I.W.O.活動日誌

2008年03月29日(土) '08 練習日(2)

きょうは、メイの「指輪物語」の「ガンダルフ」を持ち込むという連絡が
昼ごろにあった。
それで、きょうは「ガンダルフ」「柳絮の舞」「神曲の地獄」の3曲、
という予定を立てたが、結局最後にリードの「第2組曲」をつけ足した。

先週使ったスコアがカバンに入っていると思い込んでいて、
実は楽譜の袋に入れてた、その袋を家に置いて出てしまったので、
「ガンダルフ」以外はスコアがなく、
クラのパート譜を見ながらということになって(特に二組は)つらかった。
(ちゃんと出かける前に点検するべし、という反省)
しかも、「柳絮」の時に、最後の菜箸が折れてしまって、
折れた片割れを叩き続けたのも、つらかった。
(また大量に仕入れておくべし、という反省)


「ガンダルフ」は常に候補曲として浮かぶのだが、
この楽章だけをプログラムに載せることをためらい続けてもう何年か。。。
かと言って、全楽章やるのもなぁ、、、
CDで全曲聞いていると、退屈なところも多いのだ。

ポール・ラヴェンダーが編曲した楽譜で、
このメイの「指輪物語」全曲からいいとこ取りをしたメドレーがある。
これはたいへんいいメドレーになっていて、
最初と途中と最後に「ガンダルフ」が採用されている。
半分ほどが「ガンダルフ」で、「Lothlorien」「Journey in the Dark」
「Hobbits」(これがかなり長い)という標題の部分が入っている。
ところが、原曲のままつないでくれてたらよかったのに、
初・中級向けバンド用に書き直されているで、そのままでは使えないのだ。

で、私がずっと考えているのは、このラヴェンダーの編曲を参考に、
メイの原曲をつなぎ直す、ということなのだが、
全楽章の楽譜を手に入れるということはたいへんなので着手もしていない。

だれか、全楽章の楽譜を手に入れられますか?
(いや、全楽章ではないかもしれない。しっかり調べてないから)



2008年03月22日(土) '08 練習日(1)

きょうの初見メニューは、

リード 「第二組曲」
福島弘和「柳絮の舞」
スミス 「ダンテの神曲より 地獄篇」

「第二組曲」はきょう1団員が持ってきてくれたもの。
数年前にも、定演の候補として1・4楽章だけ試奏したことがある。
でも、おぼろげな記憶だが、この曲を試奏しているうちに刺激になって
結局「オセロ」をやることになったんじゃないかな?
どんな曲だったか忘れてしまっていたので、ちょっと苦労。

「神曲」はこの時期ならではの遊びのつもり。
おもしろい曲なので定演プログラムに入れることを考えたこともあったが、
私の選曲傾向の中にこの曲が入ると、とてつもなく暗い雰囲気になる(笑)
4つの楽章全部通してやるならいいかもしれないが、
他はこれほどおもしろい曲には思われない。
それにしても、24小節目からの指の忙しいメロディー、
何でフルートだけなんだろう?
参考に聴いたCDの演奏でもほとんど聞こえてないし、、、
プロのフルート奏者が4、5人でもいれば聞こえるのだろうか?

「柳絮の舞」は次回の候補曲である。
参考演奏を何度聞いても最後の方が中途半端でもの足りないので、
工夫のしようがないか探るために、早々に試奏してもらったのだ。


昨年度半ばから考えているプログラムは、

1 アッペルモンド「アイヴァンホー」
2 福島弘和   「柳絮の舞」

で始まるというものである。

第1部の最終の曲の第一候補は、
八木澤教司「天童風犬伝 - 民話”べんべこ太郎”に寄せて」なのだが、
レンタルで3万円ということもあって、これについては慎重。

候補曲はいくつもあるのだが、オーボエの不在が選曲上の悩みだ。
きょうの「神曲」のようにオーボエよりもソプラノサックスの方が似合う
とか、あるいは以前もあったようにフリューゲルホルンの方が似合うとか、
そういう曲ならいいのだけれど。。。






