ふらりふらり帖
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2005年03月31日(木)  サクラサク サクラサク

おやつの前ののんびりした時間に春の便りが届きました。
「お花が開きはじめているよ。」
開花宣言が出たのはそのしばらく後。

池澤夏樹「きみが住む星」を読みました。
恋しい人と同じように、地球や自然を慈しむ。
しっとりと愛を含みつつ、風に吹かれている旅人。
胸の中に誰かを住まわせることで、周りの世界に光が満ちる。
こんな風に相手を思えたら素敵だな。

本に導かれるようにして、
わたしのいくつかの旅の計画も固まりつつあります。
交通手段を調べて、お宿を探して、車を借りて。エトセトラ。
ガイドブックや地図を探してくるくらいで
正直、わたし全然役に立てていません。
やる気はあるのだけど、頼れる人に甘えてばかりだわ。



2005年03月30日(水) *校長先生に会いに

4年前の夏に鎌倉で出会って以来仲良くしていただいている
new esperanto label主宰のテキスタイル・デザイナー、
アリタマサフミさんのアトリエへお邪魔してきました。
三宿の交差点から下馬方面へ5分ほど歩いたところにある
世田谷ものづくり学校の校長室がアトリエです。

アリタさんの多岐にわたるお仕事内容はサイトを見ていただくとして、
彼が今、夢中になっているのはガラス。
左側がトレードマークともいえる「ウズラ」のモチーフをガラス作品にしたものです。

 窓越しに校庭が広がります。

学校内にあるカフェでランチをいただきましたが
どれをいただいても大満足のお味。この建物にアトリエを持つ人は
毎日通ってしまうのでしょうね。

 いただきまーす!

デザートは杏仁豆腐。オレンジジュースの中に浮かんでいて
ちょこんとアンズがのっている。見た目もキレイで美味しいのです。

 スプーンのフォルムもいいね。

アリタさん愛用のパイプ。
まるでショコラのようないい香りが漂います。
午後のやわらかい光に照らされて。

 絵になりますなぁ。

いただいたのは、暮しの手帖社のカレンダー。
お部屋の中のいちばんいい場所に飾ろうっと。

 うん、かわいい。

 中はさらに。

頻繁に会っている時もあれば、
お互いに忙しくて半年近く会わないこともある。
そして、連絡しようと思った時にいつも電話が鳴る。(偶然ってフシギ!)
お兄さんのような存在でもあり、お食事&お散歩仲間でもあり、
ものづくりの上ではひたすらに尊敬している人。

仕事と生活のバランスの取り方や恋愛や結婚観など
これまでもたくさんの会話を重ねてきましたが
透視能力でもあるのかしら? というほどにするどく
いつでもやさしく見抜かれているのです。
お酒を飲みながら言い当てられた一言、忘れられません。

礼節とエレガンスが、相手と自分を尊重する。
アリタさんとの関係は、この二つが基本。
このちょうどいい距離感がなんとも心地良いのです。



2005年03月29日(火) *香港スウィーツ

昨夜は青山にある香港スウィーツのお店、糖朝でゴハン。

ご一緒した人は、お仕事帰りで珍しくスーツ姿。
ストイックで清潔な雰囲気で、素敵です。
いつもより大人びていて、なんだかドキドキ。

コースにマンゴープリンを追加して。
・クラゲやらいろいろ入っている前菜
・海老などのさっくり揚げ
・酢豚
・ホタテのピリ辛ソース
・コーンのお粥/エビワンタン入り香港麺
・黒ゴマのお汁粉
+マンゴープリン

 酢豚。

揚げもののお皿の上に、酢豚がもりつけてある。
鶴? のかたちに細工されたニンジンがキレイ。
アジアの人の繊細で綿密な美意識ね。
アンがかけてあるので、あつあつ。火傷しそう。

  ホタテ。

蒸篭に入ったホタテが運ばれてきた。
フタをあけると、水蒸気がもわーっと立ち上る。
なんだか、「ハクション大魔王」みたい。アハハ。
ピリ辛ソースと揚げたオニオンがいいアクセントになっています。

 デザートたくさん!

