あふりかくじらノート
あふりかくじら



 神秘、地球。

泣けた。

月と太陽と地球。すべてが圧倒的な奇跡でできている。雲がうつくしくかかっていた。

ものすごい静かで強いパワーを感じた。自分はこの星に生かされていると思った。



宇宙そのものというよりも、むしろ、宇宙の中に地球が浮かんでいて、大気があって、雲がかかっているんだということを強く感じて、感動して涙が出そうになった。


ここにこうして生きているって、ものすごいことなんだよね。

風の感触、雲の感触。少し陰ったそのすべての美しさ。



ほんとはよい子はしてはいけないんだけど、日食グラスなんてものは持ってなかった。そんな用意のいいタイプじゃないし、見る気もなかったから。


それでも、少し薄暗くなって、ラジオのパーソナリティが太陽がかけていく様子を興奮しながら語っていく中でどうしても見たくなり、部屋の窓から見た。


幸運なことに、雲が少しかかった太陽は、肉眼でも見ることができた。



日食グラスだったら、この色合いや大気の感触まで見えなかったかもしれない。

ほんとうに忘れられない、圧倒的な瞬間だった。



帰り道も、空を見上げて、うっとりとなった。
ほんとに素晴らしいことだよね。幸せだよね。


与えられた生を、まっとうしたいと思った。



これは、夕焼け。
今朝、日食を終えた太陽さん。

また、普通の顔をして沈んでく。














2012年05月21日(月)



 昔をめぐる、あたらしいはじまり。

いま、徳島県の山の中にきています。

昔はここに、祖父母が住んでいました。


二人がなくなって何年もたちましたが、古い家はまだ、ここにあります。


弟と一緒にきています。



子どものころとはちがう、この町とのあたらしい関係のはじまりなのかもしれないね。

そう、いいあっています。


山の緑がうつくしくて、ほんとうに気持ちがいい。



いま、このタイミングでここへきて良かったとおもいます。



この古い家は、東京の女のひとが購入し、すてきなお店をつくるのだそうです。


ちょっと、いろんなこと思い出し、かんがえています。



この時間が、ほんとうに本当に貴重なもののような気がするので、この気持ちを書いておきます。



2012年05月11日(金)



 ゴールデンウィーク終わりのひんやりした空気。

ものすごい雨が降って、やんで、降って。

それからうつくしい夕焼け空でしたね。


竜巻で、甚大な被害を受けてしまった土地があるようで、胸が痛みます。


なんでこんなにひんやりした雨上がりの空気ってうつくしいんだろう、と思います。


窓を開けたらほんとうに気持ちの良い風。


昔、中学生のころ、アラスカ州アンカレジに住んでいました。
あのときの、夏の終わりごろのひんやりした風の懐かしい感触を思い出しました。

住宅街の外は、まだまだ広くて低木くらいしかない土地がひろがり、その向こうに針葉樹の森がひろがって、ヘラジカが棲んでいました。

あの、すこし日が短くなって影を落とすような木立から吹いてくる風の感触。

東京都文京区で、そんな日のことを少し思い出しました。


ゴールデンウィークは、いろんなひとと出会ったりのんびり過ごしたり、とてもすてきな時間を過ごしました。


来週、少しだけ遠くへでかけます。




2012年05月06日(日)
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