とどすダイアリー
日記の目次以前のログ(昔へ)以降のログ(先へ)


2003年08月30日(土) なんちゃってOFF会

リットーから出版されているCD付き教則本である「なんちゃってジャズギター」の著者である亀井たくまさんとのオフ会。
http://www.rittor-music.co.jp/hp/books/guitar1_data/00201021.htm
この本はアメリカでお世話になっているなかなか有効な教則本である。題名は「なんちゃって」だけど、それはアプローチの仕方だけであって初心者にはお勧めの教則本だと思う。掲示板からコンタクトが始まり、スイスイとオフ会の開催が決まったが、亀井せんせいの教室に50歳でJazzギターを始めた生徒がいるから彼も参加するとの事。もちろん大賛成。U田さんと言われる方が来られたが、いきなりS松さんが今日ジョインするから、と言う。????クェスチョンマークが連発する。どういうこと??

U田さんによれば今日のオフ会の事前情報収集でTodosのサイトをチェックしてたら、実はTodosのミスでリンクがU田さんが属していた大学のデキシーバンドの発展グループのサイトに繋がり、更にS松くんの事が書いてあることを発見したとの事。そしてチョット遅れてS松さん登場し3人でのオフ会の予定が4人に拡張しジャズにギターに話の花が咲く。亀井さんはジャズだけでなくブルースもロックも幅広く演奏されるそうで気さくな好人物だ。U田さんもクラリネットのご経験があるし、ジャズにずっと接して来られているので上達が早いご様子。ダキストのギターを持っておられるそうで羨ましい限り。一次会でS松氏はお帰りになり近場の3人は2次会へ。バーボンのボトルをとってグビグビと飲みまくる。みな強いね。明日は日曜だし多少の二日酔いは気にしないね。しかし家の近くで飲むのは楽でイイね。
これからもこのオフ会続けよう!!


2003年08月29日(金) 小学校プレ同窓会

夕方にhttp://teamtodos.web.infoseek.co.jp/jazz_funtoki_003.htmlに掲載させて頂いているS田先輩の事務所に伺い情報交換。ギターのE藤さんが居られ今日はギター教室が開催されると言う。E藤さんは最近175から、ナ、ナ、ナントSuper400に買い換えられたそうでいきなり弾かせて頂いた。これが、あのSuper400か。確かにデカイ。E藤さんも体が大きい方ではないので、サイズについてはシンドイとおっしゃっていた。でも憧れの機種。E藤さんの前でS田先輩のベースと昨日演奏したナウ・ザ・タイムをやらせて頂いた。なかなかJazzの香りがしますよ、とお褒めの言葉を頂いた。大先輩からのお言葉大切に胸にしまっておこう。

そしてオペラシティーで小学校の友人が数名集まってくれて、同窓会の準備会を一時帰国した私を囲んでやってくれた。殆ど40年ぶりに近いが、話が進むにつれて当時の面影が更に重なってくる。お酒もグイグイと進んで楽しいタイムスリップだ。同窓会は年末28日に、と言うことで決まったので私も当然参加できる。楽しみだなあ。


2003年08月28日(木) ギターを買ってJJへ。デビューじゃ!!

さて今日は一つのエポックであーる。
夕方nakaGさんに付き合ってもらって渋谷魚金へ。日本で使う為のギターを購入するのだ。既に魚金の西村さんにはメールで連絡してあり、杉本篤彦さんやHiro師匠が使っているAERのBingoを確保してあるので(私のような初心者にはチョット勿体ないとは思うけど、これは「勢い」なのだ。アハ)後はギターの選定。魚金は50万円くらいが平均的な価格の高級フルアコ中心に品揃えしているが、Jazzギタープレーヤーの裾野を広げると言う意味なのか韓国製造のEpiphoneを数種類置いてある。アメリカで魚金のサイトでチェックしていた段階ではES175タイプかL5タイプのどちらにしようかと思っていたのだが、現実に見てみるともう一機種が割って入ったのである。
それはEmperor IIと言うモデルでJoe Passのシグネチャーが入っている少し薄型のフルアコである。Joe PassはGibsonを使っていてその後Ibanezを使用しておりEpiを使ったと言う話は聞いていないが、そんなことはまあどうでも良い。サウンドが良くて弾き易ければいいじゃん。やはり昨日見た杉本さんのL5 Signatureのボディーの厚さが目に残っていた事もあり、ES175などのフルサイズの厚さではなく薄めがホールドし易い感じだ。
持ち替え、弾き比べしこのEmperor IIのナチュラル仕上げに心が傾き、nakaGさんにも色々と弾いて貰って太鼓判を押してもらった。やったね。
http://www.walkin.jp/guitars/127377.htm
(いつまでこのリンクが有効かわかりませんが・・・)

