心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2008年05月26日(月) 見られて恥ずかしいもの

まだまだ新居のネットは接続できていません。それどころか、まだパソコン用の机の置き場所すら決まっていません。はたして会社から無事に雑記が更新できるのかどうか。

さて、引っ越しの際に、AAメンバーを二人にお手伝いをお願いしました(わずかではありますが日当つき)。お二人ともAAスポンサーの頼みは断りにくかったやもしれません。引っ越しの日は雨の予報で、ずぶぬれになりながら引っ越しという最悪なパターンも考えられたのですが、朝には雨もやんで、午後には炎天下で汗を流しながらの作業になりました。

引っ越しは部屋の中身という「極めて個人的なもの」を他人様にさらさなければなりません。見られると恥ずかしいものをいっぱい見られてしまうわけです。その中で、最も見られて恥ずかしかったのは「親子関係」でした。母が引っ越しの手伝いに来てしまったのです。

もともと引っ越しの日は、朝に別の用事がありました。母は市の美術館で行われる展覧会に毎年油絵を応募しているのですが、その日が絵の搬入日でした。引っ越しはこの日に決めたからと母に伝えた時の母の第一声は「私の絵はどうなるのよ!」でありました。いやだから、朝一番に絵の搬入に行ってですね、それから引っ越しですよお母さん。ちゃんと息子はあなたのことも考えてますから、心配しないでください、だからそんなにいきり立たないで。という感じでありました。

で、僕の車で母と母の絵を美術館まで運び、受付の手続きを済ませたところで別れ、母はそのまま自分の車で自宅に帰ったものだとばかり思っていました。が・・、その母が引っ越しの最中に「せっかく近くまで来たんだから、顔を出さないわけにはいかないよね」と来てしまったのです。呼んでないのに!

というわけで、僕は僕の親子関係をAAメンバー二人に見られる羽目になってしまいました。こんなに恥ずかしいことはありません。ええ、たとえ夫婦関係をAAメンバーに公開することになったとしても、これほど恥ずかしくはないでしょう。しかも、引っ越しの殺伐とした雰囲気という本性が出ざるを得ない場面です。どこかに逃げ出したい、あるいは「帰れ」と言いたい、そのどちらもできないままにぐったりと疲れました。

でも人手が一人多いのは助かりましたし、みんなの昼飯代も持ってくれたりして、助かったことは事実です。だいたい、引っ越し当日は義父母が法事で一日いないから、などと情報を漏らしてしまった僕が悪いのです。顔を合わせたくない義父母がいなければ、母も心理的障壁がなくなるでしょう。来て欲しくないなら、その件は伏せておけば良かったのです。こちら側の掃除をするならばそうなります。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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