囁き
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2001年04月30日(月) 昨日の訂正&マジ駄文  〜『輪廻(ショートストーリー)』〜

 昨日の読みなおして・・・全然おかしいじゃねぇか(死)。どこも似てないっての、元カノん時と今回は。かなり気が動転してたのかしらね?(苦笑)振りまわされてもねぇって。ただ、中途半端なところが少しつらいかなってだけで・・・それもたいしたことねぇぞ、うん(死)。

 予備校っすよ・・・マジ、わからん・・・(死)特に月曜日は最悪なのぉっ!頭わやくちゃになっちゃうです・・・(涙)こんなんで、今年受かるのかねぇ・・・うむ・・・

 だぁう、眠いんだけど、眠れない・・・明日、早いのにね・・・


『輪廻』
『 眩しい光が目を焼く。巨大な重量を持つ何かが肉薄する。ブレーキを踏む音。小さな身体が、空を舞う。咥えていた魚が、飛ぶ。悲鳴。過去をゆっくりと振り返る。交錯・・・

 目を覚ます。
 巨大なトラックが自分めがけて突き進んでいく音。夢だとわかっていても、気分のいいものではなかった。しかし、夢の中の彼はネコだった。彼じゃない。
 汗でべとついている不快感を押し殺し、起きあがる。今日はなにか用があっただろうか・・・
「やばいっ!!」
 時間を確認する。待ち合わせの時間には、まだもう少しある。急げば遅刻することもないだろう。彼は夢のことを忘れ、急いで身支度を整えた。
 おかげで、なんとか時間には間に合ったようだ。とはいえ、待ち人は既に来ていたのだが・・・遅刻しているわけではないのだが、遅れた事を詫びる。相手は、笑いながら許してくれる。
 その笑顔が、好きだった。向こうはどう思ってくれているかはわからないけれど・・・今日は、二人きり。出来るならば、彼女の心を確かめたかった。
 それから数時間は、夢のようだった。愛している人と二人きりの世界。余計な邪魔者はいない。いるのは、無数にたむろする他人だけ。彼女の笑顔は彼だけに向けられ、彼の笑顔も、もちろん彼女だけに向けられていた。しかし、時間は流れるもの。彼女と彼は、常に一緒にいられるというわけではない。
「ねぇ」
 帰り際、彼女が振り返る。
「今日・・・楽しかった。また・・・一緒に遊んでくれる?」
 聞くまでもない。こっちから頼みたいこと。
 首を振る彼に、彼女は嬉しそうに微笑んだ。彼が、一番好きな彼女の表情。
「ありがとう・・・」
 そして、彼女の顔がゆっくりと近づき、唇が触れ合う・・・

 目を覚ます。
 苦笑。一体なんの夢を見ているのだろうか。僅かに自分が情けなくなる。夢の中で夢を見て、そして、彼女・・・
「あるわけないもんな」
 呟く彼の言葉には、少しの寂しさが含まれていた。再び眠りについて、夢の続きを見たいとも思ったが、残念ながら、時間がそれを許さない。いつものように身支度を整え、いつものようにやるべきところに、やるべきものをやりに行く。
 変わらない日常。彼は顔をしかめた。しかし、それを放棄するわけにはいかない。
 家を出たところで、携帯がなる。親友からだった。酷く疲れた声をしている。しかも、なにか口篭っている様子だった。理由を問う彼に、笑いながら友人は答えた。
『もう、どうでもいいんだ・・・』
 携帯が切れる。最後の友人の声は、笑っていた。いや・・・あれは笑いといえるのだろうか!?
 彼は走り出す。友人は、あの場所にいる。
 ビルの下に、人ごみが見える。そのビルの上には、友人の姿。それはゆっくりと倒れ・・・
 彼は叫ぶ。その声も、彼を助ける力などない。
 友人がゆっくりと大地に降り立ち・・・

 目を覚ます。
 夢でよかった・・・彼は呟くと同時に、激しい怒りが込み上げていた。その友人は、そんな奴じゃない。彼は、死を選ぶことなんか・・・
「俺は何を考えてやがる・・・」
 そして、気がつく。
「また、夢・・・?」
 夢の中で何度目覚めただろう?疲れているのだろうか・・・?
 疲れているのかもしれない。日常に魂をすり減らし、切り売りしている。しかし、生きるためには、仕方のないこと・・・
 全てを放棄したくなる。『夢でよかった。』そう呟いたけれど、果たしてそうだろうか?全てが失くなってしまえばいい・・・
 インターホンが鳴る。こんなに朝早くから、一体・・・
 疑問に思いながら扉を開けると、そこには多くの友人達が、手に色々な荷物を持って並んでいた。驚いている彼を見て、皆が笑う。
「たまにはみんなで飯作るのもいいだろ?驚かそうと思ってな、おまえを」
 笑っている友人に、やっと彼は笑顔を浮かべる。久しぶりだ。皆で騒ぎながら・・・

 目を覚ます。
 彼の顔は蒼白だった。一体・・・?
 僕は夢なのか?僕は誰なんだ・・・?
 噛み締めた唇が、鈍い痛みと、血の味を口に広げる。
 彼は、少し心を落ちつける。痛みが、ある。
 一体、今が夢ではないと、誰が言えるのだろう。信じているだけ。僕は、僕の夢を見ていた。けれど、僕は、僕じゃない誰かの夢なのかもしれないんだ。
 再び、彼は不安になる。自分が生きていると、誰が言える?どうすれば、生きているとわかる?
 カッターナイフを取り出し、首筋に触れさせる。冷たい感触が、彼の腕を後押しした。一気に押し込む・・・飛び散る鮮血。冷たさが熱さに変わる。混濁する意識・・・

 目を覚ます。』

 SSって奴ですね。ちょいと書いたもの。こういうのも少しはあるんだよね。文字を書くのは、やっぱり好きだね。色々と案はあるんだけど、それをしっかりとした文章にするのは、まだまだ能力不足みたい。精進せねば・・・趣味だからこそ、精進しちゃる(死)


2001年04月29日(日) かも  〜『中途半端』〜

 振りまわされる・・・って程のもんじゃないけど、元カノのときあったみたいな事が起きて・・・

 お互いあえなくなるけど、もしかしたら五月に逢える『かも』しれない。なんで『かも』かって言うと・・・わからん。向こうが考えているというのが理由。お金云々の問題も、勿論あるだろうね。けど疑り深い僕は、その先まで考えてしまうんですよ(苦笑)。それに、中途半端が一番つらいのは事実だよね。逢えないなら、気持ちを切り替えることが出来る。逢えるなら、それが一番いい。逢えるかもなら・・・希望を持って、それで駄目なのは嫌だから、希望を持たない・・・つまり逢えない・・・ことにしている。けど、どこかで希望を持ってしまっている。それがたまらなく、嫌だ。情けないし、駄目だったらつらいのも分かっているはずなのにね。

 元カノのときもあった。あの時は、向こうの感情だけだから、今よりも遥かに、そしてなによりつらかった。連絡もとらない。そう言っていた筈なのに、それを守ったのは僕だけだった。向こうは連絡をしてくる。僕は、約束を守っていた。それで、向こうが電話先でつらそうでも、会いにいけなくて・・・身体中がおかしくなるほど、つらかった。腕を切りつけていた。

 今回は、そこまでつらいものじゃないからね(笑)。まだいいさ。ようは、逢えるかどうか分からないっていう、中途半端なのがいやなだけだから(苦笑)。僕が、こらえればいいだけだもん。向こうも色々と悩んでいる。内容は推測しかできないけど、少なくともそれは確定だし。それに、会えなくてつらいのは向こうも同じ(・・・だと思いたい・・・)。そのくらいは、しなきゃね。そのうち答え・・・逢えるかどうか・・・も、でるだろうし、それまでは、頑張って日常を過ごさなきゃね。


