I.W.O.活動日誌

2002年05月25日(土) 「ぐるりよざ」・・う〜ん、、

練習曲は先週とほぼ同じ。
ソリストが懸命に練習していると聞いたので「イマジン」も加えただけ。
「君の瞳に・・」を、ソリストが慣れるまではあまり速くしないようにとやってたら、
後で、一番指がもつれそうなテンポなので、もうちょっと速くして、と言われた。
ま、いろいろと難しいものなのだ。

「ぐるりよざ」にもいろいろと厄介な課題が多い。
オケの曲をやるほどには難しくないと思うのだけれど、
終盤のHnやTpはどう聞いても苛酷だ。
小編成向けに書かれていながら、小編成では面白味に欠けそうな作りも困った点だ。
言い換えると、どう聞いてもスケールの大きな曲に思われるのに、
楽譜は節約してあるということだ。
そんなせいか、どうも曲のイメージと聞こえてくる音との間にしっくり来ないものがある。
どうもこの人の曲は「抒情的祭」もそうだけど、苦しむわりに報われにくいところがあるような。。。

(また更新遅れてすみません。今度こそ、、)
(実はもうほとんど先週の土曜のことは思い出せない。。。)



2002年05月18日(土) 「利家とまつ」もやってみた

(またまた更新が遅れてすみません。今回は確認に来てみてびつくり!
 あれ?! 書き忘れてる?!!って感じに。。 
 書いてないのに書いたつもりになってるのも、ひょっとしたらボケ症状??)

合奏前、サックスのあたりで熱心な「アニトラ」の練習。
それに心打たれて、合奏はまず「アニトラの踊り」から始めることにした。
3回目だし、主部のテンポを上げて、1小節ひとつ振りにして訓練することにした。
それから、先週の「ウルトラマン」を1度だけ演奏した。

きょうの新曲は「利家とまつ」のテーマ音楽。
市民音楽祭でやるといいかなぁ、市民音楽祭のお客さんあたり見てないかなぁ、
などと前の方で話していると「視聴率はまだいいそうですよ」という返答も。。。
NHK大河のテーマ音楽は、今まではちょっと湿っぽいのが多かったけれど、
今回のは明るい大らかな感じで、定演オープニングにもいいかもしれない。
ただ、2分半くらいであっという間に終わってしまうので、それが難点。
これはバンドジャーナルの今月号の付録である。

休憩中に、フルートの受付嬢(このHN、もう久しくBBSに現れてないけど)が、
「君の瞳に恋してる」のソロを練習していることを聞いたので、
さっそく1度やってみることにした。
本番だけでなく、練習でもマイクを使わないと団員にソロが聞こえなくて
つまらないだろうと、それはCDを聞いただけでわかるのだけれど、
すぐにマイクの用意というのも不可能だし、いきなりマイクではソロもつらいだろうし、
とりあえずマイクなしで、立ってもらうだけでやってみた。
確かにおおかた吹けているようなので、練習メニューに入れてもいいだろう。

最後に、「ぐるりよざ」2楽章後半と3楽章をやった。
マリビ(このHNも久しくBBSに現れてないけど)がティンパニをいれてくれたので、
間抜けな感じがかなりなくなって先回よりもおもしろくなった。



2002年05月11日(土) ウルトラマン登場

またもや!! 今回の更新が遅れてしまったのは、もし書き始めれば、
ビデオに怒っていて、その文句ばっかり書き連ねそうな気がしたからである。
けれども、うどん粉こるとわクンの、お手柄カキコのおかげですごく嬉しくなったので、
気分を直して書こうという気になった、、けれども、時間の都合でさらに遅くなった。
(というわけで、書いているのは金曜の夜である。明日になる前に、と心掛け。。。
 それにしてもね、ビデオの係と制作会社には何らかおとしまえつけてもらわないとね。
 係の職長は、私をこの団に引きずり込んだ張本人だから追放というわけにいかないけど、
 愛○企画さんは来年はお得意さんをひとつ失うことになるね。
 あるいは、来年度はただ働きの御奉仕をしてもらうか。。。
 他に何かいい落とし前のつけかたある??)

今回は、新しいNSB楽譜として、「ウルトラマン大行進」が用意されていた。
あんまり期待してなかったけど、ホルンが笑えるほどいい効果を出している。
どういう機会に披露するか迷うところではあるけれど、演奏準備しておこう。

それから、先週もやった「アニトラの踊り」をやった。
合奏前の練習でもよく聞こえていたので、これは特に気に入られているのかも。。。
ステージで上演する場合には、原曲のさわりを少し、曲の前に置きたいものだ。

「ぐるりよざ」の1楽章を、前後の鐘の音の部分を除いた合奏部分だけ譜読みした。
関心の深い者が何人かいるらしく、最初の歌は入れるのか、などという質問も出る。
歌いたい、という人が男女を問わず、10人以上いれば、歌も入れる、と答えた。
客席をキャンドルでも捧げ持って歩きながら歌ってもらう、、とか?
または、客席の下のあの魅惑的な空間に入ってもらって、姿なき声の演出で行くか。。。

いずれにしても、まだ選曲は決定してないので、いろいろ意見下さいね。




2002年05月04日(土) 新NSBへの挑戦始まる

さて、昨日出番があったことだし4連休の途中だし、とれだけ集まることか。。。
中には、昨日の演奏で今週の練習が終わったつもりになってる者もいるかも。。。
・・などなどと危ぶんでいたけれど、30人以上が集まり、無事練習を始められた。
それはいいのだけれど、私自身が、昨日の出番の疲れよりも、運転疲れの後遺症で、
身体が重く、億劫だった。まったく、、寄る年波には勝てん、というやつで。。。

