つらつらきまま


2003年11月30日(日)
明日かぁ

明日がM-1の結果発表日らしい。
 素敵さんからメールで教えてもらった。
 去年もこんなにせわしかったっけか…?と一瞬思ったけど去年もそんなスケジュールでしたな。

 11/30に東京・準決勝。 
 12/2(月)に結果発表。

 なんで曜日まで覚えてるかというと、間に挟まった1日(日)は福岡でニチョケンが営業をやったんだけど、その営業がなんだか変だったから(^^;。
 時間配分を間違えて結局1回目は漫才を飛ばしてしまった、なんて10年選手なのに有り得ん。

 あぁ〜、そうだそうだ。
 去年は11/30に挑戦したオンバトでニチョケン初の黒星。
 M-1結果発表後にルミネでやった新ネタ受けず。
 12/5にたむら邸でおお暴れ。
 「千原Jr.登場」という歴史的なRRSだった12/6は、修ちゃんは手にガーゼ、小堀さんはグラサン、とボロボロな姿で登場。

 …と思い出しただけでも濃い1週間だなあ、それにしても。

 約15時間後には全てが分かる。
 M-1に仮に通らなかったら残念だけど、そのことについてまるでこの世の終わりのようにファンが嘆き合うのは好きではない。
 文字コミュニケーションの世界なので、細かなニュアンスが伝わり難いことが1番の原因だけど。
 結果についてわざわざ公式BBSに「ショック…」だの「号泣」なんだのと書く必要無いと思う、個人的には。
 書かれてもどうしようも出来ないことだし。
 そんなことをしたところで時計が逆に回る訳でも、結果が覆る訳でもない。
 私が本人だったら、いらついたり申し訳なかったりで訳わかんなくなりそう。 
 
私はうまいこと事が運ばなかった時ほど人間の厚みやカッコよさが出ると思う。
 負けてるのに勝者の方が色褪せて見えるような度量の大きさを見たい。

<議論や主張のかきこみをする場合、“!”を多用すればする程効果が薄れる>
  チハラトークBBSを見ていてこんなことを思った。

11月がやっと終わってくれた。
 嬉しい。
 辛かった月とはおさらばだ。

PCの調子がおかしく、そろそろ買い替えを覚悟していたらチチからメール。
 最近の私の落ち込みを心配してました、と書いた上で

 >ただ、ハーモニカを習いに行くというメールを見た時、(本当にお笑い好きだなぁ)と思いました。ウケを忘れない姿勢があるので大丈夫だと思いました

 なんて書いてあり、愕然。 
 ウケなんか狙って無いのに…。
 本気で精進するつもりなのに…。

 私ゃ
 <ブルースハープを吹きながら漫談する女>
 なんて目指してないっす、



2003年11月29日(土)
カワイイ、カワイイの大安売りだ!

ブルースハープを習いに行く予定があることはここに書いた。
 資料も取り寄せた。
 平日は忙しいというか仕事終わりで新宿まで行く気力がない今日この頃(苦笑)だったので、土曜日に入会申し込みに行く予定だった。

 そしたら木曜に携帯に
 「資料つきましたか?まだ申し込み受けつけてますから是非ご検討を」
 みたいな電話が来たんで驚いた。
 掛かった時は気づかなかったので留守電に入ってたんだけど。

(何か…。芸術系の割に商売っ気丸出しやなぁ)
 と思いつつも
 (きっと、営業ノルマか何かあるんやろうなぁ)
 ということも思えたので、雨降る中行って来た。

 新宿にあるこの教室。
 私は勝手に
 「朝日カルチャーセンター」
 みたいなもんを想像していたので、いかにも
 <オレ、デビュー目指してるっす>的にーちゃん
 や
 <あたし、歌しか生きる道がないから>的ねーちゃん
 がわんさかいる状況にちょいとびびった。

 私は<まぁ、宴会でおじじ達に喜ばれそうな曲が1つ2つ吹けるようになればいいかなぁー>
 程度の軽い気持ちなので、う〜む、と思いつつも3ヶ月だしと思い契約した。
 安いし。
 
 ただ、影響されやすいわたしなので、3ヶ月後は、デビュー目指して南口で吹きまくってるかもしれません。
 見かけた際は憐れみの涙ではなく賞賛の声といくばくかのカンパをヨロシク(^^;。

申し込みに行った後は2004年の手帳を求めて東急ハンズへ。
 買ったのはここに載せてるやつです。
 何でラクダなんだろうなぁ…。
 見た瞬間、(ヤマモメン!)と反応した我が身を思い出し、しみじみ。
 ちなみに2002年の手帳は青一色のシンプルなものでした。
 いうまでもなく「青色」に触発された(笑)。

しっかし、まぁー、ハンズにいた30分ぐらいの間になんどこの言葉を聞いたか。

 「カワイイ〜」

 「超カワイイ〜」

 「マジカワイイ〜」…


(う〜る〜さ〜い!!)←こころの声。

 私もそりゃぁ情が通ってる人間なので、“かわいい”と思うことはありますわ。
 でもさぁ、どれ見ても「カワイイ」「カワイイ」ってアンタ。
 シンプルなロゴしかついてない素っ気無さが素敵な手帳にも「カワイイ〜」はないだろうよ。

 百歩譲って「カワイイ〜」はまだ許す。
 嫌いなのがこのセリフ。

 「カワイクない?」

 この言い方、語尾の上げ方。
 全てに“ウキー!”となる。
 「知らん!」と言ってやりたい。
 他人の会話だから出来るわけ無いとはいえ。
 カワイイと思ってるんだったら「カワイイ」で良いじゃん。
 自分の価値観に自信持てよ。
 列に割り込める図々しさ持ってるんだからさぁ。

 後、これも嫌いだ。

 「カワイイ〜。超ウケる〜」

 途中から主語変わりましたよ。

 
 思い出した。
 最大級に嫌いなのがこれ。

 「カワイイ〜。ヤバいよぉ〜。ねぇ?」

 これを聞くと
 (ヤバイのはオマエだ)
 と、こころの中で呟くのが習性。

 世の中にはそんなに可愛いもので満ち溢れてるかね。
 “可愛い”ってある程度オールマイティーで使える言葉ではあるけどもさ。
 便利な言葉の大安売りは嫌いです。

先週、「新すぃ日本語」を見た後の夢は
 「ヤシコ(家城さん)とえな爺(フット・のんちゃん)が無言でみつめあってるのを複雑な思いで見ている私」
 という何ともいえない夢だった。
 サイレントの夢を見たのは初めてだった。
 濃すぎる夢を見たのも。

フットといえば、ジェットボールアワーのDVDが出てた。
 いとこい師匠のDVDも見つけてしまい、物欲と財政が追いつかない。
 D関は6000円するし、ぼやぼやしてたら2月にプロペラ〜も発売するし。
 小木さんの「バケモン」は今年最大の名言。

謎にまみれたカリカの単発ラジオ番組スタート。
 冒頭、「中井貴一」を意味もなく連呼していた。
 「中井貴一とエッチしたい」って家城さん、アンタ(^^;。
 そしてこの言葉に(ククッ)と笑ってしまった私って。
 「2番目はどの世界でも送りバントなんですよ」
 とその後、サラリとしながらもドキッとする言葉を吐いた人と同一人物とは思えん。



2003年11月28日(金)
シークレットレディース集会

役つき以外の女性たちで飲もうという会が不定期に行われる。
 ミカコさん経由でその輪にいれてもらった私は「ワーイ」と楽しみにしていたのだが、仕事が入り、どう考えても無理。

 2次会だけ行くことにしたが、果たして2次会にも間に合うかどうか…と暗澹としていたら、天、我に味方する。

 主任が今日は早く帰りたいので今日の仕事の締切が月曜に延長。

飲んで食って歌って騒いで笑って…と、それはそれは狂乱の夜を過ごしましたとさ(^^;。
 その時、ムードメーカーのエガシラさん(仮名)が

 「せりさんもさぁ、今きついでしょ。
  でもさあ、私は今日ここにいるみんなは適材適所だと思うよ〜。
  ウチの課で仕事してる自分は想像出来ないでしょ。
  私もせりさんの部署で仕事してる自分想像出来ないもん。
  ウチのボスの方がせりさんのとこのボスよりキツイ性格してるにも関わらず(笑)。 
 せりさんは会社にある部署の中で今のところが1番あってるんだと思うよ〜」

 と、気軽に言った。

 “適材適所”。
 言われてみればそんな気がする。
 今の部署で仕事してる自分が1番好き。

メロメロだった11月が終わる。
 12月はガムシャラに突っ走りたい。
 なにも考えず、諦めがつくまで仕事のワザを磨くことに専念したい。



2003年11月27日(木)
「ごめんな、オバチャン!」

朝、仕事場へ向かっていたら前方から白髪頭をした初老の男性がこちらへやって来た。
 さっさかさっさか、と全く勢いを弱めない。
 弱めないまますれ違おうとした。
 すれ違う時、腕と肩がぶつかった。
 肩が当たったのはチビッコである私だ。

