I.W.O.活動日誌

2001年04月30日(月) 楽譜届く

重た〜〜い包みが届いていた。見ると、国立楽器からだった。
何とすばやい対応!! レンタル料を送金したのは、金曜日なのに。。。

「ヴァレンシアの寡婦」が手に入ったところで、
さあ、これをいつから始めるかが問題だ。
まず「舞楽2」をもう3週間ほど取り組んでから、こちらを始めるか。。。
それとも、しばらくポップスを休みにして、
「ヴァレンシア」と「舞楽」だけに取り組むか。。。

作戦としては、今の時期はこの難しい2曲に取り組んだ方が賢明だ。
しばらくはステージがないから、ポップスに取り組む必要はない。
年間計画として、5〜7月はポップスはやらない、としてもいいだろう。
去年は早くからポップスをたくさんやりすぎて、
ちょっと新鮮みがなくなって、だれたような気がする。

けれども、団員の気持ちはまちまちであって、
週1回の合奏を、2様に楽しもうとしている人もいるかもしれない。
ノリのいいドラムをバックに演奏するのを楽しみに、
毎週岩倉に通っている人もいるかもしれない。

1曲だけポップスをやって、この2曲の練習には行ってもいいのだが、
たった10分そこそこのために、ドラムセットを組み立ててもらうのは、
どうも気がひける。(なかなかの労力である)
それに、その日の集合状況によっては、ポップスしかやれないという日も
あるので、ドラムセットを用意してあって助かった、ということもある。
この点、本当に7時半になるまで、さっぱり判断できないのである。

う〜〜ん。。。 むずかしいところだなぁぁ。。。



2001年04月28日(土) 悩ましいポップス部門

最近では珍しく、後半30分を「舞楽2」に費やした。
テンポもさらにゆっくりめにして、ちょっとだけいじり始めた。
部分的にくり返しながら、3重奏の前のところまで来たら、
もうあと5分ほどになってしまっていた。
最初からそこまでを最後に振ってみて、3分ほど延長して終わった。
意外と時間のかかる曲である。先が思いやられる。

前半の休憩時間までは、「キャラバン」と「ウイ・アー・オール・アローン」と
「ボサノヴァの涼風」が配られていた。
「キャラバン」って、もとはベンチャーズだったかなぁ・・?
30何年前だ?? ・・なんて思いながら聞くと懐かしい思いに包まれるけれど、
あのころは純真なる小学生(?)だったので、おもしろい曲だと思ってた。
今聞いても、どうも陳腐な感じばかりがして、どうもいけない。
編曲も、洒落てるつもりかもしれないのが、かえって古めかしい感じになる。
真ん中にサンサーンスの「サムソンとデリラ」の「バッカナール」のメロディーが
入っていたけれど、原曲にもあったのだろうか、これも編曲者の洒落だろうか?
いずれにしても、最後のフレーズの四分音符4つアクセントの採用はいただけない。

「ウイ・アー・オール・アローン」、以前やったときも、
もっと広大なイメージにならないかな、と思ったけれど、
ちょっと編曲をいじって楽器の組み合わせを変える必要もあるのかな、と思う。
いずれにしても、これをやると、もっと速いテンポにして、と文句が出る。
原曲のヴォーカル版に魅せられている人が多く、もめごとの種になりがちなので、
これは飽きない曲だけどボツにした方がいいだろう。

「ボサノヴァの涼風」もきょう限りにしよう。
実のところは、前でこれを聞いていると、なかなかいい気分なのである。
でも、これはボサノヴァ調が自分好みというだけで、演奏会向きの構成ではない。
第一、長すぎる。奏者側から「たいくつだ」とさえ意見が出てしまった。
観客にとっても、この単調な8分間はつらいだろう。
そういえば、初めてCDで聞いたとき、選曲は悪くないが単調、と思って、
候補にも挙げないできたのだった。
全編ボサノヴァ責めでは、とりわけパーカッションが気の毒だ。
それぞれを半分ずつに縮めてしまうか、
この中の1曲だけを別のメロディーの曲に入れさせてもらうとか、
今後はそんなことも検討してみたいものだ。