魚金近くのねぎしで牛タン麦とろをnakaGさんと食べて、早速じゃのめへ。
ドアを開けるとおいしゃんがテナーをバリバリ吹いている。ドラムはTomさんが叩いている。ゆQさんや米さんも後から現れる。知り合いばかりで気が楽になってきた。演奏が次々と進み10時半くらいになったところでホストの廣瀬Pさんの呼び出しでTodosの初ギターデビューがやってきた。曲目はHiro師匠との課題曲であるチャーリーパーカーの Now's the time 。Epiをポリトーンのアンプに繋いで120くらいのテンポでリフが始まる。Todosもリフを弾いちゃた。おいしゃんのソロが始まってリズムを刻んだ。たまに間違ったりしたけど、それはそれとして楽しく進めた。そしていよいよTodosのソロである。間違おうがどうしようが、まあ何とか3コーラスを弾ききった。

躓きながらだけど、ともあれスタートを切ったよ。後押ししてくれたSAXOZISAN, nakaGさん本当にありがとう!!


2003年08月27日(水) 杉本篤彦レッドペッパーライブ

今日のフライトは実質14時間弱。メラトニンと言うサプリを飲んで半ば強制的に睡眠を取りながら到着後のハードスケジュールに備えた。ここでもSonyのノイズキャンセル機構付きヘッドフォーンが大いに役に立った。午後1時過ぎに成田の着地。ニッポンだ。

まずは神田でOK牧場のベース弾きの新○サンに約3ヶ月伸びきった髪の毛をカットしてもらい準備完了。7時に新橋レッドペッパーへ。到着すると既にMortatさんと会社の同僚の方がギターに一番近いポジションを確保してくれていた。杉本さんもスタンバイしており準備万端。我々グループはこのほかにイギリスからRio DeLongさんが参加され、WakaP〜さんもジョインされたので合計5名。やったね。

今日の杉本篤彦バンドはアコースティックベース、ドラムスとのキーボードレストリオ。いきなり4ビートのブルースで始まり、次々に聴きなれたオリジナルが続く。ベースとのコラボが心地良いですねえ。若大将の元気なMCも絶好調、ノリノリの演奏で観客もノリノリ!!
十分にツーステージを楽しませて頂きました。


2003年08月24日(日) 大野智子 Live at Blue Note NY

急に湿度が下がり、体感的に過ごしやすくなったNYです。今日はブルーノートでピアノの大野智子さんのサンデー・ブランチ・ライブ。12時半と2時半のツーステージ。繊細なフレーズを強力なタッチで弾き切る大野さんのピアノはすっごく良いのです。「10人くらい連れてきて」と言う要望に応えて集めましたよ10人!!応援団結成って感じかな。

今日のトリオは大野さんと同じ町内に住んでいると言う町内会トリオ。でもベースは、あのルーファス・リード!!なんですよ。そしてドラムはティム・ホーナーと言う日本びいきの堅実派。このメンバーで大野さんのセカンドアルバムが録音されているし、しょっちゅうギグをやっているみたいなので息はピッタリ。

12時半の開演には大体70人の観衆が集まった。今日8月24日はチャーリー・パーカーの誕生日なのでビレッジでは無料コンサートをやっている中なので大健闘である。その内10人を集客したTODOSもエライ!!なんてね。
曲目はオリジナル中心に進んでいくが、ストレートアヘッドなトリオ演奏がスリリングだ。特に何と言ってもルーファス・リードのベースが凄い。存在感が何と言っても大きい。ベースの4弦がエクステンションされており、時折本当に低い音を出してくる。こんなベースもあるんですね。

曲の紹介などは勿論リーダーの大野さんがやりますが、当然英語ですよね。なかなかウィットに富んだ楽しいステージングも見事でした。ファーストセットが終了しましたが、そのまま居残ればセカンドセットはタダで聴けるとあってTodosは残って更に聴きました。2セット聴いて十分に堪能して、食事とドリンク、税金にチップゼーンブ入れて30ドルかからない!!これがNYですね。

いやー本当に良かった。


2003年08月23日(土) ボーカルレッスン3回目

今日は昨日から一転して爽やかな気候となった。湿度が一日にして急に下がった感じ。6時に起きてゴルフの練習に行った。

ニューヨークではJALベスト30と言うアマチュアの試合が毎年8月に行われている。ハンディキャップの関係ない完全なスクラッチ競技であり3ラウンドの合計で競われる。優勝はJALのファーストクラスで日本往復などアマチュア規定に反する豪華賞品。歴史のある試合で古くは私の前の会社のF尾さんが2年連続、S井Tさんも優勝している。そして昨年まで2連覇していたN川君が何と3連覇を遂げた。当然3ラウンドとも70台のスコアを並べての気合いの入った優勝。こうなったら4連覇を私が阻止するしかないのか?と言う思いで練習に行ったのだ。笑い事ではない。