『中途半端』
『望みもしない『明日』という名前の今日に目覚めた俺は
鈍い痛みで疼く頭を無視して起き上がる
時間というものが全てを癒してくれるのならば
この心を消し去ってしまおう 誰にも悟られることなく
心に足りない何かを渇望する毎日
涙も友も傷も孤独も与えてはくれなかった
温もりで包まれたときに手に入れた気がしたが
ピースは大きさに合わないまま 別の場所に置かれていた
真実を追い求めて暮らしてきたつもりだったけど
ただ無駄に生きてきただけだった気がする
取り巻くシステムはゆっくりと温もりを奪い去り
俺はくるまった外套の色を明るく塗り変えた
そんな俺のことを理解できずに街の風に倒れこんだ奴が
汚らしいほどすがすがしく俺のことを歯を剥き出しにして笑った
ああ もう全てを投げ出してしまおうか
それとも流れるままに消し去ってしまおうか
吐き出す言葉は思考するものを一切乗せずに垂れ流され
言動不一致のまま 闇と光は繰り返される
もう少し俺が弱ければ逃げ出せたのに
もう少し俺が強ければ立ち向かえたのに
もう少し俺が愛を知らなければ捨てられたのに
もう少し俺が涙を知らなければいけたのに・・・

さぁ、お前等
中途半端な俺を笑え』

 中途半端って言葉が、日記のなかにもあったけど、これは少し違う意味だよ。僕に対する中途半端。そして、決して言い意味じゃない中途半端。やることなすことがね。しっかりしなきゃ、ね・・・


2001年04月28日(土) 逢えなくて・・・  〜『けっぺきしょう』〜

 彼女と暫く逢えない、かぁ・・・僕自身よりも、浮気されないかどうかが不安だよ・・・(苦笑)僕自身がどうなるかは・・・今はないといえるけどね。先のことは、昨日書いた通り分からないから・・・だからこそ、自分勝手な心配をするんだね。やだやだ・・・
 だるくてなにもする気が起きないよ。昨日からず〜っと。駄目だな・・・予備校の予習くらいはしないとね。授業についていけないから・・・これ書き終わったら、少しやろう。・・・多分やらないだろうけど・・・寝るだろうな・・・


『けっぺきしょう』
『あらう。あらう。ごしごしあらう。
きたないものを、てにしてしまったから。
あらう。あらう。ごしごしあらう。
きたないものを、はいてしまったから。
なんであんなものを、てにしてしまったのだろう?
なんであんなものを、はいてしまったのだろう?
きたないのは、いや。きたない、きたない。
いっぱいいっぱい、きたないのがあるよ。みえる?みえる?
ほら、でてくるでてくる。ぼくのなかからいっぱいでてくる。
だから、あらうの。きれいにしなきゃ。
きれいにきれいに。
あらいながすの。まっかなおみずで。
あらいながすの。めからのおみずで。
きれいになったきがするよ?でもみんなにおこられる。
でも、きたないものをてにしたら、こころからわきでてくるから。
でも、きたないものをはいたら、ひとがきずつくから。
きたないのはぜったいにいやなの。いやしいから。なさけないから。
だからあらうの。ごしごしごしごし。
ふやけてもいいの。ちがでてもいいの
ごしごしごしごし。』

 どうも、そういう感じなのかもしれないな、僕は(苦笑)。思っているだけで、行動には移されてないけど。汚いものを吐き出し続けてるよ。嫌だけど、止めようともしていない気がするな。ほんと、中途半端・・・


2001年04月27日(金) 今日一日のこと 追加:彼女と距離を置く

 特記すべきものはない一日だった。寝て起きて、ご飯食べて、茶々の散歩に行って、また寝て、起きてご飯食べて、本読んで、今。なにもしてない。する気力すらない。

 肉体的にはともかく、精神的にはかなりの疲労が溜まっている。冷静な俺と、本来の僕がかみ合わずに、どこか足踏みしている。何かをしようとしても、数分で投げ捨て、ベットに倒れ込むの繰り返し。

 目覚めてからずっと、恐怖に襲われつづけていた。胸を握りつぶすかのような圧迫感と、暗い気分が晴れないまま。なにもしてない自分が、嫌なんだろうね。

 休んでいても、心は晴れない。けど、やっても続かない。そういう時は・・・やり続けなきゃいけないんだろうな・・・

 追加
 そこまで大げさなものじゃない。ただ、金がなくて逢えないだけ。僕はもともと収入がないし、向こうは、やりたいことに金をかけたいから。
 仕方がない・・・よね。だって、実際は『逢えない』じゃなくて『逢いにこれない』だから。僕も行けないから、結果的に『逢えない』だけだから。
 逢えないことは、やはり苦痛。これに慣れちゃいけないと思っている。慣れたときは、きっと愛と呼べるものではなくなっているから。
 どうなるんだろう・・・もし、会えて、僕を愛してくれる人がいたら、揺らがないとは言えないね。でも、揺らぐとも言えない。結局、まだ分からないことだよね。未来のことは。揺らがないつもりではいる。そうとしか言えない、か・・・

 ついでに、元カノが仲間内の飲み会に参加するとさ。安心できないね。ざっくり傷を負って帰るか、それとも楽しんで帰れるかは半々だし。あいつの心の持ちようだけど・・・ダチは『少しは余裕が出来たんじゃないか』って言ってる。そうだね・・・そう信じたいよ・・・

 彼女と逢えないのは、どれだけの期間なんだろう?・・・考えても無駄か。僕のことじゃないんだから・・・


2001年04月26日(木) 妹が起こした問題と、それで考えたこと

 今日早朝、いつものように遅く眠りについた僕の足元に、なにかの圧迫感を感じて目を覚ました。愛すべきお馬鹿犬、茶々かと思い、体を起こすと、そこにあったのは人型。驚いて言葉も出ないまま、どこか冷静にその姿を見ると・・・
 妹だった。
 狭いベットの、足元の方にうずくまり、なにかを呟いている妹の肩を叩いた。妹は、僕の方を見つめながらも、なにかを呟き続けていた。妹も精神的に色々なものを背負っている。声をかけた僕に、妹の答えは・・・
「どこか遠くの(ぶつぶつ)・・・」
「僕が誰だか分かる?」
「後藤君・・・」
 寝ぼけているのかと思い(どこか、そう信じたいと思い)、どこか遠い目をした妹の肩を抱きながら、しばらく妹の背をさすっていた。唐突にトイレに行くといい、僕の部屋から出た妹。階段の手摺りに寄りかかり、なにかを呟き続けていた。ただならぬものを感じた僕は、妹を強引に手摺りから振りほどき、振り向かせた。
「バジルあるかな?」
 妹が聞く。唐突の質問に、僕はなにも答えられなかった。ただ、何故か夢を見ているように思えていた。
「スパゲティー作らなきゃ・・・お腹もすいたし・・・」
 再び、妹の肩を抱く。どこかに行ってしまいそうだったから・・・そして、母が起きてきた。

 妹は、数種の薬をまとめて服用していた。詳しくは分からないが、25〜30粒ほど。急な問題はないものの、それだけの数を一気に服用すれば、こういった症状は現れる。少し、安心した。直接見たことはないが、妹は何度かこんな事を起こしていたし、友人の中には、こんな症状を起こす奴が数人かいて、それは僕も見てきたからだ。このところ、精神の調子は芳しくなかったようだし、こうなったことを受けとめるのに、さほど時間はかからなかった。しかし、予備校の授業では、身が入らなかった。字の書き間違い等、今日の授業は散々だった。流石に、多少なりとも動揺していたのだろう。幸い(というか、分かってはいたのだが)、問題はなく、帰宅したときに妹はそんな状況から脱していた。早朝のことを考えていたのだろうか、言葉数はほとんどといっていいほどなかったが。
 ふと思った。妹は逃げれるのだな、と。僕には、そんな逃げ方は残されてはいない。どうあがいても、進んでいくしか道は残っていない。たまのリスカ程度が関の山・・・それも、出来るだけしたくはない。逃げる云々の問題は置いておくとして、その道すら、僕にはほとんど残されていないという事を実感した。


