| 2006年04月26日(水) |
リニューアルするものたち |
久しぶりに関心空間を覗いたらリニューアル。デザインがガラリと変わってたけど、見慣れてないということを抜きにしても改悪された気がする。以前のほうがよかったなぁ。なんだかリトルイタリーにしても本の学校の駐車場にしても関心空間にしても最近、お気に入りがどんどん悪い方向に進んでいってる気がして悲しい。
『キル・ビル』を観た。後半、かなりグロい映像があって正直Ｒ１５じゃ足りないんじゃないなぁって思った。センスがいいか悪いかは別として、タランティーノ監督にしか撮れない絵なんだろうな。栗山千明好きなのでゴーゴー夕張はかなりよかった。ま、ツッコミどころは色々あったけど楽しんでみることはできたかな。久しぶりにあそこまで激しいアクションシーンを観た気もするし。
他には『ヒトラー 最期の１２日間』と『終わりで始まりの４日間』を借りた。両方とも楽しみー。
あとフリーソフトでアルバムを作れるソフトを落としたので写真を撮りにいってＨＰにアップしたい。季節もよくなってきたし、色々撮りたいあ。
僕（たち）は自分の人生だけでなく、何か作品に接するときにでさえも一方向からの視点で人を見てしまいがち。
それに改めて気づかせてくれた映画が『クラッシュ』という作品。ロサンゼルスを舞台にした群像劇なんだけど人が好きな人にとてもお勧めな良作。様々な人種が混ざり合う街で、時にぶつかり合い、憎みあい、そして愛し合う。人種差別というよりは人間そのものをテーマにしていると思う。
例えば登場人物の一人は人種差別主義の警察官で映画の前半では観ているこっちまで胸くそ悪くなるような差別をするのね。でもしばらく映画が進むと、その人間が命がけで人を助けようとするの。そしてその警察官のパートナーは、差別主義な部分を見てコンビを解消するんだけど映画が進むとそのパートナーのほうも心のどこかに差別を持っていたという場面が出てきたりして人間って単純じゃないなぁって感じた。『マグノリア』とか好きな人にもお勧めー。
昨日、仕事してたらおじさんに「入場料も写真も高い」と言われた。確かに１０００円の入場料も写真も高い（個人的にはギリギリでも３桁だったらお客さんの受け取り方も違ってくると思うのだけど）と働いている自分でも思っているんだけど、初めて入った直後だというそのおじさんがいきなり「高い」言うのはちょっと違うんじゃないかなぁと思った。ひととおり回ってからの感想なら素直に聞くことが出来るけどさ。
お花がいっぱいでよかったわぁって喜んでくれてるご夫婦さんとか、いい記念になるって嬉しがってくれるおばあちゃんたちもいるってわかっているんだけど、その逆のことを言われるとすぐにへこたれてしまう自分。やれやれ。
友達の子ども（４ヶ月）に初めて会った。小指をギューって握ってくれて、家に帰ってからもそのぬくもりがなんとなく残っていてなんだかとても幸せな気持ちだった。きっとこの温かさで、親は頑張れるんだろうなぁって。
『七人の侍』の食玩を少しづつ買っていってる。今のところカブリはなし。今日仕事に行くときに買ったら大好きな平八が出てきて嬉しかった。付属の旗もでかいよ、ひゃっほい！コンプリートは無理だろうけど、せめて菊千代と久蔵は欲しいのう。
『寺山修司少女詩集』を読んでいます。朗読したら気持ちよさそう。
一人の少年が海にふれたいと思った。
だが、彼がふれることのできたのはただの塩水にすぎなかった。
↑すごいグッときた。他にもたくさん海について書かれた詩があって、海好きな僕としてはたまらん。更には猫について書かれた詩も収録されているようで期待は膨らむ。
自分の部屋に入ったら少し蒸し暑くて、窓を開けた。今思えば、そういう些細な動作が春（夏）の始まりなのかなぁって思う。
明日は仕事が休みなので、夜は本の学校へ。仕事先のお姉さんに出会う。
買ったのは星野道夫さん関係の本ばかり。有名な写真家たちを取り上げている「名作写真館」シリーズの星野道夫さんの号と『アラスカたんけん記』『クマよ』。
『クマよ』は最初の一文「いつかおまえに会いたかった」から涙がでそうになる。星野さんの書いたものを読むことでアラスカのクマと日本の僕に同じ時間が流れているんだと気づくことができた。自分もやはり地球の一員なんだと感じるようになった。そのことが感情を揺さぶるのか。
いつかおまえに会いたかった
遠い子どもの日
おまえはものがたりの中にいた
ところがあるときふしぎな体験をした
町の中でふとおまえの存在を感じたんだ…
明日の休みにしたいこと。
・星野道夫さんの本を読む。
・借りているＸファイルとフルハウスを観る。
・トンキンへカレーを食べに行く。
・先輩へ手紙の返事を書く。
・天外魔境�兇發靴覆�ちゃいけない。
したいことたくさん。
『Ｘファイル』と『フルハウス』を一日ずっと観ていた。疲れた。ドラマなのでもう少しサクサクと観られると思ってたけど、前者なんか一話が４５分くらいあるので思った以上にしんどい。でもやめられない。返しに行った足でまた借りるのだと思う。モルダー格好いいなぁ。政府の陰謀ネタが絡んでくる話とかたまらん。こちらの想像に任されるラストとかもたまらん。
相変わらず矢野絢子さんの曲を聴いている。聴けば聴くほど、この人の詩作センスはすごいなぁって感じる。「僕よりは大きなこの町」とか「一つしか面の無い組み立て式の正義」。「僕よりは大きなこの町」って絶妙じゃない？
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