tdd diary

2009年03月31日(火) 定額給付金

定額給付金、東京都では江東区がいち早く申し込み受付を始めているそうで、私のとこにも早々に来ていました。先々週くらいには来てました。先週あたりにはもう申し込み終わっています。身分証明書と銀行の口座が分かるもの(通帳の口座番号のとこのページか、キャッシュカード)のコピーを貼付けて、まだ確認に行ってませんが口座に振り込まれるそうです。先日会った時、びしばちゃんは「どうせなら40万くらいくれればいいのに」と話していた。たしかに1万2千円は微妙に半端な金額だ。5千円とかだったら庶民をバカにすんなと文句も言えたが、1万2千円はひょいと人から貰えるお金ではない。とはいえ、40万だったら何に使おうかと思いを巡らす事も出来るが、1万2千円なんてあえて使い道を考えるでもなく財布からすうっと消えてしまう感じが簡単に想像つく。なので、太郎のためにもチーム総武線のメンバーで「定額給付金で焼肉を食べる会」を開こうとびしばちゃんに言ったのだが「まだ申込書も届いてないから」と言われた。メンバーに給付金が出る頃まで、自分が生活費として使い終わっていないか不安だ。


生まれてこの方お金くれた総理大臣なんていなかった。そういう意味で、1万2千円くれた首相として人々の記憶には残るはずだよ、太郎。



2009年03月30日(月) mu

仕事帰りに近所のユニクロへ。シャツ2枚と、買うつもりでいたq-tipがcmで着てるパーカー買う。メンズとレディースでデザインが全然違うので、ちゃんとメンズのsサイズを買いました。ユニクロでもgapでもtopshopでもh&mでも無印でも、いつもメンズの小さいサイズの方が気になる。gapなんかはキッズでも男の子用のが気になる。髪型もあいまって完全にさえない男子高校生のようです。そんなことばっかりもしてられないので、女の子らしいシャツも買いました。


デザイナーズインビテーションのsteven alanのシリーズ。4色あります。
http://store.uniqlo.com/jp/CSaDisp/WDI



2009年03月29日(日) weekend

夕方、渋谷でびしばちゃんと待ち合わせ。夕飯食べながら2人で1時間くらいWBCの話。おっさんか。夜は今年初のワンマン、zazen boys@AXへ。欲を言うなら理想は月1くらいでこのバンドのワンマンがあれば最高なんですが、年末のcountdown以来のzazenboysです。しっかし年が明けてもずーっと、justinの「future sex」とq-tipの「renaissance」と、そしてzazenboysの「zazen boys 4」ばっか聴いているんですが、ずーっと聴いてても飽きる兆しがありません。年が明けてからも何枚かcdを買ったり図書館で借りたり人に借りたりしてますが、なんでか必ずこの3枚に戻ってきます。具合が悪くても、落ち込んでても聴けます。で、こんだけ聴きまくっているとライヴを観た時にちょっとした粗が聴こえてしまうということがあるので、ライヴが近づいてから聴かないようにしてたんですけど、まったくどこのバンドつかまえて言ってんだってぐらいの、そういう類いの心配は全くいらないバンドなのだった。逆にアレンジの少しずつ変わっている様の一つ一つが印象に残りぐっと来る。6月には久しぶりに日比谷野音でのワンマン、夏にはフジロックに出演も決まりました。夏終わりにアパートの更新もあるのでフジロックは無理かなー。観たいなあ。zazen boysの日だけでも行けたらなあ。


WBCで日本が2連覇した時に「日本人に生まれて良かった」とニュースで言ってる人がいて、大袈裟な、と思ったけども、このバンドのライヴを観ると日本人で良かったーと思う。早く6月になれ。



2009年03月28日(土) ガラスの動物園

仕事帰り、図書館へ。
・「志ん朝復活(ほ)」(cd)
・「飛田和緒のひとりごはん日記」
・「変愛小説集」岸本佐知子編訳
・「市川準」河出書房新社編
・「蟹工船」小林多喜二

読み始めた「市川準」という本の中に市川監督の書斎のdvdの棚に、ダルデンヌ兄弟の「ロゼッタ」と「ある子供」のdvdがあった。先日の日記にも「BU・SU」と「ロゼッタ」に流れる同じ空気について書いたけど、市川監督がダルデンヌ兄弟の作品を嫌いなわけがない。特集放送を観るたびに、ダルデンヌ兄弟の作品に通じるものを感じていたのでやっぱり、と思った。監督、「ロルナの祈り」も観れてたらなあと思ったりした。