2001年04月25日(水) 尾崎さんの命日&その他 〜『冷たい風』〜

 結局歌碑には行けなくて、誰もいない部屋の中、一人で彼のギターを弾いていた。近所迷惑かもしれないけれど、大声で。ギターもかき鳴らして。ガラス一枚隔てた空に向けて歌った。届くように?もしそうならば、それは彼へ?それともあの場所へ?
 少し疲れて、窓を開けて煙草を手にとった。煙が、外へと流れていく。静かに風が吹く中、煙草をふかしていた。
 風の匂い、雨の匂い。
 あの場所の匂いがしたような気がして、何時の間にか俯いていた顔を上げた。出会い、慰め合い、励まし合い、語り、歌い、笑い、騒ぎ、そして愛を作り出したあの場所。朝の景色、昼の景色、夕の景色、夜の景色。全てが頭をよぎる。そして残ったのは、一人で眺めていた夕日と、そして夜のネオン。幾つも、幾つも。
 数えきれないほど見た景色。一番長い時間を過ごした場所の一つ。色々なことを学んだ場所の一つ。友がいなくても、ギターがなくても、彼がいたという事実とあの景色さえあれば、いい。
 不意に、涙が浮かびそうになった。何故か、もう彼がいないことを強く感じた。もう一曲歌って、友人になんとなく電話をかけた。
 なんてことない話。ただの暇つぶしといっても過言ではないくらいの。けど、相手はもうすぐ子供が生まれる夫婦。あと2ヶ月ほど。新しい生命を宿している人と話していることを、何故か不思議に思った。もうすぐ親になる二人と話していることを。
 電話を切り、ラジオを聞きながら布団に潜る。彼の話が出てくる。最近公開される映画と共に。イベントが行われているようで、その場所の話をしていた。まだ多くの人に、彼は愛されていた。いまからでも歌碑にいこうと思ったけど、やめた。あまり顔をあわしたくない。親もうるさいし。だから、聞いていた。渋谷の何処かの会場は、多くの人でで溢れているようだった。嬉しかった。泣きそうになりながら、またギターを弾いた。
 そして夜中、ついさっきまで彼女と電話をしていた。25日を跨いで。何故だろうか、それだけで嬉しかった。この日が終わるときに、彼女の声が聞こえているだけで嬉しかった。

 ねぇ、尾崎さん。僕にも、ほんとに好きになって、付き合う人が出来たんですよ。あの場所でであった、最初から終わりだって分かってる愛じゃなくて、出来るならば一緒に歩いて生きたいって思える人が。あの場所に沢山書いてあるメッセージにも、自分の愛した人のことがよく書かれていますよね。
 ラジオで、あなたに伝えたいことっていうのを、茨城県の17歳の男の子がインタビューを受けていて、僕はあなたに何を伝えたいのかって考えていました。なんだろう、伝えたいことが多すぎて、何を言っていいのかがわからなくなります。あなたに伝えたいこと・・・一言じゃ、言えない。沢山の言葉を費やしても、言えない。言葉に出来ない思いがいっぱいです。断片的になら・・・生きている姿を見たかった。いま、どういう歌を歌っているのかが知りたかった。けど・・・それだけじゃ晴れなくて・・・
 4,5年ぶりくらいに、あの場所に行きませんでした。この家で、あなたのことを祈り、考えています。なんか、悪いような気が、少しします。なんだろう・・・感情が溢れ出して、なにも考えられなくなって・・・
 あなたの姿が見たかった。生きている姿が見たかった。歩いている姿を、歌っている姿を見たかった。初めて、あなたがいないことをここまで寂しいと思います。
 いつか、もう一度、彼女と二人であの場所に行きたいと思います。そのときに、僕はどう変わり、どうなっているのでしょうね?
 ・・・言葉が止め止めもなく溢れてくる。言いたいことが多すぎて、なにも言えません。感情が溢れて、思考は乱れて・・・近いうちに一人で、あの場所に行こうと思っています。昔みたいに、あの場所の、いつもの場所に座り込んで夕日を、ネオンを見たいって・・・
 伝えたいこと・・・なんでしょうね。あなたに言いたいことは沢山あるはずなのに、いざ書こうとすると、何を言おうか・・・
 本当に、本当にありがとうございました。そして、これからも・・・

『冷たい風』
『冷たい風が窓から吹き込んでくる
煙草をふかしながら 俺は深淵の闇を見つめていた
横には空っぽの酒瓶が転がり
震えながらも俺は窓を閉めるのを拒んだ
冷たい風と 酒の匂いだけが俺を
生きているのだと実感させた
夜が明ければまたすぐに
いつもと変わらない日が訪れるのだろう
そんなときはいつも
自分が生きているのかが分からなくなる
夜の冷たい風はいつも
俺が生きているのだと教えてくれる
深淵の闇の中から吹く
突き刺すように吹く 優しい風が

冷たい風が窓から吹き込んでくる
光が届くことのない 酒と煙草の匂いが染み付いた部屋に
人を愛することを忘れてしまった
人として機能していない俺の心の中に
冷たい風はその中にあるなにかで
なぜか俺の心を癒していった
心も身体もいつも
傷だらけになってこの部屋に逃げ帰る
そんなときはいつも
よく生きてたと いつ死んでもいいと思う
夜の冷たい風はいつも
小さな痛みを伴いながら俺を包み込む
切り裂かれるように冷たい
痛みと優しさを共に持っている風が

夜の冷たい風はいつも
小さな光を心に灯してくれる
愛しい人と同じように
温かい心を持っているこの風が・・・』

 何度か、もう乗っけてるね、この歌。中学頃の詩。結構好きなんだ。自分で書いたものだけど・・・気に入っている。
 彼女に逢えない寂しさが、きっと今日、倍増されてると思う。いまは一人。開け放した窓から吹く風は、大好きな冬の風とは違って、もう暖かいけれど・・・安らぎを覚える。あいつに抱き締められたときと同じくらいの・・・
 もう25日は終わった。次は彼のBirthday。その日は、僕と彼女の記念日でもある。二人の愛を、互いが口にした日。
 何故だろう、涙が零れそうだ。その理由は、一体なんなのだろう・・・?


2001年04月24日(火) 予備校のこと  〜『朝日と夕日』〜

 彼女にCoccoのビデオを送る。いや、録画したやつなんだけどね(苦笑)。これで少しでも楽になってくれればいいなぁ・・・勿論内緒です。

 予備校の小論文の授業で、学歴社会について話す。ふと、弾語りをしている友達の歌が甦った。自作の歌の一部に『大人達は汚い金を(うんちゃらかんちゃら)』。それを思い出したのは、受けている奴らの言葉の所々。学歴社会を否定しかしていない。
 僕も好きじゃない。けれど、現状、予備校に通っているわけだし、社会が学歴shかいで動いているいま、それを否定するだけじゃ意味がないから、肯定しか出来ない。友達の自作の歌もそう。なんだかんだ言っても、生活から金を切り離すことなんて出来ない。金は大切だしね。何を言おうが。
 ま、どうでもいいことだけど・・・
 はっきり言って疲労の局地。疲れすぎて逆に寝れない。脳の回転が、変な方向に凄い早さで回転している。土日、親父が来てて休めなかったのもあるだろう。明日は予備校休み。少し休もう。
 けど、明日は尾崎さんの命日。家から出られなくて、あの場所には行けないけれど・・・家で、彼の事を考えながら、静かに酒でも飲もう。


