tdd diary

2006年03月31日(金) jelly in my hand

ちょっと前から手が変。左手の指のつけねと手のひらの中間くらいのところに、コリっとした腫瘍みたいのができた。小さいけど、何かが当たったりすると気になる。職場の人に見せたらホントだ、何かある。と言われ、だんだん心配に。何か悪性の腫瘍とかだったら、たちの悪い病気だったら、などと考えてるうちに頭がくらくらしてきて「手術です」「手術です」と、財前先生(白い巨塔)に言われるイメージ映像がぐるぐると。死ぬかも、と癌の心配ばかりするウディ・アレンのように青くなって、職場のパソコンで「手のひら 腫瘍」、「指 腫れ」などでググった(仕事しろっつの)ところ、「ガングリオン」ていうキーワードが。場所も症状もまんま自分の症状と同じ。この、ガンダムとエヴァンゲリオンの合体ロボみたいな名前の病気は、腫瘍でも良性で悪性に変わることはないそう(ってまだこの病気と決まったわけじゃないけど。)で、注射で吸い取るとゼリーが出てくるそうですよ、こわー。再発も多いみたい。多い場合は手術(どよーん)。でも注射で抜き取った人ほど再発するっていう人も。放置してたらいつの間にか無くなったって人も。そういえば前にユウさんが患ったってbbsに書き込んでた。とりあえずもう少し様子見。Kは面白がって、病名が判明するまでの間、コリン星(コリっとしてるから)と名付けたり、腫瘍を友達にして話し掛けろ(「シャイニング」の人さし指と話す子供風)とか、チャン・ドンゴン・フェスタの次はガングリオン・フェスタだなどと、人の病が深刻じゃないとなるとネタにし放題です。


桜井さんのもみあげはQRコード。真心は昔、モルツのCMの曲歌ってた、確か。今度は生搾り。サントリーからサッポロ。



2006年03月30日(木) 科学博物館

休日。図書館から電話。「われ映画を発見せり」の予約してたのが入ったそう。取りに行ったら裏表紙に「桶川図書館」って書いてあった。知らなかったけど、埼玉の図書館は他の街の図書館と横つながりで本が行き交っているそうです。遥々、桶川図書館から。5月に地元のホールで「狂言の世界」っていうのがあり、2階席のチケット買う。1500円。萬斎さんの「狂言サイボーグ」を読んでから、いつか狂言を鑑賞してみたいなあと思ってたのでいいタイミングで。自分の住んでるところで狂言が観れるなんて知らなかった。今度で12回目になるそう。落語もあるみたい。恐るべし、埼玉のブルックリン。

上野へ。国立科学博物館。春休みなのを全く考えなかったら、子供だらけ。自分自身も小学生の時以来での科学博物館でしたけど、すっごい。写真日記にいくつかアップしましたけど、展示物の見せ方や施設全体がすごくいい博物館で圧倒される。帰ってきてから知ったんですけど、地下の恐竜の展示を見ないで帰ってきちゃった!常設展は500円だし、またそのうち春休みが終わったら平日の静かな時にまたじっくり見に行きたい。ホントに1日つぶれてしまうくらいのすごい展示。しかもグッズ販売のコーナーはSTUDY ROOMが関わってるみたい。小学4年生の子が描いたボタニカルアートのポストカード(30円)や、中国のきれいな石(600円)など買う。こども図書館にもちょっとだけ寄る。帰り、上野公園を花見しながら。日暮れとともに風が強く。ケーキ買って帰る。妹が久しぶりに家に。



圧巻の動物ショールーム。ジャングル大帝のよう。上野は7〜8分咲き。お花見にはまだ早いかも。桜は散り出す頃が1番綺麗です。



2006年03月29日(水) Perhaps, Perhaps, Perhaps

そういえば昨日の「人志松本のすべらない話5」。漢字が好きな外人が神様って入れ墨をしたと言って、見せてもらったら矢沢って書いてあったっていうケンドーコバヤシのすべらない話で、一瞬気が遠くなりました。毎回出ているレギュラーメンバーも、5回目ともなるとプレッシャーかかってくるだろうなあ。前回有田が解禁したカンペ、河本も宮川も。私なんかすぐ人に何話したか忘れるから、何度も同じ話するのでこういう緊張感は自分だったら嫌だなあとか。自分の中のすべらない話を、さも今初めてするみたいに何度も言っちゃいます。何度聞いても面白ければいいと思うのだけど。たまに、同じ話しようとするとすぐに指摘してくれる人がいます。

これも昨日だけど月曜にブックオフに寄り道して「ピューと吹く!ジャガー」の7巻見つけて買ったら、それを見ていたみたいなタイミングでお昼過ぎに和山さんからメールが。「ピューと吹く!ジャガー」のマグカップがあるそうです。あー欲しい欲しいと思ったんですけど、マグカップがいっぱいです。こないだも、暮しの手帖展の物販で可愛いマグカップを見つけたんですけど、やめといたんだった。でも欲しい。


ガビーン。



2006年03月28日(火) 理科委員会の活動

久しぶりに学校の教室に入ったりして、小学生だったころのことを思い出しました。6年生の時にクラブ活動とは別に委員会活動をしなければならず、希望していた図書委員になれなかった私は理科委員会というのに入っていました。私1人と、5年生の男の子3人(のうち1人はクラスメートの男の子の弟)でなぜかグループになっており、この4人で様々な活動をしました。

活動の一つは、みんなが給食を食べている時間に先に食事を済ませ、4人で学校の百葉箱(って分かります?)に行き、気温や湿度、風力や風向きを観測して、放送室に行き、全校放送で発表したうえで、理科委員会の明日の天気予報というのを放送するというものです。
もう一つの活動は昼休みの時間に、理科準備室を全校生徒に公開する時の受付をすることです。私の通っていた小学校はその当時ですでに120年くらいの歴史のある小学校で、什器や展示物の古さたるや、すべてがギリギリで動いてる感に学校全体が包まれているようなところでした。理科準備室は小学生なら誰もが怖いもの見たさで近づく人体模型や色んな生き物のホルマリン漬けが展示してあるところです。ただでさえおどろおどろしいものたちに得体の知れない年季が加わり、もう理科準備室というより、なんだか別の空気なのでした。そんな理科準備室を、昼休みの時間に生徒に自由に見学させるわけです。当番の日には4人で受付や、やたらとテンションの高い子供を上級生らしく注意する、という活動です。展示されていたものの中で1番よく覚えているのが、頭蓋骨でした。それも模型とか標本とかでなくホンモノの頭蓋骨。なぜホンモノかというと、戸棚に置いてある頭蓋骨の横に「校長先生が子供の時に川で拾った頭蓋骨」というメモが一緒に展示してあったからです。リアル、人の、しゃれこうべ。私は理科準備室に近づくような子供じゃなかった為、6年生で理科委員になって初めてその頭蓋骨を見ました。校長先生、川で拾った頭蓋骨は警察に届けろよ。と思ったり、ていうか何十年自分の部屋に置いといたんだ?しかもそれを自分の学校に展示する?という子供ながらに素朴な疑問がグルグルしましたが、それを見た子供たちの「はあー・・・」という反応を見るのが好きでした。さすが、埼玉のブルックリン小学校、というエピソード。