 ある時、本が差し出された。テネシー・ウィリアムズの「ガラスの動物園」。
 読んでないって、言ってたでしょ。
 それでも、後日感想を書いて渡したら、目を輝かして面白がっていた。文の結びに「以上」と書いた、それが可笑しいと。そんなことを面白がる人がいるなんて、なんだかとても嬉しくなった。
「いつか、きっと映画を撮るから、その時は見に来てね」。
 知り合い始めの十代の頃、そんな事を言っていた。
「今、友人たちと8mmで映画を撮っているから、君も、手伝いに来て」と、突然の召集がかかったりもした。驚きととまどいの連続だった。でも、私にとっては、随分とにぎやかな、まさに絵に描いたような青春だった。

亡くなった市川準監督を振り返って、奥さんの市川幸子さんの寄稿から。



2009年03月27日(金) cycle

新しく会社に入った同僚が貸してくれた「サンクの本」という本に、いろんな気になる雑貨があって、サンクに行ったことがないと話したら仕事帰りに連れて行ってくれるというので、仕事終わってからもう1人と3人で明治神宮前まで出てサンク(http://www.cinq-design.com/)に。他にも色んなところに連れて行ってくれて、zakkaというお店では湯呑み、サンクでは丸っこい木のスプーンなどを買い、表参道の方まで歩いてルヴァーヴっていうお店の場所も教えてくれたが開いてなかった。そのあと3人でクレヨンハウスでご飯食べて、職場にいる私の苦手な人から新しい同僚は引き継ぎをしているところなので、一緒に働くことでのストレスについて色々話を聞いてたら終電近い時間まで。夏の終わりまで続くと思うとみんな気が重い。


湯呑みはほうじ茶飲む時に良さそうな渋い感じのもの。割らないように気をつけて使いたい。



2009年03月26日(木) ten


予告がとうとう。これまた動いてるのを見てますます期待がふくらんできます。どうなっているんだろう。音楽も良さそうだ。
http://www.apple.com/trailers/wb/wherethewildthingsare/



2009年03月25日(水) i love vegi, i love korea

ザマーミロー!とは言いましたが韓国が好きだ。韓国が本気で嫌いだと言う人は私のまわりにはいない。国際的なスポーツの舞台で韓国と対戦するたびに、とりあえず日本人はむちゃくちゃ嫌われているということは重々自覚しているつもりだけれども、私は韓国が好きだ。韓国人も好きだ。韓国の映画もドラマも好きな作品があるし、ぺ・ドゥナを筆頭に役者や監督にも好きな人がいっぱいいる。韓国の食べものも好きだ。そしてぺ・ドゥナも日本が好き。是枝監督の新作はぺ・ドゥナが主演というのは書きましたが、日本のCMにも登場。



夢に出てきそうなくらい野菜が不気味だが、ペ・ドゥナはどこまでも可愛い!
http://www.suntory.co.jp/softdrink/ilovevegi/cm.html



2009年03月24日(火) 世界一

WBCの決勝戦は会社の休憩時間では5回から7回くらいまでしか観れず、2対1で勝ってるとこまでだったのですが、仕事をサボって最近テレビが見れるようになった携帯でチラッとだけ見たその瞬間、9回裏の2アウトで同点に追いつかれた場面を見てしまい、あわやサヨナラ負けかというところで真っ青になり、きっと延長戦と思い見たり消したりしていたんですが、びしばちゃんが試合が決まった時にメールをくれた。夜、特番を見てもなんてドラマチックな試合なのだろうと思い、試合が終わるところなど、泣きそうになりながら見ていた。それにしてもTBS、日テレならもうちょっといい特番作れたろうに、と思わずにいられない感じのバッタバタな編集だった。とはいえ、9回裏2アウトで追いつかれるだなんて、そのままサヨナラ負けしなかっただなんて、イチローが最後に打つだなんて、っていうかまさか日本が優勝して二連覇するだなんて、こんなドラマチックな展開かつ信じられない夢のような結末があっていいのかってくらい劇的な試合だった。ロッカールームでまさひろなのにまさおコールで先輩に囲まれていたまーくんも本当に嬉しそうだった。ホントに良かった。1人じゃできないスポーツで世界一になれることの誇らしさを日本人みんなが噛みしめたはず。


韓国の監督はイチローを歩かせなかったのが敗因とコメント。控えの捕手のサインミスでイチローと勝負する流れになったらしかった。今頃その控えの捕手およびその親族の心境はいかばかりか。控えの捕手の子供は学校でいじめられてはいまいか、控えの捕手の嫁はご近所から後ろ指さされてはいまいか、本人は屋台でやけ酒飲んではいまいか(韓国ドラマの見過ぎ)。巨人関係者を贔屓する私の勝手な妄想だけど、原くんだったらそんなコメントはしなかったはずだと思う。じっちゃんの名にかけて戦犯を断定するようなことをしている時点で負けているのだ!ザマーミロー!



