MIKI.PRUNEの方丈日記
DiaryINDEXpastwill


2004年01月28日(水) 朝の富士

 空気が澄みきった冬の朝には富士が良く見える。
 私がよくみる富士は、朝、出勤途中に橋を渡る時、
 正面に見える風景です。
 朝日が昇る時なので、赤く染まった富士が美しい。
 そんな富士を見られたときは、1日ラッキーな気分で
 いられそうです。

  
  今日の一首

   渡良瀬の 橋より望む 朝の富士 白き頂 赤く染まる

  


2004年01月27日(火) 三日月

 帰りの車窓より三日月が見える。
 冬に見る月は、何処となく寂しく見える。
 同じ月なのに、季節によって見え方が異なるのは、
 人間が勝手に思い込んで見ているからなのかもしれない。
 空に浮かぶ月は、何にも変わっていないよと
 言いたそうに電車と一緒についてくる。


  今日の一首

  暗闇に 三日月冴える 冬の夜 氷のように 冷たく映る

  三日月や 寂しそうに ついてくる どこまでも いつまでも  

  


2004年01月25日(日) 一筋の光

 今日、散歩をしていると雲のあいだから太陽の光が
 もれている風景に出会う。
 人それぞれに苦しいことや辛いことがあるが、
 そんな中にも一筋の光となって、明るい未来が
 見えてくる。希望や夢を持ちつづけたい。
 仕事がハードだけれど、やるしかない。
 
 (今日の空は何処かで見た気がしたが、書店で見た
  片山恭一著「世界中の中心で、愛をさけぶ」の
  表紙に似ているなと思った。)


  今日の一首

   一筋の 光となって 降りてくる 幸せという 希望のひかり

   ふるさとの 見なれた山河 眺めれば 気持ち安らぎ 明るいひかり 


2004年01月22日(木) 大寒のころ

 昨日が大寒。1年中でもっとも寒いシーズンに入っています。
 暦のとおり、今日の帰りに体感した風の冷たさといったら
 例えようもない冷たさです。
 「大寒寒波」は日本中をすっぽりと覆い尽くし、
 会社でも娘の通っている学校でも、インフルエンザにかかった
 人がいますし、甥は風邪をこじらせて寝ているとのこと。
 みなさん、風邪には注意しましょう。
 自分も注意しなくちゃ!
 こんな時は、温かな飲み物と暖かな気持ちが1番かな!?


 今日の一首

  大寒の 寒さ厳しく 身もちぢむ 暖かな言葉に こころゆるむよ

  寒い日に 体の芯を 解すのは ホットドリンクと 暖かな気持ち

    
 


2004年01月18日(日) 散策の日

 今日は吉澤記念美術館を訪れる。
 開館当初に訪れて今日が2度目です。
 混んでいた前回に比べると人も少なかったので
 のんびり鑑賞できてよかった。
 
 展示作品は新春にふさわしい華やいだ雰囲気の
 ある作品が並んでいた。
 なかでも富士を題材にしたものが目に焼き付く。
 また、板谷波山の彩磁呉州絵香炉をはじめ陶芸も
 すてきな作品が展示してあった。

 冬の庭園や秋山一帯の山の風景をのんびりと
 眺める時間もよかった。

 また夕方は、秋山川をぐるりとひとまわり
 散歩する。
 今まで気付かなかった家や庭を見ながら
 散歩する時間も心地よい。

 今日の一首

  秋山の 川の流れの 穏やかな 川面に揺れる 夕焼けの陽(ひ)

  秋山川 源よりいづる 水の精 清らかなる 雫もたらす

  

   

  
 
 


2004年01月17日(土) 寒き日に

 今日は朝から雲っていてとても寒い。
 天気予報では、ところにより雪も降るというので、
 買出しに出掛ける。
 寒い日なので、鍋物にしようと素材選びをする。
 春菊・白菜・えのきなどの野菜に豆腐・そして
 お肉にメインはカキにする。
 やはり、冬の寒い時期は鍋物であったまるのがいい。
 湯気のたつ食卓の鍋をつつきながら家族で食べる風情は
 やはり冬ならではと思う。
 (幸いこちらでは、雪も雨も降らずに済んだ。)

 今日の一首

  寒き日に 暖かな鍋 囲んでる コタツに並ぶ 家族の笑顔

  
  

 
 

 
 


2004年01月16日(金) 講習が済んで

 14・15・16日の3日間は、新しく導入した
 コンピュターシステムの講習会でした。
 
 今回、人事・給与システムを全面的にリニューアルしたため
 今までの操作の仕方と全く違うからです。
 オペレターの基本入力から検索・応用集計、そして、データ管理まで
 幅広い内容を毎日10時から17時までひたすら画面と格闘
 してきました。
 講師1人に受講生2人という恵まれた!?中での講習でしたので
 さすがに疲れました。
 しかし、人数が少ないため、わからないことや操作方法の間違いを
 すぐに教えてもらうことができたので良かった。