私たち、きっとまた会えるのね。深町くん。



2006年03月27日(月) アタタカイ雨

お昼、「風のハルカ」。ハルカに大好きだと言われた猿丸さんが「どうしよう。なんか感動した。でも怖い。朝が来るのをずっと待ってたのに、本当に朝が来たら怖くて目をつむってしまいそうな感じや。」みたいなことを言ったところでジーンとくる。昨日アケミちゃんが冨田ラボのcdをくれて、私はその中の冨田ラボ Feat. 田中拡邦 (MAMALAID RAG)の「アタタカイ雨」って曲がとってもいいなあと思ったんですけど。今日のハルカの素敵な空気と、この曲の優しい感じが重なりました。この曲は高橋幸宏さんが作詞してるんですけど、ハルカと猿丸さんの恋模様と言葉がリンクしててすごい。そんな「ハルカ」ももうすぐ終わり。アケミちゃんと昨日、ハルカがよく言う「なんちゃ、それ。」っていうのを2人で真似してたんですけど、いなばくんはハルカの「なんてこと。」って口癖がいいと言ってた。77生まれの男女3人が「ハルカ」が終わったら寂しいっち言う。恐るべし大森美香。

仕事後、またUとSと寄り道。八重洲ブックセンターに寄ったら、今月のPLAY BOYがウディ・アレン特集。Uに「PLAY BOY買ってもいい?」と聞いたら「買えば。」と言うので「はい、Uの許可でましたー。」つって買う。Sは最初に観たウディ・アレンの映画がつまらなかったからほとんど観てないって。面白いのもあるんだけど、と弱々しく反論。私ウディ・アレンの面白さを口で人に説明できない。PLAY BOYのほうは、太田光や香山リカ、お馴染みの井上一馬などのウディ・アレンについての文章や本人のインタビューもろもろ。女性関係、ファッション、ジャズ、色んな方向から。ここ最近の作品も、私は決して悪いと思わないし、どの作品もみんなそれぞれいいと思うんですけど、今度の新作「マッチポイント」でアレンがとうとう復活したっていう見方をする人が多いみたい。どちらにしても私はいつものように楽しみにしています。家に帰ったらuから葉書が届いてたんだけど、昨日私が暮しの手帖展で買ったポストカードセットの中で1番気に入っているパンのやつだった。三茶の駅前を通った時にuのことを考えたばっかりだったので、このシンクロぶりはなんかすごいなあと思う。


私、アニー・ホールとイニシャル同じです。どうでもいいけど。



2006年03月26日(日) 暮しの手帖

午前中には家を出て神保町、笹塚で乗り換えて芦花公園駅に1時。アケミちゃんと世田谷文学館に「花森安治と『暮しの手帖』展」。新聞に招待券の応募したんですけど、外れ、でも2人で行くと1人タダっていうハガキが届いたので半分づつの料金で観れました。

花森安治という人の名前だけは知っていて、でも興味を持ったきっかけは何年も前にファウルのライヴで谷口さんが花森安治さんについての話をしたのが最初でした。「暮しの手帖」の編集長だった人です。花森安治さんの生涯についてや愛用品、書簡や「暮しの手帖」に登場した様々な物、資料の展示。仕事に対する姿勢、ものの考え方、社会を見つめる視線、ユーモア、怒り、信念が、一つ一つの仕事から滲み出ていて、感銘を受けるんだけど、私はこう思うっていう姿勢が一貫して潔いので、まったくうるさくない。芯の強さが、ふっと可愛らしい挿し絵や字体、センスのいい色合いで優しく伝わって来るので見ていてとてもよい気分でいられる。婦人雑誌にはとても大切な要素だ。「暮しの手帖」は広告が一切掲載されない。この、雑誌を作る場合には絶対についてまわる大きなしがらみから解放され、独立した立場から雑誌を創るという立ち位置だからこそできる自由な発言やフットワークの軽さが、多くの人々(その多くは日本の家庭を支える主婦や独立して生きる堅実な女性たち)に受け入れられた。編集部員の原稿を花森さんが添削したものが展示されていたりもした。「暮しの手帖」を作る上で編集部員が書く原稿はみんな花森さんが添削し、書き換えられていたそう。雑誌を作るには1人の人間がワンマンで立ち回らないとダメだ、みたいなことを話してもいたそう。これだけ好き嫌いや考え方がはっきりしているからこそできるワンマンなのだろうなあと思う。ワンマンで仕事をする人間が悪いとかじゃなく、ワンマンで仕事ができるくらいの能力と説得力と行動力のある人間が、今の時代にいないだけなのかもしれない。展示の最後に花森安治の著書「一戔五厘の旗」が展示されていた。イラストやレイアウトデザインのセンスも素晴らしいけど、この人の文章の持つ言葉の力強さに涙が出そうになった。



文学館でお昼ご飯を食べながら、アケミちゃんと好きだったけどもうなくなってしまった色んな雑誌の話をする。
そのあと、世田谷線で三軒茶屋の世田谷ものづくり学校へ。使われなくなった小学校の校舎を利用した施設。いろんな会社や団体が入っていて楽しそうにしている。スノードーム美術館だけ見学して、構内をフラフラ。空っぽの教室があって、アケミちゃんが「先生の名前は〜」と言いながら、黒板に阿久津真矢と書いている。「女王の教室」見過ぎ。学校の廊下とか教室なんて本当に久しぶり。どんな小学生だったかって話をしたりした。



2006年03月25日(土) どんぶらこっこ

夕方、アケミちゃんがお店に来る。辛酸なめ子さんの個展が京橋でされているらしいので、それを観にきたついでにお店に寄ってくれたみたい。急に明日遊ぶことに。仕事後は銀座へ。ファインリファインで本2冊。HMVでイースタンの新譜などもろもろ。

さっきワヤマさんからメールが。これ私宛でいいんですか?ポール・ジアマッティ主演、M・ナイト・シャマラン監督の新作「lady in the water」のオフィシャルサイトのアドレスが。でも私もトレイラー見れませんでしたよ。これはあれか、私のマックが未だにOS9.2だからですか。OSXの人とかは余裕で動くポール・ジアマッティが見れてるわけですか。悶々としますね。

ところで、2001年の12月に買ったipodを未だに使い続けています。当初3年くらいで寿命がくると言われてビビっていたipodですが、毎日毎日使って充電してるのに4年を過ぎても壊れそうな気配すら感じません。これはもう逆にアップルに報告した方がいいんじゃないかってくらい順調に働き続けてくれています。人に見せるとビックリされるほどデカくて重いです。全機種中で1番デカくて重いくせに容量はshuffleと同じレベルです。むしろ機能も同レベルです。正直いってipodを持ってる人の機能についての会話には全くついて行けてません。でも壊れてもいないものを買い替える気にはならないですし、これが壊れてしまうと自動的にパソコンも9.2ではいられなくなるという地獄の方程式が待っています。2001年の10月に発表された最初のipodを12月に買ったので、もちろんバッテリー交換サービスとかもないですし、補償期間なんてとっくのとうに終わっています。故障イコール地獄です。それでも今日もどんぶらこっこ(by 宇多田ヒカル)と元気に動いています。ipodよ、keep trying。


「lady in the water」ってタイトルと、サイトのトップページから私が勝手に連想してしまう、TLCの「waterfalls」ね、これ(頭わるー)。でもシャマランだしなー。ホントにこんなのが出てこないとは誰も言えないはず。



