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2004年04月27日(火) 川の流れに

 今日は久しぶりにまとまった雨でした。
 うちの近くを流れている川の水嵩もなかなか逞しくなってきたので、ちょっと遊んできました。
 高さ2メートルくらいの滝があって、そこから落ち込んでくる水を河原の大きな石、小さな石、そして砂でせき止めて、別な流れの川を作ってきました。
 俺は一体何歳だ?
 でも、こんな遊びがとても好きなんです。

 その後、流れの速いところに行き、バルーンアートで使う風船(細長く膨らむ風船)をめいっぱい膨らまして、15本ぐらい川に流しました。
 環境破壊です。皆さん、ごめんなさい。

 でも、ちょっとだけ、スッキリしました。





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2004年04月17日(土) 鷺沢萠さん

 作家の鷺沢萠さんが11日に亡くなられた。
 12日の朝、そのことを知り、とにかく信じられない気持ちでいっぱいだ。
 今も信じられないのだが、鷺沢さんは自分のホームページを持っており、その管理人である渡部さんがお通夜と告別式に参列してきたとページ上で報告しているので、信じるしかないのだろうが。
 ここのところ風邪っぴきで、ルルを1瓶空けたと書いてあったのが7日の日記。9日の日記では難読苗字の紹介をしていた。
 そして12日の新聞で見た「鷺沢萠さん心不全で死去」の記事。
 風邪薬の副作用か?ととっさに思った。が、その後、webニュースなどでは「鷺沢萠さん、首吊り自殺」と修正されていた。
 なぜ・・・

 俺は鷺沢さんの書く文章がとにかく好きだった。
 それは、この人は自分の身を削ってこの文章を書いているんだろうと思ったからで、その作業はとても過酷だろうと勝手に心配もしていた。
 しかし、その作業とバランスをとるように、普段は酒を愛し、麻雀をこよなく愛していたので、切羽詰る度合いも軽減するのだろうとこれも勝手に想像していた。
 なぜなんだろう。自ら命を絶つって。

 鷺沢さんの文章は教科書での引用がとても多いようです。
 この文章に書かれていない、隠れた作者の心理を読み解けってことのようです。
 それって無粋だなって思うんですが、そんな文章を18歳から世に認めさせた鷺沢さんは俺の憧れでした。
 だからね、なぜ最期をそうしたのかを詮索なんてする気はないんだけど、それは本人にしか分からないことだし、本人にも分からないこともあるし、でも、なぜ?と思ってしまうのです。

 俺の友人が作った詩です。
 29歳で天に召されてしまった。(以前も紹介しましたが)

 「統一」
 人は・・・・・。
 自分の意思で、生まれてきた訳ではなく、
 此の世に誕生したいと、願った訳でもない。

 けれども、神の意思の命ずるまま、
 運命と言う名の下に、
 此の世に誕生した。

 これが間違いのない、真実ならば、
 死ぬ時も、
 自分の意思で、死んでは、ならない。





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2004年04月13日(火) 誹謗中傷などできないだろう

 イラクで拘束されている3人の人質が7日の時間を経ても解放されない。
 どうなっているのでしょう。
 無事でいると信じるしかありませんが。

 さて。
 こんな時に、アホな日本人がいることには同国人として反吐が出る思いです。
 人質に捕らわれている3人の家族に誹謗中傷の攻撃をしているという。
 なんの権限があっての行為なのだろうか。

 にわかに使われ出した「自己責任」という言葉。
 そりゃそうですよ。みんな生きているんだから。自分の責任の下で行動する場面はたくさんあるでしょう。究極の場面に限らず。
 でも、今回使われている自己責任の解釈が、どうも俺には馴染まないんですよ。
 自己責任でイラクに行ったのだから、殺されても仕方がない。とか、自己責任でイラクに行ったのだから、国に救援を求めるのは間違っている、とか。
 そうかぁ?
 何度も書くけど、俺達は普段の生活の中で自分の責任の下で行動する場面がたくさんあります。けど、失敗もします。それを悲観して自分の思考の中で行き詰まり自殺をする人もいます。悔しいけれども。
 でもそれは、その人の出した自己責任のけじめであって、自己意思です。
 そして、俺達は失敗をし落胆し絶望する中で、周りに助けられることもあります。これを俺は、生かされている自分を知る貴重な瞬間だと思っています。ひとりでなんて生きていけないことを知る実体験。
 さて、今回の3人は、自分の持つ力の中でイラクで苦しむ人達を助けたいと思い、生命をかけて戦地に赴いたわけです。だから、当人達の中には生命を奪われても仕方がないとの思いはあるでしょう。しかし、外野の俺達に「そうだ死んで当然だ」などと言う権利は全くない。なぜなら、今回の3人と俺達は同じ土俵にいないのだから。3人は生命をかけて生命を守ろうとしていて、俺達はその傍観者でしかないのだから。
 
 俺もね骨髄バンクを介して自分の骨髄液を提供した。
 万が一の確率とはいえ、麻酔による事故も想定して。
 だから、その万が一の結果が出たとしても後悔も文句もないことを自分に確認して提供した。
 でもね、もしその提供に対して外野が、「死ね」とか「死んで当然」などと言ったとしたら絶対許さない。言われる筋合いがない。
 そんな奴にはこう言うだろう。「お前もやってから言え」と。

 助け合う、労わりあう、尊重しあう、信じあう。これができないから戦争をしているんだ。
 今回の3人の家族に対して誹謗中傷をしている連中はまさしく戦争が好きな人間ということだ。
 俺はやはりそれを哀しく思う。





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2004年04月08日(木) リサイクルって?

