とメールをくれる。
 全然大した仕事をしてないのに、「ありがとう」といわれると猛烈に感動し、(この人の温かみに応えねば!)と、がしがし仕事をやろうという気になる。
 些細なことの1つひとつに救われる。
 1つひとつがとても大事。
 いつまでも平凡な日常が続きますように。

最近、眠りかけの時に見る夢が面白い。
 今日というか昨夜見たものは、何かのイベントのエンディングの際、知らない芸人が
 「土曜日は下ネタまつりのMCをします!」
 と誇らしげに告知し、私を含めた客が全員
 「え〜、凄〜い!」
 と割れんばかりの拍手を送る、というものだった。

 「下ネタまつり」。
 う〜ん、確かに凄いまつりではありそう。

「アウタースペース〜3つの空間」で、灘儀さんが流した宝塚歌手のトンデモ洋楽カバーの一節が頭から離れない。
 特に昨日は、ただ座ってれば良いだけとはいえ、会社絡みの講習会で朝から夕方まで拘束されたので
 (何でこんな晴れた日曜に私ゃ…)
 と思ってたらその曲が頭に浮かび、人知れずウケていた。

 もう1つ離れないフレーズがあり、それは立ち読みしたD関西の本で思い出してしまった
 「芸の〜ためな〜ら〜、エアロもスミス〜」
 という、渡辺さんの答え。

「EVENT3」のレポートを作ろうとメモを見たら、全然読み取れず。
 これは…無理かも。
 



2004年07月03日(土)
何も考えないでへらへら生きてるわけはない


長らく連絡を取ってなかった同級生からケータイに電話があった。
 近況報告などし、同じ関東に住んでることが分かったから、いつか会おうね、なんてことを話してその時は終わる。

 そして今日、突然だけど土日が暇だったら会わない?というメールが来た。
 お昼前に届いてたけど、私が気づいたのは4時過ぎで、もう出るようにしていたから明日の夕方ならあいてるよと返事。
 で、色々待ち合わせ場所などを打ち合わせていたら

 「もし良かったら、期日前投票に行ってくれない?
  せりちゃんの選挙区だと、○○か××で出来るんだけど、どっちが近い?」

 というメールが。


確かに、その人が推してる候補や政党を応援するよう頼まれたことはあった。
 私も会社に入ってみて、後援会名簿にノルマが課されることもあることを知ったので、本当は嫌だけど名前ぐらいは別に貸してあげても良いかとは思っていた。

 だけど、何でここまで強制されなきゃいけないの?
 せっかくの選挙なのに、何で私の選挙権を他人が握ってるの?

 猛烈に腹が立ってきたと同時に悲しくなったのでその旨をメールした。
 メモリーから私の連絡先を削除してくれてなくて嬉しかったし、私は純粋に会って話をしたかったから食事の件をオーケーした。
 だけど、もし選挙がメインで会いたいのなら、私はお役に立てないので会うのはよそう、と。
 今後も投票に関しては自分の意思を貫きたいけど、色々事情があることも分かるので、私の名前を名簿に載せるところまでは妥協するけど、それ以降については今後一切協力しないとも。

 送る前に何度も何度も読み返した。
 送るのはよそうかとも思ったけど、嫌なことはしたくないし、選挙があるたびにあてにされても困る。
 投票権に関してはどうしても譲れないので、送った。
 30分後、あちらが2000文字打てるJ-phoneユーザーであるとはいえ、長文のお詫びメールが届いた。
 ちゃんと伝わった。
 やっぱりちゃんと言わないとダメだ。
 難しいけれど。

選挙の投票依頼や、キャッチに声を掛けられることが多い。
 そんなにたやすく言うことを聞くように思われてるのだろうか。
 思われてるんだろうなぁ。
 普段、へらへらと気持ちが赴くままに生きてるから。

 大概のことは(ど〜でもいいや〜)と流しながら生きてるけど、“どうでも良いとは思えないもの”に関しては、私は相当頑固だ。
 それだけは譲れないんだから、やすやすと同意する訳が無い。
 そんな時の私は、普段のへらへら加減や影の薄さからは予想もつかないほど、頑なに首を縦に振らないので、最後は相手が折れる。
 それでいいとおもっている。

