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 DIARY...

やまもとあつこの音楽日記帳。毎日更新を目標にしています。

 

2006年06月30日(金)  テレビの音楽の録音
 揚琴をたずさえて、テレビのBGMに使う音楽の録音に行っていました。半日かけて8曲とりましたが、全て数日前に手渡された楽譜で、練習時間もほとんどなかったので、音符は見えるもののどんな曲なのか把握できないうちに録音が始まりました。でも一曲一曲合わせてみながら集中してやっていくと、頭に曲が入ってくれるもので、録音が終わる夕方には、それぞれの曲が自然とそらで歌えるようになっていて(というか頭にこびりついて)暗譜されてしまっているから、人間の能力って不思議なすごいものです。さらには集中しすぎたせいか、その夜には夢でまでその覚えてしまった曲をまた演奏していて手も動いているので、その日は2倍仕事をしてしまいました。
 モンゴルや中国の民族調な曲をレコーディングしたので、今後モンゴルや中国の出てくる番組で使われているかもしれません。あるいは全然関係ない番組で、突然揚琴の音がきこえてくるかも…。
 でも、私のところにいつ使われるかは全く知らされることないまま、今回の録音物は半永久的にテレビであちこちで使われるので、いつかテレビから揚琴の音が聞こえてきたら見つけた方教えていただけるとうれしいです。ヒントとしては笛や二胡と一緒にひいています。


2006年06月20日(火)  2つのコンサート
 17日、18日は、マリンバとヨーチンの、それぞれコンサートでした。どちらも素敵な民家をサロンにしたコンサートで、そのどちらも何と素敵なお家!
 17日はマリンバを持っていき、ソロの曲やききなじみある曲等演奏しました。マリンバがまるでその家の家具のようにしっくりくる空間で、音もとてもまろやかに響いて、ひきながらとても幸せでした。そして私の後ろは大きなガラスの向こうに素敵な緑のお庭が見えて、心の明るくなるコンサートでした。サロンコンサートはいっぱい私もおしゃべりしながら、お客さんと近く演奏できて、とても好きです。また演奏したい会場でした。
 さて18日は、桜の庄兵衛さんという日本家屋をギャラリーにした会場での演奏、この家にも感動しました。木造で天井の高いスペースなので、音がきれいによくとおり、民族楽器でもマイクを使わないでじゅうぶんに演奏でき、これも幸せでした。こちらもお庭がきれいで、なじんだ深い木の色合いにお庭の緑が映え、その中での民族楽器コンサート。いい空間でした。
 そしてどちらもそのお家に負けないくらいスタッフの方々が心あたたかく、また聞きに来て下さる方は熱心でとても音楽を愛していらっしゃる感じで、私も心から音楽をできてうれしい気持ちになりました。
 いいところで演奏させていただいた2日間で、この2つのコンサートで、音楽をやっていてよかったなあ、こんなに音楽を愛している人がたくさんいるんだからととっても励みになりました。
 演奏が続いていてへとへとモードながら、すごい元気をいただきました。ありがとうございました!!


2006年06月17日(土)  楽器をたずさえて
 揚琴をたずさえて、2日間白浜に行ってきました。大平洋のすぐそばの町。おとといは大雨だったので、雨とともに大平洋からの突風が吹き荒れていました。傘など役に立たない、歩いていても飛ばされそうな風雨、びゅうびゅう言っていてなかなかこわかったですが、演奏する建物の中では何ごともないような平穏な時間が流れていました。海がきれいな色で、遊びに行きたかったのですが、そんな時間もなく、帰ってきてしまいました。
 さて今日はマリンバのサロンコンサート。サロンというスペースでマリンバをひくのはとても響きが合うようで好きです。今日はどんな響きになるかな、と楽しみに、今から楽器を積んで演奏に行ってきます。


2006年06月14日(水)  人間の不思議
 最近演奏に行っても写真をとりそこねてしまって(余裕のないスケジュールのせいか…)、アップできないのが残念なのですが、9日は東京の市ヶ谷ルーテルセンターというところで、ジクール・アンサンブルのコンサートをおこなってきました。200人キャパながら、ものすごく音の響くホールで、マイクは使わず、揚琴はいつもどおりに弾くとうるさくなってしまい、かなりおさえたppでもよくとおったので、ここでまた弾きたいなぁ、と思うホールでした。アンサンブルの演奏は、何よりリハーサルが大事ですが、今回は新しい曲も多くて、心配でしたが、何とかうまくいったかなというものもあれば、まだまだ練ったリハーサルが必要だなと思うものもたくさん。終わってからのお客さんからの感想や意見もありがたくたくさんきいて、もっとがんばろう、と意欲がとてもわきました。何でもコンサートが終わると、どんなに大変であっても、次はもっといいコンサートを、もっといい音楽を、と思って次に向かいたくなるのが、あいかわらず不思議なところです。
 さてさて、東京から大量の楽器とともに車で帰ったその足で、一日3連演奏という強行スケジュールを組んであり、睡魔に負けないかと心配しましたが、やってみるとやはり演奏のある間は脳が覚醒しているらしく、いつもと同じ集中力で、道も間違わず曲も間違わず、一つ一つのコンサートができて、また改めて人間は不思議だと思いました。その3連演奏の最後に行った兵庫県の山崎町というところの菖蒲園が、またすごく美しいところで、澄み切った山の空気の中、菖蒲がいっぱいにさきほこり、カエルが鳴き、螢がとび、木々がざわめいている、というところの野外での演奏。弾いている自分がうっとりとしてしまうのをおさえるのが大変なくらいな素敵なところで、すっかり演奏旅の疲れがとれました。おいしい空気でした。
 明日からまた4日、演奏がんばります。


2006年06月06日(火)  今年のシーズン
 毎年6月くらいは演奏がとても多くなり、シーズンな感じがするのですが、今年もやはりそのようで、いろいろなところで演奏できてありがたいなあと思っています。今年は自分で企画しているコンサートやいろいろな方に聞きに来ていただけるコンサートも多いので、忙しさはさらに拍車がかかっていますが、その分やりがいや楽しさもひとしおです。
 さて明日からは5日間の間に東京公演もこなしながら6つの演奏会場にいって演奏するというとびまわりの強行スケジュールがあって、それなのに今日中に3つのプログラムを作成しなければならないという、頭の痛い日です。
 さあがんばります!


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