2009年03月23日(月) WBC

WBC、アメリカに勝つ。試合終了するころの時間にちょうど休憩中で見ていた。やっぱり野球は面白いなあ。決勝まで残るとは思ってもみなかったけど、このアメリカとの試合で日本が実はやっぱり相当強いのだと改めて思いました。ところで、明日の決勝を私は日本が勝つだろうと楽観的かつ客観的に思ってるんですが、同僚はみんな日本が負けると思っている。とても日本的なのかもしれないけど、でも明日はたぶん日本が勝つんじゃないかと思う。私が自信をもって勝つと思っている時点で雲行きがあやしいとも言えますが。もし日本が優勝したその暁には、次回のWBCの開催を日本でやるべきじゃないかとも思う。今後は毎回ディフェンディングチャンピオンの国で開催すればいいだろうと思う。ベネズエラでもプエルトリコでも日本でも韓国でも、球場が立派だろうがなかろうが、世界一のチームに敬意をもってその国で開催したらいいだろうと思う。そうすれば移動もしなくていいので体調を崩す選手も少ないはず。


今日の松坂。明日の先発は岩隈。



2009年03月22日(日) it's a brand new world

たまに血迷ってランニングを嗜みますが、人が走っているのはまったく見ていられません。WBC効果もあり、野球というスポーツの底知れぬ面白さを噛みしめる昨今ですが、東京マラソン見て面白いか?なぜだろう全然見てられない。普通のマラソンも駅伝も何となくテレビがついてて眺めることはあっても、人が走ってる様子に駆け引きやドラマを投影させて楽しむということができない。スポーツ見るのは好きな方なんですが、人が走ってるのも含めて陸上競技全般が正直よく分からない。面白いのか?世界陸上とかまともに見たことない。陸上競技でテンション上げられる織田裕二が(略)。


岸本佐知子さんの「気になる部分」を読んでいる。この本の中で岸本さんは小学校高学年くらいまでエスカレーターとエレベーターの区別が出来なかったと書いていた。苦もなく区別ができるものだろうかと言っていたけど、私は苦もなくどころか区別する気もなく平気で間違えたまま三十路に突入してしまった。つい先日も私が何の迷いもなく「あーあっちにエレベーターがあるから」つって「エスカレーターね」とアケミさんになおされた。でまたそれを学習しないでまたうっかりどころか平気で間違える。その繰り返しの人生です。区別する気ももうないです。

夜、同僚にハトリセレクトの嵐ベストを作成。欲しいという方はご連絡ください。



2009年03月21日(土) 念力を毛穴に集中

今月に入ってから髪をショートにしまして、もう完全に自分は慣れてるんですけど、お客さんに「髪切りました?」と言われたり、高校生だの、いやむしろ中学生だの、ソフトボール部だの、年齢不詳だの、まあもう言われ放題なんですが、いい加減前髪がうっとうしくなってきたので昨日の夜自分でちょっと切りましたら、そりゃもう下手なわけです。で、どっかで見たことある髪型なんだよなあと考えてて「プロジェクトA」の時のサモ・ハン・キンポーと同じ髪型だということに気づきました。


心配になったので今日「この髪型サモ・ハン・キンポーになってない?」と同僚に聞いたら、自分で言っちゃあおしまいだよーと忠告されました。なってんのか、やっぱり。でも20代の人とかには通じないよとも言われました。たぶん若者は知らないと思います。サモ・ハン・キンポーがどんなにすごいサラサラ髪のカンフーの使い手かってことを。


ちなみに美容師に見せたミシェル・ウィリアムズの写真(拡大バージョン)はこちらです。これ髪の黒い日本人がやったらサモ・ハン・キンポーになるわな、って納得してどうする。1日でも早く髪が伸びますように。



2009年03月20日(金) the rainy table

休日。夕方から出かけて表参道でびしばちゃんと待ち合わせ。スパイラルの文房具の展示など見て、びしばちゃんがヤマダデンキでポイントを使うというので休日の渋谷のヤマダデンキに。三茶に出てファミレスでご飯食べてからシアタートラムにて珍しいキノコ舞踊団の公演「the rainy table」を観る。衣装がいつもと違った感じに。衣装だけでなく今回は音楽がバッファロードーターの大野さんによるもの。また、舞台のセットに映像が映し出されるのも初めての試みで、新鮮なことがいっぱい。映像も花がいっぱい、音楽も軽やか、何より衣装のカラフルな感じとフワフワした素材の感じ。全部がキラキラとして、今年の春が来たのだ、という感じがこの公演を観て視覚的なことも含めて思う。


