想い出の樹

2002年06月22日(土) 第2回ホームコンサート

発表会なのに、何故ホームコンサートなのか?
4,5人の生徒しかいなかった頃、生徒を自宅に呼んで
お菓子やジュースを楽しみながら弾きっこしたのが始りなのです。
去年ちょっと増えたから近所のホールで、
自宅でやっていた延長線上のコンサートを・・・と第1回を開催。
今日がその第2回目でした。
今回はホームコンサートとはいえ、堂々と「発表会」と言えるような
そんなコンサートになりました。

知り合いの先生のお母様がお花をやっていらして、
100円均一で購入したコップに
きれいなお花を活けていただき、ステージに飾りました。
やっぱりお花があると違う!!
もうそれだけで発表会らしくなっちゃう。(笑)

こどもの生徒もだいぶ成長し、
生徒同士で連弾をさせてもいいかな、といったところまできました。
そこで、今回は全員連弾あり。
この連弾をする組で、ひとつのステージを作り上げることにしました。
それぞれ自分たちで曲順を考え、スピーチも考えて。

第1ステージは、こども二人のステージ。
知的障害の子で、ピアノレッスンはしていません。
そこで、会場を巻き込んでの面白いステージとなりました!
このステージが一番はじめにあったお陰で、
緊張がほどけた生徒さんもいるのでは?
会場からは「ブラボー」コール。
笑い声の絶えない素敵なステージになりました。

うさぎの耳としっぽをつけて、ぴょんぴょん登場し、
その後会場のお客さんの手拍子に合わせて靴磨き。
電車に乗って客席まで降り、「お客さん〜ご乗車ください〜!」
なんて会場を巻き込んだりと、とにかく明るく楽しいステージになりました。
お母様お二人が、とても協力的で、うさぎの耳もしっぽも電車もすべて手作り!

その後ピアノのステージへ移行。
お父さんとの連弾あり、お母さんとの連弾あり、
教室でお友達になった人との連弾あり。
客席から笑いがこぼれるようなスピーチもあり、
始終和やかなコンサートになりました。

スピーチした後に、演奏なんて緊張しちゃうじゃない・・なんて思うけれど、
やってみて思ったのは、
かえってその方が緊張せず楽しんで参加できるのでは?ということでした。
会場がとても和やかな雰囲気になるので、
今回は緊張せず楽しむことができた、と言ってくれた人が多かったです。

こどもたちのステージでは、大きな「ブラボー」という声がひびきわたり、
みんな盛大な拍手をもらっていました。
残念だったのは、休憩後大人のステージになったとき
ひとつも「ブラボー」がなかったこと。
原因は、お客様が入れ替わっていた・・・ということにありました。
聴いていたこどもは恥ずかしくて声が出なかったのでしょう・・・。(笑)
次回は休憩後、もう一度メッセージカードのことと
このブラボーについて説明しなきゃな、と反省。

全体としては、和やかで明るい素敵なコンサートになったのではと思います。

コンサート後、大人の生徒たちで打上げ。
みなさん、こちらでははじけまくって・・・。
スピーチでは「わたくしたちは・・・・」なぁんて気取ってたはずなのになぁ〜(笑)
弾きっこ大会ならぬ、飲みっこ大会なんてものがいつのまにやら決定し、
日取りと場所まで決めちゃってたりして。
本当に和気藹々とした楽しい打上げとなりました。

このお教室のこどもたちは、本当に幸せだなぁと思います。
大人の生徒さんたちが、みなさん自主的で、そして明るくて。
こどもたちにも優しく接してくださいます。
この大人の方たちが、
中嶋ピアノ教室の雰囲気をよくしてくれ盛り上げてくれてる。
それを実感します。
大人のメッセージカードよりもこどもがもらうメッセージカードのほうが
ずっとずっと多いのも、
この大人の生徒さんたちが、たくさんメッセージを書いてくれるからです。
そして、こどもの成長をよくよく見てくれている。。。
メッセージを読むと、そんな暖かい眼差しを感じます。

今回は、知り合いの先生であるTOMOE先生に写真とビデオを、
そして岡田先生にはお花の件でお手伝いしていただきました。
本当にありがたいことです。
お互いに助け合い、応援しあい、刺激しあっていける仲間がいるって
とてもとても幸せなことだなぁと思います。

あぁ〜〜〜〜楽しかった♪



2002年06月18日(火) 学んだこと(やる気を引き出す方法)

生徒のやる気を引き出すって、なかなか大変です。
ある程度楽譜が読めるようになった子へのレッスン、
私はこのところある程度のところまでは、
家で練習して弾けるようになってくるように、
といった方法をとっていました。
まぁ、これは私が受けてきたレッスンでは当たり前のことだったのですが、
すべての生徒に通用するものではありません・・・ね。

それほど難しくないところは、ある程度弾けるようになってきます。
でも、何度も何度も粘って練習しないと弾けるようにならないようなところは、
なかなか練習してきてくれない・・・こんな子がいます。
レッスンで弾けるようになると、練習してきてくれるようになる・・・。
弾けるようになるための練習なのだけど、
先が見えてこないと、練習する気力が生まれてこないのだと思います。
やったってできっこないよ、そんな風に最初から諦めていると、
その部分面倒で練習する気にならないんですね。

生徒によっては、
まだまだレッスンで一緒に練習することに重点を置いておいたほうが、
伸びる子がいる・・・ということ。
どうして練習しないの?と責めるのではなく、
この子が一人になったとき、ピアノの前に座って練習する気になるところまで
レッスンで付き合ってあげる。
他の子よりも進みが遅くなるし、時間もかかりますが、
それぞれのペースがあっていいじゃないか・・・・・
ピアノとの付き合い方、いろんなスタンスがあるのはこどもも同じ。
今更そんなことに気づきました。
最近学んだことのひとつです。

最近学んだこと・・・・もうひとつあります。
なかなか生徒に目標を与えるコツが掴めなかった私。
今回ホームコンサートを「目標」として与えることに成功しました。
たくさんの人からメッセージカードがもらえるといいな。
こどもにとって、たったこれだけのことでも大きな目標となります。
また、お母さんと連弾することによって、
お母さんに教えることのできる自分を発見し、
自分に自信をつけてやる気になった子。
年齢の近い子と連弾をすることになり、その子とお友達になることによって、
やる気が芽生えた子。
今回のホームコンサートは、
こどもたちに大きなやる気を与えてくれたようです。
ただ、ホームコンサートを開くだけではなく、
それを利用して、どのように目標を与え、自信を与えていくか・・・
このコツを少し掴めたような気がします。



2002年06月11日(火) オトシンクルス

眠れないので、日記を書くことにしました。(^_^;)
熱帯魚のお話しは先日しましたが、
私が苔取りように飼っているオトシンクルス。
せっかく苔取り用に飼ったというのに、
全然苔を取ってくれません。(T_T)
葉っぱや樹に吸い付いているだけで・・・。

誰か原因の分かる方・・・
是非お教えくださいませ。m(_ _)m

あぁ、苔取りようの道具買ってこなきゃなぁ〜。


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中嶋 [HOMEPAGE]

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