SprengerDiary

2004年03月24日(水) がんほー

▼0時、帰ろうと思ったりしていると「納品前倒しでちょーだい」の連絡。突っ込む気も失せたので、とっとと出来てる分を仕上げる。そして、逃げるように帰宅。手入れを忘れたエアコンは唸るだけで一向に動く気配は無し。とりあえずソファベッドを倒し、かき集めた掛け布団にもぐりこんでPSX起動。「爆笑問題のススメ」と「サイエンスZERO」がばっちり取れてる。そういえば、録画という概念は今まで無かった。ビデオは面倒だし、PCでキャプチャーするのはもっと面倒。こういう使い方だけならPSXいいね。
▼糸井重里は埋蔵金探しているときが一番輝いてたなぁと思いながら、サッカーライフ起動。ロード長い。子供の出来ない中田を諦め、引退することを決意。フィールドのマジシャン、さようなら。最初に作成した選手がプロ契約までこぎつけたので見てみると、能力的に使えないということが判明。いっそのことデビュー前に引退ということで。
▼何かしら買った意義みたいのを見つけるための、作業となりつつあるサッカーライフを切り上げ、読書。「採用の超プロが教えるできる人できない人」安田佳生/サンマーク出版。タイトル長いよ。にしても、最近はこういう類の本を読む年になってしまったのかと、少しばかり気が滅入る。まだ辛うじて「人生の楽しみ方」とか「一億円稼ぐ本」とかを読まないだけ救いがあると信じたい。読んでみて思うのは、どれも目新しい言葉ではないということ。「バカの壁」なんかもそうだけど、読み手に「確かに」と同意を抱かせる事が出来る内容であって「そうだったのか」という新発見を与えるものでは無い。再発見って言うのは抵抗があるけど、あやふやに思い感じていたことを筋道立てて読まされる「確かに」に読者は惹かれるんだと思う。特にこういう本を読む人は自分の考えを肯定してくれる事を望む場合が多いわけだし。考えの否定を真正面からぶつけ、読者の人生観を変えるような本はそんなには無い。そう考えると「十二国記」の説教っぽいくだりやセリフなんかも同じように感じる。まあ、青臭い説教を他人からストレートに食らうより、ストーリーの中で登場人物の生き様として受け止めたほうが遥かにいいとは思うけど。で、当の採用のプロのお言葉「自分で仕事を作り出せる人間」「段取りがいい人間は、シミュレーション能力が高いから、問題が起きる可能性を頭の中で予測して行動する。結果、常に先手を打つことができて、問題を回避することができる」などなど。自分で仕事を作り出せる人間というのが活きる環境というのは、得てして作るのも維持するのも難しい。シミュレーション能力の高い人間は、シミュレーション外の出来事に直面するとドつぼにはまる。まあ、確固たる側面からしか語れない類の内容だから仕方が無いけど、常々こういう本は「大前提」の元にしか成り立たない気がする。中小の企業主が本当に望むのは、弱基盤の状況下で最大限の効果をあげる術じゃないだろうか。いわば、即戦力になる本。根本的な改善が出来ない体力だからこその中小なわけだし。過酷な状況、その場をとりあえず乗り切る術の本、なんての無いかなw
▼遥かな高みを目標に進むことも必要だけど、足元疎かにすると転ぶよ。なんて事を考えていると、社員の一人から電話。納品物を受け取りに来た人が、会社に誰もいないと連絡を寄越してきたらしい。納品物仕上げても、渡さなきゃ意味無い。とほほ、って感じ。まあ、いい経験になるだろうから放っておく。部署内のミスは部署で片付けるようになればいいんだけど。しっかしこうなると、この本が恨めしいな。
▼昼過ぎ、会社に入る。仕事無い。山を越えたのか、谷に落ちたのか。出来れば山のほうであって欲しい。壊れたPCのソフトをインストールしつつ、机の上を整理。小さな小包発見。昼辺りに届いたとの事。また何か無駄遣いをしたかと思いつっつ封を開けると、中から「A3」が。あー、そういえばリミテッドサービスキットって言うのが当たったんだった。
▼オンラインゲームの市場と家庭用ゲームの市場。今はまだ家庭用ゲームの市場の方が遥かに大きいけど、3・4年の内には逆転するかも。ただ、10年くらいの期間で考えると、もう一度家庭用ゲームの市場にシフトしていく気がする。ゲームをコミニュケーションの道具として考えるか、プレイヤーの娯楽として考えるかで大きく変わる。オンラインになれば1人のユーザーに対して特化した娯楽を提供することが不可能になるはず。複数のユーザーに特化した娯楽を与えれば、それは特化ではなくなるし、ユーザーの競争心を掻き立てるシステムでは先が知れてる。大多数を焦点にするよりも個人を焦点にしたほうが質は違うわけだし。この場合は娯楽の焦点を独り占めできるか、複数で分け合うか、の違いか。今はコミニュケーションがその間を埋めてるけど、ネットコミニュケーションが慢性化したら、何で差を埋めるのだろう。



2004年03月22日(月) 寝る日

▼貫徹しました。レイズのサイン眺めてたら早々に仕事のデータが手元に。ひぃひぃ言いながら処理。終わって気が付きゃ朝8時。まだ20代なんだけど、貫徹は素晴らしく体に響く。20代前半に「3日徹夜〜、ユンケルファンティー1日5本〜」とかやっていたツケが溜まっている模様。ボロボロってやつですね。そういえば、5月が誕生日。三十路になっちゃう。
▼家に帰ろうと思ったら雨が降っていたので、そのまま会社で仮眠。起きてみると15時を回っていた。というか起こされた。ええよええよ、馬車馬のように働くよ。だから、ぼかぁ帰る。つーか、家まで送れ。ここですぐさま帰れないのがいつものパターン。案の定、2時間足止めを食らう。
▼便乗帰宅。タクシー代浮く。帰ってきてPSXで録画しておいた「ボローニャVSブレシア 」を観戦。なーかーたっ、なーかーたっ、サッカーライフで子供の出来ないなーかーたっ。そういえば、サッカーライフで検索してここに飛んでくる人が結構いる。なんか申し訳なくて仕方が無い。なーんにも情報無いし。ってなわけで、「サッカーライフ攻略」のLINKだけ置いておく。これで勘弁ね。ほか知らんし。あと、ジャパンオープン検索して飛んで来る方も「
On the hill」へどうぞ。最前列でノートパソコン使って更新してたから、間違いなく速報性から言えばNo.1のサイトではないかとw
▼うたた寝して起きれば0:30。サイゼリア行って二組のカップルに挟まれて飯食って、コンビニ行って帰宅。途中まで打ち込んだシナリオ修正データが、壊れたPCから発掘できたので作業続行開始。
▼6:00、また寝る。日曜の待ち時間に話題になったドフトエフスキー論に宗教論、近いうちにまとめてみようかと思ってたり。