2006年03月24日(金) anger management

ちょっと前に電車に乗ってて優先席の前で携帯電話を使っていた女の人が、おじさんに注意されているのを見かけました。それはその女性も悪かったわけだし別ににいいんですけど、携帯をしまった女性に対してそのおじさんが「あれだな、親がバカかどっちかだな」と捨てぜりふ。それを聞いた瞬間に横で聞いてた私が一瞬血の気が引くくらいカッとなる。その女の人も黙ってなくていいのに「え?」としか言わない。私だったら真顔で「もう1度言ってもらえますか?」くらいは言ったんですけど。注意をするのを通り越してストレス発散にしてる病んだ大人でも、いきなり初対面の人の会ったこともない親をバカにするのは、マナー違反の上をいく失礼だ。面識のない人にそこまで言うあなたこそ失礼じゃないんですかと、よっぽど割って入って行きたかったんですけど、女の人が無視してるのに無関係の私が蒸し返すのもどうかと思われました。人の親の悪口を他人が言うのは全世界共通のタブーだと私は思うんですけども、そう思うのは私だけなのかな。

私は足立区出身なんですけども、ご参考までにもし「出身は足立区です」と誰かに言われたら、「出身はイタリアです」と言われたのと同レベルでその人はガラが悪く、なおかつファミリー至上主義者と思っておいて遠からずだと言えます。自分自身はボロクソに家族の悪口を言っておきながら、他人に家族の悪口を言われようものなら、その瞬間に驚異的な瞬発力で即ギレする、そういう人種が多い土地です。もし私だったら絶対黙ってなかったのになあ。ぼんやりと平和に暮らしていても、時々こういうことがあるので、怒りの瞬発力を衰えさせてはいけないのです。


「殺すぞ」みたいなことは一切言わないのに、黙ってても相手に殺気のオーラを放てると便利。



2006年03月23日(木) 予感の予感

今日は有休。テレビ見てたらohanaの「予感」のビデオクリップが。うっかり見入ってしまい思わず泣きそうに。これだったんですね、アケミさん。

夕方、表参道。びしばちゃんとナディッフで待ち合わせていたら、ルカさんも一緒に来た。近くで偶然会ったそう。3人でお茶しよーってことになり、ご飯食べつついろいろとみんな近況を。びしばちゃんが勤めるカフェに、今度ルカさんと行こうという話に。

ルカさんと別れて、びしばちゃんと青山スパイラル。珍しいキノコ舞踊団の「また、家まで歩いてく。」公演。キノコを観るのはこれで3度目。コンテンポラリーダンスとか難しいことはよく分かりませんが、この人たちのダンスを観ていると自分が女子であることを意識させられるような不思議な感覚が。しなやかにすーっと伸びる手足や、自由で軽やかな振り付けがそう感じさせるのかも。今回は音楽もあらゆるジャンルが使われていて素晴らしかった。ああ、私も背筋をのばしてまっすぐに、前を見つめて思うままに、ダンスをするように生きていこうではないか。軽やかで可愛らしい衣装が今回も印象に残りました。私もあんなシャツを着て出かけよう。夏になったら。



びしばちゃんとお茶して帰る。帰りの電車で私だったらどの曲で躍ろうかなあと考えてて、ヒッキーの「B&C」がいいなあとぼんやり。



2006年03月22日(水) 春遅し

今日もUと寄り道。八重洲の地下にある色んな店鋪を。NHKのショップにあったチャングムグッズがすごい。インスタント冷麺の袋にチャングムって書いてあるだけのものとか。今日まで限定のムーミンショップでスティンキーのキーホルダー買う。他にも世界名作劇場ショップとか、ジブリショップとか、フジテレビショップとか、スヌーピーショップとか色々。あっちこっち行かなくても、土産物ならみーんな東京駅で買えてしまうのね。

Uと別れて久しぶりにオアゾの中の丸善へ行く。洋書のフロアの手芸関係の本の品揃えを見て、どんよりと落ち込む。うちのお店に来てくれるお客さんからの洋書の問い合わせとか、お店に置きたいと思ってけっこう必死に探したり、色んなところに問い合わせしたり、取り寄せたりで四苦八苦しても、扱えないような本がいっぱい置いてある。ここは日本で1番大きい書店なわけだし、うちはべつに本屋ではなく、手芸用品屋の中の小さい本のコーナーで扱える本など限界があるんだけど。自分のやってることが何だかとてつもなくアホみたいに一瞬思えて、あーあ、と力が抜ける思い。大きい書店なら海外の出版社から直接まとまった数で買い付けていけばいいんだろうし、そういうコネクションもしっかりしてるんだろうなあとか。手芸関係は本当に色んな国の色んな出版社から様々な本が出ているので、新しい出版社のものや、世界中で売れてるわけではない本を置きたいと思っても、代理店を通して様子を伺うようなことから始めなければならず、やっと入荷まで漕ぎ着けてもけっこういい加減な仕事ぶりで困ったりなので、思うようにいかないこと多々なのです。丸善のバイヤーと友達になりたい。ホントに。


やってらんねーや、ちきしょー。という思いを歌にでもしたい心境。



2006年03月21日(火) you never know

お茶漬けに鮭も入れたら美味しかった。神宗の塩昆布は甘い感じなので甘くない塩昆布を探したい。一保堂のほうじ茶がお茶漬けに使うにはもったいないくらい美味しい。緑茶も今度買ってみよー。

墓参りから帰って来た父親が「ブックオフ行く?」と言うので、昨日行ったから行かないと言いつつ、行くんだったらこれ持ってってーつって、いらないCD20枚くらいと本10冊くらいを売ってきてもらう。帰って来て「幾らになったと思う?」と聞かれたので「1500円くらい?」と言ったら、なぜか6380円という、自分としてはちょっと予想外の金額でビックリ。なんか間違えてないかなあ。でも給料日前に嬉しい。サービス券も650円分。

そういえば職場のKと話してて、志ん朝となら不倫関係になったとしても甘んじて耐えると豪語する私に、お彼岸だし志ん朝の墓参りしてくれば?と言われた。そこで志ん朝にそっくりな甥っこだか親戚だかに巡り会い、私が恋をするっていうストーリーまで考えてくれた。そのあと志ん朝は太っちょかどうかで言い争い。Kにとっては志ん朝はデブのうちに入るらしい。私は全然そう思わないけど。ポール・ジアマッティもフィリップ・シーモア・ホフマンもデブだって。みんな全然デブじゃない!と言い張る私はデブ専だそうだ。


デブのみならず、ヒゲ、メガネ、ハゲ、チビと5点セット全部揃っている。しかも秀才。最高にツボ。太っちょで面白いこと言うんだけど、決して無防備に温厚そうな感じではないところが好き。オスカーのレッドカーペットでもノミネートされておきながら出演した「シンデレラマン」については皮肉っぽいこと言ってた。