2008年03月16日(日) 第26回定期演奏会

いい天気だし、この時期にしてはかなり暖かい日になった。

朝起きて、出かける前にとりあえず15分ほど基本練習・指馴らし。。。
うーん、、、憂鬱だー。
とてもまともにクリアできるとは思えない、、、けど、
そんなこと言ってはいられないし〜、、、(>_<)

昨夜もだったが、今朝もちょっと集合状況が悪いようなので、
開始を予定より15分ほど遅らせた。
当日リハは、主に進行のためのリハなので、冒頭部分ちょっとのつもりが、
どの曲も予定より長く吹かせすぎてしまったのが反省点。
それから、奏者から要求のあった箇所の部分練習をやって、
11時15分ごろ終了。
それからS氏にベースギターを借りて練習。。。。

昼食後も借りて練習してたら、おもむろに合わせが始まった。
ピアノもサックスも聞こえにくい状況で2度ほど合わせ。。。
「もう大丈夫ですか?」と団長に尋ねられても、返答に困る。
サックスをそう疲れさせるわけにもいかんしなぁ。。。

結局、開演前の本番では、音もタイミングもほとんど外さず弾けたと思う
のだけれど、それ以前に、この楽譜でよかったのかという疑問が残るのだ。
2〜3度録音して聞いて、曲に合うように書き直してから、
本番に臨みたかったものだ。
前日に初めて合わせ、なんてダメ!

いよいよ演奏会が始まり、最初の曲の冒頭、、、
Euph のポンポンポンが速い!!(-。-;)
あとは概ね順調だったが、Kakky の調子があまりよくないみたいな。。。
第2部も1曲目で思わぬ事故が、、、は打ち上げでさんざん言ったので、
繰り返すのはやめよう。

いろいろ不安材料を抱えながらも、
何とか無事に多くの難所をクリアできたと思う。
「マゼラン」が昨日くらいの出来で再現できてたらいいのだが。。

「カッパドキア」の合唱、「ない方がよかったね」みたいな感想が
アンケートに書かれる恐れも抱いていたが、とりあえずなくてよかった。
コンクールなどでは、美しい女声合唱に仕上げて来ることが多い。
大ホールでも声がよく通ってすばらしいことなのだが、
私はリアルな再現の方を好むので、美声は要求しない。
「ぐるりよざ」と同じく、民衆の素朴な歌でよい。
男声がよく聞こえていたのもありがたいことだ。
ただ、あまりにも声が聞こえないのは「やる気なし」の印象になるので、
できるだけ大きな声で歌ってください、と要求したわけだ。


打ち上げで、大事なことを言い忘れてしまった。
1カ月前の1日練習の時に、午後に1時間ほどパートで練習してもらったが
あれのおかげで、それまで悩みの種だったいくつかの箇所が修正された。
やはりパート練習は大事だ。
去年の打ち上げでも、これから必要な唯一の要素はパート練習だ、
月1回は是非やってください、とお願いしたのだが、ほとんど無視された。
総会で、「パート練習法案」というのを出そうかなー(笑)
とりあえず、2カ月に1回の義務づけ、実施報告書の提出、、などなど。
この「法案」は冗談だけれど、みなさんこれから1年心掛けてみて下さい。


さあ、新曲の準備に入らねば。。。
「カッパドキア」と「マゼラン」にかなり入れ込んでいたので、
来週から新曲を始めなければならないのが、ちょっと信じがたい。
夢から覚めて現実に戻らなければ。。。