2004年03月21日(日) 事務的

▼日記がそうらしい。モンゴル男に言われた時は「おまえのが砕けすぎてるだけじゃー」と笑い飛ばしたのだけど、パパさんにも言われたのでちょっと考える。いや、ほんと、根が真面目なだけですよ。真面目なら毎日書けっていうけれど、それは几帳面。真面目とは違いますw
▼さていつから書いてなかったのだろうと遡ると、月曜から手付かず。あと一日遅れてたら丸一週間。あぶね。かといって、この一週間の記憶を呼び覚ますのは困難。スケジュール表見ながら思い出す。
▼月曜、A−12。きつくは無かったけど、今週一週間の悪夢の始まり。スケジュール決定で社内で言い争いをしたのを覚えている。「無理には三種類ある。一つは基本的に無理。二つ目が体力的に無理。三つ目が物理的に無理」、と自分では名言だと思うお言葉。「んじゃ、これは?」と示されたスケジュールを握り締め「物理的に無理じゃぁ〜」と叫ぶ。確か陽が顔を出した頃。
▼火曜、水曜の納品物と諸作業で大忙し、の割には夜に帰宅。引越しを兼ねた掃除をしながら借りたままの「風雲児たち」を再読。進みませんよ、片付け。ちなみに風雲児たちは面白い。掘り下げ方が実にいい。薦めてくれたモンゴル男も、最近は薦めるものとそうでないもののさじ加減がわかったようで。感性に訴えるものは、薦めても当たり外れ多いし。
▼木曜、A−12・P−24。急がしいっちゃ忙しいけど、家に帰れたしチェック段階任せちゃったし。ちょっと楽したり。その分、家でせこせこと掃除&シナリオ修正。「ドラマを」とか抽象的なこと言っちゃった。でも「ロマンチックに」と言われるよりは楽だぞw 原作変えずにロマンチック、かなりむずい。そのシーンが力を持っちゃうと原作ファンからは「原作と違う」と思われるだろうし、ちょうどいい「程よい空気のようなロマンチック」ってのは、当時の僕の力量ではかなり難しかった。尺無いし。そう思えば、今回頼んでいるシナリオも同じように難しいかも。既存のシーンを彩るセリフと描写。あ、これも付け加えとこ。
▼金曜、Ke−1とKe−2。つーか、今週は何回納品やればいいのだ。この間隔で作業入ると、身動きとれん。無理矢理帰るけど。帰ってPSXで初めて録画してみた映画を見てみる。氷の微笑。わーい、見たことあったー。確か運年前に池袋の文芸座で「ラ・マン」と二本立てという極悪なセットで見た気がする。そういえば、あれからしばらくして文芸座は休館して、復活したはず。復活してから行ってないなぁ。まだ1000円だったら活用のしがいがあるけど。ってことで文芸座のHPに行ってみる。なんか新とか付いてる。相変わらず節操の無いナイスな選択だ。でも、値段、高くね? そういえば確かこの日に、夕方にモンゴル男と会った。五・十日(ごとうび)前の金曜なので、道路混んでた。それでも今までの負い目があるのでせっせと出かける健気な僕。ついでに「太閤立志伝」を購入。あれ?木曜かも。パソコン壊れたの、確かこの日だ。
▼土曜、休みをもらおうとするがなぜか仕事。それでもなかば強引に昼過ぎに逃亡。家に帰り、掃除再開。あれ?録画した氷の微笑見たの、この日かも。もうわけわからん。んで、案の定ダウン。サッカーライフ、飽きた。中田に子供が出来ない。せっせこはげめヒデ。
▼日曜、チケット取ってもらっていたジャパンオープンに向かうため、駅前のスタジオへ。まったり道を間違えつつ会場に到着。第一回戦を見る。シードの無い大会は面白さ半分、話題性半分ですな。ブスタマンテいないし。一回戦終わったあたりでカレー食べて、二回戦の途中から観戦。なんと、エフレン・レイズが負けた。しっかし、上手いな。本当は映画の「ハスラー」みたいなノリを想像していたんだけど、現実は至って静か。ジャパンオープン自体が盛り上がりにかけるのかも。優勝賞金も150万くらいって聞いたし。うーん、外人選手は負けたら赤字じゃないか。とか言いながら参加選手の名簿を見る。学生時代の友人発見。思えば学校帰りにビリヤード始めるようになって、一人だけどっぷり浸かって、なぜかその道に進んだやつがいた。ここにいた。3.4年連絡とって無いかも。電話番号が替わったようで、別の友人にメールで送ってもらう。そうこうしているうちに準決勝も終わり決勝へ。上手いなー。上手くて眠くなってくる。派手なショットとか華麗なショットもたまにあるけれど、そんなショットを出さなくちゃいけない状況になることがダメなわけで。堅実に次の的球のためのポジションを確保することが出来るのがプロなわけで。正確です。正確すぎてだんだん眠くなってきた。つか、おい、副審も寝てるぞ。こっくりこっくり。副審つうか、ポイント代える人。おーい、起きろー、怒られるぞー。あーあ、案の定交代。
▼人の心配をしていると、下腹部に茶色い悪魔の気配。そういえば、腹の調子治ってないんだ。すんませんすんません、と席を立ちトイレへ。すっきりしてから売店で「ザ・ビリヤードA to Z ベーシック編」を購入。基礎知らんし。さぁて、戻って福家を倒したねーちゃん見るかぁ、と歩き出す。視界の片隅に見覚えのある人物。エフレン・レイズ。思わず売店のあんちゃんに「マジシャン、マジック、油性マジック!!」と意味不明の叫び。どこかなどこかなと油性ペンを探す兄ちゃん、腰を降ろすレイズ。急げ急げ。間に合った、買ったばかりの本にサインゲット。せんきうせんきうー。もう今日は、帰っていいかも。
▼男子優勝は夏揮凱(Hsia Hui-Kai)、女子優勝は高淑品(Kao Shu-Pin)。チャイニーズ・タイペイ恐るべし。プロの技みて、引き球以外も真面目に練習しようと心に決めるのでありました。目指せボーラード700―――夢の彼方。
▼池袋寄って会社に戻る。なーんか棚がどうこう言っていたので、ケチのつけようの無い状態に。しばらくしてジャパンオープンに出場した友人と連絡取れる。「どこまでいったー?」「予選一回戦負けー」。今度打つ約束を取り付ける。続けてお仕事。P−24・P−26・Ko−27・Ko−28の処理。おわんねー、3時過ぎたー。っていうかまだチェックできる状態にまでなってないー。まあ、それまでレイズのサイン眺めとこ。



