想い出の樹

2004年03月31日(水) 内田光子演奏会

私にとって内田光子のモーツァルトは、
この世のものとは思えぬほど美しく、
心の奥底に響き、語りかけてくる天上の調べ。

本当に感動すると放心状態になるものなのだと、
初めて知りました。
ぼぅっとして、日常の生活に戻るのが大変です。
あまりにも夢のようなひとときだったので。



2004年03月28日(日) ロイヤル・チェンバー・オーケストラ演奏会

最近懸賞に当たるのです。
この演奏会も懸賞で当たったもの。(=^・^=)
食品とかもいいけど、こういう景品いいなぁ〜〜♪

で、かなり若手ばかりのオケでした。
平均年齢が私と同じくらいか、それよりも下といった感じです。
一人一人が真剣に楽曲に取り組んでいる様子は、
見ていてとても好感が持てました。
演奏技術がかなり高かった。

でも・・・。やはり若いかな。
演奏がどうもつまらない。
指揮者の演奏の好みが私と違っているのでせう。
また、それぞれの演奏者のちょっとした呼吸や歌は、
まだまだ若いから・・・といった感じかな。

きっとこの楽団にいるメンバーは、
このオケでの活動でたくさんのことを学び、
そのうちもっと大きな舞台へと巣立っていくのでしょう。
なんかみんな若くて、
学生のオケを聴いているような気分になりました。
そういう意味で、ちょいとした刺激を受けてきたのでした。(=^・^=)

今週の水曜日は、待ちに待った内田光子の演奏会♪
これはもちろん懸賞ではありません。(笑)
o(^ー^)oワクワク!!
今、内田光子のモーツァルトを聴いてるとこ♪
早く生で聴きたいなぁ!!



2004年03月24日(水) 覚書

これから精進していきたいこと・・・。

・安定したテンポ感
・安定した姿勢
・安定した呼吸

結局は、「安定感」なのだと実感。
とにもかくにも、1年間でこなす曲数が、
今まではあまりにも少なすぎました。
あぁ、今のうちに気づいておいてよかった・・・。
気づかずに井の中の蛙状態になるとこデシタ。(^-^;A

とりあえず、これから4月4日までは
室内楽ステップ曲の準備をば。
モーツァルトのK254を練習しています。
それと平行して、ソレイユの連弾曲と伴奏曲数曲。
室内楽が終わったら、
ホームコンサート用のソロ曲も練習したいな。
(サン・サーンスのアレグロ・アパショナータの予定)

ソレイユの連弾曲は、
今回順子先生との連弾でいろんなことを学んだので、
それを生かして仕上げていけたらともくろんでいます。
まずは、原曲をよく研究せねば。(^-^;A

本当は、メンデルスゾーンのロンド・カプリッチョーソをやりたいんだけど、
これはソレイユが終わるまで、おあづけ・・・(T∇T)
ここ二日間ゆっくりと疲れを癒したので、再始動です。





2004年03月20日(土) センプレ・ヴィーヴォ演奏会

今日は自分の発表会がありました。
こんなに勉強したのって何年ぶりだろう・・・という感じ。
今まで自分がやってきたことの甘さを痛感しています。
本番は、やはり緊張爆発。(笑)
普段と同じようなつっかえ現象が出てしまいました。(^-^;A
いつかこのつっかえ現象を克服したいものだ。(T∇T)

小曲に取り組んでいたときも、
必ず人前で弾くと、このつっかえ現象が出るのです。
テクニック的に弾けなくて・・・とか、
暗譜ができていなくて・・・とかいうものではなく、
突然とんでもない不思議な箇所でつっかえるのです。
(手が勝手にその音を唐突に弾いてしまう・・・)
なので自分では対処のしようがなく困っているところ。
人前での経験を踏む回数が少ないからでしょう。
もっともっと自分に厳しく人前での回数をこなさなきゃ、
人前を楽しんで演奏できるまでにはならんのだろうなぁ・・とため息です。

曲への取り組みについては、
我ながらよくやった・・・と自分に言ってあげたい。
今までホームコンサートやクリスマス会の講師演奏、
La Musique du Soleilの演奏など、
取り組んできた曲がとても小規模なものばかりでした。
それはそれで、確かに勉強になったのです。
でも、それだけでは自分の成長に足りないことを、
今回痛感させられました。

