I.W.O.活動日誌

2002年04月27日(土) 団員総会の日

山口会から、いつもの先生だけでなく、さらに6人の方が訪れた。
「ドンパン節」で加わる三味線の方が2人、歌が4人というわけである。
当日は合わせる時間などまったくないはずなので、これが最終リハとなる。
(でも、マイクの音量など、どうするんだろう、、?)
3曲ともスムーズに演奏が進んだけれど、久々に登場していきなりTpソロ指名されて
初見で立って吹かされて難儀していた柿ぴぃだけが気の毒だった。
「ど演歌えきすぷれす」やっぱり名編曲だなぁ、、と感心する。

8時25分に練習を終えて、総会の準備に入ったけれど、
ロビーで山口会の人たちと挨拶したりして講堂の中へ戻ってみると、
もう着席してる者も多いのに、パーカッションの片づけが遅れている。
あれ、、? ちょっと協力体制よくないなぁ、後で説教したろかしらんと思いながら、
とりあえず腰痛に差し障りのない私有のシロフォンだけ片づけた。
それを車に運んで戻っても、まだ始まる気配がない。
なんか、今年はのんびりしてるなぁ、、と8時50分近くになってようやく開会された。

ここに入った最初のころは、役員会にも加わっていたこともあって、
総会後に演説を求められていたけれど、最近は記憶にないし、
去年も、レンタル譜の「ヴァレンシア」について説明を求められただけだった。
時間もないことだし、何か話をしろ、なんてことはきょうはないだろうと
のんびりしていたのに、総会後の「その他」のところで指名されてしまった。
どうも、最近、困ったものである。
定演の打ち上げの時も、いきなり前触れもなく、騒いでいる最中に指名が来た。
打ち上げでは、それでもある程度覚悟しているからいいけれど、
話す予定でないところでいきなり話せといわれると、ちょっとつらいものである。
大体、役員みな台本読みながら打ち合わせどおりのことを発言してるのに、
どうして僕だけアドリブでしゃべらないかんわけ?? などとぶつぶつ思いながら、
とりあえず、今考えている曲目候補を紹介しながら、
えーと、この間、BOYAKing に書こうとしてたの、何だっけ、、と思い出し、

・練習時間中の保育制度について。
・楽譜係、などの、係分担制について。

1年間の課題として提案させてもらった(指揮者のする提案ではないと思ったけど)。
他にもっと言わなきゃいかんことがあるような気もしたけれど、
時間も遅いし、とりあえず思いついたままで格好をつけたようなものである。
こういう演説をした後は、どうも後味が苦々しいものである。

玄翁がNSBのCDを買ってきてくれていたので、帰りの車でひととおり聞いた。
「ウルトラマン大行進」「ABC」「イマジン」はやってみてもいいだろう。
「小さな世界」も、合唱なしでも使える楽譜であれば、アンコールなどで使えるかも。。。




2002年04月20日(土) 合同練習2回目

先週と同じく、「ど宴会」と「ど演歌」を2回ずつと、「ドンパン」を1回、
合わせ練習をした。
先週より多少参加者が多かったので、全体像はほぼできあがったけれど、
「ど演歌」のTpソロは誰がやるのか、相変わらず不明のままである。

「ぐるりよざ」2楽章後半の譜読みと、3楽章の2度目の練習をした。
ティンパニが入らないとおもしろくない曲だなぁ、ということを痛感した。

(また、1週間遅れの記載になっちゃった。反省反省、、、)



2002年04月13日(土) 合同練習始まる

7時に山口先生がみえて、曲と演奏箇所の簡単な打ち合わせ。
先生の作ったテープを聴きながら、三味線の入る箇所をチェックする。
大方は主役の希望どおりのつもりだったが、3カ所ほど削除していただいた。
なお、水曜日の電話で、曲目はこのように決まっていた。

1、ど宴会えきすぷれす 前半
2、ど演歌えきすぷれす 全部
3、ドンパン節 5回くり返しの伴奏ヴァージョン(歌うそうだ)

で、1と2を2回と、3を1回、三味線も入れて練習した。

休憩後は「ぐるりよざ」第3楽章を譜読みした。
だいたい通せてしまうが、随所に入りのタイミングの取りづらいところがあるようだ。
ひとりしか来てなかったTpが、演歌で力尽きたらしく、
この曲の2回目ではほとんど聞こえなくなった。



2002年04月06日(土) 民謡メドレーを録音

民謡の山口先生から選曲についてまだ返答がなかったので、
M8の民謡メドレーを2曲、2回ほど練習して録音した。

残り時間が15分しかなくなってしまい、楽譜庫に長らく眠っていた
ワーグナーの「タンホイザー」をポップスに編曲したのを試奏した。
「夕星の歌」がメインに使われているのに驚いた。

(書くのが2週間後になってしまい、あまり覚えてません。すみません)



2002年04月02日(火) 「指輪物語」企画について

BBSで少しだけ、「指輪物語」が話題になっているので、ちょっと書いておく。

先週の水曜日に「Lord Of The Rings」を見に行って、映像のすばらしさに驚いた上に、
音楽もなかなかよかった。(後で調べたら、アカデミー賞作曲賞だった)
で、来年の定演は、まずはこれかな、と考えて、
1番好きな映画の「ベンハー」はまたの機会に、となった。

で、その時考えたのは、1曲目がこの「Lord Of The Rings」のメドレー、
2曲目がヨハン・デ・メイの「指輪物語」の第1、4、5楽章(または1楽章だけ)、
3曲目がワーグナーの「ニーベルングの指輪」から2つぐらいの場面という、
何とも壮大なプログラムだった。
つまり、第1部を「指輪」特集にしてしまおうという。。。

もちろんこの案は、翌日には破棄した。
ひとつは、いつものプログラム案を見てもわかるように、多彩を旨とするからだ。
それに、メイの「指輪物語」も結局は第1楽章「ガンダルフ」だけがおもしろい。
作曲者もそれをよくわかっていて、他の4つの楽章のそこかしこに
その断片を再現させて、聴衆の退屈を紛らわそうとしている。
(本当はそうでなく、ワーグナーのライトモチーフ手法を取り入れているのだろうけど)
まぁ、要するに「ガンダルフ」以外は苦労して取り組むほどの曲かな? と
聴くたびに思うのだ。

ワーグナーの「指輪」はオペラとして、声楽曲として聴く分には好きだけれど、
楽器だけで演奏するのは、どうも、、、という感じである。
実際、そういうオーケストラ演奏のCDも出ているけれど、
何度も繰り返して聴きたいと思わない(買ったけれど長年放ってある)。
「ワルキューレの騎行」などは、管弦楽曲の定番になっていて、
原曲の声楽入りを聞かないうちは、これだけでもかっこよくてイケそうだが、
木管群に延々とあのヴァイオリンパートをやらせるのだと思うと、
今までの難曲以上に拷問的で、とてもそんな勇気はない。
それよりは、「タンホイザー序曲」「マイスタージンガー前奏曲」などを
練習した方が、よっぽど充実感があるだろう。

・・・というわけで、「Lord Of The Rings」の吹奏楽譜がもし出版されたら、
今までの「スターウォーズ」や「もののけ姫」や「海の上のピアニスト」などのような
扱いになるだろうと思う。


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