 これを月曜日から会社で実践しなければならないし、1月給与の関係や
 今月は源泉を各市町村や税務署へ提出する手続きが待っている。
 ハードな日々が続く。

  今日の一首

   戸惑いは 新しき機械の 進歩なり 使う人間も リニューアル

   真剣に 画面をみつめ 時間経ち 肩も頭も 凝り固まるよ

   隅田川 夜景をみながら 新年会 サクラの季節 待ち焦がれてる      


2004年01月15日(木) 解夏

 この「解夏」はさだまさしさんが書いた本です。

 昨日、この本を読み終わったのだが、とても
 感動した本です。
 いくつかの短編が納められているのだが、
 先ず、本のタイトルにもなっている「解夏」は
 主人公隆之が「ベーチェット病」に罹り
 視力を失う過程を描いた短編小説です。
 
 「失明した瞬間にその恐怖からは解放される、苦しか、
 切なか行ですたい。」

 「なるほど。失明した瞬間に『失明するという恐怖』
 から解放される、ということですね」

 「はい。その日がああたの解夏ですなあ」

  中略

 なあに、いずれ乳白色の霧の中に迷い込むまでの、
 俺は「行」を生きてやるのだ

 林老人の言葉はそれほど力を与えてくれた。

 小説のなかで、隆之と林老人の会話が出てくる。
 ここでいう「行」は隆之ばかりではなく、
 私たちひとり1人「生きていること」
 それは険しい道であり「人生そのもの」が
 行とは言えないだろうか?
 「行」を生きてやるのだは、私に当てはまると
 思った。
 
 「秋桜」(あきさくら)は、外国人を嫁にもらった
 農家の舅と姑そして嫁のこころの交流を描いた小説。

 「水庭の村」(みなそこのむら)は、幼なじみ
 純一と敦子の一途な思いがこころ振るわせる小説。

 サクラサクは、痴呆の父を介護する中で、バラバラの
 家族の絆が1つになって行く小説。

 どれも読んでいてこころを打たれた良い本でした。


 今日の一首

  きらきらと 冬の星座の 輝きと 同じように かがやく本よ

 


2004年01月10日(土) 新年会

 今日は、気の合う人たちとの新年会。
 私はこのメンバーで会うのが、とても楽しみです。
 何故なら、同じ年頃の子を持つ親の集まりで
 いろいろ子育て情報を交換できるからです。
 特に、父子の私にとっては貴重な意見を聞ける
 場なのです。
 これからもこのメンバーとの関わりを大切に
 して行きたし、この人達とは長くお付き合い
 して行きたいと思う。

 (お酒飲み過ぎたー。)


  今日の一首

  子育てを しながら育つ 自分あり 皆に助けられ 親業してる

     
 


2004年01月06日(火) 恋火を読んで

 「恋火」を昨日、一気に読んだ。

 小さい時に感動して聴いた曲に不思議な縁で出会い、
 未完成のままのその曲を作りあげるピアニスト健太。
 かつて、町で模様されていた伝説の花火大会を
 復活させようとする香夏子。
 この2人のはなしを縦軸として、ストーリーは展開
 され、最後に完成した曲「恋火」と花火とが横から
 繋がりをみせて、健太と香夏子が出会うところで
 この物語は終わる。

 花火は儚くもあるが、なぜか人のこころを捕らえるし、
 また、素敵な曲も人のこころをとらえて離さない。
 これらをうまくまとめあげた物語でした。

  今日の一首

  さわやかな ものがたりを 読み終える 余韻をのこし フェードアウト 
 
 
 
 

 
 


2004年01月05日(月) 初出勤?

 今日から仕事初めの人が多いと思うが、私は今日まで休み。

 娘の定期検査のため、病院に行ってくる。
 朝、丁度朝日が昇り始めたころ、埼玉にある県立小児医療センターへ
 向かったが、その朝日の輝きがきれいなこと!
 娘と2人、「きれい!!」と車の中で叫んでしまった。
 また、霜が一面の田んぼに朝日が降り注ぎ、白いもやが立ち込める
 風景は美しい絵画を思わせる情景でした。
 朝から素晴らしい冬の風景に感動しました。

  今日の一首

   朝もやの 立ち昇る 田園に 朝日かがやき 初春の息吹感じる

   朝もやの けむりたなびく 風景と 燃え盛るよな 太陽の美しさ    

   初春の もえる太陽 輝いて 瞼やきつく 美しき朝

     

         