もうすぐ桜も咲きましょう。春です。



2009年03月19日(木) 扉を閉ざしたら消えてしまいそうなことばかりだ

「ありふれた奇跡」が最終回。見終わる頃には色んな言葉がドラマの印象と合わせて残るかと思っていたけど、実際そうでもなかった。でも、「メイちゃんの執事」が高視聴率の世の中に、ビックリするくらい脚本家の世界だけで出来上がったドラマを実在させて放送されたというだけでこのドラマのすごさがあったような気もする。誰も真似できないというか、やりたいと思ってももう今の時代ではどこかで頓挫するしかないような脆さがある感じがした。でもじっと見ているとその後ろにとても色んな思いが見え隠れしている。漫画も小説もないところから1人の人間がテレビドラマの脚本を書くということに大切な色んなポイントがいくつかあったのかもしれなかったが、もはやそれを自分がキャッチできなかった。とはいえ、自分には好きな脚本家がちゃんと何人かいる。今の時代を見つめて、1から言葉にできる人を何人か知っている。


女装のインパクトでは完全に一徳に負けていた風間杜夫が三木聡の新作「インスタント沼」で北斗の拳の登場人物みたいな髪型をしている。
http://instant-numa.jp/



2009年03月18日(水) すべてはこぼれていくもの

恋をしましょう。

みなさん恋をしましょう
ごはんが美味しくなりますから
太りにくくなったりしますから
見慣れた駅が何かの入り口にみえますから
みなさん恋をしましょう
恋はひとを背伸びさせますから
背伸びは本当に背をのばしますから
争いが醜くみえたりしますから
みなさん恋をしましょう
年齢や国籍や性別や経験や
誰かが決めた他人と比べる装置を横において
みなさん恋をしましょう
恋は消費を促進させますから
景気が回復したりしますから
苛々した顔がテレビから減りますから
みなさん恋をしましょう
恋は敵をつくりますから
恋はそれで燃えあがったりしますから
日々反省せざるを得ませんから
みなさん恋をしましょう
つまり優しくないと
すべてはこぼれていくものだと
それは教えてくれますから
世界は愛が考えてくれるでしょう
政治は愛が変えてくれるでしょう
平和は愛が求めてくれるでしょう
だからみなさん
恋をしましょう


朝日新聞の「ホノカアボーイ」の広告より。



2009年03月17日(火) ボーガンでポカーン

下らない下らないと言いながら結局ほとんど毎週見ていた「メイちゃんの執事」が最終回。数字も良かったらしいので、続編かスペシャルかが作られそうな感じが。そりゃ山田太一の時代も終わるって、という漫画(読んだことないけど)がそのまま実写になった風なドラマだったけど榮倉奈々は可愛かった。どうでもいいけど先週の終わりで、sランク執事のリヒト様が矢ガモのようになっててポカーンとした。矢、矢で射られてた。ボーガン。あれすごかったー。あのシーンに勝るすごいシーンを続編か何かで期待したい。


執事喫茶とホストクラブの違いは具体的にどこらへん?



2009年03月16日(月) coffee & tv

休日。1時から3時のあいだで来ると言っていた地デジの工事の人が11時半に来た。普通にパジャマでぼーっとしていたので、インターホンで1時と聞いているんですがと言ったら出直しますということに。テレビの配線の場所をあけるのにテレビの台もベッドも1人で動かさねばならず、引っ越し以来で軽く死にそうな重労働をした。その後1時ちょうどに来た。40〜50分も工事にかかると説明書に書いてあったので、のんびりお茶をいれようとしてたらお湯が沸騰する前にもう終わりましたと言われて焦る。お茶も出さずに気まずかったので「これでデジタル放送が見れるわけですか。」と言ったら、「デジタル対応のテレビなら見れますよ。」と私のアナログテレビを眺めながら言われた。それは分かってるって。


いったいどこのメーカーのどんなテレビをどのくらいの時期に買っておいたら一番いいのか、もう全く分かりません。自分の手におえそうな気配すら感じられません。



2009年03月15日(日) this is the one

家でごろごろと過ごしながら夕方には浅草へ。鶯餅とお茶で和んだのもつかの間、浅草の滞在時間20分くらいでバス乗って帰る。ストーキングの真似事のようなことをして疲れた。帰りに近所のタワーに寄って、取り寄せをしていたwhitest boy aliveの新譜と、昨日発売になったutadaの新譜買って帰る。