順子先生には、終わった後何度も感激して感謝しまくったのですが、
こういう機会をいただけて、本当によかった!
学生時代というのは、弾いて勉強するのが仕事のようなものだけれど、
こういう仕事につくと、指導法など、
直接指導に関わることばかりの勉強になってしまい、
自分の演奏の勉強が甘くなってしまう。

今までそれほど甘いと思ってはいなかったのですが、
いやいや・・・かなぁり甘かったのだと実感です。
今後は、もっと大曲に挑戦していこうと考えています。
でもって、ここ5年くらい適当な練習に甘えていた自分にさよならして、
本格的に練習しまくろうと思います。

来年2月頃、またセンプレ・ヴィーヴォ演奏会を開催する予定です。
それまでに、とにかく精進しまくり、
少しでも成長した姿で舞台に立ちたいです。

当日いらしてくださった方、
応援本当にどうもありがとうございました♪

最後に・・・・
ソロは緊張しまくりだけど、
順子先生との連弾めちゃくちゃ楽しかったぁ〜〜♪
(ドビュッシー:小組曲)
順子先生、本当に本当にどうもありがとうございましたっm(_ _)m



2004年03月18日(木) 弾きっこ♪

今日千葉のY先生と弾きっこを楽しんできました♪
有楽町にある松尾楽器のスタジオ。
いやいや、スタインウェイのフルコンすごいっす。
座った瞬間に、「ながぁ〜〜〜いっ!!」(爆)
低音の伸びがあまりによくて、感動!
スタジオも設備がめちゃくちゃ整ってる。

あれだけの狭い空間にフルコンがあったら、
普通耳が痛くなるところ。
そこをちゃんと計算してあるんですよねぇ。
気持ちよい伸びを、心地よい音で楽しむことができる空間だったのでした。

で、私は本番前のテンペスト全楽章を。
Y先生は、いろぉんな曲で試し弾きしました。
これだけの低音だったら、この曲はどうだろう?みたいな。
ん〜〜、私も遊びの曲持っていけばよかったぁ〜〜〜〜!!

で、面白かったこと。
お互いにどんな基礎練習してるか教え合ったのです。
私が普段やっているコルトーの練習方法。
Y先生がやってるコルトーの練習方法。
ハノンの練習方法などなど。
で、めちゃくちゃ感心してしまったのが、ハノン。
ハノン最後の曲、Y先生和声の分析してある上に、
全調で弾けるんですよぉ〜〜〜〜!!びっくりっ!感動っ!

とにかく、すごすぎる・・・。
これってめちゃくちゃ努力が必要です。
先生の楽譜には、日付と調がガーっと書かれていて、
一時期その練習にとことん励んだ様子が伺えたのでした。
私の練習まだまだだわ・・と。(^-^;A

Y先生は、ピティナのコンペで審査員をなさっているのですが、
すべてのグレードを審査するとのことで、それらの曲全部弾くそうです。
今回の私のように、
1曲を仕上げる時間がなくて悲しいとおっしゃっていたけれど、
そこには今の私に足りないものがあるような気がしました。
私も本番が終わったら、やってみようかな。

そのほかにも、いろいろ刺激を受けてきちゃいましたよぉ♪
「僕はねぇ、こういう音にこだわっちゃうんですよぉ。」
スフォルツァンドの1音だったり、ハーモニーだったり。
あぁ、私ってそういうこだわりまだまだ足りないなぁ・・・。
Y先生のそういうこだわりを、とても魅力的ですばらしいと感じたのでした。

「今度はあのお友達も誘って、是非また弾きっこやりましょう♪」
と誘ってくれたので、さっそくnaoちゃんに連絡。(笑)
naoちゃん、今度は一緒に弾きっこY先生とやろうねぇ〜〜!
スタインウェイのフルコンで♪うほっ(=^・^=)



2004年03月15日(月) 友人の刺激

最近、naoちゃんの刺激がすごいっ!!
で、それが嬉しくて嬉しくてたまらない私。
私のコルトーがnaoちゃんを刺激し、
naoちゃんのハノンが私を刺激いたしました。(爆)

ここのところ基礎練習はコルトーだけだったのですが、
先日naoちゃんがうちでハノンをやっているのを聴き、
「え?ハノンってこんな良さげな練習あったけ?」と。(自爆)
最初の方は、コルトーの独立の運動で充分なのだけれど、
後半は、私がコルトーでまだ練習できない部分がたくさん入っていて、
魅力的ぃ〜〜な練習が満載なのです。