 おっとっと…とよろけた私に聞こえた言葉は

 「ごめんな、オバチャン!」
 だった。


 思わず振り返った。

 左を見た。

 前を見た。

 右を見た。

 念のため上も見た。

 (誰かいたらいやん☆)
 と思いつつ下も見た。

 私しかいなかった。


 ということは。


 ということは。


 ということは…。



(待たんか、くそじじい!)
 と、我に帰った時、おじいの姿は消えていた。
 なんとまぁ生き急ぐおじいであろう。

 (あんな、無礼なじじい、コケたらエエねん!)
 と、朝から殺意丸出し思想になった時に気づいた。


 “不景気な顔は老ける”。

 当たり前のことに気づき、愕然。
 そして、やっと気持ちを切り替えることが出来た。

 “どうして私は出来ないんだろう…”
 と落ち込むぐらいなら

 “ここまで頑張ったのに出来ないんならしゃぁない。
  今の私の手に負えられるものじゃないんや”
 と、諦められるまでとにかくやってみよう、と。

 そして、他人からしたらごくごく些細な事でも、出来るようになったら自分で自分を褒めよう、と。

 当たり前のことなのに、自分のことしか見えてなかったから、今まで気づけなかった。

 もう1つ自分で気づいたこと。

 それは
 「目の前にいない何百、何千、何万という人達が望むものを提供することが私の仕事なんだ」
 ということ。

 目の前にいる人達の評価ばかり気にして、自分のスタイルを忘れていた。
 自分がもしお客様だったら、どんなことを知りたいか。
 プレス原稿のどの部分を見るか。
 1つ1つまた思い出して作っていこう。

この時期から年末に掛けてどこも忙しいと思う。
 今年の私は全く戦力にならなかったが、来年こそ戦力になると思うので、長い目をお願いします>会社の方々。

 私の隣の課にいる課長はすごく仕事が出来る。
 人間も出来ている。
 でも、彼の場合、仕事が出来ることが長所なら、出来すぎることも短所。
 上の人達がとにかく仕事を押しつける。
 明日までの仕事を退社間際に言いつけることはザラだ。
 関係ない部署の私達も心を痛めるほど、理不尽な仕事が最近彼に振っている。

 社長や副社長や専務やらが頼む(というか押しつける)ぐらいだから、部長が仕事を押しつけることは日常茶飯事。
 昨日は部長が
 「至急!」
 と突然いいつけていた。
 13時の会議で必要な資料作成を言いつけたのは11時。
 もう、それはそれは課長は必死でこなし、12時前には完了。
 完成したのでチェックしてもらおうとしたら、当の部長は

 「そうそう。来年ね、同窓会をやろうと思ってるんですよ。どうですか?赤坂あたりで」

 なんて暢気な私用電話をしていたから、彼はキレた。
 でも、キレた時のセリフが不謹慎だが面白かった。


 「なんだ、アイツ!
  急げ急げっていうから急いでやったら自分は電話かよ!
  あいつが会社でやってることって4割、電話じゃねぇか!
  どうにでもなれ!オレ知らねぇや、もう」

 私には、会社での部長の印象なんて、5割、いや9割9分私用電話。
 “4割”と、控え目なところが彼の良いところだなぁ、と思った。
 当の部長本人は、電話に夢中だったのでこのキレ台詞は聞こえてなかったけど、課長の周辺にいた人達は
 “クククッ”笑いをこらえきれなかった。
 いつも、人当たりが良いほんわかした人すら
 「フフッ」と小声を出して笑ってたぐらい。
 私は必死で笑いを堪えようとしてお多福になっていた。怪しい…。

 そうとも知らない部長は今日、暢気に

 「せりくん、韓国語出来ないの?」

 と言って来た。
 あまりにトートツだったので

 「えっ?」と聞き返すと

 「だって、福岡って韓国に近いじゃん」と不思議そうな顔で言われてしまった。

 こんな発想する人が部長で、仕事が出来るあの人達が課長や主任ってねぇ。
 社会って理不尽〜。


“きゃっきゃきゃっきゃ”テンションのかきこみが公式系で目につくようになった。
  私ならどう頑張っても
 
 「そうですか、大変ですね」
 か
 「そうですか、頑張って下さい」
 
 としか返せないようなかきこみにも、それなりに熱いレスが続いてたりする。
 もうすぐ冬休みなんだなぁ。
 一緒のテンションにはなれません。

準決勝がどうやら今月末にあるらしい、というのは風の噂で知りましたが、M-1の決勝発表日を知りません。
 調べる気すらありません。
 発表があったらどなたか掲示板にかきこみお願いします。
 落ちても受かっても。
 誰が受かったのかは気になります。
 自分で調べる気がないだけで。
 M-1に関しては完璧に受け身です。 



2003年11月26日(水)
“ゲッツ!”ポーズは“2丁拳銃”だ(トリビア風に)

ヤフトピに流行語大賞予想があり、ダンディの「ゲッツ!」ポーズの説明として

 >ド派手なタキシードに身を包み、手で2丁拳銃をつくってポーズを決める

 と書いてあった(^^;。
 2丁拳銃、と数字で書いてあるのが何だか良い感じ。
 ライターさんは無意識下での2丁拳銃ファンであるに違いない。
 きっと、そう。

はなわとテツトモが紅白出場。
 オンバト&NHK繋がりで誰か来そうだと睨む。
 ちなみに私の楽しみは「女子十二楽坊」

関西はガキ使がないらしい。
 びっくり。

ここからは暗いです(苦笑)。
↓↓↓
色んな人に心配を掛け、色んな方面に迷惑を掛けている。
 情けない、と悲しくなる。
 全て投げ出してどこかへ行きたいと思う。

 そんな風に楽な方向へ流れようとする自分の甘えが大嫌いだ。
 人前でうっと涙を流しそうになる弱さが嫌いだ。

 
 クリスマスだ、お正月だ、と人が浮き足立つこの季節。
 それまで好きだったこの時期がいっぺんに色褪せて見えるようになったのは3年前から。
 3年前からこの時期が来ると弱い。
 だけど、これは私の個人的出来事。
 <公>の場では<私>は抑えなきゃ。
 私は大人だ。四捨五入すれば三十路だ。

 いつまでウダウダウジウジする気?
 その姿はカッコイイ?

 泣きそうになったらあのことを思おう。
 あの頃、見る度に勝手に救われていたあのことを。
 そうすれば少しは気が晴れるでしょう。
 気が紛れるでしょう。

自分で自分にタマシイをいれる。
 「人生、意気に感ず」。
 自分で自分を追い詰めるない。
 自分で自分を卑下しない。
 無理矢理にでもカッコつけよう。
 会社にいる時間は、シャンとしよう。
 
 「大丈夫」。
 そう言い聞かせよう。思い込もう。
 来年の今頃は笑える、と信じよう。



2003年11月25日(火)
「最大の弱点は前へ出て行かないところよ」

と、主任から言われる。
 そうなんですよねぇ、なんて他人ごとのように言ってる場合じゃない。
 前へ出ようという勇気を持つのも私なら、それを邪魔するのも私だ。
 (…どうでもいい話だが「ユウキ」を変換すると“祐樹”が1番に出て来る私のPC)
 何で自分で自分の気持ちに足かせをはめちゃうんだろうなぁ。
 それが今の一番の課題。
 
 >やっと会えた
 >君は誰だい?
 >あぁ そういえば
 >君は僕だ
 >大嫌いな
 >弱い僕を
 >ずっと前に
 >ここで置き去りにしたんだ(ダイヤモンドより 作詞:藤原基央)

 “弱い僕”を「エイヤッ」とばかりに捨ててこれたらどんなに楽だろう、と思う。
 だけど、“弱い僕”を置き去りにするのも忍びない。
 どんな“僕”でも“僕”だから。
 強い自分、弱い自分、おちゃらけてる自分、マジメな自分。
 色んな自分を受け止めるしかない。

 ともかくも、お給料をもらっている以上私は“プロ”なので、仕事の間だけでも邪魔になる弱い自分は必死に押し殺すしかない。
 家に帰ったら弱くてもぐだぐだでも迷惑はかからないから。

そんなことを思いつつ仕事へ行き、仕事から帰る。
 行き際は来月の「チハラトーク」&「拳(GU)」を引き替えた。
 チハラトークはB列とびっくりするほどの前。
 「拳(GU)」は別に面白くもなんともない(苦笑)フツ−の席。

 そろそろ「今年最後のライブ」を決める時期ですな。 
 私は12月23日の「4じ6じ」を予定してます。

 帰りは「な・ま・し・び・れ・な・ま・め・ま・い」を購入。
 (生でゆらゆらしてぇ〜っ!)と思うアルバムでした(^^;。
 来月はGO!GO!7188もライブアルバムを出すので、久しぶりに音楽関係の出費が重なる。
 楽しいから良いか。



2003年11月24日(月)
何だ、イケるやん(笑)

何について落ち込んでるのかすら分からなくなったほどネガティブ道まっしぐらな昨今でございます(^^;。
 気持ちが崩れればホルモンバランスも崩れまして。
 見事なまでの連動に感心すらしてしまいました。
 そんなことに感心してる場合じゃないんですが。

でまぁ、起こる時期じゃない筈のからだの変化が起こり、自分でももう訳分かんなくなり、別に見る気はなかったのにうまいこと南極の皆既日食の時間ばっちり目が覚めちゃったんで見てしまいました。
 「てるてる家族」も。

 その後、ご前8時から夕食作り出したり、仕事を片付けようとしたら眠くなりそんんな自分が情けないやら悲しいやらで泣いたり、と何がなんだか…といった感じの連休最終日。
 涙に暮れつつ、フトNHKラジオ欄を見たら、まぁびっくり。
 結局聞き逃したとは言え

 「大阪発元気宣言!なにわのお笑い大研究」

 なんて素敵番組を放送していたではないか!

