2008年03月10日(月)
 

ありきたりの言葉だけれど
この空の下繋がっているよ

ぼくが吐いた氷の結晶になった息を
冷たい風がさらっていって
そのままきみの頬をくすぐるように通り過ぎる

まぶたの上に溶けるように降り注ぐ春の日差しは
ぼくにもきみにも平等に落ちてくる
雨は静かに行く道をふさいでしまうけど
きみも雨宿りをしていると思えば
少しだけ立ち止まるのも 悪くない

この空の下繋がっているよ
鍵がひとつくらいなくなっても
靴が片方脱げても
隣にぼくがいなくても
体中できみと、世界を通して繋がっている
この世界で 繋がってるよ





↑エンピツ投票ボタン

my追加
いつも読みに来てくれてありがとう。
※マイエンピツは告知しないに設定しています。