2006年03月20日(月) ピヨ彦

仕事後、同僚のUと高島屋。送別会用の花束を注文するためにローズギャラリーってお店に。4色くらいのバラを3本づつで注文。落ち着いたきれいな色の「ショコラ」って名前のバラが。招待券を持っていたUに誘われて小原流の生け花展を観る。2人して首をかしげてばかりいたら、展示が終わってしまった。私自身が生け花やフラワーアレンジみたいなものにあまり惹かれないのもある。切り花のバラも綺麗だけど、鉢植えのミニバラの方が好きだし、枝を折って生けてある作品より、自生してる木の枝に咲く花の方が好き。ハウスで育てられた花よりそこら辺の野草のがいいと思う。自力で生きてる植物のが。そのあと、京都に住んでいたUが京都の漬け物屋の漬け物を買って帰るというので美味しいのを教えてもらいつつ、私は一保堂のほうじ茶と大阪の神宗(こうそう)という有名なところの塩昆布を。これでお茶漬けを食べるつもり。お茶漬けの本でほうじ茶のお茶漬けが美味しそうだったので。Uが美味しいお茶漬けの話を熱く語る。

地元のブックオフに。「ピューと吹く!ジャガー」の5巻。いきなり5巻から読み始めるという邪道っぷり。「ピューと吹く!ジャガー」コミュニティにも入りました。あとちくま文庫の「志ん朝の落語」シリーズの1冊目をとうとう発見。このシリーズは古本屋で見つけたら買おうと決めていてなかなか見つけられていなかったもの。950円の文庫が550円だった。



2006年03月19日(日) this is not an exit

遊び歩いている間に終わっていた「女王の教室 スペシャル」をサチコさんが録画しておいてくれたので見る。真矢先生の七転八倒を追っていくのを見ているだけでもとても疲れた。和美ちゃんもあともう1人の男の子もちょっと見ない間に大きくなってて、ドラマと関係ないけど子供ってすごいなあと思う。

スペースシャワーをダラダラ見てたら、ak-fgというバンドのビデオクリップの特番が始まった。最近とっても人気のあるバンドです。ビデオが始まるまえにメンバーが出て来て喋ったんですけど、ボーカルのコが「あんまりビデオに録画されるとクリップ集のDVDの売り上げに響くんですけど」と冗談ぽく言ってて、うわー小せえこと言ってる、と思う。「天狗になる」って言葉を辞書で引くと、今の発言が出てくるんじゃなかろうか。バンドが音楽番組なしで売れることなど不可能だのに。私がスペースシャワーの社長だったら、いったい誰がここまでにしてやったと思うとるんじゃボケが、土下座して詫び入れるまではスペースシャワーでは一切ak-fgのビデオクリップは放送しないから覚悟しとけこのどアホ!って言ってやるのになあ、と思いながら、ビデオを見てたら、1曲とてもいい歌詞の曲がありました。


ウィル・フェレルのおもしろ映像はこちら



2006年03月18日(土) ウィル・フェレルとポール・ジアマッティ

仕事後、三越でご飯買ってワヤマさんのお家へ。アンジェリーナのモンブランのロールケーキが1つ残ってたのでそれも。傘がなかったけど雨も止んでいた。ワヤマさんにあげるものを持っていって、かえって色々もらってしまう。ワヤマさんの家の冷蔵庫に小学生の子が描いた「ピューと吹く!ジャガー」の絵と、その横に「自分をしんじるんだ!」という言葉が(写真日記参照)。先日のkings of convenienceのライヴの話をしてて、東京のライヴの後日に、2人とコーネリアスがなにかレコーディングをしたらしいようなお話で、あーなんだか素敵な音の予感!と思ってわくわくしたり。

衛星で先日のアカデミー賞授賞式の総集編が放送されていて、ご飯食べながらお茶など色々出していただきながら見る。レッドカーペットのとこでウィル・スミスとウィル・フェレルが2人で声をかけられており、スミスの方が「ウィル・フェレルほど役に入り込む役者はいないよ。この真剣な目を見てみてよ。」みたいなことを言って、「あなたも何か言わないと」とウィル・スミスについてのコメントを求められるウィル・フェレル。それを見ながら「言ってやれ!お前ならできる!」と固唾を飲む私。次の瞬間「実はフレッシュ・プリンス(ウィル・スミスのアイドルラッパー時代の芸名)のファンだったんだ。ファンレターを出したけど、返事は来なかったよ。」といつもの真顔で言い放つウィル・フェレル!!よく言った!とガッツポーズの私。その2人がカメラからちょっとずれて、次に現れたのがなんとポール・ジアマッティ!自動的にカメラに写る、ウィル・フェレルとポール・ジアマッティの奇跡の2ショットに大興奮し、ぎゃー!と大騒ぎする私に、ワヤマさんも「ハトリさんが見るのを待ってたような2ショットだね。」と言ってて、泣きそうでした。ポール・ジアマッティの次の作品はなんとシャマランの新作です。しかもポール・ジアマッティが主役です。それも楽しみすぎる。主演男優賞を受賞したフィリップ・シーモア・ホフマンが「お母さん、やったよー。」みたいなスピーチで和み、一緒にいた女性がすごく若く見えるけどまさかお母さんなんだろうかと話したりしつつ。




2006年03月17日(金) i think i've got a heartache

仕事後、渋谷クラブクアトロ。彼らの佇まいとか音楽の陽気でいてちょっとさみしい感じとか、ボーカルの声の感じもキャレキシコに似た感じがするなあと思ったりしてて、キャレキシコからメキシコ風味を抜いた、まさに文字通りカリフォルニアはサクラメントからやって来た、CAKEのライヴでございます。去年のフジロックで土砂降りの雨にうたれながら移動しながらチラっと観たCAKEが、なんと8年ぶりの来日だったそうで。ファンには待望の単独来日という超大盛り上がりのクアトロでした。

楽しく盛り上がり、切ないフレーズにジーンとし、なんとも言えないメロディに酔う、まるでCAKEの音楽そのままみたいなオーディエンスがまた素晴らしいライヴでもありました。メンバーが登場しただけで「ギャー!」、あのやたらと歌の上手い髭の兄貴がギターを抱えただけで「オッシャー!」、ミラーボールが回ろうものなら「ウヒョー!」ともうみんな両手放しでCAKEが好き!大好き!っていう空気で会場があったかいものに包まれているのでした。私は新譜の「握手」のやつがそれはもう気に入っていて、たびたび聴いてたんですけど、「男女」や「ブタ」や「王冠」からも好きな曲を色々。最初の方で「sheep go to heaven」をやった時の「sheep go to heaven,goats go to hell」の掛け合いから「no phone」では男女に分けて歌わせてみたりでひたすら楽しい。これだけオーディエンスをいい気分にさせる幸せな空気を発していながら、バンドのメンバーはそんなにヘラヘラしていないのもいい。「excuse me, i think i've got a heartache」っていうこれまたとても切ない曲をやる時に、この曲はカバーみたいで、作った人の話を。悲惨な離婚をしたんだけど、そこから美しい曲をいくつも作ったっていうような話をしてて、「ところで悲惨な離婚をしたことある人ー?」ってジョンが言ったらしれーっとしてたお客さんでしたが「じゃあ悲惨な失恋したことある人ー?」つったら何人もが弱々しく手を上げる。ここらへんもCAKEのファンの素敵なところ。そんな愛すべき子らを見やり、頷きながら「分かる、分かる」といった顔をするジョンであった。



2006年03月16日(木) pretty sparks

先日のKOCライヴの時に初めてお会いしたMさんからメールが。Mさんは私もよく使わせていただいている大きなレコード屋さんの店員さんだそうで、前から探してる「君とボクの虹色の世界」のサントラの発売日を調べてくれたそうで恐縮。輸入盤が4月3日発売だそうです。

休日。お昼過ぎに家を出て恵比寿。のびきった頭髪問題を解決するべくヘアカッツ。いつもどんな髪型にするかであーでもないこーでもないとモタモタするので、おかっぱ頭の女の子の写真を持参して、すぐに取りかかる。おかっぱ頭のはずだったんだけど、担当の美容師さんの信じがたいシンクロ話や五感が冴え渡る話などを聞いて「すげーすげー。」って唸っていて、気づいた時にはおかっぱのはずがほぼショートカットになっていました。あれ?