2004年03月15日(月) 立派ご立派スリッパ

▼一週間近くも書いてなかった。別に恐ろしく忙しいわけでも……あったかも。とりあえず最終話の山場を頑張る。どうせ新番の山場が来るんだろうけど。
▼木曜、夜の新宿へ。といってもパパさんと喫茶店でまったりお話し。手に職を持つというのは大事ですな。自分の手に職があるかないかをちょと考える。資格という面では皆無。よって、通常の企業への就職はコネを除いて不可能かと。編集は校正記号をさっぱり忘れてるのでちょと辛い。誌面レイアウトも無理っぽい。コンピューターはハードの進化について行けず、これまた無理。ソフトのオペレーターとしてだと、AfterEffectかPhtoshopしかわからん。使ってりゃわかるだろうけど、即戦力外。手に職、って難しい。
▼会社に戻り、作業。一回目の山場終了。翌金曜。記憶になし。夜半に「ラジコン行こうぜ」の電話。うん、大丈夫。ってな電話のやりとりの直後、家路を辿る車中で飲み会のお誘いを受ける。すみません、帰って寝ます。
▼土曜、朝の8時には迎えに来るという約束はいつもの通り延長され、出発は10時を過ぎた頃に。サービスエリアでもたれる昼飯をいただき、目的地の加須サーキットに到着したのは12時。予備のバンドを3つほど親父買い。セッティング・再調整などとは無縁の初心者は、適当なタイヤを付けて走行開始。僕の走りを見て「あれから何回か来てます?」とのお言葉。上手い?上手い!!と調子付く。案の定クラッシュ。タイヤホイールに大きなヒビ。車体は右へ右へと流れるように。そこはそれ、壊す部分は予想がついていたので、タイヤは4セット持参。さっそくつけかえ、再走行。暖かくなってきたのか、タイヤの磨耗が激しいのか、なぜかドリフト。これはこれで楽しいかもー、とか走らせては見たものの、腕が追いつかず小破。今度はどこをやったのかなぁとみて見ると、メインシャフトのカップが真っ二つに。「珍しい所壊すね〜」ほっとけ。車を出してもらい、お店にパーツ購入。とりあえず数回壊しても大丈夫なだけ買い占める。戻り、他の部分にはわき目も触れずに修理。再び走行。とりあえず勝負しようということなので、アクセル全快走行。早い早い。コーナーでドリフト、そしてスピン。いやぁな音を立てて再び小破。今度はユニバーサルシャフト&ジョイントカップの破損。よくよくみてみるとダンパーにもヒビが。今日はここで終わり。帰りに考えうる部分のパーツを複数親父買い。メインシャーシさえ買えば、もう1台マシンが組めそう。
▼夕食を食べて会社に戻り、もらったテレビを自宅に運んでもらう。ついでに購入したPSXも一所に自宅へ。買って来て貰ったサッカーライフをプレイ。思ったほど面白くない。というか、ロードと画面切り替えが遅い。そんなわけで就寝。
▼明けて日曜。今日は打ち合わせがありんす。自宅じゃないと出来ない書類関係の処理に手間取る。そんな中、打ち合わせの際に資料が欲しいとの電話が入り、なんとか処理を済ませて会社へ。メールをチェックするとシナリオの初稿が。さっそくプリントアウトして打ち合わせへ。遅刻。ごめんなさい。キャラクターデザインの詰めの話し合いと今後のスケジュールを話し、大体の作業の流れを再度話し合う。あとはいつものように他の仕事の状況や情報のお話し。早々と事務所に戻り、仮眠。起きて仕事。段取りの調整をしながらネットでスリッパを探す。いま使っているスリッパ(←)が汚れたので、前にドンキホーテで購入したマイフェイバリットスリッパ(↓)を取り出し使用してたのだけど、これが回りに大不評。取引先の人が受け渡しに来るときも、じーっと見つめられる。しまいには「そのスリッパを履いて人前に出ないように」と宣告される。酷い。……やっぱり、これじゃまずいか。歩くと、きゅっぽきゅっぽ鳴るし。