 なんだコノヤロウの心境。
 月曜日から体調が悪い。
 頭が痛い。微熱がある。鼻水が出る。それもとめどなく。だるい。のどがビリビリする。目もショボショボする。
 風邪か?と思ったのだが、火曜日にいや違うと判明。
 同病相哀れむ人々もまた同じ症状に脱力していると知ったので。

 今年は花粉の飛散が少ないんじゃなかったけ?
 たしかに今までは比較的楽に過ごせた。しかしなんだ、これは。
 去年もそれほど悩むことなくこのシーズンを過ごすことが出来た。
 だから、今年は絶対に楽だと思っていたのに。
 ここにきて、どっと症状が出てしまった。
 嗚呼・・・


 そんな症状だから、機嫌が悪いから言うわけではない。
 が、ふと思うのだ。
 この4月から、俺の住む町でもゴミの分別収集が本格的に始まった。
 もちろん今までも分別収集ではあったけれども、更に細々分化されたわけだ。
 納豆の容器。これはしっかり洗ってぬめりをとってリサイクルへ出す。
 カップラーメンなどに入っているスープの袋。これもしっかり洗って汚れをとってリサイクルへ出す。
 牛乳の紙パックも、ペットボトルも、醤油のパックも、みんなみんなきれいにしっかり洗って出す。
 おい!これって変じゃないの?
 水は無限と思っているかもしれないけど、それは違う。
 水を供給するには水源地から浄水地へ、浄水地から各方部へと送るために多量の電力を消費している。
 もちろん、汚れた水を各家庭が流せば、それを浄化するためにこれまた多量の電力を消費する。
 資源の再利用のために、資源の無駄づかいかい?
 更に。
 この再利用のために集められる容器の製造にも、これまた大量の電力と水が使われている。
 そして再利用のために集められた容器の再加工のためにも、またまた大量の電力と水が使われる。
 リサイクルをするのがいいのではなく、リサイクルしないで済むのがいいのだ。
 本末転倒になっちゃいないか?と思うのだが・・・





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 で、山奥にダムを作って電力使用量の大幅な軽減を図った。(水は上から下に自然に流れるから電力の力をかりなくて済むから)
 しかし、このダムが来年稼動すると、またもや水道料の値上げがある。
 ダムの建設費、および供給施設の建設費に莫大な金がかかって、それを受益者負担にするため。
 受益者?本当の受益者は政治家とゼネコンの幹部じゃないのか?


2004年04月05日(月) 本物を夢見る

 昨日の建築賞正賞受賞記念祝賀会は大盛況でした。(4月2日の日記参照)
 俺の作ったしおりも参加者には大変評判がよく、ほとんどの方から「これで飯が食えるんじゃないの」と言われた。
 でもね、このくらいのモノを作れる人は掃いて捨てるほどいるわけで、俺独自の色が表現できるデザインをコンスタントに生み出せない限り現実的じゃない。
 懐の広い会社、探してはいるんだけど、ないよなぁ・・・

 そんなわけで、参加者には評判のよかったしおりですが、建築賞正賞を受賞した本人からはお褒めの言葉は頂けませんでした。
 そりゃそうだよね。
 そんなエライ賞をとる人から誉められたら、その時は俺も本物だのも。笑





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2004年04月02日(金) ぶつぶつ

 あさっては、ボランティアでお世話になっている運営委員長の祝賀会があります。
 建築文化賞正賞受賞記念祝賀会。
 全国の元締めで(ボランティアの)超多忙な中にありながら、きちんと仕事もやっていたわけですね。笑

 血液型Bの運営委員長。
 俺も同じB。
 興味があることにはとことんのめり込むB。
 だから、超多忙であろうが、体調不十分であろうが、きっちりしっかり仕事もやっていたわけですね。

 今回は当日配布のしおりの作成を頼まれました。
 コツコツ作っていていつも思うこと。
 こんなんじゃ駄目だ。こんな自己流のデザインじゃ駄目だ。基本を踏まえた上での自己流アレンジなら光りも放つだろうけど、これは完全な思いつきデザイン。
 安い賃金でもいい、俺に勉強の場を提供してくれる企業はないのか。
 どこも求人に書いている。「実務経験2年以上」
 そんなこところで線を引かないでくれ。これじゃ、どこでもいいからとりあえず4年制の大学を出ていることが条件さ、と言っているマスコミと同じだ。





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 仕事に完全にのめり込んで、家を忘れるところがあるから。


久方 堕世 |HomePage

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