 これを見つけた瞬間、無意識的に
 「何!」
 と反応してしまい、そんな自分に笑えた。
 なんだ、私ちゃんと反応してるやん、と(^^;。
 これだけで安心出来た素敵ラジオ番組。

 ちなみにこの番組、こいし師匠がピンで出てはったよう。
 こいし師匠も仕事復帰というかピンで仕事始めをしたんだから、私もいいかげんグダグダウダウダした気分から立ち直ってシャキッとせなアカンなぁ…と思えた。
 ありがとうございます、喜味こいし師匠。
 一瞬でも強くならなアカン、と思える気持ちが戻りました。

 そんでもって、ビキの名前が載ってることに自然とほっこり(^^)。
 ビキがちゃんと認められていって嬉しいなぁ、と。
 見てる人はちゃんと見てるし、認めてもらえるんだなぁ、とビキの出世(?)は我がごとのように嬉しい。

今週はD関西のDVDもゆらゆらのライブアルバムもKICK〜のベスト盤も出る。
 好きなもの、楽しみなものがどんどん待ち受けている。
 ご褒美のために、私も強くなろう。
 「責任」に怯えないようにならなきゃ。
 “評判が悪くなる”ことは少しでも止めよう。

「拳(GU)」が面白かったので、暇が出来たらちゃんとしたレポートを作る予定です。
 メモを読むだけでもなかなか面白さや楽しさがよみがえる。
 袖にJr.が控えていて、ずーっと見ていた(らしい)というエピソードも楽しい。
 楽屋でJr.と2人きりだったのでテンパッテしまい、ボタンを着けたまま「拳(GU)」ポロシャツを着ようとして首が抜けずアタフタしてたら 
 「それでも大人か!」
 とJr.に結局怒られた小堀さんも微笑ましい。

 サザエさんを見ながら注目していたのが、カツオ達の野球の試合結果で、スコアボードを見て一言
 「エエ試合やなぁ」
 なんて感想を述べる人は、Jr.以外いないだろうなぁ。

福吉の先行予約にちょろっと応募(^^;。
 Yahoo!の路線情報で新宿ー羽田空港までの時間を検索。
 行くとしたら15時台のスカイマークになるなぁ…。



2003年11月23日(日)
イキリロックとしっかり者の天然

「拳(GU)」の空席情報を調べたら、今月の木村班新喜劇に修士さんが出ていることに気づいた。
 先週ぐらいから大輔さんの代わりに出ているよう。
 ウツウツと私がもがいている間、ルミネでは色々起こってたんですね(苦笑)。
 早速、4じ6じも見に行った。

久しぶりにルミネに行ったら、いつもは「YOSHIMOTO WORKS」製DVDを流しているTVがFandango!の7じ9じDVD録画分を流していた。
 そして、何故か2丁拳銃のところだけ何度も巻き戻して放送(笑)。
 ジャンプのインタビューとコンビニ店員のネタをしていた。

 その中で小堀さんがセリフとはいえ

 「漫才ね、好きなんです。もっとやりたい、と思ってるんです」

 といっているシーンがあり、とてもほっこりする。
 ちょっと2丁拳銃の舞台に“荒れ”を感じていた頃、同じく漫才でのセリフとはいえ
 「漫才師なんてね、ちっともエエもんじゃないんですよ」
 など、
 (そうかもしれないけど、今のあなた達の舞台でこのセリフは聞きたくなかったなぁ…)
 と、いうことがあったのを思い出す。


4じ6じのネタ組は、どの組もウケていた。
 実際私も笑えた。

 物凄く暗いことを書いてしまうけど、今、私は自分の状態(精神、身体、仕事、その他諸々)に自信がないので、こうして面白いものを見て(面白い)と笑えると凄く安心出来る。
 スケジュールを見て
 (あっ、来月これ行こう)
 と無意識的に思えることにも。

 そうそう、1月のゴールデン劇場は「ザ・2丁拳銃」があるんですわ。
 最終週の土曜日に。
 ブルースハープ教室行った後、スカイマークに乗ってオッカケしちゃうのはアリでしょうか(笑)。
 すご〜く、自分の中ではリアルな計画が立っちゃってるんですけど(^^;。
 
話を元に戻し、4じ6じ。
 今日1番面白いなぁと思ったのはティーアップだった。
 うめだ勢ですが。
 ここにきて私が好きだなぁと思う漫才コンビは

 「ボケの口調がたらたら〜としている」

 ということかも、ということに思い当たった。
 ティーアップといい、2丁拳銃といい、いとこい師匠といい。
 例外はハリガネですな。

で、新喜劇。
 修士さんには珍しい役回りだった。
 世の中に拗ねてやる気を無くし仕事をしないダメ男役。
 好青年ぶりが板に付いている修士さんなので、新鮮な気持ちで見る。

 千原兄弟は事前のイメージと全く違う役回りで爆笑もの。
 ある意味コスプレ(^^;。いや、“ヅラコレ”が正しいかも。
 ところどころ、修士さんとJr.の絡みもあり、嬉しい。
 リットンも、130R班で見た時とは全く違うイメージ。
 藤原さんがあんな役をやるとは。
 よしくんは藤原さんの子分で悪役。
 修士さんをボコボコにしようと胸倉を掴もうとした時は
 (12期対決!)と、勝手に心躍らせた(笑)。

 もっとも、今回の新喜劇。
 個々の出番はすごく面白かったけど、全体的に見ると強引な展開だったような。
 新喜劇らしかぬ終わり方で、あんまりすっきりしなかった。
 来月はいよいよ小堀さんが加わるが、どんな役回りだろう。

そして、「拳(GU)」。
 正直言って「箱入り娘」はしっくり来ることなく終わったので(ゴメンナサイ…)、「拳(GU)」もあんまり期待してなかったけど、面白かった!
 初めて(次も絶対行こう♪)と思った続き物だった。
 先月、休日出勤で行けなかったことが悔やまれる(…そういえば、私の精神状態がおかしくなったのってこの休日出勤以降だ)。

 修士チームと小堀チームに分かれてゲームをする、という「箱入り娘」と同じようなものなんだけども、すごくすっきりしていた。
 体力使いのコーナーもあるにはあったけど、引くことなく笑える範囲内だった。 
 
 チームリーダーは小堀さんと修士さん。
 修士さんはみんなをぐいぐい引っ張り、チームメイトもそれについていく。

 一方、小堀チーム。
 どうしてもあと一歩の押しが弱い小堀さんにハロバイやら森三中やらパンクブーブーがキレるという図式がしばしば。
 ビンタされたり、最後はグーでどつかれた小堀さん(苦笑)。
 でも安心して見ることが出来るヘタレっぷりだった。
 自分はそういうイメージ、ということを承知の上でやっていると思わせる余裕ぶり。
 (あぁ、愛すべき姿の小堀さんや)と思った。

 箱入りの頃は一人で何十人も仕切り、チョケたり悪乗りする後輩や相方にごく稀だけども一瞬、本気でキレることもあった修士さん。
 今日の修士さんは何度か天然さんで、普段のイメージのギャップに笑うこと度々。
 挑戦ものの時、
 「大丈夫!オマエなら大丈夫やから!」
 と、“大丈夫”を連発していた。
 “大丈夫”って良い言葉やなぁ…とまたしみじみ。

「箱入り」は九州に住んでた頃、飛行機使ってまで見に行こうとはしなかった(初回は何をするのか分からなかったので飛行機に乗って見に行ったけど)。
 東京に住んでからもJRを使って見に行くことは最終回以外しなかった。
 
 けど「拳(GU)」は12月のチケットを取ろうという気持ちでいっぱい。
 前日の「チハラトーク」と共に。
 久しぶりにルミネ公演の前売りを買うなぁ。

楽しい先の予定をどんどん入れて、その日が近づくまでには気持ちを整えよう。
 辛い、辛い、と思っていても辛くなるだけ。
 「辛い」の間に「楽しみ」を入れておいたら、少しは気が紛れるというもの。
 先の楽しみで笑うために、まず生きよう(我ながら暗い前向き表現だ(^^;) 。
 
