想い出の樹

2001年12月23日(日) 合同クリスマス会

今日はTOMOE先生のお教室と合同クリスマス会をしました。
電車で10分くらいの場所にサロンがあり、
大人の生徒さんに子どもを引率してもらいながらの移動。
子どもにとっては、その道中も楽しみとなったようです。

1年間ためまくった景品の数々!!
「毎年こんなにたくさん景品があるわけではありません。」
といいつつ、今年は一人になんと2つも景品が!
なんとも贅沢なクリスマス会となったのでした。

私のお教室は生徒数が少ないので、
今回のような大規模でワイワイガヤガヤといった雰囲気の
クリスマス会などはできません。
少人数だと、みんなおとなしくなってしまいがち。
今日帰り道生徒がみんなで仲良くワイワイやっている姿を見て、
このクリスマス会が生徒たちにもたらしてくれたものは
本当に大きいなぁ、としみじみしてしまいました。

私にとっても一人でやるより心強く、いいこと尽くし!
これもお互い気を遣わなくていい関係にまでなっているからなのですが。

こうやって地元の講師同士仲良く交流ができるのは、
本当にすばらしいことだなぁと思います。
ピアノ講師にとっても、生徒にとっても、
井の中の蛙にならないよう気をつけることができますし、
刺激を受け合って、お互いを良い方向へ導き合うことができます。

そしてなによりも、音楽をともにすることのできる人との出会いがあります。
この出会いが、音楽のある生活を豊かにしてくれるのですよね。
これからも音楽のある交流の場を、生徒たちにどんどん提供していきたいな。



2001年12月21日(金) 自信のない子

もともととても器用なのに、
最初から「できっこないよ」と諦めてしまう子っていませんか?
私の生徒に一人いるんです。

他の子に比べると、すぐに出来るようになってしまう器用な子。
それなのに、すぐに無理だよ、と口にしてしまう。
もったいないなぁ、と思います。
ほんの少しがんばれば出来るものなのに。
その子は、確かに理解力は遅いんです。
たぶん学校で周りの子に比べたら勉強が遅れているのでしょう。
そういったことから自信を失っているのかもしれません。

今日も、もうほとんど弾けているのにも関わらず、
「クリスマス会まで間に合わないかも」などと弱気を発揮。
ほとんど弾けてるのに!!
レッスンしていくなかで、どうにか自信を取り戻してもらったのですが。
どうやら「間違う」ということに対して、必要以上に不安になるようです。
「間違ったらだめなんでしょ?」
「当日間違えたらどうしよう」
などといったことばかり口にします。

間違えるなんて誰にでもあること!!
それよりも、音楽することを忘れないで!!
そんな思いを伝えるレッスンになりました。
レッスンが終わり、「できる!」という自信を取り戻してくれ、
ホッとしていますが・・・・。
これって、繰り返すんですよね。

以前にも同じようなことがあり、
今現在弾いている曲に対して、不安ばかり募ってくるんですね。
もうほとんど弾けているのにも関わらず、です。
2,3カ所必ず間違えるところがあって、それが原因。
それだけで不安になってしまうのです。
一緒に部分練習をして、少しできるようになると「できそう!」と
顔が明るくなるんですね。
少し難しい曲になってきて、今はこの繰り返しです。

最初は、最近難しい曲になってきたからなのか、とか
負担をかけさせすぎてるのかな、などと思ったりもしたのですが。。。
どうやらそれだけではなさそうです。
何か他に原因があるのか?

この子、以前は電子ピアノだったんです。
しかしある方からアップライトピアノを譲ってもらえることになり、
今はアップライトピアノで練習しています。
ところが、「6時までしか弾けないから、練習できない」と。
今までの電子ピアノは置く場所がなく、人に譲ってしまったそうです。
塾も週に2日あるため、本当に練習できないのだということがわかり・・・。
最近の自信のなさは、練習できないという思いからくるものなのかもしれない、
と思うようになりました。
消音を取り付けるのは簡単ですが、経済的に難しいため、
とりあえずTOMOE先生のHPで見つけた発砲スチロールを薦めてみることに。