これこれ、まさにこんな。で後頭部がまただいぶ短い。はからずも大好きなマギー・ギレンホールになれたのはいいんですけど、この髪型を黒髪の能面顔に施すと、こけしにしかなりませんので、御注意。でもサッパリして気分が変わりました。こけしが流行りますように。

ワヤマさんに教わったのでロン・セクスミスの流れるapple seedでスヌーピーの本2冊。恵比寿をフラフラしてゆうりんどうでteen VOGUE買う。ちくま文庫フェアをやってて色々見る。ちくま文庫の本はなんでみんなこんなに高いんでしょうか。誰か知ってる人がいたら教えて下さい。



2006年03月15日(水) show by ショーバイ

仕事帰り、上野。また会社からもらった株主優待のタダ券で今度は映画「フライト・プラン」。1月から4月までオンリーの月1本で続く、この『自腹じゃ観たくないけどタダ券もらったから観る東急系の映画』シリーズ。1月は「博士の愛した数式」で寝てしまい、2月の「PROMISE」で笑い転げ、今回の「フライト・プラン」に至ります。奇しくも日本映画、中国映画、ハリウッド映画、と見事にどちらさんもお国らしさ丸出しの映画を観ることになったわけですけども。

「フライト・プラン」。なんで娘がいないの?娘、どこー?どこー?と言ってジョディ・フォスターが飛行機の中で頑張る映画です。ジョディ・フォスターが気狂いで、娘なんて始めっからいなかった、っていうベタベタのオチだったらジョディ・フォスターが出ないだろうと思って観てたんですけど、やっぱり気狂いオチではなかったので普通にストーリーを追っていくだけで全く頭を使わずに観れるザッツ、ハリウッド映画。本編始まってから終わるまで、ちゃんと面白い。まったく良く出来ている。良く出来過ぎてて目にとまるシーンが一つもない。そんでまた、観終わった後の自分に残るものも何もない。これがエンターテイメント映画ってもの。ジョディ・フォスターと渡り合う男役にピーター・サースガード。マギー・ギレンホールの彼氏ってイメージばかり強かったですけど、いい俳優なんだなあと改めて。



ある時から、自分がこれから観られる映画の本数やそれにかかる時間やお金のことを考えてみて、映画を観終わった後の自分に全く残るものがないような映画を映画館には観に行くまいと決めました。とはいえ、テレビでやってるハリウッド映画を観て育っているので、ヨーロッパの映画観たり、お金のかかってない映画を観るようになっても、結局ルーツはここなんだなあと思ったり。でも自腹で観る気はしないけど。どんな映画が好みかなんて、大人になればみんなそれぞれなので、自分が観たい作品はしっかり映画館で観るべきで、そうじゃないのはそうじゃない所で観ればいいわけです。便利な世の中だねえ。



2006年03月14日(火) everybody wants one.

サントラを探していて別のサントラを買いました。「happy endings」っていう日本未公開の映画のサントラで、この作品でインディペンデントスピリットアワードの助演女優賞にノミネートされたマギー・ギレンホールがビリー・ジョエルの「just the way you are」のカバーなど3曲を歌っていて、素敵な歌声を披露しているほか、calexicoが3曲ほど担当してもいて、いいサントラです。

あと日本公開の予定もあるみたいな「sponge bob the movie」のサントラがすごいことになっていました。avril lavigneはまあ、いいとしまして、the flaming lips、wilco、the shins、weenも参加してます。普通のコンピレーションとして聴けそうな感じですが、子供向けアニメーション映画ですのでちょっと違った感じなんでしょうか。the flaming lipsはテレビシリーズの頃から音楽担当というイメージ。



あややがスケバン刑事 the movieだそうです。鉄仮面のシーンあるかなあ。



2006年03月13日(月) what we begin

仕事帰り、同僚と会社を一緒に出て「私はちょっとここで。」って言ったら「え、どっか寄っていくの?」と聞かれたので「ポケモンセンター。」って答えたら大笑いされました。マネネ(写真日記参照)買う。

探しているサントラは4月から日本公開される「君とボクの虹色の世界」っていう映画のサントラです。カンヌのパルムドールと、インディペンデントスピリットアワードの新人脚本賞をとってます。この作品「me and you and everyone we know」てタイトルなんですけど、「僕のニューヨークライフ」や「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」などと一緒に『君僕もの』に仲間入りです。これの場合はme and youって言葉が入ってるんだけど、これはたぶんどちらかというと「君とボク」じゃなくて「私とあなた」のニュアンスのme and youなんでしょうに。「ウォーク・ザ・ライン」なんてオリジナルタイトルにした上で君につづく道って付ける意味がさっぱり分からないです。君だの僕だのが付くと興行に何か影響あるんでしょうか。

さてこの作品の監督、脚本、主演女優のミランダ・ジュライさんは、ウェイン・ワン監督の「赤い部屋の恋人」に参加していた人です。この作品の脚本はウェイン・ワン、ポール・オースター、シリ・ハストヴェットが共同で書いています。ちなみに主演がピーター・サースガード。マギー・ギレンホールの彼氏。ミランダ・ジュライはマイク・ミルズの彼女だそうです。だから何って話ですけど。先日映画館で予告を観て、「君とボクの虹色の世界」はとても楽しみにしています。



2006年03月12日(日) a song for someone who needs somewhere

夕方ivy。エメラルドの首に巻くやつ予約。奥さんとワッフル食べに。甘いもの食べながら「ホントそうだよねー。」と色々話す。渋谷に出てcdr present以降でメールもらったりしてたmさんて方がいて、今日のライヴ来るとのことだったので初めてお会いする。あとからわたなべさんも合流して4人でお茶でもしよーということになったんだけど、日曜はどこも混んでいそうで、前にワヤマさんや遠藤さんと入った喫茶店に行ったら、ワヤマさんとカヒミさんもお店に。注文してたswish!の猫コースターを受け取る。