明日は地デジの工事があるので有給とって久しぶりの連休。でもまだ具合が悪くて帰ってからもごろごろしていた。明け方のWBCを観ようともせずに寝たり起きたり。



2009年03月14日(土) http://www.naname.com/


仕事後、渋谷へ。ivyのクロージングパーティーが。お店に入るところでヒサコさんが。中に入るとivyの8年の歴史に関わってきた方々がわんさと。あとからアケミちゃんも来た。たしかちょうど渋谷で働きだした年の春にivyが出来たので、オープンして間もない頃に行ったのが最初だった。8年前なんて感じがしない。久しぶりに会う人たちとも、ここでいつも話してたようなことでいちいち盛り上がるのだった。遠藤さんからまた紹介したい女の子がいるって話をされた。もともと友達が少ない自分になぜか面白い友達がいるのは遠藤さんが物凄く大きく関わっている。

ヒサコさんとアケミちゃんと3人で帰りながらヒサコさんが「私の青春の1ページでしたよ」と言ってて、3人で「切ないねえ」と言い合う。寂しいとか悲しいという単純な気持ちでなく、ただただなくなってしまうのだな、と思う。きっとこの先も、東京のどこにもこんなお店はできないだろうなと思う。どこへ行ってもあの居心地良い感じはもうないだろうなと思う。きっと見えないところに確実にたくさんの枝葉が分かれて存在して、見えないところに本当に色んな、言葉にできないようなものが受け継がれているのを強く感じる。自分のこれからもずっと変わらず好きな世界とか、そういうことを共有できる人たちは、いっぱいいなくていいけど、でもちゃんといるということを教えてもらえた大切な場所だった。



2009年03月13日(金) いつまでだって待ってる

朝、昨日メールするのは可哀想だろうと気を使ってくれたUからメールが。会社でいつも私の心をへし折るようなことばかり言う人が、春で退職すると聞いていたのに8月いっぱいまでいることで決まったとのこと。それも含めて1日中具合悪く。風邪っぽいけど、花粉症の重いものみたいな。喉も痛い。

来日中のトム・クルーズの娘がかわいい。ロイヤルばりの衣装の数々。

春はいろんなことのある季節でもあって、まわりの人たちにもいろんな変化があるようです。春の変化の困ったところは、そのほとんどが自分が望んでのものではなかったりするところです。枝だけだった木々から急に新しい葉っぱが現れるように、自分だけでは止められない流れに押されてしまって戻れないこともしばしばです。いいこともある、としか言えないなあと思う。望んでなかった方の先にも、何かいいことは見つけられる。そう思うしかない時がある。それで実際、いいことはある。どこへいっても。



2009年03月12日(木) 動くから何なんだっつの

日本のユルい恋愛映画で思い浮かべてしまうのがスカパーで偶然観てしまった「恋するマドリ」という映画です。松田龍平が出ていたので何となく観てしまったにしても主演のお嬢さんが出てきて何か言うたびに、ちょっとした空気を粉々にぶち壊しててある意味すごい。菊池凛子も出ているんですが、同じキャストと予算でも使いようによってはもうちょっとどうにかなったかもしれなかったことを思わずにいられない。観た後の虚脱感でいうなら、モモちゃんが間違っても観ないように警告しなきゃってレベルのものだった。まあ絶対観なそうなんだけど。


シャマランの「ハプニング」ですっかり気を良くしたノリでうっかり観てしまった「ナイトミュージアム」も観終わった時の虚しさが久しぶりに半端じゃなかったハリウッド映画。何を思ったかディスカスで借りてまで観てしまいましたよ。Uが「志村、うしろーうしろー」的な面白映画に違いないと話してたのを真に受けて観てしまった。観ている間中ずっと何も考えないし何も思わない。脳が全く回転しない。ベン・スティラーといえば「トロピックサンダー」のほうはどうなんだろう。あれもちょっと危険な感じがする。ロバート・ダウニー・jrでいえば「アイアンマン」も危険だ。っていうかここ最近のロバート・ダウニー・jrが危険。

それはさておき、今年1番の危険な香りを私にふりまいてくるのがなんと言っても「GOEMON」。全力で間違っても観ないようにしなきゃ。もし私が観に行くと言い出したら、よっぽど断れない人から誘われたのだろうと察して何も聞かないで下さい。本気でよっぽどのことです。



