Daily Talk

2005年02月11日(金) 夢じゃ足りない 逢いたい 逢えない 逢いにいく

バレンタインやクリスマス(前後の週末)にお台場に行くなんてバカよね〜。
・・・と毎度のことながら思いながらも、どうしても生でCore of Soulが見たくて、
行ってきました、ヴィーナスフォート。
人・人・人・・・・・・しかも8割カップル(まぁ自分もその内の一組だったわけだが・・・)。

でもねぇ、行ってよかった。 ほんとによかった。
生COSは最高でした!!!
フッコちゃん(中村蕗子)のヴォーカルがとにかくすごい!!
本当に伸びやかで解放感があって、その空間に広がっていくだけじゃなく、
聴いてる自分の体中で響き渡るのが感じられるような、
神々しささえ感じる歌声。

とっても心地よくて、透明感があるのに力強くて。
あの表現力はちょっとCoccoを彷彿とさせます。

聴いたことがない方、
騙されたと思ってぜひ一度聴いてみてください。
ほんとにいいから。

ちなみに新曲「アゲハ」は、「1日が一生だったら」というテーマ。
元気が出ます。 しっとりしたカップリングもいいよん。

いや〜、満足満足。

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"2005 Valentine Special Live - Core of Soul アコースティックライブ"
2005.2.11(金) ヴィーナスフォート教会広場

≪1st Session 14:00〜≫
1.花環
2.The Spirit of This Place
3.月で待つ君
4.粉雪のきもち
5.アゲハ

≪2nd Session 16:00〜≫
1.虹
2.月で待つ君
3.Hole in your socks
4.The Spirit of This Place
5.花環
6.粉雪のきもち
7.アゲハ



2005年02月05日(土) Angel of Music

「オペラ座の怪人」

子供の頃、「レ・ミゼラブル」の次に好きなミュージカルだった。
(大人になってからは「ミス・サイゴン」と順位が入れ替わったけど)
個人的にはヒロインに感情移入ができないからか、
どのキャラクターが好きというのは特になかったんだけど、
CDで何度も聴いたサラ・ブライトマンとマイケル・クロフォードの声は、今でも耳に残ってる。
舞台はブロードウェーで5回も見たのに、誰がどんな声で歌っていたかはまったく覚えてない(笑)

で、今日はこの「オペラ座の怪人」の映画版を見てきました。
高校時代にフランス語の授業で、昔の映画(フランス語)を見て、
原作(もちろんフランス語(涙))を読み、「やっぱりミュージカルが一番」という結論になった。
だから今回の映画が"ただの"映画化だったら、見なかったかもしれない。

しっかーし!
2004年版の映画は、ミュージカルの作曲者であるAndrew Lloyd Webberが、
自らプロデュースしたというんだから、期待大でしょう。

そもそも、私はミュージカル映画が好きだ。
「シカゴ」、「メアリー・ポピンズ」、「屋根の上のバイオリン弾き」、「オリバー・ツイスト」・・・etc.
ただ、上記はどれも舞台と同じ曲が映画で使われているものの、作品としては、舞台と映画は別物。
「オペラ座の怪人」ほど、多くの人に舞台として強烈な印象を残した作品が、
うまく映画として成功できるのか。

とまぁ、そんな評論家みたいなことを思いつつ観に行ったわけですが・・・

Overtureですでに号泣してました、はい。
劇場が甦っていく(?)シーンね。
なんだか自分の記憶まで甦るような感覚が・・・
このシーンが一番泣いたかも(をい)

結論。
舞台を見た人も、映画で初めて見る人も、楽しめる&満足できる内容だったと思う。
舞台の作品の完成度をキープしつつ、映画ならではの映像マジックが効いていた。
ファントムの過去や三人の未来など、舞台では語られない補足が加えられていたのもよかった。
とにかくドラマティックで、ゴージャスで、ロマンティック。

あのねぇ・・・何がいいって、やっぱり音楽ですよ。
あの音楽がすべて。

全身に響く音楽。
美しさ、刹那さ、哀しさ、激しさ・・・音楽の様々な要素が、
「オペラ座の怪人」の楽曲には凝縮されている。
それを最大限に生かす声と映像が求められるわけで、
エミー・ロッサム(クリスティーヌ)とジェラルド・バトラー(ファントム)は、
あの音楽の世界を見事に表現していたと思う。

愛し方も、愛され方も知らないファントム。
そんな彼の心の闇は、やっぱりマイケル・クロフォードの声の方がうまく表現していたと思った。
あの独特な声が、ファントムなんだよなぁ・・・。
でも、バトラー氏のビックリするほどセクシーなファントムも嫌いじゃない(笑)
ファントムに魅力がないと、ただのストーカーの話になっちゃうからね(爆)

Anywhere you go
Let me go too
Christine that’s all I ask of…



2005年02月03日(木) 悲しいのは失うよりも いつの日かまた立ち上がること

初っ端から"この冬の白さに"と"夕月夜"でGarnet Crowワールドへ引き込まれる。
吹雪だ吹雪(笑) 
初めて生で聴く"忘れ咲き"は、やっぱり色々な記憶を呼び起こされるようで。
切なくなったところで、"flying"。
痛くて、苦しくて、気付いたら涙がこぼれてた。
やっぱりこの曲好き。

デビュー5周年ということで、「5年分の感謝を込めて」と言って "夢みたあとで"を。
丁寧に丁寧に歌っていて、ひとつひとつの音から感情が溢れてくるような気がした。

静寂の中の強さ。 無気力の中の情熱。 絶望の中の希望。
そういったものを表現させたらガーネットはピカイチですね。

アンコール1曲目の"君を飾る花を咲かそう"もそういう曲。
「初めて実体験から生まれた曲」と由利さんが言っていた。
初めてタイトルを聞いた時は明るい曲だと思っていたので、曲を聴いて驚いたのを覚えてる。

この曲や"Holy Ground"に代表されるように、ガーネットの曲には、
すべてを静かに受け入れて、それでも立ち上がって歩いていく、そういう強さがある。
大事なものを失って、このまま眠ってしまいたい、すべて終わりにしたいと思っても、
それができずに、また立ち上がる。
世の中はそういう風にできていて、人間は皆、そういう哀しい強さを持っているんだと思う。

とまぁ、そんなことを改めて考えさせられる夜でした。
新曲「「さよなら」とたった一言で」まで聴けて、大満足。
しっかーし! またしても"巡り来る春に"が聴けなかったことだけは、残念だった。
悔しいので、この曲からのフレーズをタイトルにつけてみた。
いつか聴けるかなぁ・・・・・・

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GARNET CROW "livescope 2005 〜I'm waiting 4 you & live〜"
2005.2.3(木) 中野サンプラザ

1.この冬の白さに
2.夕月夜
3.夏の幻
4.忘れ咲き
5.flying
6.call my name
7.冷たい影
8.Last love song(Vocal: 岡本)
9.水のない晴れた海へ
10.in little time
11.夢みたあとで
12.Holy ground
13.永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら
14.君連れ去る時の訪れを
15.二人のロケット
16.ブルーの森で〜恋することしか出来ないみたいに
17.Mysterious Eyes
18.僕らだけの未来

ENC
1.君を飾る花を咲かそう
2.「さよなら」とたった一言で(新曲)
3.スパイラル


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英美