 



2003年11月22日(土)
親じゃないですし

今日は町田のBOOK OFFに行って来た。
 噂通りのデカさだったが、「吉本超合金大百科」は無かった。
 それは残念だったけど品揃えはさすがだった。
 帰りの小田急線では時々口を開け(恥ずかしい…)つつ爆睡。
 前は(電車の中でスリにあったらどーする!)と、いかなる時でも我慢して寝なかったのに。

久しぶりにちゃんとしたライブレポートを作った。
 時間は掛かったが、さくさくと書き進められた。
 作りながら楽しかった。
 あれもこれも、と色んなことを思い出してしまい、頭と手が追いつかなかったり。

 書いていると次第に頭の中が整理される。
 どんなことを思ったかとか、どこが物足りなくてどこが楽しかったのか、とか。
 ライブを見た直後はぼんやりとしか思えなかったことが、どんどん具体的な言葉で説明出来るようになる過程が楽しい。

好きなライブレポートを置いてあるサイトさんがある。
 最近は管理人さんが他のことに忙しいみたいで更新されないけれど、自分が知る前の頃のライブレポートがあるので、時々訪れては読み返す。

 特定の芸人さんのファンサイトという訳では無いけれども、誰でも良いという訳でもなく、その管理人さんが「面白い」と思った人達のライブレポートが置いてあるサイト。
 その方が<嫌だ>と思ったことや<嬉しい>と思ったことや<面白い>と思ったことや<楽しい>と思ったことが、1つのライブレポートに余すこと無く記されている。
 だけども<主観的>よりも<客観的>な印象が残る不思議なレポート。
 読んでいて凄く楽しいし、勉強になる。

かれこれ100本以上のライブに行き、8〜90本のライブレポートを勝手気ままに作って来た。
 時々感想をもらうけれど、その中には
 「甘やかさない視点が好きです」という内容のものがある。
 感想を頂けることは嬉しいけど、“甘やかす”とか“甘やかさない”という次元で舞台を見ていないから、ちょっと戸惑う。
 そんな上に立っている覚えはないんだけどなぁ、と(^^;。
 
 “正直”ではいたいなぁと思ってます。
 (あの演出は受け容れることがどうしても出来ない)とか(あのセリフはヒンシュクものかもしれないけど凄く面白かった)とか。
 演者が唯一出来ないことは「自分たちのライブの客になること」なので、感じたことをなるべくフィードバックすることが目標。
 感情に流れ過ぎてもダメだと思うから、客観的な目は失わずに。
 「誤字・脱字をしない」や「違うことを書かない」などの大原則はもちろんのこと(だから、「あのレポートの××、間違ってますよ」という指摘は大歓迎です)。

明日は当日券で「拳」を見に行こうかなぁと思ってます。
 「NUTS」に行かなかったから、という訳ではないけど2丁拳銃もやっぱり見続けたい芸人さんなので。
 マイケル・ジャクソンが逮捕され、「スリラー」がやたら流れているが、これを聞く度に「ピストルモンキーサードマン」の虹子が浮かぶ。
 「歯グキ、キモっ!」という修ちゃんの雄叫びとともに(笑)。
 そういえば、来年からブルースハープを習いに行くと友人にメールを送ったら「これで小堀の仲間入りだね〜」となんともリアクションを取り辛い返信が約1名(^^;。

「吉本TV」、今週はキム兄登場。
 先週はハリガネロックだった。
 ニチョさんはいつ?

あっ、TBSラジオの芸人番組聞き逃した…。
 



2003年11月20日(木)
ものすごいのか?

ルミネお知らせ掲示板を見ると、「美貌」こと次課長の井上君が結膜炎になり療養が必要らしい。

 (結膜炎で療養が必要!?)

 と思ってしまった。
 ゴメンナサイ。
 Googleで検索したら、結膜炎って実は伝染病なので隔離をしないといけないものらしい。
 大変なのね。
 ウチの会社は休めそうにないけど。

会社といえば、来年のスケジュール帳が支給された。
 会社のロゴ入りばっちり。
 なんというだささ。
 1時間ごとのスケジュールを書けるあたり、ものすごくコキ使われそうということを暗示させる。
 コキ使われるうちが華かもしれませんけどね。
 速攻、自分好みの手帳を買う決意。

「新すぃ日本語」はカリカ七変化という感じだった。
 気持ち悪い可愛さ爆発。
 林さんは何で女装したら口調がしゃくれるのか…。



2003年11月18日(火)
ゆらゆらじわじわ

「大丈夫?」と主任から聞かれた。
 (大丈夫じゃ無いように思います)とこころの中では即答。
  
 表に出て来たのは…涙でして。
 小学生か、わしゃ。
 何せ、大阪帰りの新幹線で
 (明日から仕事ちゃんとやれるかなぁ)
 と思った途端、涙が止まらなくて、京都−新横浜間はずっと涙を拭っていたぐらい。
 嗚呼ジョウチョフアンテイ。

 最近の私について、口には出さないけれど色んな人がその人達なりに心配をしていることを知った。
 なんと、例のすっとこどっこいですら主任に
 「せりくん、大丈夫かなぁ。オレ、どうしたらいいかなぁ」
 と聞いていたらしい。
 そうとも知らず、彼をネタにした日記を全世界にばらまいている自分が極悪人に思えてしまった。

 もがきや焦りやへこみがバレてないと思っていたのは、自分だけだったのね。
 心配をしてくれる人がいることに気づかず、世の中の嫌なことを自分が全部背負い込んでるかのように、ヒネて拗ねてる自分が情けなくて泣けてしまった。
 主任にはまた余計な心配をさせてしまったけれど。
 この点も申し訳ないと思った。

 これから先、つまづいたり、どーんと沈むことが何度もあるんだろうなと思うと、気が重い。
 だけど、こんな私にも期待をしてくれる誰かがいるのなら、少しでも暗闇から脱け出す努力をしなきゃなぁと思う。
 「人生、意気に感ず」という言葉どおりに。

 沈みまくりもがきまくりの私を見かねてか、主任が焼き肉を奢ってくれた。
 泣くほどいっぱいいっぱいなくせに、タン塩もカルビも鶏もクッパもばくばく頂いた(^^;。
 (修士さんがそないに好きじゃないタン塩〜)と思いつつ。

ルミネ1月スケジュール発表。
 プラン9と2丁拳銃が一緒に出る日が9日(金)なので、この日、行けるなら行きたいなぁと思った。
 プランもバッファローも出るなんて豪華だし。
 1月9日。
 小堀さんが30代男性の仲間入りをする記念日です(^^)。
 小頭くんがルミネで蘇った記念日でもあります。
 更に言えば、30日のスペシャルコント日も行きたい。
 ハリガネも出るし。

 2丁拳銃の出演日を楽しみにチェック出来るうちはまだまだ大丈夫だと思う。 
 大丈夫、だと思いたい。



2003年11月17日(月)
大阪旅行こぼれ話

ありえないぐらい、仕事が忙しくままならない生活です。
 あぁ、生活に潤いとゆとりが欲しい…。
 

 九州に帰りたいよぅ…(精一杯振り絞った心の叫び)。

忙しいけれど、「うめだスタンダード」のレポートだけは昨日仕上げてたりしてます。
 いやぁ、「このレポート作りたい」と思わせてくれる舞台は素敵だ。
 ザ・プラン9は素敵だった。
 サイトの手を広げる気はさらさらないけれども、久しぶりに
 
 「この人達の単独なら遠征してでも見たいなぁ」

 と思うグループの発見でした。
 プランが3人組だった頃から存在だけは知ってたのに。

今回の大阪旅行で通天閣に行き、写真日記にも載せたあの画像が私の今の待ち受けだったりします。
 通天閣のようにまっすぐ伸びれよ私、ともう切なすぎるほどの願をこめてます。

 そんな通天閣周辺でやたら見かけた落書きが、エセアートの奇妙な絵でもなく、卑猥な言葉でもなく

 「禿」「禿げ」「ハゲ」「はげ」

 と、やたらバリエーションあふれる「ハゲ」だったこと。
 不思議…。
 



2003年11月13日(木)
♪いい日〜旅立ち〜

と唄える気持ちが戻ってきた。
 良かった。

会社の人とご飯を食べに行き、色んな部署で色んなことが起こっていることを知る。
 
 私はすごくいい人に恵まれている、ということが身に染みて分かった。
 それだけで、泣けるほど幸せな気になれた。
 
明日の大阪行きについて、
 「ハリガネロックを見に行くんです」
 といったら
 「あぁ〜、あの新進気鋭のね」
 といわれた(^^;。
 便利な言葉だ。
 とりあえず何にでも使える。

何日か前の日記に書いたヤプースで、旅日記をちょこちょこ更新する予定です。
 iショットは高いので、1日1枚が限度ですが。
 ケチです。
 「貯蓄に狂った男〜Mr.ケチンボ」ことユウキロックがいるハリガネロックの単独を見に行くんですから、やはりケチらないと。
 