2004年03月09日(火) 今日は長いぞ

▼月曜の夕方、合同会議に出席。思ったとおりの展開に。百戦錬磨のつわものを相手にする場合、黙っているというのも策の一つ。情報を得るために話すことは合っても、自分からペラペラ情報を渡す必要は無いし。
▼戻り、ちょっとした作業の後に爆睡。気が付けば午前2時。書いてて思うのが、これ以降は火曜日の日記じゃないかしら、ということ。日付とか、まったく意味をなさない日記だったり。おうりゃ、っと午前中に仕事を終わらす。仕事自体が2回に分かれたので、その間は信長三昧。レベル上げって、なんでこうも単調なんだろう。
▼amazonで物色していると「蘇るPC-9801伝説 永久保存版」月間アスキー別冊が目に入る。懐かしい。思えば一番長くお世話になった機体がPC−9801VM21。中学校1年生から高校卒業までの6年間。途中X68000PROに浮気をしたりもしたけれど、それでも98がメインだった。X68、難しいし。収録されているBio_100%のソフトに懐かしさも膨らむ。蟹味噌とかdepthとか、アホのようにやり続けていた記憶も。
▼あまりにも懐かしいので、会社のみんなに教える。当時のパソコン事情、約1名を除いて誰も知らない模様。じゃあなにやってたのさ、の話にファミコンの話題へと移行。ファミコンと言えば「燃えろ!プロ野球」を真っ先に思い出す。んで、燃えプロと言えばバントホームラン。そして悶えろ!!モエプロゲッターズ。ふつふつと湧き出る記憶の数々に、現存するものを見出そうとEMUSICAに行ったり、MAGやらISHやらLHAやら、果てはKAJAさんの行方を追ったり。懐かしい。んで、懐かしさも芋づる式に過去へ過去へ。
▼パソコンとの出会いは小学校1年生。父親がおっきなダンボールを抱えて帰ってきた。大中小3つの箱。そこにはPC−6001の文字が。よくよく見ると「家族みんなでパピコン」とか書いてあったけど、知らん、パソコンでいい。当時はフロッピィディスクでは無くて、カセットテープ。フロッピィディスクも存在はしてたけど。ローディングの際にレコーダーから聞こえる「ピー、ガーピピィー」の音は新鮮。FAXの音とほぼ一緒。付属されていたN88BASICを眺めたり、つまんないゲームやったり。子供ながらに目の前のパソコンをなんとか活用できないかと考える。ちなみに父親は早々に挫折。この頃に小説に出会っていたので、図書館はよく利用していた。小説のコーナーから実用書のコーナーへ。そこで目にとまった「マイコンBASIC」(電波新聞社)。ゲームだ、ゲームだと借りて帰ってきたものの、そのままでは遊べない。姉から暴利な値段で生テープ買い、プログラムの打ち込み開始。最初は100桁ほどのものから始め、1000桁のものに。試行錯誤と失敗の繰り返しの末に、ゲームが動いた時は感動的だった。死に物狂いで打ち込んだゲームが面白くない時もまた、別の意味で感動的だった。
▼PC−6001の栄華は余りにも短く、もしかしたら栄華なんて無かったような気もする。やっとの思いで手に入れたソフトはPC−6001Mk2用だったり。MSXなんてぱそこんじゃねぇやぁ、とかいいつつもソフトの充実ぶりに嫉妬したり。はや二年が経過し、マイコンBASICから6001用の記事が消え始めた頃、初めてファミコンと出会う。量販店で1人並び、お年玉で買った。買ったはいいけどソフト買う金は無し。友達になんでもいいから貸してと泣きつく。テニスとかベースボールとか。翌年、やっとの思いでスーパーマリオ購入。第1次ゲーム廃人時代。しかしそこは養われの身。即効でダメだしをいただく。算数・国語・理科・社会。5段階で平均が4を切ったらファミコン没収の宣告。せめて体育も入れてと懇願したが、即却下。転落というのは早いもので、次期の通知表に親は阿鼻叫喚。待たれよ母上、平均すれば4以上。平にご容赦を。しかし、アヒルさんを目にした母上にそんな言葉は届くはずもなく、ファミコンは家の奥深く隠されることに。まあ、2日も経たずに探し出し、隠れてやっていたわけだけど。それも数日中にはばれて、ファミコンは強制的に里親の元へ。さよならマリオ、ピーチ、そしてクッパ。8−4まで行きたかったよ・・・・・・。
▼中学に入ってすぐに、父親が再びダンボールを手に帰宅。PC−9801VM21の登場である。曰く「これからの時代はパソコンだ」とのこと。とてもPC−6001の存在を忘れた人の言葉とは思えない。でも、それは僕にとって好都合。案の定、半年もせずにパソコンのことなんて忘れ、早々にマイゲームマシーンにはや代わり。第2次廃人時代の幕開け。近所にパソコンショップがオープンしたこともあって、そこで「ロマンシア」を購入。不便だったのはファミコンのようにソフトの貸し借りが出来なかったこと。周りにパソコンを持っている友人はいたものの、みんなPC−8801だったりFM77AVとかだった。小説を単に読み物としてでは無く、自分で書くものと考えるようになったのもこの頃。苦楽を共にしたのは一太郎ver3。花子はどうでもいい。まぁお話好きだったのでゲームの傾向もRPGとかアクションではなくADVに移行。お世話になったのはリバーヒルソフトマイクロキャビン。リバーヒルソフトは硬派なJ・B・ハロルドシリーズで。マイクロキャビンはめぞん一刻やうる星やつら、セイレーンといったらいとでポップなシリーズ。マイクロキャビンとの別離はXakが出た時。「そういう事はファルコムにやらせておけばいいんじゃ」と思ったものだ。ってか、学校の近所が高橋留美子さんの家だったから、なんとなく買ったのがきっかけだけど。そういや、らんまに出てくる制服、うちの制服だったな。
