薬師丸：私にはもう宮藤官九郎さんしかいないと思っていて、一生ついていこうと思ってるんです。宮藤さんが私にくださる役は、結婚もしていないし、子供もいないし、殺人者でもない（笑）。そういう役は、宮藤ワールドの中にしか見つけられなくて。
阿　川：宮藤ワールドっていうのは最初どうでした？
薬師丸：『木更津キャッツアイ』は台本読んでも分からなかったんですが、現場に行くと、スタッフの頭の中にはきっちり完成図があって、誰も迷わない。撮り方ひとつにしても、カメラマンの位置にしてもそうだし。私たち役者はその中でついていくかんじです。ですから、待つということがない。

薬師丸：宮藤さんが私に言わせたら面白いと思って、わざと書かれる際どいセリフがあるんですけれども、私は宮藤さんの品性をすごく信じているんです。下品になりがちなことでも、目も当てられない下品さには決してならない。私の宮藤さんへの一番の強い思いというのは品性なんです。

　週刊文春 12月8日号／阿川佐和子のこの人に会いたい


TV、ウメ子。イシバシレシピ（尹流酢豚、ロイヤルパークホテル 皇苑）。なるトモ。
いま、月曜日の楽しみはなるトモの、黒田有。

Rina ｜MAIL

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