 
 笑い声はケチる予定ないですが、
 (笑い声の大盤振る舞いしたわぁ)
 と思うほど笑かしてくださいね、ハリガネロック。

 銀座周辺でご飯を食べにいったので、その間中
 (銀座=銀座ガスホール=NUTS=2丁拳銃…。あぁ!ゴメンナサイ)
 と、思っていた。


 (2丁拳銃のライブを蹴ったことは後悔してるけど、こちらに行って良かった)
 と思えるライブでありますように。

 大丈夫ですよね?
 ハリガネロックだもん。



2003年11月12日(水)
定番

私にしては珍しく、日記の間隔が空いた。
 どうしていたのかというと、まぁ、へこんでいた、と(苦笑)。
 正しくは、過去形ではなく現在進行形ですけどね。
 今日は朝も昼も食べず、ずっと会社で唇を噛みながら仕事してました。
 なんなんでしょうね〜。
 先月もそうだったけど、私はどうもこの10〜13日あたりは、精神状況がどん底になるみたいです。

 (なんで、私ちっとも仕事が出来ないんだろう…)
 (なんで、私、頼まれたことが一度でやれないんだろう…)
 (なんで、私、この会社で出来もしないことをやってるんだろう…)
 (なんで、私、こんなに後ろ向きなんだろう…)
 (なんで、私、こんなに弱いんだろう…)
 (私、こんなんだったら、クビにされちゃうよ…)
 (なんで…)

 と、考えれば考えるほど、落ち込んであたまがおかしくなるだけのことをいつまでもぐるぐるぐるぐると考えては沈み、泣く。
 何も歩きながら泣くことはないだろう、と自分でも思ったけど。
 既に会社でも泣きそうで、会社を出る時にミカコさんから

 「なんでも終わるんだよ。ずーっとは続かないんだよ」
 
 と言われたから、もうアカン。
 別れて後ろ向いた途端、涙ポロポロ。
 優しくされると弱い…。

 そして、こんなに優しくしてくれる班にいるというのに

 (お土産買うのめんどいなぁ)

 という理由で、今日まで明後日からの大阪行きを内緒にしていた自分に自己嫌悪。
 明日、ふぐを食べにちょいとゴージャスな場所へ行くので、その際に打ち明けよう。
 
 大阪行きを控えてるのにこんなに沈むとは自分でも思っていなかった。
 大阪ですよ。
 マップルを買いそびれてるけど。
 のぞみに乗って、「ビ〜、アンビシャ〜ス〜」な気にならないかんのに。

そんな風に沈みながら家に着くと、郵便受けに「被害者の会」会報が(^^)。

私の定番ジンクス。

落ち込んで沈んでる時ほど、2丁拳銃関連の出来事が起こる。
  そして、私はそれに救われることが多い
」。

 就職試験に落ちまくり、
 (私は社会から必要とされてない人間なんや…)
 と拗ねてたら、「百式全国ツアー決定」という素敵なお知らせを耳にしたりとか。

 ニチョケン的には微妙だろうけど、去年、奇しくも私の母の命日には「マンスリーよしもと」編集部からものすごい贈り物が届いた。
 私は、封を切る手が震えたほど緊張したのは後にも先にもあの時の一度きりだ。
 大事に、届いた時そのままに飾っているのも。
 

 今回は会報に載っていた小堀Jr.こと央人くんの無邪気な笑顔でしょうか。
 見ていたら自然とほっこりしてきました。
 しっかしまぁー、央人クン、このままうまいこといけばかなりの美形になるんじゃないだろうか。
 誰が予想しただろう。
 もう“赤ちゃん”のふにゃふにゃした感じは殆どない。
 小堀さんの待ちうけ画像の央人クンは、すっかり“男の子”だ。
 思い出す。
 去年、ミューズホールでパパになったことを正式報告した時の小堀さんを。
 あの時ほど、小堀さんを“カッコイイ”とか“大きい”と思ったことはなかった。

2丁拳銃に救われながら、14日はハリガネかぁ…。
 もし、ハリガネ緊急単独が東京であるならば、私は銀座ガスホールに行っていたと思う。
 大阪だったのがいけない。

色んなことに思いを巡らせることが出来るようになった。
 ちょっとはマシな心理状況に戻りつつあるかもしれない。
 どん底の時、何も思えなかった。
 楽しいことや幸せなものが妬ましかった。
 悲しいことや寂しいことから必死に逃れたいのに、そちらにフラフラと吸い寄せられてしまい、
 (こんなに弱くてカッコ悪い私の味方になってくれる人なんて、世の中にいやしないだろう)
 と、自分で自分を追い詰めていた。
 良い人ばかりじゃないけど、悪い人だってそういないのに。

 勝手に自分で自分を追い詰め、自分の手で周りとの接触を閉ざしそうになりそうな時、必ずその手を誰かが払いのけてくれる。
 そして、私が閉じようとした世界をその人の手が開けてくれる。
 その時、今まで感じることが出来なかった他の人の優しさや温かさがいっぱいあることに気づく。
 そんな時、
 (誰も敵じゃないんだよ)
 という、詩の一節が浮かんで来る。

 私は、自ら人との接触を閉ざしがちなくせに、人に救われることが多い。
 それでまたすこしずつ人と触れてみたいと思うようになる。
 徐々に、本当に徐々にだけど、近づいていく。
 そうやって、

 私は、泣きたいぐらい、本当は人が好きなのかもしれない。

 



2003年11月09日(日)
「傍にいるから安心して下さい」

NHK教育のドキュメンタリーで4年1組の子供達が、クラスメートの亡くなった父親に言っていたのが題名にあげたこの言葉。
 いやぁ〜、もうボロ泣き。
 何日か前にやっていた小児病棟のドキュメンタリーでも泣いたが。
 “人間のつながり”はやっぱり離しちゃいけないし、私自身も必ず紡いでいたいなぁと思う。

そういえば、今日の「サザエさん」見ました?
 波平さんとフネさんが結婚35周年(珊瑚婚)だから、と子供達が旅行をプレゼント。
 これは良いんだけど、旅先で落ち合う予定のいささかセンセイが急病。
 サイン会に穴をあけてしまう…と困った担当者のノリスケさん。

 あろうことか、磯野家の皆様にサイン会の代役を頼む。

 ありえる?


 で、なんで引き受けるのよ、磯野家?


 なんで、我も我も、と押しかけるのよ、北国の人々?

 波平さんのサインは
 「伊佐坂ナンブツ(←漢字)先生の隣人 磯野波平」
 だった。
 いらねーよ、隣人のサインなんて。
 しかも、素人の。

 フネさんも日本郵船の広告でタックルされながらもトライを決めて以来、ちょっとおかしくなったんだろうか。

昨日書き忘れたけど、酉の市に行って来た。
 「縁結び」「家族の健康」「仕事上達」「満願成就」…と、ありったけの願いを込め、10円を賽銭箱に放った。


 お賽銭は、一度は賽銭箱に当たった。

 そして、そのまま弾かれて、外へ消えた…。


 それでもお願いはしてきましたが、果たして叶うだろうか。


今日は選挙へ行って来た。
 某芸人さんの日記を見てたら、その方も行って来たようだけど、あれを見たらかなり今の住所が特定されるのでは?とちょいと気掛かり。

ルミネのお知らせ掲示板を見たら、キングコングの梶くんがまた体調不良らしい。
 今回は「続発性気胸」。
 小堀さんも数年前気胸を患い、手術したなぁ。
 その間、一人で仕事や営業をこなした修ちゃん。
 「営業で広いステージで一人ぼっちで数曲歌を唄わなければいけなかった時、どことなく寂しさがこみあげた」
 と、あの修ちゃんが“寂しい”と雑誌で言ってたのを見た時、じわじわ切なかったのを思い出す。
 復帰直後の超合金では、小堀さんは全然労わってもらえず、あげくには仮病疑惑も起こってたけど(^^;。
 それがF拳の良いところ。

 ネットで「続発性気胸」と検索したら、結構大変な病気のよう。
 10日の舞台キャンセルだけで落ち着けるのかな。
 この時期に沢山舞台に穴を開けるのは痛いかもしれないが、後からいくらでも取り返せるものもあるから、じっくり腰を据えて療養出来たら良いのにな。

 ちなみに、うちの父親は若かりし頃「自然気胸」を患い入院した。
 「背が高く痩せ型若い男性が罹る病気」
 ということを、事あるごとに強調する(^^;。
 ビョーキ自慢をしてどうする、という感じもするけど。
 
 そしてウチの母親は
 <これさえ出来れば料理上手と思われるテクニック>
 1つである
 「林檎の皮むき」
 をお見舞いの度に披露し、それで急速に交際を発展させたらしい。

