I.W.O.活動日誌

2004年03月27日(土) '04 練習日(1)

毎回書くのも億劫な上に、題をつけるだけで挫折することも多かった。
やってることがそう変わり映えしないのに、
毎回書き続けなければならないというのは、なかなかつらいもんなんだよ、
わかる? この気持ち、、、しばしば訴えてきたように、
練習後ガストで集まる連中にバトンタッチしたいのだけれど、
相変わらず無視され続けてる状態で、、、ちょっとさぼってると
職長からお小言をいただくはめになるし〜。。。
そこで、タイトルだけはこういう簡素なものにすることにした。
これだったら、

1 考えなくてもいい。
2 1年間のうちのこの時期かがわかりやすい。
  年間50回とすると、、、である。
3 これ以外のタイトルがついていたら、行事記録か、特別日誌である。

というメリットもある。相変わらずあったまいいなぁ。。。(^_^ゞ
何で今まで思いつかなかったんだろう、、珍しくアホだったなぁ。。(=_=;)

きょうは、楽譜の準備等もあって、始めるのが10分以上遅れた。
体験入団者が4人もいて驚いた。
ピッコロ・フルート・クラリネット・チューバに1人ずつである。
とりあえず、1ヶ月後の民謡大会用の練習を始めた。
「日本縦断民謡まつり」と「ど演歌えきすぷれす第3番」である。
久々の曲で、なかなかしっくり来ませんなぁ、という感じである。
今まで2、3回やってる者もいれば、きょう初めての者もいる。
どの程度繰り返し練習するか、兼ね合いの難しいところである。

後半の1曲目は、保科洋の「Memoire」である。
「饗宴」「映像」と共に、終始抒情的な味わい深い曲である。
今回これを採り入れたのは、他の2曲と違い、流れが止まらないからである。
曲調の変わるところもテンポの変わるところもあるけれど、
10分間、ただただうねるように感情が交錯する。
対位法も美しいし、何ともいえぬ情緒に満ちている。
ステージには乗せがたいが、毎週1回ずつ演奏することにしようかな、と。。

2曲目もしばらくの間の遊びだが、今年の課題曲の「風之舞」である。
初めて聞いたときにすでに実におもしろい曲だと思ったが、
こうして練習に取り上げてみると、ますますハマりそうである。
去年のイギリス民謡の行進曲のような、
オーケストレーション上のミスもなさそうだ。
これは練習だけで終わらないこともありうる。
ある程度格好がついたら、候補曲のひとつとしてストックしておこう。
過去の課題曲にも、保科さんの「風紋」や櫛田さんの「雲のコラージュ」や、
去年もいったん候補に入れかけた「おどり唄」など、
メロディーは「風之舞」よりも魅力的かもしれないが、
全体の構成上、演奏会の1曲としてはためらうものがいくつかあったが、
「風之舞」はなかなか密度の濃い逸品であるように思う。

練習後は、去年の楽譜の回収作業がたいへんだった。
整理する団長もたいへんだろう。
何年か前から、楽譜管理係を置くように提案してるのだが。。。



2004年03月21日(日) 第22回定演

9時35分に第2部からリハを開始した。
と言っても、進行確認とアナウンスのリハなので、
演奏は最初の部分だけだから、20分くらいで終わってしまう。
その後、昨夜来られなかったドラムスのSくん担当のキャラバンと
ディズニーをひととおりやり、ソリストたちの不安を和らげるため、
ディスコ・パーティーと十二楽坊をざっとやった。
ちょっとやりすぎたかな、と心配になったが、ここで10時20分ごろ。
15分ほど休憩して、団員全員ステージ裏に引き上げてもらって、
入場するところから順に進行を確認した。
客席でそれをずっと見ていたら、自分の出番を忘れてしまっていた。
今度は3曲だけだから、さっきよりもうんと早い。
ひととおり終わって、行進曲だけバランス調整して、
あっさりリハを終わることにした。11時である。これくらいでよい。

昼休みに司会者が雑談の中で興に乗って、厄介なことを言い出した。
毎年2部の仮装が楽しみだけど、指揮者がいつも地味だから、
来年はぜひ指揮者も、、、と言っちゃお〜、と言うのである。
余計なことを言うんじゃなーい、と言ったけれども、
うれしそうに、どうしても言いたそうなので、放っておいた。
ま、別に、きょうそんなことが出たからと言って、
来年その約束が果たされているかチェックしに来る客なんていないだろうし。

