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 DIARY...

やまもとあつこの音楽日記帳。毎日更新を目標にしています。

 

2005年10月25日(火)  札幌公演
 10月19日は、学校公演関係で、北海道の札幌へ行き、Kitaraホールというすばらしいコンサートホールで中国楽器の演奏会を行なってきました。写真の通りのオープン型の本格的なコンサートホールで、響きも美しいし中もきれいで、また楽屋や舞台裏の設備や休憩スペースがとても整っていて、演奏者側からの要望をこれ以上みつけるのは大変というくらいいろいろな物がそろいにそろったホールでした。(楽屋専用カフェテリアとか、たくさんの鍵のかかるロッカーとか、さまざまな舞台設備とか)で、しかもそのホールは広〜い敷地の、芝生と木々や草花や川でできた公園の真ん中にあるという、絶好の地にありました。なので、演奏会が終わって、空港まで行くのにあいた時間を楽屋でみながつぶしている時、公園をのんびり一人で散歩へ。人も少なく、どこまでも緑と青空で、紅葉がところどころ見え、空気はからっと冷たく、とても気持ちのいい散歩にひたっていると、楽屋にいたみなから呼ばれ、まだ散策を続けたがる私に、草っぱらや羊にあえる所があるよ、という甘い誘い文句でタクシーに一緒にのっかってひつじが丘というところにつれていかれることに。行ってみたらまた、高台から草原や市街が見渡せるまた素敵なところでした。羊の写真は、その時撮影していたらにげられているところです。
 コンサートしにいっているだけなので、空港からホテルとホールという道のそばしか見られない所、慌ただしい一泊演奏旅行でした…。


2005年10月17日(月)  あっちにこっちに
 12日間ほど、演奏が毎日続いていたので、へとへとです…。遠方での演奏が多かった中、その合間にリハーサルやレッスンがつめつめに入っていて、楽器を積んでは移動、演奏、移動、リハーサル、移動、演奏、というスケジュールがくり返されていて、ようやくきちんと家に帰ってきた今日は、まずは寝ました。というのもつかの間、明日は北海道まで楽器を持って大移動です。
 名古屋、長浜、和歌山の小学校で中国楽器の演奏をしに行って子どもたちに接し、国際コンクールでモンゴルのヨーチンで伴奏をしたらソリストが一位と審査員長賞を受賞して、有馬温泉で連夜二胡と揚琴の演奏をして、神戸でマリンバで打楽器アンサンブルコンサート、と色とりどりの12日間でした。いろいろな共演者の方々、お世話になった皆様、ありがとうございました。
 有馬温泉は3日連続だったので、旅館に泊まって下さいと言われていたのですが、リハのなどが間に入っていたので一回も宿泊できず…。最後の夜にだけ温泉にゆっくりつからせていただいて来ました。そのまま旅館で寝てきたかったのですが、またも次の日リハのために夜中にがんばって運転して帰宅しました。
 明日は楽器運搬をがんばる日です。飛行機とレンタカーで中国楽器をごっそり運搬するので、明日はまず梱包を念入りにおこなうところからはじまりです。


2005年10月09日(日)  琵琶湖のほとりで
 10月6日は、滋賀県の長浜市への、日帰りミニツアー(?)でした。
 午前は長浜市の小学校で、改良されたお琴と中国楽器のセッションなるコンサートのリハをして、そのまま学校でコンサートだったのですが、この日は普通の芸術鑑賞会などのように全校生が整列して集まってきくというのではなく、その名も“ミュージックランチ”という定期的に行なわれているライブとしての演奏。子供達は給食を食べ終わると三々五々に体育館にかけつけてきて、演奏者を取り囲むように自由に座り、コンサートを楽しむというもので、とっても奏者と子供達が近い!音楽や楽器が大好きで興味津々という子供達が前列を取り囲み真剣なまなざしとのっている表情で聞いてくれていました。ミュージックランチ、いいですね。
 その後夕方にかけては湖岸を少し走って琵琶湖のほとりのホテルでそのメンバーで演奏。すごくよく響く会場で、お琴と中国楽器のセッションでした。全ての行程を終えて控え室に戻るとまさに夕日が沈まんとするところで、とってもきれいだったので写真におさめました。写真をとりおわって数分もしないうちに、もうすっかりしずんで太陽の姿が見えなくなっていたのには、びっくりしました。
 この日は電車だったので、長浜へ向かう田畑に囲まれた素敵な景色を眺めながらの往復でした。前回長浜で演奏した時も、同じく電車で行ったのですが、その時はちょうど突然の雪が降った時で、景色は一面の銀世界だったのですが、今回はその雪が全部ない状態で、みどりが一面に広がる、これもまた美しい風景でした。


2005年10月02日(日)  雨の中のモンゴル音楽演奏
 今日は、兵庫県西宮の、西宮北口駅前に新しくできた、とても本格的で大きな音楽ホール、兵庫県立芸術文化センターの誕生祭で、ホールの前の広場で昼からいろいろなコンサートやライブが行なわれていたのですが、その中でモンゴル民族楽器のアンサンブルで演奏してきました。今日は、オルティンドー、ホーミー、馬頭琴、リンベ、ヨーチンという5人編成。
 当日は雨がちらちらする天気だったのですが、私たちが演奏する時間には上がってくれていました。でも、その30分くらい前に、私たちが衣装に着替えに行っている間におそらくかなりの雨がふったようで、衣装を着て外に出て会場に来てみると、すごい湿気と水たまりでした。案のじょう、馬頭琴は2度くらい音程がさがり、なかなか調律のくるいにくい私の揚琴も、プログラム後半からは低音は1音以上下がって、調律のくるっている音を飛ばして違う音に変えながら弾くという状態でした。でも30分の演奏時間だったので何とか無事終了。。。
 秋からはこのメンバーで演奏する機会がたくさんあるようです。いろいろやりたい曲もあるので、楽しみです。
 さて、会場だった芸文センターですが、今日は外からしか見れなかったのですが、とてもかっこいい、まさに音楽ホールらしいすばらしい所でした。聞く所によると、中もすごくかっこいいらしい。早く中に入ってみたいです。


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