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2003年03月22日(土) 火の七日間

邪教徒による「世界奴隷化戦争」がいよいよ勃発した。
バグダッドの夜を赤く焦がす炎は「火の7日間」の始まり。

チグリス・ユーフラテス河下流に発生した人類文明は、同じ場所で滅びる。

まもなく最初の「偉大なる存在」が覚醒する。
邪教徒の軍隊は釈迦力になって、その覚醒を阻止せんと爆弾をバラ巻きつづける。
だがもう遅い。

巨神兵たる調停者オーマは愚かなる人類に最初の鉄槌を振り下ろすだろう。
巨神兵の放つ光は、まずペルシャ湾の米機動部隊をこの地上から蒸発させよう。
狂い立った邪教徒は、イラクのみならずイラク他イスラム諸国すべてに核攻撃を実施しよう。
「世界奴隷化戦争」は未曾有の混乱と破滅を招く。

これが聖書に予言された「火の七日間」。

地上のすべてを焼き尽し、文明は滅びる。
調停者オーマは告げる。

『火の七日間のち、愚かなる者共に代わり新たなる者がこの世界を支配せり。
その名「偉大なる存在」と呼ぶ。
我が祖先がこの地上に残した神の子なり。
その時、南の天空には赤き星輝く。
その赤き星からの導きの使者、この地上に降臨せん。
後の最初の満月の夜、ガフの部屋が開き新たなる魂の器姿現す。
愚かなる民よ。その不要な身体捨て、魂を新たなるステージへ。
その時が来たのだ』

その予言の星。闘いの星、マルス火星。
刻一刻と大接近の時は迫る。

いよいよ「人類補完計画」は発動された。
約束の日の8月27日に我らの魂は救済されるのか?
あるいは邪教徒の策謀によって自ら破滅するのか?

すべてはこれからだ。


2003年03月03日(月) 約束の日、サードインパクトは火星大接近の日

世界奴隷化戦争開戦のカウントダウンがまもなくゼロを指そうとしている。

同時に太陽系第四惑星火星と第三惑星地球との大接近の時が刻一刻と近づいている。
今回の接近は、約5万年前、クロマニオン人が見て以来の大接近だそうだ。
つまり、人類文明始まって以来、初の超大接近である。
その日は西暦2003年8月27日。
その時、いったい何が起こるのであろうか。

そう、それは人類の滅びの狼煙。

報道によると、人類の人口増加は予想に反して鈍化しており、発展途上国でも人口減少の兆しがみられるという。少子高齢化に加え、若くして死ぬものが増え、更に子供も生まれなくなる悪循環が加速しているという。
明らかに人類は衰退に向かっている。
それも急激に。
もはや人類は行き詰まったのだ。

終わりの始まり。
その象徴としての火星大接近。

実は妙な噂がある。
遥か昔、地球にやってきた第一先住民族が火星にも到着し、両方の惑星に特別な装置を埋め込んだというのだ。
その装置は、火星と地球がある一定の距離まで接近すると自動的に稼動するという・・。
その一定の距離とは、おそらく今回の大接近の距離にシンクロするようプログラムされていると考えるべきだ。
だがその大接近によって起動する装置が我々人類に何を齎すのか誰も予想することは出来ぬ。
しかし、近年、アメリカが頻繁に火星探査機を送り込み、何かを必死になって探している情況をみると、それが尋常ではないものという事が解る。
そう、それはおそらく、人類の存亡を賭ける何か恐るべき装置なのであろう。

それが今回の世界奴隷化戦争の目的と何らかの因果関係があると考えるのが合理的だ。
おそらく、メソポタミア周辺にその装置の重要なるコンポーネントが眠っているのであろう。

第一先住民族が隠した「偉大なる存在」の核になる部分。
人類文明を開花させた発端となったモノ。と同時に文明を終わらせる力も持っている究極のマシン。

そのマシンが稼動する当日、即ち火星大接近の日、8月27日までになんとしても獲得しコントロールすることが我々人類が生き残る唯一の手段なのだ。

おそらく、8月27日に、世界中のあらいる場所で「ガフの部屋」が開く。
そして、人類はその不要な身体を捨て、新たなる魂の座へ自らを昇華させるウインドウへと導かれるのだ。
そう、「人類補完計画」は、この火星大接近の日に実践されると考えるべきだ。

だが、人類はまだ、それがどういうシステムで稼動するのか何も知らない。

しかし、その予兆はもう始まっている。

貴方の周りで奇異な出来事が頻発していないか?
持ち物が連続して壊れたり、紛失したりしないか?
あの人が、この人が急に死んだりしていないか?

あるはずのない事が頻繁に起こりはじめる。

それこそが、約束の日、サードインパクト火星大接近の日、8月27日に稼動する「偉大なる装置」覚醒の前触れなのだ。

軍神の象徴、火星。

春を過ぎ、夏に向かうにつれ、火星は天空を激しく動き回り、その姿を次第に巨大化させる。
人類は恐れおののき、世界奴隷化戦争勃発と共に未曾有の混乱に陥るだろう。
恐怖と混乱の中、世界中に核爆弾が落下し、すべての都市は破壊される。更に天変地異が頻発し人類の半分以上は死に絶えるだろう。

ハルマゲドン・・。

そんな混乱の中、火星は地球に大接近し「偉大なる装置」が遂に覚醒する日を迎える。
その日、我々の魂はどこへいくのだろうか?

邪教徒は、その人類史上最大のイベントを独占し、自らだけその恩恵に預かろうと画策している。
自分達だけ「ノアの方舟」に乗り込み、意地汚くも人類の後継者の座に納まろうと考えているのだ。

愚かなり。

第一先住民族の隠した、その「偉大なる装置」は、我々の想像を絶した「神の手」だ。
何人も、それを独占したり、コントロールすることは出来ぬ。
それが出来るのは、先住民族の僕(しもべ)調停者オーマであり、その覚醒を以てしてそれに従うしかないのだ。

まもなく最後の時が訪れる。
真夏の夜、煌々と照る火星を仰ぎ観て、我らに下される裁きをただ座して待つしか手立てはないのだ。

しかと心得よ。
約束の日は近い。


絶望皇太子