   

 
 
 
 


2004年01月04日(日) 買い物

 イオン・ショッピングセンターに買い物に出掛ける。
 ここは、いつもながらの賑わいをみせている。
 
 娘が東儀秀樹さんのBEST盤CDと本を買い求めるので、
 わたしもついでに本を1冊買い求める。
   松久淳+田中渉著「恋火」
 映画化される話題の本らしいので思わず買ってしまう。
 どんなストーリーなのだかわからないが、
 今から読むのが楽しみです。

 帰りにみかも山の上に月が昇っているのをみたり、
 雪の男体山もきれいに見えた。


 今日の一首

  新春の みかもの山に 月いでし 万葉の里 やさしく照らし

  新春の 雪をかぶりし 男体の 雄大なすがた 憧れ見つめ

  新春の 澄み渡りし  大空に はばたけ鳥よ 夢をのせて

  *とちぎのイチゴ(PR)

  新春の 香りを運ぶ とちおとめ 甘くひろがる 赤い粒たち

   

  

    
 


2004年01月03日(土) こころも穏やかに

 正月の三箇日が穏やかなせいもあるのだが、
 こころまで穏やかに過ごすことができた。
 ゆっくりと見たり、聞いたり、考えたりする
 時間の有難さを実感している。
 
 散歩をしてきたが、西の空は赤く染まった夕陽と
 澄んだ空とが、とてもきれいでした。
 ちょっとしたこころの持ち方で、いろいろな物が
 見えてくる。
 このこころ穏やかな気持ちを大切にして行きたい。

 好きなアーティストの鈴木重子さんのプレゼンサに
 ♪ あなたのそばに ♪ 
 が納められている。

  あなたがそばにいると
  こころがあたたかくて
  世界中のなにもかも
  いとしくなる

  花は風にふかれて
  水はきらきらひかり
  鳥はいのちをうたい
  あなたがいる
  
  あなたに会うまで
  気づかなかった

  笑うあなたのうでに
  ふれるとこころが言う
  わたしのたからものは
  いつまでも いつまでも
  ここにあると

  こころ穏やかな今日にピッタリの曲です。


  今日の一首

   ゆったりと 時間(とき)は流れて こころまで
               やさしくなれる 穏やかな日々

    


 


2004年01月02日(金) 新しき年に

 穏やかな年初めが、今日も続いている。
 こんなにもゆったりとした時間を持った新年は珍しい。
 いつもなら厄除け大師の近くに家があるため、車が溢れ、
 隣、近所は臨時駐車場と化すわけです。
 つまり、例年ならたくさんの車と人が押し寄せ、田舎町が
 一時のにぎやかな町に変身しているはずなのだが、
 昨日・今日と静かな日々を送っている。
 喧騒な雰囲気が苦手なわたしにとっては、有難い年の初めです。
 また北関東では、この時期、北風が冷たく吹くのですが、
 この2日間は風も吹かず、余計に静かさを増幅させています。

 こんな素晴らしい年の初めを迎えることが出来た今年は、
 素敵な1年になるようにしたいものだ。
 それには、好きな音楽をたくさん聴いたり、素晴らしい絵画を
 鑑賞したり、また、素敵な本に巡りあえるようにして、
 常に心豊かに過ごせる年としたい。
 そして、素敵な人達との交わりの中から自分にはないものを
 たくさん吸収させてもらい、少しでも自分を高めて行きたい。

 今日の一首

  穏やかな 新春の陽(ひ) 降り注ぎ 輝く明日に 夢ふくらます

  静かなる 初春迎え 思い描く 果てなき夢を さがし求めて   

  初春に 蕾をひらく 花のよに 可憐な華と なりしあなたよ

    


   

 

 
 

 
 
 


2004年01月01日(木) 穏やかな元旦

 明けましておめでとうございます。

 今年のお正月はとても穏やかな日でスタートです。
 例年なら、風が冷たく吹く元旦が、今年は無風。
 この調子で、1年が順風満帆で過ごせたら良いと思う。

 わたしの正月は、朝日森天満宮への初詣で始まる。
 娘と2人でお参りをしてきました。
 今年は丁度、御神楽を見ることができました。

 「今、何を演じているのですか?」と宮司さんに聴いてみたところ、
 お神酒を神様に捧げ、四方のお払いをしているところだとの
 ことでした。
 また、宮司さんは演じ手や楽器を演奏する担い手が少なくなり、
 現在は4人しかいないので、心配だと言っておられた。
 昔から続いている伝統ある御神楽を廃れさせてはいけないと
 思った。

  今日の一首

   初詣 手を合わせては 願い事 我が思いを 神のみぞ知る

    

    


MIKI.PRUNE |MAIL

My追加