まぁ、要するに早く新しい楽譜を手に入れなきゃいかん、ということだ。
来週こそは、手配するぞ。



2001年04月21日(土) 団員総会の日

年1度の総会の日は、8時20分で練習を終わることになっている。
「ボサノヴァの涼風」と「愛するデューク」が配られていたので、
その2曲を2回ずつやった。
どちらも、ほとんど振りも叩きもせず、リズムを楽しんでいた。
インテンポの間はドラムに任せておけば大丈夫。。。
この「ボサノヴァの涼風」、選曲も雰囲気も気に入っているのだけれど、
観客には退屈なんじゃないかなぁ、、、と思って、
もう数年間、レパートリーに入れるのをためらっている。
「サー・デューク」は以前に定演でやったことがあるけれど、
もう大分経っているので、曲目に困ったら取り上げてもいいだろう。
残った15分間を、「あの日聞いた歌」にあてた。
ちょっとゆっくりめにテンポを設定してみた。
「浜辺の歌」だけは、テンポをあまり遅くしない方がよさそうだ。

休憩時間に、黒幕から「琴の先生、OK」という報告。
総会では、高額レンタル譜の予算が認められた。
これで、今度の定演の第1部はほぼ決まった。

1、ソング・オブ・ライフ(仮。これは別の曲でもよい)
2、舞楽2
3、ヴァレンシアの寡婦

それから、琴のための舞台をレンタルで借りるか、
団長が作るか、という話題になった。
きっと団長が作るだろう。。。



2001年04月14日(土) 落ち着かない取材日だった。。。

公民館に着いて、車を停めているときに、
放送局の人らしいのが、機材をもって歩いているのを見て、
あれ? 取材日きょうだったっけ。。。
BBSでの黒幕からの連絡は読んでいたけれど、
それが今日のこととは全然結びついていなかった。

それ自体は別に困りはしないのだけれど、
どうも、取材の意図とか段取りがよくわかっていないと、
何をどうしたらいいのかよくわからなくて困るのである。

わからないまま、合奏の時間になった。
とりあえず、「あの日聞いた歌」の試奏に入った。
この楽譜は・・・偶然である。
岩倉に車を走らせながら、昨日届いたPOPSTAGEのCDを聞いていた。
1枚目のCDの中のこの曲に、珍しく「よし!!」と思っていた。
珍しく、というのは、こういう文部省唱歌みたいなのは、
ちょっとくらい編曲がよくても、今まではやる気がしなかったから。
でも、この編曲にはちょっと興味が生じた。これは使えるかも・・と。
その楽譜を、なんという偶然の一致か、団長が買っていたのである。
団長はこのCDを聞いていない。〈閃き〉で買ったようだ。

「あの日聞いた歌」が一通り終わったところに、黒幕が来た。
(あとで聞くと、この間彼はインタビューを収録されていたそうだ)
きょうの取材は、全国の、衛星放送設備のある郵便局のテレビで
放映されるのだ、という。・・・それはわかっても、
さて、どうしたらいいものか、、、先日と違い、音も入るなら、
もうちょっとちゃんと演奏できる曲に変えよか、というわけで、
相談の後、「青春の輝き」と「エヴァーグリーン」を指示。
楽譜の準備に少し手間取っている間も、入り口が開いたり閉まったりする。
「始まったら入ろうとしているな」と思ったので、急がせて開始する。
・・・・ところが、彼らはなかなか入って来ようとしない。
中断して、黒幕に「どういう段取りになってるの」と聞いたら、
「入ってもらいましょか」と立って出て行った。 あれ?(゜_。)?
やっぱり、どんな打ち合わせになっているのかよくわからない。

まあ、こんな調子で、大変落ち着かない練習になった。
自分でちゃんと打ち合わせに参加すればいいわけで、
市の行事などでは、積極的に主催者側に確認したりするのだが、
報道関係者となると、反対にできるだけ近寄らないように心がけてしまう。
指揮者にもインタビューなんて思いつかれちゃたまらない
なんていう警戒心を常に抱いているから、極力避ける。((((((^_^;)

演奏再開して「青春の輝き」も「エヴァーグリーン」も終わってしまった。
その間に収録も始まり、時折こちらで、あちらで、とライトが照らされる。
まだ収録は続きそうだが、どうも、ついこの間定演で終わってしまった曲は、
やっていてもおもしろくない。気持ちも何となくだれてしまう。
団長が「ユーミンポートレート」を配っておいてくれたので、
(3日の日誌を読んでくれたせいかな??)これをやることにした。
・・・いいなぁ・・・この曲の前半。。。 何度やってもいい。。
(練習後、団長も「ユーミン、やっぱりいいねぇ」と言っていた)
後半を「春よこい」と「真夏の夜の夢」に差し替えてやったのは、
(ここでHPを参照)ありゃ!! まだたった2回前の定演か。。。

さて、休憩時間にするのも気を遣う。
取材班のひとりに、「休憩にしてもいいですか」と尋ねたら、
「休憩時間のようすも撮りたいですから」と言ってくれたので、休憩。
ちょっと落ち着かない気持ちを立て直さないとね。。。