クアトロへ。kings of convenienceのライヴ。グランドピアノとアコースティックギター2本だけがステージにあり、入れ替わりつつも楽器は最後まで3つだけ。素晴らしかったー。1曲目がやっぱり「until you understand」で、「cayman islands」や「homesick」、「misread」とか新譜の中でも好きな曲が色々聴けました。1枚目の「failure」とか「parallel lines」もすごく好きなんですけど、それらは聴けず。でも「little kids」や「i don't know what i can save you from」「singing softly to me」とかも演奏して、1枚目2枚目同じくらいづつ。「stay out of trouble」でオーディエンスに口笛吹かせたり、「know-how」のコーラス歌わせたりもして楽しいライヴ。最後に「i'd rather dance with you」で岸辺に流れ着いた流木のようにひょろひょろのアーランドがハンドマイクでダンスしながら歌う様が目に焼き付いてはなれません。アンコールで「toxic girl」演奏する時に、「ピック持ってる人いますかー」つってお客さんから借りたピックで演奏してたのも最高に良かったー。ライヴ中はアイリックが日本語で色んなことを話しててすごかった。「人生に不可能なことはない」なんて日本語をライヴ中に言ったアーティストがこれまでいたでしょうか。それも何言っても舌足らずであの声で喋るから可愛らしい。時差でお疲れってことでしたけど、良いライヴだったなあ。仲良さそうに「あーする?」「こーする?」「こーするか。」みたいに少し話して、アイコンタクトしながらギター鳴らしてるだけで、ため息が出るほどいい空気で、この2人は曲作る時もレコーディングする時もライヴの時も、きっといつもこんな感じなんだろうなあと思って微笑ましかったです。惜しくも見逃したという方はこちらへどうぞ。


このTシャツが欲しかったよ。

ライヴ後の会場でナナさんにもお会いできて、私たちは早々に解散。探してるサントラがHMVでもタワーでも見つからなかった。



2006年03月11日(土) 明日へゆけ

今日はアケミちゃんがお店に。大掛かりな作品を請け負ってしまったアケミちゃん。近々合宿が必要だ。材料を買う所まで練り切れてないので後日相談ということに。お店が終わってから2人で銀座まで歩いてご飯。ファインリファインに寄ったりしつつ、「かもめ食堂」が楽しみなアケミちゃんがおにぎりおにぎりと言うので、銀座のonyっていうおにぎりカフェというお店に行く。おにぎりカフェって、と思ってたらおにぎりが美味しかったー。オクラと明太子のやつ。焼きおにぎりがなくて残念。いっぱい食べながら色んな話をする。別にパンの話なんて何もしてないのに、2人してお互いに自分が好きなパンを買って来てて、私はペルティエのでアケミちゃんはペリカンのパンを買って来ており、交換してお互い持ち帰る。閉店時間になり、この前uが連れていってくれたuの知人がやっている感じのいい喫茶店に。uが前にいた喫茶店みたいにコーヒー1杯で1000円もしないし、とても居心地がいいお店。佇まいが颯爽としていてテキパキ全く無駄のない動きで働く美女が!今度uにどういう人か聞いてみよう。そこで今度は日本映画の話をずっと。



2006年03月10日(金) don't come knocking

仕事後、銀座。シネスイッチ。ここは金曜日がレディースデーで900円で観れます。ヴェンダースの「アメリカ、家族のいる風景」を観る。どうでもいいけどこの邦題って。私の中のサム・シェパードとジェシカ・ラングというと、どうしてもブルース・ウェーバーが撮ったサム・シェパードの写真集の中の2人のままのイメージだったんですけど、2人ともビックリするくらい老け込んで見えて、でもハリウッドスターのようにいつまでも歳取らないのが当たり前みたいな方が本当は逆に怖いんだろうなあと妙に落ち着いて思ったり。

映画は一人の情けない男を中心に展開するので、私はこの前観た「ランドオブプレンティ」の方が断然良かったですけど、アメリカの西部の景色や登場人物みんなの心の隙き間に寄り添うような音楽(「オー・ブラザー!」のT・ボーン・バーネットが担当している)の良さ。もともと大好きなサラ・ポーリーはセリフ言わなくても存在感が本当にいい。それとやっぱりジェシカ・ラング。女のたくましさや弱さや懐の深さがこの人の演技でみーんな見れるようなシーンが。また2人のキスシーンの切ないこと!いつまでも逃げてばかりで覚悟を決められない男を、女は待っていない。待ってはいないけど20年以上も放っておかれた男をまだ好きでいる。にもかかわらず好きであるがゆえに何も考えないで「結婚しちゃおうか」みたいなことを言う男が許せない。許せないけど受け入れていける懐の深さもあったりする。複雑な気持ちに複雑な状況が重なって、色んなことが簡単にいかなくなっても、家族はまた出会った。何もしてくれないし嫌われてたりしてても、自分には家族がいる、と思って生きていける幸せ。



2006年03月09日(木) rectify

いつからこんなことになってしまったのか、ちょっと振り返って見たらここのところ日記がやたらと長い。あんまり内容もない日記を毎日つらつらと。ちょっと反省して簡潔にいきたいです。

昨日またトリビアで雑種犬シリーズをやってた。主人が秘密組織に車で誘拐されたら、アジトまで追い掛けるかどうか。結果は100匹中4匹。この雑種犬シリーズはどうやら人気があるらしく、雑種犬特集の予定があるみたい。


エメラルドサーティーンの新作。マフラーのようでストールのようでベストにもなる。マフラーが首に巻けなくなったら、春はこれを巻こうと思います。



2006年03月08日(水) so young

もう一つ私のsmells like teenエピソードとしてニルヴァーナが来日した翌年のこと、93年に初来日したイギリスのsuedeっていうバンドがいました。suedeの1枚目は今聴いても独特な作品と思います。アルバム2枚目まではバーナード・バトラーという素晴らしいギタリストがバンドにはおりまして。もう、なんだか訳分からないけど(この分からなさがteen spirit)いかがわしい!っていうような妖艶なイメージのバンドでしたよ、当時はね。このsuedeが来日する。てえへんだ、てえへんだってなことでしたが、93年です。15歳。一応受験生だったりもした私はもちろんライヴが観に行けず、来日の様子を伝えるラジオを聴いたものでした。私がもうちょっと大人だったら、せめて高校生だったら絶対にライヴを観に行ったものをー!という10代特有の苛立ちというよりはただの恨み節を書き綴って、そのラジオ番組に送ったのですが、そうしましたところその番組からプレゼントが送られてきまして。suedeグッズでした。テレホンカード、来日公演のプログラム、あとなんか色々。当時のソニーの力の入れようが伝わって来るものでした。中でも衝撃だったのがTシャツ。フロントに「suede」、バックに「we are a boy we are a girl」と紫地に肌色の文字がプリントされたXLサイズのTシャツでした。中3の女子にこれをどうしろと?と思いましたが、XLのサイズでは着られませんでしたし、デザインがいかがわしくて着る以前の問題でした。しばらくパジャマとして着ていましたが、それも記念にちゃんとまだ持っています。ちなみに「we are a boy we are a girl」というのはアルバム1枚目の『moving』って曲のフレーズなんですけど、このフレーズをバカにしたブラーのデイモンが「girls & boys」って曲を作りましたね。女、取り合ってたからね。大人になってからsuedeのライヴは観ましたが、私はやっぱりバーナードが脱退する前のsuedeのライヴが観たかったなあと思ったりもしました。そんな私の夢は去年叶ったんです。suedeのブレットとバーナードが再びtearsっていうバンドを組んで、去年のサマーソニックに出演したのを観ました。いかがわしさゼロというか、健康的っていうかハツラツとしてて。やっぱりこの時の初来日が観てみたかったなあとか思ったりしました。


左、妖艶なsuede。右、not 妖艶なtears。ちなみに左の写真のカラー版がプレゼントで送られて来たテレホンカードに使われていたんですけども、左側のブレットに注目。これ服着てないんですね。ボディペイントしてるんです。ここらへんが15歳には妖艶かついかがわしいポイント。