 気胸が取り持つ縁。さしずめ「気胸婚」か。
 どっちかというと“奇矯”婚って感じだけど。

 ちなみに、母親が生前盛んに主張していた 
 <これさえ出来れば料理上手と思われるテクニック>
 のラインナップは
 「キャベツの千切り」「玉ねぎのみじん切り」。

 誰かの家で飲み会をするとなったら、必ず付け合せでキャベツを千切っていたそう。
 それだけは練習したらしい。
 他は何一つ出来なかったけど。
 ピロシキ1個作るのに8時間掛かったりとか。
 
 彼女の名誉のために付け加えると、子供が出来てからの彼女は料理好きだった。
 おかずもおやつも殆ど手作りだった。
 母が亡くなった時、従兄が
 「あぁ、もうおばちゃんのアップルパイは食べれないんだなぁ。
  教えてもらっとけば良かった」
 と、ぽつりと漏らしたほど。
 その味を受け継ぐに1番相応しかった私は、お菓子作りをしないので、何も教わらなかった。
 それがなんとも口惜しい。
 そのかわり、おかずの味付けは受け継げたけど。
 
 しかし、この間シチューを作ろうとスーパーに行ったら母が使っていたシチューのルーがなかった。
 粉末のブーケガルニが入っているフォンドボー。
 生産終了になったとしたら、なんとも寂しい。

来週の今頃は楽しいことが終了してるのかぁ。
 ふぅ、今から切ないわ(^^;。
 M-1も3回戦をニチョもハリガネも突破しているらしい。
 じゃぁ、次はいよいよ準決勝か。
 問題の。何かしら波乱が起きる。

 決勝に残れなくても、
 「カッコ悪い」とか「もうダメかもかなぁ」とかは思わない。
 少なくとも私は思わない。
 だから、本芸とは無関係の部分で
 (カッコ悪…)とか(何で?何でそんなことしたん…?)
 と思ってしまうような事件が今年は起きなければ良いなぁ、と願わずにはいられない。
 
 そういえばカリカはエントリーしてるのかな。
 去年にも増して「コント師」の印象が強いし、オトメメンの準備など色々大変そうだし。
 「新らすぃ〜」効果か、カリカ公式もはじめましてさんが増えてきた。
 (あれあれ?)と思うかきこみも増えてきたような(^^ゞ。
 「なんか〜、変なキャラが〜、面白い〜っていうかぁ〜」
 みたいな感じでカリカに食いついた人は、8月の「カリカ・コント」でやった
 「放送禁止用語」「放送解禁用語」
 を見たら、どう反応するだろう。
 見てみたい。

昨日、福岡であったコバイベントは近年稀に見るほどの無法ライブだったよう(^^;。
 行った人からメールを貰い、そのメールで見た限りは大笑いだったけど。
 とりあえず、客の1人はライブをやった1時間半の間、くすりとも笑わなかったらしい。
 凄すぎる。芸歴10年以上の人のライブでそんな光景が見れるとは(笑)。
 中国だったら、間違いなく国外退去処分だろうなぁ、と思うことも色々やったよう。
 「NHK」=「N…ナニワの H…ハレンチ芸人 K…ケンドーコバヤシ」
 というしょうもない言葉遊びまで浮かんでしまった(^^;。
 



2003年11月08日(土)
「親指みたいな( )のくせに!」

オンバト、思い出して見てたけれどもハリガネのオチあたりで寝てしまい、次課長は見れず。
 友達に聞いたら人形劇のネタだったそう。
 吉本寄席で見たやつだ。
 あのネタであんなにボールを集められたか…と少し驚いた。
 あんまりNHK向きのネタでは無いと思うけど。

ハリガネのツカミで、坊主にした大上さんは親指のようだと松口さんが言っていた。
 それを聞いて

 「親指みたいな(顔か体型)のくせに(もしくはしやがって!)」

 と、誰かが言っていた煽り文句を思い出した。
 でも、誰が誰に言ってたのかが思い出せないのでもやもや中。
 すごく
 (あぁ〜、気づかなかったけども言われたら確かにそうやわ〜)
 と感心してしまったほどうまい言い回しだったのに。

「STICK OUT」で「まがいもの」のレポートを読んだ。
 書き手の楽しさや喜びが伝わってくるライブレポートって本当に良いものだなぁと思った。

 私は欲張りなので、出来れば楽しいことはいつまでも忘れないで覚えていたい。
 ライブレポートを作るのはそういう自分のためでもある。

 今はチラシの裏にささっとメモるけど、前は小さなノートにメモをとっていた。
 遠征の時は、ホテルに帰るとそのメモをもとにレポートの下書きを手書きで作るのが恒例だった。
 PCでも時々打つ手がもどかしいが、手書きはもっともどかしい。
 頭と手が追いつかない。
 書いてる内にメモれなかったライブの内容を思い出したり、感情がよみがえってきたり。
 “もやもやっ”“うずうずっ”と自分にしか分からないものをどう言語化するかで、手が止まる。
 私の知りうるボキャブラリーの中で、何が一番その状態を表わすことに相応しい言葉であるかを探していく過程が1番好きだ。
 
 来週、私はどんなライブレポートの下書きを作ってるんだろうな。 

「LOOK at STAR!」という雑誌にハリガネが出ていた。
 浪モト9割、M-1GP1割、みたいなインタビュー。
 今年は勝ち負けにこだわらず原点に戻って挑戦する、とコメントしていた。
 今年が1番気楽に臨める、とも。

 ファンになって初めて、肩の力を抜いたハリガネロックを見た。
 “漫才”“勝負”“金”
 とつくものには手当たり次第噛みつく、乗る、というのがハリガネロックの印象なので。
 なんとなく「M-1の呪縛」から逃れられそうだなあ…と感じた。 

  



2003年11月07日(金)
快楽vs空腹

会社を出て3分間は

(あー、旅行会社でクーポン引き換えて〜、
 ルミネに当日で入って〜、
 帰りは「新宿ねぎし」で牛タンでも食べて帰ろう)

 と、決めていた。

しかし、歩いてたらすごくお腹が減ってきた。
 私は空腹になると血糖値が下がり過ぎるのかどうかは知らないがともかくフラフラとなる。
 たら〜っと冷や汗が流れ始めた。

 (いかん、いかん!
  このまま電車乗ったら倒れるかも)

と思い、結局新宿には行かず地元のとんかつ屋でメンチカツ定食をわしわし食べた。
 カリカも2丁拳銃も次課長も空腹には勝てず。
 それに、大阪行きのため色々揃えるものもあるから出費は出来るだけ抑えるようにしなければ。

友達からメールが来た。

「久しぶり。今日のオンバトはハリガネ出るよ。知ってたらごめんね。なんか、知ってても見なさそうな予感はするけど一応お知らせです」
 なんていう内容。

 昨日、GO!GO!7188が出た回のトップランナーのアンコールを見てたらCMが流れたんで、出ることは知っていた。
 それを見た時、(あぁ、明日なんだ)とも思った。


 …その思いは翌日まで続かず。
 もらうまですっかり忘れてた。
 >知ってても見なさそうな予感はするけど
 という個所は、私のことを知ってる彼女らしい。

約3時間後も覚えてますように…。



2003年11月05日(水)
すきなもの

「最近、ゆらゆら帝国が好きだ」
 というと
 「へぇ〜、ロック好きなんだ」
 という反応を貰うことが多い。
 ゆらゆらが好きというだけであって、ロック全般が好きというわけじゃないんだけどな。
 でも
 「GO!GO!7188が好き」
 と言った時も
 「あぁ〜、あの懐かしいロックする女の子ね」
 と言われたな。
 じゃぁ、ロック好きということで。

 多分これから先も好きやろうなぁ、というミュージシャンはspitzなんだけどな。
 spitzもマサムネ氏はブルーハーツに影響されたというから、じゃぁやっぱり根底はロック好きなんだろうか。

ルミネ年越し&年明けスケジュールが出てた。
 私の中のBIG4は一度に揃わない。
 自分がいない東京で揃ったらチト口惜しい。
 ルミネで年越しするのは私の場合まだまだ先のような気がする。
 せっかく都内に家があるとはいえ。

ニチョケン公式は、やっぱり色んな意見がある。
 私がこういう時に思うのは
 (ファン以外はどう思ってるんだろう)
 ということだ。
 ファンだから見えないことも分からなくなってることもある。
 世の中にはファン以外の人の方が圧倒的に多いんだから、“好き”という贔屓目がない人達の意見を知りたい。

 しかし、最近ニチョケン公式のお客さんの精神年齢がグーンと上がったような気がする。
 前だったら
 「悲しくなるから削除して下さい!!!!!!!」
 とか
 「嫌だったら来なきゃ良いじゃないですか!!!!」
 とか
 「がんばってるのにひどい!!!!!!!」
 などというように、考えることを最初から拒否しちゃうかきこみが続いてたような気が。
 それがいつのまにか、自分の考えを一生懸命伝えようとするかきこみがすこしずつだけど増えてきた。
 同時に、相手のいいたいことや考えを頭から否定するかきこみも徐々にだけど減ってきつつあると思う。