『朝日と夕日』
『知ることは穢れること
生れ落ちた泣き叫ぶ結晶は一箇所傷のある真の透明
時が流れることに罪を犯し、夢を知る
想像を覚え、嘘を教わる
まだ白い恋は汚れた愛に変わり
やがては愛を刻み込み、付随された傷まで覚え、刻み込む
包み込む迷彩色は紛らせ
僅かに際立つものを淘汰すると
返り血を浴びて笑う
そして心を知り始めて一日を繰り返す朝日と夕日

ほら、穢れた

穢れの一つはガラス玉を落とす 一筋の闇があるガラス玉

朝日と夕日

無垢になろうと擦り落としても、また飲みこみ、吐き出す
いつかの夢を掲げるために
いつかの死を待つために
いつかの愛を育むために
いつかの歌を歌うために

認めざるをえない朝日と夕日
どんなに哀しく見えても 暗く見えても 美しく見えても
その先にあるものが見たいのもあるけれど
現実に、目の前にあるものだから
朝日と夕日 願わくば薄曇の空』

 予備校の休み時間に、今日書いた奴。そのまんまだよ。最近、少し詩が書けてきている。嬉しいやら哀しいやら・・・一番詩が書ける時は、一番精神が犯されてるときだからね・・・


2001年04月22日(日) 煙草の焼け跡

 左腕の14個の煙草の跡。それぞれが、痛みを持っている。身体ではなく、心の。傷つけてしまった痛み。情けなかった痛み。忘れたりなんかしない。忘れられるわけなんてない。

 一番最初は、酷く人を傷つけたとき。軽い言葉が、軽い冗談が傷つけた。罵声を浴びせ掛けられ、関係を断ち切られた。こんな事を二度としないように、身体に刻み込んだ。

 裏切られた痛みもある。あることもない噂を流された。それも、僕の関係のうち、二つに。身に覚えのないことでなじられ、時には殴られた。一人、部屋の中で涙をこぼした。信じてくれていた人もいたけれど、信じた人の方が圧倒的に多かった。つまり、僕がそうするかもしれないと思われていた。僕が女性を犯すなんてことを・・・誰だか分かったとき・・・その人は、告白されて僕がふった人だった・・・僕は彼女になにも言わなかった。ただ、自分を笑いながら、静かに煙草を押しつけた。

 人を裏切ったときにも、押しつけた。相手の相談を軽く聞いていて、大きな話になってしまったとき。対立する話は、規模は話半分だと考えている(いまでも)。人は、他人にそういう話をするとき、自己弁護的な話に曲げてしまうから。内容や、言い方で。けど、そのせいで酷いことになってしまった。未遂を起こした彼女は、幸い命に別状はなく、今は元気に生活している・・・はず。暫く連絡をとっていない。少なくとも、知っている限りは元気に生活をしていた。

 一番多い理由は、自分が情けなかったとき。高三のときに愛した人(昔の日記に書いてある『姉』)、そのときに押しつけたものは多い。5個。
 彼氏がいた『姉』に対して、自分を抑えるため。
 抑えきれなくなる自分への情けなさ。
 愛という感情で強く感じてしまった過去の汚れ。
 相談をする『姉』に対して、感情を隠し続けた自分への情けなさ。
 『姉』に対して心を許していく自分への戒め。

 心を許せば許すほど『姉』の魅かれていくのを知っていたし、『姉』が僕を心配し、考えてくれる。そして、必要としてくれるのと同時に、違う意味で僕は必要としていく。・・・していったんだな(苦笑)。傷が見つかって、泣いてくれたよ。怒ってくれた。当たり前だろうけど・・・嬉しかった。僕に対するどういう感情であれ、怒ってくれたから・・・必要としてくれるのが分かってしまったから・・・

 そして、元カノを守りきれなかったときにも。守りきれなかったというか・・・僕が、元カノに対してちゃんと包んであげられなかったから。自分が許せなかった。守るって誓っていたから。彼女が疲れて、自暴自棄ともいえる状態になったとき、ちゃんと癒してあげられなかった。情けなかった。

 元カノを裏切ったときも。守るって誓っていたのにって。昔書いたから、詳しくは書かない。カラオケの最中で抜け出して、つけた。歌の大半が、僕の傷をえぐっていて、止められなかった。あの時、無意識に呟いた謝罪は、誰に対してだったんだろう。元カノと、いまの彼女?

 怒りの感情を消すために押しつけたこともある。友人が、その彼氏に暴行を受け、指に深い傷を負ったとき。彼女はパティシエという夢を打ち砕かれた。キレた(僕はめったにキレない。そのときに、自分がどうなってしまうかがわかるから。怒りの激情に襲われた身体が、意思を反して、僕の持っている全ての技術で攻撃してしまうから)。最初はそれでもいいと思っていた。けど彼女の言葉に、怒りを消さなければならなかった。せめて、キレないためにも、自分の感情を抑えるために、押しつけた。怒りは、まだ胸の内にある。その男に出会ってしまったら、どうなるかは僕にもわからない。

 仮面をかぶるために押しつけたこともある。人に会わなければならないとき、自分の感情を隠しきれなくて、押しつけた。その感情は、悲しみやつらさ。過去の罪への怒りなど。つけた痛みで、仮面をかぶる。情けなさを一番上にすることで、他の感情はその下に落とすことで、仮面をかぶれるようにする。誰にも見透かされないように。・・・そんな自分が、情けなくて、許せなかったけど・・・

 そして、死への疾走を止めるために2回、押しつけた。これは、ナイフで腕を切り付けるのと同じ。その痛みで、終わらせる。情けないと、心の中で呟きながら。

 これが、14個の煙草の焼け跡の理由。


2001年04月21日(土) 表現

 言葉にもならない思いが渦巻いて、吐き出したくても吐き出せなくて。行き場のない言葉は、表現出来る場所を探すけれど、それを表す能力は、圧倒的に足りていない。それは言葉であったり、書き記すことであったり・・・

 愛も、そう。聞きたいことがあるのに、言えない。言いたいことがあるのに、言えない。そもそも、なにを聞きたいのかすら、わからない。聞きたいことはあるんだけど・・・

 心の内を表現出来たとき。その快感は、言葉には言い表せない。詩が、そう。信じられないほどの喜びがある。涙が出そうになる。最近、そんな詩が書けてない。溜まっている言葉は無数にあるのにね。それが、更に僕のなにかを滾らせ、不完全燃焼にする。その感覚が、たまらなくいや。

 僕の詩は、僕だけのもの。誰に書いたものでもない。だからこそ、こんなときには書きたいんだ。吐き出したいんだ。


2001年04月20日(金) ラストライブ&10周期

 Coccoのラストライブ。Mステでね。見た人もいると思う。
 それと、尾崎さんの特番。こっちはBS2。

 どっちも、僕が大好きな歌手。

 Coccoの本も買った。いま読んでる途中だけど。新しいアルバムはお金がなくて買えてない。すぐにでも聞きたいんだけどね。いつか、復帰することを願ってる。彼女が、もう一度歌いたいと思うことを。
 尾崎さんの歌、映像で久しぶりだった。多分、初めて泣かないで見た。もうすぐ、4月25日。あの人が亡くなった日。もう、あれから十年目になるんだなぁ・・・僕が、彼を知ってからも、同じ年数。曲は、あまり聞かなくなった。聞かなくても、ほとんどが頭に残っている。ライブを含めたCD、本、ラジオを録音したテープ、多いのか、少ないのかはわからないけど・・・

 なんか・・・亡くなったって実感できてないのかな、尾崎さんのこと。っていうか、彼を知ったのが、亡くなった後のこともあると思うけど・・・だからこそ、彼の足跡を探してるけど・・・

 歌碑には、行けるのかな?みんないるだろうな。いつもみたいにギター片手に歌ってるんだろうな。行きたいな。みんながいるし、なにより、尾崎さんがいた場所だから・・・


2001年04月19日(木) 感情馬鹿はいつから?  〜『浸酔』〜

 彼女と少し、お話し。んで、考えたこと言っちゃった・・・

 傷つくのはわかってたはずなのにね。なんでか、その瞬間、綺麗さっぱり忘れてた。頭が悪いにも程があります。少しは昔の僕を見習いなさい。感情馬鹿ではなかったはず。少なくとも、今よりは・・・

 明日から、親父が来る。多分、またどこかでおどおどしながら会うのでしょう。叱られるのが怖い子供みたいにね。そう、叱られるのが怖いだけさ・・・認められないのが怖いだけさ・・・


『浸酔』
『悲しみとつらさは 存在を教えてくれた
幸せだけなら 夢しか見られなくて
自分すら見失うのは 朝靄のせい?自分のおかげ?
形のないものを探していて 探し物を忘れてもまだ探している
傷は生きている証 傷跡は刃の道標
過去は僕を構築し 捕らえ 全ては僕を泥酔させる
なにも気にせず歌い続けた 虚ろな目で夢を見ていた
TVは壊れた?それとも壊した? ヘドロの中から出ない?出れない?