そして小田先生のレッスン。今日はボイスにブレスを混ぜる発声や(囁くように歌うのとは少し違う)、声を切りながらリズム重視で歌う方法などテクニックを教わった。勿論、先生の見本はタップリと聞かせて貰う。「どう、私は上手いでしょう」と歌うのではなく、多様な技を使いながらどうやって自分を表現するのか、一緒に演奏しているミュージシャンと音をぶつけずにどうやってコラボレーションするのか、決して空間を埋めずに、ピアノの音、ベースの音など楽器の音を聞きながら自分の声も楽器の一つとして扱うと言うことを様々な角度で教えてくれたのだと自分では理解する。歌ったのは All of me, 嘘罪, Dream など。こういう誰でも歌う素材をオリジナリティーを出して歌うようにと。最終回には伴奏MIDIのプロ版を作ってくれるそうだ。頑張らねば。

ギターに歌にゴルフ、忙しいな。あ、勿論昼間はお仕事、お仕事。

==========================

そして夜。ギターに戻って練習だあ。買ってあったJazz入門書・楽譜を見ていたら「セッションで困らないための必修スタンダード50曲 はじめてのジャズ」ってCD付きの楽譜を買ってあったのを思い出した。ブルースのところに Bag's Groove, Now's The Time が掲載されていてキーがFだ。おまけに Now's The Time はCDにマイナスワンが収録されている。ピアノトリオがセッション風にバッキングしているので参考になるかなと思ってやってみた。残念ながらフォーバースが入っていないけど・・・。

テンポがHiro師匠のお手本の120に比べて140と大分早いけど、何とかバッキングはついて行ける。バッキングも几帳面に全部弾くのと途中抜かしてテキトーに入るところを間違えないようにワザとやってみたり、色々やってみた。何かバックのニュアンスが違う感じもするのだけど、何でかな?今度Hiro師匠に聞いてみよう。



2003年08月22日(金) 訪日前最後のレッスン

今週は毎日自分で録音したFのブルースのバッキングに合わせて相当練習をしたつもりだった。確かに時間的には何度も何度もMDの再生ボタンを押して繰り返し、繰り返しフレーズを頭に叩き込み、指に覚えさせようと体育会的な乗りで練習したヨ。何かそれなりにこれまでのレッスンの成果が出てくるような気になり、こんなもんだろう、なんと不遜な自信を持って今日のレッスンに臨んだのだ。夏休みモードなのか道路はガラガラでスイスイと師匠の家までルンルン気分で行ったのだが・・・。

元気にチューニングを済ませ、それとはなしに師匠がバッキングをやってTodosがソロを取るというツーギター・セッション風にレッスンがスタートした。ま、覚えてきたことだからそれなりに自信を持って進んだ。ここまではお褒め頂いたのだが、ツーファイブを理論的に分解し、DVDの例を分析してそれをコードのアルペジオとスケールで見ていった。そうすると理屈ではDVDでやっていたツーファイブがただ物まねして弾くだけではなく成り立ちが見えてきた。

しかし「見えてきた」と「それが出来る」ことの距離はロスとNYくらいあるのだ。アルペジオでコードトーンを弾くことをさぼっていたのが見え見えである。だから出来ないのだろうな。だから、更に進んで12小節の中で、その部分に来たらGのペンタをベースに転調してC7からF△7の音を入れるなんて、残念ながら出来ずに師匠に呆れられてしまう始末であった。

Fのペンタを基本にどうやって塩とコショウを振るのか、ジャムセッションの心得とコツは、ボリュームをどう扱うか、など最後の方は「もし日本でセッションに引きずり込まれた」際の注意点を教えて頂き今日のレッスンは終わった。

凹んでばかりいられない。この週末は必死で練習しよう。


2003年08月21日(木) 焼そばが食べたい時

アメリカではローメン(Lo Mein)と注文しなければなりません。エビ焼そばならシュリンプ・ローメン、焼き豚焼そばならチャーシュー・ローメンです。チャオメンと日本で言いますが(炒麺と書いて)、これを頼むとあんかけ風野菜炒めが出て来ます。アメリカに済むようになって深まるばかりの謎です。一度店の中国人に聞いてやろうと思っていますが、実現していません。ナンデダロー


2003年08月20日(水) 間違ってた

そんな大げさな話じゃあないんだけど、ギターストラップのこと。Hiro師匠にストラップを使う癖をつけておいた方が良いよ、と勧められ皮製の立派なストラップを購入したんだけど、その取り付け方向を間違ってたのだ。太い方と細い方があるのだけど、何となく太い方をギターのお尻に、細い方をネックの方につけていた。どうも左肩のところで繋ぎ目が来て当たって痛いよねえ、と思っていたら実は反対だったのだ。逆に取り付けたら何とカンファタブルな事か。しょーもない話だけど、これだから初心者なのよねえ。昔使ってたストラップは布製でどっちも同じ太さだったから・・・。何て言い訳だよねえ。
しかしHiro師匠!!、何度か間違った状態でレッスン受けてたんだから指摘してくれても良かったんじゃあないの? と、人のせいにしたりして・・・。