2006年03月07日(火) outside

フィリップ・シーモア・ホフマンはアカデミー賞の方も主演男優賞を受賞。これで「カポーティ」が日本公開されないってことはなさそうです。アカデミー賞は役者や制作者に与える影響が色々きっとあるでしょうから、好きな役者や監督とかが受賞して嬉しそうにしてると、良かったなあと思ったりもしますが、今回みたいに人種問題とか同性愛とか企業犯罪やテロ問題を扱った作品がこれ見よがしに並ぶと、そういう社会派の作品を取り上げる間口の広さがないわけでもないんです的な感じがかえって鬱陶しくも感じられたりする意地の悪い思いがちょっとあったりもします。

別に黒人の役者を認めないってわけじゃないです風な年や、別に同性愛を認めないってわけじゃないです風な年や、別にアジア系の制作者を認めないってわけじゃないです風な年があることは、とても意義のあることかもしれないですけど。そういう社会派の問題作を取り上げることに話題性があるってこと自体が、逆に閉鎖的な部分を明るみにしてるようでもあって、なにが言いたいのかよく分からなくなって来ましたが、「これまではタブーでしたが、そういうのやめようよ」みたいな姿勢を打ち出している時点ですでにもう20年くらい遅れてるんだってことを、もっと恥ずかしいと思っていかないと、そんなことを話題にしてるってことがもうすでに充分レベルが低いんだぞっていうのをどれくらいの人たちが自覚してんのかなあというのを思ったりします。社会問題を扱ってるから優れた作品とかじゃなくて、そんなのをタブーとするような次元の低いところから完全に離れたところで、本当に優れた映画に賞が送られればいいのにと思う。


とにもかくにも良かった良かった。



2006年03月06日(月) one love

東京は春一番。夕方、ヒラノと友達のナオちゃんがお店に来てくれた。うちのお店に来るほとんどの人たちと同じく、ナオちゃんもヒラノも自分の好みや、やりたい感じのものがちゃんと決まってて材料とか必要なものを買ってくれたので、それに少しだけアドバイスするくらい。こういう専門店だと、そういうやりたい方向がはっきりしている人がほとんどなので、お客さん相手にするのがとても楽です。要望も探し物もピンポイントで。

仕事後、地元の図書館に。ここの図書館は夜9時まで開いているのでとても便利です。調べたら青山真治の「われ映画を発見せり」は貸し出し中だったので初めてリクエスト。
・「いつか王子駅で」       堀江敏幸
・「百鬼園写真帖」        内田百けん
・「NEW YORK × 映画 110」 きさらぎ尚
・「お茶漬けの味 100」    松田美智子

ウディ・アレンもニューヨークで映画作らなくなってしまったし、ニューヨークの映画を100本以上集めた本で、自分にとってのニューヨーク映画10本を選ぼうと思って。近々日記にでも書きます。
百けん先生の「戀文・戀日記」を見つけたのでそれも借りようかと思ったんだけど、ちょっとペラペラと見てみたら、清さんが好き好きってそればっかの日記と清さんに宛てたラブレターで、恋文、恋日記ってタイトルの本ではあるけど、本当にそれだけでうめ尽くされた本で、それもけっこう厚い本。チラっと見たら「太宰の妹に会ったので近くで観察したけど、品がない。やっぱり女性は清さん一人だ。」と、太宰さんの妹さんにしたら「放っとけ」的な、大きなお世話なことまで書いてある。電気が走ってバカになった百けん先生が浮かれたり、落ち込んだり、とはいえどちらにしてもテンション上がりっ放しで恋をしている。こんな本があるなんて清さんも女名利に尽きるというものではないか。それは今度借りることに。


        花粉症に苦しむ私、ではなく内田百けん先生。

職場のすぐ近くの地下街に、映画「かもめ食堂」のスチール写真の展示コーナーが出来て、いつも近くを通るので何度も観てます。映画観るのが楽しみです。今日の夕刊で沢木耕太郎が映画評のコーナーで「かもめ食堂」を取り上げていて、ベタ褒めでした。この前手紙送った方からすごく丁寧な返事がメールで。あとマイクさんから個展のDM届く。



2006年03月05日(日) smells like teen spirit

お昼頃、MTVでカート・コバーンの追悼番組をやっていた。ニルヴァーナが来日した時のことを今でもよく覚えています。92年、中学2年生でした。大変だー大変だー、ニルヴァーナが日本に来る!と興奮気味でしたが、田舎の子供だったのでライヴ観に行ったりとかできませんで、仕方がないので来日した時のニルヴァーナの記事が載った洋楽雑誌は片っ端からほとんど全部買いました。それは今でもちゃんと持っていたりします。買い切れない雑誌は血眼で立ち読みしました。セーラー服着た中学生が本屋で血眼でした。来日してる間中ずっと、カートは日本に来てから買ったグンゼのおっさんパジャマを着ており、ライヴも取材も、その時の雑誌の表紙にもぜーんぶパジャマでたたずんでおります。それをインタビューで指摘されたカートは「あー、これ着てればいつでもどこでもすぐに眠れるだろう?」と言っており、なんだかもう、訳分からないけどとにかく「か、かっこいいいいいいー。」と思っていたものでした。グンゼのパジャマだから別におしゃれでも何でもなくて自分の父親が着てるようなパジャマだったんですけども。

  


左、日本でのライヴ時。右、そのあとだいぶ経ってからまだ着てた、の図。

夕方、スカパーで映画「リービング・ラスベガス」。今日はインディペンデントスピリットアワードの放送があるんですけど、この「リービング・ラスベガス」は96年のインディペンデントスピリットアワードの作品賞を受賞しています。ニコラス・ケイジ、もっとこういう作品出ればいいのになあと思うんですけど、この作品以降こういうのはないです。

夜、インディペンデントスピリットアワード。マット・ディロンもフィリップ・シーモア・ホフマンもそれぞれ受賞。マット・ディロン、嬉しそうだったなあ。作品賞は「ブロークバック・マウンテン」。ロビン・ライト・ペンが助演女優賞でノミネートされた「nine lives」って映画が面白そうと思いました。ショーン・ペンと一緒に来てた。相変わらず2人とも格好いい。プレゼンターで色んな人たちが。リリ・テイラー、ヘンリー・ロリンズ、ケヴィン・スミスなどなど。

最近はやっぱり映画観るのが楽しいです。前は週1くらいでライヴ行ったりして映画を映画館に観に行くのはそんなに多くなかったですけど、去年はこれまでの人生の中で1番たくさん映画を観た年だったと自負しています。今年も観たいと思ったのはしっかり観ていこうと思います。週1でライヴ行くより、週1で映画観る方が安上がりでもあります。



2006年03月04日(土) ツヨシのぱくぱくタイム

職場で今出てるBRUTUSの話題でもちきり。動物園特集。年末に再放送があった、とべ動物園の白熊ピースも可愛いですが、私が中でも気になるのは山口県の徳山動物園のマレーグマのツヨシです。ツヨシ、、、!着ぐるみにしか見えない。先日北海道の旭山動物園に行くツアーに参加してきた同僚のSと一緒に見てて中国の四川省の臥龍という山奥にあるパンダの保護センターの記事があったので「すげー、パンダばっかし!」と言ったら、ケロっとした顔で「ここ行ったことあるよ。」と言うS!「は?」「ここでパンダと記念撮影したらカバンをかじられたよ。」と飄々と言っていた。さすが、映画『レニングラード・カウボーイズ』を観てフィンランド行っちゃった人は行動力が違います。