憎しみと欲望は 信用を気付かせて
愛と優しさは 僕と恐怖を見せ付けた
押し殺した記憶は 子供の思い出?吐き続けた嘘?
首の上の100バイト 僕の都合で捻じ曲げられて
シンデレラ ピーターパン 嫌いな嫌いなおとぎばなし
HAPPY ENDを否定しても どこかで求め 行く先は御伽噺
柔らかな刺に抱かれることを 嘘の血の中 微笑んでいた
僕が僕を笑い その僕を僕が笑う 合わせ鏡かマスターベーション

『見上げれば目眩を覚えるほどの空』
イヤホンの声に顔を上げれば
高いビルの向こう側にある くすんだ青のいつもの空

柔軟なフリした曲解の嵐 振り向いた足跡はでたらめに刻まれ
居心地のいい冷たい血の湖 100まで数えようとして数字を忘れた
妄想は僕を強くたらしめ 昨日は更に僕を主人公に
疑いは存在を酷く鈍らせ そして頭まで深く潜る
もう目覚めないように もう目覚めさせないように』

 わかんね。


2001年04月18日(水)

 彼女、疲れちゃってる・・・側にいれてやれない自分が情けない・・・

 どうするべきか悩んでも、答えなんか出ない。感情だけなら、別れたくない。理屈の中では、別れたほうがいいのかもしれない。けど、僕の勝手な意見。それも、好きなのに・・・

 何がなんだか、もうわかんないよ・・・どうするべきなんだろう・・・


2001年04月17日(火) 彼女の話

 彼女との電話が、中途半端なところで終わってしまった。夜、電話をしようと思ったが、親の監視の目が厳しく、アウト。情けないったりゃありゃしねぇ。

 彼女、自分がやるべき事をちゃんとできずに、少し落ち込んでいるようだった。なんで、そんなときに電話すらしてあげることが出来ないんだろうか。僕は、彼女のなんなのだろう・・・
 少しだけ話したこと。向こうは、今の僕に、彼女がいるだけでつらいんじゃないかとかを考えていたという。受験勉強や家族関係の妨げになっているだけじゃないかって。
 眠る前に、彼女がいなくなったことを考えてみた。誰一人、僕の周囲にいないことになる。リスカをしようが何をしようが、心配する奴はいない。行きずりの女を抱こうが、暴れようが、関係ない。
 確かに自由になるだろうね。けど、その自由が、果たして僕をどれだけ動かすのかは、今の僕にはわからない。昔友達に『おまえ、重しがないとどっかに飛んでいっちまいそうだよな』などといわれたことがある。

 そうだね・・・別れたくないよ。当たり前だけど。女々しい奴って言われようとも、やっぱり別れたくはない。本当に、ここまで人を好きになれたのは初めてだと思う。逝ってしまった奴や、思いを告げられなかった『姉』(知らない人に言っておく、そう呼んでるだけで、実際なんの関係もない人)、そんなの、全てを吹っ切らせてくれた奴だ。
 そして、好きな人を今度こそは守りたい。昔、嘘をついてしまったから。アイツ以上に好きになった人を、しっかりと抱き締めて生きていきたい。それは、男として。そして、人として。アイツの代わりなんかじゃない。今の彼女だからこそ、そう思う。

 けれど、今は彼女を苦しめているだけなんじゃないか。守るだのなんだの、そんなこと以前の話だ。一度、話し合ってみる必要があるかもしれないね・・・
 僕が何よりもつらいこと。人につらい思いをさせること。それが好きな人であればあるほど、僕もつらくなる。彼女を好きだからこそ、愛しているからこそ、つらい思いをさせているのなら、考える必要があると思う。向こうから話を切りだされたのなら・・・同意する確率も、低くはない。『つらいから別れよう』なんていわれたら、それをどう拒否出来るんだろう・・・まず、考えなきゃ・・・
 絶対に別れたくないです。けど、貴女に必要があるなら、自分の気持ちくらい押し殺します。それが、最後の愛の証であるという自己満足に浸りながら・・・


2001年04月15日(日) 予定変更。親から言われた一言 〜『My life』〜

 昨日、甦ってきた言葉。リスカしているとき、ずっと頭のなかに回っていた。甦るって程、昔のことじゃないけど・・・

『浸ってるだけじゃない』

 自分でも、そうかもしれないって思う。情けないけど。でも、だからってこの苦しみから救われるわけじゃない。浸っているなら、僕の思考しだいですぐに抜け出せるのだろうか?わからない。

『その場所が好きなだけでしょ?』

 僕の思考。そして、昔いた場所。全てのことが『場所』という言葉に含まれている。好きだから・・・好きだからこんな事をしてしまうの?

 くだらないヒロイズム。一番嫌いなそれに、僕がいる。そうであろうとも思うし、そうじゃないって言うのもいる。後者の声は小さいけれど・・・
 自分を否定していることすら、浸っていること?
 再び、何を信じればいいかすらわからなくなっている。全てを壊してしまいたい。親が認めない電話も、パソコンも、何もかもを。

 リスカも浸っているだけ。一人で酒を飲むのも浸っているだけ。自己否定も、誰かに縋るのも、過去を思い出すのも、罪を感じることも。
 全てが浸っているだけ。

 もう、よくわかんねぇや・・・こう考えるのも、浸っているだけ。

 僕を構築している全てが偽り。





 そしてこれも・・・?

『My life』
『何?何故?を探す時間もなく
無意味に泣きたくなる時もある
無性に人が恋しくなったり
死ぬことばかりを考えてたり
一時の事だと分かっているから
動かなくてもどうにかなるけど
考えだけは止まらず広がり
妄想の中でまた自分殺した
何もかにもに腹が立ったり
自分が小さく見えたりなんかして
無意味に本を読みふけったり
空を眺めてただ眠ったり
こんな歌を歌っているのも
僕がこんな状態だから
だったらいいよね これが僕なら
いつかは自分を消しちまうから

無邪気で気楽な自分がいない時
Mind mode Vel.Inverse 
気が狂いそうになるのも
自分のせいだって知ってる
人といれば多少は見えない
一人になると増えてく何か
夢では人を追いかけ殺して
現実やらない それでいいんだ
自分の存在ひたすら堕として
仮面(ペルソナ)をつけて明るく振舞う
「堕ちる」「ペルソナ」そういう単語は
異常に書けたり知ってたりする
こんな事を思っているのも
ほんとに少し疲れてるから
そう信じるよ こんな奴なら
危険な奴と変わらないから

何がしたいかわからないんだ
恐れるのはただある時間
なくしちゃおうか? なんていえない
きっと近くに誰かいるから
誰かがいないと消えられるのか?
なんて考えただ苦笑する
あるはずないよ だって周りに
人がいないと怖がるのだから
だからなのかな? 僕が惰性で
生きてる理由 My life reason』

 僕の台詞すら、誰かの使い古し。行動も、何もかも・・・この道の行く先には、なにがあるの?誰も知るわけないよね。
 それでも、歩くことはやめられないんだ。当たり前のことだけど。
 精神が落ち込んでいるならいいよね。まだ、マシ。

 そして、これも浸っていること?