▼平行して小説の好みも変わる。太宰に三島に坂口安吾、罪と罰やら暗夜行路。とりあえず名の売れたものに片っ端から飛びつく。生意気な中学生もはたと気づくわけです。楽なの読もうってなわけで、栗本薫にアガサ・クリスティ、ハインラインに吉川英治。とにかく何でも読んだ気がする。
▼流れを戻してパソコンに。中学を卒業する頃には1年上の先輩に「パソコン通信やろうぜ」と言われ、パソコン通信に手を出す。モデムにしようか音響カプラーにしようか、真剣に悩む。映画「ウォー・ゲーム」で主人公がカプラー使ってるのに憧れてたので、とりあえず金もって秋葉原へ。ああ、店に行ったさ、それをなんだい「いまどきカプラーなんて使いませんよ(ぷっ」って。いや、確かにあそこでカプラー買ってたら中々悲惨な人生歩んでたと思うけど、お客に「ぷっ」ってなにさ。時は1990年代初期。おりしもバブル絶頂の時代。秋葉原もバブルの真っ只中で、店員も店もサービスなんてあってないようなもんだった。黙ってても売れるもん。そのしっぺ返し、いま来てると思うよ。という苦い事を思い出しつつ、モデム購入。あわせて「まいとーく」も購入。今じゃFAX用ソフトだけど、昔はパソコン通信用のソフト。さて、念願かなってパソコン通信開始―――したのは高校入ってから。いざ先輩に連絡取ろうと思い立つが、あまり親しい間柄でもなかったので電話番号すら知らない。ダメだこりゃ。ってなわけで、自分で好みの草の根BBS探しの旅に出る。電話代を考えれば東京BBSが一番いいのだけれど、無料回線1つだし、Q2回線しようしたら親に張り倒されるし。で、足を伸ばして埼玉の草の根BBSに。
▼埼玉のとある草の根BBSを根城とし、小説のSIGOPになったり。1年程すると有料化の波が訪れる。お金ないので活動の拠点を移す。同じ埼玉の草の根BBS。3つの草の根BBSが仲良く寄り添っていたので、3つ全てに加入。第1期パソ通廃人時代の幕開け。すでにその頃になると「電話代がなぜか高い」「おまえは夜な夜ななにをしてる」と注意され、挙句にはパソ通禁止令。夜、親が寝静まったのを確認すると、自分の部屋のドアを静かに開け、暗闇の中をほふく前進開始。息を殺し、暗闇に目が慣れるのを待って、電話のモジュラージャックを引き抜き、もと来た道を戻る。ドアを閉め、一息つく間もなくジャックをパソコン背面のモデムに差し込む。WTERMを起動し、廃人どもの宴に参加。小学校の頃と何も変わらない。同じようにバレる。そこはそれ、すでに高校生なのでバイト代からいくばくかの電話代を支払い、黙認を得る。
▼高校生活もある意味満喫。登校はいつも大名登校。夜な夜な明け方近くまでパソコン通信をしてるのだから、毎朝きちんと登校するなどとうに諦めている。駅前のミスドで朝食代わりのセットを食べながら、優雅に読書。昼休み近くになってから店を出て、学校へ向かう。4時限目が終わっていない場合は生徒会室に直行。役員権限でカギを開け、なぜか置いてあるファミコン開始。この時、燃えプロとの出会い。バントホームランは一生忘れません。成績はそりゃあ、落ちました。というかすでに失墜状態。まともなのは体育の成績ぐらい。主要教科唯一の砦である国語は、出席日数が足りなくなるという始末。よく卒業できたもんだ。
▼もうこの頃まで来ると、大して昔というイメージが無い。当時のパソ通友達とは今も付き合いがあるし、同じ会社の山ちゃんにモンゴル男もパソ通からの付き合い。今でも年末には当時のみんなで集まって忘年会。人と人との出会いの場がネット上に移行したというけれど、僕から見ればそんなもんは10年以上前からあったわけで。おまけに今の仕事をするようになったのも、東京BBSで兄さんに会ったのがきっかけだし。
▼ここまでを思い出し、自分の今の立ち位置にパソコン通信がおもいっきり関係しているのだなぁとつくづく思う。社長交代しても、した相手が兄さんだったりするし。感慨深いのか、因縁深いのか。とりあえず、今度は別のラインから昔を思い出してみよっと。
▼「ライオンハート」恩田陸/新潮文庫
もしかしたら今回、昔話を書いてしまった理由はこれかも。時間を超えたラブストーリーと言っていいのか分からないけど、多分それ。どこを面白いと思うのかは人それぞれで、個人的にはラブストーリーや時間という部分ではあまりピンとこなかった。唯一無二の作品とも思えない。それでもこの作品が秀作の部類に入ると思うのは、恩田陸の計算された構成と読者の導き方。いくつかに分けられた時代とシーン。始めの1つを読み終える時点である程度の仕掛けに気づく。気づかされる。で、同じ仕掛けをもう一度仕掛けてくるのだが、読者が気づいたことを想定して、別の角度からその仕掛けを利用する。1回、2回、3回と仕掛け自体は固定しているものの、読者が知恵を付けた事を上手く利用して物語の見せ方を変えていく。読んでる側からすれば「今度はそう来たか!!」と思わずにいられない。繰り返される出会いを色々な楽しみ方で描く。読者を置き去りにした色々を描くのならいくらでもできるのだろうけど、今その時その場所を読んでいる読者が何を考え、何を読み取っているのかを計算した上で、それを効率的に利用している。ニクイよ。得てして妙な哲学や思想が入り込んでくる内容なのだけれど、読み物の面白さを崩さないようにぼかすところはぼかしている。ぼかしがもどかしいと感じるときはあるのだけれど、読み終わってみればこれが一番じゃないかと思ってしまう。何から何まで読者を知り尽くしている。お見事。巻末の解説は梶尾真治氏。サービス精神旺盛な解説なのだけれど、本作を読み終えた読後感にそのテンションが来るのは、ちょっと、その、体力持たないよw