2009年03月11日(水) you need not hope for answers yet

仕事後、同僚が会社の近くにあるpostalco(http://www.postalco.net/)っていう雑貨とか文具を置いているお店の場所が分からないと言うので、お店まで連れて行ってあげる。地味なビルの中にあるお店なんですが、そのpostalcoの隣に前にバッグをオーダーしたソレイヤードの布のお店があるのだった。このpostalcoが作った京橋mapっていうのを貰ったんだけど、とても素敵に出来ている。私の職場も載っていた。前に教えてもらっていてまだ食べにいけてないカレー屋も出ていた。銀座と日本橋に挟まれている地味空間、京橋。まるで素敵な街のように見えて嬉しい。


同僚と分かれて銀座へ。モモちゃんとご飯。ご飯の前に初めて銀座のH&Mに入ってみました。別にどうということはなく、何も買わず。行列を作っていたのがウソのように、店内は閑古鳥が鳴いていた。まあそんなもんか。ご飯食べながら色んな話。「愛のむきだし」を結局2回も映画館に観に行ったモモちゃん。隙あらばまだ行こうとしている。もうこの先ユルい恋愛映画が観れなくなりそうだというようなことを言ってた。日本のユルい恋愛映画なんか観なくても全然生きていけるから大丈夫だと思いつつ。それからコーヒー飲みにいって映画とか野球とか色んな話に。柄本時生くんの話を聞くのを忘れた。巨人ファンの私とヤクルトファンのモモちゃんで、今年もまた神宮で巨人ヤクルト戦を観ようということに。



2009年03月10日(火) ミラクル・ジャイアンツ童夢くん

WBC、ジャイアンツの選手が全く活躍していない気がするのは私だけではないと思うんですが。むしろ阿部ちゃん帰国しちゃってもいいんじゃ、くらいの城島の好調っぷり。城島の打率が凄いことになっているような。打つほうで呼ばれてる選手の肩身が狭くなるくらい打ってる印象です。

ジャイアンツの今年のルーキーのニュースはみんな大田(背番号55!)ばっかりなんですが、大田が1990年生まれでギョッとしてたら、93年生まれの16歳という驚きのリ・イーフォンくんという台湾の子が去年の夏から入団していたことを知りました。練習生契約とのこと。144キロを投げるピッチャーだそうだ。日本の高校に通いながら1軍に上がってきたら面白いのになあと思います。「ミラクル・ジャイアンツ童夢くん」みたいな。ナイターで登板してても子供だから8時までしか投げられないみたいなのをリアルでやってたら最高です。で、授業参観日に原監督がスター選手を連れて学校にきてくれるのだ。って、高校って授業参観日ってなかったか。童夢くん(小学5年生、背番号1/2)は母子家庭で東京ドームのサンドイッチ屋さんでお母さんが働いているので、授業参観日に今は亡き藤田監督が中畑や桑田を連れて授業を見にきてくれた、という泣かすエピソードがあったのを今でも覚えています。

今季も「そんなの関係ねー!」はさすがに厳しいか、ラミレス。パフォーマンスのアイデア募集中。
http://www1.giants.jp/form200903/


とはいえ、今年も大道さえ活躍してくれたら満足です。優勝しなくていいぞ。



2009年03月09日(月) BU・SU

WBCは1点差のまま韓国に負け。あーやだこういう試合。ボロ負けするのもやだけど。代打で出たのに小笠原も打てないまま。

スカパー!の映画チャンネルで市川準監督作品の放送がいろいろ。録画しておいた「BU・SU」を観る。市川監督のデビュー作品。主演の冨田靖子が最後まで無表情で最後に笑う感じがそうだったからもあって、ダルデンヌ兄弟の「ロゼッタ」の東京の高校生版という感じがした。その東京の、いろんな場所がいちいちとても懐かしい。渋谷の109の所に立つシーン、今の渋谷と思えないほどすっきりした街並だったり、昔の日比谷線のホーム(たぶん霞ヶ関とか)の真っ暗なとことか、今はもうない六本木のWAVEの店内とか。一瞬涙腺に来るくらい懐かしい。私自身が無表情で歩いていた東京の、今はもう見つけられない景色がふいに出てくるのが素晴らしかった。エンディングが原由子の「あじさいのうた」。このまま市川監督追悼特集を色々観て行くのが楽しみに。観たことあるのは「トキワ荘の青春」と「トニー滝谷」くらいです。楽しみなのが文豪の原作「春、バーニーズで」をwowowで放送したものも一緒に放送されるみたいです。
http://www.nihon-eiga.com/0903/0903_2.html


監督が作ったCMもまとめて放送されるようです。三井のリハウス!