実は、自然ですっきりしたステージを願っているので、
一時期妙に懲りすぎた黄色いレインコートだとか白衣だとか、
異常で突飛なものがなくなって、かなりほっとしているのである。
と思ったら、去年も今年も女装の男がいたりして、、、
まぁ、客席から目立つ様子もないので、黙認していたが、
最前列だったら、さすがにストップかけていたかもしれない。
興醒めなことを言うようだが、あんまりゴテゴテ雑然とした舞台にすると、
できるだけハイセンスな演奏に苦心している甲斐がないではないか。
第2部の服装は「気楽な服装」で、「仮装」なんかじゃない。


さて、演奏であるが、これと言ってあぶない場面はなかった。
それは、飛び出しや拍ずれでヒヤッとするようなことはなかったという意味である。
けれども、ピッチやハーモニーでおりょおりょおりょ、、という場面が
何カ所かあったので、これを今後の課題にしたいものだ。
週1回1時間半の貴重な合奏時間にこれに拘泥してしまうと
ほとんど合奏が体験できずに終わってしまう恐れがあるので、
ぜひ、それ以外の時間を使って、個人・パートで練ってほしいものだ。

毎週の公民館講堂での音は、もやもやふわふわとして大変聞きづらい。
ステージの指揮台で聞く音は、カチッカチッと明瞭に聞こえて、
客席での聞こえ方と違うことは知ってても、振ってて実に心地よい。
その代わり、練習ではさほど気にならないか、気がつかなかった音が
妙に違和感を伴って聞こえてしまうのである。


打ち上げでは、今年は何とかしておおぜい演説させなきゃ、、と思い、
私が少し話した後、ひとり指名してしゃべらせてみたら、
続々と指名が続いて、たいへん愉快な反省会になった。数年ぶりかな?
やっぱり、こうでなくっちゃいけない。
演奏会とは関係のないエイリアンの一発芸で済ませたやつもいるが、許す。
いっつも前に立ってる指揮者を、こんな時にも前面に出す必要はないのだ。
今年のビデオの「おまけ」はきっと楽しいものになるだろう。

打ち上げも終わり、いやぁ、うまいこと行ったなぁ、、、と満足して
外に出て、団長の解散宣言を待っていたら、何か様子がおかしくなって、
引っ張られて、横向きにさせられて、宙に放り投げられた。
4回ほど放り投げられて解放されたけれど、自分では何もしてないのに、
やけにハーハーゼーゼードキドキしているものである。
うーー、ただでさえ短そうな寿命が更に縮まったぜ、、、と息を整えてたら、
いきなりまた引っ張られて、3回宙に放り投げられた。
な、何で?と思ったら、さっきのは録画の用意が間に合わなかったと言う。
ちょっと、君たち、、!Ψ(`▽´)Ψ



2004年03月20日(土) 定演前夜

4時過ぎに会場に入ったら、もう準備も終わり静かだった。
半数以上の団員でサアーーッと準備しちゃったのかな、と思ったが、
とてもそんなに人数がいるようには思われない。
聞くと、セントラル愛知の演奏会のまま設営が残してあったようで、
かなり作業が省略できたようだ。
やがて、運搬や準備に携わった連中が楽屋で夕食を食べ始めると、
カツ丼弁当のにおいがプンプンと楽屋廊下から客席の方にまで漂うので、
私も夕食に出かけて、その合間にファントムの暗譜に努めた。
振り間違いは許されないから、きょう最終テストをしなきゃならない。

6時には数名を除いて集合できていたので、予定どおり始めることにした。
第2部から始めることになっているので、ステイン・アライヴからだが、
これが落ち着かない上に、低音が突出することが多く、最も要注意だった。
あとはおおむね順調に進んだ。
特に修正したのは、キャラバンのSxソリの部分とコーダの合わせぐらいか。
第1部の方にもしっかり時間をかけることができた。