2004年03月07日(日) あれれ

▼なんで会社にいるのかしらん。思えばケチの付け始めは帰宅時間からだった。昼前には会社を出て帰宅し、掃除やらを始めるつもりだった。現実は家に帰るのが億劫になり、2時間遅れの14時に。これじゃいかん。予定通りの休日を満喫してやろうと、コンビニに寄って飲み物を買い、ついでゲーム購入の為にショップへ。いざサッカーライフ。どこもかしこも売り切れ。ツイてない。仕方が無いので前に買ったなんかのゲームを代役に予定を遂行しようと思ったり。
▼自宅に戻ると、冷えて澱んだ空気が充満していた。そりゃぁ、4ヵ月近くも帰らなけりゃ澱むよなぁ、などと思いつつ掃除開始。ふと、視界の片隅にPS2。どのゲームにしようかなと物色。あるわあるわ。買ったは良いけど手を付けていないゲームの数々。とりあえずその中から一枚をチョイスし、起動。きゅるるるる。回るCD、定まらない視点……あれ?テレビどこ?ってか、無い? テレビは事務所移転に際してあげちゃった事を思い出す。テレビ無きゃ、ゲームできない。予定が音を立てて崩壊。売り切れは、ある意味ラッキーではあるかも。
▼致し方なく掃除を続行。机やらテレビやらイスやらを運び出した惨状跡地はすさまじく、やってもやっても進まない。致し方なく隣の部屋の本でも片付けようと足を踏み入れる。途端、なにかにつまずきパイプベッドへダイビング。ミシッという嫌な音は記憶から削除し、家主をつまずかせた物体に目を落とす。案の定、本の山。一番上の一冊を手にとると「書く人はここで躓く」という小説作法本。オチにもなりゃしない。
▼ある程度人の存在できる空間を作り出し、掃除途中に発見したリモコンで暖房をつける。ぬくい。ぬくくなったら眠くなるのが人体で、ソファーベッドを倒し、有り余る布団をふんだんに使って寝床作成。いそいそと潜り込む。なんたる快適さ。明日の朝まで寝ちゃる。1・2時間後、携帯に着信。無視。再度着信。無視。再々度着信。負けたよ。いざ電話に出ると書類もらってなーい、とのお言葉。そうだ。その書類の作成も兼ねて帰ってきたんだ。そういや帰ってきてすぐに作った記憶が。月曜に渡そうと思ってたけど、晩御飯を兼ねて待ち合わせすることに決める。電話の着信履歴を確認すると、全て別件のようなので、それも一緒に処理。そこらへんが終わった頃には待ち合わせ時刻が目の前に来ていたので、いそいそと家を後にする。
▼ある意味予定通り。24時を回った頃に居酒屋へ。お久しぶりですー。という方も一緒に三人で食事。結局仕事の話に。情報も色々お聞きし、まったり気分を満喫していると「突発の仕事なんだけど」と会社からの電話。本来3日かかる作業を一日でやって欲しいらしい。やるけども、僕のセクションの仕事は一番最後なのですよ。前のセクションの段取りを決めてから電話かけてきてたもれ。電話切る。再び着信。「どんな段取りとれば良いですか?」。うりゃー、自分のセクションの段取りくらい自分でだんどれー。電話切る。再び着信。もういいよ。どちらにしろ最初のセクションでこれだけ時間取られるので、もうその段階で時間ギリギリだから、納品形態をこっちに切り替えるのを了承してもらって、チェック時間を調整して、はい、こんな感じで。ふぅ、とため息と共に電話を切ると、夕食を共にする目の前の二人から「大変だねぇ」のお言葉。ヤバイ、この方々は発注元の方々だった。うちの会社の段取りの悪さを見せてしまった。ささ、もう一杯。酔って忘れておくんなまし。
▼「管理職向いてるよ。だって、気になって放って置けないでしょ?」それはあれですね。才能ではなくて性格上向いてるということですね。でも嫌です。「一介のシナリオライターでげす。お仕事おくんなまし。げへげへ」と、便乗営業。とりあえず名刺代わりに作品名の話になると「あぁ、俺その作品やった」と思いがけない一言。するってぇと一緒にお仕事してたわけですね、と会話に花が咲く。お互いの担当話数が一緒だったら気づくけど、担当話数が別だと演出とシナリオライターはあんまり顔合わせないからなぁ。でも、奇遇奇遇。
▼最初に注文した豚キムチがもうもうと煙を上げて卓にのった頃には、すでに満腹グロッキー。遅いよー。仕方ないので折り詰めにしてもらって持ち帰る事に。帰ったらふかふかのベッドで眠るのだー、いいでしょー。まだ仕事が残ってる人に自慢、してたら嫌なこと思い出す。日付変わって本日月曜、各社合同会議。すっかり忘れてた。というか、本来は無かったはずなのに突発で発生した例の課題について話し合う臨時会議。くっ、うちから出席する人間を変更するの間に合わなかったやつか……。ってなわけで帰社決定。暖房と電気つけっぱなしの自宅へ戻り、さらに忘れ物をしたために居酒屋へ戻り、ぐるぐる回ってやっと会社。まずはさっきの電話の段取りの件で注意して、今後の段取りを徹底してもらう。それからこちらとしての対応策を伝え、各々がある程度の判断材料を持ち、各セクションで処理をするように伝える。あと、伝票はここに置いて。どこかにやらんといて。
▼会議の時間を調べると16時から。微妙なお時間なので、納品関係の処理を段取って、いなくても問題ないように整理。家帰ってふかふかで寝たいなぁ、とか思いつつネット徘徊。なべっちのHPに立ち寄る。ピタ。あれ、なんかこの話題、つい最近目にしたようなしないような。つか、昨日の日記の愚痴とかみ合うぞ。偶然か、はたまた運命のいたずらか。いや、なべっちのいたずらだ。そう思って読むw。「人としての弱さがみたい」。うん、わかる。んでもでも、無理に隠す必要が特にあるとは思わないけど、無理に弱さを作る必要も無いと思う。ただ、難しいのは「もっと弱さを見せろ」という人たちに対して。昨日の「涙の一つや二つも見せれば可愛げがある」という人たち。この要求、限度が無い。最後には、泣きじゃくりながらゴメンナサイってすがりつけ、とか言い出すし。求めるものが際限ないのは問題。あと、ギブアンドテイクの関係は僕は好きw。もちっと掘り下げると、お互いが意識せずにギブアンドテイクの関係を成り立たせる状態が好き、って感じ。打てば響く間柄。ここら辺は付き合いの長さだったり相性だったりが関係してくるから、いつ何人に対しても有効な関係ってわけじゃない。殊人間関係においても、何がきっかけで問題が発生するかわからない。問題が作った亀裂が入りやすいのがギブアンドテイクの部分だったりする。いつも天秤の片方に傾いている関係では、支柱がもたない。言うなればギブアンドテイクは支柱を維持するためのふり幅で、行ったり来たり。まぁ、この「ギブアンドテイク」という考えが好きか嫌いか、ということ自体が「ギブアンドテイクをどう見ているか」なのだから、対峙するかのように見える「好き派」「嫌い派」も突き詰めると一緒だったりする。弱さにかんしても一緒だね。こういうのって面白い。
▼そんな事を書いてると、別の部署の人がやってくる。千本ノック開始。はぁはぁ、全部取ったぞ。次、こっちが打つからな。あ、こら、逃げんな。攻守交替、ギブアンドテイクじゃ。
▼なーんか、ハイデガー思い出した。もっとギブアンドテイクの内容に即した思い出すべきものがあると思うのに、なぜか。気遣い(Sorge)こそ現存在を現存在たらしめる存在、っていうやつ。こういう他者との関係とか、もっと広義で言えば世界との関係。ギブアンドテイク直接ではなく、そういった事を考えること自体、なぜかハイデガー彷彿。まったく、周りでハイデガーハイデガー言うから。一時期、萌えキャラの口調といわれて「……にょ?」しか思い浮かばなかったのと一緒だ。そういや「だっちゃ」とか言って「あんたには萌えの何たるかがわかっていない」と説教されたりも。とりあえず、テイクされた事に気づかない人はギブの底なし沼なので、それに気づいたら全速力で逃げます。そして、ギブした場合はありがたーく、美味しく頂きます。my格言「ギブもテイクも納得の上」。
▼しかし、納得してて今日までの日記書いてたら、あたしゃマゾですな。