収録はまだ続くようだったけど、予定していた練習に戻ることにした。
「あの日聞いた歌」の譜読みの2回目を始めた。
オーボエ奏者も途中から加わっていたので、今度は全貌を体験できた。
この曲は、市民音楽祭にも使えそうだし、
定演1部の、3曲中の2曲目、または4曲中の3曲目あたりにも使えそう。
3、4週もやっておけば、仕上がり直前状態になりそうだから、
本番前にいつでも引っ張り出せるようにしておくといいだろう。

最後に「舞楽2」。出だしから、なかなか思うような感じにならない。
自分の中でも、イメージができているようで、
でも、こうして練習に臨んでみると、まだあやふやなようだ。



2001年04月07日(土) 曲が多すぎた。。。

申し分ない花見日和なので、(車から見る桜は、完熟といった風情だった)
きょうも集まり具合に不安はあったが、36人ほどの出席。
ちょっと少な目の通常サイズ、といったところか。。。
2枚舌・・・じゃない、2枚リードが皆無だった以外は、
各パート適度に散らばっていたので、何とか。。。

練習前に「R.コルサコフの休日」と民謡メドレーになったM8の楽譜と、
3週連続の「舞楽2」を用意した。
もう1、2曲ポップスを用意しておいた方がいいと思って、団長に頼んだら、
「アメグラ2」と「トリステーザ」が倉庫から出てきた。

昨日から問題にしている「R.コルサコフの休日」つまり、
「シェエラザード」第3曲「王子と王女」のポップス編曲版だが、
これはなかなか扱いに悩むところだ。
メロディーはいい(ただし、この16ビートに合っているかどうかは疑問)。
なかなかいい響きになるように音が重ねてあるようだし、
バックの味付けもおもしろいところがある。
でも、編曲が全体としておもしろいかというと、それほどでもない。
原曲に魅せられている者にとっては、原曲のよさが反映されていないように聞こえるし、
原曲を知らない者には、原曲へのこだわりが不自然に聞こえるかも知れない。
難点はあるけれど、選曲の構成によっては、この曲が入るのもおもしろいかも。。。

休憩後の後半は時間が詰まってしまって、「トリステーザ」「民謡」「舞楽」を
走るように1回ずつやった。配る楽譜が多すぎた。□\(.. ) 反省。。。

練習後、五条川の夜桜を見に行こうとする集団がいて、
「先生も行きたい?行こうよ」と誘ってもらえたけれど、
午前中歩き過ぎて、足腰に難があったので、辞退させてもらった。
明日は、家の近所の堤の桜のアーチの下でも歩かないとね。。。



2001年04月06日(金) 年度初めの週末

年度初めは慌ただしい。学校でも肉体労働の連続で、腰痛もピンチ。。。
通勤途中にいろんな桜並木を眺めるけれど、のんびり花見をする暇もなし。

今週の初めに書いた2日分が、エンピツサイトの事故で消えてしまった(ToT)
けれど、いつの間にか復活していた。(^.^)
エライもんだなぁぁ、と感心してしまった。(^o^)\(^^ )ナデナデ

BBSで「仮名モバイルちゃん」(仮名、なんてまだ要るのか??)が、
集中攻撃でいじめられているようだ。

おとなの集まりとしての市民バンドでは、組織としての窮屈さをより少なくして、
個人個人の主体的な自己規制の集まりであるのが望ましい。
ずっとそう思っているから、学校の部活動では、
たった1人の無断欠席にも怒ったくせに(と卒業生は思っているだろう)、
市吹では意に介さない。
暇つぶしに来た人も、無理を押してきた人も、
とにかく合奏を楽しみに来た人たちが合奏して帰る、それが基本だから。
(学校は教育機関だから、部活動には「+あれこれ」が加わる)
ところが、合奏を楽しみに来た人たちがその感触なしに帰らざるを得なくなると、
今回のようにちょっとした事件になり、問題になってしまうわけだ。
余興委員長も書いているように、初めての事態だから。

欠席連絡をもらっていると、非常に助かる場合がある。
・○○は休み? じゃあ、この曲はやめてこれをやろう。
・△△は8時に来る? じゃあ、この曲は△△が来てからにしよう。
・□□は休み? でも、この曲はやめないで、この点を重点にしよう。
・●●は全員いる? じゃあ、きょうはこの曲を中心にして特訓だ。
・・・・などなどと、事前に算段がしやすい。
特に定演前のように、曲数も増えて、仕上げの段階に入ったころは。。。