彼女の自信のなさが、どこからくるのか。
少しずつ観察して探っていかなければならないな、と思っています。
この消音効果が彼女の自信を取り戻させてくれればよいのですが。。。。
もともと弱気なところのある子なので、
それだけが原因ではないかもしれません。
救われるのは、この子がピアノを大好きでいてくれて、
ピアノを続けたいと思ってくれていることです。
この思いを大切に、見守り続けていきたいなぁと思います。




2001年12月10日(月) ざぶコン(ライブ)

昨日、7時間ぶっつづけライブというものに行ってきました。
もともと気に入っているブリーズというヴォーカル4人グループが出るので、
前々から楽しみにしていたものです。
他にも様々なジャンルのミュージシャンが出演し、
たったの2000円。ありがたやありがたやm(_ _)m

ブリーズ以外に、いいミュージシャンを発掘できたらよいな、と思っていたところ。。。
いましたいました!!
まずは、Yae。独特の雰囲気があって、すっごい存在感!!
歌もめちゃうま。旋律もいろんな国を思い起こさせるもので、最高でした。
早速CDを購入。購入してから気づいたのですが、
母親があの有名歌手加藤登紀子なんですねぇ〜。
遺伝ってすごいです・・・(^_^;)

そして、もう一人。まだCDは出ていないそうなのですが、
様々なミュージシャンと関わってお仕事している人のようです。
西元寺哲史という人なのですが、すごいです。
会場をあっという間に彼の世界に飲み込んでしまいました。
スキャットなのですが、それだけではなく、
旋律もいいんですよねぇ。ギターと歌だけというシンプルさながら、
ぐいぐい引っ張り込まれる勢いのある演奏でした。
ワールドミュージックっていいですねぇ。

というわけで、昨日は二人もいいミュージシャンを発掘してしまいました。
ラッキー!!
昨日つくづく思ったのですが・・・・
やはりプロとアマの違いって大きいですね。
クラシックの世界も厳しいけれど、
あちらの世界も厳しいのだなぁと思ったのでした。

ジャンルを問わず、いい音楽はいいものですね♪



2001年12月02日(日) がんばっている友人

先日ニューヨークでコントラバスを勉強している友人に会ってきました。
彼女とは学生時代それほど仲が良かったわけではなく、
お互い存在を知っていて挨拶をする程度だったのですが、
私の親友が科目履修生として1年大学に残っていたとき、
親友が彼女と仲良くなり、
その伝手で、彼女の近況などはずっと聞いていたのでした。

バレエを習っていたことから、姿勢がとても良く、その上美人!!
彼女がコントラバスを弾いている姿といったら!!
と勝手に想像して盛り上がっていた私。
ニューヨークから1週間だけこちらに戻ってきているということで、
親友と一緒に彼女の家へ訪れ、
彼女がコントラバスを演奏する姿を見ることができました。
想像通り!美しかった!!絵になる〜〜!!
美しいってすばらしい。(笑)

また、演奏している時の、彼女の表情がとても真剣で、
なんだか心打たれてしまいました。

せっかくの機会。
初見で弾けるような楽譜を見せてもらって、
アンサンブルしてしまいました♪
以前から弦楽器とのアンサンブルをやりたいやりたい、と思っていた私。
とても楽しかった!一人興奮してしまいました。

彼女が私たち二人の発表会に出てくれる、
なんて気前のいいことを言ってくれたので、
ありがたやありがたやぁ〜〜〜と、
二人ホクホク顔で帰ってきました。
楽譜を送ってもらって、練習練習♪
次回は初見ではなく、もっといい状態でアンサンブルすることができます。
今からとても楽しみ!!

帰り道、親友ととても新鮮な気持ちで、
「なんだかすがすがしい気持ちだねぇ〜」
などと言いながら帰ってきました。
がんばっている人の姿って、やはり心打たれます。
そして刺激を受けるのですね。
私も友人を刺激できるような存在にならなきゃ!

出不精な私ですが、
こうやっていろんな知人に会って刺激を受けるっていいですね。
これからは、もっともっと外へ出ていって、
たくさんの刺激を受けよう!などと思っているこの頃です。


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