2004年03月06日(土) まだ会社

▼ってなわけで、脳内旅行はあくまで脳内で終わり。昔はもうちょっと行動力があって「行くど!」と思ったらちゃんと行っていた。それが今じゃ「行こうかなぁ」で終わってしまう。気力の低下って行動力やら決断力やらにもろに響く。もともと持続性の行動力は持ってないので、その反発というか反動やらで瞬時の行動力だけはあったつもり。今やそれも失われつつある。思い立ったら即行動。思い立ち自体があやふやな思い立ちだから性質が悪い。
▼それでも今日こそは家に帰って掃除をしようと思い立つわけで。この思い立ちは強制力を帯びているんで大丈夫かと。夏休み最終日の宿題に似てる。行動力とか持続力とか考えると、小学生のときに親が買ってきた石の置物を思い出す。そこには彫り文字で「根性」と書かれていた。根性とか忍耐とか、そういった類のものとは、とことん愛称が悪かった。大抵のものは大抵の所が出来てしまうので、そこで良しとしてしまって長くは続かない。たんに人としての欠落部分かなぁ、とも考えるけど、物事に固執するほど愛着をもてないと言うのが自分の感想。「石に噛り付いてでも」という事を考えるより先に「噛り付くほどのものでない」という結論に達する。いま思えば、その決断の大半が諦めにも似た逃げだったのかもしれない。
▼さすがにこの齢まで来ると「石に噛り付く」に値するものもちらほらあるわけで。譲れないものと言ってもいいかも。んで、大なり小なりもひっくるめて考えると、普通の人は譲れないものを結構持っているのではないかと思う。そんな事を考えながら、自分にはどれくらいあるのかなぁと思い巡らす。やっぱり少ない気がする。ストライクゾーンのど真ん中だけが自分にとっての譲れない部分で、内角低めや外角いっぱいいっぱいとかは、別に気にしない。とりあえずファールで粘って様子を見る程度。別に試合を投げてるわけでも無く、プレイスタイルがそうなんだけど、人から見ればそれは「馬鹿にしている」と見えるわけで。自分としてはど真ん中に球が来るように色々やっているのだけれど、ストライクゾーンに入った球に対してしゃにむに向かって行かない、というのがやはり「馬鹿にしている」だそうだ。かと言って、ストライクゾーンの球をしゃにむに振ったように演出して「馬鹿にはしてません。当たらないだけです」と演出するのも違うような気がする。まぁ、ストライクゾーンの球を空振りする可愛らしさを持ててれば、またちょっと違った人生を送ってたかもしれない。天然での空振りでも、演出での空振りであったとしても。ただ、それが出来ない。そしてそこが、相手投手からすれば「勝った」と実感できない行為なので、腹が立つ。でも実際、勝負としては勝ってるんだからいいじゃん。実感なんてものを相手に要求するのは、結果ではなく経過を重要視して、それによって自己を維持させているに過ぎないと思う。「涙の一つ二つを見せた方が可愛げがある」なんてものを付加価値として求める人は、「泣いてもらうのではなく、泣かせてみせる」ぐらいの意気込みがあって欲しいと思う。小さい頃から「ウルトラマンは最初からスペシウム光線を打てばいいんだ。それで負ける怪獣が悪い」という考え。ほんっと、小さい頃から可愛げないなw
▼合理主義も行くところまで行くと洒落にならないから気をつけねば。憧れるのは、現実の世界で飄々と戦場を行きぬく人。僕なんかは前述の通り、出陣するかしないかのどちらかなんだけど、いつ如何なる戦場にも赴いて、生きて帰ってくる人。戦場行くけど後ろのほうで丸くなってる人じゃダメ。ただ生きて帰ってくるだけじゃなくて、ある程度きっちりした戦果を必ず上げてくる人。そんなゆとりと実力を兼ね備えた人間になりたいと思う。
▼さて、思うだけで努力しているかはかなり微妙なわけだけど、人生長いんでゆっくり行きます。それに、今この時の考え方やものの捕らえ方というのにも固執していないので、明日はどうなるかわかりません。心に哲学をもつ重要性と、間違っていると感じた場合にその哲学を否定できる重要性、というスタンスが好き。そこがど真ん中に当たるのかも知れない。
▼なんで朝っぱらからこんなこと書いているのか。久しぶりに浴びた朝の光に脳みそ溶けたのかしらん。つか、本日日曜日の予定は以下の通り。家に帰る。ちょっと掃除。必要な書類の作成。どっかでサッカーライフっていうゲームを手に入れる。やる。やり倒す。やり倒してやり倒して、疲れたら寝る。夜、誰か誘って晩飯&軽く飲みに行く。寝る。翌日月曜の出社。とりあえずそんなとこ。



2004年03月05日(金) ぷっつん

▼色々あるのかあったのか、とにかく色々ありまして、幸か不幸か本来のポジションに落ち着くことになりそうです。社内体制の変更に伴って、僕のポジションが微妙だったのは確か。代表なんだけど代表じゃなくて、代表じゃないんだけど代表。わけがわかんないけどそんな感じ。異なる二面があると、どちらに対してもメリットとデメリットが発生するわけで。新代表から職権として預かり、こちらの手元にあった諸般が、気に食わない人がいるわけで。はなから分かりきってる事だったのだけれど、事これが「ここは権利もって、こっちは持たないで、このケースは持って、このケースは持たないで」などという都合のいい権利の持たせられ方は仕事に支障があるのであります。権利=責任なので、都合よく中途半端に行ったり来たりさせられるのなら、あたしゃいらないよ、ってな状況。というわけで、後は任せたよ。
▼なんでしょう。外部からはわからんのでしょうけど、僕は社内きっての穏健派(マジ)なので、強硬派と勘違いしているグループの方々は、穏健派が手を引いた状況をどう見るか。後になって内部で穏健派活動を頼まれたって、やってやんね。自らが招いた種じゃ、心して刈り取れい。さあ、いざこの状況になってみて自分自身のメリット・デメリットを考える。デメリットは暇になること、メリットは暇になること。ぶっちゃけ、仕事が減って給料はそのままなのだから、メリットの方がでかい。エストニア行けるかも。
▼もう少し現実的に考えてみる。2泊3日くらいでさくっと行けて、ビザの必要の無いところ。中国以外。香港辺りが手近かも。ビザはいらないし、さくっと行けるし、英語使えるから買い物もOK。香港を第1候補で。3月10日〜15日位の間で2泊3日。行ける方、連絡求む。一人はいやん。
▼翌5日。朝からNTTの工事。これで三回目のような……。んで、今回も結局次回に持ち越し。というか、連絡では翌6日に最終工事をするとの事。山ちゃんにお任せしてとんずらを決め込む事にする。昼過ぎになれば月曜まで時間が空くので、とりあえずぶらり一人旅を模索中。「泉屋博館」の春季特別展が開催されているので、そこまで足を伸ばせれば最高。んで昼には山椒鰻茶漬けなんか食べて、散歩がてらにさしこ茶屋寄って、お泊りは嵐山弁慶。お金ヤバイならお宿しずかでも。いいなぁ、脳内旅行。
▼さて、大人しくラーメンでも食べて本読んで寝よっと。