食いしん坊なので、デザートは二品ずつ。
わたしはマンゴープリンと黒ゴマのお汁粉
お相手の方はマンゴープリンと豆腐花を。
うーん、絶品。何度でも食べたくなる味で、わたしは大好き。
香港店はさらに美味しいという噂、どうしよーう。

夜のおしゃべり。
乾杯、とグラスをそっと合わせ
冷たい液体がするすると体の中をつたって降りていく。
無意識のうちに力が入っていたのが
少しだけほぐれて、やっといつものペースを取り戻す。
仕事とプライベートを区切る鍵はこれにあるのねと
遅ればせながら気づいたりして。

いつも拝見しているBさんのサイト
2/26の日記にある、大寒桜が美しい。(ゴハンもいつも美味しそう!)
上野だったら、平日の夜にでもふらーっと行けるかしら。
夜桜を見て、帰りにみはしでお雑煮とあんみつをいただいたりね。
ムムッ、考えただけでうっとりしちゃう。

 重なりあう花びら。

お食後に、赤坂にある塩野の花衣。
透けるような淡いピンク色が可憐な和菓子。
美味しゅうございました。



2005年03月28日(月)  大人の銀座

編集者の方と銀座で待ち合わせ。
こんなお姉さんがいたらいいなと思う
優しくて暖かくてお茶目な方です。

マリアージュ・フレールで
あれこれとお話をしながら桜のお茶を飲み、
マドレーヌなどをナイフとフォークでいただく。
ふわりと春の香りがした。大人の女性との時間は、いいな。
会話のひとつひとつが種になって、心に蒔かれるのを感じました。
いい作品で、将来お返しができたら嬉しい。
まずはしばらく勉強をしないと。

素敵なひとときをありがとうございました。



2005年03月27日(日) *連休その3

今日のランチはパンケーキ。
ラグに座って、お野菜のスープといただきます。
ミルクティーをいれて、ハチミツをたらして
今日はなにをしようかな。

 お日さまポカポカ、お気に入りの場所。

まずは、読書。…あっ!
「海か? 山か? プールか? いや、まずは本屋」(c) スチャダラパー
サマージャム'95 から10年目の、春だ。

「夢幻地獄四十八景」都筑道夫
「イニシャル&モノグラムの刺繍」ユキ・パリス

仕上げを待っている、ブランケット。結局シンプルにまとめました。
リネンとコットンは伸縮率が異なるので、洗う時はほどかないと、かしら。
前もって水に通しておけばよかったな。

 持ち運びしやすいサイズです。

定番のカラーでまとめて、少しだけ遊び心を。
ボンボンの楽しさがアクセント。

 カラフルでかわいい。

あとはボンボンを4つ買い足してつけるだけ。
ゴールは目前です。

明日はお出かけなのでネイル。
ゴテゴテしないように気をつけながら、華やかに。
桜? 梅? 薬指にだけピンクのお花を咲かせます。

 指先も春めいて。



2005年03月26日(土) *連休その2

ものすごい夢を見て、飛び起きた。

お昼ゴハンは、サンドイッチ。お肉とお野菜をたっぷりはさんで。
もう一品はアボカド&クリームチーズ&トマト&鶏を
バルサミコソースで味つけしたもの。
白いトレイと白い食器が春を先取りしていてさわやかです。

 シンプルですねぇ。

日中はcharaとYUKIを聴きながらひたすら縫い物。
パッチワークのブランケットが、90%完成しました。
仕上げは時間をかけて、心をこめて、慎重に。

夜ゴハンは、リクエストにこたえてカツ丼。
おひたしと薄味スープを添えてバランスの良さを心がけました。
写真はあんまり上手く撮れなかった!

