2004年06月27日(日)   有りも無しも結果気構え次第

今日、直太朗が言っていた。

「応募条件とかをみて、たとえば"無理だよな"って諦めていたら、
今日ここにはいなかったわけで、諦めずそれでも参加したいっていう意思を
行動にしてチャレンジしてみたひとたちが集まってる。
一歩踏み出すっていうことが大事だと僕は思う。」

♪今が人生 の歌詞にもある。
「有りも無しも結果気構え次第」

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実際、"アスリート"、"歌に自信がある"という応募条件ながら
本気でアスリートだったわけじゃなく
本気で歌をうたってきたわけじゃないひとが大多数だった今日。

要するに、自称してでもなんとかして
今日の日に参加したい!一緒に作り上げたい!
っていう意思とそのパワーが大切で、そういうのを持ったひとたちが
集まったからこそ、お互いの名前すら知らず、初対面からたった30分ほどなのに
すごく力を持った、前向きな意思のある歌声が生まれたんじゃないかなと思った。

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ひとりひとりと目を合わせて、ありがとう、っておじぎをする直ちゃん。
最後の自己紹介で自分の番のとき、目が合っても変にドキドキ緊張せず
不思議と穏やかなあったかい落ち着いた気持ちになったり。

…今思い返すと、なんてしあわせでぜいたくで貴重な時間だったんだ>_<

ひとつの目的に向かって、同じ気持ちを持ったひとたちが
一緒に何かを作り上げることのすばらしさと、

テレビともコンサートともちがう、ものづくりをするときの直ちゃんの、
"うた"や"作品"に対する真摯な姿勢を

すごく感じた一日でした。

「今日のみなさんの歌声のバトンを僕が引き継いでまた新たに歌の
レコーディングをするから、完成を楽しみにしていてください。」
と直太朗が言っていた
フジテレビのアテネオリンピックテーマソング♪今が人生〜飛翔編〜

8月4日の発売日がすごくすごく楽しみです。
たぶん今年のオリンピック番組はフジテレビしか見ません:D


2004年06月25日(金)   会社人な夜

今日は、あるクライアントに関わっているいろんな業者さんたち
総勢18名で飲み会が開かれた。

各社から、営業さん、デザイナーさんが来ていたけど、
何か仕事の話題やクライアントの話(例えばお互いの戦略を探り合うとか)は
まっっっっったくなく、ただただワイワイ飲んで食べての会だった。

うちの会社からは6名が出席。
わたしは、主にそのクライアントを担当している部署と
仕事ではそんなに普段関わりがないので、
他の業者さん(ていうか競合他社)はまったく面識がなかったけど、
一番端の席にいられたこともあり、緊張もせず笑いながら過ごせた。

普段はほとんど社内で作業をしてるので、営業さんの"社内"の顔と
向き合うことが多いけど、今日は"外"の顔がみられて
なんだか「ああ、うちの営業さんも ちゃんとしゃべれるんだー!」
って失礼だけど思った:D

飲み会なので、しごとしごとな対応っていうわけじゃないけど、
でも社内にいるときや会社の飲み会とはどこか違う、
対外的な対応で場を盛り上げてるところをみていると

こうやって、営業先や業者さんたちとうまくコミュニケーションとりながら
みんながんばってるんだなぁ と思って、

もっとそういうことをふまえて一つ一つ営業さんがとってきた案件に
取り組んでいかないといかんなと思った。

社内で同じ部署(制作)の仲間と仕切られた部屋の中でだけ作業をしてると
そういうこと忘れがちになっちゃうからな。
時々こういう会に呼んでもらうと、ありがたい。

…って飲み会とかいって、自分は最近胃腸が弱ってるので
ウーロン茶しか飲まなかった。
だからふいにそんなこと思えたのかも:D
お酒飲んでたら、ワーーーってただ笑って終わってたかもしれん。