2004年03月02日(火) やっぱ肉

▼早朝、よく考えたら最近の銀行は24時間やっているのだと気づき、用意を整え外へ。なんか凄い冷え込み。また体調を崩すと洒落にならないので、一度戻って着替える。万全の体制。いざ銀行へ、と歩くのだったがなにかがひっかかる。忘れ物はなさそうだし、一体―――あ、振込み出来ないや。ATMはなんだかんだと限度額決まってて、それを超えるものは窓口じゃないとダメだった。朝6時、とぼとぼと元来た道を帰るのでありました。
▼仮眠。気づけば13時。いそいそと銀行へ出かけようとすると、信長の野望onlineを買う人と、昼ご飯を買う人がいたので車を出してもらう。銀行はそれほど込んでいなかったのだけど、なんでも14時以降の窓口での振込みは翌日扱いになるらしい。良かった、余裕もって「明日明後日」と伝えておいて。帰りに肉を買って帰社。
▼戻り、月末の請求書作成を行おうと思ったら、まだ必要なデータが来ていない。これはやらなくていいということでは、と思ったり。もう催促するのも疲れたので、とりあえず出来そうなところだけ処理しておく。仕事が薄い。春番との切り替え時期だから、仕方が無いのかもしれないけど、どの作品も初っ端からスケジュール狂っているのじゃないかしら。なんてことはすぐ忘れ、とりあえずもう一度寝る。起きれば20時。信onの音が聞こえてくる。すでにLV3に到達したらしい。マシンを占領されているので、遅い昼食を取ることに。肉。野菜なんか知らん。魚も忘れた。肉ウマー。ご飯と肉だけを食べてたら、山ちゃんが買って来てくれた野菜ジュースを思い出したので、一応飲みきる。体にいい事を始めると、体に悪いことがわかったので、もう無理は止める。
▼22時、信on開始。一人でせこせこと経験値集めをしていると、個人会話が入ってくる。送られてきた会話の内容が内容だけに、一瞬ストーカーの存在が頭をよぎったが、知人のモンゴル男だという事が判明。やっと始めたらしい。これまたLV3だったので、二人で経験値集め。途中、何人かが合流し翌2時まで続行。その頃にはいい加減、データも手元に来ていたので請求書作成開始。あーこの会社前回の支払いまだ来てなーい、とチェックしながら2月の請求書と年度売上げの推移表を作り終える。だりー、だりー。と唸り声をあげつつ、再び信on開始。朝6時。廃人っちゃあ廃人だな、これは。



2004年03月01日(月) 反動

▼なにか忘れてるなぁ、と思ったら振り込まなきゃいけない支払いを完全に忘れていた。慌てて銀行が閉まる前行って、ギリギリセーフ。行きは車で落としていってもらったからいいけど、帰りは徒歩。なんでも明け方は雪が降っていたそうで、吐く息も白く病み上がりにはこたえます。会社に戻ってしばらくすると、電話。もう1件支払いが残っていたらしい。請求書を期日までに出してもらわんと、対処できないです。
▼仕事らしい仕事はほとんど無い一日で、それすらも明け方には終わってたもんだから、銀行行く以外にはやることが無い。かといって出歩くほど体調も良くないので、大人しくWEB素材作り。白が目に痛い、ってことを改めて思い知らされた。文字の栄える色。ディスプレイ上に映る長文テキストが疲れることなく読める配色は無いものかとネット徘徊。ここを見つけて読んでみる。なるほどなぁ、ためになるなぁ、でももうちょっと突っ込んで配色サンプルのサイトを作ってくれてたりすると最高だなぁ、とかわがままを漏らす。結局、白基調でちょっと明度を落としてごまかすことに決める。
▼WEB素材はほとんど終わって、さあ.htaccessの設定でもしましょうかと手を付けてみたのだけれど、これが大苦戦。弾くのは前に散々やったけど、ユーザー認証は初めて。絶対パスの書式が場所によって違う。そこがよくわからず、悩みに悩んで4時間。ホストのQ&Aに書いてあったときはやめようかと思った。さて、今度はCGIの設置。既存サービスの掲示板やらチャットやらをインストールしてみてなんとなくだけど理解した。正確には理解した気になっていた。結局泣き言を漏らしてなべさんに全部やってもらう。感謝感激。おまけに細かい変更の仕方やら使用にあわせた変更やらのご教授と手ほどきを受ける。結論「わかんね」。面白のだけれど、CGIのソースいじってると、ゲームのスクリプト思い出して、そこからさらに過去のいやぁな事まで思い出してどっと疲れる。自慢じゃないけどスクリプトがあまりにも面倒で、その作業がゲームのシステム的にはまったく報われなくて、いい加減うりゃーと力技をしたことがある。
▼ADVゲームなんかでは「フラグ」というのがあって、プレイヤーがそのフラグを立てていく事によって先に進んだり、途中の経過が変わったりする。あそこで○○を拾ったフラグを立てないと、××では扉が開かない、とか。恋愛ゲームなんかだと「好感度」とかいうパラメータフラグがあって、選択の良し悪しで足し算引き算される。各ポイントでその数値を読み、数値にそったチャートに流れていくといったもの。どんな複雑なゲームでも、結局はフラグの組み合わせ。まあ、この組み合わせが複雑だったり、組み合わせの面白さがあればいいんだけど、中を覗いてみるとそうでないものが沢山ある。酷いのが、最後の帳尻合わせ。最後の最後でフラグを立てて、そこから各エンディングにまっしぐら。プレイヤーもそれをわかってるもんだから、その選択肢の直前でセーブして、別のエンディングを見たい時はそこからやり直す。若かったんだなぁ。それだけじゃないけど、そういうのがイヤで「ああそうですか、頑張って作っても最後の最後だけですか、さいですか」と、スクリプト改変。ゲーム始めて10分もしないうちに発生する選択肢で、全てが決まるふざけたフラグを作る。おまけに「わたしのこと好き?」なんて関係ありそうな選択じゃない。発売して少しして攻略とか出回って、その時は叩かれたなぁ。
▼今じゃ初っ端の分岐で最後まで一直線、なんてのは珍しくもないし叩かれもしない。ユーザーさんもフラグ立てで苦労するより、とっととお話し進んだほうがいいと思うようになったんだろうか。フラグ立てとか攻略の面白み、好きなんだけどなぁ。作る側としちゃそんなもん好きだと苦労するだけだけど。そんなわけで、スクリプト見ると嫌なことしか思い出さないので、今じゃフローチャートにしてスクリプターにお任せ。といっても、随分とその仕事もやってないような気がする。
▼チャットで設定を教えてもらっていると、先月の請求書作成に必要なデータがやっと手元に渡ってくる。1日早くもらえたら最高だったのに。ふぅ、とため息をつくと背後から一言。「○○の会社に振り込んだ?」
▼最近ミス多いなぁ……。


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