 あと一品ほしかったな。



2005年03月25日(金) *連休その1

朝ゴハンは、ベーグル。
軽くトーストして、クリームチーズとピーチメルバジャム。
もうひとつには、龍眼のハチミツを。
ミルクティーは軽めに耐熱のグラスにいれてみました。

 今日はラフな朝です。

午前中から読書。
さくさくのクッキーと紅茶を飲みながら。

「カンヴァスの棺」山田詠美
「スティルライフ」池澤夏樹
池澤夏樹の本は、数日前の電話で話題にのぼったもの。
エッセイを貸していただき小説を貸す、という約束をした。
理系の人はこの小説を読んでどう感じ
どんな感想を抱くのだろう。
貸し借りした本について話すことも、楽しみのひとつ。

夕方、晩ゴハンの下ごしらえ。小松菜をゆでる。
お野菜をちょうどよくゆでるのはなかなか難しい。

夜はいつものサッカー仲間M嬢に呼び出されて
フットボールパブでサッカー観戦。
お食事を終えて、いざ、いざと身を乗り出して観る。
大勢でわいわい観て、負けてしまったけれど楽しかった。



2005年03月23日(水)  雑記0323

■■■■■■□□□□ 60%  五冊目の単行本(6月発売予定)

↑の単行本の原稿と写真全てを担当の方へお渡ししました。
これからデザインに入るのです。
「しばらくゆっくり休んでくださいね」。
優しいお言葉をいただいて、とても嬉しかったです。

春は少しのんびりと。
お料理をしたり、図書館で勉強したり。
ちいさな旅も、たくさん。

世界地図をコピーして、行った場所に色を塗ります。
過去と現在を見つめることで、きっと未来も見えてくる。
身の回りを少し整理しなくっちゃね。

fogのリネンのはぎれをパッチワークして
ブランケットを作りはじめました。
紺、茶、ベージュ、黒白チェックの布に、間に綿を挟んで
裏側はブルーのストライプかワッフル生地にしようかな。
心おきなく手作りに没頭している時間は、とてもしあわせ。
かぎ針編みとクロスステッチにも取りかかります。

明日は撮影です。珍しく、撮られるほう。
ちょっとだけ緊張しています。
撮影後は、国会図書館へ行こうかな。



2005年03月21日(月) *スプリング・リネン



春は手作りがしたいなと、アイテムを買い求めています。
手芸本が数冊と、フランス製の刺繍糸を十種、等々。
バラバラになりやすい刺繍糸は、
ビンに入れると、すっきりして見た目も色とりどりでキレイです。



2005年03月20日(日) *セカンド胃袋

今日は久しぶりのお友達とお散歩。
お互いに出版物を作っていて、制作に入ると数ヶ月間籠りきりなので
冬眠から出てきたモグラの気分で近況報告を交えながら。

コルキニカのブラウスを着た女の子とお出かけだなんて、嬉しいな。
とってもお似合いでしたよ。

青山のスパイラルで三日間だけ開催のfog展へ。
新刊の「リネンワーク」はここで購入しようと、
DMをいただいたときから楽しみにしていました。
著者の関根さんが会場にいらっしゃった。お会いできて、うれしい。
fogのリネンの端切れと、リネンの糸を二種手に入れる。

ランチは、青山のカフェ・クレープリー・ル・ブルターニュにて
ハムとたまごとチーズ、トマトのクレープ。

 大好きなお店。

ディナーはお友達が連れていってくださった
自由が丘のスペアリブのお店で。
TVのランキングで一位をとったらしく長蛇の列でした。
デザート付きのコースを頼んでみる。
お酒はカシス。ピンク色で夢心地です。

 超特大シーフードサラダ

あぁ、この大きさを、伝えたい!
見たこともないくらい大きなお皿だったのです。
こんなサラダ、はじめて。

 お醤油で味つけされたスペアリブ。

 グラタンはパンに乗せていただきます

これに、アサリのトマトパスタと
バニラアイスをのせたアップルパイ、キャラメルソースがけ。
沢山食べる男の人とシェアしてちょうどいいくらいの量を
女の子二人で、「美味しい!」「でも苦しい!」といいながらいただきました。