仕事後、銀座。本屋をはしご。飲めもしないのにお酒に関する書籍のコーナーを見ていたら「スコッチウィスキー、その偉大なる風景」という本があり、著者名を見たらマイケル・ジャクソン。ミドルネーム入れるとかすれば良かろう所をあえてこの名前で出すところがイヤらしい。地元の図書館で見つけられなかった青山真治の「われ映画を発見せり」は2800円だった。買う気にもなれないので今度図書館でリクエストしてみよう。前から見てみたかった「志ん朝の高座」も立ち読み。こちらは志ん朝師匠が亡くなってから出た本なので、著者のあとがき読んだだけでもしんみりしてくる。それにしても30年追い続けた写真家による高座の志ん朝の表情の豊かなこと。これは近々買おうと決めて、今日は志ん朝が書いた本「世の中ついでに生きてたい」という方を買うことに。手に持って書店の中をフラフラしてたら「ねえ〜、これ買ってえ〜。」と凄まじく甘ったるい声で話す女が。彼氏らしき男が「いいよ。」って気前よく言っているので、「私も私もー。これ買って!」とか言いながら割って入っていったら買ってくれそう、とか思いつつ。


「私にも本買ってよ〜。」と苦悩する私。ではなく、ツヨシ。



2006年03月03日(金) 「anything else」

ビシッと一瞬だけ。一瞬だけ電気がビシッと流れただけだ。それだけのことなのに、その瞬間から、ここまでの歴史と物語は一旦すべてが完結する。ついさっきまで自分が馬鹿にしていたり毛嫌いしていた物事なんか、ぜーんぶがどうでもいい事となってしまい、自分がそれまで大切にしてきたほとんどのルールは崩壊する。その人の言うこと全部を少しも疑問に思うことなく肯定してしまえる、恐ろしく大きな心持ちが、全く揺らぐ気配すらない。「アリ」か「ナシ」かではなく、誰が何と言おうと全部が絶対に「アリ」なのだ。ルールはみーんな崩壊したはずなのに、それでも僅かに記憶の片隅にしまい込んでいる自分の好みと一致するようなことを言われようものなら、3オクターブくらい高い声で「自分も前からそう思ってた!」と叫んでいる。何か目に入っても、これはあの人の好みだとか好みじゃないかもとかで真剣に考え込み、頭にくることや嬉しいことがあればどんなに下らないことも全部話してどう思うかを聞いてみたい。それまでの自分を知る友人に冷ややかな視線で見られていることを自覚していないわけでもない。でも仕方ないのだ。電気が走ってバカになってしまったんだから。終わったあとには全てが自虐を込めたジョークにしかならないとしても、それもそれでいいんじゃないか。それ即ち、恋である。

1977年のニューヨーク、アニー・ホールという女性に出会って電気が走った1人の男がいた。28年前だけでなくこの世の常で、始まってしまったが最後どんなに悲しくても永遠に続くものなどない。始まって終わり、忘れられない切ない思い出がいくつも残る。すこし後悔したりもして、ほろ苦い表情を浮かべる男であった。時を同じくして1977年の東京足立区で私は生まれ、信じられないことに今年29歳なんて年齢になろうとしている。ある日、ニューヨークで暮らす若者が電気が走ってバカになる映画を観る。そこに28年前、ほろ苦い表情を浮かべていた男がまた現れ、若者にあーでもないこーでもないと最高にウィットに富んだいい加減な助言をいっぱいしてくれる。どうしても忘れられない、諦められない、辛い、苦しい、どうすればいい?ともがく若者に、ほろ苦男はそれでもあの時とあまり変わらない目をして、「でもそれが人生ってものだろう?」と言うのだった。



主役のジェイソン・ビッグスの黒目が大きくてうちのノンちゃんみたいでした。クリスティーナ・リッチも目がエロくて良かったなあ。ニューヨークでのウディ・アレンはこれで見納め。街の中や公園、どこを歩いてるシーンも、本当に素晴らしい美しさ。



2006年03月02日(木) miss you

この前タモリ倶楽部見てたら、空耳でホセ・フェリシアーノの「light my fire」を久しぶりに聴いて、ちゃんと聴きたいなあと思ったんですけど見つからない。父親のアナログレコードを物置きから出した時に、ナット・キング・コールのと、加山雄三のだけ出して、その時一緒に見つけたホセ・フェリシアーノのはしまってしまったので。「light my fire」はドアーズのカバーですが、オリジナルよりこちらの方が好きだったりします。

久世光彦さんが亡くなった。最後に見た久世さん演出の夏目漱石のドラマ「夏目家の食卓」がまた見たいなあ。夏目漱石というと、最近読んでいる内田百けん先生のことを思います。漱石先生をヒーローとして猛烈に敬愛する様が、色んな本の所々に書かれています。ある時など、夏期休暇で実家に帰省している時に夏目漱石が近くまで公演に来ると知り、興奮気味に公演を聞き、東京では漱石の家に行ったりもしてるのに、わざわざ行列に並んで一言だけ挨拶をして、大急ぎで駅に行って一目だけ先生を見るだけで声をかけることもなく見送りをしては大いに満足する百けん先生。アイドルの握手会に並んだり、バンドの出待ちをするファンとあまり変わらない。面白い話をいっぱい書くのに、漱石先生が大好きっていうことを書く時は、よりいっそう脈絡がなく、盲目的に好きで好きで仕方ないって感じでとてもいい。


おうおう。やってらんねえなあ、ちきしょう。



2006年03月01日(水) never end

昨日の映画『PROMISE』の感想を読んだ方から、「プロミス観たんですね。これでハトリさんもクラブの一員です!」とメールが来ました。やったー!ところで何のクラブ?今日は職場に出勤するなり、同僚のU(同じく先週、会社から貰った券で「プロミス」を観ている)と、「チャン・ドンゴンの走りを讃える会」結成。それと同時にあの映画に対する突っ込み箇所をお互いに指摘し合って大盛り上がり。1日中雨でお店がヒマだったのをいいことに、Uはチャン・ドンゴンの走り方を真似ながら、「アナタグァ〜、シュキデーッス!」というチャン・ドンゴンのアノCMの物真似まで隙あらば何度でも披露してくるので「ギャーもうやめて!お腹痛いー!」と大笑い(仕事しろ)。何度となくチャン・ドンゴンをネタにして冗談ばっかり飛ばす私に、『プロミス』を見ていないKが「それ、いつまで引っぱるんだよ。」と言うので、「1ヶ月間チャン・ドンゴン祭りだよ。今月いっぱいは自分の名前を書いた時、名前のうしろにfeaturing チャン・ドンゴンと記す。」つってまた冗談言ったりしてました。Uの物真似も本気で何度でも笑える。

フジにレッチリが決まれば、サマソニにはメタリカ!
また今年も暑苦しい夏が来るんですね。


このバンドの話を誰かとする時や、音楽を聴いたりして、このバンドのことを思い浮かべる時はいつもこの写真が頭に浮かびます。


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hatori [mail]