玄翁がNSBの何曲かの楽譜をすでに買い込んで用意してきていたので、
まずその譜読みをすることにしたのだが、私が先週聞いて選んだのと違っていた。
一致していたのは「イマジン」だけで、「アニトラの踊り」「君の瞳に恋してる」が
用意されていた。
「アニトラの踊り」はCDを聞いたときにはデフォルメされすぎてる感じがして
却下!! と思ったのだけれど、スコア見ながら試奏を聞いているうちに
意外とおもしろいかも、、と思えるようになった。
ただ、小編成用に書かれているので、パートの扱いを検討しなきゃならない。
原曲のサワリを少しだけ前につけ加えたい気もする。
「君の瞳に・・」は、実に大変なフルートソロが吹けるようにならないと
合奏もおもしろくならないし、吹けるようになっても、
練習の時にもマイクを使わないと合奏しててもおもしろくないだろう。
もちろん、本番もマイクのボリュームにいろいろと気を使わなきゃならない。
そういう意味で、非常に厄介な編曲である。
だいたい、何でこのシリーズの企画者たちは、特殊なことばかりやりたがるのか?!

休憩をはさんで、先週某氏が持ち込んだ「まりも幻想」をやってみた。
時間の関係上、5曲構成のうちの第4曲までを2回やってみたが、
第3曲はいいメロディーを聞かせてくれたけど、その他はどうも。。。
持ち込んだ当人も聞いたことはないらしくて、1度聞いてみたいということだった。



2002年05月03日(金) 「山口会 民謡まつり」に賛助

名岐バイパスの渋滞には悩まされたものの、名古屋高速に入ったおかげで
12時20分ごろには市民会館に到着することができた。2時間近くかかった。
会館の向かい側のビルの奧にあった中華料理屋の炒飯が実に美味で気に入ってたので、
何年かぶりに食べようと楽しみにしてたのに、店が撤退していた。。残念。
しょうがないから近くのきしめん屋で急いで昼食をとって、
市民会館の前を通って駐車場に荷物を取りに戻ろうとしたら、職長が呼び止める。
回り舞台を使うため、もう椅子並べをしているから見てほしい、と言う。
回り舞台!! 中ホールにさえそんな設備があるとは、さすが。。。
心やさしい職長は駐車場まで同行してくれて、重いシロフォンを運んでくれた。
ちゃんとついて歩かないと、頼んだことを3分以内に忘れられてしまうのが
不安だったのかもしれない。・・・うん、きっとそうだ。

舞台裏に入ると、回り舞台の後ろ半分に奧に向かって椅子が並べられている。
ほほう、これが回り舞台か、、、てな感じで、妙に感心してしまう。
(円盤が床にはめこまれているだけなのにね)
舞台の照明が赤くなって、その光が薄い幕を通して舞台裏を照らしているので、
たったひとり定位置に座って調弦しているS氏が、哀愁のベーシストを演じていた。
離れたところから見れば、彼だってそう見えることがあるのだと、大発見した。
せっかくいい光景を目にしたのに、仕事はしなければならないので、
回り舞台の中に入って、きょうの参加人数を思い出しながら、椅子を並べ替える。
指揮譜面台と指揮台はいらないので片づけようとしたら、重いこと、重いこと、、、
中ホールといえども、さすが名古屋市民会館ともなると気合いの入れ方が違う、と
ここでも妙に感心してしまった。

時間の読み違いか、指示違いか、団員のスタンバイが早すぎた。
30分以上も回り舞台の上に着席して待つ羽目になった。
途中で、あと15分は時間があると伝えても、何人かは立ったけれど、
大半は相変わらず座って待っていた。
黒幕や職長のせいにしてはいけない、馴染みの薄い会の進行は見当つかないのだから。
出番の10分ほど前から、ぐったりしたような姿勢が増えて、まずいなぁと思った。
その間私は、舞台を見たり、こっそり客席に入って、どう聞こえるか探っていた。
確かに客席は広くないのだけれど、舞台全体は侮れないほど広い。
客席がすっぽり入ってしまいそうなほど広い、といっても大げさでない。
天井も、見上げているうちに目が回りそうになるほど高い。
反響板なしでどれだけ客席に音が届くのか、不安になってしまう。。。

もうすぐ出番というときに、直前の音合わせはどうしたらいいかという質問が出た。
それはさっきから、どうしたらいいだろう、、と途方に暮れてたことなのだが、
質問されて、かえって腹が決まった。
幕が上がるまでは出演者たちも三味線などの音取りを舞台上でしているから、
舞台が回っている間に音出しすればだいじょうぶ、と指示した。
楽しそう、、と思ったのだが、気持ち悪くなりそう、という反論も出た。
実際には、回り舞台が止まってから、もう1度音出しする余裕があった。

演目は、まぁ、しっかり受けてたのではないかと思う。
細かいところまでは知らない、客席のひとりひとりの表情まで探れないから。。
曲の中で手拍子が聞こえ、曲の切れ目のたびに拍手があり、それだけでなく、
拍手の中にかけ声や口笛が聞こえたなんてことは今までになかったと思う。
それが主役の三味線を弾いている会主に向けられたものであるにせよ、
その15分間を盛り上げるためにわれわれが呼ばれたのだから、成功なのだ。
吹奏楽なんてはじめて聞いたという人に、吹奏楽もなかなかおもしろいと
思ってもらえるようなことがあれば、二重の成果ということになる。

帰りぎわに会主の山口先生と挨拶した。
私にも、黒幕にも、玄翁にも、それぞれに同じことを言ってみえた。
「また是非機会を作りますので、どうかいやがらずに、よろしくお願いします」


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