荒木陽子さんの著書での、旅先のホテルのお夕食の描写。
お腹がどんどんきつくなっていくのに、お料理が果てしなく出てくる
そんなエピソードと同じ状況。
でも、美味しいものって、お腹がいっぱいになっても
案外食べられるのですよね。
デザートだって、「セカンド胃袋があるから大丈夫!」。
つまりは、別腹ということです。

美食の後に乗る電車の辛いことったら。
現実に引き戻された。
やっぱり東横線沿線に住みたいかも。

このお店は、近いうちにまた行きたいな。



2005年03月19日(土) *梅の谷へ

アーキグラム展と、偕楽園の満開の梅を楽しみに
水戸へ行ってきました。

朝早くに待ち合わせて、上野から特急に乗る。
清々しい朝の空気に、早くも遠足気分。
小旅行のはじまり、ワクワクワク。

 特急に乗りこみ、朝ごはん。

駅弁を楽しみにしていたのだけど、そういえば乗車時間は1時間。
軽くつまめるおいなりさんを選びました。
中身はわさび、胡麻、山椒、キンピラ、ともうひとつ。(忘れた!)
パクパクいただいていたら、あっというまに到着しました。

 水戸駅前の黄門様像。印籠を高らかにかかげて。

 かわいい看板、みーつけた。

徒歩15分ほどで、水戸芸術館のタワーが見えました。
お日さまをたっぷりあびて、きらきらシルバーに輝いています。

 素敵すぎて、うっとり。

午前中いっぱい、アーキグラム展を楽しむ。
展示方法もキュレーションも良い、好企画。
これだけのボリュームで見ることができるとは思っていなかったので
なんだか夢みたい。感動でボーっとしてしまう。

おなかがすいたので、ランチ。
スープとライスペーパーにラップされたサラダ、

 メインはお肉の乗ったさっぱり麺、胡麻ソース。

エスニックなお味つけが抜群で
コストパフォーマンスも最高なお店でした。
近くにあったら毎日通いたいな。

そして、また15分ほど歩いて
本日のメインイベント、偕楽園へ。
日本三大庭園のひとつで、ちょうど梅まつりの真っ最中。
八分咲きでお天気もよく、花粉もたくさん飛んでいます。(笑)

 梅! かわいい〜。

 園内には竹林もありました。

 梅と、青空と、雲と、昼間の白い月(!)。

梅のいい香りにつつまれて。
「ガラスの仮面」の梅の谷ってこんなかんじなのかしら。

日が落ちて、紅茶専門店で一休みしてから
お夕食は名物のあんこう料理。
人気店なので大混雑です。
久しぶりにビールをいただきました。美味しい!

 お鍋に入れる前。これで一人分。

 あん肝、こんにゃくのお刺身、納豆の天ぷら

 あんこう鍋。お取り皿、かわいい!

ニンジンも梅のかたち。なんとも気がきいていますね。
コラーゲンたっぷりで、お肌プルプルになるといいな。
最後はお雑炊にして卵とじ。おダシがしっかり出ていて深いお味。

のんびりすごしていたら、最終電車の時間。
心配性なので、ついつい急ぎ足になってしまいます。
無事に乗り込んで、一息ついたところで車内販売がまわってきた。
頼まれていた銘菓を二種、お土産にと買い求める。

とても遠くまで行ったような
あっという間なのに、何日間もすごしていたような
そんな不思議な時間のすぎ方でした。

ペースの合う人との旅は、楽で楽しくていいですね。



2005年03月18日(金)  それでも生きていくこと

ちょうど新作を聴いていた、
素敵なアーティストの小さな息子さんの訃報。
ご夫婦ともに、生きるパワーに満ちていて
こんなふうに人生を歩めたらいいなと憧れていたお二人。