 “ファンマナー”の代名詞として手垢が付き始めたので最近はあんまり使いたくない表現になってきたけど、これもまぁ松口祐樹氏いうところの
 「ファンは芸人に似る」
 の1例かもしれない。

 ファンだけが必死になって 
 「彼らはあんなに頑張ってるじゃないですか!」
 というのは、個人的には
 (なんだかなぁ…)
 と思う。
 頑張ってない人の方が珍しいし、頑張っても結果がおいついてなかったらあんまり意味もなさないし。

 多分同じものを見てる筈なのに、受け手次第で評価はあんなに違ってくるものなんだなぁ、とちょっと感心した。
 受け手次第でどうにでもなるもの。
 どれが正しいとかどれが間違ってるとかいうものでもなかろう。
 自分の価値観を他人に押しつけなきゃ良いだけの話。

 私個人の考えは、カリカ・家城さんが書く

 >誉めてくれる人も、けなしてくれる人も、皆やりたいようにやりましょうよ。
 
 という感じ。
 ちなみに、私は公式掲示板にあんな風な意見のかきこみがなされるのは別に悲しいとか嫌だとか思う方ではない。

 「修ちゃんまぢ大好き☆(ぇ」
 という寒い一人ツッコミや、
 「彼女おるんですか!?」
 など、しょーもないものが延々と連なってる時の方が悲しいし、嫌。
  
唐突に、ヤプースをレンタルしました。
 アドレスはこちら
 大阪の旅日記として借りたものなんで、そないに更新しないと思います。

 ちなみに、ヤプース日記のタイトル
 「happy-go-lucky」
 は、和英辞典によれば「気まま(のんきなという意味合い)」。
 これだけ前向きな単語が揃ってれば、最強ですわな。
 もし、携帯のアドレスを変える前だったら、これにしてたかも。

 サイトのアドレスも、ネット用のメールアドレスも、携帯メールのアドレスにも
 「honey」
 をいれている。
 別にラルクのファンでも、プーさんのファンでもない。 
 プーさんで思い出したけど、ディズニー好きやサンリオ好きをアピールする人にはなんとなく胡散臭さを感じる。
 どうでも良いけど。

 で「honey」だけど、“ハリガネロック”の“ハ”と“2丁拳銃”の“ニ”を足したら語感が似てたので、そこからとった。

 なんで、サイト名をそのものずばり
 「honey」
 にしなかったのかといえば、あまりにも
 “甘々ファンサイト”
 の典型名のような感じがして恥かしかったから、の一言に尽きる。
 そして、ぶっちゃければ将来“honey”と思えなくなる場合も一応考えたから。

 同じ方式をとれば、“千原兄弟”と“カリカ”では“チカ”=“地下”=“underground”、というどえらい暗示になる。
 頭文字の数奇とはこのことよ。



2003年11月04日(火)
どうでもいいですよ♪(byだいたひかる)

仕事をしていたら、部長が
 「どう!?」
 と言って来た。

おもいっきり
 (はぁ〜っ?)
 だった。
 ハリガネ漫才の「学校の先生」ネタで、松口さんが英語教師にイキる時の口調バリに。
 何についての「どう!?」なのかさっぱり思い当たる節無し。

唯一思い当たったのが彼から依頼された仕事の進展具合だったので

「えぇ〜と、ボチボチというか、まだまだです。
 申し訳ありませんが」

 というと

 「えぇ〜、まだまだ?きついねぇ、結構」
 と不満そう。

 どうも、仕事の進展具合では無さそう。
 ならば、一体何のことだ?
 全然話が読めず、困惑。 

 そんな私の困惑をよそに、彼は
 「ダメかなぁ、これ」
 といいながら、メガネを外した。

外したメガネには、金ぴかの細いチェーンがついていた。
 PTA会長がつけてそうな。

要するに、彼が私らにたずねたのは

「メガネにチェーンつけてイメチェンしたオレってどうよ!?」

 だったらしい。
 
本っ当に、

「どうでも、いいですよ〜♪」(以下、延々と繰り返し)
 だ。
 世の中で、これほどどうでも良いことはないわぁ、と目からウロコが落ちるほどに感心してしまった。
 キングオブ「どうでもいいこと」。
 そして、偶然とはいえ、どえらいコメントを発した自分を褒める。
 ナイスタイミング。

彼はしぶとく諦めず、
 「若い女の子のコメントくれくれ光線」
 を出している。
 しょうがないので

「あぁ、メガネにチェーンつけたんですね〜」

と、“感想”ではなく“事実”を繰り返した。
 それも、彼の口から発せられたものの。

すかさず、ミカコさんが
 「あら、メガネにチェーンつけたんですね〜」
 と、私の発言の間投詞の語尾のみ変えた発言。

主任は、
「へぇ〜、メガネにチェーンつけたんですね〜」
 ちょっと、間投詞に“感心”というお世辞を付け加え。

結局、部長がウチの班から得られたコメントは

「メガネにチェーンつけたんですね」

 という、ただそれだけの事実の確認以外何も無かった。


 あんなにどうでも良いものを見たのはどれぐらいぶりだろう。

 そして、どうでも良いコメントを発したのも。

帰省分の飛行機のチケットを会社から取った。
 中々ネットが繋がらなくてどうしようかと思ったが、なんとか希望の便を行きも帰りも確保できた。
 さっき、確認したら私が福岡に帰る日も東京に戻る日も満杯になっていた。

 こういう時、なんだかとってもにやりとしてしまう。
 しめしめ。

今年の初ライブは、「ハリガネロック」に決定。
 4年越しの夢が叶った。
 出来れば2003年のシメは2丁拳銃にしたいが、それはいつになるだろうな。

数日前、
 「今度、新譜で買う予定はKICK〜のベスト」
 と書いたけど、違うものを買う。

 いずれはKICK〜も買うだろうが、私が今月買うCDは
 「な・ま・し・び・れ・な・ま・め・ま・い」。
 ゆらゆら帝国初のライブアルバム。
 
 今年の5月に恵比寿でやったライブから「ゆらゆら帝国のしびれ」「ゆらゆら帝国のめまい」の収録曲のみを取り出したもの。
 全10曲で、税込1050円、という破格値。
 もちろん、惹かれたのは値段ではなく、音楽。

 私が「しびれ&めまい」収録曲で好きな「傷だらけのギター」や「冷たいギフト」は入らないのは、ちょっと惜しいけども楽しみ。

好きなものが新しく見つかると、どうしてこうも楽しいのだろう。
 
 




2003年11月03日(月)
器は大きくありたいねぇ

東海大学代々木校舎の学園祭に行った。
 坂を上った住宅街、という予想とは全然違った立地条件だった。
 12時から整理券を配る、と書いてあったのでそれより前になんとなくいってみたら、ちょうど配布を開始するところだった。
 どう見ても15〜20人ぐらいしかいないのに、整理券は50番以降だったので
 (ハテ?)という感じ。
 学内の関係者とかに50枚ぐらい配ってるんだろうな。

去年の福大や九産大に比べたら模擬店の数や客足も少ないので、素敵さんに
 「先着500名、と書いてありますが100名も来るのか〜?と言った感じです」
 なんてなメールを送ったが、いざ整列させたら2桁台なんて余裕で早い方であることが分かった。

 整列の間、色んな芸人の噂話が耳に入った。
 (Jr.主宰の『キレキレコンツェルン』の入会条件をこなしてるのか?)
 と思うぐらい、色んな芸人が色んなところでキレているよう。
 よくもまぁ、皆様そんな場面に出くわすものだなぁとも思った。
 出待ちやってたら、そりゃ見るか。
 「出待ちの態度で芸人の素って分からなくねぇ?」
 と、笑ってしまうようなことを言っていた。
 そこまでして素を知りたいかね。
 
ぼけーっと待ってる時間は別に苦じゃないので、開場待ちの整列の際も、それほどいらいらしなかった。
 なるべく前で、真ん中で…というポジション探しも無縁。
 適当に空いてる所を見つけてちょこんと座った。
 こういうところは、本当に私は枯れていると思う。

ライブ自体は面白かったけど、2度ほど(えっ?)と思うことがあった。
 芸人でも実行委員でもなく、客の態度で。

1回目は、ダイノジがハケる時。
 お客さんが2名、プレゼントを渡していた。
 大谷氏には花、おおち氏にはバナナ(笑)。

 私はこれを
 (あ〜、ダイノジに渡したかったからそこの席に座ってたんだー)
 と、微笑ましく思いながらそれを見ていたんだけど、後ろの方から

 「ずるくな〜い?」「抜け駆け〜」
 というひそひそ声が聞こえた。

 “ずるい”、“抜け駆け”ねぇ。
 そう思える思考回路が凄い、と思った。

2回目はコーナーの時。
 じゃんけんで勝ちぬいたら、今日のメンバー5組が書いたサインを1セット5名にプレゼント、という企画があった。
 ところが、絞られたのは6名。
 1名は涙を呑んでもらおうか?ということになりかけだった時、あと1セット用意できた。