2008年03月15日(土) 定演前夜

6時15分練習開始、今夜は主に客席でチェック。

前回の会場練習の時にすっきり聞こえるようになった「功名が辻」冒頭が
すっきり聞こえないのにまず戸惑った。
「風林火山」の最初のテーマにやはりTpを1本加えてもらうことにした。
「カッパドキア」の最初の木管と金管のメロディーの兼ね合いも
すっきりしないなぁ、、、離れて振ってるせいかなぁ。。。

それにしても、ホントにチューバとティンパニが気の毒だ。
来年、右手だけ反響板を設置してもらったらどうなるだろうか。。。
ちょっと提案してみて、会場練習で試してみよう。
一番心配なのは狭くなるかもしれないことなのだが。。。

「マゼラン」が意外とよくてびっくりした。
終盤も、1カ月半前の会場練習の時には不自然な流れを感じたのだが、
きょうはそれもバッチリ。
音楽的な流れとしては、今まで聞いたどの演奏よりすばらしい。
(参考演奏として聞いた2つは、テンポが速すぎてつまらない)
真ん中あたりの木管が細かい動きを続けているバックに入ってくる
金管のバランスをちょっと抑えさせようと思ったが、
もう8時近くになったので、最後に時間が余ったら、ということにした。
まぁ、そう無理にすべきことでもない、
ただ私自身のイメージの問題に過ぎないのだから。。。

第2部のチェックは割とさっさと済んで、最後までやれたが、
第1部のチェックし直しの時間はもうなくなってしまった。


毎週の公民館の練習の時に比べると、Tpがより大きく聞こえる。
1カ月半前の会場練習の時よりも大きく聞こえる。
しかし前夜になって、全体に抑えて下さい、などと言うわけにはいかない。
鳴るべきところでは鳴ってくれないと困る。
何年か前まで、ホルンが聞こえにくくて悲しい思いをしたものだが、
ホルンも心地よく聞こえるのがうれしい。
これはもうちょっと聞こえてもいいとおもうところがあるほど。。。
パーカッションもよく聞こえているが、
合奏全体のバランスを壊すほどではない。
ドラムスも、とても上手くコントロールしてくれてるし。。。

ただ、これで客が入ると、ちょっと演奏全体がうるさいと感じる人も
あるかもしれない。
なぜか、無人のホールよりも、客の詰まったホールの方が、
音はホール内をスムーズに駆けめぐるものだ。
しかし、こんな小さなホールしかないのだからしょうがない。
ステージを反響板で囲まず、客席の音響環境が悪いのが、
却って音量を抑えてくれている、幸いだと思うべきだ。
この広さで、反響板を使い、ホール全体の作りも響きがよかったら、
お客は2、3曲聞いて逃げ出すかもしれない(笑)
一般の1000人前後入るくらいのホールだったら、
決してうるさいと感じるような演奏ではない、と思う。


ところで、個人的な悩みは、開演前の余興演奏である。
きょう初めて合わせたのだ。
それまで、どんな雰囲気で演奏するのかもぜんぜんわかってない。
もらった楽譜のベースの部分だけそのままパート譜にして、
必要な指番号もつけ、とりあえず何度かさらっておいたが、
戸惑うばかりである。
自分の楽器では安すぎるので、S氏のを借りて、なかなか慣れないし。。
こうやって演奏する側になる、という経験もめったになかったし。。。
で、ほんの2回程度の練習で終わってしまった。
ちょっとこれではあまりに無謀な、、、(-。-;)



2008年03月08日(土) '07 練習日(50)

ついに今回も、50回目の定期練習日がやってきて、最後の練習である。
来週はもう、準備・リハと本番である。

きょうは先週の続きで言うと「じんじん」から始めることになるのだが、
「カッパドキア」で確認しておきたいことがあったし、
チャイムの担当者が8時以降にしか来られないという連絡が入ったので、
第2部の曲から何曲かを先にやることにした。
このように、参加予定を知らせてもらえると、練習予定も組みやすいのだ。