2001年04月14日(土) リスカ

 左腕にある、無数の切り傷と煙草の焼け跡。切り傷なんて、もう数え切れないほど付けてきたけど、煙草の焼け後の方は覚えている。全部で14個。
 気分で切り付けるリスカの後とは違い、煙草の方は、自分が本当に許せないときだけ付けてきた。どうしようもないほど、人を傷つけたとき。死にたいくらい、自分が許せなかったとき。14個の理由、全てを覚えている。彼女とあってから、リスかも根性焼きもやらないと約束した。止められていた。一時は・・・
 一応、今日早朝という形にはなるのだろう、カッターナイフを手に取っていた。親と喧嘩して、色々と考えて・・・なんか、どうでもよくなっていた。左の二の腕に、十字架の傷跡がある。そこを、また切りつけていた。情けなかった。彼女との約束を破った自分が。止めようとした。けれど、意思に反して体は動いていた。
 一体、僕は誰を幸せに出来るのだろうか。流れ出る血を拭わず(とはいえ、そこまで深い傷でもない)、考えていた。元カノを酷く傷つけたことは、書いたと思う。そこを、ここでは沢山書いてきたけれど、それだけじゃない。よく考えれば、人を不幸にしてきてばかりだったような気がする。
 何度もいっているが、今彼女と僕は、かなり連絡がとりにくい。彼女は、やはりつらいだろう。合えもせず、満足に電話も出来ない。出来たとしても、僕の親にばれないようにするため、夜中。昼間は、電話が長く続けば、親のことを心配してくれている。
 それに、こんな奴だ。自傷癖。いつになったら終えられるのだろう・・・自分の問題とは知っているけど・・・そんな奴を相手にしている。いつも思う。彼女は、自分がすんでいる場所近くの、例えば大学の友人や、バイトの仲間と付き合えればよかったのではないか、と。遠距離で、しかも連絡すらとれず、馬鹿なことを繰り返している僕となんかではなく・・・
 出会ったことは偶然。彼女と深く話し合えるようになったことも偶然。付き合うことになったのも偶然。その偶然の歯車が、一つでも狂っていれば、彼女はそこまでつらい思いをしなくてもすんだだろう・・・

 失敗したことも手伝ってか、今まで以上に『子供が出来たら』という冗談を口にする。彼女は知っているのだろうか、精神病は、ものによっては遺伝するという事を。自分で作り出した精神分裂。そして、自傷癖や躁鬱病(医者に言われたわけではないが、カウンセリングの勉強をしている友人に言われた)。それが、次の世代にも広がってしまう確立がある・・・僕には、どれが遺伝するもので、どれが遺伝しないものかはわからないけど・・・どうやら、精神分裂は遺伝するらしい。けど、僕は完全な分裂者じゃない。どうなるのか、わかりもしない。そして、怖い・・・
 今度、煙草の焼け跡について書く。


2001年04月13日(金) 久しぶりの感覚  〜『冷たい風』〜

 久しぶりに、彼女と夜に全く電話しなかった。お互い忙しいから、仕方がなくだけど・・・

 この感覚、久しぶりだね。色々と考えることも出来たし、詩も書けた(謎)。やっぱり、キーボードで打つよりも、紙を前にシャーペンで書いたほうがいいね(謎)。
 なんだろ・・・暫く毎日ずっと電話してたから、こういった一人って、凄い久しぶりな気がした。勿論、寂しいんだけどね。
 ふっと、自分の意識が奥に沈んでいく感覚。真っ黒な海の中に、思考や感情全てが沈んでいく。そして、全てを内側に向ける。普通に、自分を見つめるんじゃない。何が違うのかは、自分でも上手く説明できないけど・・・楽しくもあり、つらくもあること。なんか、忘れてた久しぶりの感覚でした・・・

 新しい詩は、まだ書き途中です(死)。出来あがったら、また乗っけていきたいです。


『冷たい風』
『冷たい風が窓から吹き込んでくる
煙草をふかしながら 俺は深淵の闇を見つめていた
横には空っぽの酒瓶が転がり
震えながらも俺は窓を閉めるのを拒んだ
冷たい風と 酒の匂いだけが俺を
生きているのだと実感させた
夜が明ければまたすぐに
いつもと変わらない日が訪れるのだろう
そんなときはいつも
自分が生きているのかが分からなくなる
夜の冷たい風はいつも
俺が生きているのだと教えてくれる
深淵の闇の中から吹く
突き刺すように吹く 優しい風が

冷たい風が窓から吹き込んでくる
光が届くことのない 酒と煙草の匂いが染み付いた部屋に
人を愛することを忘れてしまった
人として機能していない俺の心の中に
冷たい風はその中にあるなにかで
なぜか俺の心を癒していった
心も身体もいつも
傷だらけになってこの部屋に逃げ帰る
そんなときはいつも
よく生きてたと いつ死んでもいいと思う
夜の冷たい風はいつも
小さな痛みを伴いながら俺を包み込む
切り裂かれるように冷たい
痛みと優しさを共に持っている風が

夜の冷たい風はいつも
小さな光を心に灯してくれる
愛しい人と同じように
温かい心を持っているこの風が・・・』

 中学の時の歌。『風』って言葉が好きなんだな、僕(笑)。他の詩にも沢山出てくる。『心の闇』とかね。
 冬。夜は結構窓を開けていることが多い。風が強く、身体を切り裂くほど冷たい。けど、それが好きなんだ。部屋を真っ暗にして、タバコでも吸いながら、ぼうっと空を見てる。時には、日本酒でも飲みながら、ね(昔のを読んだ人は知ってるでしょうが、しつこいようですが、フィクションです。未成年は飲酒、喫煙は禁止です)。下手な生活よりも『存在』を感じられる。
 僕が存在しているって、ね・・・


2001年04月12日(木) 重荷

 昨日書いたこと。『重荷になるんじゃないか』って話。
 ・・・ようは、不安なだけなんだね。でも昔、僕にもこういう事があったから。重荷になったことがね。元カノもそうだし、その前にも一度、あった。依存されていたんだろうって、思う。頼るのはいいけど、依存するのはいけないって考えている。だって、頼りきってしまったら、一人で歩けなくなるから・・・

 今まで、人にあまり頼ることを好まなかったし、感情を優先することもあまりなかった。だから、彼女に対してどこまで見せるべきか、見せないべきかの境界線がよくわからない。恋人同士だけど、それなりのものはないといけないと思うから(向こうが僕に対しての想いには、そういう事を考えてないけど(笑))。
 見せるべき、見せないべきっていうのは、感情やらなんやらの話。全てを吐き出そうとしてしまうときがあるから。けど、向こうもそういうタイプ(・・・多分)。どちらかがそういうことをしなけりゃいけないときもあるでしょう?