2003年08月17日(日) 全米プロ

今年の4大メジャーの最終戦となる全米プロの最終日だ。運動不足だなあと思っていたので6時に起きて練習場に行った。全米プロとは関係無いが、雰囲気だ。バックスィングの最初の段階で右肩を後ろに回すと言うよりは上に上げる感じでやってみたらどうなるのかな?と言うのがテーマで色々と試してみたが、ショートアイアンはソリッドに打てるんだけどもドライバーがドロップ気味になってしまう。ナンデダロー?

相変わらず300個で12ドルなので相当打てる。その内に最近気になっていたんだけど、インパクトがちょっと鋭角に入り過ぎてちょっとダフッたりするとクラブが抜けないのが一番の問題かな?って思い出して、凄い久し振りだけども左手一本でのショットをやってみた。これをやると上手くいくし、その直後に両手で打つと緩やかな軌道でインパクトになるのでボールの上がりも良い。ただ筋力が足りていない、と素直に思う。暫く左手一本での素振りをやるかなあ。

そして午後になり2時から7時までの最終日の中継だ。今年のマスターズ優勝者、カナダの小兵マイク・ウィアーはいきなりボギーを連発して沈んでいった。優勝争いをする中では一番経験も豊かだし今年の成績も良いのに。これで泥試合になっていくのか?と思ったけど最終組のショーン・マッキールとチャド・キャンベルもしっかりキープしているし、それに一組前のティム・クラークがバーディーラッシュで出て来た。いつか崩れるのかなこの子達と思っていても、良いパットを入れてくる。コースがメチャメチャ難しいのでティーショットが少しでもラフに入るとまずボギーとなるのを凌いで凌いでのプレーだから相当な精神力が要求される。

そして、最終ホールのショーンの2打目、鳥肌が立ちました!!あと一転がりでイーグルとなるスーパーショット!!でのツアー初優勝がメジャー!!自宅でテレビ観戦していたご両親も嬉しそう。しかし、日本から束になって一流が行っても全く歯が立たないし、タイガーもダメ、アーニーもフィルもダメだったこのコースで無名の選手が4アンダーで勝つんだからUSPGAの層は厚い。


2003年08月16日(土) 復習だよ

昨夜のHiro師匠のレッスンのMDを最初から聴きながら復習した。つくづく思うんだけど、カリキュラムを良く考えて初心者のTodosの状況を把握しながらレッスンしてくれているんですよねえ。しかし不思議なモノでHiro師匠と一緒にやっているときは乗せられてなのか、バッキングが響くので初心者は初心者なりにソロが取れるんだけど一人自宅でやるとイマジネーションが湧かないのよねえ。困った。

しかしやるしかないので、自分でバッキングの練習も兼ねてバッキングを録音することにした。初めて、初めてじゃダメだよねえ、メトロノームを使ってみたところでHiro師匠が録音してくれたCDがテンポ120だったことがわかったので、同じテンポでやってみた。電子音のメトロノームって何かムード出ませんねえ。贅沢いっちゃいけねえか。5回繰り返して録音してみたのに合わせて練習練習。

それから宮之上さんのDVDをも参考に見たりした。オルタードとかHP5とか参考例を弾いてみようかなと思って小冊子を見たけど、小さすぎて、見えない!!そこでTAB譜が書けるようにExcelで線を引いて大きく書いてみた。書くと少し分かり易いかな?しかし、こんなのどうやって混ぜりゃいいんだ??

道は遠いなあ、と思いながら久し振りに近所のスーパーで買ったリブアイの牛肉をステーキにして元気付けた。


2003年08月15日(金) 7thコードのフレーズを織り交ぜる

NY大停電の後遺症もまだ残る中、Hiro師匠のレッスンであーる。前回はFのブルースをペンタトニックでこなしていくパターンを教わった訳だが、今回はそれに味付けとしての第二段階で7thのスケール・フレーズを混ぜると言う手法を教わった。レッスン開始前に93年の富士通コンコルドジャズフェスでのケニーバレルのビデオを鑑賞。ムードを高めると同時にケニーのペンタトニックを中心とする各種手法をお勉強。

最初はスケールを平行移動させながら指を動かす練習と、指板のポジショニングに慣れる練習をひとしきり。ブルースの12小節のどこで基本コードチェンジが入るかなどについても復習していく。Hiro師匠とギターを弾いていると上手くなったような気になるのだが、忘れないようにするのが大変だあ。

典型的な7thのフレーズがペンタに混ざると確かに新鮮な響きが入るので、ソロが単調から脱するんだね。それを意識しながらやっていき百万回やれば無意識で出来るようになるのだろう。んー、大分頭がこんがらがる状況に陥るなあ。アルツ入ったか、頑張れ。

さらに今度はツーファイブのフレーズをピロっと入れられるようにせにゃならん。いやその前に、百万回やらねば。次の日本行きまであとレッスンは一回!!