2001年04月03日(火) ブレーンのポップステージシリーズ

昨日、ブレーンミュージックからDMが届いて、その中に、
ポップステージというポップスアレンジのCD&楽譜の宣伝が入っていたので、
CD3枚とも注文しておいた。
去年もこのチラシをチラッと見たような気もするが、
ほとんど気にとめないでそのままにしてしまったような。。。
「エヴァーグリーン」は実はこの中の曲だったのだ。
本番終わってから模範演奏聞くのは癪だな。。。

もうニューサウンズだけに頼ってはいられない。
いい曲を選曲に迷うほど見つけないと、
またまた「ユーミン・メドレー」をやりたくなってしまう。(^^ゞ

そういえば、去年の秋ごろB楽器店で「シェエラザード」のポップス編曲版を
買っておいたような記憶がある。
もう何年も棚に放置されていた楽譜で、
「在庫整理してくれる客がいて神様みたいでしょう?」と
憎まれ口たたきながら買った覚えがある。
あれは今どこに。。。 今までまったく忘れていた。
こういう時期のために試しに買っておいたもので、
どんなアレンジになっているか、聞いたことはない。
スコアを見る限り、2、3年前、東京佼成が岐阜公演で演奏した
すごいアレンジのやつとは全然違うようだ。残念ながら。。。
今度の練習でやってみよう。



2001年04月02日(月) 欠席連絡

・・・と言っても、私が今週欠席するという連絡ではない。

BBSに2名から反省文が書かれていた。
ひとりは仕事。ひとりは病気。まあ、全部とは言わないまでも、
大半はこうした事情を抱えているに違いない。
う〜〜ん、あまりプレッシャー与えるようなことは書かない方が良かったかな。。。

でも、もう少し欠席連絡が徹底して、それを実際に反映できるようになれば、
ムダも減るし、相互の信頼も増すかな。。。
例えば、
1、パートリーダーに欠席連絡を入れる。
2、パートリーダー(またはその代理か、そこから連絡を受けた他のリーダー)が
  準備時間に来ていて、○○パートの椅子はいくつあればいいとか、
  パーカッションの用意はこれだけでいいとか、指示を出す。
3、きょうはこの人は来ません、というわけで、黒板にでも書くとか。。。
・・・・・・などなど。

謝る必要は、本当はないはずだと思う。
みんな趣味として楽しむためにきているだけだから、
来られないときは、それだけの事情を抱えている。
学校の部活動と、市民バンドの活動とは、根本的に違う。
私も人に話すとき、部活の顧問は仕事だけど岩吹は趣味です、とはっきり答える。
趣味に過ぎないとはいえ、立場が立場なだけに
無理を通して市吹優先ということもままあるけれど。。。

でも、みんなが楽しくやっていくためには、不信の種はできるだけ減らした方がいい。
今度の総会の時に、この点について議論のネタにするのはどうかな。。。
昔と違って、ケータイを持たない人の方が少数派になっている時代だから、
欠席連絡はさほどめんどうなことではない。



2001年04月01日(日) New Sounds in Brass '01 を聞いて

とりあえず、3曲に注目!! (注耳って言うのか? 言わんわなぁ。。)

まず最初の「ルパン3世」がよかった。
ただ、Tpがかなりハイトーンのようだけど、大丈夫かいな?

「ソング・オブ・ライフ」がとても美しい上品な仕上がりで、 d(-_^)good!!
1部の頭の候補にしたいけれど、演奏会をこういう静かで繊細な雰囲気で始めるのは
勇気がいる。危険だ。どうしよう。。。

一番感心したのが、「ハレルヤ」。すばらしい!!!
ゴスペル・コーラスつきの編曲なので、コーラスなしで楽器だけでやって
これだけおもしろいかどうかの不安はあるけれど、
久々に大拍手を贈りたいようないい編曲だ。


「マンボ・イン」は雰囲気はいいけれど基本的にメロディーがおもしろくない。
「アメグラ」はもういい。「ジャパグラ」も今回のはいらない。

「トランペット吹きの子守歌」は原曲のイメージとはがらりと変えて、
にぎやかで楽しい曲に作ってある。
Tpパートの諸君、サックスの四重奏メンバーのように、
合奏時間外にも集まってアンサンブル練習をしてくれるかなぁ。。。

「ユーロビート・ディズニー・メドレー」は、いいノリだけれど、
聞いているだけではあまりおもしろくないから、
どうしてもパラパラ・チームを結成して踊ってもらわなきゃならないだろう。
しかし、曲としてはこのNSBシリーズのディズニーの中では最も魅力なし。


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