 芸人は「良かったなぁ」といった。
 しかし、一部の客は「えぇ〜」「な〜んだ」と不満を漏らした。
 「負けて欲しかった、みたいな呟きが聞こえた」と、芸人の誰かが冗談っぽくいっていた。

 じゃんけんに負けた人間が何をうだうだゴネるのだ、と思った。  
 己は運が無かったくせに。
 他人の幸運を喜べない度量だから負けんねん、なんてなことも思った。

 人間の醜い部分を見たなぁ…と思った。
 あぁはなりたくありません、ホント。

ニチョケン公式はどの方向に進むでしょうか。

 自分の人生の最終評価者は、そりゃ自分だろう。
 だけど、そこに行きつく過程には、他人が決める「成功」や「失敗」もある。
 ライブの動員数や販売ソフトの売り上げ数や視聴率など、取り組んだ成果が分かりやすく数で示されるものは特に。
 客観的な面での評価の存在も頭の片隅に入れておきたい。

 他人は分かり易いものでしか評価をしない。
 そこから下(ライブの内容や演技力など、数量化出来無いもの)の部分まで見ようとするのは、その人達に興味を持っている人か、興味を持たざるを得ない人達(取材の下調べなど)ぐらいだろう。
 
 自分達について特に何の興味も持っていない人をネガな感情にしろポジな感情にしろ、とにかく引きつけるのが2丁拳銃の仕事だと思う。
 知ってもらわないと始まらないから。

もっとも、他人の人生の選択を「失敗」だ「成功」だと、たやすく評価出来ると思うことほど怖いものは無い、とも思う。
 「数」という分かりやすいものはまだしも。 
 



2003年11月02日(日)
これ

4じ6じに行った。
 考えてみれば、今日は大阪からゲストが来なかった。
 とはいっても、ルミネ芸人の殆どは関西弁の兄ちゃんというかおっちゃんだけども。

 パンクブーブー、おはよう。、じゃぴょん、はりけ〜んず、COWCOW、とここまでは予想通りの出順だった。
 2丁拳銃→キム兄→130R、でシメかなぁ、と。
 ところが、COWCOWの次が130R。
 (わ〜、ニチョはトリから2番目なの!?)
 と、かなりびっくり。


 しかし、この後もっとびっくりする。


130Rがハケると、なんと明転…。
 休憩のアナウンスが始まった。
 (これって…「本日のネタ組終了」ってこと?)
 と、あごが落ちるかと思うほど、ぽかーん。


 (ち、ちょっと待ってよ!
  ニチョは?キム兄は?
  ロビーにも下にも出番取り消しは書いてなかったやん!
  お目当て2組が2組とも出ないなんて、ありかい!)

 と、今度は般若の面持ち。
 心の中ではゴジラが暴れていた。
 
 休憩後、ニチョのアニメーションが出て来た時は力が抜けた。
 あー、良かった。

今日の4じ6じに行こうと思ったのは一昨日、新喜劇を見ながら
 (そういえば1ヶ月ぐらい2丁拳銃のネタを見てないなぁ)
 ということに気づいたから。

 福岡にいた頃は、1ヶ月どころか半年ぐらいの間隔は当たり前だったのにね。
 人間、贅沢を覚えると欲求は果てない。


今から書くことは、

「あくまで“感じ方”の問題で、“正しい”“間違ってる”の問題ではない」

 ということ念頭に入れて、読んでください。

10月初めに2丁拳銃のネタを見た時、ちょっと戸惑った。 
 ネタ運びに“荒れ”や“ざらつき”を感じたから。
 今までネタ中の2丁拳銃にそう思うことはなかった。
 そして、3日後ぐらいに見た時も同じことを感じた。

 それ以降、ネタを見てないのは単なる偶然ですけどね。
 でも、見てないから余計に気になった。
 SPコントや新喜劇は見る機会があったけど、それは“演じてる”2丁拳銃だから。
 (ネタ組で出てる時、今の2丁拳銃はどんなネタ運びをしてるんだろう)
 と、いうことを舞台を見ながらちらりと思っていた。

 2日の4じ6じは、連休中に唯一2丁拳銃がネタ組で出る日。
 やっぱり、これは逃せないだろうなぁと思った。
 金曜日の新喜劇を見てから急に、だけど。
 連休に見るお笑いは、東海大学代々木校舎の学園祭(無料)ぐらいしか予定に入れてなかったけど、
 (2丁拳銃のネタを落ち着いて見たいなぁ)
 と思ったので、お金を払って見ることにした。
 「NUTS」を蹴ることだし…。

だもんで、130Rで明転した時は愕然とした。
 (ここまできてお預けってありか!)と。

 でも、基本的なとこは私はポジティブなのかどうか知らんが

 (こうなったら、代々木校舎の整理券もらいに朝の8時から行ってやる!)
 と、急に闘志が湧いてしまった(^^;。
 前向き。8時に行って空いてるんだろうか、学校は。

と、短期間に色んな波乱万丈が個人の心の中でめまぐるしく起こった4じ6じ。

お目当ての2丁拳銃はどうだったのか、というと

 (これ!)
 と、力強く思えた。
 (2丁拳銃の面白さはこれだ!)と。

 最初、「ジョルジョーニ」かと思ったけど違ってた。
 “ジョルジョーニ”ぽいけど、違う。
 私はこれは初めて見た。
 時々、小さなハプニングは起きたけど、飄々とそれらは片付けられた。
 そして、“一本ネタ”。
 3本くらいのネタをつなげるんじゃなくて、このネタだけで10分。
 でも、全然ダレなかった。

 見てる間、とてもほっこりできた。
 にこにこっとした。
 なんとなく、嬉しくなった。
 (2丁拳銃は面白い)と、素直に思えたから。

小堀さんがツカミで言ってた一言が、なんとも小堀さんらしかった。
 
 「僕ら、頑張ってるんですけど」。

 大抵、こういう時って
 「頑張っていかなアカンなぁって思ってるんですけど」
 みたいなのが多いのに、と。

 ちなみに
 「僕ら、頑張ってるんですけど」
 と言った時の口調は
 
 (自分で言うなやー)
 と、思わず言い返したくなるような憎たらしいものではなく、

 (あぁ〜、そうなんですか〜)
 と、縁側でお茶でも淹れたくなるようなほわんとしたものだった。

 このトーンの一言を聞いた時点で
 (今日、イケるかも)
 と、直感的に思った。

 何せ、私が戸惑いを覚えた日は、冒頭の挨拶すら無かったので(苦笑)。
 挨拶を飛ばしたことに加え、
 (う〜ん…。そんなん言っていいの?)
 というような言葉を客にちょっと浴びせたりもし、舞台上と客席の空気が止まったりもしたなぁ、今思えば。

(行って良かったなぁ)と思うネタをした2丁拳銃が見れて良かった。
 私自身も何かを吹っ切れた感じ。

ちなみに、今月から始まった「SP Menu」。
 今日の4じ6じは面白かった。
 ルミネであんなに楽しかったコーナーライブは初めてかも。
 2丁拳銃が出たら、「もみじ」をやらされるのは100%小堀さんだろう。
 久しぶりにボケまくる井本くんを見た。
 SbFとか思い出した。

 あと、今日「おはよう。」を見たので、元フルーツ大統領メンバーで生を見たことないのは、元シンドバットだけになった。
 こればかりはどう頑張っても無理だ。
 
 出る枠は違ってたとはいえ、2丁拳銃、COWCOW、おはよう。、ブラザース、と結構12期が揃っていた11/2。

 明日は、どう考えても学園祭の実行委員が私と同じツボだと思わざるを得ない素敵メンバーの学園祭。
 小田急線に乗るのは初めて。
 
ソフト化される「浪商」の値段が高い。
 16000円には一体何か付録はあるんだろうか。
 見に行った人の感想は好意的なものが多かったけど、自分の目で見ていないものに16000円を出すほど、のめりこんでもいない。

 レンタルされるなら、まずはそれを見て、手元に置いておきたいかどうかを考える。

 レンタルされないなら、
 「浪商は、上映時も上映後も私に縁が無いものなのだ」
 と、結論付ける。

今月は大阪行きもあるし、月イチDVD購入は止めた。
 本当に手元に置いておきたいものだけ買うことにしようと。
 「D関西」を思いきって買うか、「プロペラ〜」をひたすら待つか、楽しい検討中。 
 



2003年11月01日(土)
「お笑いタイフーン」登場

お笑いタイフーン最新号に2丁拳銃が載っていた。
巻頭特集数組のうちの1組、と華々しい扱い。
若干うろたえた(^^;。

タイフーン刊行当時、スタッフさんがあるファンサイトにこんな感じのかきこみをしていた。

「どんな作品でも、創り手に愛情が無いものは駄目だと思う」

タイフーンを一過性のブームの一環ととらえる人はいると思うけど、ちゃんと一つひとつ愛情を込めて作ったものを世に送り出しました、と。

 タイフーンのこんな心意気が好きなので、2丁拳銃がやっと取り上げられて嬉しい。どれだけ待ったことか。



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