2003年08月14日(木) NY大停電

いやはやビックリである。今日の夕方4時半頃かなあ、急に停電となった。ビルだけ、とか地域の停電かと思ったらアメリカ北東部一帯の大停電らしいとラジオで言ってる。何?テロか?とみんな一瞬思ったし、取り敢えずアパートの電気がやっとついた夜の10時半になるまで(おいおい6時間も停電だよね)テロの可能性を否定出来ず、不安な時を過ごした。しかしマンハッタンの光はまだ見えていないし、ケーブルテレビ・ケーブルモデムも復旧していない。久し振りに電話線でのダイヤルアップだよ。

今の文明社会、日本では多分6時間以上も停電が続くなんて事は考えられないけど、電気無かったら本当に何も出来ないね。まだメシ食ってないし・・・。さっき明るかった時は我がギブソンES135を生音で奏でることくらいと乾電池で動くウォークマンで岡安さんのアルバムを聴いたくらい。固定電話も電気が来ていないと使えないし(安物の電話機が必要だ)、携帯電話もパンクしていて繋がらないモノね。
エライことです。

状況が未だ把握出来ていないけど、取り敢えずアパートはOKになりました。日本ではニュースでやってるかな?ニューヨーク大停電、って。


2003年08月13日(水) 世の中、狭い!!

今日は我が社の税務を見て頂いている会計事務所を訪問。マンハッタンのHiltonの近くのオフィスへ向かった。チョット重い話題を税務パートナーのF島さんと2時間ほど議論して夕食でも、と言うことになった。

近くの和食屋さんでボストンから届いたと言う大トロとホタテのお刺身、菜の花の辛子和え、イカの黒づくりなどなど純和風のお料理をいただきながら、仕事の話中心に楽しくお酒も入ってお話した。F島さんはもう完全にアメリカに移住され(滞米歴はお尋ねしなかったが20年くらいかな?)56歳で最近は乗馬を楽しまれているとか。

会社のカルチャーとか学校の話になり、突然F島さんがTodosの中学・高校の先輩であることが発覚!!共通の先生の名前が出るわ、出るわ。名物体育教師のA楽先生、同じくジャージのパンツがいつもパンパンに張っているのであだ名で張○○先生、校長になった物理のガオー先生・・・・・。懐かしい話に花が咲き気が付いたら11時を過ぎていた。

いやはや世の中狭い。


2003年08月12日(火) 暮らしの中に芸術を

13日付の読売新聞に美輪明宏さんの記事が掲載されていた。今年で68歳だそうだが、皺もシミも無く老いを感じることはないとか。タバコも酒もずっと前に止めているらしい。曰く「酒は百薬の長だなんて嘘ですよ」だってさ。

さて本論。少し超訳になってます。

アメリカ文化を野放図に受け入れた戦後の日本文化は、性欲と食欲と物欲、今も殆どこの三本立てです。心の美しさとか、上品さとか、そういうものは全部切り捨ててしまった。そのツケが今廻って、信じられない凶悪事件が起きている。
チャップリンもアインシュタインも世界的な天才がみんな戦前の日本に来て、その美意識に触れ、感動して帰っている。戦前は自由がなかったし、貧しかった。でも美意識・ロマンチシズムがあった。七夕・お月見など、季節ごとの行事も大切にされ人々の心を癒してくれていた。

日本の中高年の男性は文化への感心が無さ過ぎる。文化は精神のビタミン。それが欠乏している男たちが政財官界を牛耳っているから社会がおかしくなるんです。男性たちに勧めるのは書道でも絵画でも、楽器でも、見る・聴くだけじゃなくて自分で試して、生活に取り入れること。心が豊かになります。それが「生きる」と言うことです。

芸術はかつては王侯貴族のためのもの。それがフランス革命以来民衆のレベルに降りてきた。その文化を庶民が自分たちのものにしなくては。 オワリ

どうですか?心豊かに生きる、多分このウェブに来られる皆さんはその資格有り、ですね。諦めないで続けていきたいですね。


2003年08月10日(日) んっ、シカゴ?何で??