ということで、あれもこれも!!と思ったら、
基礎練習だけで1時間半かかる・・・・(T∇T)
時間が足らない・・・。でもやりたいぃ〜〜〜〜〜っ!!
ということで、今後はこのコースの短縮版を、
うまいこと作り出してやっていこう。

naoちゃんの本番の曲すごく素敵♪
私も聴いている人に「素敵♪」と言ってもらえる、
そんな演奏ができるようになりたいなぁ〜〜。
naoちゃんに足りないものを私が持っていて、
私に足りないものをnaoちゃんが持っているって、すごく面白い。

でもね、naoちゃん。
naoちゃんが持っているものは、どんなに努力してもなかなか持てないものよ。
私が持っているものなんて、あっという間に手に入れられるものだもの。
あぁ、感性をもっと豊かに育てたい。。。(T-T)



2004年03月12日(金) 風邪と気合

数日前から鼻かぜにかかってしまった私。
のどはいいんだけど、鼻はツライ!!
鼻の付け根あたりが、重くて重くて、
その上薬は眠くなるし・・・最悪です。

1年前の私だったら、
この風邪かなり長引くところ。
精神的にも弱い状態で、気合なんてなかったし。(自爆)
「風邪でつらい〜〜」という体の不調に流されてマシタ。

ところがところが、今は本番前。
そんなこと言ってられない。
レッスンも振り替えできるほど余裕のある日程が組めず、
とにかく振り替えずにがんばってレッスンするしかないっ!
でもって、空いている時間を見つけては、
練習せねばならず・・・・。

「だるくてくじけそぉ〜〜」と思っても、
本番を思うと、気合が入る。(笑)
ということで、普段だったらもっとひどくなってるだろう風邪が、
今はなんとか持ちこたえている状態。
気合ってすごい・・・を実感です。
この気合で、風邪をふっとばしたいところだなぁ。

あんまり無理しすぎても治らないので、
上手に睡眠や休みをとりながら、
なんとか体調回復させたいところ。
気合と体調管理で、がんばって乗り切ろう。(笑)

いやいや、ほんと病は気から。
気合が入れば、風邪も随分軽くなるものなのですねぇ〜。びっくり。
ここ数日入浴後のストレッチをやめて、すぐ寝ていたのですが、
体力の低下を感じ始めたので、
また今日からストレッチを開始しようかなと思ってます♪
ついでに腹筋と背筋も鍛えたい・・・。
(ピアノ弾くとき、体がブレるのデス。(^-^;A )



2004年03月07日(日) 最後のレッスン

本番を20日に控え、最後のレッスンでした。
いつも弾きっこをやっている会場で、
グランドピアノを使用してのレッスン。
最初の通し、とにかく緊張してしまって・・・・(^-^;A
うぅ〜〜む。本番までなんとか人前慣れなきゃなぁ。とほほっ

響きを聴きながらレッスンを受けることができたので、
とてもとてもよかったです。
この後、何回かこういう場所を借りているので、
その機会を1回1回大切にしていかないとっ!

もっと、聴いていてドキドキするような、
そんな演奏ができるようになりたいなぁ。
本番、集中してそういう演奏ができるよう、
今から準備を怠らないようにしよう。

それにしても、naoちゃんもこばこばさんも、
いい仕上がり具合だわぁ〜。
すっごい刺激を受けてしまいました。
私もがんばらねばっ!!



2004年03月06日(土) 弾きっこ仲間

音大時代、ピアノ講師の今・・・。
弾きっこ仲間をたくさん作れそうな環境に見えながら、
実はなかなかできない環境。
きっと、みんなそれぞれ牽制し合っている部分があるから。

なんでかなぁ〜〜、と不思議に思うのです。
で、いろいろ考えた。(笑)
お互いのよい部分を尊重し合えるかどうか・・・。
お互い尊敬し合えるかどうか・・・なのかな、と。
感性があまりにも合わなければ、それは無理だろうし。
牽制ばかりし合っていても無理。

