fantasia diary* 

ほどよくダラダラをモットーに。 
アコギをゴロゴロ弾くように。 

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2003年04月14日(月) なないろにおける白色

「似合わないと思うけど」
 至極何気ない口調でルックは進言した。
 花を手折りかけた手を止めて、スエンは一往復の呼吸をした。
「…」
 ルックを見やって、必要の無い言い訳を含む反論を喉の奥に飲み下すと、
 些か間抜けに開けた口だけが残った。
「…阿呆面してんじゃないよ…」
 本気で呆れたのかもしれない。
 少年はとっとと彼に背を向けて、首を鳴らすように傾げた。
 彼の指先には一輪の百合が、少年と同じように首を傾げていた。
 それはもう満開を過ぎ、熟しすぎた雄蕊がいくつか落ちて、
 花びらの淵、下の土に奇妙な黄色い彩を添えている。
 本当はこの花が、萎んで枯れて種をつけるまで
(とはいえ二人とも百合が種をつけるのか球根を残すのかなど知らない)
 見ていようと決めていたのだが、
 ここに長い間居すぎたので、という理由をつけて、
 彼らはつい先程、旅立ちの支度を済ませた。
 首を傾げ続ける百合の、その花弁には幾筋かの茶の筋が走り始めていた。
 もう何も落とすことなく、このまま茶色くなって、乾いて、
 僕らは土に還らない。
「家が欲しいなあ」
 彼は鞄を肩に背負い上げ、それから少年を眺めて云った。
「…どうせ住めないから、家はなくてもいいんだけど」
「そんな無駄な地面、買われた地面が可哀想だ」
 ルックは首を傾げるのをいつの間にかやめていた。
 彼はそれをし続けているつもりだったのかもしれないが、
 俯いているようにしか見えなかった。
「あんたの家は、あの家以外にありえるの」
「…ありえない」
 それきり何も云わなかった。
 だけど年月が、あの家の匂いも何もかもすっかり落としてしまっているのを、
 少年は純粋に悲しんでくれるように見えた。

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置き去りにしてきた声でも美しいでしょうか
そこから見えるなないろは綺麗でしょうか

いつの間にか眠り込んだ笑顔も今は
君のものになったのですか
思っていたより多過ぎた孤独や弱さ達は
速足で歩こうとする僕に絡みついた

でも等身大の僕の手が意外と大きく見えて
励まされ また歩こうとする

僕達は諦めと言う言葉に背を向け
明日の自分を追いかける
だけど本当は口にしちゃいけないけど
明日に逃げるのは間違いだと言う

この道は長く険しくも儚くて
夢の様だと誰かは言う
僕は忘れていた感情を今
思い出して戸惑いながら歩いてる
僕はこの道を歩いてる 明日の自分を追いかけて
だから今 君の目に映るなないろが
綺麗なのか知りたかったよ
僕は誰にも負けないから
君の声よ美しくあれ

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なんか最近こう、この短い、意味も価値もないようなのを書き散らすなあ…
明日は実習講義です。もういい、素で6時半まででもいい。
明後日は昼まで寝てられるんだから…!!(健康診断)
……健康診断、皆嫌だって云うんですけど、私別にどうでもいいよ…
体重とかさー誰も見ねえよなあーなんつって。うーん。
忘れてカップラーメン食っただけですけど。あほでいいよ私。

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