今朝は早起きしてチェックアウト(と言ってもアメリカでは部屋のドアに差し込まれている明細をチェックして問題なければフロントに寄る必要も無いのだけど)してレンタカーを返して・・・。無事にやっぱり満席の飛行機に乗りカーメンマックレーを聴きながらゆったりとNYへ、と思ったら突然の機内アナウンス。「ただ今到着地激しい雷雨の為に旋回中ですが、燃料が限界なのでシカゴに着陸します」はあ?だいたい倒産し掛かっているUAなんぞに乗るから・・・。出来るだけ燃料効率を良くしようと規定ギリギリしか燃料積まねえから余裕もって対応出来ないんだよねえ。

結局はシカゴ・オヘア空港へドシンと着陸。おいおい、今日はシカゴ宿泊かいな?せっかく経費節減する為に今日のフライトにしたのに意味ないじゃん、と思っていると「天候の回復が予想より早かったので給油が終わり次第離陸致します」だって。まあ、ラッキーと言えばラッキー。これでフライトがターミネートしてワヤワヤになるよりはよっぽどまし。
1時間ほど待たされて再離陸。実は初めて知ったんだけど、UAは何と機長が地上と交信しているやり取りが全部ヘッドフォーンで聞けるようになっている。ものは試しにずっと聞いていたら、シカゴの管制塔と何機後の離陸待ちだとか言ってる。離陸して暫くすると今度はクリーブランドの基地局との交信に変わり、続いてニューヨーク地区へと引き継がれていく。沢山の飛行機の機長が次々にしゃべっているので分かりにくかったけど、今日のUA70便は女性パイロットだったので区別がつきやすかった。しかし、数字の羅列で交信内容は難しい。英語のヘタッピな日本の機長さん達、どうやってミス無くやっているのかなあ。不思議。

約4時間遅れで到着。長い一日だった。迎えに来てくれたユンさんも、参ったねと言う表情。ま、これも経験。面白い一日だったと思えば気が楽じゃい。


2003年08月09日(土) サンノゼでの休日だ

今日は土曜日、サンノゼでのんびりと休日を過ごします。
欧米の航空業界の常識の一つで「土曜日に一泊する日程を組むと飛行機運賃が安くなる」ってえのがあります。欧米人の出張の常識は月曜日の朝に自宅を出て、長くなっても金曜日の夕食までには家に帰る。これです。日本人は土日は移動に使って月曜の朝一から金曜の夕方まで出張先で仕事をする。これが常識。じゃあ、日本人の方が欧米人より勤勉か?と言うと、一概にそうとは言えない。「密度」ということを忘れちゃあいけねえ。これは一日の仕事についても当てはまる。

ま、仕事密度の話は別にして、基本的に欧米人は家庭あってこその会社・仕事と考えている。日本人は会社・仕事があって給料が貰えることを最初に考え家庭を犠牲にする。んー、今日の日記は大きなテーマになってきた。ちと、日記では辛いね。
航空券の話に戻って、だから座席の需要は月曜の午前とか金曜の午後に集中していて、土曜発とか日曜戻りとかが空いている訳だ。勿論バケーションってあるけど、これは目的地が特別だったりチャーター便が結構動いていたりするので、出張などで利用する大都市間の便は空いている。だからここを埋めたいので安くするのである。(これ私の分析。航空業界に詳しい市川のHiraさん、もしご意見あれば掲示板にでも宜しく)

それで単身赴任の私は、自分の会社の経費節減を考えて土曜は出張先で宿泊することが多い。別に家族を軽視している訳ではないのだ。で、今日はサンノゼ・サンフランシスコでの休日。こちらで一番やりたいことはペブルビーチと言う超有名コースでのラウンド。昔は日本の川奈やスコットランドのターンベリーと同じでコースのホテル宿泊が義務づけられ一回のプレーに食事代を入れると600ドル以上かかったが、最近は景気も悪いので宿泊不要になり300ドル弱でプレー出来るそうだ。絶対に今年中に実現させたい!!ん、それはそれとして今日ゴルフをすることには違いない。私の業界の日系企業のサンノゼ駐在所長がホームコースに招待してくれたので楽しい一日が過ごせそうだ。

ギターの練習出来ないのが辛い。でもMDでケニーバレルは聴いて耳とイメージのトレーニングはやってますヨー。そうそう、今日はHiro師匠のデュオライブがNYである、行かれないのは残念至極。でもこれからこういう場が増える筈と思ってますので。


2003年08月08日(金) 父の日、んっ?

8月8日である。仙台のとみおさんの誕生日だそうだ。おめでとう44歳。これで私との差は6つになりました。さっさと追いついて下さい!?