 前から、そういう考えをしている。押す人が多いときには引き、引く人が多いときには押す。そうすれば、意見の衝突や揉めることなんて、基本的にないからね。周囲を見て、変える(勿論、どうしても譲れないことだってある。そのときは、変えないけどね)。
 それを八方美人だという人もいる。けど、面倒臭い争いごとや口論が始まるくらいなら、全然マシだと考えている。多くの人を苛立たせるよりも、一人で耐えて、みんながいい気分になった方がいいと思うから・・・こう書くと、なんか凄くいい人みたいに見えるな・・・(死)僕が、そういう口論に巻き込まれるのが嫌なだけってのもあるし、時間の無駄を省きたいし・・・(死)
 みんなが気持ちよく終われる口論なんて、少ないよ。少なくとも、僕等の年代じゃ。だから、みんなと遊んだときはそういう形。それでいいと思ってる。

 話がまたずれた(苦笑)。そんなことしかしてなかったから、どうすればいいのかわかんないんだよね。彼女は全てをさらけ出してほしいみたいなことをいってるけど、やっぱり怖い。さらけ出しすぎて、いなくなってしまうのが怖いんだね、やっぱり。こう書いてて気がついたよ。
彼女がいなくなるのが、なにより怖いんだ・・・


2001年04月11日(水) 見えるもの

 僕が見えているものは、本当に全てそうなのかを考えたことはない?
 僕には赤く丸い林檎も、もしかしたら白くて四角いものだったり・・・誰もがそういうから、それは信じられるけど・・・

 それは、なにも目に見えるものだけじゃなくて・・・例えば、親友と思っている相手が、向こうはなんとも思っていないこともある。それも、多く・・・気にしてたら生きてはいけないだろうね。思いの擦れ違いなんて、本当に多いんだ。いちいち恐怖することもないよ。信じている方が愚かなんじゃないかって、そう思う。
 思いを信じること・・・それが出来る瞬間は、確かにある。けど、信じ続けることが出来ない。僕という人間は。不安になることもあれば、どうでもいいと思うこともある。それこそ、その日の気分なんだと思う。
 でも、逆はつらいよね。親友だと思っていてくれる奴に、それほどの思いを投げかけることが出来ていないと知ってしまうとき。でも、何を思っても、それ以上なんてあげることなんて出来ないよ。少なくとも、今の状態では。

 なんか、書くことがずれてきてるなぁ・・・僕は、『思い込み』って言葉を一番恐れ、そして、好んでいる。それは、誰の心にもあるものだから。『そんなことはない』。そういう人に、尋ねて見せよう。

『それこそが思い込みでないと、なんでいえるんですか?』


『黄昏の境界』
『たまにね 自分の存在に不安になるんだ
街のどこかにいる君に囁く
いつも君は僕のほうを向いて
それでも視線は別のものを探していた
君のことを好きだと思っているけど
そんな根拠はどこにもないんだ
ただ僕がそう思っているだけで
実際はどうなんだろう
たまにね 自分の存在に不安になるんだ
街を彷徨っている僕に呟く
いつも僕は君に向かって
心からの愛の言葉を投げかけているけど
それが本心なのかを知る術は
一体どこにあるのだろう
「自分は信じている」
多くの人はそう言うけれど
「ただの思い込みだよ」そんな一言に
全ては崩れ去ってしまうはず
自分の存在なんか
本当に不確かなものだと感じることはないかい?
もしかしたら君だって
誰かの夢なのかもしれないんだ
眠りが覚めてしまったら自分は
一体どうなってしまうんだろう
ああ きっとそれが
死というものかもしれないね
不確かな自分が信じる存在は
やはり不確かなものでしかないのかな?
黄昏の境界で
ふとそんなことを思う
嫌いな奴も 好きな映画も 美しい景色も 君への想いも
誰かの夢の中だと思ったら 怖い
自分はここに存在していると
叫んだところで一体何になる?
信じられる?でもそれは思い込もうとしているのとは違うのかい?
辛い夢なら覚めて欲しい
そう思う人は多いけれど
もし全てが夢だったなら
君はいったいどうするんだい?
黄昏の境界で
ふとそんなことを思う
太陽と月が入れ替わる
そんな時に』

 この歌、前に一度書いた事があるかもしれないけど・・・自分に思い違いがあるんじゃないかって思うから、人にもそれが反映されているのかもしれないね。親友だとかなんとか、言われればいわれるほど、こんな事を考えてしまう。恋愛感情であれば、更に強く・・・自分に自身がないだけかもしれないけど・・・そんな人間じゃない、ってね。好かれることなんて、ないって・・・
 これも前に書いたけど、今の僕と彼女の環境が変わった時、向こうがそう思って(ある意味それに気がついて)しまうんじゃないかって・・・いや、距離とかじゃなくて、日常でもね・・・それはやっぱり、怖い・・・
 この想いが、いつか重荷に代わってしまうんじゃないかな・・・そうも思うけど・・・これは今度書こう・・・


2001年04月10日(火) MDウォークマン

 たいてい、最大音量にしている。側に人がいるときは別として、歩いてるときは最大音量。まるで耳が壊れるんじゃないかという音量も、なれてしまえばたいした事はない。それより、更に大きな音がほしくなる。
 昔はそうじゃなかった。多分、普通くらいだっただろう。なんでかって言うと・・・まぁ、簡単に言えば好きなんだ。
 余計な雑音が耳に入らなくもなるしね。人ごみは好きだけど。ぼうっとしているときには、余計な音はほしくない。だからってのもある。
 それに・・・妙な言い方かもしれないけど、その音に全てを奪われそうな感覚になるときがある。言ってしまえば、恐怖。例えば、MDコンポを、音を出さずに音量を上げるときに出るノイズ音のようなものにも、何故か恐怖感を感じる。それと似たようなものなのかな?よくはわからないけど・・・
 それが、好き。音の渦に巻き込まれそうな感覚で、それ以外に何も聞こえない。気が遠くなりそうになったり、慌ててイヤホンを外しそうになったりもしたけど・・・その恐怖が好き。何より、それに没頭出来る。
 時間を潰すときは、たいてい本を読んでるけど、その状況で道端に座り込んでいることも多い。周りに人がいなければ、小さな声で歌うこともある。狂気的にみられるから、人がいるところではやらないけど。勿論、自分の声なんて、聞こえやしない。口を開いている感覚がするだけだ。
 もし横浜の方で、そんな奴がいたら僕かもしれない。そのときは蹴らないで下さい(死)。そんな自分を、ただ浸っているだけなんじゃないかって考えてもいるのだから・・・危ない人を見る目で放っておいてください(滅)。

 ついでに、今日予備校へ。明後日から本格的授業です。なんだかんだ言って二日間、書きつづけてるけど、もうそろそろ穴が開くかもしれないなぁ・・・


2001年04月09日(月) 迷惑&心配をされて。そして・・・

 僕と彼女の付き合いは、多くの人に迷惑をかけているような気がする。認められていない、そう思う。

 例えば簡単なことでも、親からは認められていない。というより、話すわけにはいかない。ばれるわけにはいかない。だから、電話は親が眠った後。当然、お互いが忙しくなれば、連絡もとりにくくなるような関係。
 友達からは心配されている。電話代やら、僕の家の関係やら・・・
 そして、元カノや、向こうの元彼に隠し通している。

 昨日、電話で彼女が言った言葉。
『みんなが祝福してくれるような結婚をしなきゃいけないって、親から刷り込まれていて・・・あたしはそうは思ってないんだけど・・・』
 今の状態では、みんなが祝福どころか、僕が幸せにすることすら出来ない。つらいものを背負わせているだけだ。果たして、それでいいのだろうか?
 僕が離れるほうがつらい。彼女はそう言ってくれた。けれど、僕がいることでつらくなっているものもあるのは事実。それも、普通の恋愛では味あわないような事も、ある。僕が離れるのがつらいなら・・・間違っているかもしれない。けど・・・
 ゆっくりと考えている暇は・・・ないだろう。時がたてばたつほど、つらくなっていくものだと思うから。
 彼女と電話しているときは、考えられなくなってしまう。離れるなんて、いやだって。けど・・・

 考えなきゃいけない・・・


2001年04月08日(日) 起きはじめた

 ちょっと、精神的にヤバイかもしれない。色々な不安があるからかもしれないけど・・・まぁ、よくあること。
 この前書いた彼女の不安もそうだし、これから彼女と連絡がほとんど取れなくなる。・・・本当は、全く取れないんだけど、携帯を彼女に買ってもらうから、少しはとれると思う・・・お金は出来る限り自分で払います。当たり前だけど。向こうはいいとかっていってるけど、対等の付き合いじゃなくなるような気がして・・・それに、あまり人に頼るのは好きじゃない・・・依存しまくってるくせにね・・・(苦笑)