お互い素直に付き合えるということは、
お互いの演奏をお互いに尊重し、
認め合うことができるからなんだろうな、と。

今、私はこういう仲間がたくさん欲しいと思っています。
何人かできつつあり、嬉しいところ。
で、そこにもう1人加わりそう♪
日記によく出てくるY先生です。
メールで私のことをよい音楽を求める「仲間」と言ってくださり、
私のお教室でやっているような弾きっこ仲間が欲しいと、
私をスタジオに誘ってくれたのです。

ということで、20日の本番前に、
スタンウェイのフルコン弾いてくるのだぁ〜〜やったっ!!
Y先生は、モーツァルトやハイドンなど、
コンペの課題曲になっている曲を練習しているとのこと。
ん〜〜、私ばっかりトクしそうな弾きっこだぁ〜。(笑)

Y先生の音色は、なんとなく想像できるんですよね。
レッスン見学へ行った時、
何回も生徒さんに聞かせてあげていたので。
とても丁寧に音を奏でる先生なのです。
私、そういう演奏が大好き♪

今年は精神的にすごく安定していて、
びっくりする程、自分に課することができる状態にあります。
まぁ、まだ2ヶ月しか経ってないけど。(自爆)
これがいつまでつづくか・・・。
できる限りつづけられる状態に持っていきたいなぁ。
とりあえず、課せるときに課しておいて、
貯金しとこぉ。(笑)



2004年03月05日(金) 集中力

あれから練習しまくり、第1楽章随分マシになりました。
テンポがしっかりしていると、一体感が出ていい感じ。

すべての楽章に言えることは、
細部をもっと丁寧に・・・・かな。
音色にしても、バランスにしても、ちょっとした音の扱いについても、
ところどころ目に付きます。(^-^;A

25分の曲となると、
あっちを気をつけるとこっちが出っ張って・・・みたいな。(^-^;A
バランスをとりながら曲全体を仕上げていくのが難しいです。
随分仕上がってはきたけれど、
本番当日一番よい状態に、
ちゃんと導いていけるのだろうか・・・ふあん。。。(T-T)

今日は久々にたっぷり時間が取れ、
コルトーに時間をかけることができました♪
やっぱりコルトーやった後は、指の動きが違う。
本番前、時間があるハズなので、コルトーやろっと♪

通しの練習は、随分身についてきた感じ。
あと2週間続ければ、なんとかものになるかな??
ただ、心配なのは朝イチで、まだ頭が冴えているときは、
とぉってもよい演奏ができるのですが、
レッスンの間とか、夜などに通しの練習をすると、
集中力が途中で途切れて、最悪になります・・・。

本番、3時過ぎなんだよなぁ〜〜。
それまでの過ごし方次第で、
本番の集中力も違ってくる気がしています。
ん〜〜、休みすぎても頭ぼけぼけしちゃうだろうし、
だからといって練習しすぎても、疲れちゃうだろうし。
コルトーあたりで集中力を高めて、
15分くらい部分練習して、
1回通しておしまい・・・くらいがいいかなぁ。

やっぱ、問題は集中力だな・・・(^-^;A 



2004年03月02日(火) テンポ感

今テンペストを弾いています。
本番は3月20日。全楽章通してMDに録音してみました。
ん〜〜〜〜〜\(T∇T)/

1楽章は、とにかく重い。
2楽章は、まぁまぁ。でも、出だしが悪い。
3楽章も、まぁまぁ。でも、出だしが悪い。

いずれも、共通しているのがテンポ感の悪さ。
常に悪いわけじゃないけれど、やはり気になる。
特にベートーヴェンはテンポがしっかりしていないと、
曲の統一感がなくなって最悪だ・・・。
録音するとそれが見事に表面に出ていて悲しい。(T-T)

一番どうしようもなく聞こえるのは1楽章。
タッチが重いのは、音の「伸び」だったり「響き」だったりを
無視して弾いていることが多いせいだろうと思う。
テンポ感については、1楽章が一番ひどい。(^-^;A
なんかなぁ。。。

2楽章と3楽章は、どうも出だしが落ち着かない。
気分転換がしっかり出来ていないせいだと思う。
3楽章通すって難しい・・・・。はぁっ

とにかく、私はテンポが崩れやすいタイプなので、
そこを何とか本番まで矯正していかなきゃだなぁ。
録音して、がっくり落ち込んだ一日だったのデシタ。
本番大丈夫かなぁ・・・・。ふあんだ。


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