そして台湾出身の当社スタッフと話していたら「あ、今日は実家に電話しなきゃ、父の日だ!」と言うではありませんか。「何で、今日なの?」って聞いたら「8月8日だからパパの日だ」って。おいおい、日本と同じセンスだね。日本だったらハハの日か。アハ


2003年08月07日(木) SFOでの出会い

1年数ヶ月ぶりに友との出会い。彼はTODOSの長年の勤め先の同期生で現在はSFOに駐在している。何故か入社以来すれ違ってばかりいたが何となく趣味の合う人物だった。今日たまたま夕食を共にする機会に恵まれ色んな話をしたが、圧巻は最近我がサイトを賑わしている(まあ一部ですけど・・・)ビートポップスの思い出。帰国子女、と言っても男も含まれるのだが、の第一期生みたいな彼はアメリカンポップスにずっぽり浸かって小学生時代をアメリカで過ごしていた訳である。それが中学生で日本に帰って一番の心の安らぎが何とフジテレビ土曜日午後3時の大橋巨泉司会ビートポップスだった、って言うのである。牛も知ってるカウシルズの歌も今夜一緒にコッソリと唄ったり、B面にあってもエーメンとはこれ如何にも当然知ってる。それから何と鉄腕アトムの実写版、そして主題歌も知ってる!!やはり昭和20年代の生き残りだあ。きっと彼もWeb名を考えてその内に我がサイトの常連になるんじゃないかな、と期待している。

世の中、捨てたモンじゃあ、ありませんね。

生き続けていること、それが素晴らしい。


2003年08月06日(水) West Coast

今週の月曜・火曜は業務上色々とあった。それはそれ、としておこう。
そして今朝は4時過ぎに起きて空港へ。そう、西海岸への出張である。

このところのNYはまるで東南アジアの気候と同じで毎日すごい雷雨になる。昨日も今日もまずは早朝の雷雨から一日が始まった。そして夕方になるとまた大雨。一体どうなっているのかな?アパートを出た5時の時点でもピカ、ゴロゴロ!!で道路はあちこちで水たまりが出来てる。飛行機が定刻で飛んでくれればと祈りながら空港へ。チェックインは自動機で済ませコーヒーを飲んで待っていると晴れてきた。良かった。前回までは搭乗口でボーディング・パスとフォトID(免許証など)を提示しなければいけなかったが、今回はフォトIDが不要になった。セキュリティイーレベルが下がったのかな?しかし、どうも満席らしい。ボランティアを募っている。5時間後のフライトで良いョと言えば国内線往復切符がただで貰えるみたい。何ともアメリカっぽいね。

そして6時間。サンフランシスコは太陽が輝いている。エアポートでピックアップしたレンタカーはシボレーのインパラ。昔のインパラはデカイ車だったけど今のはちっちゃいね。NYPDのパトカーだ。でも乗り味は典型的な「ふわふわ」アメ車。

さ、これからお仕事、お仕事。暫くはギターの練習出来ないネ!。


2003年08月03日(日) 玄関ドア閉めっきりの日曜日

今日も贅沢な二度寝。アハ。そしてついでにもう一つの贅沢、それは朝風呂!!日本から買ってきた夏用の入浴剤を入れてジャグジーのスイッチを入れてボーっと30分、極楽・極楽。小原庄助さんじゃあー。

部屋を少し片付けたりMDの整理したり、金・土のレッスンを再生しての反省会したり、ドンドンと時間が経っていく。今日は買い物にも行かずに冷凍庫の在庫を少し片付けないと、冷凍だからと言っていつまでもおいしく保てる訳じゃあないからね。昼は豚肉・ピーマン・エリンギ・タマネギを豊富に入れた焼そばを作った。杉本さんの掲示板でカキソース焼そばが話題になっているんで思い切ってオイスターソースで味付けしようかなとも思ったけど、結局普通の味付けになっちゃった。次回はトライしようかな。

仙台のとみおさんのBBSに70年代ポップスって話題が出てたんで、ビートポップスで切り返したら、杉本篤彦さんがTodos掲示板に訪問してくれた。やっぱり10年若い杉本さんはビートポップス知らないみたい。そりゃ僕らが14歳くらいだから彼は4歳、無理だあね。それで少し当時の話題がWebに載っていないかな?と思って探してたら凄いサイトを発見。↓

http://plaza8.mbn.or.jp/~60net/

60年代通信と言うサイトだ。何と懐かしのナショナルキッドの画像まで有る。一体どうやって入手するんだ?それからブルーコメッツのオフィシャルサイトがリンクされている。井上忠夫さん3回忌だって。早いもんだねえ。

夕食は最近お得意のダッカルビとナクチの煮物を作った。韓国風だね。

さ、練習・練習っと


2003年08月02日(土) 喉を開け、横隔膜を拡げろ!!

