WELLA
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2002年04月19日(金) 東京タワー

私の職場は東京タワーの近くにある。
私自身東京タワーが好きですが、いまだ修学旅行のメッカ。
今朝は地下鉄の駅で自由行動らしき詰襟とセーラー服のグループが、改札を出たところで地図をチェックし、口々に「あっちだ」「こっちだ」といいながら、通勤客がずらっといならぶエスカレータを尻目にたんたんと階段をあがっていきました。
地上に出てはまた地図をみてうろうろ。もうちょっと歩けばすぐに見つかるのに、出たところが首都高の高架下では、そうもいかず。目的の方向がわかった彼らは、信号が点滅しはじめた横断歩道を嬌声をあげながらわたっていった。
彼らの姿を目で追ってから、反対方向に歩き出すと向こうから大型の観光バス2台。こちらは団体行動の修学旅行生。窓を開けて外の景色をものめずらしげに眺めながら、どの顔もニコニコとほころんでいた。


2002年04月11日(木) 男たち

プロジェクト×
優良番組、と思う。見終わって、心が躍る。
主題歌も、エンディングも、カラオケで歌える。
会社のおじさまがた、よろこぶ。

私は別にフェミニストではないのだが、どうもこの番組の中の軸である熱い想いだの戦いだの挑戦だのにくっついてまわる「男たち」というフレーズが耳障りだと思う。熱い男たちとそれを支える妻たち。この前のLSI技術者だって、妻は徹夜で回路の図面を引く夫に、明け方に熱いお茶をそっと差し出すだけなのである。
視聴者の大部分を占めるであろうニッポンのお父さんにはそのほうが受けるんだろうなぁ。こんなに「男たち」を連呼しなくてはならないほど、ニッポンの男たちは「ロマン」という処方箋を必要としているのだ。


2002年04月09日(火) ここ最近

仕事中に日記を更新してしまうとはなんと自堕落。
この前の日曜日小石川植物園で楽しい半日を過ごした帰り、「ああ、会社に行きたくない(泣)」と隣に立っていたぱぴちゃんに泣きついたら、本当に困惑きわまった顔をして「…やめるってこと、考えないんですか」といわれた。
そりゃ、顔合わせるたびにぶーたらぶーたら文句言ってたらそういわれるのも無理はない。反省。結局目先のあぶく銭が欲しいのさ。ふんふん。
石川時代に乗っていた夫名義の車をしーちゃんに引き取ってもらおうと思いたって、思い立ったまま何もしないでいたら、間際になって意外と手間がかかることがわかって、一家に一台は欲しいメカに強いぴよたさんに何から何までお手を煩わせる。ぴよたさんはご自分から援助を申し出てくださったのだけれども、ぴよたさんなしではさっぱりなにをしてよいのやらわからない状態だったことをしみじみ実感。ということはぴよたさんにとってはとんだ災難でもあるわけだ。友人のぱらぐちの日記に「少しは○○さんも自助努力をしてほしいものだ云々…」というくだりがあったが、ええ、私たちもまさにそれです。はい。
こうやってハンドルネームばかりの人名が羅列していると、ああ、私ってそういう世界の人なのねぇ、と思う。
それはそれとして、その夫名義の車というのは、夫が独身時代に東京の実家の伝手で購入し、ずっとそのままにしてあったものだから、その間、住所はガンガン変わっているわ、結婚にともなって本籍地は変わっているわ、あらためて考えると「そこに歴史あり」のような奴だったことが発覚。車を手放したあと、なんとなくしょんぼりして見えたのは、ガソリン買いに行ったりバッテリー取り替えたりした疲れだけでなく、名状しがたい愛惜の情があったのだねぇ。


2002年04月06日(土) ほげー。

久々に外食な日々。水曜日月島でもんじゃ。木曜日新宿で小籠包。金曜日麻布十番でしっぽり。ちなみに関係ないけど私の職場で「昼は麻布に行く」というと、麻布ラー〇ン@立ち食いに行くことを指す。麻布あたりでこじゃれたランチを想像する向きにはいかがなものか、と思う。
で、金曜日はお祝い事があったのでシャンパンのハーフボトル、そして蔵出しの冷酒、そして最後に水割りと思いのほかお酒が進んでしまったので、ほぼ終電でぐっすり。家に帰ってぐっすり。朝もぐっすり。気が付けば夫は一人仕事に出かけ、さらにぐずぐずしていると母からは遠まわしながらかなり直截な言い方で、実家に顔を出せと電話が来る。
はぁ〜。起きるか。
ダイニングテーブルの上にまあ開いていない新聞がおいてある。だらしなく新聞を読んでいると、ちょっと離れた駅前にある中古マンションの広告。すっげー。すっげー。築30年のくせに6300万円。ペントハウスだそうな。3LDKながらリビングが38畳で、他の部屋も12畳、7畳、8畳、サウナ付き。ストックルームが2つで計9畳ついたルーフバルコニーは我が家がすっぽり収まってしまう広さ。さらに30平米のルーフテラスつき。もとは一体いくらだったのだろう。修繕積立金と管理費だけで我が家の月々のローンの支払い額に達してしまうのであった。


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