元気で、前向きで、しあわせを自分から掴みにいく努力もしていて
悲しみや辛さもきちんと引き受けている人たち。
「しあわせになるべき人」がもしもいるならば
こんな人たちなのだろうな、と思っていました。
いつまでも希望で満ちていてほしいな、って。

「悲しいことを挙げたらきりがないですからね、ニュースや日々の出来事で悔しいことや、ままならないことって実は結構あったりして。でもそれは、自分の中に入れておくんです。怒りを吐き出したりすることが私の中で楽しい音楽作業ではないので。だけど私の作品は、その怒りや悲しみを踏まえての明るさなんですよね。
 ほんとに大変な状況はたくさんあって、目も当てられないんですけど。でもそこに私は決して目をつぶってないし。どっちかというと敏感なほうなので、明らかに私の中に留まっている暗闇はあるんですけど。でも今は悲しみや切なさを軽く歌っていくのが、自分にはとても合ってる。これが一番自然なことなんです。それにね、何があっても体が動くじゃん、っていう感じなんですよ、音楽があれば。」
アルバム発売に際してのインタビューを読んで、
曲を聴きながら、涙が止まりません。

沢山の人がもらった愛と喜びとちからが、
巡り巡って彼らへと、溢れるように降り注ぎますように。

「がんばって」なんて、簡単には言えないね。
ご冥福をお祈りいたします。



2005年03月17日(木)  恋人との風景

朝から1日がかりで撮影でした。

スタイリングを楽しむ余裕が持てた。
これが今回の撮影で、一番嬉しかったこと。
前向きに向き合うことで
ひとつずつ新しい扉が開くのだな、と思いました。

なんとなくイメージしたのは「恋人との風景」。
ロマンティックな雰囲気を大切にして。
実生活ではシンプル派のつもりだったけれど
結構、甘々なものも好きみたい。
夢見がちな性質がこんなところで主張してくるとは。

今週末は連休ですね。嬉しいな。



2005年03月15日(火) *春は目前に

4・5月のスケジュールが少しずつ入りはじめています。
でも、まだ3月なのね。あっ、もう3月か。
しかも後半に突入しているなんて。

スケジュールの見通しは立つはずもないのですが
おしごとの合間に、春レジャー(笑)の計画を練っています。
日帰りの小旅行や女ともだちとの街デートなど
メリハリをつけてたくさん遊ぼう。
花粉症だなんて、言っていられません。

今日から三日間、どれだけ眠れるのかしら。
2005年上半期の最後のがんばり時、の、ハズ。(あくまでも推定)
でも、実はすでに眠かったりして。
病み上がりは、底力が出なくて困る。
やることをためちゃった自分が悪いのだけど!

 

3月末に発売の『ふらりふらり帖』(新泉社)の表紙です。
あまり上手に撮れなかったけれど、早くお見せしたくて。

 初登場のteema

新しい食器は嬉しいですね。
プレートが大きいので、余白が多くて粗食に見えます。(笑)



2005年03月14日(月)  カバーができました

新泉社より3月末に発売の新刊
『ふらりふらり帖』のカバー印刷に立ちあってきました。
大人っぽい中に可憐さのある素敵なデザインです。

もうしばらくすると見本ができあがってくるので
表紙の画像は近日中にアップします。お楽しみに。



2005年03月13日(日) *青山→六本木→中目黒

とても忙しいというわけではないけれど
ずっとなんとなくやることがあって
焦ってばかりで毎日が少しずつズレていた、このごろ。
本来のリズムを取り戻すように、こんがらがっていた糸をほどく1日。

青山で早めの時間に待ち合わせて、
食器やストライプのシャツや家具を見つつ
ドラゴンフライカフェでランチをします。
お野菜たっぷりのラザニアは、小さな陶器のうつわの使い方が新鮮。
へぇ、こんな使い方があるんだ。早速、頭の中にメモをする。