それにしても、こういう練習をやると毎回思うのだが、
ホルンとティンパニがいかにも気の毒である。
反響板を降ろせるといいのだが、かなり狭くなってしまうはずである。
1度どんな状態になるかやってみたいものだ。
また、演奏席で他の音が聞こえないとか、特定の楽器の音が聞こえないとか、
不慣れな場所という理由だけでなく、
たぶん張り出し舞台を作ったことによる不便も生じている。
ここ数年、会場練習を定演前夜しかやらなくなってしまったけれど、
来年は何とか日曜練習のどちらかを会場練習にしたいものだ。
ただし、全員が集まれるようでないと意味が半減するし、
これが取りやめになった理由のひとつが、運搬・準備・片づけに参集する
人数が減って、たいへんな労力になってしまったことだったので、
そのあたりの意思統一ができないと実現できそうにない。



2004年03月13日(土) 最後の練習

来週の前日練習はほとんど通して聞こえ具合をチェックするだけだから、
いつもきょうが最終練習日だと思うことにしている。
実際には、当日の午前中にさえトレーニングをしてもらうこともあるが。。。

できれば全部の曲を確認したかったけれど、できなかった。
確認だけでなく、1回の練習時間の中でも、同じ曲を2度やると
2回目は格段にいいので、3週連続で全部演奏してほしかったのだ。
けれども、いつもどおり7時半にしか始められなかったので、絶対ムリだ。
シャンソンメドレーと、アンコールの3曲、オセロの3、4楽章は諦めた。

この日が終わると、賽は投げられた、、、という感じである。
もうじたばたするのはやめよう、と腹が据わる。
あとは、団員が全員来週集まってくれることを祈るだけである。
ステージ上に空席ができるのが一番こわい。



2004年03月07日(日) 1日練習日

定演前、2回目の1日練習である。
2週間前の土・日はよく集まったけれど、この2日はやや少ない。
実質的にはこれが最後の練習になるのだが、ま、いるだけの人で工夫しよう。

昼休みに四十路組で昼食してたときに、
定演前日の準備の日は祝日だということに気づいたので、
祝日でも仕事のある人もいるだろうけれど、土曜日ほどではないだろうと
いうことで、できれば6時から始めたいと提案した。
とにかくできるだけ早い方がよい。
5時から、、と言いたいところだけど、夕食時間の問題もある。
今、去年・一昨年のを読んでみたら、6時半から始めている。
30分早いだけだから大丈夫だろう。

というわけで、3月20日のリハは、6時ちょい前に開始します。
なお、めがねがないと遠くが見えない人は、めがねを忘れないこと。

さて、練習は、午前中は、昨日やらなかったキャラバン、ディズニーと、
奇跡・自由、Depature の再調整、最後にオセロは4楽章までしかできなかった。
自由では、あまりに響きの悪いところがあったので、
また楽譜を少しだけ修正してもらった。
午後は、1時35分、本番の演奏開始時刻から全曲演奏をお願いした。
途中で、まだあるんかいなー、、とイヤになってきた(笑)
ま、毎年そう思うものであるが。。。

去年は練習終盤に酔っぱらいの闖入者があって、中断させられた。
2週間前の日曜日も、入り口にそれらしい人物が出現した。
それで、こういう日の練習中はドアに閂をかけて、侵入防止することにした。


来週土曜日は10分でも15分でも早く始めたいが、ムリかなぁ、、、
できれば全部さらっておきたいものだ。



2004年03月06日(土) ちょっと迷った話

先日、ドラマ「プライド」のテーマソングの Born To Love You の楽譜を
見つけて手に入れたので、昨夜からきょうの練習間際まで迷っていた。
Departure と入れ替えようかどうか、真剣に迷っていた。
Departure はいつでも使えるし、そのドラマは来週か再来週までだから、
この方がタイムリーかな? と思ったのである。
Departure があまりにもたいへんそうなので、そう考えたのだけれど、
メリッサと入れ替えてもいいと思った。
いろいろあれこれ考え続けたのだが、結局は、もう遅いという結論にした。
少なくとも、2週間遅かった。
きょうは実際出席もよくなかったし、
きょうも明日も欠席の人が少なからずいるようだから、
やはり今から曲を変えたりするのは無謀だとわかって、昨日からの迷いを捨てた。

きょうは2日練習の1日目なので、練習曲のローテーションを外して、
ディスコ・パーティー、十二楽坊、シャンソン、アンコールをやった。
ディスコ・パーティーの前半2曲がなかなかしっくりしない。
Departure もなかなかいい感じにならない。もうちょっとなんだが。。。

休憩後は、1部の曲を最初から順に、オセロの3楽章までやって、時間切れ。


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