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ところで、今日はほんとはそれよりもすごいうれしい大事件があったのだけど
とにかく今書けることは「♪今が人生〜」ってことで。

くわしくは結果を含めて日曜に…:D



2004年06月23日(水)   いつかさらばさ

昨日の日記に追伸。

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「いつかさらばさ」 森山直太朗

もしも君が心なき言葉に傷ついたとしても
僕にできることといえばそれを茶化してやれる程度
特に気の利いたセリフの持ち合わせなんてないけど
時間の許す限り君の横でおちゃらけていたいよ

そうさこれが僕のすべてさ どうせいつかはさらばさ

僕が君について何か知っていることといったら
君が紅茶に砂糖を三つ入れるってことだけさ
こんな言い方じゃ誤解を招くかもしれないけれど
他人が二人でいるにはそれぐらいが丁度いいんだ

そうさ合言葉はいつでも どうせいつかはさらばさ

耳を劈く程に鳴り響く沈黙を塗り潰すように
君は聞く「ねぇ、私は一体あなたの何なの」
そんな時僕は笑って言うのさ「どうせいつかはさらばさ」

そうだ君に一つだけ聞いておきたい話があるよ
君は僕を世界で一番大切と言うけれど
世界がどれほどの広さかなんて皆目見当がつかないぜ
つまり君の瞳の奥に映っているのは本当に僕なのかい

あらゆるすべてのことを二人で分かち合おうとした時に
僕ら初めて本当の孤独を味わうことになるのやも
そして独り彷徨い歩き続ける寒空の下
改めてお互いの大切さに気づける日がくるぜ 確信はないけど

そうさそれが今の答えさ どうせいつかはさらばさ

どこにでも転がっているよな形のない幸せの中で
たまに思う僕はこの先どこへ行くのだろう
それはそうと今夜は月がキレイ ねぇ、どうせいつかはさらばさ

愛しさも切なさも君を想うが故生まれるもので
だから目を背けることなく受け入れなきゃならないことなんだろう
そうさこれが僕のすべてさ どうせいつかはさらばさ

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何度も繰り返される「どうせいつかはさらばさ」の言葉は、
冷たいように感じられるかもしれないけど、

言葉ではそう言っていても
紅茶に砂糖を三つ入れる、そんなことをちゃんと覚えてるってすごいこと。

こわさとか不安とか他のことで紛らわしたいとか
でも目を背けることなく受け入れなきゃいけないことなんだろうって
頭ではわかってる、わかってるけど…みたいな

これは直太朗の世界観の中での
最大級の素直な気持ちがこもったラブソングだと思う。

JAPANのインタビューを読んだ後に聴くと、ものすごーーーーく心にしみる。



2004年06月22日(火)   ROCKIN' ON JAPAN

最近、直太朗日記と化してますが、今日も…:D

某掲示板で最近話題になっていた「ROCKIN' ON JAPAN」のインタビュー。
あまりにも気になるので、今日会社帰りに本屋さんで
何年かぶりに音楽誌を買った。

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買ってよかった。JAPANは相変わらず読みごたえあるなあ。

直太朗2万字インタビュー。
これはすべて本音?だと思いたい。

前(04.4.20)にこの日記でも書いたことがある、

"この人(直太朗)はどうして、
どちらかというと穏やかに育ってそうなイメージなのに、
どこか喪失感のあるような歌詞をうたってるんだろうなぁ?
と思ってたり"

に答えが出るような、なるほどそういうわけか、
と思うような言葉がインタビューにたくさんあった。
いろんなことがあった結果、どこか喪失感を感じさせるうたが
自然に生まれるようになったんだなあ。

直太朗ファンだから何でもかんでも重ね合わせて共感する
っていうわけじゃないけど、

"端からみるとすごく恵まれた環境で育ってきてる"けど、
"基本的にはたぶん明るい性格。でも実はあるきっかけがあって、
いろんなこと深く考え(すぎ)るようになって、
独特の考えを持ってしまった"