3〜4週間ぶりにアンコールの曲をやってみたら、
忘れてるところが私にも団員たちにもあって、参った。

こういう日は1曲全部は通さず、部分的な練習が多くなる。
「カッパドキア」「じんじん」や「アメグラ」は部分しかやらなかった。

とにかく、来週は本番だ。
音色や音程をもっとすっきりさせたいなぁ、と思うところは多々あるけれど
そのあたりは大目に見てもらって、いい演奏会にしたいものだ。



2008年03月02日(日) わらべうた紹介の準備

2カ月前に沖縄出身の人を募集したのだが、
あの5曲を全部知っていて歌えるような人はいそうにないし、
(沖縄の中でもその地方によっていろいろ違っているようだし)
並行して私がやっていたのは音源探しである。

サイトでいろいろ検索していたら、驚くほど多くの沖縄音楽のCDが
見つかったが、もちろん「わらべうた」のものは少ない。
たまに見つかったとしても、「じんじん」に採用されている曲は1〜2曲。
たいていは「じんじん」と「べーべーぬ草刈いが」である。
あとの3曲はほとんど見つからない。

それである時、「いちくさんかく」で検索してみたら、
山口巌という人のサイトにたどり着いた。
「スーリ玉虫」だけはないようだが、あとの4曲がここで手に入った。
聞いてみると、独特の編曲を施して演奏しているようだが、
それなりの味わいがあるし、素朴な雰囲気でもあるので、これに決めた。
4曲紹介できれば十分だろう。
購入時に本人からメールが来ていたので、メールで了承も得た。

そろそろ編集しなきゃあなぁ、、と思っていたところ、
昨夜、休団中のTuba☆Nちゃんが持ってきてくれたCDは、
複数の子どもたちに歌わせたもので、3曲が入っていた。
何と「スーリ玉虫」と思われる歌が「スーリぐんば」という題で入っていた。
ギカン文化施設研究所を主宰する人の作品らしい。
「べーべーぬ草刈いが」は「いったーあんまーまーかいがー」という題で
入っていて、こちらを採用することにした。
歌の最後の「ぽっこい!」とか言ってるのがたいへんおかしくて
(フルートが最後に装飾音符で上がるところ)
2番もフルに聞かせたいところだけど、ちょっと長いだろうなぁ。。。
「じんじん」は迷ったけれど、今までの経緯もあることだし、
山口氏の演奏の方を採ることにした。

それできょう、各曲を30秒か40秒程度の長さに編集してCDを作った。
全部で3分間にもならないCDである。
本番の放送担当者にフェイドアウトさせたり
途中からフェイドインさせたりはできないだろうから。。。
もっとも、「スーリ玉虫」などはもともと10秒ほどで終わりである。

さて、これについては準備万端、今度の練習の時に皆にも聞いてもらおうと
思っているけれど、困ったことにギカンに連絡ができない。
CDに書かれていた電話番号にかけてみたら「ただ今使われておりません」
サイトにも研究所の住所やメールアドレスは書かれてない。
うーん、、、困ったなぁ。。。


ついでながら、このカッパドキアのサイトの写真は、
普通紙の普通印刷をしてもたいへんきれいだ。
本番当日はこの何枚かを受付付近に掲示したらどうだろうか、、?





2008年03月01日(土) '07 練習日(49)

きょうの練習は「メイク・ハー・マイン」から。
「ZARD」の数カ所を修正してちょっと時間がかかった。
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」がだんだん速くなってしまうのだが、
やっぱりそれはまずい。
ちょっとかったるいくらいのテンポで、しっかり表情つけないとねぇ。。。
「東京ブギ」までやったらもう8時半ごろになってしまった。

休憩後は「アメグラ」からだが、クラのソロ2人が立たなかったのを
注意する時間の余裕もなく、「大河ドラマ」と「カッパドキア」で、
いつもよりさらに終了時刻を超過して終わった。

来週はアンコールの曲から始めて、「じんじん」から順に進めることに。。


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