2009年03月08日(日) 一升瓶・・・答えはない

特に裕福というわけでもないので、安いものばかりですが使い切れないくらいのバッグ、布のバッグを持っていてもまだ欲しい。ピンと来たバッグは欲しくて仕方ないという時があります。服にも靴にもアクセサリーにも、ついでに言えば美容にもあまり興味がないんですけども、バッグはいつでも欲しいと思ってるのがいくつかあります。安いものばかりですが。

職場で扱っているので、フランスの手芸雑誌マリークレールイデーをヒマがあると凝視しています。春号に可愛らしいバッグが載っていたので、とても気になりました。マルニのバッグだと書いてあったので、さぞかし高価なものであろうなと思って、しばらくそれっきりにしていたんですが、また今日ちょっと気になったので調べてみました。


これがそのバッグです。「marniですよー」っていうアピール度がほとんどなく、日本のちょっとしたアパレルメーカーが作っててもおかしくない感じの、キャンバスっぽい地に水彩っぽいイラストのプリント。ちなみにいくらかなーくらいの感じに調べたら、結局いくらなのか分からなかったんですが、このイラストがキム・ゴードン姉さんによるものだということを知りました。


結局のところ同じようなところに着地してしまうこの感じはいったい何なんだ、としばらく気が抜けた。


さて、そんなこんなですが、最近買ったバッグがこちらです。金沢の酒蔵で作っている、その名も「一升瓶帆布鞄」。一升瓶が一本横に入るという横に長いトートバッグです。税込み2100円也。安っ!高価なマルニのバッグなんていらないので、こういうどうってことないバッグがもっと欲しい。「いつでも何個でも」。



2009年03月07日(土) WBC

仕事から帰ってすぐにWBC。試合の間中ひっきりなしにスーパードライのcmが入り、ビール飲みたーいと思うくらい、いい試合だった。びしばちゃんの家でみんなで見たオリンピックの韓国戦のトラウマを完全に脱するコールドゲーム。打ちまくるし守りまくる夢のような素晴らしい展開の試合内容。このままこの快進撃が続きますように、これで終わっちゃいませんように(縁起でもない)、と心から願うばかりです。日本の代表チームでありながら西武に負けたときはWBCどうなっちゃうことかと思いましたけども。韓国にすんなり勝てればV2も実現可能なことのように思えてきたりもします。ジャイアンツ組がほとんど活躍してない気がするのは私だけか。あといつもいつもオリンピックの時も気になってしまう、台湾のことをなぜチャイニーズ・タイペイといわなくてはいけないのか。


うすうす分かってはいたものの、ほとんどが自分より年下の代表チームのみなさん。コーチに緒方が地味に入っていた。



2009年03月06日(金) celebrate

髪が短くなったら年齢不詳になったと言われました。後ろから見たら高校生みたいになってます。男子高校生です完全に。今日の「歌のおにいさん」に櫻井翔くんが出た。「ヤッターマン」を観る気はなかったんですが、朝日新聞の映画評を読んでから気になりだしてます。しかし朝日の評、櫻井翔くんについては一言も触れられていなかった。


来週14日の発売のutada名義のヒッキーのアルバムジャケット。今月はヒッキーの書き下ろし本「点」と、ほぼ10年分のweb日記を掲載した「線」の2冊も発売されます。


ヒッキーの日本語アルバムの歌詞をそのまま英語にしたら良さそうなのもいっぱいあるのになあと思います。「celebrate」とかもそう思う曲。



2009年03月05日(木) rules

午前中に家から歩いて1分の美容室へ。担当の人は男の人でしたがぺらぺら喋らない人だったので良かった。ここのところの気分でショートカットにするつもりでいたので、こういう髪型でと携帯に送っておいた写真付きで(今サイトのトップに出てる写真)説明すると、この髪型のどこらへんがいいと思ったのかとか、ショートにしようと思ったのはなぜかと聞かれた。何か、カウンセリング始まってません?と思いながら全部の質問に「いや何となく」と答える。今まで切ってくれていた女性の美容師さんに比べ、1回1回切るのがとてもゆっくりの人で、ボブくらいからショートになっただけなんですけど1時間半もかかった。ビックリしたのが、私がよっぽどちょくちょく来るつもりがないオーラを発していたのか、何も言ってないのに「かなり間があいても大丈夫なように切ってますからね」と向こうから言われたので、しばらくこの人に切ってもらおうかなという気になりました。ショートは久しぶりですが、頭も軽くなっていい感じです。髪の色も顔も違うので全くミシェル・ウィリアムズ(最近スパイク・ジョーンズとつき合ってるらしい)にはなれていませんが。


スーパーに買い物行きながら、近所のタワーでwhitest boy aliveの新譜を探したらないので、聞いたら在庫してないって!ショックを受けながら取り寄せをお願いしてきた。だって今月のタワーのフリーペーパーに載ってる新譜ですよ!?どんだけの扱いだ。下町エリアのタワーレコード、恐るべし!