出掛けにそういうことはあったけれど、偶然立ち寄ったBOOK OFFで千原兄弟が総力特集を受けた10年ぐらい前の月刊カドカワが105円という持ってけドロボーな値段で売りに出されていたので即買い。
 森田さんが主幹だった頃のBREaThとか。
 「BREaTH」は既に持っているのに改めて買ってしまったミスもあったが、どんまいどんま〜い。
 「どんまいどんま〜い」って誰が言ってたやつだっけ…?

 それにしてもこの月カドの表紙飾ってる2人の目つきの悪いことよ。
 自分の中で急速的にジャリズムブームが巻き起こってる最中なので、少しでもこの本にジャリが載っていることが嬉しい。
 そして、千原のインタビューの構成担当を見ると森田さんだったのでびっくり。
 今日買った本は全部森田さん繋がりだった。


本日のメインイベント。
 ザ・プラン9の「アウタースペース〜3つの空間〜」に行ってきた。
 最初から最後まで、期待を裏切らないプラン色満載。
 見ながら(あ〜、レポート作りたい!)と気持ちが湧きっぱなし。
 次回の本公演、恵比寿がダメなら梅田に足を運ぶべきだよ、私。
 躊躇する場合じゃないし、そんなことする理由も無いでしょ。
 お金以外は。

 まだ大阪と名古屋の公演があるからネタバレはしないけど、東京だけだろうなということがあったのでちょっとご紹介。
 大上さんとハリウッドザコシショウがゲストで出てくれました。
 持ち時間が2分だったのにウケるまでやろうとしてたら引くに引けなくなった大上さん。
 持ち時間の1分を律儀に守った結果、説明も何もせずにいきなりギャグをやりだすので客はおろか演者までもを困惑に陥れていたザコシ。
 思わぬところで11期が見れたのでかなりテンションが上がった。
 村越さんの子供がいたら泣き叫んでいたに違いない。

 ちょくちょく2丁目時代の懐かしいコンビ名とかがセリフに出てきてたけど、反応が薄かったのは関東だからか、2丁目は本当に伝説の劇場になってしまったのか。
 ザコシが出てきたときも、思いっきりケンコバと間違えてた人がいたからなぁ。
 
 
 



2004年07月02日(金)
切り札は「避ける・逃げる・言い訳」


実家の父に元上司に関する劇的な出来事の報告。
 「送別会とかどーしよー。
  行きたくないけど呼ばれないのも何か嫌だなぁ」
 というと
 「呼ばれんって。
  それに行きたくないやろ?仮に呼ばれても。
  むこうも呼びたくないって」
 と断言。
 いや、それはそうなんだけど、なんだかさー。

 そして
 「万が一呼ばれたら、友達が来るとか親戚が来るとか法事で実家に行くとかなんとかいって断らんね」
 という。
 よー、そこまで考えつくね〜、と言ったら
 「だって、お父さんは今までそうやって行きたくないことややりたくないことを断ってきたもん。
  嫌なことからはとにかく避けて、逃げて、断ることが幸福への近道よ。
  そがんもんよ」
 らしい。
 そういうものなのか、そうなのか。
 じゃぁ、万が一誘われたら親戚ネタを使おう。
 友人ネタはもう3回使っちゃったんで。

2丁拳銃が出ない7じ9じにいってきた。
 立ち見だと分かっていたので面倒くさいと思いつつ行ってきた。
 ルミネの5階に着くまで、マンスリーよしもとの今月号が発売中であることを忘れていた。
 最近、関心薄いなぁ。

 2丁拳銃は出なかったが、今日の7じ9じはプラン、ハリガネ、千原、FUJIWARA、あべさんと中々のメンツ。

 今日のプランのネタは今年1月のルミネ日にやったことがあり、私がプランにはまるきっかけとなった卒業式のネタ。
 漫才とコントを合わせた気持ちの良い騙しと遊びが随所随所に取り入れられたプランらしいネタで、見ていてすっきりした。
 やっぱり単独に行きたい…と切に思う。
 「アホアホツアー〜うめだ花月編」、やっちゃいますか。