ふと外に目をやって、桜吹雪? と思ったらお天気雪。
雪がどんどんおりてくる様子をガラス越しにぬくぬく見守る。
こんなこと、一生でそう何度も遭遇するものじゃない。
夢みたいにロマンティックでした。

今日は六本木の森美術館で「アーキラボ」の最終日。
今回もまたもや駆け込みです。
60〜70年代の、夢と希望に溢れた建築物はいいな。
こんなお家に住みたいなんて言いながらゆっくり観てまわる。

50階で開催中の「都市の模型展−東京を視る−」では
東京の街を俯瞰で眺めた。

 大好きな東京タワー。ロケットみたい。

文化の集合体である東京の夜景を見下ろして
ふいに涙が出そうになる。
遠くに見える羽田空港では、ひっきりなしに飛行機が離着陸していた。

地上53階に長居しすぎて、あっという間に三時間半が経過。
ヒルズはどこもオーダーストップだったので
中目黒へ移動して、chanomaでゴハン。
このお店にいると、夜がずうっと続くように思える。
終電や仕事などからは切り離されて、雲の上で漂う感覚。

山芋と鶏のサラダ、梅ドレッシング
角煮のオムレツ
アボカド明太子ゴハン
胡麻のチーズケーキ
わらび餅
アルコール少々

お互いにカメラを二台ずつ持ってきていたので
いただきますの前に、まず、パチリ。

 おいしそーう!

ホワイトデーにと中国茶とハチミツをいただきました。
早速、maduで買ったばかりのピッチャーに入れて。
嬉しいなぁ。

 お花、咲きました!



2005年03月12日(土) *ねむねむさん

朝五時に起きて、撮影のプランなどを考える。
十二時にはおうちを出て、宇宙旅行シンポジウムへと思っていたのに
気づいたらうとうとしていました。なんと!
あぁ、わたしって本当にダメな子だわー。

前々から楽しみにしていたので、しょんぼりだけど
嘆いても時間は戻ってこないので、
その分1日を有意義にすごそうと決める。

 かわいい写真が撮れて嬉しい☆

気を取り直して遅いブランチ。
パンは薄切りにして二枚いただくことに。
一枚にはバナナをたっぷりのせて、
もう一枚にはスウェーデンで買ったピーチメルバジャムを。
上の方に写っているピローケースは、
ヘルシンキのフリーマーケットで二枚で170円で買ったものです。

4/3の愛知のフェスに行きたい!!
クラムボン、マイスティース、今野さん(ex.ロッキングタイム)に
bonobosと曽我部さんまで。はぁぁ〜素敵すぎ。
ふらーっと行っちゃおうかなぁ。

ワンピースのリメイクと、ベッドカヴァーの補修と、バッグのお直し
が終わりました。すごい充実感☆

 今日は品数が多いなぁ!

なんとなく作ってみた白いスープ。
ちゃんと着地して、いい味になりました。
ニンジンとダイコンとお肉がはいって、口当たりが優しいの。



2005年03月11日(金) *リメイクちくちく

数シーズン前のリネンのワンピースが
年齢に比べてラブリーに思えてきたので、
勇気を出してリメイクしてみました。

前はスリットが入って首のところでリボンを結ぶデザイン。
それを大きく開いてUネックにします。
袖は七分袖を外して、シンプルなノースリーブに。
お花柄やチェックの布でパイピングテープを作って
ていねいにしつけ糸で縫ってからミシンがけ。
今日はマチ針をうつところまでできました。

さっぱりしたデザインの、ざぶざぶ洗えるワンピース。
手を加えた緩さを極力出さず、
きちんとした仕上がりをめざします。

満足できるものが完成したら
本のどこかでご紹介できるといいな。

 これでやっと折り返し地点。

溜め込んでいたボタンやレースも
お洋服に使われるとなんだか嬉しそう。



2005年03月09日(水) *(ニコニコしながら)困ったナァ

週末に会う人に渡す、京都の資料をまとめていたら
わたしまで京都な気分がうつってしまいました。

進々堂、恵文社、アルザス、北山植物園、trico+、アルファベット、
六波羅蜜寺、祇園の料亭、鍵善良房のくずきり
柳桜園のお茶、細見美術館、ポチ袋、お箸……。
あぁ、今すぐにでも飛んで行きたい。