 どうやら、眠らせていた精神達が起きはじめているようです。無数の仮面達・・・とはいえ、多重人格みたいのじゃなくて、もっと軽いもの。誰でもある『仮面』。つまり、人と会うときに、少し性格が変わったりするでしょ?それが、一人のところでも起きたり、考え方やしゃべり方なんやすら変わってしまうだけで。酷いときには記憶もなくなるしねぇ・・・
 それでも、基本的には僕なんだ。僕の考え方とか性格のある部分が強く表面に現れたもの。それが七個あるってわけ。だから、僕と正反対のこととかってのはあまりやらない。それが潜在意識や、無意識下にあるものならともかくね。
 彼女は、昔そうだったことは知っているけど、今でもそうなるときがあるって事は話してない。今回の事も話すつもりはない。連絡が取れるならまだしも、とれないのなら、心配をただかけるだけだもん。そこまで心配されるようなもんじゃないから。
 とりあえず、これから少しおとなしくしなきゃいけないね。僕達全員が下手なことをしないように。

 ・・・誰が読んでるかわからないからこそ書けたことだね(苦笑)。願わくば、彼女がここを見つけていませんように・・・


 それと、暫く毎日日記を書くことができなくなるかもしれないね。予備校が始まるから、親に内緒でネットに繋ぐことができなくなっているからだけど・・・(苦笑)もし読んでくださっている方がいるのなら、すいません。時々書きには来るようにしますんで・・・


2001年04月07日(土) 弱さ

 いろんな意味で弱くなった。本当にそう思う。
 いい意味で弱くなったところもある。けれど、決していい意味でなく、弱くなったところもある。

 例えば、性にたいしてもそう。失敗することなんて、以前の僕には考えられなかったこと。感情を優先しすぎたあまりだろうか?軽率な行動だったことは否めない。
 本来、あまり性欲はないほうだった。女の子からも相談を受けていれば、嫌でもそうなる。彼女といると、そうすることがしにくくなる。やってるばかりじゃないけど・・・
 感情も優先的になりすぎているし、妙な我侭も増えている。情けないほどにね。今までの僕じゃない僕が顔を出してきている。それは、さっきも書いた通り、いいことばかりではない。

 強くならなきゃね・・・ちゃんと、しなきゃいけない事はしなきゃ。感情だけじゃ駄目。理性もしっかりなきゃいけない。今のままじゃ、駄目だ・・・


2001年04月06日(金) 不安

 三日間、彼女と一緒にいて・・・駄目だね、やっぱり淋しさだけが強く残る。

 しかし、一つ問題。ミスった(謎死)。僕はともかく、向こうは学生(いや、僕も家の事考えるとやばいんだけど・・・)。マジできたらどうするんだろ・・・
 あいつとのガキなら・・・って思う。けど、時期が時期。あいつに負担がかかるのは嫌だしね。今でも充分負担をかけているような気もするけど、さ(苦笑)。

 それに、このまま一緒に居続けれるて保証はどこにもない。哀しいことにね。まだ、付き合って4ヶ月と少し。出会ってからも一年・・・いや、話すようになってからは九ヶ月。しかも遠距離ときてる。二人の距離が縮まって、環境が変わったら・・・どうなるんだろう。せめて、それがわかるまで・・・って思うこともある。
 遠距離だからこそ、燃えるものもあると思う。逢えないからこそ、逢いたいのもあると思う。距離が縮まったとき、お互い、どれほど相手との距離が出来てしまうだろうか・・・それとも縮まっていくのだろうか・・・それは、今は誰にもわからない。幾ら言葉で言われても、その不安が払拭されることはない。未来のことは、誰にもわからない。例え彼女の言葉でもね・・・

 それに、逢えないからこそ流れてしまう危険性は、どっちにもあると思う。月に一度だけ・・・電話もあまり出来ない・・・側に、自分を心から愛してくれる人が現れて、そのとき、二人の地理的な距離に疲れや疑問を持っていたら・・・どうなる?僕は、ないという。彼女は、どうだろう・・・

 不安だけは、消しようがない。あたりまえのことなんだろうけど・・・


2001年04月05日(木) 二泊三日からの帰宅

 逢いに行った。

 なんだろ・・・書きたい事はいっぱいあるんだけどな・・・今は淋しいだけ・・・

 彼女の、ちょっと拗ねた顔が頭から離れない。抱き締めたときの感覚も、髪の感じも・・・

 少し・・・少しね、不安になったんだ。それは、彼女が好きだからの不安もあるだろうし、彼女に好かれているという幸せを信じきれない部分もあるだろう。本当に、ちょっとした事で不安になるよ。情けないくらい・・・
 そして・・・怖かった。もしそうなら、って・・・そうじゃないって信じてる。信じてるよ・・・けど・・・

 不安は、なくならないと思う。この距離がなくならない限り。もしかしたら、彼女を心から愛している限り・・・


2001年04月02日(月) 綺麗なもの  〜『Endless Love』〜

 なんだろ・・・人間を綺麗だとは思わない。綺麗なだけでいる人間なんていないから。感情を綺麗だとは思わない。僕は無意識を信じてしまっているから。
 でも、負の感情は綺麗だと思えるときがある。純粋な綺麗さではないかもしれないけど・・・

 誰かを独占したい。
 自分のものにしたい。
 自分以外と話してもらいたくない。

 誰かがそういっている姿は、凄く美しいと思う。あまり明るい色ではないかもしれないけど、綺麗なもの・・・


 欲や負の感情は一番信用出来るものだと思う。噴き出してしまうほど大きな、黒いものは、偽りのはずはないから。普段は人が隠しているものだから。

 だからこそ信用できるし、綺麗だと思えるときもある。


『Endless Love』
『夜の海 静かな潮騒
白い吐息が星屑に溶ける
上っていく細い月の中
思い浮かべる君の姿

闇の中抱き寄せた君の肩
いつもより小さく感じた

二人が眠るベットの上
月の光に照らされて
僕等は静かに狂い出す
解き放ち…

伸ばした指が複雑に繋がれ
息を止めるような長いキス
淫らに絡む二つの身体
温かい君の胸に溶ける

愛の光が部屋を灯した
口うるさい夏の太陽
僕等を正気に戻すまで
解き放て・・・

抱き締めてくれた君の身体が
孤独を奪い、何かを与えた
君の前の僕はいつでも
心の底から笑えてますか?

小さな吐息が胸をくすぐる
もう離さない 離したくない
微笑み そして涙の瞳も
小さな嘘すら紡ぐ口さえ
愛しくて 口付けたくて
抱きしめて・・・

理由なんてない ただ抱きしめたい
不安になるほど君を愛した
僕の横で静かに眠る
君がいないと心が騒いだ
危険なほど止まらない愛
Endless Love・・・』

 明日、逢いに行きます。彼女と話して、二泊三日になりました(死)。
 なんか・・・嬉しさと淋しさでいっぱいです・・・逢った後は、暫く逢えなくなるから・・・


2001年04月01日(日) もうすぐ彼女に逢える

 えっと、まず親が帰ってきました。今まで三日間、寝るか、ネットか、向こうがバイトか、それとも電話かなんて生活してた・・・(笑)少し、残念・・・

 でも、明後日(火曜日)、逢いに行きます。すっげぇ楽しみ♪二泊三日です。

 ちなみに元カノの事。何度もいうけど、戻る気なんて全くない。心配は心配だけどね。昨日の電話で、少し回復の方向に向かわせたつもりだよ。今のところ、幸か不幸かアイツの扱いに一番なれてるのも僕だからね・・・
 早く、誰かいい奴見つけてくれりゃいいんだけど・・・つらいわ、マジで・・・


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