6時48分目覚め。ゴルフ練習に行こうかなと思ったけど10分起きるのが遅く2度寝。まあ休日、これが気持ち良い。8時半に本格的に起床して土曜日が始まった。この週末は特に何も無いゾー。好きなように過ごそうっと。でもやっとかなくちゃいけない家事とかあるので、先ずは洗濯機を動かして・・・。

おっと銀行に行かなきゃならぬ。海外ってチェックを受け取るのでこれを銀行に持って行って口座に入れる手続きをしなきゃならない。これって結構日本人には面倒だ。多分、アメリカ人もイギリス人も面倒だと思っているのだろうけれど、チェックを切る、つまり支払いする側に立つと便利なもの。例えばメシでも飲み会でも割り勘でやるときに、取り敢えず誰かが払うとするじゃあないですか、その時に日本だったらその場で割り勘しておかないと、後精算が面倒。でもこちらは「じゃあ後で請求してね」でオワリ。後日幹事は計算してe-mailででも各自に請求額を連絡すると、キャッシュを持って無くてもサッとチェックに金額を記入して幹事に渡せばお終い。遠くに居る人もチェックを普通の郵便で郵送すればOK。銀行振り込みみたいに手数料もかからない。だから払う側に立つ場合も考えると入金手続きはしゃんめーかな、と思う。

シティーバンクに行って、ガソリンを満タンにして、それからチョットお買い物。ミツワ(旧ヤオハン)に行くと浴衣姿の人が沢山いた。そういやあ宣伝で8月2日は浴衣で来たお客さんは20%引きって書いてあった。残念ながら浴衣を持ってきていない単身赴任のTodosとしては通常価格だった。まあ、駐車場で夏祭りイベントをやるそうで、盛り上げの為に浴衣姿が沢山いたほうが良いと言う判断だろう。これもマーケティングとしては嬉しいやり方だね。

そんで昼食後は小田先生のスタジオへ。2度目のボーカルレッスンだ。相変わらず雑談的に先生がピアノを弾きながら、シナトラはこう歌うでしょ、レイチャールズはこうだし、ホンチャンのアフリカ系黒人は2ビートなら4ビートで、16ビートなら32ビートで乗るから凄いのよ、みたいに進んでいく。たまに「これ歌ってみて」と言われて歌うとピシャっと発声法の悪さを指摘される。また音が伸びる場面で最後の方が不安定になるという集中力の無さも怒られた。やっぱり、よく見て、いや聴いているなあ。そこでキモが出た。「○○○唱法」!!この○のところは企業秘密なのだ。小田先生独特の表現なのかどうかは知らないが、何か言い得て妙だなあと感心する。まあ、喉を絞めないで開け、力を入れないでどれだけリラックス出来るか、と言うことを表現したものである。
とにかく声を出来るだけ下から出す能力を身につけて車で言えば排気量を大きくすること、それが出来れば低速でゆったりと走れるヨ、とのことだ。次にプロの先生から見ると私のビート感は本当にかったるく情けないものに感ずるらしい。どうも先生の感覚は上述のアフリカ人の如くビートを倍にする中で本当のリズム感とビート感が出ると言うものらしい。こればかりはどうして良いのやら。自分ではドラムもそれなりに叩けるし、平均よりはリズム感とは良いと思っていたのに根底から覆されてチョットがっかり。
「次からは曲を決めて練習ってどうですか?」と恐る恐る尋ねたけど「そんな事しても何の役にも立たない。小さく固まるだけ。それよりも頭の中を変えて基礎能力をつけなきゃダメ。」と一蹴されてしまった。アハハ


2003年08月01日(金) おいしゃんのリクエストで

Fのブルースを題材にHiro師匠に教わっている訳で、今日も特訓モードのレッスンであった。先週の宿題でキザミを大体マスターしたので(勿論ミストーンやミュートのし損ないとかはある訳だが・・・)今日はペンタトニックを使ってのソロの練習をした。今、ウチに帰りブルースフィーリングを忘れないようにとケニー・バレルのミッドナイトブルーを聴きながら日記を書いちょる訳だ。

どれだけ歌心を持って単純なペンタ一発で弾けるか?をテーマに核心に迫るレッスンが続く。スケールでペンタを弾くな!!フレーズ・単語で弾け!!と言うことで2音から3音だけの極めて単純なフレーズだけでブルースを弾いてみる。教わったとおりに音を出していくが、何とかカッコがついてくるのが不思議だ。色々やっているウチに2コーラス毎にソロとキザミを入れ替えてジャムセッションやりましょ、との師匠の提案にドキッとしながらも何とかついていくと、ありゃ不思議、何とかカッコがつくもんだネエ。キザミに入り損ない、4小節後に復帰したり色々ありやりたが、まあ、プロのキザミをバックにソロを弾けるってえのは何とも気分の良いものでござりまする。

この週末は大きな予定が無いのでチクチクと練習しよーっと。

それにしてもバックで聞こえるバレル先生の何と素晴らしいことか・・・。

おいしゃん、待っててね。


Todos |HomePage