みたいなのが、自分の実体験と共感できる部分がすごくある。

普段アホなこと言ったりしたりして笑ってても、
ちょっとフタを開けると、歪みとか暗さとか他人を疑う気持ちとか
冷めたふりしちゃう自己防衛の気持ちとかが自分の奥底に潜んでるような。

それでも、
たぶんほんとは人一倍(?) ひとを信じたいし信じられたい気持ちがあるような。

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このインタビューを読んで、これから直太朗をみる目が少し変わるかも。
今まで、その声の持つ力にただ心動かされていたのが、
今度からはうたの内容も深く心に響いてきそう。

ぜんぜん遠い存在だけど、年も近いことだし。
なんていうか まー、お互いがんばろうぜー なんて思ったりしました:D


2004年06月18日(金)   関内で大航海

森山直太朗ツアー「地球はたぶん球体じゃない」@関内ホール

にいってきた!
隣には自分史上やっぱり一番かっこいいパンダボーイがいたけれど、
ステージがはじまるとすぐに
「あああ(直太朗)かわいいいい。かっこいいい。」と、
へろへろになりました。:D

最近またテレビにいろいろ出てる直太朗。
ネット上でも、あんまりいい評判を聞かないことも多いけど、
ステージを一回体験すると見方がかわるんじゃないかなぁ?と思います。

うたのすばらしさと、毎回のオリジナルな演出と、押しつけすぎない程度のメッセージ。
直太朗がよく言う「唯一で最大のコミュニケーション」を本当に
実践していて、なんとなく、普段みられる範囲(メディアで)では
どこまでが"つくり"なのかな??って思うけど
ライブのその場の直太朗は信じられるような気がしてきたりする。

…にしても、ひとつだけ残念だったのは、♪夏の終わり が
ドラムでの演奏だったこと。オリジナルのスタンダードなのを
パンダボーイに聴かせたかったー。

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今日のステージは照明の効果がすごく良かった。
"ライブ"="その場でしか体感できないその場限りの感動"
を作り上げる仕事ってステキだなあ。


2004年06月13日(日)   Mr.Children+佐藤可士和

Mr.Children"シフクノオト"は
samuraiがアートディレクションをしてるのかー。

広告批評やSWITCHを読んでみないと
どういう意図でものづくりをしてるかわからないけど、
Mr.Children側が、ああいう、
佐藤可士和が今までディレクションしてきたような
雰囲気のものをつくりたい!って思って依頼したのか、

samuraiに頼もうっていうのが先で、
結果やっぱりこういう雰囲気のものができたのか

どっちが先にきてるのかが気になるなぁ。

どうも、可士和氏っぽさが見えすぎてなんとなくもやもやする。

…そして森山直太朗のオフィシャルサイトとも
雰囲気がとてもかぶっていることも、何でだろう?だなぁ。

直太朗のアルバムのアートディレクションはgroovisions。
オフィシャルサイトとも関係してるのかな。
でも、アルバムのデザインは"groovisionsっぽさ"が前面に出てないから
なんとなく素直に受け入れられるのだけど。


2004年06月12日(土)   シフクノトキ

Mr.Childrenツアー初日@横浜アリーナ

一曲目「♪終わりなき旅」でいきなりノックアウトされ

突然の恋の話のMCで和みつつ

メッセージ性の強い(反戦系)映像にふと気持ちがステージを離れ

遠くいろんなことを考え始めそうになったところを「♪Image」で救い出され

さすがに今日は時事的にやらないだろうと思っていた「♪タガタメ」の演奏に衝撃を受け

でも最後の最後は「♪sign」でふわっとあたたかい素直な余韻を残した、

"Mr.Childrenらしい"な、と思ったライブでした。

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これでもか!っていうぐらい前に後ろに走り回る桜井さん、
バックステージ席だったのでものすごくうれしい&ありがたかったけど
飛ばしすぎじゃないのか34歳!なんて思ったりもして:D




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