子供の頃、雨上がりの道路で見たオイルのしみ。
最近見ないな、見たいなと思っていたら
久しぶりに発見しました。
あぁ、嬉しい。得しちゃった気分。

 珍しいね

まるで道路にできた虹。きれい。



2005年03月08日(火) *パタパタ

今週はちょっとバタバタしています。
雑誌の校正、本の表紙の最終チェックと立ちあい印刷、
原稿の修正と撮影たくさん。土曜日は宇宙旅行シンポジウム。

きもちばかりが焦ってしまうね。
こんな時こそ、しっかりしないと。
明日はファックスを受け取ったら国会図書館へ出かけよう。

今日のごはん。
セロリとツナの炒り煮、カボチャのマヨネーズ和え、
切り干し大根とひじきの煮物、筑前煮、トマトのスープ。
作り置きのおばんざいがたくさんで、うれしいな。

 ワンプレートにまとめました


このお皿、実は常滑の窯元で¥300くらいで買ったものなのだけど
さりげなくかわいくて気に入っています。



2005年03月04日(金) *1日遅れの

お雛様のお祝いゴハンでした。



穴子がたっぷりで美味しかったです。
桜餅は鶴屋吉信のものを。贅沢な気分。



2005年03月03日(木) *カナルカフェ

お外で用事をいくつかすませる。

行きに会ったネコ。
窪みにピッタリと埋まっている。

 まぶしいの?

ランチは飯田橋のカナルカフェで。
中央線に沿って流れる川の上にあるお店です。
原稿の修正をしつつ、数時間ひとりでのんびりと。

 ゆらゆら、り。

サラダと飲み物、パスタがセット。
食べ物のお味がちょっと変わったのかな。

 サラダ

 茄子入りアラビアータ。辛い!


夜は、友人とそば粉のクレープをいただきました。
飲み物はマンゴーとバナナのスムージー。





2005年03月02日(水) *二冊の手帳

年末年始に買いそびれていた手帳。
中途半端な時期にさしかかり、店頭から姿を消してしまったので
輸入元へお願いして送っていただくことに。
Quo VadisのABP2、カラーはネイビーです。

ようやく届いてウキウキしながら当面の予定を記入して
落ち着いたところで、某企業の大きめな手帳をいただきました。
これが、なんとも理想的な内容で
1年の計画が見通せる表は、複数の企画の進行状況が一目瞭然だし
マンスリーのページは、ちゃんと土日が右側にきている。
さすが、仕事人のための手帳!
出来が違います、すごいのです。

ということで、今年もまた二冊を併用することに。
でも、仕事専用の手帳ははじめてなので、ちょっと楽しみ。

ちなみに、デザインや色も悪くないのです。
中はちょっと能率手帳っぽいけれど、そういうのも結構好きなので。
どちらにしても、友達の前ではQuo Vadisしか開かないしね。



紺のメイン手帳にはレインボーカラーのいも虫くんシール。
ブルーのお仕事手帳には、the greenroom fesのシールを貼りました。



2005年03月01日(火) *ぼんっ!

 美味しゅうございました。

お行儀が悪いのですが、あまりにも素敵だったので、一枚だけ。
昨夜のデザート、イチゴのタルト ライムシャーベット添え。

素敵な方々との、美味しいお食事。
楽しい時間をありがとうございました。
お仕事が終わったことと、お料理の美味しさの両方に
感無量でぽわわわーんとしてしまった。

帰宅後、突然の発熱。
思い当たることがないので、きっと知恵熱でしょうね。

寄せては返す、浅い眠りの波にたゆたう。
その合間に見た、明け方の空。
そうそう、熱の時に見えるのはこんな風景。



1日で治りました。よかったー。



furarifurari