2009年03月04日(水) 春キャベツ、送ってよ

仕事帰りに雨の中を図書館へ。三国志展は年表や関連図書もいっぱいでしたが、最後の最後に三国志の登場人物の人気投票というタモリ倶楽部ばりの地味コーナーを作っていて、展示を企画した方の三国志への強い愛を感じました。好きなもののためなら人はどこまでも楽しくなれます。そういう熱意こそが何よりも見る人を楽しませるのだと思う。

・「気になる部分」岸本佐知子
・「ねにもつタイプ」岸本佐知子
・「志ん朝復活(を)」(cd)
・「single collection1999-2001」嵐(cd)
・「red line」trans am(cd)

嵐の最初のベスト盤。何かにつけてあっちこっちで主に罰ゲームのネタに披露される、デビュー曲「a.ra.shi」収録。先日、チラッと見たひみつのアラシちゃんの肥満の子の番組で仮にも病気の人をネタにしてるのを見た瞬間から嵐熱はどんどんと落ち着きを取り戻しております。



2009年03月03日(火) ひなまつり

1日とても寒かった日。ブックオフで買った装苑(今年の1月号)にファブリーズのカズオくんこと柄本時生くんがおしゃれなシャツを着て期待のニューカマーとして出ていた。「銭ゲバ」にも登場していた柄本時生くんはsabu監督の「蟹工船」にも出演されるようです。

春から始まる朝ドラ「つばさ」が久しぶりに面白くなりそうです。舞台は川越。多部未華子ちゃんのお母さん役が高畑淳子さん。おばあちゃんが吉行和子さん。ローリーが朝っぱらからNHKに出るというのも笑える。ナレーションはイッセー尾形さんというのも良さそう。脚本は大好きだったNHKの「ロッカーのハナコさん」の戸田山雅司という人。「瞳」「だんだん」と、まさにだんだん遠ざかっていたNHKの朝ドラ。多部ちゃんが可愛いというだけでもう見る気になっています。


http://www3.nhk.or.jp/asadora/tsubasa/index.html



2009年03月02日(月) 丸太

朝、Uが昨日のユーミンのFMにヒーローが出てたでしょと言う。なんでそれメールで教えてくれなかったのさ!と言ったら、新聞で読んだだけで自分も聞いてなくて時間過ぎてから知ったとのこと。「守ってあげたい」のこともあるから呼ばれてもおかしくない。聞きたかった!

新しい同僚は私の好きなものとは微妙にジャンルの違う色んなことをよく知っている人で、その人から今日はヤン・シュヴァンクマイエルの短編集のdvdをお借りする。「なんとかテークっていうのだけ観たことあるけどデヴィッド・リンチの「イレイザーヘッド」みたいで怖かった」と言ったら「オテサーネクはチェコに木を赤ちゃんに見立ててっていう民話があってそこから来てるんですよ」と説明してくれたんだけど、その「オテサーネク」よりは怖くないと思うと言われたので借りました。その時、「オテサーネク」の丸太の子供と、「ツインピークス」の丸太おばさんはどっちが先かって話になりました。丸太おばさんの方が先だったんじゃないかっていうのを丸太おばさんの真似で言ってたんですけど。


夜、シャマランの「ハプニング」をとうとう観る。怖い怖い!でもズーイー・デシャネルが可愛かった。風がふわーっと吹いているだけで原因が全く解明されないままなのに、ちゃんと映画になってて凄かった。シャマラン本人が顔を出さなかった。「サイン」のペプシマンみたいな異星人が出てきてズッコケたりするシーンがなかった分、1人で暮らしてるお婆さんとかいちいち執拗に怖かったけど逆にいえば最後にショボいオチがなくて良かった。



2009年03月01日(日) fuku

ベランダの鉢植えをプラスチックのプランターから素焼きの植木鉢に変えた。お昼過ぎに実家に。先日浦沢直樹の「プルートゥ」の7巻が出た。私は「プルートゥ」が出ると買っては読み、それをそのまま父親にあげてしまうのでそれを持って行くという話になっていたんですが、寝ぼけて「プルートゥ」を忘れたきたのを電車に乗ってから思い出した。デカいショッピングモールを素通りしてお正月以来で家でゴロゴロし、夕飯食べてちゃっかりお小遣いまでもらって至れり尽くせりで帰る。


今ベランダで咲いている鉢植え。名前を忘れてしまいました。


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hatori [mail]