 最近は気持ちのズレを覚えがちだったハリガネも、久しぶりに劇場でネタを見ると何も考えないで無意識的に笑えた。
 ハリガネはしばらく劇場だけ見よう。
 それ以外を追おうとすると、余計なことまで見たり知ってしまいがち。

 千原は「柳原ひろのぶくん」ネタ。
 前から出囃子は「プロペラ〜」の曲だったかな?
 最近はJr.のピンネタを見ることが多かったので忘れてしまった。
 膝のプレートを抜く手術をするらしいJr.。
 26日の出番は変更だろうか。
 まだまだあのバイク事故は終わってないんだな。

今日のプラン以外の大阪組はキングコング。
 もともと私はキンコンのネタが肌に合わないというバイアスがあるが、そのことを考慮しても今日のキンコンの舞台は、なんていうか、ひえぇ〜っ…!な舞台だった。
 ちぐはぐというかぐだぐだというかめろめろというか。
 漫才だから別に舞台が見えなくてもいいな、と最初は座って聞いてたけど、言葉だけではさっぱりイメージが湧いてこないので立って舞台を見るようにしたが、大して変わらなかった。
 終いには客から「頑張って!」なんて声を掛けられてた。
 そんな声援、掛けられてちゃダメだろ。

 最近お近づきになった方と7じ9じ終了後ご飯を食べに行ったが、その方の後ろにいた人がキンコンにどえらく感動し、
 「もぉ〜っ、まじ感動!何か、もう泣きそう〜っ!」
 と騒いでいたらしい。
 (じゃぁ、泣け)と思ってしまった。
 またカルシウムが足りない模様。
 ヨーグルト買ってこなきゃ。

その方とも話したけど、今の私は「ジャリズム熱」がぐんぐん上り調子。
 だからといって、公式・私設問わず色んなサイトを渡り歩こうとしたり、昔のグッズをオークションで競り落とそうとしたり、コンテンツを追加したりするつもりは無いけれど。
 「新・ジャリズムまつり」の当日券3500円を出しても悔いはしないと言い切れる程度のファンです。



2004年07月01日(木)
285、82

今日で仕事を始めて満1年。
 日記を書いたのは285日分。
 書いた割合が8割いってないのが自分ではちょっと意外だった。
 1月に6割程度しか書いていない時もあるから、まぁしょうがないか。

 2003年7月1日〜12月31日までに行ったライブは34本。
 2004年1月1日〜6月30日までで48本。
 去年の7月1日からの1年間で行ったライブは合計82本。
 …我ながらめまいを覚えた。
 遊びすぎ。

 この1年は楽しいことばかりじゃなくて、思い出したくないので無理矢理記憶の底に封印していることもある。
 それでも今は楽しい。
 明日はどうなのかは誰にも分からないことなので、私はとにかく「今」を心地良く過ごせればそれだけでいい。


明日のルミネ。
 小堀軍作詞の「新・44口径」が聞けるのかと思ってたら出番変更。 
 ルミネはそういう劇場だったということを思い出す。
 どうせ立ち見だし、行くの止めようかしらなんて思ったが、プランが来るから行く予定にしていたということを思い出した。
 プランが来ないんなら行かなかったろうな。
 愛しの爽やかウザ野郎・あべさんが出る日であっても。

渡辺さんが載っている「HUGE」を読む。
 渡辺さんが載っている見開き2Pしか読みたいところが無かったので、買うには至らなかったが、今ごろになって「splash!Vol.9」購入。
 ただ今、ジャリズムに少々夢中。
 一度目の解散はそんなに深くジャリズムのことを知る前だったので、特に感想は抱かず「事実」として受け止めるだけで良かったが、二度目はリアルにショックを覚えることを覚悟しつつ。
 「ジャリズム☆ナイト」皆勤したかったなぁ…。
 22:44現在、完売して無いのが悔しいったらありゃしない(苦笑)。





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